JP2017106954A - レンズ装置、カメラ本体および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光軸方向に移動するレンズ群の傾きによって発生する影響を補正することができるレンズ装置、カメラ本体および光学機器を提供する。【解決手段】レンズユニットと、前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、を備えており、前記駆動手段が、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて得られた駆動信号に基づいて、前記レンズユニットを駆動する。【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ装置、カメラ本体および光学機器に関し、特にデジタルカメラ、ビデオカメラ、TVカメラ、監視カメラ等の撮像装置やプロジェクタ等に好適なものに関する。
従来、光軸方向に移動する変倍レンズと、変倍に伴って変動する像面の補正作用及び合焦作用を行うフォーカスレンズとを有するいわゆるリアフォーカス(インナーフォーカス)ズームレンズが知られている。リアフォーカスズームレンズを用いた撮像装置では、変倍に伴って変動する像面の補正作用及び合焦作用を行うように、変倍レンズとフォーカスレンズのトラッキング制御を行っている。
ここで、環境温度の変化によって、部品に膨張や収縮が生じると、レンズ鏡筒の各レンズ群の焦点距離やレンズ群間の距離などに変化が生じるために、ピント値が変化してしまう。このようなピントずれが生じる場合には、ピントずれを補正するトラッキング制御を行うことで、ピントずれを起こさないようにするのが一般的である。これに関して、温度変化に伴う光学系の結像面位置の変動を補正する制御に関する技術が開示されている(特許文献1)。
特開平10−206722号公報
近年、レンズ鏡筒やそれを有する光学機器の小型化、撮像素子の小型化、更にはズーム倍率の高倍化などにより、レンズの光軸方向の位置や光軸に対する傾きなどの変化に対するピントの変化量の比率を示す敏感度が高くなる傾向にある。敏感度が高くなると、従来では問題とならないような微量の変化によってもピントずれが問題となってしまう。
例えば、レンズ鏡筒内に温度勾配があると、部品の膨張や収縮方向が異なるために、部品に生じる寸法変化や変形具合に微細な差が生じる場合がある。また、特に移動するレンズ群は、円滑な作動のために、各支持部に必要最低限のガタを有しており、各部のガタの範囲内で、温度変化方向の違いで、各部品の偏り方向に差が生じたりする。これらが、レンズ群の傾き具合の変化として現れると、レンズ群の主点位置が変化(光軸方向の位置関係が変化)してしまう。この変化は、従来であれば、ピント変動にさほど影響のない範囲内の微細な変化であった。
しかし、近年の高敏感度レンズにおいては、レンズ群の微細な傾き具合の変化でも、想定以上のピントずれが発生し、従来技術のピント補正では十分にピント補正しきれずに、ピントずれとして問題となる場合があった。
このレンズ群の傾き具合の変化は、環境温度の変化以外でも、例えば姿勢変化をした場合でも、移動レンズ群の各支持部ガタの範囲内で発生する。この場合、姿勢差によるピントずれとして問題となってしまう。
本発明の目的は、光軸方向に移動するレンズ群の傾きによって発生する影響を補正することができるレンズ装置、カメラ本体および光学機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るレンズ装置は、レンズユニットと、前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、を備えており、前記駆動手段が、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて得られた駆動信号に基づいて、前記レンズユニットを駆動する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るカメラ本体は、レンズ装置に装着可能なカメラ本体であって、撮像素子を備えており、前記レンズ装置が、前記撮像素子に被写体からの光を導くレンズユニットと、前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、を有しており、前記カメラ本体が、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて駆動信号を生成し、前記レンズ装置に送信する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る光学機器は、光学機器であって、撮像素子と、該撮像素子に被写体からの光を導くレンズユニットと、前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づく駆動信号に基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、光軸方向に移動するレンズ群の傾きによって発生する影響を補正することができる。
撮像装置に搭載される本発明の第1の実施形態に係るレンズ装置としてのレンズ鏡筒の分解斜視図 撮像装置に搭載される第1の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図 撮像装置に搭載される第1の実施形態に係るレンズ鏡筒主要部の斜視図 撮像装置に搭載される第1の実施形態に係るレンズ鏡筒主要部を後方から見た図 撮像装置に搭載される第2の実施形態に係るレンズ鏡筒主要部の斜視図 撮像装置に搭載される第2の実施形態に係るレンズ鏡筒主要部を後方から見た図 第1の実施形態における初期動作のフローチャート 第1の実施形態におけるピント補正動作のフローチャート 第2の実施形態における初期動作のフローチャート 第2の実施形態におけるピント補正動作のフローチャート 本発明の実施形態に係るレンズ装置を搭載した撮像装置の構成を示すブロック図 本発明の原理・作用を説明する図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(光学機器およびカメラ本体)
図11は、本発明の実施形態に係るレンズ装置としてのレンズ鏡筒を搭載した光学機器である撮像装置としてのビデオカメラの要部ブロック図である。図11において、以下に詳述するレンズ装置がユニットU1、撮像装置がユニットU3として示され、制御手段であるコントロール回路56を含むユニットU2が撮像装置本体であるカメラ本体(ユニットU1が装着可能)に設けられる。なお、コントロール回路56は、ユニットU2の内部にあっても、ユニットU1の内部にあっても構わない。更に言えば、このコントロール回路56は、ユニットU1、ユニットU2のいずれとも違う外部装置が有していても構わない。
図11で、レンズ群(レンズユニット)L1〜L4を通る入射光を受光する撮像素子57の出力は、カメラ信号処理回路50に接続されている。カメラ信号処理回路50の出力のY信号は、AEゲート52、AFゲート51に接続されている。AEゲート52の出力はコントロール回路56に接続され、AFゲート51の出力はAF信号処理回路53を介してコントロール回路56に接続されている。コントロール回路56については、光軸方向に移動する移動レンズ群の傾き変化の検出に関連して後に記載する。
図11において、カメラ信号処理回路50は、撮像素子57の出力に対して所定の増幅やガンマ補正などを施す。これらの所定の処理を受けた映像信号のコントラスト信号は、AFゲート51、AEゲート52を通過する。AF(オートフォーカス)のためのAF信号処理回路53は、映像信号の高周波成分に関する1つ又は複数の出力を生成する。
ズームスイッチ54、ズームトラッキングメモリ55は、変倍に際して被写体距離と第2レンズ群L2の位置に応じてとるべき第4レンズ群L4の位置の情報を記憶する。なお、ズームトラッキングメモリ55としてはコントロール回路56のメモリを使用してもよい。例えば、撮影者によりズームスイッチ54が操作されると、コントロール回路56はズームトラッキングメモリ55の情報を基に算出した第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の所定の位置関係が保たれるように駆動制御する。
即ち、現在の第2レンズ群L2の光軸方向のアブソリュート位置を示すカウント値と算出された位置とが一致するように、ズームモータ14の駆動を制御する。更に、現在の第4レンズ群L4の光軸方向のアブソリュート位置を示すカウント値と算出された位置とが一致するように、フォーカスモータ15の駆動を制御する。
また、オートフォーカス動作では、AF信号処理回路53の出力がピークを示すように、コントロール回路56はフォーカス駆動源15により第4レンズ群L4を駆動制御する。
更に、適正露出を得るために、コントロール回路56はAEゲート52を通過したY信号の出力の平均値の所定値及び絞りエンコーダ24の出力所定値となるように、絞り駆動源13aを駆動制御して絞り装置13の開口径を制御する。
なお、ズーム駆動源14及びフォーカス駆動源15としては、ステッピングモータに限らず、例えばDCモータやボイスコイルモータ、振動型モータ、振動型リニアアクチュエータ等を用いてもよい。
図11ではビデオカメラについて説明したが、本実施形態のレンズ鏡筒は、デジタルスチルカメラやフィルムカメラ、交換レンズ、監視レンズ等、他の光学機器(撮像装置)にも同様に適用することができる。
(レンズ装置)
以下、本発明の第1の実施形態に係る光学機器に搭載されるレンズ装置としてのレンズ鏡筒の構成について説明する。図1は本実施形態のレンズ鏡筒の各要素の分解斜視図、図2は本実施形態のレンズ鏡筒の断面図である。本実施形態のレンズ鏡筒は、光学機器である撮像装置(撮影装置)としてのビデオカメラやデジタルスチルカメラ、監視カメラ等に取り付けられ、或いは一体に設けられて使用される。
本実施形態のレンズ鏡筒は、例えば正、負、正、正の屈折力の4つのレンズ群より成る4群構成の変倍光学系(ズームレンズ)を有している。尚、本実施形態のレンズ鏡筒は撮像(撮影)のために4群構成の変倍光学系(ズームレンズ)を有するものであるが、撮像(撮影)のための光学系としてこれに限定されず、どのような光学系でも良い。
図2において、30は光軸である。L1は光軸方向に固定で不動の第1レンズ群、L2は光軸方向に移動して変倍動作を行う第2レンズ群である。また、L3は固定の第3レンズ群、L4は光軸方向に移動し変倍に伴って変動する像面の補正作用及び合焦作用を行う第4レンズ群である。
第1レンズ群L1は固定鏡筒1により保持され、第2レンズ群L2は2群移動枠2により保持されている。また、第3レンズ群L3は固定鏡筒3により保持され、第4レンズ群L4は4群移動枠4により保持されている。
また、4群移動枠4の後方(像面側)には、光軸と直交方向に移動する赤外カットフィルタ5aとダミーガラス5bを保持するフィルタ枠5が設けられている。そして、その後方には、CCDセンサやCOMSセンサ等から成る撮像素子を固定するセンサホルダ6が設けられている。
ここで、固定鏡筒1は前部固定筒7にビス止めされ、前部固定筒7は固定鏡筒3を介して後部固定筒8にビス止めされている。また、センサホルダ6は後部固定筒8にビス止めされている。
図3、図4において、第2レンズ群L2を保持するレンズ保持部材としての2群移動枠2は光軸と平行に配置した第1及び第2のガイド部材としてのガイドバー9および10により光軸方向に移動可能に支持されている。そして、ガイドバー9および10は前部固定筒7と後部固定筒8により位置決めされて固定されている。
ガイドバー9には、2群移動枠2に形成されたスリーブ部2a(第1のガイド部材であるガイドバー9に嵌挿する嵌合穴が両端に形成される)が移動可能に係合している。また、第2のガイド部材であるガイドバー10には、ガイドバー10に嵌挿する光軸周りの回転規制部として2群移動枠2に形成されたU溝部2bが移動可能に係合している。
同様に、4群移動枠4はガイドバー11、12(図1)により光軸方向に移動可能に支持されている。そして、ガイドバー11は前部固定筒7と後部固定筒8により、また、ガイドバー12は固定鏡筒3と後部固定筒8により、位置決めされて固定されている。そして、ガイドバー11には、4群移動枠4に形成されたスリーブ部が移動可能に係合している。ガイドバー12には、4群移動枠4に形成されたU溝部が移動可能に係合している。
図1、図2において、13は絞り装置である。13aは絞り装置13の駆動源としてのガルバノメータである。そして、絞り羽根13bおよび13cを開閉して光が通過する開口の径を変化させることで、撮像素子に入射する光量を調整する。
図1において、ズームモータ14は、ステッピングモータを用いている。ズームモータ14は、板金により製作されたモータ保持板14bにより保持されており、不図示のビスにより後部固定筒8に固定されている。そして、ズームモータ14は回転するロータと同軸のリードスクリュー14aを有し、リードスクリュー14aには、ねじりコイルばね17を介して2群移動枠2に組み込まれたラック16が噛合している。
そして、ズームモータ14におけるロータの回転により、第2レンズ群L2が光軸方向に駆動される。2群移動枠2、ラック16及びリードスクリュー14aは、ねじりコイルばね17のばね荷重によって付勢されて、それぞれの各部の嵌合又は噛合のガタを防止している。
ここで、フォーカスモータ15も同様にステッピングモータを用いている。フォーカスモータ15は、板金により製作されたモータ保持板15bにより保持されており、不図示のビスにより後部固定筒8に固定されている。そして、フォーカスモータ15は回転するロータと同軸のリードスクリュー15aを有し、リードスクリュー15aには、ねじりコイルばね19を介して4群移動枠4に組み込まれたラック18が噛合している。
そして、フォーカスモータ15におけるロータの回転により、第4レンズ群L4が光軸方向に駆動される。4群移動枠4、ラック18及びリードスクリュー15aは、ねじりコイルばね19のばね荷重によって付勢されて、それぞれの各部の嵌合又は噛合のガタを防止している。
また、フィルタ駆動モータ23は、不図示のビスにより後部固定筒8に固定されており、赤外カットフィルタ5aを光路内に挿入または光路内から退避させるために、フィルタ枠5を光軸に対して略直交方向に駆動する。
20、21、22はフォトインタラプタであり、それぞれ補強板に接着されており、補強板を介して不図示のビスにより後部固定筒8に固定されている。2群移動枠2および4群移動枠4が光軸方向に移動すると、それぞれの移動枠に形成された遮光板部がフォトインタラプタを構成する発光部と受光部との間に出入りする。これにより、遮光状態と受光状態とに切り換わる。フォトインタラプタは、この切り換わりを検出することにより、2群移動枠2および4群移動枠4が基準位置に位置しているか否かを検出している。
ズームモータ14、フォーカスモータ15、絞り装置13、フィルタ駆動モータ23、フォトインタラプタ20、21、22には、不図示のフレキシブルプリント板(FPC)が半田付けされている。そして、このFPCを通じて撮像装置(カメラ本体)との電気信号の通信を行なっている。
(コントロール回路56)
コントロール回路56には、第2レンズ群L2の光軸方向位置を検出する第2レンズ群位置検出手段(第1の位置検出手段)40と、レンズ群位置検出手段(第2の位置検出手段)41の出力が接続されている。更に、第4レンズ群L4の光軸方向位置を検出する第4レンズ群位置検出手段42の出力が接続されている。
本実施形態では、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の位置検出手段として、前述の通りフォトインタラプタを用いて基準位置を検出している。この位置検出手段(第1の位置検出手段)は、光軸方向に移動するレンズ群の位置制御に使用される。即ち、基準位置検出後、ステッピングモータに与える駆動パルス数をカウントすることによりレンズ群の位置を制御している。
また、コントロール回路56は、光軸方向に移動するレンズ群の傾き変化を検出するための後述する比較手段、レンズ群の傾きを算出する算出手段、傾きによる影響を補正する補正手段として機能する。
コントロール回路56には、絞り装置13による開口径を検出する絞りエンコーダ24も接続されている。絞りエンコーダ24は、絞り駆動源13aのメータ内部にホール素子を配置し、ロータとステータの回転位置関係を検出する方式のものなどが使用できる。絞り駆動源13aによって2枚の絞り羽根13bおよび13cが駆動され、光量調節を行う。更にコントロール回路56には、ズームスイッチ54、ズームトラッキングメモリ55の出力が接続されている。
そして、コントロール回路56の出力はズーム駆動源14、絞り装置駆動源13a、フォーカス駆動源15に接続されている。
(2群移動枠の傾き変化の検出)
以下、2群移動枠の基準姿勢(電源ON時の姿勢)からの傾き変化の検出について説明する。先ず、2群移動枠2の傾き変化の検出の説明に先立ち、図3、図4を用いて第2レンズ群L2の光軸方向位置を検出する第1の位置検出手段および第2の位置検出手段について詳細に説明する。図3は、第2レンズ群L2に関わる部分のみを表示した後方(像面側)からの斜視図、図4は第2レンズ群L2に関わる部分のみを表示した後方(像面側)から見た図である。
本実施形態では、光軸方向に移動する2群移動枠2に遮光板部を設け、固定されたフォトインタラプタで受光状態と遮光状態との間の切り替わりを検出することで、2群移動枠2の基準位置を検出する。本実施形態では、フォトインタラプタと遮光版部との組合せの他、フォトインタラプタ単独も光軸方向の位置を検出する位置検出手段として呼ぶものとする。
このような本実施形態において、第1の位置検出手段としてのフォトインタラプタ20は、レンズユニットである第2レンズ群L2の光軸廻りの第1の方位角上に配置され、第2レンズ群L2の位置を検出する。また、第2の位置検出手段としてのフォトインタラプタ21は、第2レンズ群L2の光軸廻りの第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、第2レンズ群L2の位置を検出する。ここで、第1の方位角と第2の方位角との差は、150度以上210度以下である。
フォトインタラプタ20、21は、それぞれ図3では不図示の補強板に接着されており、補強板を介して不図示のビスにより前部固定筒7もしくは後部固定筒8(図1)に固定されている。
2群移動枠2が光軸方向に移動すると、2群移動枠2に形成された遮光板部2cがフォトインタラプタ20を構成する発光部と受光部との間に出入りする。これにより、受光状態と遮光状態との間で切り換わる。フォトインタラプタ20は、この切り換わりを検出することにより、2群移動枠2の基準位置(第1の基準位置)を検出している。
なお、フォトインタラプタ20および遮光板部2cは、2群移動枠2のスリーブ部2aの近傍に配置するのが好ましい。これは、フォトインタラプタ20および遮光板部2cが2群移動枠2のスリーブ部2aから離れると、その離間量を腕の長さとして振れることによる誤差が生ずるからである。具体的な配置としては、図4において、光軸30とガイド軸9の中心を結ぶ方向に対する、光軸30とフォトインタラプタ20の中心を結ぶ方向の角度が30度以下であることが好ましい。
また、上述したようにフォトインタラプタ21は、フォトインタラプタ20と光軸30を挟んで反対側に設けられている。そして、2群移動枠2が光軸方向に移動すると、2群移動枠2に形成された遮光板部2dがフォトインタラプタ21を構成する発光部と受光部との間に出入りする。これにより、受光状態と遮光状態との間で切り換わる。フォトインタラプタ21は、この切り換わりを検出することにより、2群移動枠2の第2の基準位置を検出している。第2の基準位置の検出は、第1の基準位置の検出と相俟って2群移動枠2の基準姿勢(電源ON時の姿勢)からの傾き変化を検出するために用いられる。
ここで、図12に、基準姿勢(電源ON時の姿勢)からの傾き変化を検出することの原理・作用を簡略化して示す。図12(a)は基準姿勢(電源ON時の姿勢)として2群移動枠2が傾いていない場合を示す。図12(a)では、フォトインタラプタ20による第1の基準位置の検出結果とフォトインタラプタ21による第2の基準位置の検出結果とが同時に得られるものとして示している。即ち、第1の基準位置の検出と第2の基準位置の検出との間でステッピングモータにおける駆動パルス数がカウントされない。
一方、図12(b)、(c)で、2群移動枠2が一方側、他方側に傾くと、フォトインタラプタ20による第1の基準位置の検出とフォトインタラプタ21による第2の基準位置の検出との間でステッピングモータにおける駆動パルス数がカウントされる。
因みに、図12(b)ではフォトインタラプタ20による第1の基準位置の検出がフォトインタラプタ21による第2の基準位置の検出より先に行われる。そして、(c)ではフォトインタラプタ20による第1の基準位置の検出がフォトインタラプタ21による第2の基準位置の検出より後に行われる。これにより、傾き方向の判別もできる。
なお、フォトインタラプタ21とフォトインタラプタ20は、光軸方向に異なる位置であっても良いし、光軸方向に同じ位置であっても良い。そして、遮光板部2cと遮光板部2dも、夫々の光軸方向の中心位置が光軸方向に異なる位置であっても良いし、光軸方向に同じ位置であっても良い。遮光板部2cと遮光板部2dは、レンズ群の光軸方向の移動中にフォトインタラプタ21とフォトインタラプタ20で受光状態と遮光状態との切り替わりが検出されるものであれば良い。
(ピント補正)
図7、図8は、基準姿勢(電源ON時の姿勢)からの傾き変化を常に検出してピント補正する際のフローの一例を示したものである。図7において、電源投入した後、先ずはS101にて、フォトインタラプタ20にて基準姿勢(電源ON時の姿勢)における2群移動枠2の基準位置(第1の基準位置)を検出する。そして、S102で、フォトインタラプタ21にて第2の基準位置を検出する。そして、S103にて、フォトインタラプタ20とフォトインタラプタ21のそれぞれの出力の切り替わり位置の相対差を基準値として記憶する。
次に、図8において、基準位置検出動作を行った際に、フォトインタラプタ20による第1の基準位置検出と、フォトインタラプタ21による第2の基準位置検出とを行う(S201、S202)。そして、第1の基準位置と第2の基準位置の相対差を測定(算出)する(S203)。そして、S203において測定された相対差と、S103における基準値を比較手段(コントロール回路56)で比較する(S204)。
両者の間に変化が生じた場合(差がある場合)、2群移動枠2すなわち第2レンズ群L2に傾き変化が生じたと判断し、変化量より第2レンズ群L2に生じた傾き変化を算出手段(コントロール回路56)で算出する(S205)。更に、その傾き変化により生ずるピント位置変化を算出する(S206)。そして、そのピント位置変化を補正手段(コントロール回路56)で補正するように、ユニットU1に送信する駆動信号によりレンズ群を駆動制御する(S207)。ピント補正のために駆動制御するのは、第4レンズ群L4、第2レンズ群L2のいずれであっても良い。
以上、本実施形態では、位置検出手段としてフォトインタラプタを用いているため、比較的構造や制御を簡素化することができる。図11に示すレンズ鏡筒を有する撮像装置(ビデオカメラ)の要部ブロック図において、本実施形態では、第2レンズ群位置検出手段40に、フォトインタラプタ20を用いている。また、第2レンズ群位置検出手段41に、フォトインタラプタ21を用いている。
なお、本実施形態では、第2の位置検出手段としてのフォトインタラプタ21は、第2レンズ群L2に対して設けているが、異なるレンズ群(例えば第4レンズ群L4)に対して設けても良いし、両方に設けても良い。好ましくは、ピント変化に対する敏感度が高いレンズ群に設けるのが良い。
《第2の実施形態》
以下、添付の図面に基づいて、本発明の第2の実施形態の構成について説明する。第1の実施形態では、光軸方向に移動する2群移動枠2に遮光板部を設け、固定されたフォトインタラプタで受光状態と遮光状態との間の切り替わりを検出することで、2群移動枠2の基準位置を検出するものであった。
これに対し、本実施形態では、光軸方向に移動する2群移動枠2に光学スケールを設け、固定された光学式センサで光量変化を検出することで、2群移動枠2の基準位置を検出するものである。即ち、本実施形態では、光学式センサと光学スケールとの組合せとしてのエンコーダの他、光学式センサ単独も光軸方向の位置を検出する位置検出手段として呼ぶものとする。
このように、本実施形態は、第1の実施形態に対して、第2レンズ群L2に用いる第1の位置検出手段および第2の位置検出手段が異なるもので、その他の構成に関しては同様な構成である。第1の実施形態にて説明した構成要素については、同符号を付し、詳細説明は省略することとする。
図5は、第2レンズ群L2に関わる部分のみを表示した後方(像面側)からの斜視図、図6は第2レンズ群L2に関わる部分のみを表示した後方(像面側)から見た図である。図5において、26は第1の光学式センサであり不図示の後部固定筒8に固定されている。光学式センサ26は、発光部と受光部を有する。2群移動枠2には第1の光学スケール25が接着固定されている。
光学スケール25には、光軸方向に反射部と非反射部とが交互に並んでいる。光学スケールが光軸方向に移動した際に、光学スケール25に光学式センサ26の発光部から光を照射して、反射光を受光部で読み取ることで、周期的に変化する出力信号を得て、第2レンズ群L2の光軸方向の基準位置(第1の基準位置)を検出している。
第2レンズ群L2の基準位置の検出は、第2レンズ群L2を移動させて後部固定筒8に当接させた位置を基準位置としている。尚、基準位置の検出には、前部固定筒7に当接させた位置を用いても良いし、別途フォトインタラプタを設けて基準位置センサとして用いても良い。
光学式センサ26および光学スケール25は、2群移動枠2のスリーブ部2aの近傍に配置するのが好ましい。これは、光学式センサ26および光学スケール25が2群移動枠2のスリーブ部2aから離れると、その離間量を腕の長さとして振れることによる誤差が生ずるからである。具体的な配置としては、図6において、光軸30とガイド軸9の中心を結ぶ方向に対する、光軸30と光学式センサ26の中心を結ぶ方向の角度が30度以下であることが好ましい。
また、光学式センサ28は、光学式センサ26と光軸30を挟んで反対側に設けられている。同様の光学式センサ26、28は前部固定筒7もしくは後部固定筒8(図1)に固定されている。そして、2群移動枠2には第2の光学スケール27が接着固定されている。光学スケール27に光学式センサ28の発光部から光を照射し、反射光を受光部で読み取ることで、第2レンズ群L2の光軸方向の第2の基準位置を検出している。第2の基準位置の検出は、第1の基準位置の検出と相俟って2群移動枠2の基準姿勢(電源ON時の姿勢)からの傾き変化を検出するために用いられる。
図9、図10は、傾き変化を検出してピント補正する際のフローの一例を示したものである。電源投入した後、先ずはS301にて2群移動枠2の基準位置を検出する。その後、第1の光学式センサ26からの出力を検出し(S302)、それを基に第2レンズ群L2の位置を制御する。
更に、第2の光学式センサ28からの出力も併せて検出する(S303)。S304にて、第1の光学式センサ26からの出力と第2の光学式センサ28からの出力の相対差を算出し、基準値とする。この場合は別途S301にて基準位置出しを行っているため、基本的には第1の光学式センサ26と第2の光学式センサ28からの出力に相対差は無く、相対差0となる。
動作中(移動中)は、第1の光学式センサ26からの出力による位置情報と第2の光学式センサ28からの位置情報を常に検出して、相対差を算出する(S401〜S403)。S404にて、動作中にその相対差に基準値からの差異が生じた場合には、第2レンズ群L2に傾き変化が生じたと判断する。この時、第1の光学式センサ26と第2の光学式センサ28の出力から得られる位置情報の差分より、第2レンズ群L2に生じた傾き変化を算出する(S405)。
更に、その傾き変化により生ずるピント位置変化を算出する(S406)。そして、そのピント位置変化を補正するようにレンズ群を駆動制御する(S407)。ピント補正のために駆動制御するのは、第4レンズ群L4であっても、第2レンズ群L2であっても、どちらでも良い。
本実施形態では、光学式センサと光学スケールとからなるエンコーダを位置検出手段として用いることで、第1の実施形態では困難であるリアルタイムでのピント補正が可能で、高精度な制御が可能となる。
尚、第2の位置検出手段は、第2レンズ群L2に対して設けているが、第4レンズ群L4に対して設けても良いし、両方に設けても良い。好ましくは、ピント変化に対する敏感度が高いレンズ群に採用するのが良い。
本実施形態における上記エンコーダは、第2レンズ群L2の移動ストロークの全域にて出力を得られるのが好ましいが、これに限られない。例えば、光学スケールの設置スペースが十分に確保できない場合などは、ピント変化に対する位置敏感度が高い作動範囲のみに限定しても良い。
図11に示すレンズ鏡筒を有する撮像装置(ビデオカメラ)の要部ブロック図において、本実施形態では、第2レンズ群位置検出手段40に、光学式センサ26と光学スケール25からなるエンコーダを用いている。また、第2レンズ群位置検出手段41に、光学式センサ28と光学スケール27からなるエンコーダを用いている。その他の構成に関しては、第1の実施形態と同様である。
以上、本発明によれば、環境温度の変化や姿勢変化などによって発生する光軸方向に移動するレンズ群の傾き変化を検知することができる。そして、その傾きによって発生するピントずれ補正など光軸方向に移動するレンズ群の傾きによる影響を補正することができる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
位置検出手段に関しては、上述したものに限らず、例えば、DCモータを用いて、ボリューム等のアブソリュートエンコーダや磁気式エンコーダを用いることもできる。
(変形例2)
上述した実施形態では、図4、図6に示すように、光軸方向の位置検出を行う2つの位置検出手段が光軸30を通過する1経線方向(水平方向)に設けられたが、これと直交する径線方向(上下方向、鉛直方向)と共に2経線方向に設けられても良い。この場合、レンズ群の水平面内の傾き検出のみならず、鉛直面内の傾き検出も行うことができる。
また、レンズ群の水平面内の傾き検出のみならず、鉛直面内の傾き検出も行うことができるように、2つの位置検出手段が光軸30を通過する1経線方向(水平方向と上下方向の間、例えば45度方向)に設けられても良い。
(変形例3)
上述したように、ユニットU2のコントロール回路56がレンズ装置としてのレンズ鏡筒を示すユニットU1に備わるものであっても良い。この場合、光軸方向に移動するレンズ群の傾き検出のための比較手段、算出手段、補正手段はレンズ鏡筒に備わることとなる。
即ち、第1及び第2の位置検出手段の出力の差分を基準値と比較する比較手段、レンズ群の傾きを算出する算出手段、傾きによる影響を補正する補正手段は、レンズ鏡筒に備わるコントロール回路56に存在することとなる。
(変形例4)
上述した実施形態では、撮像素子を備える撮像装置を示したが、光変調素子を備えるプロジェクタ等にも本発明は適用できる。
L2・・第2レンズ群、2c、2d・・遮光版部、20、21・・フォトインタラプタ、25、27・・光学スケール、26、28・・光学式センサ、56・・コントロール回路

Claims (14)

  1. レンズユニットと、
    前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、
    を備えており、
    前記駆動手段が、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて得られた駆動信号に基づいて、前記レンズユニットを駆動する、ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記第1の方位角と前記第2の方位角との差は、150度以上210度以下である、ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて得られた駆動信号に基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
  4. 前記制御手段は、前記レンズユニットの傾きによるピントずれを補正するように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
  5. 前記制御手段は、前記レンズユニットの光軸方向への移動中、常に前記傾きによるピントずれを補正するように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記レンズユニットが基準姿勢であるときの前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段の出力の差分を基準値とするとき、前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段の検出結果の差分を前記基準値と比較する比較手段と、
    前記比較手段の出力に基づいて前記レンズユニットの傾きを算出する算出手段と、
    前記算出手段の出力に基づいて前記レンズユニットの傾きによる影響を補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする請求項3乃至5いずれか1項に記載のレンズ装置。
  7. 前記算出手段は前記傾きの方向も算出することを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 前記レンズユニットとして第1及び第2のレンズ群を備え、
    前記第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方に対して前記第1及び第2の位置検出手段、前記比較手段、前記算出手段を有し、
    前記補正手段による補正は前記第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方に対して行われることを特徴とする請求項6又は7に記載のレンズ装置。
  9. 前記レンズユニットを保持するレンズ保持部材として、
    光軸と平行に配置した第1のガイド部材に嵌挿する嵌合穴が両端に形成されたスリーブ部と、
    光軸と平行に配置した第2のガイド部材に嵌挿する光軸周りの回転規制部とを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  10. 光軸と前記第1のガイド軸の中心を結ぶ方向と、前記第1の方位角の方向との差が30度以下であることを特徴とする請求項9に記載のレンズ装置。
  11. 前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段は、それぞれ受光状態と遮光状態の切り替わりを検出するフォトインタラプタを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  12. 前記第1の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段は、それぞれ光学スケールを読み取る光学式センサを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載に記載のレンズ装置。
  13. レンズ装置に装着可能なカメラ本体であって、
    撮像素子を備えており、
    前記レンズ装置が、
    前記撮像素子に被写体からの光を導くレンズユニットと、
    前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、
    を有しており、
    前記カメラ本体が、前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて駆動信号を生成し、前記レンズ装置に送信する、
    ことを特徴とするカメラ本体。
  14. 光学機器であって、
    撮像素子と、
    該撮像素子に被写体からの光を導くレンズユニットと、
    前記レンズユニットを光軸方向に駆動する駆動手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの第1の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第1の位置検出手段と、
    前記レンズユニットの光軸廻りの前記第1の方位角とは異なる第2の方位角上に配置され、前記レンズユニットの位置を検出する第2の位置検出手段と、
    前記第1の位置検出手段の検出結果及び前記第2の位置検出手段の検出結果に基づく駆動信号に基づいて、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする光学機器。
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