JPH10170211A - 位置検出装置及びレンズ位置制御装置 - Google Patents

位置検出装置及びレンズ位置制御装置

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JPH10170211A
JPH10170211A JP33317896A JP33317896A JPH10170211A JP H10170211 A JPH10170211 A JP H10170211A JP 33317896 A JP33317896 A JP 33317896A JP 33317896 A JP33317896 A JP 33317896A JP H10170211 A JPH10170211 A JP H10170211A
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JP
Japan
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magnetic
reference signal
magnetized
magnetic scale
scale
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JP33317896A
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English (en)
Inventor
Michiharu Araya
道晴 荒谷
Shigeo Ogura
栄夫 小倉
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定間隔で交互に逆極性に着磁された磁気ス
ケールを磁気センサに対し相対的に移動させ、磁気スケ
ールの位置を磁気的に検出する位置検出装置において、
簡単安価で小型化が図れる構成で高精度に位置検出を行
なえ、さらにイニシャライズ動作を短時間で行える構成
を提供する。 【解決手段】 磁気スケール103の着磁パターンは、
同スケールの長手方向に沿って所定間隔Pで交互に逆極
性に着磁され、スケールの移動に伴なって周期的な信号
を発生させるための移動信号部111と、磁気スケール
の位置の基準を示す信号を発生させるための基準信号部
112からなる。基準信号部112は、移動信号部11
1の着磁による磁界強度分布の変化の周期性を乱すよう
に、例えば着磁幅が着磁間隔Pの2倍である着磁部とし
て構成され、複数設けられ、各々の間隔がそれぞれ異な
るように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の位置を検出
する位置検出装置、特に磁気スケールと磁気センサによ
り磁気的に位置検出を行う位置検出装置、及びこの位置
検出装置を用いてカメラのレンズの位置制御を行うレン
ズ位置制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物体の位置を検出する位置検出装
置は各種提案されているが、例えば磁界の強度に応じて
抵抗値が変化する磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と
いう)を用いた位置検出装置が知られている。
【0003】図9にMR素子を用いた位置検出装置の従
来例を示す。この装置は、カメラの撮像レンズの位置制
御を行うレンズ位置制御装置を構成する。
【0004】図9において、1はレンズ鏡筒であり、図
示しないレンズ鏡筒保持部材上に取り付けられたモータ
5によって光軸2の方向に沿って駆動される。3はレン
ズ鏡筒1上に固定された直線状の磁気スケール、4はレ
ンズ鏡筒保持部材上に取り付けられたMR素子である。
6はレンズ鏡筒保持部材上に取り付けられたフォトイン
タラプタであり、7はレンズ鏡筒1上に取り付けられた
遮蔽板である。フォトインタラプタ6は、図示しない発
光素子と受光素子とからなり、遮蔽板7の通過を正確に
検出できる。
【0005】また、16は、MR素子4の出力信号の波
形を後述のように整形して検出パルスを生成する波形整
形回路であり、シュミット回路やマルチバイブレータ回
路等から構成される。17は、波形整形回路16から出
力されるパルスをカウントするカウンタである。18は
制御回路であり、カウンタ17のカウント値に基づいて
モータ5を駆動し、レンズ鏡筒1の位置、すなわち撮像
レンズの位置を制御する。
【0006】次に、上記磁気スケール3の着磁パターン
とMR素子4の形成パターン、及び両者の配置を図10
に示す。
【0007】磁気スケール3は、長手方向に沿って所定
の間隔Pで交互に逆極性に着磁されている。
【0008】MR素子4は、磁気検出子8,9,10,
11からなっている。この磁気検出子は、強磁性薄膜、
例えば、ガラス基板上に磁場中で真空蒸着またはスパッ
タリング等により厚さ500〜1000オングストロー
ムのニッケル−鉄合金膜を成膜し、それをエッチング等
で直線状にパターニングして形成され、その線幅は例え
ば10μmである。各磁気検出子は、磁気スケール3の
磁界によって抵抗値に変化が生じるように、磁気スケー
ル3の磁界の向きと直交する方向に沿って配置されてお
り、その長さは例えば2mmである。
【0009】各磁気検出子間を接続する接続線15は、
磁気検出子と同じ強磁性薄膜で形成されている。また、
抵抗値を下げるため、接続線15の幅は太く、例えば1
00μmである。
【0010】12,14はMR素子4に電圧を印加する
外部接続端子、13はMR素子4の出力を取り出すため
の外部接続端子である。外部接続端子12,13,14
は、磁気検出子と同じ強磁性薄膜で形成されている。
【0011】磁気検出子8と9、及び磁気検出子10と
11は、磁気スケール3の着磁間隔Pだけ離れて形成さ
れている。また、磁気検出子9と10は、着磁間隔Pの
1.5倍だけ離れて形成されている。
【0012】このような構成でMR素子4の外部接続端
子12に電圧Vを印加し、外部接続端子14に電圧−V
を印加し、レンズ鏡筒1を光軸2に沿った一方向に一定
速度で移動させて磁気スケール3を長手方向に沿った一
方向に移動させた際に、MR素子4の外部接続端子13
から得られる出力信号を図11のaに示す。着磁間隔P
に対応した周期pの正弦波状の出力信号が得られる。
【0013】この図11のaの出力信号を波形整形回路
16中のシュミット回路等で図11のbのように波形整
形し、更に同回路16中のマルチバイブレータ回路等で
bの波形の立上り、立ち下がりに対応したパルスを発生
させると図11のcのように、着磁ピッチPに対応した
周期P毎に2つのパルスが得られる。これらのパルスを
カウンタ17でカウントすることにより磁気スケール3
の移動量、すなわちレンズ鏡筒1の移動量が求まる。
【0014】制御回路18によってモータ5を駆動し、
遮蔽板7がフォトインタラプタ6を通過した時点でカウ
ンタ17を一旦リセットする動作を行う事により、以降
カウンタ17のカウント値からリセット時の位置を基準
としてレンズ鏡筒1の位置を知る事ができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、MR素子4の出力から測定できるのは
あくまでレンズ鏡筒1の移動量であるため、レンズ鏡筒
1をある目的の位置まで移動する場合、レンズ鏡筒1を
一旦位置の基準となる遮蔽板7がフォトインタラプタ6
に検出される位置まで移動した後、そこから必要なパル
ス数が得られるまでレンズ鏡筒1を移動させる必要があ
った。そのためフォトインタラプタのような基準位置を
与えるための専用のセンサが必要であり、コスト増や取
り付けスペースの増大といった問題を招いていた。
【0016】また、レンズ鏡筒を一旦基準位置まで駆動
してカウンタをリセットするイニシャライズ動作を行う
ため、レンズ鏡筒を目的位置まで駆動するのに時間がか
かるといった問題があった。
【0017】また、図11のcのパルスの計数ミスがあ
った場合、その計数ミスを補正する事ができないため、
レンズ鏡筒の移動を繰り返した場合、パルス計数誤差が
累積し次第に位置精度が悪化するといった問題があっ
た。
【0018】そこで本発明の課題は、この種の位置検出
装置において、上述のような問題を解消し、簡単安価で
小型化が図れる構成で高精度に位置検出を行なえ、さら
にイニシャライズ動作を短時間で行える構成を提供する
こと、及び、この位置検出装置を用いてカメラのレンズ
の位置制御を迅速かつ高精度に行えるレンズ位置制御装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、所定間隔Pで交互に逆極性に着磁
を施すことにより、周期的に変化する磁界強度分布を有
する磁気スケールと、この磁気スケールに対向して配置
された磁気センサを有し、前記磁気スケールを前記磁気
センサに対し相対的に移動させ、磁気スケールの位置を
磁気的に検出する位置検出装置において、前記磁気スケ
ールの着磁パターン中に、磁気スケールの位置の基準を
示す信号を発生させるための基準信号部を設けた。
【0020】前記基準信号部は、例えば磁気スケールの
磁界強度分布の変化の周期性を乱すよう構成され、より
具体的には、前記間隔Pと異なる所定着磁幅で着磁され
た1個ないし複数個の着磁部として、あるいは幅が前記
間隔Pの1以上の整数倍である無着磁部として構成され
る。
【0021】さらに、好ましくは、前記基準信号部を複
数設けると共に、各々の基準信号部間の距離がそれぞれ
異なるよう構成する。
【0022】また、磁気センサは好ましくはMR素子か
ら構成する。
【0023】また、本発明によれば、カメラのレンズの
位置制御を行うレンズ位置制御装置において、上記の本
発明に係る位置検出装置を用い、この位置検出装置から
得られる位置信号に基づいてレンズの位置制御を行うよ
うにした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明による
位置検出装置を備えたレンズ位置制御装置の実施形態を
説明する。
【0025】[第1の実施形態]本発明の第1の実施形
態を図1〜5により説明する。まず、図1は本実施形態
の装置の構成を示す。
【0026】図1において、101はレンズ鏡筒であ
り、その光軸102の方向に沿って移動可能とされてい
る。
【0027】103は後述のパターンの着磁が施された
磁気スケールであり、直線状に形成され、その長手方向
が光軸102の方向、すなわちレンズ鏡筒101の移動
方向に平行になるようにしてレンズ鏡筒101に固定さ
れている。
【0028】104は、磁気スケール103に対向する
ようにして、図示しないレンズ鏡筒保持部材上に取り付
けられたMRセンサである。
【0029】105は、レンズ鏡筒保持部材上に取り付
けられ、レンズ鏡筒101を光軸102の方向に沿って
駆動するための駆動モータである。
【0030】106は、MRセンサ104の出力に基づ
いて駆動モータ105を駆動してレンズ鏡筒101の位
置、すなわち撮像レンズの位置を制御するための制御部
であり、波形整形回路107、カウンタ108、制御回
路109、及びメモリ110から構成されている。
【0031】波形整形回路107は、MRセンサ104
の出力信号の波形を後述のように整形して検出パルスを
生成する回路であり、シュミット回路、マルチバイブレ
ータ回路、及びゲート回路等から構成される。
【0032】カウンタ108は、波形整形回路107か
ら出力される後述の図5のkの移動信号パルス列のパル
ス数をカウントする。
【0033】制御回路109は、CPU等から構成さ
れ、カウント108のカウント値とメモリ110の記憶
データに基づいて駆動モータ105の駆動を制御し、レ
ンズ鏡筒101の位置を制御する。制御回路109には
波形整形回路107から後述する図5のlの基準信号パ
ルスが入力される。
【0034】メモリ110には、制御回路109の制御
に必要なプログラム等のデータが記憶されており、特
に、次に述べる図2に示された磁気スケール103の複
数の基準信号部112a〜112eの磁気スケール長手
方向に沿った位置の座標に相当するカウンタ108の移
動信号パルス数のカウント値のそれぞれが記憶されてい
る。
【0035】次に、図2は、磁気スケール103の着磁
パターンを示す。
【0036】磁気スケール103の着磁パターンは、磁
気スケール103の長手方向に沿っており、磁気スケー
ル103の移動に伴なって周期的な信号を発生させるた
めの移動信号部111と、磁気スケールの位置の基準を
示す信号を発生させるための基準信号部112からな
る。
【0037】移動信号部111は、磁気スケール103
の長手方向に沿って所定の着磁間隔Pで交互に逆極性に
磁極を形成されている。これにより移動信号部111の
部分では周期的に変化する磁界強度分布を有することに
なる。
【0038】基準信号部112は、移動信号部111の
着磁による磁界強度分布の変化の周期性を乱すように構
成され、具体的には、移動信号部111の着磁間隔Pと
異なる着磁幅、例えば着磁間隔Pの2以上の整数倍、こ
こでは2倍の着磁幅で着磁された着磁部として形成さ
れ、少なくとも一つ、ここでは図2の下側に符号112
a,112b,112c,112d,112eで示す5
つ設けられている。各基準信号部は、互いに着磁間隔P
の整数倍だけ離れて配置されており、しかも各々の基準
信号部間の距離がそれぞれ異なるように配置されてい
る。ここでは、基準信号部112aと112bの距離は
着磁間隔Pの40倍、112bと112cの距離は着磁
間隔Pの50倍、112cと112dの距離は着磁間隔
Pの60倍、112dと112eの距離は着磁間隔Pの
70倍である。
【0039】次に、図3は、MRセンサ104の形成パ
ターンを示す。
【0040】MRセンサ104は、2つの移動量検出用
MR素子A,Bと、1つの基準位置検出用MR素子Cと
の3つのMR素子から構成されている。
【0041】MR素子A,Bは、それぞれ8本の直線状
の磁気検出子M1,M2,M3,M4,M5,M6,M
7,M8からなり、MR素子Cは、2本の直線状の磁気
検出子M13,M14からなる。
【0042】各磁気検出子は、強磁性薄膜、例えば、ガ
ラス基板上に磁場中で真空蒸着またはスパッタリング等
により厚さ500〜1000オングストロームのニッケ
ル−鉄合金膜を成膜し、それをエッチング等で直線状に
パターニングして形成されており、その線幅は例えば2
0μmである。各磁気検出子は、磁気スケール103の
磁界によって抵抗値に変化が生じるように、磁気スケー
ル103の磁界の向きと直交する方向に沿って配置され
ており、その長さは例えば2mmである。
【0043】磁気検出子M1,M2,M3,M4、及び
磁気検出子M5,M6,M7,M8は接続線M9によっ
て電気的に直列に接続されている。接続線M9は磁気検
出子と同じ強磁性薄膜で形成されている。また、抵抗値
を下げるため接続線M9の線幅は太く、例えば100μ
mである。
【0044】M10,M12は、各MR素子A,B,C
に電圧を印加するための外部接続端子、M11は各MR
素子の出力信号を取り出すための外部接続端子である。
外部接続端子M10,M11,M12は、磁気検出子と
同じ強磁性薄膜で形成されている。
【0045】MRセンサは複数の素子を同一基板上に一
度で形成できるため、小型で、かつ安価な磁気センサを
実現できる。
【0046】磁気検出子M1,M2,M3,M4,M
5,M6,M7,M8は、隣接するN,S磁極の境界付
近における誤差を相殺するため、磁気検出子M1,M
2,M3,M4それぞれの間隔、及び、磁気検出子M
5,M6,M7,M8それぞれの間隔が、磁気スケール
103の着磁間隔Pの整数倍、ここでは着磁間隔Pと等
しくなるよう配置されている。
【0047】更に、磁気検出子M1,M2,M3,M4
で構成される磁気検出子群と、磁気検出子M5,M6,
M7,M8から構成される磁気検出子群とは着磁間隔P
の(n+1/2)倍の間隔だけ離れた状態(但しn=0
または正の整数)、ここでは着磁間隔Pの1.5倍の間
隔だけ離れて形成されている。磁気検出子群間の間隔を
このような間隔とする事で、各磁気検出子群は互いに着
磁間隔Pの1/2だけ位相のずれた磁界強度を検出する
事となり、それによって磁気スケールが長手方向に沿っ
て一定速度で着磁間隔P移動する毎に着磁間隔Pに対応
した周期pの正弦波状の出力を得る事ができる。
【0048】磁気検出子が基準信号部112a〜112
eの磁界中を通過する際、つまり、磁気検出子が基準信
号部の磁界強度を検出している際は、磁気検出子群間の
位相差は必ずしも着磁間隔Pの1/2とはならない。し
かし、各磁気検出子群の幅、すなわち磁気検出子M1と
M4または磁気検出子M5とM8の間隔(本実施形態に
おいては着磁間隔Pの3倍)を、基準信号部の形成幅
(本実施形態では着磁間隔Pの2倍)以上となるよう構
成してあり、かつ基準信号部を着磁間隔Pの整数倍の着
磁幅で形成してあるため、基準信号部の磁界強度を検出
している際も、基準信号部の磁界強度を検出している一
方の磁気検出子群を構成する少なくとも一つの磁気検出
子と、もう一方の磁気検出子群との位相差は着磁間隔P
の1/2となり、周期pの正弦波状の出力を得る事がで
きると共に、十分な出力信号振幅が得られる。
【0049】MR素子A,Bは、2相の信号を出力する
ように、実質的に着磁間隔Pの1/4だけ位相をずらし
た状態、すなわち着磁間隔Pの(k+1/4)倍の間隔
だけ離れた状態(但しkは1以上の整数)、本実施形態
では着磁間隔Pの(9+1/4)倍だけ離れて配置され
ている。
【0050】MR素子A,Cは着磁間隔Pの2.75倍
だけ離れて形成されている。
【0051】MR素子Cの磁気検出子M13,M14
は、着磁間隔Pの整数倍、本実施形態においては着磁間
隔P、だけ離れて配置されている。そのため、磁気検出
子M13,M14に対して移動信号部111が通過する
時には、磁気検出子M13とM14ヘの磁界強度が等し
くなるため、MR素子Cからの出力は変化せず、基準信
号部112の通過時のみMR素子Cからの出力が変化す
る。
【0052】次に、図4は、MRセンサ104に対し磁
気スケール103をその長手方向に沿った一方向に一定
速度で移動させた、すなわちレンズ鏡筒101を光軸1
02に沿った一方向に移動させた際のMRセンサ104
からの出力信号を示す。
【0053】図4のaはMR素子Aからの出力信号であ
り、着磁間隔Pに対応した周期pの正弦波状の波形とな
る。図4のbはMR素子Bからの出力信号であり、周期
pで位相がaと90゜ずれた正弦波状の波形となる。図
4のcはMR素子Cからの出力信号であり、基準信号部
112が通過する時のみ出力変化を示す波形となる。
【0054】MRセンサからの出力信号a,b,cは、
波形整形回路107で波形整形される。その波形を図5
に示す。
【0055】図5のdは、MRセンサAからの出力信号
aを閾値電圧V0で2値化した波形、図5のeは、MR
センサBからの出力信号bを閾値電圧V0で2値化した
波形、図5のfは、MRセンサCからの出力信号cを閾
値電圧V1で2値化した波形である。図5のg,hは、
それぞれ波形dの立ち上がり、立ち下がりに対応したパ
ルスであり、i,jは、それぞれ波形eの立ち上がり、
立ち下がりに対応したパルスである。波形kは、波形
g,h,i,jの論理和の移動信号パルス列である。
【0056】前述したように、MRセンサ104からの
出力信号a,bは、移動信号部111の通過時及び基準
信号部112の通過時を問わず周期pの正弦波状の波形
となるため、波形kとして得られるパルスの周期は常に
周期pの1/4となる。従って、このkの移動信号パル
ス列のパルス数をカウンタ108で計数することにより
レンズ鏡筒101の上記一方向に沿った移動量が測定で
きる。
【0057】MR素子Cと他のMR素子の間隔を、MR
素子Cからの出力信号cの最大のピークと波形kのいず
れかのパルスがおおむね同時に出力されるように構成し
ておく(本実施形態ではMR素子CとMR素子Aの間隔
を着磁間隔Pの2.75倍にした)事により、波形fと
波形gの論理積から、波形lのように基準信号部112
の通過を示すパルス(以下、基準信号パルスという)が
得られる。なお、レンズ鏡筒101を上記一方向と逆方
向に駆動した場合は、波形fと波形hの論理積から基準
信号パルスが得られる。
【0058】次に、本実施形態の装置の動作、特にイニ
シャライズ動作を説明する。
【0059】装置の電源投入時等、レンズ鏡筒101の
位置が未知の場合、制御回路109はモータ105を駆
動してレンズ鏡筒101を光軸102に沿った一方向に
移動させ、波形整形回路107より最初の基準信号パル
スが得られた時点でカウンタ108のリセットを行う。
制御回路109は、更にモータ105を駆動し、2つ目
の基準信号パルスが得られた時点でカウンタ108のカ
ウント値を読み取り、その値からその時点で基準信号部
112a〜112eの内の何れを通過したかをメモリ1
10を参照して識別する。
【0060】すなわち、前述のように、メモリ110に
は予め各基準信号部112a〜112eの磁気スケール
103上での位置の座標に相当する移動パルス数のカウ
ント値が格納されている。また、前述したように各基準
信号部の間隔はすべて異なるので、上記2つ目の基準信
号パルスが得られた時点のカウンタ108のカウント
値、つまり2つの基準信号部間の間隔に応じたカウント
値とレンズ鏡筒101の移動方向から、上記2つ目の基
準信号パルスが得られた時点でどの基準信号部が通過し
たかは一意に決まり、識別できる。制御回路109は通
過した基準信号部を識別したら、カウント108のカウ
ント値を識別した基準信号部の座標に相当するカウント
値に置き換える。このようなイニシャライズ動作を行う
事により、以降はカウンタ108のカウント値からレン
ズ鏡筒101の絶対位置を知る事ができる。
【0061】このように、少なくとも2つの基準信号部
を通過する駆動量だけレンズ鏡筒101を駆動する事に
よりイニシャライズを行なう事が可能であるため、イニ
シャライズ時のレンズ鏡筒駆動量は少なくて済み、結
果、イニシャライズにかかる時間を短縮する事が可能と
なる。
【0062】また、イニシャライズ動作の際、何らかの
理由により2つ目の基準信号パルスを計測できなかった
場合、例えば最初に基準信号部112bの通過による基
準信号パルスでカウンタ108をリセットしたが、基準
信号部112cの通過による基準信号パルスを認識でき
ず、基準信号部112dの通過による基準信号パルスを
2番目の基準信号パルスとして認識した場合、において
も、基準信号部112bと112dの間隔に相当する基
準信号部間隔は他には存在しないため、2番目の基準信
号パルスは基準信号部112dの通過によるものと一意
に決まり、間違いなくイニシャライズ動作を行う事が可
能となる。
【0063】ところで、本実施形態においては、図2に
示したように基準信号部112a〜112eどうしの間
隔は、磁気スケール103の長手方向に沿って一方で
密、他方で疎となるようにしたが、例えばレンズ鏡筒1
01がその駆動範囲の中心付近で使用される事が多い場
合、すなわち、電源オフ時に駆動範囲の中心付近で停止
する事が多い場合は、各基準信号部の間隔を磁気スケー
ルの中央付近で密、磁気スケールの端付近で疎とする事
によりイニシャライズ時間をより短縮する事もできる。
【0064】また、レンズ鏡筒101の駆動制御の終了
後もカウンタ108のカウント値が保持される構成とす
る事により、次回電源投入時のイニシャライズ動作を不
要とできる。もしくは次回電源投入時に少なくとも一つ
の基準信号部を通過するまでレンズ鏡筒を駆動しイニシ
ャライズを行う事により、電源投入以前にレンズ鏡筒の
位置が微小にずれた場合にも対応できる。
【0065】また、イニシャライズ後も、レンズ鏡筒駆
動の際に基準信号パルスが得られる度に、カウンタ10
8のカウント値を現在のカウント値に最も近い基準信号
部の座標に相当するカウント値に置き換える事により、
基準信号部間で生じる移動信号パルスの計数誤差を補正
し高精度なレンズ位置制御が可能となる。
【0066】なお、本実施形態では、各基準信号部11
2a〜112eは、着磁幅が着磁間隔Pの2倍である1
つの着磁部として構成したが、交互に逆極性に着磁され
た複数の着磁部からなるものとしてもよく、また、1つ
の着磁部の着磁幅は着磁間隔Pの2倍に限らず、着磁間
隔Pと異なるものであればよい。ただし、1つの基準信
号部全体の着磁幅は着磁間隔Pの1以上の整数倍にする
必要がある。まとめると、基準信号部は、着磁間隔Pと
異なる所定着磁幅P1で着磁されたk個(但しkは1以
上の整数)の着磁部からなり、着磁幅P1が着磁間隔P
に対してk×P1=i×P(但しiは1以上の整数)の
関係を満たしているようにすればよい。
【0067】こうすれば、基準信号部は、移動信号部の
着磁による磁気スケールの磁界強度分布の変化の周期性
を乱すものではあるものの、磁気スケールの移動に伴な
って移動量検出用のMR素子A,Bより常に着磁間隔P
に対応した周期pの正弦波状の出力を安定して得ること
ができ、高精度な位置測定ができる。
【0068】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態を図6〜図8により説明する。
【0069】まず、図6は第2の実施形態における磁気
スケールの着磁パターンを示す。ここに示すように、本
実施形態においては、磁気スケール103の着磁パター
ン中に、移動信号部111の着磁間隔Pと等しい幅Pの
無着磁部を設ける事により、基準信号部112を形成し
ている。なお、移動信号部111は第1の実施形態と同
様に着磁間隔Pで交互に逆極性で着磁されている。
【0070】このような構成とした場合、着磁間隔は磁
気スケール103全体において一定となるため、磁気ス
ケールの製作が容易となる。また、基準信号部112、
すなわち磁気スケール103における磁界強度分布の変
化の周期性が乱れる場所の幅が小さいため、安定した移
動信号を生成できる。なお、ここでは基準信号部112
の幅を着磁間隔Pと等しいものとしたが、着磁間隔Pの
2以上の整数倍としてもよい。
【0071】本実施形態の磁気スケール103以外の構
成は第1の実施形態と同じとする。
【0072】本実施形態において、レンズ鏡筒101を
光軸102に沿った一方向に移動させた際のMRセンサ
104のMR素子A,B,Cからの出力信号を図7に
a,b,cとして示す。MR素子A,Bの出力信号a,
bは第1の実施形態の図4の信号a,bと同じである
が、MR素子Cの出力信号cは基準信号部112の相違
に応じて第1の実施形態の図4の信号cと異なってい
る。
【0073】次に、図7の出力信号a,b,cを波形整
形回路107で波形整形した波形を図8に示す。
【0074】図8のdは、MRセンサAからの出力信号
aを閾値電圧V0で2値化した波形、図8のeは、MR
センサBからの出力信号bを閾値電圧V0で2値化した
波形、図8のfは、MRセンサCからの出力信号cを閾
値電圧V1で2値化した波形である。図8のg,hは、
それぞれ波形dの立ち上がり、立ち下がりパルスであ
り、i,jは、それぞれ波形eの立ち上がり、立ち下が
りパルスである。波形kは、波形g,h,i,jの論理
和の移動信号パルス列であり、第1の実施形態と同様
に、このパルス列のパルス数をカウンタで計数する事に
よりレンズ鏡筒の移動量が測定できる。また、波形fと
波形hの論理積である波形lより基準信号パルスが得ら
れる。なお、レンズ鏡筒を上記一方向と逆方向に駆動し
た場合は、波形fと波形gの論理積から基準信号パルス
が得られる。
【0075】このように、第1の実施形態と同様に移動
信号パルス列および基準信号パルスが得られ、同様の作
用効果が得られる。
【0076】なお、上記第1と第2の実施形態において
は磁気センサとしてMRセンサを用いたが、他の電磁誘
導を利用した磁気ヘッドやホール素子等を用いても良
い。また、上記実施形態における磁気スケール103の
MRセンサ104に対する移動は相対的なものであり、
磁気スケール103を固定してMRセンサ104を移動
させてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、所定間隔Pで交互に逆極性に着磁を施すことに
より、周期的に変化する磁界強度分布を有する磁気スケ
ールと、この磁気スケールに対向して配置された磁気セ
ンサを有し、前記磁気スケールを前記磁気センサに対し
相対的に移動させ、磁気スケールの位置を磁気的に検出
する位置検出装置において、前記磁気スケールの着磁パ
ターン中に、磁気スケールの位置の基準を示す信号を発
生させるための基準信号部を設けたので、基準信号部に
より磁気スケールの位置の基準を得て磁気スケールの絶
対位置を測定でき、そのため、従来必要であったフォト
インタラプタ等の基準位置を与えるための専用のセンサ
等が不要となり、コストが削減できると共に装置を小型
化できる。
【0078】また、磁気スケールの基準信号部は、特
に、磁気スケールの磁界強度分布の変化の周期性を乱す
よう構成されるものとして、容易に形成できる。
【0079】さらに、磁気スケールの基準信号部は、具
体的には、前記間隔Pと異なる所定着磁幅P1で着磁さ
れたk個(但しkは1以上の整数)の着磁部からなり、
前記着磁幅P1が前記間隔Pに対してk×P1=i×P
(但しiは1以上の整数)の関係を満たしているものと
する、或いは、無着磁部として構成され、この無着磁部
の幅P2が前記間隔Pに対してP2=j×P(但しjは
1以上の整数)の関係を満たしているものとすることに
より、磁気スケールの移動に伴なって磁気センサーより
常に一定周期の安定した出力を得る事ができ、高精度な
位置測定ができる。
【0080】さらに、前記基準信号部を複数設けると共
に、各々の基準信号部間の距離がそれぞれ異なるよう構
成すれば、イニシャライズ動作にかかる時間を短縮でき
るとともに、基準信号部が磁気センサを通過する毎に位
置検出の誤差を補正することができ、高精度な位置計測
が可能となる。
【0081】また、磁気センサをMR素子から構成する
ことで、小型で安価な位置検出装置を実現できる。
【0082】また、カメラのレンズの位置制御を行うレ
ンズ位置制御装置において、上記の本発明に係る位置検
出装置を用い、この位置検出装置から得られる位置信号
に基づいてレンズの位置制御を行うようにすれば、高精
度かつ小型、低コストであり、電源投入時の立上時間の
短い優れたレンズ位置制御装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による位置検出装置を
備えたレンズ位置制御装置の構成を示す説明図である。
【図2】同装置の磁気スケールの着磁パターンを示す説
明図である。
【図3】同装置のMRセンサの形成パターンを示す説明
図である。
【図4】同装置のMRセンサからの出力信号を示す信号
波形図である。
【図5】同出力信号の処理により得られる各信号を示す
信号波形図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の装置における磁気ス
ケールの着磁パターンを示す説明図である。
【図7】同装置におけるMRセンサからの出力信号を示
す信号波形図である。
【図8】同出力信号の処理により得られる各信号を示す
信号波形図である。
【図9】従来の位置検出装置を備えたレンズ位置制御装
置の構成を示す説明図である。
【図10】同装置におけるMR素子と磁気スケールの配
置等を示す説明図である。
【図11】同装置におけるMR素子からの出力信号、及
び同信号を処理した信号を示す信号波形図である。
【符号の説明】
101 レンズ鏡筒 102 光軸 103 磁気スケール 104 MRセンサ 105 モータ 106 制御部 107 波形整形回路 108 カウンタ 109 制御回路 110 メモリ 111 移動信号部 112,112a〜112e 基準信号部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05D 3/12 G05D 3/12 E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔Pで交互に逆極性に着磁を施す
    ことにより、周期的に変化する磁界強度分布を有する磁
    気スケールと、 この磁気スケールに対向して配置された磁気センサを有
    し、 前記磁気スケールを前記磁気センサに対し相対的に移動
    させ、磁気スケールの位置を磁気的に検出する位置検出
    装置において、 前記磁気スケールの着磁パターン中に、磁気スケールの
    位置の基準を示す信号を発生させるための基準信号部を
    設けたことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記基準信号部は、前記磁気スケールの
    磁界強度分布の変化の周期性を乱すよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記基準信号部は、前記間隔Pと異なる
    所定着磁幅P1で着磁されたk個(但しkは1以上の整
    数)の着磁部からなり、前記着磁幅P1が前記間隔Pに
    対してk×P1=i×P(但しiは1以上の整数)の関
    係を満たしていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記基準信号部は無着磁部として構成さ
    れ、この無着磁部の幅P2が前記間隔Pに対してP2=
    j×P(但しjは1以上の整数)の関係を満たしている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の位置検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記基準信号部を複数設けると共に、各
    々の基準信号部間の距離がそれぞれ異なるよう構成した
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に
    記載の位置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気センサは、磁界の強度に応じて
    抵抗値が変化する磁気抵抗効果素子にて構成されている
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に
    記載の位置検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項に記
    載の位置検出装置を備え、この位置検出装置から得られ
    る位置信号に基づいてカメラのレンズの位置制御を行う
    ことを特徴とするレンズ位置制御装置。
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