JP2006240580A - 内燃機関の運転制御方法 - Google Patents

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【課題】自動変速機、パワーステアリング及びエアコンが同時にエンジンに対して負荷となっている状態では、高負荷であってエンジン回転数が低域にあるので、ノッキングの生じやすく、ノッキングの発生を回避するために負荷の大きさがノッキングの発生が予想される負荷の大きさより低い負荷の大きさの運転状態において、エアコンの運転を停止すると、エアコン停止の頻度が高くなった。
【解決手段】アイドル運転時に内燃機関に外部から負荷が加わった場合に機関回転数を上昇させる内燃機関の運転制御方法において、加わった負荷の大きさと内燃機関の吸入空気の温度とを検出し、検出した吸入空気の温度が高い場合には、吸入空気の温度が低い場合よりも小さい負荷で特定の負荷の運転を停止させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動車などの車両に搭載される内燃機関の運転制御方法に関するものである。
従来、自動車に搭載される内燃機関例えばガソリンを燃料にするエンジンンにおいては、オルタネータ、自動変速機、パワーステアリング装置やエアコンディショナ(以下、エアコンと称する)などが外部における負荷として、アイドル運転状態にあるエンジンに影響を及ぼすことがある。このように、これらの負荷がエンジンに加わった場合にはその負荷によりエンジン回転数が低下するので、エンジン回転数がアイドル運転時の目標回転数になるように吸入空気量を増量するものである。しかしながら、上述のように加わる負荷に応じて吸入空気量を増量しても、自動変速機、パワーステアリング装置及びエアコンがほぼ同時にエンジンに対して負荷となった場合には、エンジン回転数を目標回転数に維持できない場合があるため、車両の運転操作に最も影響の少ないエアコンを一時的に停止させて、エンジンの回転が極端に低下することを防止するものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−189140号公報
ところで、通常、自動変速機、パワーステアリング及びエアコンが同時にエンジンに対して負荷となっている状態では、高負荷であってエンジン回転数が低域にあるので、ノッキングの生じやすい運転状態になっている。このようなエンジンの運転状態つまり自動変速機、パワーステアリング及びエアコンによる負荷の大きさにあってノッキングの発生が予想される場合は、ノッキングの発生を回避するために、その負荷の大きさとなる前したがって負荷の大きさがノッキングの発生が予想される負荷の大きさより低い負荷の大きさの運転状態において、エアコンの運転を停止することが考えられる。
しかしながら、このようにノッキングの発生が予想される負荷の大きさになる前にエアコンの運転を停止すると、停止する頻度が高くなるものである。したがって、例えば交差点において信号により停止している場合に、エアコンの運転を頻繁に入り切りすると、車内温度が上昇し、使用者が不快な思いをすることとなった。
本発明は、このような不具合を解消することを目的としている。
すなわち、本発明の内燃機関の運転制御方法は、アイドル運転時に内燃機関に外部から負荷が加わった場合に機関回転数を上昇させる内燃機関の運転制御方法において、加わった負荷の大きさと内燃機関の吸入空気の温度とを検出し、検出した吸入空気の温度が高い場合には、吸入空気の温度が低い場合よりも小さい負荷で特定の負荷の運転を停止させることを特徴とする。
このような構成であれば、吸入空気の温度が高く、それにより混合気の温度が高くなってノッキングが発生する前に、特定の負荷の運転を停止させる。このため、吸入空気の温度が低く検出した負荷の大きさが小さい場合には特定の負荷の運転を停止することがない。したがって、特定の負荷の運転を停止させる頻度を下げることが可能になり、一方、吸入空気の温度が高い場合には、内燃機関に加わる負荷の大きさが小さい運転状態においてノッキングを回避することが可能になり、内燃機関の損傷を防止することが可能になる。
ノッキングの回避を効率よく行うには、特定の負荷が、エアコンディショナであるものが好ましい。このように、エアコンの運転を停止させると、例えば車両の発進や操舵機能を温存させた状態で内燃機関の運転状態を確実に制御することが可能になる。しかも、エアコンを停止させる頻度を下げることが可能であるので、エアコンのコンプレッサの回転が停止した後しばらくの間はエバポレータが冷えていることで冷房能力が残っており、車両に搭乗している乗員に不快感を与えないようにすることが可能である。
本発明は、以上説明した構成により、吸入空気の温度が高く、それにより混合気の温度が高くなってノッキングが発生する前に、特定の負荷の運転を停止させるとともに、吸入空気の温度が低く検出した負荷の大きさが小さい場合には特定の負荷の運転を停止することがないので、特定の負荷の運転を停止させる頻度を下げることができる。そして、吸入空気の温度が高い場合には、内燃機関に加わる負荷の大きさが小さい運転状態においてノッキングを回避することができ、内燃機関の損傷を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に概略的に示したエンジン100は自動車などの車両に装着されるもので、多気筒例えば3気筒エンジンの1気筒の構成を示している。その吸気系1には図示しないアクセルペダルに応動して開閉するスロットルバルブ2を配設するとともに、このスロットルバルブ2を迂回するバイパス通路3を設け、このバイパス通路3にバイパス通路3とともにアイドル回転制御装置ISCを構成する流量制御弁(以下、ISCバルブと称する)4を介設している。このISCバルブ4は、大流量VSVと略称される電子開閉式のものであって、その入力端子4aに印加する制御信号gのデューティ比DISCを制御することによって単位時間当たりの開度を変化させることができる。つまり、制御信号gのデューティ比DISCは、アイドル回転制御装置ISCによるバイパス通路3を通過する空気流量を決定するものであり、デューティ比DISCを制御することによってISCバルブ4の開度が制御され、前記バイパス通路3の空気流量を調整し得るようになっている。そして、バイパス通路3とこのISCバルブ4との一組により、通常ならばアイドリング時のフィードバック制御における始動時補正、水温補正、回転フィードバック補正、負荷補正などの各補正項目に対して設けられる複数のバイパス通路を一本化している。
スロットルバルブ2の下流には、吸気脈動を緩和するためのサージタンク12が設けてある。このサージタンク12には、吸気温を検出する吸気温センサ64が設けてあるとともに、吸気圧を検出する吸気圧センサ13が設けてある。そして、サージタンク12のさらに下流の吸気系1にはさらに、燃料噴射弁5が設けてあり、この燃料噴射弁5や前記ISCバルブ4を、電子制御装置6(図2)により制御するようにしている。一方、排気系20には、排気ガス中の酸素濃度を測定するためのO2センサ21が、図示しないマフラに至るまでの管路に配設された触媒22の上流の位置に取り付けられている。そして、燃焼室10の天井部分に対応する位置には、点火プラグ18が取り付けてある。
このような構成のエンジン100は、自動変速機ATと分離可能に一体にされて車両に装着される。この車両には、エアコンACが搭載されるとともに、操舵装置として電動式パワーステアリング装置PSが装着されるものである。エアコンACは、エンジン100により選択的に駆動されて冷媒を圧縮するコンプレッサACC、圧縮された冷媒を放熱液化するコンデンサ(図示しない)、コンデンサから送出される冷媒の熱交換を行うエバポレータ(図示しない)、及びエバポレータに送風して車室内に冷風を送るブロア(図示しない)を備える、当該分野でよく知られているものであってよい。電動式パワーステアリング装置PSは、ステアリングの操作力をモータの駆動力により補助するものである。
電子制御装置6は、中央演算処理装置7と、記憶装置8と、入力インターフェース9と、出力インターフェース11とを具備してなるマイクロコンピュータシステムを主体に構成されている。その入力インターフェース9には、サージタンク12内の圧力を検出する吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号a、エンジン回転数を検出するための回転数センサ14から出力される回転数信号b、気筒を検出するための回転角センサ15から出力される気筒判別信号たるN信号c、スロットルバルブ2の開閉状態を検出するためのアイドルスイッチ16から出力されるIDL信号d、エンジンの温度としてのエンジンの冷却水温を検知するための水温センサ17から出力される水温信号e、電動式パワーステアリング装置PSにおけるトルクセンサ61から出力されるトルク信号m、自動変速機ATのシフトポジションを検出するポジションスイッチ63から出力されるポジション信号p、サージタンク12内の吸入空気の温度(以下、吸気温と称する)を検出する吸気温センサ64から出力される吸気温信号q、車速を検出する車速センサ65から出力される車速信号r等が入力される。
また、出力インターフェース11からは、燃料噴射弁5に対しては演算された燃料噴射時間に対応する駆動信号fが、またISCバルブ4に対してはデューティ比DISCに基づく制御信号gが、さらに点火プラグ18に対してはイグニッション信号hがそれぞれ、出力される。したがって、電子制御装置6はアイドル回転制御装置ISCを構成するものである。これに加えて、電子制御装置6内において、コンプレッサACCとエンジン100とを選択的に接続するマグネットクラッチMGを作動させる駆動信号tに対応するエアコン信号が、中央演算処理装置7に入力されるように構成してある。なお、図示しないが、電子制御装置6には、入力されるアナログ信号をディジタルデータに変換するためのA/Dコンバータが内蔵されており、吸気圧信号a、水温信号e、吸気温信号q等を一定の間隔でディジタルデータに変換して、中央演算処理装置7に出力するものである。
電子制御装置6には、吸気圧センサ13と回転数センサ14からのそれぞれの信号を主な情報として燃料噴射弁開成時間を決定し、その決定により燃料噴射弁5を制御して負荷に応じた燃料を該燃料噴射弁5から吸気系1に噴射させるためのプログラムが内蔵されている。また、アイドル運転状態において、負荷の影響によりエンジン100に生じる不具合を解消するために、アイドル運転時にエンジン100に外部から負荷が加わった場合にエンジン回転数を上昇させるものであって、加わった負荷の大きさとエンジン100の吸入空気の温度とを検出し、検出した吸入空気の温度が高い場合には、吸入空気の温度が低い場合よりも小さい負荷で特定の負荷の運転を停止させるプログラムが電子制御装置6に内蔵されている。
このエンジン運転制御プログラムの概略手順を、図3を参照して説明する。なお、この制御プログラムは、車両が停止しており、エンジン100がアイドル運転状態にある場合において、所定の周期で繰り返し実行されるものである。また、アイドル運転状態におけるエンジン回転数(アイドル回転数)のフィードバック制御は、この分野で知られているものであってよく、エンジン回転数を検出し、その検出したエンジン回転数とその時点の運転状態に応じて設定する目標回転数との差の回転数に基づいて、アイドル回転制御装置ISCのISCバルブ4の開度を制御して、バイパス通路3を通過する空気流量を制御することによって、エンジン回転数が目標回転数に収束するように制御するものである。このようなアイドル運転時のエンジン回転数のフィードバック制御において、エンジン100に負荷が加わると、その負荷のためにエンジン回転が低下するので、ISCバルブ4を開成してエンジン回転数が上昇するように制御するものである。
まずステップS1において、車両が停止しているアイドル運転状態であるか否かを判定する。アイドル運転状態は、スロットルバルブ2が閉成してアイドルスイッチ16から出力されるIDL信号dの有無により判定するもので、IDL信号dが出力されている場合にアイドル運転状態と判定する。また、車両の停止は、車速センサ65から出力される車速信号rに基づいて判定する。
ステップS1においてアイドル運転状態であると判定した場合は、ステップS2において吸気温、吸気圧及びエンジン回転数を検出する。吸気圧とエンジン回転数とで、負荷の大きさを判定するもので、吸気圧の絶対値が高いほど、またエンジン回転数が高いほど負荷の大きさは大きいと判定するものである。
ステップS3では、検出した吸気温に対応する判定圧力を設定する。判定圧力は、代表的な吸気温に対して予めマップにより設定してあるもので、吸気温が高くなるほど低くなるように設定してある。判定圧力は、例えばエアコンAC、ドライブレンジにシフトされている状態の自動変速機AT、電動式パワーステアリング装置PS及びその他のオルタネータなどの補機類がエンジン100の負荷となっている運転状態の吸気圧を最大として、吸気温が高くなるにつれて低くなり、例えばエアコンAC及びドライブレンジにシフトされている状態の自動変速機ATが負荷となっている運転状態の吸気圧を最小として設定するものである。判定圧力が最大値となる吸気温の温度範囲は、低い吸気温、具体的には前述の負荷状態になった場合でもノッキングの発生には至らない吸気温例えば0°C〜60°Cに対して設定される。そして、マップにない吸気温の場合は、補間計算を行って判定圧力を演算して設定するものである。
ステップS4では、検出した吸気圧が設定した判定圧力以上か否か、及び検出したエンジン回転数が所定回転数以下か否かを判定する。所定回転数は、例えば無負荷運転状態におけるアイドル運転時のエンジン回転数に対応するものであってよい。すなわち、アイドル運転状態にあって、エアコンAC、自動変速機ATなどがエンジン100に対して負荷となっている場合、その負荷を反映して吸気圧及びエンジン回転数が変化するものである。そして、例えばエアコンACのコンプレッサACCの作動、ドライブレンジに入れられた状態の自動変速機PS及び発進するに際してステアリングが大きく操作されて電動式パワーステアリング装置PSが作動した場合には、アイドル回転制御装置ISCが作動してISCバルブ4が開かれバイパス通路3を通過する空気量が増加して吸気圧が高くなるとともに、それらの負荷が加わった場合に吸入空気の吸気遅れがあることにより瞬間的にエンジン回転数が降下する。ステップS4にあっては、このようなエンジンの運転状態の変化を検出するものである。
ステップS4において、検出した吸気圧が設定した判定圧力以上で、かつ検出したエンジン回転数が所定回転数以下であると判定した場合、ステップS5においてエアコンを停止させる。
このような構成において、気温の高い夏期に、車両を走行させ、完全に暖機運転が完了した状態の後に、車両を例えば駐車場において停車する場合を説明する。この場合、走行中も停車中もエアコンは継続して作動させるものとする。
まず、車両の走行中においては、走行風がエンジンルーム内に流れ込むので、吸入空気の上昇は少ない。そして、例えば交差点において短い時間車両が停止した場合にアイドル運転状態になるが、この場合は、吸気温センサ64により検出する吸気温が低いために、エアコンACは停止しない。つまりこの場合、車両が停止しているアイドル運転状態となるので、制御は、ステップS1、ステップS2、ステップS3、ステップS4と進む。ステップS3においては、吸気温が低いために判定圧力が高く設定されるので、ステップS4において検出した吸気圧が判定圧力を下回るものであり、エアコンACを停止させることがない。したがって、走行中に短時間車両が停止しても、エアコンACが作動している状態を維持することができ、乗員が不快感を感じることを防ぐことができる。
これに対して、エアコンACを作動させた状態で例えば駐車場において車両を停車している場合、停車している間は車両のエンジンルームに走行風が全く入らない状態であるので、エンジンルームの温度が急激に上昇し、よって吸気温が走行している場合に比較して上昇する。したがって、検出した吸気温は走行中に比較して高くなり、制御は、ステップS1、ステップS2、ステップS3と進み、設定する判定圧力は検出した吸気温に対応して低くなる。そして、ステップS4において、この時の負荷の大きさが、判定出力と所定回転数とで定められる大きさに当てはまる場合に、エアコンACを停止させる(ステップS5)。
すなわち、車両の停止中において、吸気温が上昇し、判定圧力は吸気温が低い場合に比較して低く設定されることにより、エアコンAC、自動変速機ATが負荷となっている状態で電動式パワーステアリング装置PSが操作されることで吸気圧がその時点で判定圧力以上となるので、エアコンACを停止させる。この場合、吸気温が高くなっているので、ノッキングが発生しやすい運転状態になっているが、吸気圧が上昇した直後にエアコンACを停止させることにより、吸気圧の上昇が抑制され、ノッキングを回避することができる。
一方、車両の停止中にあっても、吸気温の上昇が少ない場合は、判定圧力を高く設定することになる。したがって、エアコンACと自動変速機ATとがエンジン100の負荷となっている場合は、吸気温が判定圧力に達しない、言い換えれば負荷の大きさが小さいので、エアコンACは停止しない。このような場合においても、エアコンACと自動変速機ATと他の補機類に加えて電動式パワーステアリング装置PSがエンジン100の負荷となる場合は、エアコンACを停止させることになる。したがって、エアコンACを停止させる頻度が上がることを抑制することができる。つまり、吸気温度が低い場合に、エアコンACと自動変速機ATとが負荷になっている状態ではエアコンACは停止することなく運転され、車室内を冷房することができる。そして、電動式パワーステアリング装置PSを作動させる状態すなわち車両を停止状態から動かす状態に切り替わる際に、負荷によりエンジン100に不具合が生じる前にエアコンACを停止させて、確実に車両を操作できる状態にすることができるものである。
このように、車両が停止している状態において、吸気温に基づいて負荷の大きさを判定する判定圧力を設定し、吸気温が高い場合には、負荷の大きさが大きくないつまり小さい運転状態においてエアコンACを停止させることでノッキングの発生を未然に防ぎ、自動変速機AT及び電動式パワーステアリング装置PSは瞬時に作動し得る状態に維持して、常に発進し、車両の動きを制御し得るようにしておくことができる。同様に、車両が停止している状態において、吸気温が低い場合には、電動式パワーステアリング装置PSが作動するまではエアコンACが運転され、電動式パワーステアリング装置PSが作動することによりエアコンACが停止されるので、常に発進し、車両の動きを制御し得るようにしておくことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、スロットルバルブ2を迂回するバイパス通路3に設けたISCバルブ4の開度によりアイドル運転時の吸入空気量を調整したが、スロットルバルブの開度とエンジン回転数とに基づいて燃料噴射量を演算するものにおいては、アイドル運転時にスロットルバルブの開度をアクセルペダルの操作とは独立して制御して、アイドル運転時の吸入空気量を調整するものであってよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の実施形態におけるエンジンの構成を示す構成説明図。 同実施形態の電子制御装置を含む構成を示すブロック図。 同実施形態の制御手順を概略的に示すフローチャート。
符号の説明
6…電子制御装置
7…中央処理演算装置
8…記憶装置
9…入力インターフェース
11…出力インターフェース
AC…エアコンディショナ
AT…自動変速機
PS…電動式パワーステアリング装置

Claims (2)

  1. アイドル運転時に内燃機関に外部から負荷が加わった場合に機関回転数を上昇させる内燃機関の運転制御方法において、
    加わった負荷の大きさと内燃機関の吸入空気の温度とを検出し、
    検出した吸入空気の温度が高い場合には、吸入空気の温度が低い場合よりも小さい負荷で特定の負荷の運転を停止させる内燃機関の運転制御方法。
  2. 特定の負荷が、エアコンディショナである請求項1記載の内燃機関の運転制御方法。
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