JP2006255656A - 液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006255656A
JP2006255656A JP2005079807A JP2005079807A JP2006255656A JP 2006255656 A JP2006255656 A JP 2006255656A JP 2005079807 A JP2005079807 A JP 2005079807A JP 2005079807 A JP2005079807 A JP 2005079807A JP 2006255656 A JP2006255656 A JP 2006255656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser irradiation
substrate
droplet
droplet discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005079807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4311364B2 (ja
Inventor
Yuji Iwata
裕二 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005079807A priority Critical patent/JP4311364B2/ja
Priority to CNB2006100591740A priority patent/CN100411876C/zh
Priority to KR1020060024314A priority patent/KR100716219B1/ko
Priority to TW095109012A priority patent/TWI290515B/zh
Priority to US11/384,942 priority patent/US20060209150A1/en
Publication of JP2006255656A publication Critical patent/JP2006255656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4311364B2 publication Critical patent/JP4311364B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K1/00Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion
    • G06K1/12Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • B41J11/002Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
    • B41J11/0021Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers

Abstract

【課題】 レーザ光を吐出口から吐出した機能材料を含む液滴に精度よく照射し、効率のよい乾燥・焼成を行なうことができる液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】 液滴吐出ヘッドの下面であってノズルプレート31が搭載されたキャリッジに、乾燥用レーザ照射装置38及び焼成用レーザ照射装置39が併設されている。ノズルプレート31には、基板2に液滴Fbを吐出する複数のノズルNが設けられている。乾燥用レーザ照射装置38には、基板2に着弾した液滴Fbの乾燥を行なう複数の第1半導体レーザLbが設けられている。焼成用レーザ照射装置39には、基板2に着弾して第1半導体レーザLbで乾燥された液滴Fbの焼成を行なうための複数の第2半導体レーザLcが設けられている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
従来、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス表示装置(有機EL表示装置)等の電気光学装置には、画像を表示するための透明ガラス基板(以下単に、基板という。)が備えられている。この種の基板には、品質管理や製造管理を目的として、その製造元や製品番号等の製造情報をコード化した識別コード(例えば、2次元コード)が形成されている。こうした識別コードは、配列された多数のパターン形成領域(データセル)の一部に、コードパターン(例えば、有色の薄膜や凹部)を備え、そのコードパターンの有無によって製造情報をコード化している。
この識別コードの形成方法には、金属箔にレーザ光を照射してコードパターンをスパッタ成膜するレーザスパッタ法や、研磨材を含んだ水を基板等に噴射してコードパターンを刻印するウォータージェット法が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
しかし、レーザスパッタ法では、所望するサイズのコードパターンを得るために、金属箔と基板の間隙を、数〜数十μmに調整しなければならない。つまり、基板と金属箔の表面に対して非常に高い平坦性が要求され、しかも、これらの間隙をμmオーダの精度で調整しなければならない。その結果、識別コードを形成できる対象基板が制限されて、その汎用性を損なう問題を招いていた。また、ウォータージェット法では、基板の刻印時に、水や塵埃、研磨剤等が飛散するため、同基板を汚染する問題があった。
近年、こうした生産上の問題を解消する識別コードの形成方法として、インクジェット法が注目されている。インクジェット法は、金属微粒子を含む微小液滴を液滴吐出装置から吐出し、その液滴を乾燥させることによってコードパターンを形成する。このため、対象基板の範囲を拡大することができ、同基板の汚染等を回避しながら識別コードを形成することができる。
特開平11−77340号公報 特開2003−127537号公報
ところで、インクジェット法は、基板に着弾させた液滴を乾燥させ、機能材料を焼成させて基板に密着させる。すなわち、乾燥工程により液滴の形状を固定し、焼成工程により機能材料を固める。このような乾燥・焼成工程は、適切な形状を形成するために必要な工程であるため、インクジェット法においては効率のよい乾燥・焼成が望まれていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、レーザ光を吐出口から吐出した機能材料を含む液滴に精度よく照射し、効率のよい乾燥・焼成を行なうことができる液滴吐出装置を提供することである。
本発明の液滴吐出装置は、機能性材料を含む液状体を、吐出口から液滴として吐出する液滴吐出装置において、前記吐出口から吐出され、基板に着弾した前記液滴にレーザ光を照射して乾燥させる第1レーザ照射手段と、前記乾燥させた液滴を焼成するための第2レーザ照射手段とを設けた。
この液滴吐出装置によれば、第1レーザ照射手段から乾燥に適したレーザ光を照射して液滴を乾燥させ、第2レーザ照射手段から焼成に適したレーザ光を照射して液滴の焼成を行なう。従って、液滴の乾燥と焼成のそれぞれ適した状態でレーザ光を照射することができるので、効率よく乾燥及び焼成を行なうことができる。
この液滴吐出装置において、前記第1及び第2レーザ照射手段は、液滴吐出手段を搭載したキャリッジ上に配置されてもよい。
この液滴装置によれば、第1及び第2レーザ照射手段は、液滴吐出手段が搭載されたキャリッジ上に配置されているため、液滴吐出手段により吐出された液滴に応じて適宜レーザ光を照射して液滴を乾燥させ機能材料を焼成させることができる。
この液滴吐出装置において、第1のレーザ照射手段のレーザ光の照射位置と、前記第2レーザ照射手段のレーザ光の照射位置との距離を変更する相対移動手段を設け、この相対移動手段は、前記第1のレーザ照射手段の前記照射位置と前記基板との位置関係に基づいて、前記第2のレーザ照射手段を移動させてもよい。
この液滴吐出装置によれば、第1のレーザ照射手段が基板に対して相対移動するときに、相対移動手段により第1レーザ照射手段と第2レーザ照射手段との距離を変更させて、第1レーザ照射手段からのレーザ光の基板に対する照射時間と、第2レーザ照射手段からのレーザ光の基板に対する照射時間とを相違させることができる。従って、第1レーザ照射手段のレーザ光は吐出に同期させて照射する一方で、第2レーザ照射手段のレーザ光の照射時間を長くすることにより、十分に焼成を行なうことができる。
この液滴吐出装置において、前記相対移動手段は、キャリッジ上において、前記第1レーザ照射手段と前記第2レーザ照射手段との距離を変更する手段でもよい。
この液滴吐出装置によれば、相対移動手段を用いて、キャリッジ上で、第1レーザ照射手段と第2レーザ照射手段との距離を変更する。このため、キャリッジが、対向する基板に対して相対移動するときに、相対移動手段により第1レーザ照射手段と第2レーザ照射手段との距離を変更させて、第1レーザ照射手段からのレーザ光の基板に対する照射時間と、第2レーザ照射手段からのレーザ光の基板に対する照射時間とを相違させることができる。従って、第1レーザ照射手段のレーザ光は吐出に同期させて照射する一方で、第2レーザ照射手段のレーザ光の照射時間を長くすることにより、十分に焼成を行なうことができる。
この液滴吐出装置において、前記第1レーザ照射手段は、第1波長のレーザ光を照射し、第2レーザ照射手段は、前記第1波長とは異なる第2波長のレーザ光を照射してもよい。
この液滴吐出装置によれば、液滴を乾燥させるために適した第1波長のレーザ光を第1レーザ照射手段から照射し、液滴を焼成させるために適した第2波長のレーザ光を第2照射手段から照射することができる。従って、乾燥や焼成にあった波長を、それぞれ利用することにより、より効率よく液滴の乾燥・焼成を行なうことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図13に従って説明する。
まず、本発明の液滴吐出装置を使って形成された識別コードを有する液晶表示装置の表示モジュールについて説明する。図1は液晶表示装置の液晶表示モジュールの正面図、図2は液晶表示モジュールの裏面に形成された識別コードの正面図、図3は液晶表示モジュ
ールの裏面に形成された識別コードの側面図である。
図1において、液晶表示モジュール1は、光透過性の表示用基板としての透明ガラス基板(以下、単に基板2という。)を備えている。その基板2の表面2aの略中央位置には、液晶分子を封入した四角形状の表示部3が形成され、その表示部3の外側には走査線駆動回路4及びデータ線駆動回路5が形成されている。そして、液晶表示モジュール1は、走査線駆動回路4の供給する走査信号とデータ線駆動回路5の供給するデータ信号に基づいて液晶分子の配向状態を制御し、図示しない照明装置から照射された平面光を、液晶分子の配向状態で変調することによって、表示部3に、所望の画像を表示するようになっている。
基板2の裏面2bの右隅には、パターンとしてドットDで構成された液晶表示モジュール1の識別コード10が形成されている。識別コード10は、図2に示すように、パターン形成領域Z1内に形成される複数のドットDにて構成されている。
このパターン形成領域Z1の外周には予め定めた余白領域Z2が形成されている。そして、パターン形成領域Z1に形成された識別コード10は、本実施形態では2次元コードであって、2次元コードリーダで読み取ることができる。また、余白領域Z2は、ドットDが形成されない領域であって、2次元コードリーダがパターン形成領域Z1を特定し同パターン形成領域Z1内の識別コード10の誤検出を防止するための領域である。
パターン形成領域Z1は、1〜2mm角の正方形の領域であって、図4に示すように、16行×16列の256個のセルCに仮想分割されている。そして、16行×16列の各セルCに対して選択的にドットDが形成され、その各ドットDで構成する液晶表示モジュール1の製品番号やロット番号を識別するための識別コード10が形成される。
本実施形態では、この分割されたセルCであって、セルC内にドットDが形成されるセルCを黒セルC1とし、セルC内にドットDが形成されないセルCを白セルC0(非形成領域)とする。また、図4において上側から順に、1行目のセルC、2行目のセルC、・・・、16行目のセルCとし、図4において左側から順に、一列目のセルC、2列目のセルC、・・・、16列目のセルCという。
黒セルC1(ドット領域)に形成されるドットDは、図2及び図3に示すように、半球状に基板2に密着して形成されている。このドットDは、本実施形態ではインクジェット法によって形成されている。詳述すると、ドットDは、後記する液滴吐出装置20のノズルNからパターン形成材料(例えば、マンガン微粒子等)を含む液状体Fa(図8参照)の液滴FbをセルC(黒セルC1)に吐出させる。次に、その黒セルC1に着弾した液滴Fbを乾燥させ、液滴Fbに含まれるマンガン微粒子を焼成させることによって、基板2に密着したマンガンよりなる半球状のドットDが形成される。この乾燥・焼成はレーザ光を、基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbに照射することによって行われる。
次に、基板2の裏面2bに識別コード10を形成するために使用される液滴吐出装置20について説明する。図5は、液滴吐出装置20の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、液滴吐出装置20には、直方体形状に形成される基台21が備えられている。本実施形態では、この基台21の長手方向をY矢印方向とし、同Y矢印方向と直交する方向をX矢印方向とする。
基台21の上面21aには、Y矢印方向に延びる一対の案内凹溝22が同Y矢印方向全幅にわたり形成されている。その基台21の上側には、一対の案内凹溝22に対応する図示しない直動機構を備えた基板ステージ23が取り付けられている。基板ステージ23の
直動機構は、例えば案内凹溝22に沿って延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸がステップモータよりなるY軸モータMY(図10参照)に連結されている。そして、所定のステップ数に相対する駆動信号がY軸モータMYに入力されると、Y軸モータMYが正転又は逆転して、基板ステージ23が同ステップ数に相当する分だけ、Y矢印方向に沿って所定の速度で往動又は復動する(Y方向に移動する)ようになっている。
本実施形態では、この基板ステージ23の配置位置であって、図5に示すように、基台21の最も手前側に配置する位置を往動位置とする。
基板ステージ23の上面には、載置面24が形成され、その載置面24には、図示しない吸引式の基板チャック機構が設けられている。そして、基板2が裏面2bを上側にして載置面24に載置されると、その基板チャックによって、基板2が載置面24の所定位置に位置決め固定されるようになっている。この際、パターン形成領域Z1は、各セルCの列方向がY矢印方向に沿うように設定され、かつ1行目のセルCが最もY矢印方向側となるように配置される。
基台21のX矢印方向両側には、一対の支持台25a、25bが立設され、その一対の支持台25a、25bには、X矢印方向に延びる案内部材26が架設されている。案内部材26は、その長手方向の幅が基板ステージ23のX矢印方向よりも長く形成され、その一端が支持台25a側に張り出すように配置されている。
案内部材26の上側には、収容タンク27が配設されている。その収容タンク27には、分散媒にマンガン微粒子を分散させた液状体Faが、導出可能に収容されている。一方、その案内部材26の下側には、X矢印方向に延びる上下一対の案内レール28がX矢印方向全幅にわたり凸設されている。この案内レール28には、同案内レール28に対応する図示しない直動機構を備えたキャリッジ29が取り付けられている。キャリッジ29の直動機構は、例えば案内レール28に沿ってX矢印方向に延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸が、所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転するX軸モータMX(図10参照)に連結されている。そして、所定のステップ数に相当する駆動信号をX軸モータMXに入力すると、X軸モータが正転又は逆転して、キャリッジ29が同ステップ数に相当する分だけX矢印方向に沿って往動又は復動する。
また、キャリッジ29には、液滴吐出手段としての液滴吐出ヘッド30が一体に設けられている。図6は、液滴吐出ヘッド30の下面(基板ステージ23側の面)を上方に向けた場合の斜視図を示す。図7は、液滴吐出ヘッド30の側面図を示す。液滴吐出ヘッド30は、その下面にノズルプレート31を備え、ノズルプレート31には、本実施形態では識別コード10を形成するための16個の吐出口としてのノズルNがX矢印方向に一列となって等間隔に貫通形成されている。
図8は、液滴吐出ヘッド30の構造を説明するための要部断面図である。図8に示すように、ノズルプレート31の上側であってノズルNと相対する位置には、圧力室としてのキャビティ32が形成されている。キャビティ32は収容タンク27に連通し、収容タンク27内の液状体Faを、それぞれ対応する各キャビティ32内に供給可能にする。キャビティ32の上側には、上下方向に振動して、キャビティ32内の容積を拡大縮小する振動板33と、上下方向に伸縮して振動板33を振動させるピエゾ素子等からなる圧電素子34が配設されている。
そして、液滴吐出ヘッド30が圧電素子34を駆動制御するためのノズル駆動信号を受けると、圧電素子34が伸縮して、キャビティ32内の容積を拡大縮小させ、対応する各
ノズルNから縮小した容積分のマンガン微粒子を含む液状体Faが液滴Fbとなって基板2に吐出される。
液滴吐出ヘッド30の下面であってノズルプレート31の一側には、図6に示すように、乾燥用レーザ照射装置38及び焼成用レーザ照射装置39が併設されている。乾燥用レーザ照射装置38は、焼成用レーザ照射装置39よりノズルNに近接して設けられている。この乾燥用レーザ照射装置38は、16個のノズルNに対応して設けられた16個の第1レーザ照射手段としての第1半導体レーザLbがX矢印方向に一列となって等間隔に並設されている。各第1半導体レーザLbは、対応するノズルNから吐出されて基板2に着弾した液滴Fbにレーザ光を照射して、液滴Fbを乾燥させる。
なお、16個の第1半導体レーザLbからなるレーザ列は、16個のノズルNからなるノズル列と併設されていて、対応する各第1半導体レーザLbとノズルNの間隔はそれぞれ共に同じになるように形成されている。
更に、乾燥に用いる第1半導体レーザLbは、液状体Faの分散媒の吸収係数に対応させた波長のレーザ光のレーザ光源を用いる。本実施形態の液状体Faの分散媒においては、図11に示す吸収波長を有しているため、図11の矢印で示す波長(1000nmを超えた程度の波長)のレーザ光を第1半導体レーザLbから照射させる。
また、本実施形態では、乾燥用レーザ照射装置38の下方には、反射鏡38bが配置されている。この反射鏡38bは、第1半導体レーザLbのレーザ光をノズルNの直下に照射させるためのものである。そして、乾燥用レーザ照射装置38からのレーザ光を用いて、液滴Fbが基板2に着弾後、速やかに照射して、液滴Fbを乾燥させる。
焼成用レーザ照射装置39は、16個のノズルNに対応して設けられた16個の第2レーザ照射手段としての第2半導体レーザLcがX矢印方向に一列となって等間隔に並設されている。各第2半導体レーザLcは、対応するノズルNから液滴Fbが吐出されることによって基板2に着弾した液滴Fbにレーザ光を照射して、マンガン微粒子を焼成させる。
なお、本実施形態では、16個の第2半導体レーザLcからなるレーザ列は、16個のノズルNからなるノズル列と併設されていて、対応する各第2半導体レーザLcとノズルNの間隔は、本実施形態ではそれぞれ共に同じになるように形成されている。
更に、焼成に用いる第2半導体レーザLcは、マンガン微粒子の吸収係数を対応させた波長のレーザ光のレーザ光源を用いる。本実施形態の液状体Faのマンガン微粒子においては、図12に示す吸収波長を有しているため、図12の矢印で示す波長(400〜500nm程度の波長)のレーザ光を第2半導体レーザLcから照射させる。
次に、上記のように構成した液滴吐出装置20の電気的構成を図9及び図10に従って説明する。
図9において、制御装置40には、外部コンピュータ等の入力装置41から各種データを受信するI/F部42と、CPU等からなる制御部43、DRAM及びSRAMからなり各種データを格納するRAM44、各種制御プログラムを格納するROM45が備えられている。また、制御装置40には、駆動波形生成回路46、各種駆動信号を同期するためのクロック信号CLKを生成する発振回路47、第1半導体レーザLb及び第2半導体レーザLcを駆動するためのレーザ駆動電圧VDLb,VDLcを生成する電源回路48、各種駆動信号を送信するI/F部49が備えられている。そして、制御装置40では、これらI/F部42、制御部43、RAM44、ROM45、駆動波形生成回路46、発
振回路47、電源回路48及びI/F部49が、バス50を介して接続されている。
詳述すると、I/F部42は、入力装置41から、基板2の製品番号やロット番号等の識別データを公知の方法で2次元コード化した識別コード10の画像を、既定形式の描画データIaとして受信する。制御部43は、I/F部42の受信した描画データIaに基づいて、識別コード作成処理動作を実行する。すなわち、制御部43は、RAM44等を処理領域として、ROM45等に格納された制御プログラム(例えば、識別コード作成プログラム)に従って、基板ステージ23を移動させて基板2の搬送処理動作を行い、液滴吐出ヘッド30の各圧電素子34を駆動させて液滴吐出処理動作を行なう。また、制御部43は、識別コード作成プログラムに従って、各第1半導体レーザLbを駆動させて液滴Fbを乾燥させる乾燥処理動作を行なう。
詳述すると、制御部43は、I/F部42の受信した描画データIaに所定の展開処理を施し、2次元描画平面(パターン形成領域Z1)上における各セルCに、液滴Fbを吐出するか否かを示すビットマップデータBMDを生成してRAM44に格納する。このビットマップデータBMDは、圧電素子34に対応して16×16ビットのビット長を有したシリアルデータであり、各ビットの値(0あるいは1)に応じて、圧電素子34のオンあるいはオフを規定するものである。
また、制御部43は、描画データIaにビットマップデータBMDの展開処理と異なる展開処理を施し、圧電素子34に印加する圧電素子駆動電圧VDPの波形データを生成して、駆動波形生成回路46に出力するようになっている。駆動波形生成回路46は、制御部43において生成された波形データを格納する波形メモリ46aと、同波形データをデジタル/アナログ変換してアナログ信号として出力するD/A変換部46bと、D/A変換部から出力されるアナログの波形信号を増幅する信号増幅部46cとを備えている。そして、駆動波形生成回路46は、波形メモリ46aに格納した波形データをD/A変換部46bによりデジタル/アナログ変換し、アナログ信号の波形信号を信号増幅部46cにより増幅して圧電素子駆動電圧VDPを生成する。
そして、制御部43は、I/F部49を介して、ビットマップデータBMDを、発振回路47の生成するクロック信号CLKに同期させた吐出制御信号SI(図10参照)として、後述するヘッド駆動回路51(シフトレジスタ56)に順次シリアル転送する。また、制御部43は、転送した吐出制御信号SIをラッチするためのラッチ信号LATをヘッド駆動回路51に出力する。更に、制御部43は、発振回路47の生成するクロック信号CLKに同期させて、圧電素子駆動電圧VDPをヘッド駆動回路51(スイッチ素子Sa1〜Sa16)に出力する。
この制御装置40には、図10に示すように、I/F部49を介して、ヘッド駆動回路51、第1半導体レーザLbを駆動するためのレーザ駆動回路52b、第2半導体レーザLcを駆動するためのレーザ駆動回路52c、基板検出装置53、X軸モータ駆動回路54及びY軸モータ駆動回路55が接続されている。
ヘッド駆動回路51には、シフトレジスタ56、ラッチ回路57、レベルシフタ58及びスイッチ回路59が備えられている。シフトレジスタ56は、クロック信号CLKに同期して制御装置40(制御部43)から転送された吐出制御信号SIを、16個の圧電素子34に対応させてシリアル/パラレル変換する。ラッチ回路57は、シフトレジスタ56のパラレル変換した16ビットの吐出制御信号SIを、制御装置40(制御部43)から入力されるラッチ信号LATに同期してラッチし、ラッチした吐出制御信号SIをレベルシフタ58及びレーザ駆動回路52b,52cに出力する。レベルシフタ58は、ラッチ回路57のラッチした吐出制御信号SIを、スイッチ回路59が駆動する電圧まで昇圧
して、16個の各圧電素子34に対応する開閉信号GS1をそれぞれ生成する。スイッチ回路59には、各圧電素子34に対応するスイッチ素子Sa1〜Sa16がそれぞれ備えられ、各スイッチ素子Sa1〜Sa16の入力側には、共通する圧電素子駆動電圧VDPが入力され、出力側には、それぞれ対応する圧電素子34が接続されている。そして、各スイッチ素子Sa1〜Sa16には、レベルシフタ58から、対応する開閉信号GS1が入力され、同開閉信号GS1に応じて圧電素子駆動電圧VDPを圧電素子34に供給するか否かを制御するようになっている。
すなわち、本実施形態の液滴吐出装置20は、駆動波形生成回路46の生成した圧電素子駆動電圧VDPを、各スイッチ素子Sa1〜Sa16を介して対応する各圧電素子34に共通に印加する。また、同液滴吐出装置20は、その各スイッチ素子Sa1〜Sa16の開閉を、制御装置40(制御部43)から出力する吐出制御信号SI(開閉信号GS1)で制御するようにしている。そして、スイッチ素子Sa1〜Sa16が閉じると、同スイッチ素子Sa1〜Sa16に対応する圧電素子34に、圧電素子駆動電圧VDPが供給され、同圧電素子34に対応するノズルNから液滴Fbが吐出される。
図13のラッチ信号LAT、吐出制御信号SI及び開閉信号GS1のパルス波形と、開閉信号GS1に応答して圧電素子34に印加される圧電素子駆動電圧VDPの波形を示す。
図13に示すように、制御部43からヘッド駆動回路51に出力されたラッチ信号LATが立ち下がると、16ビット分の吐出制御信号SIに基づいて開閉信号GS1が生成される。そして、16個の開閉信号GS1のうち立ち上がった開閉信号GS1に対応する圧電素子34に圧電素子駆動電圧VDPが供給される。圧電素子駆動電圧VDPの電圧の上昇とともに圧電素子34が収縮してキャビティ32内に液状体Faが引き込まれ、圧電素子駆動電圧VDPの電圧値の下降とともに圧電素子34が伸張してキャビティ32内の液状体Faが押し出され、液滴Fbが吐出される。液滴Fbを吐出すると、圧電素子駆動電圧VDPの電圧値は初期電圧まで戻り、圧電素子34の駆動による液滴Fbの吐出動作が終了する。
図10に示すように、レーザ駆動回路52bには、遅延パルス生成回路61bとスイッチ回路62bが備えられている。遅延パルス生成回路61bは、図13に示すようにラッチ回路57がラッチ信号LATの立下りに応答してラッチした吐出制御信号SIを、所定の時間(待機時間Tb)だけ遅延させたパルス信号(開閉信号GS2)を生成し、この開閉信号GS2をスイッチ回路62bに出力する。ここで、待機時間Tbとは、圧電素子34の駆動タイミング(ラッチ信号LATの立ち下がりタイミング)を基準(基準時間Tk)とし、その圧電素子34(ノズルN)に対応する第1半導体レーザLbのレーザ照射位置を液滴Fbが通過するに要する時間である。詳述すると、本実施形態における待機時間Tbは、予め試験等に基づいて設定した時間であり、圧電素子34の吐出動作の開始時(圧電素子駆動電圧VDPの立ち上がる時)から液滴Fbが着弾し、その着弾した液滴Fbがレーザ照射位置まで到達するまでの時間である。従って、遅延パルス生成回路61bは、ラッチ回路57がラッチ信号LATの立下りに応答してラッチした吐出制御信号SIを、待機時間Tb経過すると、すなわち着弾した液滴Fbが第1半導体レーザLbの照射位置に来たとき、開閉信号GS2をスイッチ回路62bに出力する。
スイッチ回路62bには、各第1半導体レーザLbに対応するスイッチ素子Sb1〜Sb16が備えられている。各スイッチ素子Sb1〜Sb16の入力側には、電源回路48の生成した共通のレーザ駆動電圧VDLbが入力され、出力側には対応する各第1半導体レーザLbが接続されている。そして、各スイッチ素子Sb1〜Sb16には、遅延パルス生成回路61bから対応する開閉信号GS2が入力され、同開閉信号GS2に応じてレ
ーザ駆動電圧VDLbを第1半導体レーザLbに供給するか否かを制御するようになっている。
すなわち、本実施形態の液滴吐出装置20は、電源回路48の生成したレーザ駆動電圧VDLbを、各スイッチ素子Sb1〜Sb16を介して対応する各第1半導体レーザLbに共通に印加する。液滴吐出装置20は、そのスイッチ素子Sb1〜Sb16の開閉を、制御装置40(制御部43)の供給する吐出制御信号SI(開閉信号GS2)によって制御するようにしている。そして、スイッチ素子Sb1〜Sb16が閉じると、同スイッチ素子Sb1〜Sb16に対応する第1半導体レーザLbにレーザ駆動電圧VDLbが供給され、対応する第1半導体レーザLbからレーザ光が出射される。
つまり、図13に示すように、ラッチ信号LATがヘッド駆動回路51に入力されると、待機時間Tb後に、開閉信号GS2が生成される。そして、開閉信号GS2が立ち上がった時に、対応する第1半導体レーザLbにレーザ駆動電圧VDLbが印加され、丁度、第1半導体レーザLbの照射位置を通過する基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbに、同第1半導体レーザLbからレーザ光が出射される。そして、開閉信号GS2が立ち下がり、レーザ駆動電圧VDLbの供給が遮断されて第1半導体レーザLbによる乾燥処理動作が終了する。
レーザ駆動回路52cには、遅延信号生成回路61cとスイッチ回路62cが備えられている。遅延信号生成回路61cは、ラッチ回路57がラッチ信号LATの立ち下がりに応答してラッチした吐出制御信号SIを、所定の時間(待機時間Tc)だけ遅延させた信号(開閉信号GS3)を生成し、同開閉信号GS3をスイッチ回路62cに出力する。ここで、待機時間Tcとは、圧電素子34の駆動タイミング(ラッチ信号LATの立ち下がりタイミング)を基準(基準時間Tk)とし、その圧電素子34(ノズルN)に対応する第2半導体レーザLcの直下(レーザ照射位置)を液滴Fbが通過するに要する時間をいう。
詳述すると、本実施形態における待機時間Tcは、予め試験等に基づいて設定した時間であり、圧電素子34の吐出動作の開始時(圧電素子駆動電圧VDPの立ち上がる時)から液滴Fbが着弾し、その着弾した液滴Fbが第2半導体レーザLcのレーザ照射位置まで到達するまでの時間である。従って、遅延信号生成回路61cは、ラッチ回路57がラッチ信号LATの立ち下がりに応答してラッチした吐出制御信号SIを、待機時間Tc経過すると、即ち、着弾した液滴Fbが第2半導体レーザLcの直下(レーザ照射位置)に来たとき、開閉信号GS3をスイッチ回路62cに出力する。
スイッチ回路62cには、16個の各第2半導体レーザLcに対応するスイッチ素子Sc1〜Sc16が備えられている。各スイッチ素子Sc1〜Sc16の入力側には、電源回路48の生成した共通のレーザ駆動電圧VDLcが入力され、出力側には対応する各第2半導体レーザLcが接続されている。そして、各スイッチ素子Sc1〜Sc16には、遅延信号生成回路61cから対応する開閉信号GS3が入力され、同開閉信号GS3に応じてレーザ駆動電圧VDLcを第2半導体レーザLcに供給するか否かを制御するようになっている。
すなわち、本実施形態の液滴吐出装置20は、電源回路48の生成したレーザ駆動電圧VDLcを、各スイッチ素子Sc1〜Sc16を介して対応する各第2半導体レーザLcに共通に印加する。同液滴吐出装置20は、そのスイッチ素子Sc1〜Sc16の開閉を、制御装置40(制御部43)の供給する吐出制御信号SI(開閉信号GS3)によって制御するようにしている。そして、スイッチ素子Sc1〜Sc16が閉じると、同スイッチ素子Sc1〜Sc16に対応する第2半導体レーザLcにレーザ駆動電圧VDLcが供
給され、対応する第2半導体レーザLcからレーザ光が出射される。
つまり、図13に示すように、ラッチ信号LATがヘッド駆動回路51に入力されると、待機時間Tc後に、開閉信号GS3が生成される。そして、開閉信号GS3が立ち上がった時に、対応する第2半導体レーザLcにレーザ駆動電圧VDLcが印加され、丁度、第2半導体レーザLcの照射位置を通過する基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbに、同第2半導体レーザLcからレーザ光が出射される。そして、開閉信号GS3が立ち下がり、レーザ駆動電圧VDLcの供給が遮断されて第2半導体レーザLcによる焼成処理動作が終了する。
制御装置40には、I/F部49を介して基板検出装置53が接続されている。基板検出装置53は、基板2の端縁を検出し、制御装置40によって液滴吐出ヘッド30(ノズルN)の直下を通過する基板2の位置を算出する際に利用される。
制御装置40には、I/F部49を介してX軸モータ駆動回路54が接続され、X軸モータ駆動回路54にX軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。X軸モータ駆動回路54は、制御装置40からのX軸モータ駆動制御信号に応答して、キャリッジ29を往復移動させるX軸モータMXを正転又は逆転させるようになっている。そして、例えば、X軸モータMXを正転させると、キャリッジ29はX矢印方向に移動し、逆転させるとキャリッジ29は反X矢印方向に移動するようになっている。
制御装置40には、X軸モータ駆動回路54を介してX軸モータ回転検出器54aが接続され、X軸モータ回転検出器54aからの検出信号が入力される。制御装置40は、この検出信号に基づいて、X軸モータMXの回転方向及び回転量を検出し、液滴吐出ヘッド30(キャリッジ29)のX矢印方向の移動量と、移動方向とを演算するようになっている。
制御装置40には、I/F部49を介してY軸モータ駆動回路55が接続され、Y軸モータ駆動回路55にY軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。Y軸モータ駆動回路55は、制御装置40からのY軸モータ駆動制御信号に応答して、基板ステージ23を往復移動させるY軸モータMYを正転又は逆転させ、同基板ステージ23を予め定めた速度で移動させるようになっている。例えば、Y軸モータMYを正転させると、基板ステージ23(基板2)は予め定めた速度でY矢印方向に移動し、逆転させると、基板ステージ23(基板2)は予め定めた速度で反Y矢印方向に移動する。
制御装置40には、Y軸モータ駆動回路55を介してY軸モータ回転検出器55aが接続され、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号が入力される。制御装置40は、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号に基づいて、Y軸モータMYの回転方向及び回転量を検出し、液滴吐出ヘッド30に対する基板2のY矢印方向の移動方向及び移動量を演算する。
次に、液滴吐出装置20を使って識別コード10を基板2の裏面2bに形成する方法について説明する。
まず、図5に示すように、往動位置に位置する基板ステージ23上に、基板2を、裏面2bが上側になるように配置固定する。このとき、基板2のY矢印方向側の辺は、案内部材26より反Y矢印方向側に配置されている。また、キャリッジ29(液滴吐出ヘッド30)は、基板2がY矢印方向に移動したとき、その直下を、識別コード10を形成する位置(パターン形成領域Z1)が通過する位置にセットされている。
この状態から、制御装置40は、Y軸モータMYを駆動制御し、基板ステージ23を介
して基板2を所定の速度でY矢印方向に搬送させる。やがて、基板検出装置53が基板2のY矢印側の端縁を検出すると、制御装置40は、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号に基づいて、横一列のセルC(黒セルC1)がノズルNの直下まで搬送されたかどうか演算する。
この間、制御装置40は、識別コード作成プログラムに従って、RAM44に格納したビットマップデータBMDに基づく吐出制御信号SIと、駆動波形生成回路46で生成した圧電素子駆動電圧VDPをヘッド駆動回路51に出力する。また、制御装置40は、電源回路48で生成したレーザ駆動電圧VDLb,VDLcをレーザ駆動回路52b,52cに出力する。そして、制御装置40はラッチ信号LATを出力するタイミングを待つ。
そして、1行目のセルC(黒セルC1)がノズルNの直下(着弾位置)まで搬送されると、制御装置40は、ラッチ信号LATをヘッド駆動回路51に出力する。ヘッド駆動回路51は、制御装置40からのラッチ信号LATを受けると、吐出制御信号SIに基づく開閉信号GS1を生成し、同開閉信号GS1をスイッチ回路59に出力する。そして、閉じた状態のスイッチ素子Sa1〜Sa16に対応する圧電素子34に、圧電素子駆動電圧VDPを供給し、対応するノズルNから、圧電素子駆動電圧VDPに相対する液滴Fbを、一斉に吐出する。
一方、ラッチ信号LATがヘッド駆動回路51に入力されると、レーザ駆動回路52b(遅延パルス生成回路61b)は、ラッチ回路57のラッチした吐出制御信号SIを受けて開閉信号GS2の生成を開始し、待機時間Tbを経過するときに、生成した開閉信号GS2をスイッチ回路62bに出力する。そして、レーザ駆動回路52bは、遅延パルス生成回路61bの生成した開閉信号GS2をスイッチ回路62bに出力し、閉じた状態のスイッチ素子Sb1〜Sb16に対応する第1半導体レーザLbに、レーザ駆動電圧VDLbを供給する。従って、横一列の黒セルC1内に着弾した液滴Fbに、一斉に各第1半導体レーザLbからレーザ光が照射される。このレーザ光のエネルギによって、液滴Fbの分散媒が着弾時に蒸発し、同液滴Fbが裏面2bにて乾燥する。
一方、ラッチ信号LATがヘッド駆動回路51に入力されると、レーザ駆動回路52c(遅延パルス生成回路61c)は、ラッチ回路57のラッチした吐出制御信号SIを受けて開閉信号GS3の生成を開始し、待機時間Tcを経過するときに、生成した開閉信号GS3をスイッチ回路62cに出力する。そして、レーザ駆動回路52cは、遅延信号生成回路61cの生成した開閉信号GS3をスイッチ回路62cに出力し、閉じた状態のスイッチ素子Sc1〜Sc16に対応する第2半導体レーザLcに、レーザ駆動電圧VDLcを供給する。従って、横一列の黒セルC1内に着弾した液滴Fbに、一斉に各第2半導体レーザLcからレーザ光が照射される。このレーザ光のエネルギによって、液滴Fbに含まれていたマンガン微粒子が焼成され、基板2に密着される。これにより、基板2にマンガンよりなる半球状のドットDが形成される。
以後、同様に、各ノズルNから吐出された液滴Fbが基板2に着弾する度に対応する第1半導体レーザLbのレーザ光の照射を受けて乾燥され、更に、対応する第2半導体レーザLcの直下に搬送される毎に第2半導体レーザLcのレーザ光の照射を受けて焼成される。そして、識別コード10を構成する半球状のドットDが横一列毎に形成されてくる。
その後、パターン形成領域Z1に形成される識別コード10の全てドットDを形成されると、制御装置40は、Y軸モータMYを制御して、基板2を液滴吐出ヘッド30の下方位置から退出させる。
次に、上記のように構成した本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、乾燥用レーザ照射装置38と焼成用レーザ照射装置39とを独立して設ける。このため、乾燥又は焼成に適したレーザ照射手段を用いることができる。具体的には、図11及び図12に示すように、液滴Fbの分散媒が吸収するレーザ吸収波長と、液滴Fbに含まれるマンガン微粒子が吸収するレーザ吸収波長とは異なる。そして、ノズルNから吐出された液滴Fbの分散媒を蒸発させて液滴Fbの乾燥を行なうための第1半導体レーザLbと、液滴Fbに含まれるマンガン微粒子を焼成するための第2半導体レーザLcとを、液滴吐出ヘッド30(キャリッジ29)において別々に設ける。このため、分散媒又はマンガン微粒子のそれぞれに適する吸収波長のレーザを用いてエネルギを与えることができる。従って、より効率よく液滴Fbの乾燥及び焼成を行なうことができる。また、第1半導体レーザLbからのレーザ光を、液滴Fbが着弾する近傍に照射させることができるので、いっそう効率よく液滴Fbの乾燥を行なうことができる。
(2)本実施形態によれば、16個の第1半導体レーザLb及び第2半導体レーザLcは、駆動した圧電素子34に対応する第1半導体レーザLb及び第2半導体レーザLcしか駆動させないようにした。このため、乾燥や焼成の必要にない領域においては、第1半導体レーザLbや第2半導体レーザLcによるレーザ照射を抑制し、消費電力を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を、図14〜図17に基づいて説明する。なお、第1実施形態と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態は、上記第1実施形態の焼成用レーザ照射装置39が、微小移動ステージ35を介してキャリッジ29に取り付けられている。
詳述すると、図14に示すように、本実施形態の微小移動ステージ35は、焼成用レーザ照射装置39をキャリッジ29に対してY方向に移動可能に支持されている。
また、本実施形態の制御装置40には、図16に示すように、I/F部49を介して微小移動駆動回路65が接続され、この微小移動駆動回路65にステージ駆動制御信号を出力するようになっている。微小移動駆動回路65は、制御装置40からのステージ駆動制御信号に応答して、微小移動ステージ35を往復移動させる駆動モータ66を正転又は逆転させるようになっている。そして、例えば、駆動モータ66を正転させると、微小移動ステージ35はY矢印方向(図5参照)に移動し、逆転させると微小移動ステージ35は反対方向に移動するようになっている。
制御装置40には、微小移動駆動回路65を介してモータ回転検出器65aが接続され、モータ回転検出器65aからの検出信号が入力される。制御装置40は、この検出信号に基づいて、駆動モータ66の回転方向及び回転量を検出し、微小移動ステージ35のY矢印方向の移動量と移動方向とを演算するようになっている。
本実施形態の微小移動駆動回路65は、図15に示すように、第2半導体レーザLcからのレーザ光の照射前には、第2半導体レーザLcとノズルNとの距離LYが最小となる位置に、微小移動ステージ35を設置させる。そして、微小移動駆動回路65は、横一列で最初に着弾した液滴Fbが第2半導体レーザLcの直下に至ったとき(図17における時刻Ts)から駆動モータ66を正転させる。ここで、基板2のY矢印方向への移動に伴い、第2半導体レーザLcの移動速度は、基板2の搬送速度より遅い速度で、第2半導体レーザLcも移動させる。横一列における最後のセルCが通過すると(図17における時刻Te)、駆動モータ66を逆転させて、距離LYが最小となる位置に微小移動ステージ35を移動させる。
本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(3)本実施形態によれば、微小移動ステージ35は、焼成用レーザ照射装置39をキャリッジ29に対してY方向に移動可能に支持している。そして、基板2のY矢印方向への移動に伴い、第2半導体レーザLcも移動させる。この場合、第2半導体レーザLcの移動速度は、基板2の搬送速度より遅くしておく。これにより、基板2と第2半導体レーザLcとの相対速度差を小さくし、微小移動ステージ35の移動可能範囲において、長時間、第2半導体レーザLcによるレーザ照射を行なうことができる。通常、乾燥に比べて、焼成にはより多くにエネルギが必要である。従って、基板2に着弾した液滴Fbに対して、第2半導体レーザLcの照射時間を長くすることができ、焼成を促進することができる。よって、描画速度を上げるために基板ステージ23の移動を早くし、それに応じて乾燥を行なう第1半導体レーザLbのレーザ光の照射時間を短くしても、焼成のための第2半導体レーザLcのレーザ光の照射時間を長くして、焼成を行なうことができる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記第2実施形態では、焼成用レーザ照射装置39が、微小移動ステージ35を介してキャリッジ29に取り付けた。これに限らず、焼成用レーザ照射装置39をキャリッジ29とは別に移動させる機能に取り付けてもよい。
○上記第2実施形態では、焼成用レーザ照射装置39が、微小移動ステージ35を介してキャリッジ29に取り付け、基板2の搬送に従って移動させた。第1実施形態と同様に、焼成用レーザ照射装置39をキャリッジ29に固定し、焼成用レーザ照射装置39の下方に回動可能な反射鏡を設けて、この反射鏡の回動角を調整して、焼成用レーザ照射装置39の照射位置を調整してもよい。これによっても、焼成用レーザ照射装置39のレーザ照射時間を長くすることができる。
○上記各実施形態では、液滴Fbの乾燥を行なうために第1半導体レーザLbを用い、液滴Fbの焼成を行なうために第2半導体レーザLcを用いた。これに限らず、液滴Fbの乾燥を行なうレーザ又は液滴Fbの焼成を行なうレーザは、他のレーザを用いてもよい。また、それぞれに用いるレーザの波長は、上記各実施形態で示した以外の波長であってもよい。ただし、液滴Fbの分散媒や液滴Fbに含まれる金属微粒子が吸収しやすい波長であれば、効率よく乾燥・焼成を行なうことができる。
○上記各実施形態では、第1半導体レーザLbから出射したレーザ光のレーザ照射位置を液滴Fbの着弾位置とほぼ一致させたが、レーザ照射位置を液滴の着弾位置から相違させて照射してもよい。
○上記各実施形態では、半球状のドットDで具体化したが、その形状は限定されるものではなく、例えば、その平面形状が楕円形のドットであったり、バーコードを構成するバーのように線状であったりしてもよい。
○上記各実施形態では、パターンは2次元コードの識別コードであったが、これに限定されるものではなく、例えばバーコードであってもよい。更に、パターンは、文字、数字、記号等であってもよい。
○上記各実施形態では、識別コード10を表示用基板として基板2に形成したが、これをシリコンウェハ、樹脂フィルム、金属板等でもよい。
○上記各実施形態では、圧電素子34の伸縮動によって液滴Fbを吐出する構成にしたが、圧電素子34以外の方法(例えば、キャビティ32内に気泡を生成して破裂させる方法)によってキャビティ32内を加圧し、液滴Fbを吐出するようにしてもよい。
○上記各実施形態では、レーザ駆動回路52bの遅延パルス生成回路61bにて、待機時間Tbが経過した時、開閉信号GS2を出力するようにした。また、レーザ駆動回路52cの遅延信号生成回路61cにて、待機時間Tcが経過した時、開閉信号GS3を出力するようにした。これを、制御装置40で、待機時間Tb,Tcをそれぞれ計時して、待機時間Tb,Tcが経過した時、レーザ駆動回路52b,52cに制御信号を出力する。そして、レーザ駆動回路52b,52cは、制御信号に応答して、ヘッド駆動回路51のラッチ回路57から入力した吐出制御信号SIに基づいて生成した開閉信号GS2,GS3を出力するようにしてもよい。
○上記各実施形態では、識別コード10を構成するドットDを形成するための液滴吐出装置20に具体化した。これに限らず、例えば、機能性材料として配線材料を含む液滴を基板に吐出させて基板上に金属配線を形成したり、絶縁膜を形成したりする液滴吐出装置に応用してもよい。この場合にも、効率よく乾燥・焼成を液滴吐出装置で行なうことができる。
○上記各実施形態では、液晶表示モジュール1に具体化した。これに限らず、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示装置の表示モジュールであってもよく、あるいは平面状の電子放出素子を備え、同素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型装置(FEDやSED等)を備えた表示モジュールであってもよい。また、識別コード10が形成された基板2等は、これらの表示装置のみでなく、他の電子機器に使用してもよい。
液晶表示装置の液晶表示モジュールの正面図。 液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの正面図。 液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの側面図。 ドットパターンの構成を説明するための説明図。 本実施形態の液滴吐出装置の要部斜視図。 液滴吐出ヘッドを説明するための斜視図。 液滴吐出ヘッドを説明するための側面図。 液滴吐出ヘッドを説明するための要部断面図。 液滴吐出装置の電気的構成を説明するための電気ブロック回路図。 液滴吐出装置の電気的構成を説明するための電気ブロック回路図。 分散媒における吸収率と波長との関係を示すグラフ。 マンガン微粒子における吸収率と波長との関係を示すグラフ。 圧電素子と半導体レーザの駆動タイミングを説明するためのタイミングチャート。 第2実施形態の液滴吐出ヘッドを説明するための側面図。 第2実施形態の液滴吐出ヘッドの動きを説明するための説明図。 液滴吐出装置の電気的構成を説明するための電気ブロック回路図。 微小移動ステージの位置と駆動モータの駆動タイミングを説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
Fa…液状体、Fb…液滴、Lb…第1レーザ照射手段としての半導体レーザ、Lc…第2レーザ照射手段としての第2半導体レーザ、LY…距離、N…吐出口としてのノズル、2…基板としてのガラス基板、20…液滴吐出装置、29…キャリッジ、30…液滴吐出手段としての液滴吐出ヘッド、35…相対移動手段としての微小移動ステージ。

Claims (5)

  1. 機能性材料を含む液状体を、吐出口から液滴として吐出する液滴吐出装置において、
    前記吐出口から吐出され、基板に着弾した前記液滴にレーザ光を照射して乾燥させる第1レーザ照射手段と、
    前記乾燥させた液滴を焼成するための第2レーザ照射手段と
    を設けたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出装置において、
    前記第1及び第2レーザ照射手段は、液滴吐出手段を搭載したキャリッジ上に配置されていることを特徴とする液滴吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液滴吐出装置において、
    第1のレーザ照射手段のレーザ光の照射位置と、前記第2レーザ照射手段のレーザ光の照射位置との距離を変更する相対移動手段を設け、
    この相対移動手段は、前記第1のレーザ照射手段の前記照射位置と前記基板との位置関係に基づいて、前記第2のレーザ照射手段を移動させることを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 請求項3に記載の液滴吐出装置において、
    前記相対移動手段は、キャリッジ上において、前記第1レーザ照射手段と前記第2レーザ照射手段との距離を変更する手段であることを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の液滴吐出装置において、
    前記第1レーザ照射手段は、第1波長のレーザ光を照射し、
    第2レーザ照射手段は、前記第1波長とは異なる第2波長のレーザ光を照射することを特徴とする液滴吐出装置。
JP2005079807A 2005-03-18 2005-03-18 液滴吐出装置 Expired - Fee Related JP4311364B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079807A JP4311364B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 液滴吐出装置
CNB2006100591740A CN100411876C (zh) 2005-03-18 2006-03-15 液滴喷出装置
KR1020060024314A KR100716219B1 (ko) 2005-03-18 2006-03-16 액적 토출 장치
TW095109012A TWI290515B (en) 2005-03-18 2006-03-16 Liquid ejection apparatus
US11/384,942 US20060209150A1 (en) 2005-03-18 2006-03-17 Liquid ejection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005079807A JP4311364B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 液滴吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006255656A true JP2006255656A (ja) 2006-09-28
JP4311364B2 JP4311364B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=37001827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005079807A Expired - Fee Related JP4311364B2 (ja) 2005-03-18 2005-03-18 液滴吐出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20060209150A1 (ja)
JP (1) JP4311364B2 (ja)
KR (1) KR100716219B1 (ja)
CN (1) CN100411876C (ja)
TW (1) TWI290515B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034616A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Seiko Epson Corp パターン形成方法、及び液滴吐出装置
US7922292B2 (en) 2007-07-17 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Droplet discharge head and droplet discharge device
JP2016022471A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 中外炉工業株式会社 塗布装置及び塗布方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4525559B2 (ja) 2005-11-08 2010-08-18 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置
JP2008073916A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置
EP2436527A3 (en) * 2010-06-14 2017-10-25 Tecglass SL Machine and method for digital ink-jet glass printing with simultaneous drying
US20130164436A1 (en) * 2011-12-27 2013-06-27 Ricoh Company Thin film manufacturing apparatus, thin film manufacturing method, liquid droplet ejecting head, and inkjet recording apparatus
JP6194758B2 (ja) * 2013-11-01 2017-09-13 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6413550B2 (ja) * 2014-09-24 2018-10-31 富士ゼロックス株式会社 乾燥装置、乾燥プログラム、及び画像形成装置
CN107870458B (zh) * 2016-09-22 2020-04-03 帆宣系统科技股份有限公司 配向膜修补装置
WO2018088188A1 (ja) 2016-11-10 2018-05-17 株式会社J-オイルミルズ 風味油の製造方法、食用油脂組成物の製造方法及び食品の製造方法
US20190277234A1 (en) * 2018-03-08 2019-09-12 Delphi Technologies Ip Limited Fuel injector and method of orienting an outlet of the same
CN113427923B (zh) * 2021-08-03 2022-04-01 珠海华天印新材料有限公司 一种印刷方法、计算机可读存储介质及打印设备

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4301592A (en) * 1978-05-26 1981-11-24 Hung Chang Lin Method of fabricating semiconductor junction device employing separate metallization
JPS55132269A (en) * 1979-04-02 1980-10-14 Canon Inc Recording device
JP4346684B2 (ja) * 1996-04-17 2009-10-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 基板上への焼結体の製造方法
JPH1177340A (ja) 1997-09-10 1999-03-23 Miyachi Technos Corp マーキング方法
US6203861B1 (en) * 1998-01-12 2001-03-20 University Of Central Florida One-step rapid manufacturing of metal and composite parts
US6636676B1 (en) * 1998-09-30 2003-10-21 Optomec Design Company Particle guidance system
JP2001063049A (ja) 1999-08-27 2001-03-13 Olympus Optical Co Ltd 画像記録方法
US20020063117A1 (en) * 2000-04-19 2002-05-30 Church Kenneth H. Laser sintering of materials and a thermal barrier for protecting a substrate
JP2002137394A (ja) 2000-08-24 2002-05-14 Seiko Epson Corp 2次元コード作成装置及び変換符号列作成装置
JP2002141301A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Mitsubishi Electric Corp レーザアニーリング用光学系とこれを用いたレーザアニーリング装置
GB2379414A (en) * 2001-09-10 2003-03-12 Seiko Epson Corp Method of forming a large flexible electronic display on a substrate using an inkjet head(s) disposed about a vacuum roller holding the substrate
JP2003080604A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd 積層造形装置
KR20040044554A (ko) * 2001-10-25 2004-05-28 토레이 엔지니어링 컴퍼니, 리미티드 레이저빔에 의한 식별코드의 마킹 방법 및 장치
JP2003127537A (ja) 2001-10-29 2003-05-08 Optrex Corp マーキング方法
JP3794406B2 (ja) * 2003-01-21 2006-07-05 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置、印刷装置、印刷方法および電気光学装置
JP4244382B2 (ja) * 2003-02-26 2009-03-25 セイコーエプソン株式会社 機能性材料定着方法及びデバイス製造方法
JP4474870B2 (ja) * 2003-08-27 2010-06-09 セイコーエプソン株式会社 液滴視認方法、液滴吐出ヘッド検査装置および液滴吐出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7922292B2 (en) 2007-07-17 2011-04-12 Seiko Epson Corporation Droplet discharge head and droplet discharge device
JP2009034616A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Seiko Epson Corp パターン形成方法、及び液滴吐出装置
JP4497183B2 (ja) * 2007-08-02 2010-07-07 セイコーエプソン株式会社 パターン形成方法、及び液滴吐出装置
US8124195B2 (en) 2007-08-02 2012-02-28 Seiko Epson Corporation Pattern forming method and droplet discharge device
JP2016022471A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 中外炉工業株式会社 塗布装置及び塗布方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4311364B2 (ja) 2009-08-12
KR20060101314A (ko) 2006-09-22
CN100411876C (zh) 2008-08-20
TW200704534A (en) 2007-02-01
US20060209150A1 (en) 2006-09-21
TWI290515B (en) 2007-12-01
KR100716219B1 (ko) 2007-05-10
CN1833872A (zh) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4311364B2 (ja) 液滴吐出装置
TWI286101B (en) Liquid ejection apparatus
JP4297066B2 (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッド
KR100690571B1 (ko) 액적 토출 장치
JP4363435B2 (ja) パターン形成方法及び液滴吐出装置
JP2007289837A (ja) 液滴吐出装置及び識別コード
JP4534811B2 (ja) 液滴吐出装置
KR100765401B1 (ko) 패턴 형성 방법, 식별 코드 형성 방법, 액적 토출 장치
JP4232753B2 (ja) 液滴吐出装置
KR100778040B1 (ko) 마크 형성 방법 및 액적 토출 장치
JP2006239508A (ja) 液滴吐出装置
JP2009101356A (ja) パターン形成方法、識別コード形成方法、液滴吐出装置
JP4591129B2 (ja) 液滴吐出装置及びパターン形成方法
JP2006272085A (ja) 液滴吐出装置
JP2006272293A (ja) パターン形成方法及び液滴吐出装置
JP2006314931A (ja) 液滴吐出装置及びパターン形成方法
JP4534809B2 (ja) 液滴吐出装置
JP2006248189A (ja) 液滴吐出装置
JP2006263560A (ja) 液滴吐出方法及び液滴吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090504

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees