JP4603809B2 - 検出装置および光学装置 - Google Patents
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特に、フォーカシングの高速化およびフォーカスレンズの位置制御の高精度化等を図るため、フォーカスレンズ等の移動レンズ群の駆動には、マグネットとコイルによるリニアアクチュエータが用いられるようになってきている。
また、移動レンズ群の位置制御には、磁気感知(又は磁気強度感知)式センサであるMRセンサと、エンコーダマグネットとを組み合わせた位置検出装置が用いられるようになっている。
また、特許文献2等で提案されているように、観測対象となる反射体に設ける反射素子を適切に構成することにより、フォトセンサにレンズを用いなくても高い光伝達効率が得られ、又、反射体とフォトセンサ間の相対的な位置ずれに対しても感度の鈍い系となり、反射体の有無や移動状態を高精度に検出することができる反射体及びそれを用いた位置検出装置が知られている。
一方、上記特許文献2の構成では、反射体とフォトセンサ間の相対的な位置ずれに対して感度が鈍くなっており、上記特許文献1のようなギャップ調整は不要となるが、観測対象または移動部材に反射体を固定する手段としてUV硬化型の接着剤等による固定手段を用いると、反射体に設けられた反射素子の反射面にUV等の接着剤が流れ込み、出力信号が出力されず、位置制御ができなくなるという問題が生じる。
すなわち、本発明の検出装置は、光源と、前記光源からの光束を反射する反射手段と、前記反射手段によって反射された光束を受光する受光手段とを有し、前記受光手段からの出力に基づいて移動物体の移動方向における位置を検出する検出装置において、
前記移動物体に設けられ、前記反射手段を保持する保持手段を有し、
前記保持手段は、前記移動物体に設けられた前記反射手段を収納する箱部と、前記箱部に取り付けて前記箱部に収納される前記反射手段を固定する固定手段とを含んで構成され、
前記固定手段を、前記移動物体の移動方向における前記箱部の両端部近傍に設けられた取り付け手段に係止させ、前記反射手段を前記移動物体の移動方向に平行な方向および前記光源に対向する方向に弾性的に保持する構成としたものである。
また、本発明の光学装置は、上記した検出装置を備え、前記検出装置によって前記移動物体であるレンズ保持枠の位置を検出する構成としたものである。
図1乃至図3は、上記した本発明の検出装置の構成を適用した実施例1の構成を示すものである。本実施例においては、上記本発明の構成を適用するに際し、移動物体に保持された反射手段を備え、該反射手段によって反射された光源手段からの光束を受光手段によって検出し、前記移動物体の位置を検出するようにした位置検出装置において、前記移動物体は前記反射手段を保持する固定手段を備え、該固定手段は前記反射手段を弾性的に保持するように構成することができる。その際、前記反射手段が、前記光源に対向する方向に対して弾性的に保持されるように構成することができる。
また、前記反射手段が、前記移動物体の移動方向における両端部近傍で支持されるように構成することができる。
また、前記反射手段が、前記移動物体の移動方向に対して弾性的に保持されるように構成することができる。
また、光学装置に適用するに際し、前記反射手段の一端部が、前記移動物体の移動方向に押圧されるように構成することができる。
また、前記反射部が、前記レンズ鏡筒の移動方向における両端部近傍で支持されるように構成することができる。
また、前記反射部が、前記レンズ鏡筒の移動方向に対して弾性的に保持されるように構成することができる。
また、前記反射部の一端部が、前記レンズ鏡筒の移動方向に押圧されるように構成することができる。
図1は、本実施例におけるズームレンズ鏡筒の全体構成を示している。
上記ズームレンズ鏡筒におけるズーム光学系は、物体側から順に凸凹凸凸の4群からなるリヤフォーカス光学系である。
図1において、1は第1群である固定レンズ群を保持する固定鏡筒である。
2は第2群である変倍レンズ群を保持する2群保持枠であり、スリーブ部2aと不図示のU溝部が形成されている。スリーブ部2aとU溝部はそれぞれ、ガイドバー8、9に移動可能に係合しており、これにより2群保持枠2はガイドバー8、9によってガイドされながら略光軸方向に移動することができる。
4は第3群であるアフォーカルレンズ群を固定保持する3群保持枠である。5は第4群であるフォーカス群を兼ねた補正レンズ群を保持する4群保持枠(移動部材)であり、スリーブ部5aとU溝部5bが形成されている。スリーブ部5aとU溝部5bはそれぞれ、ガイドバー21、22に移動可能に係合しており、これにより4群保持枠5はガイドバー21、22によってガイドされながら略光軸方向に移動することができる。
また、2群保持枠2には遮光部2bが設けられており、この遮光部2bがフォトインタラプタ15の発光部と受光部との間を遮光することで、2群保持枠2が基準位置に位置しているか否かが検出される。そして、2群保持枠2は、この基準位置からステッピングモータ20に与えられる駆動パルス数によって駆動位置が制御される。
4群保持枠5には空芯のコイル10が固定されており、このコイル10に通電すると、ホルダー鏡筒6に固定保持されたヨーク11、マグネット12およびヨーク13ととも形成される磁気回路の作用によって、4群保持枠5が略光軸方向に駆動される。
SRセンサ16は、90degの位相差を有する2相の正弦波出力を持ち、これら2相の出力によって反射スケ−ル(つまりは4群保持枠5)の移動量と移動方向を判定することができる。
但し、SRセンサの出力は3相以上でもかまわない。また、位相角も90deg以外の角度であってもよい。
前記角窓19aに対して、弾性的に係止される突起5cは、BOX形状部5dの両端近傍に設けられており、この弾性係止構造で係止することによって、スケ−ル押え19の移動方向の両端部に形成されている梁部19cで反射スケ−ル14を弾性的に保持し、固定させる。
また、スケ−ル押え19には梁部19bが設けられており、この梁部19bはバネ部材で形成され、反射スケ−ル14を4群保持枠5の移動方向(一方向)に押圧して弾性保持させるように構成されている。
図3に、反射スケ−ル14が4群保持枠5に取り付けられた状態を示す。スケ−ル押え19の梁部19cは、その端部が4群保持枠5が前後突き当て端に移動してこれらに当接しても、SRセンサ16と共に形成される出力信号に影響がでないように、反射スケ−ルの移動方向の両端側に設けられている。
図4は、上記した実施例1の位置検出装置を用いて構成した実施例4における撮像装置のカメラ本体の電気的構成を示すものである。
図4において、30は第2レンズ群の駆動源であり、ステッピングモータ20、ラック部材7等を含む。
31は第4レンズ群の駆動源であり、コイル10、ヨーク11・13およびマグネット12等を含む。
32は第2レンズ群と第3レンズ群との間に配置された光量調整装置3の駆動源である。
また、SRセンサ16は、4群保持枠5の初期位置からの反射スケ−ル14によって形成される出力信号に基づいて、第4レンズ群の光軸方向の移動と位置検出を行う。
34は本カメラの制御を司るCPUである。35はカメラ信号処理回路であり、撮像素子18の出力に対して所定の増幅やガンマ補正などを施す。これらの所定の処理を受けた映像信号のコントラスト信号は、AEゲート36およびAFゲート37を通過する。即ち、露出決定およびピント合わせのために最適な信号の取り出し範囲が全画面内のうちこのゲートで設定される。このゲートの大きさは可変であったり、複数設けられたりする場合がある。
38はAF(オートフォーカス)のためのAF信号を処理するAF信号処理回路であり、映像信号の高周波成分に関する1つもしくは複数の出力を生成する。
39はズームスイッチ、40はズームトラッキングメモリである。ズームトラッキングメモリ40は、変倍に際して被写体距離とバリエーターレンズ位置に応じてセットすべきフォーカシングレンズ位置の情報を記憶する。なお、ズームトラッキングメモリとしてCPU34内のメモリを使用してもよい。
さらに、適正露出を得るために、CPU34は、AEゲート36を通過したY信号の出力の平均値を所定値として、光量調整装置エンコーダ33の出力がこの所定値となるように光量調整装置駆動源32を駆動制御して、光量をコントロールする。
5a:スリーブ部
5b:U溝部
5c:突起
5d:反射スケ−ル収納するBOX形状部
5:4群保持枠(移動物体)
14:反射スケ−ル(反射手段)
16:SRセンサ(光源手段兼受光手段)
19:スケ−ル押え(固定手段)
19a:角窓
19b:梁部
19c:梁部
Claims (3)
- 光源と、前記光源からの光束を反射する反射手段と、前記反射手段によって反射された光束を受光する受光手段とを有し、前記受光手段からの出力に基づいて移動物体の移動方向における位置を検出する検出装置において、
前記移動物体に設けられ、前記反射手段を保持する保持手段を有し、
前記保持手段は、前記移動物体に設けられた前記反射手段を収納する箱部と、前記箱部に取り付けて前記箱部に収納される前記反射手段を固定する固定手段とを含んで構成され、
前記固定手段を、前記移動物体の移動方向における前記箱部の両端部近傍に設けられた取り付け手段に係止させ、前記反射手段を前記移動物体の移動方向に平行な方向および前記光源に対向する方向に弾性的に保持することを特徴とする検出装置。 - 前記反射手段は、前記固定手段に設けられた弾性部材により前記移動物体の移動方向と平行な方向に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 光学装置において、
請求項1または請求項2に記載の検出装置を備え、前記検出装置によって前記移動物体であるレンズ保持枠の位置を検出することを特徴とする光学装置。
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