JP2006249595A - ぬれ感の少ない編地および衣料 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポーツ用衣料やインナー用衣料として用いた際、多量に発汗した場合でもぬれ感やベトツキ感が発生しにくい編地および衣料を提供する。
【解決手段】経方向および/または緯方向に連続しかつその内部に空洞を有する凸部が編地表面に形成されてなる編地であって、前記凸部が、水との接触角が80度以上の撥水性繊維で構成されてなることを特徴とするぬれ感の少ない編地。
【選択図】図4

Description

本発明は、発汗時や降雨時に衣料が多量の水分を吸収した際に、衣服と肌とが密着せず、ぬれ感やべとつき感を発生しにくい快適性に優れた衣料を得ることができる編地およびかかる編地を用いてなる衣料に関するものである。
従来、合成繊維や天然繊維などからなる編地を、スポーツ用衣料やインナー用衣料などとして使用すると、肌からの発汗によりぬれ感やベトツキ感が発生するという問題があった。
かかる対策として、異形断面形状の合成繊維を用いて、織編物の吸水量を向上させる方法や、汗を肌面から表面に素早く移行させ、肌面をドライな状態に保つことができる特殊多層構造の編地が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5参照)。
しかしながら、これらの編地では、発汗初期に見られるような少量の発汗に対しては有効であるものの、多量に発汗した場合にはあまり効果が発現されなかった。
特開平11−107138号公報 特開平3−185159号公報 特開平4−41750号公報 特開平5−331747号公報 特開平11−124717号公報
本発明は前記従来技術に鑑みなされたものであり、その課題は、スポーツ用衣料やインナー用衣料として用いた際、多量に発汗した場合でもぬれ感やベトツキ感が発生しにくい編地および衣料を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を達成するため、多量に発汗した場合や降雨により衣服がびしょぬれになった場合に発生する、肌と衣服の密着による不快感について、その発生原因を調べたところ、肌と衣服の密着の強さが不快感に大きく影響していることを見出した。
すなわち、同じように肌と衣服が密着した場合であっても、ちょっとした体の動きで簡単に肌と衣服の密着が外れる場合と、激しく体を動かしても肌と衣服が密着したまま離れない場合で、不快感が大きく異なり、前者に比べ後者の場合、不快感が圧倒的に大きいという知見を得た。
以上の結果から、多量発汗や降雨時も濡れ感やベトツキ感が少なく快適な編地を得るためには、肌と衣服に多量に水分が付着した場合も「肌と衣服が密着し難いこと」と「密着した肌と衣服が小さい力で簡単に外せること」が重要であると判明した。
一方、我々の日常生活の中で、吸盤と風呂場のタイルの密着を考えた場合、吸盤およびタイルが乾いている時より濡れている時の方が、密着力が強くなることを経験している。更にこの時、タイルとタイルの継ぎ目を含む部分に吸盤を密着させようとしても、密着しないか、あるいは密着しても簡単に外れてしまうという事実も経験している。そして、密着した吸盤を外そうとする際に必要な力の大きさは、タイルと吸盤とこれを密着させている水の膜との関係が大きく影響し、タイルと吸盤の間に空気が入り易いかどうかで密着力の大きさは決まってくる。つまり、タイルと吸盤を密着させた場合、タイルとタイルの継ぎ目を含む場合は、密着を外そうと吸盤を引張った場合、継ぎ目から空気が吸盤とタイルの間に入り込み、簡単に密着を外せるが、タイルに継ぎ目が無い場合は、吸盤とタイルの間に空気が入り込み難く、密着を外すためにはより大きな力が必要になる。
以上の現象を参考にして、多量発汗や降雨時に肌と衣服が密着した場合も、簡単に衣服が肌から離れ、ぬれ感やベトツキ感が少ない編地を開発するに至った。
かくして、本発明によれば「経方向および/または緯方向に連続しかつその内部に空洞を有する凸部が編地表面に形成されてなる編地であって、前記凸部が、水との接触角が80度以上の撥水性繊維で構成されてなることを特徴とするぬれ感の少ない編地。」が提供される。
ここで、前記凸部の巾が1〜10mmの範囲内であることが好ましい。また、前記凸部の高さが0.01〜1.0mmの範囲内であることが好ましい。さらに、隣りあう凸部の間隔が1〜20mmの範囲内であることが好ましい。凸部の面積割合としては、編地全体の10〜50%の範囲内であることが好ましい。
本発明の編地において、編地の編組織としては、リップル丸編組織、フクレ丸編組織、およびタック経編組織からなる群より選択されるいずれかの編組織が好適である。前記の撥水性繊維としては、フッ素樹脂繊維またはポリオレフィン繊維であることが好ましい。また、本発明の編地には、他の繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、アセテート繊維、綿、絹からなる群より選択されるいずれかの繊維が含まれることが好ましい。さらに、本発明の編地には、編地全体に吸汗加工が施されていることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の編地を用いてなり、凸部が形成された面が肌側に位置するように縫製されてなる、スポーツ用またはインナー用の衣料が提供される。
本発明によれば、スポーツ用衣料やインナー用衣料として用いた際、多量に発汗した場合でもぬれ感やベトツキ感が発生しにくい編地および衣料が得られる。
まず、本発明の編地は、経方向および/または緯方向に連続しかつその内部に空洞を有する凸部が編地表面に形成されている。経方向および緯方向の一方方向にのみ凸部が連続する様子を図4に模式的に示すが、その内部に空洞を有する凸部は、吸盤とタイルの密着におけるタイルとタイルの継ぎ目に相当し、これにより肌と編地が密着した際にも、この空洞の凸部から、肌と編地の間に空気が入り込み、肌と衣服の密着を外すことができる(図1参照)。
かかる凸部は、水との接触角が80度以上の撥水性繊維で構成されている必要がある。
凸部を構成する繊維が、水との接触角が80度未満のものでは、密着した肌と衣服との間に空気が流入せず、肌と衣服との密着が強すぎてぬれ感やベトツキ感を低減できず好ましくない。かかる撥水性繊維としては、フッ素樹脂繊維、ポリオレフィン繊維、塩ビ樹脂繊維などを30重量%以上用いて単独糸条、混繊糸条、混紡紡績糸としてものなどが好適に例示される。
本発明の編地において、凸部以外のベース部などを構成する繊維としては特に限定されず、前記のような撥水性繊維でもよいし、水との接触角が80度未満の繊維を他の繊維として用いてもよい。水との接触角が80度未満の繊維としては、綿や絹などの天然繊維、レーヨン繊維やアセテート繊維などの半合成繊維、ポリエステル繊維やナイロン繊維などが例示される。なかでも、繊維強度などの点でポリエステル繊維が好ましい。
前記の撥水性繊維および/または他の繊維中には、本発明の主目的が損なわれない範囲内であれば、微細孔形成剤、カチオン可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、帯電防止剤、吸湿剤、無機微粒子等が1種又は2種以上含まれていてもよい。
また、前記撥水性繊維や他の繊維の繊維形態は特に限定されず、短繊維でもよいし長繊維でもよい。繊維の断面形状も特に限定されず、丸、三角、扁平、中空など公知の断面形状が採用できる。糸条の総繊度、単糸繊度、フィラメント数も特に限定されないが、風合いや生産性の点で総繊度30〜300dtex、単糸繊度0.6〜10dtex、フィラメント数10〜300本の範囲が好ましい。
本発明の編地において、前記凸部の巾wが1〜10mm(より好ましくは2〜5mm)の範囲内であることが好ましい。凸部の巾wが1mmよりも小さいと、凸部への空気流入が困難となり肌と衣服との密着を外し難くなるおそれがある。逆に、凸部の巾が10mmよりも大きいと、肌に付着した汗に対する吸水速度が遅くなり不快感を招くおそれがある。
前記凸部の高さhとしては、0.01〜1.0mm(より好ましくは0.05〜0.5mm)の範囲内であることが好ましい。凸部の高さhが0.01mmよりも小さいと、凸部への空気流入が困難となり肌と衣服との密着を外し難くなるおそれがある。逆に凸部の高さが1.0mmよりも大きい場合は、編地の肌触りが低下するおそれがある。
隣りあう凸部の間隔dとしては、1〜20mm(より好ましくは2〜10mm)の範囲内であることが好ましい。間隔dが1mmよりも小さいと、肌に付着した汗に対する吸水速度が遅くなり、不快感を招き易くなるおそれがある。逆に、間隔dが20mmよりも大きいと、凸部への空気流入が困難となり肌と衣服との密着を外し難くなるおそれがある。
本発明の編地において、前記の凸部は図2に模式的に示すように経方向に連続していてもよいし、図3に模式的に示すように緯方向に連続していてもよいし、格子状に連続していてもよい。さらに、かかる凸部は編地の一方面に形成されていてもよいし、両面に形成されていてもよい。
本発明の編地を製造方法としては、以下の製造方法が例示される。すなわち、前記の撥水性繊維と必要に応じて他の繊維とを用いて、例えばダブルの丸編地において経方向および/または緯方向にストライプ状にシリンダー側とダイアル側を結接せずに単独で編成した部分をつくる方法や、リップル編のように表地(例えばシリンダー側)に対し、裏地(例えばダイアル側)のコース数を多く編むことにより、ボーダー状(緯ストライプ状)で空洞の凸部をつくる方法が挙げられる。
また、経編の場合であれば、タック編により丸編のリップル編と同様にボーダー状(緯ストライプ状)の凸部をつくる方法や、フロント筬の糸を3針以上飛ばしたサテン組織とし、且つ糸抜き配列により浮いたシンカーループを経ストライプ状に配列させて空洞の凸部をつくる方法等が挙げられる。
製編された編地には、常法の染色仕上げ加工が施されてもよい。また、編地全体に吸水加工を施すことは、上記凸部以外の部分の吸水拡散性が増し、汗や雨を編地で拡散させ易くなり、肌と衣服の間に水が溜まり難くなり、肌と衣服が密着し難くなるため好ましい。
さらには、本発明の主目的が損なわれない範囲であれば、常法の起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
かかる編地を、凸部が形成された面が肌側になるようにスポーツ用またはインナー用の衣料を縫製すると、使用時に大量に発汗しても、凸部に空気が入り込み、肌と衣服の密着を外すことができ、ぬれ感やベトツキ感の発生を抑制することができる。
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例中の各測定項目は下記の方法で測定した。
<繊維と水との接触角>
試料となる繊維を、撚り係数が15000となるよう撚りをかけ、該撚糸12cmをカットし、輪を作り端を結ぶ。このサンプルを接触角測定機(レスカ社製WET6000)を用いて、水中に上げ下げして、水の中に引き込まれる力(濡れ応力)を測定し、下記式より接触角を算出する。
Figure 2006249595
ただし、撚り係数は、下記式により求めるものとする。
撚係数=撚数(T/m)×(糸条の総繊度(dtex)×9÷10)1/2
<ベトツキ力>
直径8cmの金属ローラーに長さ15cm、幅6cmの編地を載せ、一端をストレス・ストレイン・ゲージに取り付け、編地のもう一端に重さ9,8cN(10gf)のクリップを取り付ける。次に金属ローラーを7cm/secの表面速度で回転させながら注射器で金属ローラーと編地の間に5cmの水を注入し、この時編地にかかる張力をストレス・ストレイン・ゲージにて測定し、その最大値でベトツキ力を評価した。
<はりつき力>
20cm×20cmのアクリル板に、試料編地の飽和吸水量以上の水を滴下し、その上に10cm×10cmの試料編地を、衣料にする時に肌側となる面が下になるように置いてアクリル板に密着させる。ついで、該試料編地の外側面中心部に取り付けられた糸を、引張試験機(インテスコ社製インテスコ)を用いて500mm/分の速度で垂直に引き上げてアクリル板から試料編地を剥離させ、その時に要した力の最大値を読み取ってはりつき力とし、ぬれ感を評価した。
<着用快適性>
実施例および比較例の編地を用いて半そでTシャツを縫製し、温度28℃、湿度50%RHに調節された室内にて、被験者3人が下記の運動工程を行った際の着用快適性をベトツキ感大(着用快適性に劣る)、ベトツキ感小(着用快適性に優れる)の2段階に評価した。
運動工程:安静5分、ランニング15分(10km/h)、安静20分
[実施例1]
通常のポリエチレンテレフタレートの捲縮加工糸条(総繊度84dtex/72fil、沸水処理後の捲縮率:20%、水との接触角が80度未満、帝人ファイバー(株)製)とポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条(総繊度56dtex/24fil、水との接触角が80度未満、帝人ファイバー(株)製)と、水との接触角が115度の四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂繊維(総繊度79dtex/12fil、東洋ポリマー(株)製)を用いて図5に示す組織にて編地を作成し、この編地に通常の染色仕上げ方法にて加工を行い、密度24コース/2.54cm、43ウェール/2.54cmの編地を得た。この際、吸水加工剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)を染液に対して2ml/lの割合にて、染色加工時に同浴処理を行うことにより、編地に吸水加工剤を付与した。この編地は、裏側のボーダー状の凸部に前記の四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂繊維が配置し、表側は前記のポリエチレンテレフタレートの捲縮加工糸条とポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条が鹿の子状に配列した編構造であった。得られた編地の評価結果を表1に示す。
[比較例1]
通常のポリエチレンテレフタレートの捲縮加工糸条(総繊度84dtex/72fil、沸水処理後の捲縮率:20%、水との接触角が80度未満、帝人ファイバー(株)製)と、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条(総繊度56dtex/24fil、水との接触角が80度未満、帝人ファイバー(株)製)と、水との接触角が115度の四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂繊維(総繊度79dtex/12fil)を用いて図6に示す組織にて編地を作成し、この編地に通常の染色仕上げ方法にて加工を行い、密度24コース/2.54cm、43ウェール/2.54cmの編地を得た。この際、吸水加工剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)を染液に対して2ml/lの割合にて、染色加工時に同浴処理を行うことにより、編地に吸水加工剤を付与した。この編地は、裏面全面がフラットであり、前記の四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂繊維が配置し、表面全面に前記のポリエチレンテレフタレート捲縮加工糸条が配置した編構造であった。(ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条は中間層として表面と裏面を結接している。)得られた編地の評価結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例1で使用した四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂繊維(総繊度79dtex/12fil)の代わりに、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条(総繊度84デシテックス/24fil、水との接触角が80度未満、帝人ファイバー(株)製)を使用する以外は、実施例1と同様にして編成および染色仕上げを行い、得られた編地の密度は26コース/2.54cm、46ウェール/2.54cmであった。
この編地は、裏側のボーダー状の凸部に前記のポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(84デシテックス/24fil)が配置し、表側は前記のポリエチレンテレフタレートの捲縮加工糸条とポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸条(56dtex/24fil)が鹿の子状に配列した編構造であった。得られた編地の評価結果を表1に示す。
Figure 2006249595
本発明によれば、スポーツ用衣料やインナー用衣料として用いた際、多量に発汗した場合でもぬれ感やベトツキ感が発生しにくい編地および衣料が得られ、その工業的価値は極めて大である。
本発明に係る編地を使用した際、空気が凸部に流入する様子を模式的に示すものである。 本発明に係る編地において採用することのできる、凸部が形成するパターンを模式的に示す図である。 本発明に係る編地において採用することのできる、凸部が形成するパターンを模式的に示す図である。 本発明に係る編地において、凸部が連続する様子を模式的に示す図である。 本発明に係る編地を編成する際に採用することのできる、編成図の一例である。 本発明に係る編地を編成する際に採用することのできる、編成図の一例である。
符号の説明
1 編地
2 汗
3 空隙
4 凸部

Claims (10)

  1. 経方向および/または緯方向に連続しかつその内部に空洞を有する凸部が編地表面に形成されてなる編地であって、前記凸部が、水との接触角が80度以上の撥水性繊維で構成されてなることを特徴とするぬれ感の少ない編地。
  2. 前記凸部の巾が1〜10mmの範囲内である、請求項1に記載のぬれ感の少ない編地。
  3. 前記凸部の高さが0.01〜1.0mmの範囲内である、請求項1または請求項2に記載のぬれ感の少ない編地。
  4. 隣りあう凸部の間隔が1〜20mmの範囲内である、請求項1〜3のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  5. 凸部の面積割合が編地全体の10〜50%の範囲内である、請求項1〜4のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  6. 編地の編組織が、リップル丸編組織、フクレ丸編組織、およびタック経編組織からなる群より選択されるいずれかの編組織を有する、請求項1〜5のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  7. 前記の撥水性繊維がフッ素樹脂繊維またはポリオレフィン繊維である、請求項1〜6のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  8. 他の繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、アセテート繊維、綿、絹からなる群より選択されるいずれかの繊維が含まれる、請求項1〜7のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  9. 編地全体に吸汗加工が施されてなる、請求項1〜8のいずれかに記載のぬれ感の少ない編地。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の編地を用いてなり、凸部が形成された面が肌側に位置するように縫製されてなる、スポーツ用またはインナー用の衣料。
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