JP2011138007A - レンズ装置の位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】相対型位置センサが故障した場合には、絶対型位置センサによって可動レンズの絶対位置を検出することによって、相対型位置センサが故障した場合でも可動レンズの絶対位置の検出が行われるようにする。
【解決手段】可動レンズであるズームレンズの位置検出は、絶対型位置センサであるズームリニアポテンショメータ106と相対型位置センサであるMRセンサ85とによって行われる。メインMPU100は電源投入時においてズームレンズの絶対位置(初期位置)をズームリニアポテンショメータ106から取り込んだ値に基づいて決定する。その後、絶対位置からの変位量をサブMPU102から取り込んだMRセンサ85の値(出力パルスのカウント値)に基づいて求め、現在位置を求める。もし、MRセンサ85に故障が生じた場合には、ズームリニアポテンショメータ106の値によって現在位置を求める。
【選択図】図2

Description

本発明はレンズ装置の位置検出装置に係り、特にズームレンズ群等の可動レンズの絶対位置を、分解能の低い絶対型位置センサと分解能の高い相対型位置センサを使用して高精度に検出するレンズ装置の位置検出装置に関する。
従来、テレビの取材等で使用される持ち運び可能なENG(Electronic News Gathering)カメラに用いられるレンズ装置として、インナーフォーカス方式のレンズ装置やリアフォーカス方式のレンズ装置が知られている(特許文献1〜3)。
このようなレンズ装置において、コスト低減のため可動レンズの絶対位置の検出を、分解能の高い高価な絶対型位置センサを用いるのではなく、比較的安価な分解能の低い絶対型位置センサと分解能の高い相対型位置センサとを用いて行うようにしたものがある。例えば、電源投入時等の所定時において可動レンズの絶対位置(初期位置)を絶対型位置センサで検出し、その後、その絶対位置からの変位量を相対型位置センサで検出することによって絶対位置と変位量との和から現在の絶対位置を高精度に求めるようにしている。尚、相対型位置センサとしてMR(magnetoresistive:磁気抵抗)センサが知られおり、特許文献4にMRセンサを用いて可動レンズの位置を検出するレンズ装置が開示されている。
特開平9−211303号公報 特開2007−148021号公報 特開2007−102106号公報 特開平11−110045号公報
上記のように絶対型位置センサと相対型位置センサとを用いて可動レンズの絶対位置検出を行う場合に、初期位置の検出時以外は相対型位置センサのみによる位置検出(変位量検出)が行われている。そのため、相対型位置センサが故障すると、位置検出ができなくなり、位置検出の結果を用いた制御等が不能に陥るという問題があった。例えば、相対型位置センサとしてMRセンサを使用する場合、可動レンズと連動してMRセンサに対して相対的に移動する、N極とS極が交互に着磁された磁気リング(多極永久磁石体)が配置されるが、その磁気リングが他の部材に摺動する状態にあると、MRセンサ自体の回路故障以外にも、その磁気リングが破損してMRセンサが正常に信号を出力しないという場合もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、絶対型位置センサと相対型位置センサとを用いて可動レンズの絶対位置検出を行うレンズ装置において、相対型位置センサが故障した場合であっても、可動レンズの絶対位置の検出が行われるようにしたレンズ装置の位置検出装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係るレンズ装置の位置検出装置は、可動レンズを含む光学系と、前記可動レンズの絶対位置を検出する絶対型位置センサと、前記可動レンズの変位量を検出する相対型位置センサと、前記可動レンズの所定時における絶対位置を前記絶対型位置センサから取得し、前記可動レンズの前記絶対位置から現在位置までの変位量を前記相対型位置センサから取得することにより、前記絶対位置及び前記変位量に基づいて前記可動レンズの現在位置を検出する演算手段と、を備えたレンズ装置の位置検出装置において、前記演算手段は、前記相対型位置センサが異常か否かを検出する異常検出手段と、前記異常検出手段により異常であることを検出した場合には、前記絶対型位置センサから取得した現在の絶対位置をそのまま前記可動レンズの現在位置とする検出位置修復手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、相対型位置センサに異常が生じた場合には相対型位置センサを使用することなく絶対型位置センサにより検出される絶対位置によって可動レンズの現在位置が検出されるようになる。従って、相対型位置センサの故障によって可動レンズの位置検出が不能になる不具合が回避される。
請求項2に係るレンズ装置の位置検出装置は、請求項1に記載の発明において、前記異常検出手段により異常を検出した場合にその旨を表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、相対型位置センサに異常が生じた場合に、そのことを使用者が認識することができ、修理等の必要性を認識することができる。
請求項3に係るレンズ装置の位置検出装置は、請求項1、又は、2に記載の発明において、前記絶対型位置センサは、両端に電圧が印加される抵抗体と、前記可動レンズに連動して前記抵抗体に沿った位置を前記抵抗体に対して相対的に移動すると共に摺動する摺動体とを有し、前記摺動体から前記可動レンズの位置に応じた電圧を出力するポテンショメータであり、前記相対型位置センサは、N極とS極が交互に着磁された多極永久磁石体に対向した位置を前記可動レンズに連動して前記多極永久磁石体に対して相対的に移動し、前記可動レンズの変位量に応じたパルス数のパルス信号を出力するMRセンサであることを特徴としている。本発明は、絶対型位置センサと相対型位置センサの具体的態様を示す。
請求項4に係るレンズ装置の位置検出装置は、請求項1、2、又は、3に記載の発明において、前記異常検出手段は、所定時から現在までの前記可動レンズの変位量を、前記絶対型位置センサから取得した絶対位置に基づいて求めた場合の値と、前記相対型位置センサから取得した変位量に基づいて求めた場合の値とを比較することにより、前記相対型位置センサが異常か否かを検出することを特徴としている。本発明は、相対型位置センサが異常か否かを検出する異常検出手段の一形態を示し、絶対型位置センサの値との比較により検出する態様を示す。
本発明によれば、絶対型位置センサと相対型位置センサとを用いて可動レンズの絶対位置検出を行うレンズ装置において、相対型位置センサが故障した場合であっても、可動レンズの絶対位置の検出が行われるようになる。
本発明が適用されたレンズ装置を側面から見た断面図。 ズームレンズの位置検出を行う構成部の構成を示したブロック図。 メインMPU100におけるズームレンズの位置検出の処理手順を示したフローチャート。
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用された例えば民生用のビデオカメラ、テレビ放送用のENGカメラ、監視用カメラ等に適用されるリアフォーカス式で可変焦点距離のレンズ装置を側面から見た断面図であり、光軸Oから上半分に関して示している。
図1において、レンズ装置1のレンズ鏡胴本体は、主として前枠10、前固定環12、第1本体環14、第2本体環16、後固定環18、マウント取付枠20、及びマウント環22によって略円筒状に構成されている。
第1本体環14は、レンズ鏡胴本体の最内周の構成部材であり、この第1本体環14の外周前方側に前固定環12がねじにより固定され、前固定環12の前方に前枠10がねじにより固定されている。また、第1本体環14の外周後方側に第2本体環16がねじにより固定され、第2本体環16の後方に後固定環18が、後固定環18の後方にマウント取付枠20が、マウント取付枠20の後方にマウント環22がそれぞれねじにより固定されている。
尚、前枠10には、レンズフード24が装着できるようになっている。また、レンズ装置1は、マウント環22を介してレンズ交換式のカメラ本体に装着される。
このレンズ装置1における光学系は、物体側から順に、固定レンズ(第1群レンズ)30、ズーム(変倍)レンズ(第2群レンズ)32、前マスターレンズ(第3群レンズ)34、フォーカスレンズ(第4群レンズ)36、及び後マスターレンズ(第5群レンズ)38の5群から構成されている。また、前マスターレンズ34の直前には、虹彩絞り40が設けられている。
ズームレンズ32が取り付けられたレンズ枠42は、押え環44により移動枠46に固定されている。第1本体環14の内周部にはカム筒48が回動可能に保持されており、移動枠46は、カムピン46Aを介してカム筒48の内周部に保持されている。
即ち、第1本体環14の内周面には光軸O方向の直進溝14Aが形成されるとともに、カム筒48にはカム溝(カム形状の孔)48Aが形成されており、移動枠46に固定されたカムピン46Aが、カム筒48のカム溝48Aを挿通して第1本体環14の直進溝14Aに係合されている。これによって移動枠46は、回転が規制された状態で光軸O方向に直進可能に保持されるとともに、カムピン46Aがカム溝48Aに係合する位置に保持される。
従って、カム筒48が回動すると、カム筒48のカム溝48Aと第1本体環14の直進溝14Aとの交差位置がカム形状に応じた位置に変化し、その交差位置へのカムピン46Aの移動によって移動枠46が光軸O方向に進退移動する。
一方、第2本体環16の外周部には、ズームリング50が回動可能に配置されており、そのズームリング50の内周面の径方向内向きに棒状の連結軸52が取り付けられている。この連結軸52は、第1本体環14に形成された周方向の長孔(図示せず)を挿通してカム筒48に連結されている。これにより、ズームリング50を回動操作すると、それに連動してカム筒48が回動する。カム筒48が回動すると、上述のように移動枠46が進退移動し、移動枠46と連動してズームレンズ32が光軸O方向に移動する。従って、ズームリング50の回動操作によりズーム倍率が変更されるようになっている。
虹彩絞り40は、主としてプラスチック製の地板(絞り枠)54と、菊座(カム板)56と、絞り枠54とカム板56との間に配置された複数枚の絞り羽根58とによって構成されている。後固定環18とマウント取付枠20との間には、アイリスリング60が回動可能に配設され、このアイリスリング60には、カム板56から延出する連結軸56Aが連結されている。これにより、アイリスリング60の回動によりカム板56が回動し、絞り羽根58が開閉動作するようになっている。
フォーカスレンズ36は、光学系の焦点位置を変更するもので、前マスターレンズ34等を保持する保持枠62と、この保持枠62の後端に配設される後マスターレンズ38のレンズ枠64との間に保持されているガイド軸及び回り止め(図示せず)により、光軸O方向に移動可能に支持されている。また、保持枠62には、ガイド軸を挟んで一対のボイスコイルモータ(VCM)66が配設されており、フォーカスレンズ36は、このVCM66の動力によって電動で駆動されるようになっている。
前固定環12の外周部には、第1フォーカスリング70、及び第2フォーカスリング72がそれぞれ回動可能に配置されている。第1フォーカスリング70は、回動範囲が規制されておらず、エンドレスに回転させることができるとともに、光軸方向にスライド可能に配設されている。また、第2フォーカスリング72は、ストッパー軸74により約120度の範囲内で回動できるように規制されている。
第1フォーカスリング70と第2フォーカスリング72とが対向する端面には、それぞれ鋸歯状のクラッチ部70A、72Aが形成されており、図1に示す状態では、クラッチ部70A,72Aが連結(噛合)し、第1フォーカスリング70と第2フォーカスリング72とが一体的に回動する。従って、この状態で、第1フォーカスリング70を手動で回動させる場合には、約120度の範囲内でのみ回動させることができる。
一方、第1フォーカスリング70を、クリック用弾性部材76を乗り越えるように前方にスライドさせると、前記クラッチ部70A、72Aの連結が外れる。これにより第1フォーカスリング70は、エンドレスで回転できるようになる。
上記構成のレンズ装置1の側面には、ねじ孔80、82を介してグリップ部を兼ねた駆動部(図示せず)が取り付けられる。
駆動部は、ズームリング50、アイリスリング60を駆動するための駆動手段を有するとともに、内部に制御基板が配設され、シーソー式のズームスイッチにより電動でズームレンズ32等を駆動制御するとともに、フォーカスレンズ36や虹彩絞り40を制御する。
第1本体環14には、ズームレンズ32の光軸方向に関する位置(絶対位置)を検出するための絶対型位置センサとしてリニアポテンショメータ(ズームリニアポテンショメータ)が配設されている。ズームリニアポテンショメータは、両端に所定電圧が印加される抵抗体(抵抗素子)と抵抗体に沿って移動し位置を応じた電圧を出力する摺動体(摺動接点)とを備えており、図には示さないが、例えば、抵抗体が第1本体環14の内周面に光軸方向に沿って取り付けられ、摺動体が抵抗体と接するようにしてカムピン46A等に取り付けられている。このズームリニアポテンショメータによれば、カム筒48の回転によりズームレンズ32が光軸方向に移動すると、その移動位置に対応した位置信号(絶対位置を示す信号)が摺動体に接続されたリード線を介して駆動部に出力されるようになっている。尚、抵抗体と摺動体はズームレンズ32の移動に伴って一方が他方に対して相対的に移動する関係にあればよく、ズームレンズ32の移動に伴って抵抗体が移動し、摺動体が所定位置に固定されるような構成にしてもよい。
また、第1本体環14には、ズームレンズ32の光軸方向に関する位置(相対位置)を検出するための相対型位置センサとして磁気センサ(MR(magnetoresistive:磁気抵抗)センサ)が配設されている。MRセンサは、N極とS極が交互に着磁された磁気リング(多極永久磁石体)に沿って移動し、磁界の変化によって所定移動量(所定回転角度)ごとに一定パルス数のパルス信号を出力するセンサ回路(チップ)を有しており、センサ回路は例えばブリッジ接続された磁気抵抗効果素子(MR素子)によって構成されている。図1のように、カム筒48の後端面に磁気リング84が接着され、MRセンサ85が磁気リング84に対向して第1本体環14に取り付けられている。これによれば、カム筒48の回転によりズームレンズ32が光軸方向に移動すると、その移動量(変位量)に対応するパルス数のパルス信号(相対位置を示す信号)がMRセンサ85からリード線を介して駆動部に出力されるようになっている。尚、詳細は後述するが、ズームリニアPOTの出力は、電源投入時に使用され、その後は、ズームレンズ位置検出用のMRセンサ85の出力が使用される。また、MRセンサ85と磁気リング84はズームレンズ32の移動に伴って一方が他方に対して相対的に移動する関係にあればよく、ズームレンズ32の移動に伴ってMRセンサ85が移動し、磁気リング84が所定位置に固定されるような構成にしてもよい。
フォーカスレンズ36のガイド軸に対向する保持枠62には、フォーカスレンズ位置検出用のMRセンサが配設されており、このMRセンサは、フォーカスレンズ36の移動量に対応するパルス数のパルス信号(相対位置を示す信号)をリード線を介して駆動部に出力する。また、フォーカスレンズ36の基準位置を検出するためのホームポジションセンサ(フォトインタラプタ)が保持枠62内に配設されており、駆動部は、ホームポジションセンサによって検出されたフォーカスレンズ36の基準位置を基準にしてMRセンサの出力信号をカウントすることによりフォーカスレンズ36の絶対位置を検知している。
第1フォーカスリング70及び第2フォーカスリング72の周囲には、それぞれ歯車70B,72Bが形成されており、これらの歯車70B,72Bは、それぞれ駆動部側に設けられた相対位置検出型センサ(インクリメンタルエンコーダ)、及び絶対位置検出型センサ(アブソリュートエンコーダ)の検出軸の歯車に連結している。
これにより、駆動部は、第1フォーカスリング70の相対的な回転量を検知することができるとともに、第2フォーカスリング72の絶対的な回転位置を検知することができる。
また、前固定環12の先端部には、フォトインタラプタ86が配設されており、一方、第1フォーカスリング70の先端には、遮光板70Cが設けられている。このフォトインタラプタ86は、遮光板70Cの有無を示す検出信号を駆動部に出力する。これにより駆動部は、フォトインタラプタ86からの検出信号により第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結しているか否かを検知することができる。
上記レンズ装置1のズームレンズ32の位置検出について以下詳説する。駆動部に設けられているシーソー式のズームスイッチを操作すると、駆動部内の電動モータからズームリング50の周囲に形成されている歯車50Aに回転駆動力が伝達され、これによりズームリング50を回動させることができるようになっている。また、ズームリング50は、手動で回動させることもできる。
このようにしてズームリング50が回動すると、連結軸52を介して連結されているカム筒48が回動し、カム筒48が回動すると、第1本体環14に形成されている直進溝14A及びカム筒48のカム溝48Aに係合しているカムピン46Aを介して移動枠46が光軸O方向に進退移動する。これにより、ズームレンズ32が光軸O方向に移動し、ズーム倍率が変更される。
本実施の形態のレンズ装置1の光学系の構成では、ズームレンズ32の位置が変化すると焦点面(ピント位置)も変化するため、それを防止するために駆動部はズームレンズ32の位置が変化したときには、ズームレンズ32及びフォーカスレンズ36の位置に対応した補正量分だけフォーカスレンズ36も移動させており、そのためにズームレンズ32の位置(ズーム位置)の検出が行われている。また、外部信号によってズームレンズ32を指定位置に移動させる場合や、ズームレンズの位置情報を外部装置に出力する場合にもズームレンズ32の位置(ズーム位置)を検出している。
図2は、ズームレンズ32の位置検出を行う構成部の構成が示されたブロック図である。同図において、メインMPU(Micro Processing Unit)100、サブMPU102、A/D変換器104は、駆動部に搭載され、ズームリニアポテンショメータ106、MRセンサ85は、上記のようにレンズ鏡胴に設置されている。
同図に示すように、絶対値位置センサであるズームリニアポテンショメータ106の出力は、リード線により駆動部のA/D変換器104に入力され、A/D変換器104によりアナログ信号から14ビットの値(0〜16383)のデジタル信号に変換されてメインMPU100に取り込まれるようになっている。これにより、ズームレンズ32の絶対位置がメインMPU100において検知される。
一方、相対型位置センサであるMRセンサ85の出力は、リード線により駆動部のサブMPU102に入力され、サブMPU102により入力した信号のパルス数がカウントされるようになっている。詳細は省略するが、ズームレンズ32の変位方向もMRセンサ85の出力信号から検出することができるようになっており、サブMPU102は、ズームレンズ32が所定の変位方向(正方向)に移動している際に入力したパルス信号のパルス数をカウント値に加算し、それとは逆方向(負方向)に移動している際に入力したパルス信号のパルス数をカウントから減算する。そして、サブMPU102によりカウントされたカウント値がメインMPU100に取り込まれるようになっている。これにより、サブMPU102のカウント値を0にリセットしたときからのズームレンズ32の変位量がメインMPU100において検知される。
メインMPU100は、ズーム位置の検出を開始する電源投入時等において、そのときのズームレンズ32の位置(初期位置)を、ズームリニアポテンショメータ106からA/D変換器104を介して取り込んだ値(ズームリニアポテンショメータ106の値と称する)に基づいて検出する。そして、この時、サブMPU102におけるカウント値を0にセットする。その後、MRセンサ85の出力信号に基づくサブMPU102のカウント値(MRセンサ85の値とも称する)を適宜取得し、取得したカウント値に基づいてズームレンズ32の初期位置から現在位置(カウント値を取得したときの位置)までの変位量を求める。そして、その変位量を初期位置の値に加算して現在位置を求める。ここで、ズームリニアポテンショメータ106の分解能に比べてMRセンサの分解能の方が10倍を超える高さであり、初期位置以外の位置検出をMRセンサ85を用いて行うことによって高精度の位置検出が行われるようになっている。
尚、現在位置を求めるごとに(サブMPU102からカウント値を取得するごとに)、現在位置を初期位置として設定すると共に、サブMPU102のカウント値を0にリセットしてもよい。また、電源投入時以外の任意の時に取り込んだズームリニアポテンショメータ106の値を初期位置の値として設定すると共にサブMPU102からカウント値を0にリセットするようにしてもよい。
また、メインMPU100は、MRセンサ85が破損した場合にズームレンズ32の位置が誤検出となるため、これを検出するためにMRセンサ85が異常を生じているか否かの異常検出と、異常を検出した場合の修復処理を行っている。
即ち、メインMPU100は、所定時から現在時までのズームレンズ32の変位量を、MRセンサ85の値から求めたものと、ズームリニアポテンショメータ106の値から求めたものとで比較し、大きな差異が生じていればMRセンサ85に異常が生じていると判断する。具体的には、MRセンサ85の値(サブMPU102のカウント値)の取込みと共に、ズームリニアポテンショメータ106の値を取り込み、新たに取り込んだ現在のMRセンサ85の値と前回(又は所定回前、以下同様)取り込んだ前回のMRセンサ85の値との差が示すズームレンズ32の変位量Δxと、新たに取り込んだ現在のズームリニアポテンショメータ106の値と前回取り込んだ前回のズームリニアポテンショメータ106の値との差が示すズームレンズ32の変位量Δx’とを比較する。そして、変位量Δxと変位量Δx’の差分(差分の絶対値)が所定値α未満という条件を満たした場合、即ち、変位量Δxが、次式(1)、
(Δx′−α)<Δx<(Δx′+α)…(1)
という条件を満たした場合にはMRセンサ85が正常である判断し、MRセンサ85の値を用いてズームレンズ32の現在位置を求める。
一方、上記条件式(1)が満たされない場合には、MRセンサ85が異常を生じていると判断する。このとき、メインMPU100は、現在のズームリニアポテンショメータ106の値を現在位置の値として採用する。
図3は、メインMPU100におけるズームレンズ32の位置検出の処理手順を示したフローチャートである。電源が投入されると、メインMPU100は、ズームリニアポテンショメータ106の値をA/D変換器104を介して取り込み、その値に基づいてズームレンズ32の初期位置の値として設定する(ステップS10)。また、サブMPU102のカウント値を0にセットする。そして、以下のステップS12〜ステップS20のループ処理を繰り返し実行する。尚、以下のステップS12〜ステップS20のループ処理を実行している間に、駆動部内の電動モータ、又は、手動によりズームリング50が回動されることによってズームレンズ32が駆動される。電動モータによりズームリング50が回動される場合に、メインMPU100がそのモータ制御も行っており、図3のフローチャートでは示されていないが、そのモータ制御のための処理もステップS12〜ステップS20のループ処理と共に繰り返し実行される。
ステップS12〜ステップS20のループ処理において、メインMPU100は、ズームリニアポテンショメータ106の値をA/D変換器104を介して取り込むと共に(ステップS12)、MRセンサ85の値(サブMPU102のカウント値)をサブMPU102から取り込む(ステップS14)。
続いて、今回のループ処理のステップS14において新たに取り込んだ現在のMRセンサ85の値と前回のループ処理のステップS14に取り込んだ前回のMRセンサ85の値との差が示すズームレンズ32の変位量Δxを求める。また、今回のループ処理のステップS12において新たに取り込んだ現在のズームリニアポテンショメータ106の値と前回のループ処理のステップS12において取り込んだ前回のズームリニアポテンショメータ106の値との差が示すズームレンズ32の変位量Δx’を求める。そして、変位量Δxと変位量Δx′とが上記条件式(1)を満たすか否かによってMRセンサ85が正常か否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16においてYESと判定した場合、即ち、正常と判定とした場合には、今回のループ処理のステップS14において取り込んだMRセンサ85の値をズームレンズ32の変位量(初期位置からの変位量)の値として初期位置の値に加算し、ズームレンズ32の現在位置の値を求める(ステップS18)。
一方、ステップS16においてNOと判定した場合、即ち、異常と判定した場合には、MRセンサ85の値を使用せずに、今回のループ処理のステップ12において取り込んだ現在のズームリニアポテンショメータ106の値をズームレンズ32の現在位置の値として設定する(ステップS20)。
以上のステップS18又はステップ20の処理が終了すると、ステップ12に戻る。
尚、ステップS16においてYES、即ち、MRセンサ85が正常と判定される場合の態様として、その前のループ処理のステップS16においてNO、即ち、MRセンサ85が異常と判定されている場合がある。この態様は、例えば、磁気リング84の一部分が破損し、MRセンサ85が、その磁気リング84の破損した部分に対向した状態から破損していない正常な部分に対向した状態に遷移したときに生じる。この場合に対応するために、ステップS16においてMRセンサ85が異常と判定した場合には、ステップS20においてズームレンズ32の現在位置の値として設定するズームリニアポテンショメータ106の値(ステップS12で取り込んだ値)を、ズームレンズ32の初期位置の値として設定し、また、サブMPU102のカウント値(MRセンサ85の値)を0にリセットするものとする。これにより、次のループ処理のステップS16においてMRセンサ85が正常と判定した場合には、ステップS18においてMRセンサ85の値により正常に検出されたズームレンズ32の変位量の値を初期位置の値に加算することによって現在位置の値を求めることができる。
以上、上記実施の形態において、駆動部等にLED等の表示手段を設置し、ステップS16においてMRセンサ85が正常と判定した場合と異常と判定した場合とで表示手段の表示形態を変えることにより、MRセンサ85に異常が生じたこと(ズーム位置の検出に使用するセンサが切り替えられたこと)を使用者が認識できるようにしてもよい。例えば、LEDの状態を正常時には消灯状態、異常時には点灯又は点滅状態にすることや、正常時には点灯状態、異常時に点滅状態にすることによって、MRセンサ85に異常が生じたことを使用者に知らせることができる。
また、上記実施の形態では、MRセンサ85の一部の検出範囲において異常が生じた場合に、その範囲のズームレンズ32の位置のみをズームリニアポテンショメータ106の値により求めるようにしたが、一部の検出範囲のみであってもMRセンサ85の異常が図3のステップS16において一度でも検出された場合には、それ以後、ズームレンズ32の位置をズームリニアポテンショメータ106の値により求めるようにしてもよい。
また、上記実施の形態の図3のステップS16において、MRセンサ85が正常か否か(異常か否か)の判定を、上記条件式(1)を満たすか否かによって行うものとしたが、他の条件によって判定してもよい。例えば、ズームリニアポテンショメータ106の値から求められる上記変位量Δx′が0ではない場合に、MRセンサ85の値から求められる上記変位量Δxが0の場合にはMRセンサ85が異常(それ以外は正常、若しくは、他の条件による)と判定する判定条件も考えられる。また、上記ΔxやΔx′は、図3のステップS12〜ステップS20のループ処理の前後のループ処理において取得されたMRセンサ85とズームリニアポテンショメータ106の各々の値の差により求めたものであるが、上記ΔxやΔx′は、所定時から現在時までのズームレンズ32の変位量を、MRセンサ85の値から求めたものと、ズームリニアポテンショメータ106の値から求めたものとすることができ、連続する前後のループ処理において取得された値の差から求めたものでなくてもよい。
更に、MRセンサ85が正常か否かの判定は、ズームリニアポテンショメータ106の値を使用せずにMRセンサ85の出力電圧のみで行うことも可能である。即ち、MRセンサ85の出力電圧を検出し(例えば、A/D変換器によりMRセンサ85の出力電圧をメインMPU100において読み取れるようにする)、その電圧が異常値であれば異常と判定することができる。例えば、MRセンサ85の電圧は、正常時には、一定電圧(中点)V0(例:2.5V)に対して所定電圧幅V1(例:±50〜100mV)の振幅を有する。もし、MRセンサ85(又は磁気リング)に故障(磁気リングの一部に破損等)が生じた場合には、サイン波が得られず片側がつぶれたような波形となったり、中点の電圧がV0からずれた値をとることになる(例えば、正常であれば2.5V±50mVであるのに対して1.5V±50mVになる等)。このような電圧の異常を検出することによって、ズームリニアポテンショメータ106と比較を行わずにMRセンサ85単独でMRセンサ85の異常を検出することができる。
また、上記実施の形態では、ズームレンズ32の位置(絶対位置)を検出する位置センサをとして、絶対型位置センサと相対型位置センサを併用し、絶対型位置センサとしてズームリニアポテンショメータ106、相対型位置センサとしてMRセンサ85を用いた態様を示したが、絶対型位置センサと相対型位置センサの各々の種類は特に上記実施の形態で示したものに限らず、任意の種類のセンサを使用した態様であっても本発明を適用できる。また、ズームレンズ32に位置を検出する位置センサに関してではなく、ズームレンズ以外のフォーカスレンズ等の可動レンズの位置を検出する位置センサにおいて絶対型位置センサと相対型位置センサを用いる場合に本発明を適用できる。
1…レンズ装置、14…第1本体環、32…ズームレンズ、46A…カムピン、48…カム筒、50…ズームリング、84…磁気リング、85…MRセンサ)、100…メインMPU、102…サブMPU、104…A/D変換器、106…ズームリニアポテンショメータ

Claims (4)

  1. 可動レンズを含む光学系と、
    前記可動レンズの絶対位置を検出する絶対型位置センサと、
    前記可動レンズの変位量を検出する相対型位置センサと、
    前記可動レンズの所定時における絶対位置を前記絶対型位置センサから取得し、前記可動レンズの前記絶対位置から現在位置までの変位量を前記相対型位置センサから取得することにより、前記絶対位置及び前記変位量に基づいて前記可動レンズの現在位置を検出する演算手段と、
    を備えたレンズ装置の位置検出装置において、
    前記演算手段は、
    前記相対型位置センサが異常か否かを検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段により異常であることを検出した場合には、前記絶対型位置センサから取得した現在の絶対位置をそのまま前記可動レンズの現在位置とする検出位置修復手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ装置の位置検出装置。
  2. 前記異常検出手段により異常を検出した場合にその旨を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1のレンズ装置の位置検出装置。
  3. 前記絶対型位置センサは、両端に電圧が印加される抵抗体と、前記可動レンズに連動して前記抵抗体に沿った位置を前記抵抗体に対して相対的に移動すると共に摺動する摺動体とを有し、前記摺動体から前記可動レンズの位置に応じた電圧を出力するポテンショメータであり、前記相対型位置センサは、N極とS極が交互に着磁された多極永久磁石体に対向した位置を前記可動レンズに連動して前記多極永久磁石体に対して相対的に移動し、前記可動レンズの変位量に応じたパルス数のパルス信号を出力するMRセンサであることを特徴とする請求項1、又は、2のレンズ装置の位置検出装置。
  4. 前記異常検出手段は、所定時から現在までの前記可動レンズの変位量を、前記絶対型位置センサから取得した絶対位置に基づいて求めた場合の値と、前記相対型位置センサから取得した変位量に基づいて求めた場合の値とを比較することにより、前記相対型位置センサが異常か否かを検出することを特徴とする請求項1、2、又は、3のレンズ装置の位置検出装置。
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