JP2006229501A - 振幅設定回路 - Google Patents

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裕久 鈴木
Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Eiji Akama
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Abstract

【課題】設定された振幅レベルの温度変化に対する安定化を図る。
【解決手段】入力信号に応じた出力信号の振幅レベルを設定する振幅設定回路において、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流と第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を所定関係に設定して、第1駆動トランジスタ(Q1)と第1導電型トランジスタ(M1)との第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流と第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を所定関係に設定して、第2導電型トランジスタ(M2)と第2駆動トランジスタ(Q4)との第2接続部の電位の温度変化分を除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振幅設定回路に関する。
オフィスのLANや自動車の車載ネットワーク等の通信ネットワークにおいて、様々な規格の信号によって機器間のデジタル信号の伝送が行われている。すなわち、通信ネットワークは、コンピュータ及びその周辺機器相互をつなぐ形態だけではなく、コンピュータ以外の各種デジタル機器の接続にも用いられつつある。車載ネットワークは、その一例であり、例えば、この車載ネットワークの1つの規格として、MOST(Media Oriented Systems Transport)システムが提案されている。MOSTシステムでは、リング形状の車載ネットワークが構成され、これに、カーナビゲーションシステム、CD/DVDプレイヤー、スピーカー、ディスプレイ、電話機等の各種機器が接続される。例えば、CDプレイヤーが再生したデジタル信号を車載ネットワークを介してスピーカーへと伝送する。そして、スピーカーにおいてデジタル信号を音声に変換して出力する形態で利用される。
なお、通信ネットワーク内でのデジタル信号の伝送方式としては、デジタル信号をそのまま伝送するベースバンド方式や、デジタル信号で搬送波を変調して得られるアナログ信号を伝送するブロードバンド方式がある。ここで、ブロードバンド方式の一つとして振幅偏移変調(Amplitude Shift Keying)方式について詳述する。
図19は、従来のASK変調回路の構成を示す図である。なお、図19に示す従来のASK変調回路は、シリアルのデジタルデータである送信データDが入力され、送信データDのビット値の時間的な変化に応じて振幅が変化するASK変調信号Sを生成して、ネットワークへと出力するものである。
以下、図20に示す従来のASK変調回路の主要信号の波形図を適宜参照しつつ、図19に示すASK変調回路の構成を説明する。
基準クロック生成回路10は、送信データDのビットレートに同期した周波数のクロック信号CLを生成する。すなわち、送信データDのビットレートを“r(bps)”とすると、クロック信号CLの周波数は“n(自然数)×r(Hz)”である。
アンプ12、14は、矩形波状のクロック信号CLが夫々入力され、その振幅レベルを所定利得に従って設定するものである。例えば、アンプ12、14は、夫々接地電位(0レベル)を基準としてピーク側とボトム側へと振幅する矩形波状のクロック信号CL1、CL2を生成する(図20(a)、(b)参照)。なお、クロック信号CL1、CL2は、互いに振幅レベルが異なるように設定されてある。
切替制御回路20は、送信データDのビット値をクロック信号CLに同期してラッチし、そのラッチしたビット値に基づいて、スイッチ回路16、18のオン/オフを制御するための制御信号SWを生成する(図20(c)参照)。
スイッチ回路16、18は、切替制御回路20から供給される制御信号SWに基づいて、夫々を相補的にオン/オフするものである。例えば、制御信号SWがHレベルとのとき、スイッチ回路16はオフ且つスイッチ回路18はオンとなり、制御信号SWがLレベルのとき、スイッチ回路16はオン且つスイッチ回路18はオフとなる。なお、スイッチ回路16、18の各出力を合成した信号M(図20(d)参照)がLPF22へと入力される。
LPF22は、スイッチ回路16、18の各出力を合成した信号に含まれる高周波成分を除去し、滑らかな正弦波状のASK変調信号Sを生成するものである(図20(e)参照)。
なお、このような従来のASK変調回路としては、例えば、以下に示す特許文献1に開示される。
特開2001−119442号公報
ところで、図8に示したアンプ12、14といった固定利得型アンプや、電子ボリウムやアッテネータ等といった可変利得型アンプは、入力信号に応じた出力信号の振幅レベルを設定する振幅設定回路である。これらの従来の振幅設定回路は、アンプ内部の回路素子が温度特性を有しており、夫々の利得が温度変化によって変化する問題がある。この結果、振幅レベルが設定された出力信号は、温度変化に伴ってバラツキが生じることとなる。
前述した課題を解決する主たる本発明は、入力信号に応じた出力信号の振幅レベルを設定する振幅設定回路において、ソース電源ラインとシンク電源ラインとの間に互いに相補的に導通する第1導電型トランジスタ(M1)と第2導電型トランジスタ(M2)が直列接続されて構成され、前記入力信号の論理レベルを反転させた前記出力信号を出力するインバータ部と、前記ソース電源ラインと前記第1導電型トランジスタ(M1)との間に設けられ、前記第1導電型トランジスタ(M1)を駆動させる第1駆動トランジスタ(Q1)と、前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記シンク電源ラインとの間に設けられ、前記第2導電型トランジスタ(M2)を駆動させる第2駆動トランジスタ(Q4)と、前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインとの間に、第1抵抗素子(R1)、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)、第2抵抗素子(R3)、第3抵抗素子(R4)、第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)、第4抵抗素子(R6)が直列接続されて構成され、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)の制御電極の電位を前記第1駆動トランジスタ(Q1)の制御電極に印加させるとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)の制御電極の電位を前記第2駆動トランジスタ(Q4)の制御電極に印加させる分圧回路と、前記第1駆動トランジスタ(Q1)と前記第1導電型トランジスタ(M1)との第1接続部と、前記シンク電源ラインとの間に設けられ、前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を調整するための第5抵抗素子(R5)と、前記ソース電源ラインと、前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記第2駆動トランジスタ(Q4)との第2接続部との間に設けられ、前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を調整するための第6抵抗素子(R2)と、を有し、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流と前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を所定関係に設定して前記第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流と前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を所定関係に設定して前記第2接続部の電位の温度変化分を除去すること、とする。
本発明によれば、設定された振幅レベルの温度変化に対する安定化を図った振幅設定回路を提供することができる。
<振幅設定回路の基本的な構成>
図1は、本発明の振幅設定回路100の基本的な構成を示す図である。なお、振幅設定回路100は、矩形波状の入力信号VIN1を論理反転させた出力信号VOUT1の振幅レベルを設定するものである。振幅設定回路100は、例えば、ASK変調回路におけるクロック信号の振幅レベル(ピークレベル/ボトムレベル)を設定する回路(例えば、図20に示すアンプ12、14)として利用される。
インバータ部110は、ソース電源ライン(Vcc電位)とシンク電源ライン(GND電位)との間に、ソース電源ライン側の第1導電型トランジスタM1及びシンク電源ライン側の第2導電型トランジスタM2により構成される。なお、第1導電型トランジスタM1と第2導電型トランジスタM2は、互いの制御電極が共通接続され、その共通接続部には、振幅レベルV1を有した矩形波状の入力電圧信号VIN1が印加される。そして、第1導電型トランジスタM1と第2導電型トランジスタM2は、入力電圧信号VIN1の論理レベルの切り替わりに基づいて相補的に導通する。なお、本実施形態において、第1導電型トランジスタM1はP型MOSトランジスタとし、第2導電型トランジスタM2はN型MOSトランジスタとする。
第1駆動トランジスタQ1は、ソース電源ラインと第1導電型トランジスタM1との間に設けられ、第1導電型トランジスタQ1を駆動させるものである。なお、本実施形態において、第1駆動トランジスタQ1は、NPN型バイポーラトランジスタとし、エミッタフォロワ回路を構成する。
第2駆動トランジスタQ4は、第2導電型トランジスタM2とシンク電源ラインとの間に設けられ、第2導電型トランジスタM2を駆動させるものである。なお、本実施形態において、第2駆動トランジスタQ4は、PNP型バイポーラトランジスタとし、エミッタフォロワ回路を構成する。
分圧回路120は、ソース電源ラインとシンク電源ラインとの間に、第1抵抗素子R1、第1ダイオード接続トランジスタQ5、第2抵抗素子R3、第3抵抗素子R4、直列接続させた二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q3、Q6)、第4抵抗素子R6、が直列接続されて構成される。分圧回路120では、ソース電源ラインとシンク電源ラインとの電位差と、第1乃至第4抵抗素子(R1、R3、R4、R6)の抵抗値及び第1及び第2ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q6)の順方向電圧に応じて、ソース電源ラインからシンク電源ラインに向けて電流(以下、基準側電流Irと称する。)が流れる。
また、分圧回路120は、第1ダイオード接続トランジスタQ5の制御電極の電位を第1駆動トランジスタQ1の制御電極に印加させるとともに、第2ダイオード接続トランジスタQ6の制御電極の電位を第2駆動トランジスタQ4の制御電極に印加させる。すなわち、第1ダイオード接続トランジスタQ5及び第1駆動トランジスタQ1はカレントミラー回路を構成し、第2ダイオード接続トランジスタQ6及び第2駆動トランジスタQ4はカレントミラー回路を構成する。なお、第1ダイオード接続トランジスタQ5の制御電極の電位は、設定すべき出力信号VOUT1のピークレベルに応じた第1ダイオード接続トランジスタQ5の順方向電圧に該当し、同様に、第2ダイオード接続トランジスタQ6の制御電極の電位は、設定すべき出力信号VOUT1のボトムレベルに応じた第2ダイオード接続トランジスタQ6の順方向電圧に該当する。
さらに、分圧回路120は、第2及び前記第3抵抗素子(R3、R4)の接続部に、基準電圧印加部121を設ける。基準電圧印加部121に印加させる基準電圧は、インバータ部110の後段に接続され且つ出力信号VOUT1が供給される後段増幅回路50の動作電圧と同一レベルとする。ここで、後段増幅回路50の動作電圧は、ソース電源ラインとシンク電源ラインの電位差の2分の1(Vcc/2電位)とした。
なお、本実施形態において、第1ダイオード接続トランジスタQ5は、NPN型バイポーラトランジスタとし、第2ダイオード接続トランジスタQ6は、PNP型バイポーラトランジスタとする。すなわち、第1及び第2ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q6)におけるダイオード接続は、ベース電極とコレクタ電極とを短絡させることで実施する。
第5抵抗素子R5は、第1駆動トランジスタQ1と第1導電型トランジスタM1との第1接続部と、シンク電源ラインとの間に設けられ、第1駆動トランジスタQ1に流れるエミッタ電流(以下、H側電流Ihと称する。)を調整する。
第6抵抗素子R2は、ソース電源ラインと、第2導電型トランジスタM2と第2駆動トランジスタQ4との第2接続部との間に設けられ、第2駆動トランジスタQ4に流れるエミッタ電流(以下、L側電流ILと称する。)を調整する。
第1容量素子C1は、一方の電極をシンク電源ラインと接続させ、他方の電極を第6抵抗素子R2及び第2駆動トランジスタQ4の接続部に接続させたものである。
第2容量素子C2は、一方の電極をシンク電源ラインと接続させ、他方の電極を第1駆動トランジスタQ1及び第5抵抗素子R5の接続部に接続させたものである。
振幅設定回路100は、前述した構成において、第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irと第1駆動トランジスタQ1に流れるH側電流Ihを所定関係に設定して第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irと第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流ILを所定関係に設定して第2接続部の電位の温度変化分を除去する。なお、第1接続部の電位は、第1導電型トランジスタM1が導通する場合、インバータ部110の出力信号VOUT1のピークレベルとなり、第2接続部の電位は、第2導電型トランジスタM2が導通する場合、インバータ部110の出力信号VOUT1のボトムレベルとなる。よって、第1及び第2接続部の電位の温度変化分を除去した結果、インバータ部110の出力信号VOUT1の温度変化に対する安定化が図られる。
また、振幅設定回路100は、前述した構成において、容量素子C1、C2を設けておき、第1導電型トランジスタM1が非導通状態の場合には容量素子C2を予め充電させ、第2導電型トランジスタM2が非導通状態の場合には容量素子C1を予め充電させる。この容量素子C1、C2の充電電圧によって、入力信号VIN1の論理レベルの切り替わりの際に、後段増幅回路50へ電流が流れ込むことで生じうる出力信号VOUT1の波形鈍りを解消でき、入力信号VIN1に対する出力信号VOUT1の追従性が改善される。
また、振幅設定回路100は、前述した構成において、分圧回路120に基準電圧印加部121を設けておいた。一般的に、後段増幅回路50のような増幅回路には所定のバイアス電圧を供給する必要がある。このため、インバータ回路150の出力信号VOUT1の直流成分をそのバイアス電圧に変更した上で、後段増幅回路50へと供給する必要がある。よって、基準電圧印加部180に印加させる基準電圧を後段増幅回路50の基準動作電圧と同一レベルとしたことで、前述した事象を回避することができる。この結果、コンデンサ結合が不要となり、インバータ回路150に後段増幅回路50を直接接続できる。
また、基準電圧印加部180に印加させる基準電圧を、ソース電源ラインとシンク電源ラインの電位差の2分の1とした。この結果、インバータ回路150の出力信号VOUT1のピーク側及びボトム側の振幅レベルのいずれか一方が飽和して振幅設定が不能となる事態を回避することが容易となり、出力信号VOUT1のピークレベル及びボトムレベルのバランスに適したものとなる。
また、振幅設定回路100は、第1及び第2ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q6)、第1及び第2駆動トランジスタ(Q1、Q4)として、バイポーラトランジスタを採用した。ここで、MOSトランジスタを採用した場合と比較して、振幅設定回路100全体の消費電流を低減できる。また、低電圧駆動のMOSトランジスタを採用した場合と比較して、動作電圧範囲が広いため、インバータ回路150の出力信号VOUT1の振幅レベルの設定範囲を拡大することができる。
<第1実施形態>
<<振幅レベルの設定がVcc/4電位の場合>>
===振幅設定回路の構成===
図2は、本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路101の構成を示す図である。なお、振幅設定回路101は、矩形波状の入力信号VIN1を論理反転させた出力信号VOUT1の振幅レベルを、ソース電源ライン(例えば、Vcc電位)とシンク電源ライン(例えば、GND電位)との電位差の4分の1(例えば、Vcc/4電位)に設定するものである。
図1に示す基本的な構成と相違する点としては、分圧回路120において、第1抵抗素子R1と第2抵抗素子R3との間に二つの第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)を直列接続するとともに、第3抵抗素子R4及び第4抵抗素子R6との間に二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q3、Q6)を直列接続した点にある。また、二つの第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)としては第1駆動トランジスタQ1と同一のNPN型バイポーラトランジスタを採用するとともに、二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q3)としては第2駆動トランジスタQ4と同一のPNP型バイポーラトランジスタを採用する。
振幅設定回路101は、前述した構成において、第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irと第1駆動トランジスタQ1に流れるH側電流Ihを略等しく設定することで第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irと第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流Ilを略等しく設定することで第2接続部の電位の温度変化分を除去する。
===振幅設定回路の動作===
説明を簡略化するため、振幅設定回路101の動作を、図3に示すシンク電源ライン側の振幅設定回路101の構成をもとに説明する。
まず、基準側電流Ir、H側電流Ih、L側電流Ilのターゲット値を“20μA”とする。また、第2ダイオード接続トランジスタ(Q3、Q6)のベース・エミッタ間電圧(以下、Q3VBE、Q6VBEと称する。)と、第2駆動トランジスタQ4のベース・エミッタ間電圧(以下、Q4VBEと称する。)を夫々“0.65V”とする。さらに、ソース電源ラインのVcc電位を“5.0V”とし、シンク電源ラインのGND電位を“0.0V”とする。なお、この場合、基準電圧印加部121に印加する基準電圧(Vcc/2)は“2.5V”となる。
ここで、第3抵抗素子R4及び第4抵抗素子R6の抵抗値を等しいものとする。この条件下で、分圧回路120に“20μA”の基準側電流Irを流すための抵抗値は、つぎの式(1)のとおり“60kΩ”である。よって、第3抵抗素子R4と第4抵抗素子R6の抵抗値は夫々“30kΩ”である。
R4+R6=(2.5V−2×0.65V)÷20μA=60kΩ…式(1)
一方、L側電流Ilを流すための第6抵抗素子R2の抵抗値は、つぎの式(2)のとおり約“200kΩ”である。
R2=(5.0V−0.65V)÷20μA≒200kΩ …式(2)
このように、基準側電流IrとL側電流Ilを略等しく設定するために、第3抵抗素子R4及び第4抵抗素子R6と第6抵抗素子R2の各抵抗値が設定される。また、基準側電流IrとL側電流Ilが略等しく設定された結果、Q3VBE、Q4VBE、Q6VBEが夫々略等しくなる。
図4は、振幅設定回路101の主要なストローブポイントの各温度特性を模式的に示した図である。
ここで、トランジスタのベース・エミッタ間電圧は、一般的に、図17に示すように、低温時から高温時に向けて電位が低下する特性を有する。また、第3抵抗素子R4と第2ダイオード接続トランジスタQ3の接続部の電位であるVOUT2と、第2ダイオード接続トランジスタQ6と第4抵抗素子R6の接続部の電位であるVOUT4は、式(3)及び式(4)で夫々表現される。ところで、式(3)及び式(4)における下線部の値は夫々等しいので、低温時から高温時に向けて、同一の勾配で、VOUT2の電位は下降し、VOUT4の電位は上昇することが分かる。すなわち、VOUT2とVOUT4は互いに真逆の温度特性を有する。
VOUT2=R6×Ir+Q3VBE+Q6VBE …式(3)
VOUT4=Vcc/2−(R4×Ir+Q3VBE+Q6VBE)…式(4)
第2ダイオード接続トランジスタ(Q3、Q6)の接続部の電位とするVOUT5は、式(5)で表現される。ここで、VOUT2とVOUT4は互いに真逆の温度特性を有しており且つQ6VBEとQ3VBEは略等しいため、VOUT5の温度変化分は除去されることとなる。なお、VOUT5は、Vcc/2電位とGND電位の中点電位であるVcc/4電位となる。
VOUT5=VOUT4+Q6VBE=VOUT2−Q3VBE …式(5)
一方、第6抵抗素子R2と第2駆動トランジスタQ4の接続部の電位とするVOUT3は、式(6)に示すように、VOUT4と比べてQ4VBE分だけ電位が高くなる。ここで、Q4VBEとQ6VBEは略等しいため、式(5)及び式(6)により、VOUT3及びVOUT5は同一電位且つ同一の温度特性を有することとなる。すなわち、VOUT3は、温度変化分が除去される。
VOUT3=VOUT4+Q4VBE …式(6)
図5は、振幅設定回路101の主要信号のシミュレーション波形を示す図である。なお、図5(a)は、インバータ部110の出力信号VOUT1のシミュレーション波形を示す図であり、図5(b)は、振幅設定回路101の主要なストローブポイントであるVOUT2、VOUT3、VOUT4夫々において、温度を“−50℃”、“25℃”、“150℃”夫々に設定した場合のシミュレーション波形を示す図である。
図5(b)に示すように、真逆の温度特性を有するVOUT2及びVOUT4によって、VOUT3の温度変化分が除去されることが分かる。また、この結果、図5(a)に示すように、インバータ部110の出力信号VOUT1の温度変化分も除去されることが分かる。
ここで、前述した説明は、振幅設定回路101のシンク電源ライン側の構成をもとに説明したが、振幅設定回路101のソース電源ライン側の構成についても同様な説明ができる。なお、この場合、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位は、ソース電源ラインとシンク電源ラインの電位差の4分の3(3Vcc/4電位)となる。そして、互いに真逆の温度特性となる第1ダイオード接続トランジスタQ5、Q2のベース・エミッタ間電圧によって、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位の温度変化分は、除去される。また、第1駆動トランジスタQ1と第5抵抗素子R5の接続部の電位は、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位と同一レベル且つ同一温度特性となる。
<<振幅レベルの設定をVcc/4電位からずらした場合>>
図6は、本発明の第1実施形態に係るその他の振幅設定回路102の構成を示す図である。なお、振幅設定回路102は、矩形波状の入力信号VIN1を論理反転させた出力信号VOUT1の振幅レベルを、ソース電源ライン(例えば、Vcc電位)とシンク電源ライン(例えば、GND電位)との電位差の4分の1(例えば、Vcc/4電位)からずらして設定するものである。
具体的には、分圧回路120の各抵抗値を調整して、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位を3Vcc/4電位よりずらして設定するとともに、第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q3)の接続部の電位をVcc/4電位よりずらして設定する。図6に示す数値例では、第1抵抗素子R1及び第4抵抗素子R4の抵抗値を“35kΩ”とし、第2抵抗素子R3及び第3抵抗素子R4の抵抗値を“25kΩ”と設定する。
この場合、例えば、図7に示すように、シンク電源ライン側の振幅設定回路102において、VOUT2とVOUT4は完全に真逆の温度特性とはならず、VOUT5はVcc/4電位から上側にずれるとともに、低温時から高温時に向けて電位が上昇する。すなわち、VOUT5の温度変化分が生じる。そこで、図7に示すように、Q6VBEよりもVOUT5の温度変化分だけQ4VBEを小さくする補正を行うことで、VOUT3の温度変化分が除去されることとなる。
なお、ソース電源ライン側の振幅設定回路102においても同様なことが言え、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の両端の電位が完全に真逆の温度特性とはならず、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位は、3Vcc/4電位からずれて温度変化分が生じる。そこで、第1駆動トランジスタQ1と第5抵抗素子R5の接続部の電位をその温度変化分補正することで、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位の温度変化分が除去されることとなる。
ところで、一般的なトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEの温度特性の一例は、図17に示すとおりである。なお、図17では、温度を“−50℃”、“25℃”、“100℃”とした場合の、エミッタ電流に応じたベース・エミッタ間電圧VBEの変化を示してある。図17に示すように、同一のエミッタ電流では、低温時から高温時に向けて、ベース・エミッタ間電圧VBEの電位が下降することが分かる。また、エミッタ電流が小さくなるにつれて、ベース・エミッタ間電圧VBEの温度変化の範囲が拡大することが分かる。なお、図18は、エミッタ電流に応じたベース・エミッタ間電圧VBEの温度変化率を示す図である。
よって、振幅設定回路102は、Q6VBEの温度変化よりもQ4VBEの温度変化を小さくするために、第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流Ilを、第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irよりも小さく設定する。同様に、振幅設定回路102は、第1駆動トランジスタQ1に流れるH側電流Ihを、第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irよりも小さく設定する。
ここで、L側電流Il並びにH側電流Ihを基準側電流Irよりも小さく設定するために、第1乃至第6抵抗素子(R1、R3、R4、R6、R2、R5)の抵抗値を調整するようにしてもよい。しかしながら、抵抗値だけで電流の調整を行うとすると、抵抗値を大きく変更しなければならず、その結果、回路規模や電流が大きく変更する。すなわち、抵抗値だけでの電流の調整は、回路の制約上、困難を極める。
そこで、図6に示すように、振幅設定回路102は、複数の第1駆動トランジスタ(Q1、Q7)を並列接続することで、第1駆動トランジスタ(Q1、Q7)に流れるH側電流Ihを第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irより小さく設定する。また、振幅設定回路102は、複数の第2駆動トランジスタ(Q4、Q8)を並列接続することで、第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流Ilを第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irより小さく設定する。この結果、電流や抵抗値を大きく変更することなく、温度変化分を除去する補正を行えることとなる。
また、振幅設定回路102は、第1駆動トランジスタQ1の電極面積(エミッタ電極の面積)を大きくするとともに、第2駆動トランジスタQ4の電極面積(エミッタ電極の面積)を大きくすることで、同様に、電流や抵抗値を大きく変更することなく、温度変化分を除去する補正を行えることとなる。
<第2実施形態>
<<振幅レベルの設定が低電位(小振幅)の場合>>
===振幅ゼロの場合===
まず、図8に示す本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路200について説明する。なお、振幅設定回路200は、インバータ部110の出力信号の振幅レベルをゼロに設定する特殊な場合である。
図1の基本的な構成と相違する点は、第2抵抗素子R5及び第3抵抗素子R6を設けない点にある。そして、第5及び第6抵抗素子R5、R6の抵抗値を、それぞれ第1抵抗素子R1及び第4抵抗素子R4の合成抵抗値(例えば、120kΩ)に設定するとともに、第1抵抗素子R1と第4抵抗素子R4の各抵抗値(例えば、60kΩ)を等しく設定した。この場合、第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irと第1駆動トランジスタQ1に流れるH側電流Ihが等しく設定されるとともに、第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irと第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流Ilが等しく設定される。この結果、式(7)に示すように、Q6VBEとQ4VBEが等しくなる。
Q6VBE=Q4VBE …式(7)
ところで、基準電圧供給部121の電位(Vcc/2電位)であるVOUT0は、式(8)に示すように、VOUT4よりもQ6VBE分電位が高くなり、また、VOUT3は、式(9)に示すように、VOUT4よりもQ4VBE分電位が高くなる。よって、式(6)〜(9)に基づいて、VOUT0とVOUT3は夫々Vcc/2電位と一致する。このため、インバータ部110の出力信号の振幅レベルはゼロに設定されたことになる。
VOUT0=VOUT4+Q6VBE …式(8)
VOUT3=VOUT4+Q4VBE …式(9)
図9は、振幅設定回路200の主要なストロープポイントであるVOUT0、VOUT3、VOUT4の各温度特性を示した図である。同図に示すように、VOUT0及びVOUT3の電位は夫々Vcc/2電位と一致しており、且つ、分圧回路120においてソース電源ライン側とシンク電源ライン側が夫々対象に構成されるために、温度変化分が除去されることが分かる。
===振幅レベルの設定を振幅ゼロからずらした場合===
つぎに、図9に示す本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路201について説明する。なお、振幅設定回路201は、図8に示す振幅設定回路200の分圧回路120に対して、第2抵抗素子R5及び第3抵抗素子R6を設けた点である。なお、第2抵抗素子R5及び第3抵抗素子R6の抵抗値は、例えば、シンク電源ライン側の振幅設定回路201において、VOUT3の電位を、VOUT2の電位よりも振幅レベルに応じた低電位にすべく設定される。図9に示す例では、振幅レベルを“0.1V”に設定する場合であり、この場合、第2抵抗素子R5及び第3抵抗素子R6の抵抗値は“3.5kΩ”となる。
図11は、シンク電源ライン側の振幅設定回路201の主要なストロープポイントであるVOUT0、VOUT2、VOUT3、VOUT4の各温度特性を示した図である。同図に示すように、VOUT3の電位は、VOUT0のVcc/2電位よりも“0.1V”分低電位である。また、第2抵抗素子R5及び第3抵抗素子R6が新たに追加された分、基準側電流IrはL側電流Ilよりも低電流となる。そして、図18に示す特性に基づいて、Q6VBEの温度変化は、Q4VBEの温度変化よりも大きくなる。
ここで、VOUT2及びVOUT3は、夫々、式(10)、式(11)により表現される。なお、Q6VBE及びQ4VBEは、図17に示す特性に基づいて、低温時から高温時に向けて電位が下降する。また、このため、VOUT2及びVOUT3は低温時から高温時に向けて電位が下降することが分かる。さらに、VOUT2の温度変化はVOUT3の温度変化よりも大きくなる。このように、VOUT2及びVOUT3は、VOUT0からずれるとともに、温度変化分が生じることとなる。
VOUT2=VOUT4+Q6VBE …式(10)
VOUT3=VOUT4+Q4VBE …式(11)
そこで、Q4VBEの温度変化よりもQ6VBEの温度変化を小さくするために、第2ダイオード接続トランジスタQ6に流れる基準側電流Irを、第2駆動トランジスタQ4に流れるL側電流Ilよりも小さく設定する。このことによって、VOUT3の温度変化を除去する補正を行う。なお、ソース電源ライン側の振幅設定回路201についても同様なことが言える。すなわち、第1駆動トランジスタQ1のVBEの温度変化よりも第1ダイオード接続トランジスタQ5のVBEの温度変化を小さくすべく、第1ダイオード接続トランジスタQ5に流れる基準側電流Irを、第1駆動トランジスタQ1に流れるH側電流Ihよりも小さく設定する。このことによって、第1駆動トランジスタQ1と第5抵抗素子R5との接続部の電位の温度変化分を除去する。
ここで、基準側電流IrをL側電流Il並びにH側電流Ihよりも小さく設定するためには、第1乃至第6抵抗素子(R1、R3、R4、R6、R2、R5)の抵抗値を調整するようにしてもよい。しかしながら、抵抗値だけで電流の調整を行うとすると、抵抗値を大きく変更しなければならず、その結果、回路規模や電流が大きく変更する。すなわち、抵抗値だけでの電流の調整は、回路の制約上、困難を極める。
そこで、図12に示すように、本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路202は、複数の第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q9)を並列接続することで、基準側電流IrをH側電流Ihより小さく設定する。また、振幅設定回路202は、複数の第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q10)を並列接続することで、基準側電流IrをL側電流Ilより小さく設定する。この結果、電流や抵抗値を大きく変更することなく、温度変化分を除去する補正を行えることとなる。
また、振幅設定回路202は、第1ダイオード接続トランジスタQ5の電極面積(エミッタ電極の面積)を大きくするとともに、第2ダイオード接続トランジスタQ6の電極面積(エミッタ電極の面積)を大きくすることで、同様に、電流や抵抗値を大きく変更することなく、温度変化分を除去する補正を行えることとなる。
===具体的な調整例===
説明を簡略化するため、図13に示すシンク電源ライン側の振幅設定回路202の構成をもとに説明する。
まず、基準側電流Ir、H側電流Ih、L側電流Ilのターゲット値を“30μA”とする。なお、第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q10)は並列接続であるため、各トランジスタ(Q6、Q10)のエミッタ電流のターゲット値は“15μA”である。また、Q3VBE、Q6VBE、Q4VBE、を夫々“0.65V”とする。さらに、ソース電源ラインのVcc電位を“5.0V”とし、シンク電源ラインのGND電位を“0.0V”とする。なお、この場合、基準電圧印加部121に印加する基準電圧(Vcc/2)は“2.5V”となる。
この場合、分圧回路120に“30μA”の基準側電流Irを流すための抵抗値は、つぎの式(12)のとおり“60kΩ”である。
R4+R6=(2.5V−0.65V)÷30μA=60kΩ …式(12)
ここで、インバータ部110の出力信号の振幅レベルを“50mV”に設定するために、第3抵抗素子R4の電圧を“50mV”に設定する。この場合、第3抵抗素子R4の抵抗値は、つぎの式(13)のとおり約“2kΩ”となる。なお、この値は、後に微調整する。さらに、式(12)に基づいて、第4抵抗素子R6の抵抗値は、“58kΩ”となるが、きりの良い値を選定して“60kΩ”とする。
R4=50mV÷30μA≒2kΩ …式(13)
図14は、シンク電源ライン側の振幅設定回路202の主要なストローブポイントの温度特性を模式的に示した図である。図11に示したように、低温時から高温時に向けて、VOUT2の電位は下降し、VOUT4の電位は上昇する。なお、VOUT2の温度特性の勾配は、VOUT4の温度特性の勾配より小さい。また、VOUT2は、Vcc/2電位付近に偏っている。そこで、Q4VBEの温度変化を、Q6VBE及びQ10VBEの温度変化よりも小さくすることで、VOUT3の温度変化分が除去されることとなる。
ここで、VOUT3の温度変化分の除去について、温度ΔT変化した時の各ストローブポイントの電位を示した図15をもとに詳述する。
温度T1時において、VOUT4をV2と呼び、Q6VBEならびにQ10VBEをVBE1と呼び、Q4VBEをVBE2と呼ぶこととする。このとき、V2は式(14)で表現され、VOUT3は式(15)で表現される。
V2=(Vcc/2−VBE1)×((R6÷(R4+R6)) …式(14)
VOUT3=V2+VBE2
=(Vcc/2−VBE1)×((R6÷(R4+R6))+VBE2
…式(15)
温度T2(=T1+ΔT)時において、VOUT4をV2’と呼び、Q6VBEならびにQ10VBEをVBE1’と呼び、Q4VBEをVBE2’と呼ぶこととする。このとき、VOUT3’は式(16)で表現される。
VOUT3’=(Vcc/2−VBE1’)×((R6÷(R4+R6))+VBE2’
…式(16)
ここで、VOUT3とVOUT3’が等しい場合、VOUT3の温度変化分が除去されたことになる。よって、式(15)及び式(16)に基づいて、つぎの式(17)が成立すればよいこととなる。
((R6÷(R4+R6))×ΔVBE1−ΔVBE2=0 …式(17)
但し、
ΔVBE1=VBE1−VBE1’
ΔVBE2=VBE2−VBE2’
さらに、式(17)を式(18)に変形する。すなわち、第3抵抗素子R4の抵抗値が式(18)をもとに設定されることで、VOUT3の温度変化分が除去されることとなる。
R4=R6×(ΔVBE1−ΔVBE2)÷ΔVBE2 …式(18)
ここで、図18に示すグラフより、エミッタ電流が“15μA”のとき、トランジスタのVBEの1℃あたり温度変化は“1.85mV/℃”であり、エミッタ電流が“50μA”のとき、トランジスタのVBEの1℃あたり温度変化は“1.75mV/℃”である。よって、これらの数値を式(18)に代入すると、式(19)に示すように、第3抵抗素子R4の抵抗値は約“3.5kΩ”として求まる。
R4=60kΩ×(1.85mV−1.75mV)÷1.75mV≒3.5kΩ
…式(19)
よって、第3抵抗素子R4の抵抗値として、仮設定した“2kΩ”を“3.5kΩ”へと変更する。図16は、このように回路定数を設定した場合の、振幅設定回路202の主要信号のシミュレーション波形を示す図である。なお、図16(a)は、インバータ部110の出力信号VOUT1のシミュレーション波形を示す図であり、図16(b)は、振幅設定回路202の主要なストローブポイントであるVOUT2、VOUT3、VOUT4夫々において、温度を“−50℃”、“25℃”、“150℃”夫々に設定した場合のシミュレーション波形を示す図である。図16(b)に示すように、VOUT3の温度変化分が除去され、図16(a)に示すように、インバータ部110の出力信号VOUT1の温度変化分も除去されることが分かる。
以上、本実施の形態について説明したが、前述した実施例は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明に係る振幅設定回路の基本的な構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルがVcc/4電位の場合)の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルがVcc/4電位の場合)のシンク電源ライン側の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルがVcc/4電位の場合)の主要信号の温度特性を模式的に示した図である。 図5(a)は本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルがVcc/4電位の場合)の出力信号VOUT1の波形を示す図であり、図5(b)は本発明の第1実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルがVcc/4の場合)の主要信号の温度特性を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るその他の振幅設定回路(振幅レベルをVcc/4電位からずらした場合)の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るその他の振幅設定回路(振幅レベルをVcc/4電位からずらした場合)の主要信号の温度特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅ゼロの場合)の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅ゼロの場合)の主要信号の温度特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の主要信号の温度特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)のシンク電源ライン側の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の主要信号の温度特性を模式的に示した図である。 本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の主要信号の温度特性を模式的に示した図である。 図16(a)は本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の出力信号VOUT1の波形を示す図であり、図16(b)は本発明の第2実施形態に係る振幅設定回路(振幅レベルが低電位の場合)の主要信号の温度特性を示す図である。 本発明に係るベース・エミッタ間電圧の温度特性を示す図である。 本発明に係るベース・エミッタ間電圧のエミッタ電流に応じた温度変化を示す図である。 従来のASK変調回路の構成を示す図である。 従来のASK変調回路の主要信号の波形を示す図である。
符号の説明
10 基準クロック生成回路
12、14 アンプ
16、18 スイッチ回路
20 切替制御回路
22 LPF
50 後段増幅回路
100、101、102、200、201、202 振幅設定回路
110 インバータ部
120 分圧回路

Claims (12)

  1. 入力信号に応じた出力信号の振幅レベルを設定する振幅設定回路において、
    ソース電源ラインとシンク電源ラインとの間に互いに相補的に導通する第1導電型トランジスタ(M1)と第2導電型トランジスタ(M2)が直列接続されて構成され、前記入力信号の論理レベルを反転させた前記出力信号を出力するインバータ部と、
    前記ソース電源ラインと前記第1導電型トランジスタ(M1)との間に設けられ、前記第1導電型トランジスタ(M1)を駆動させる第1駆動トランジスタ(Q1)と、
    前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記シンク電源ラインとの間に設けられ、前記第2導電型トランジスタ(M2)を駆動させる第2駆動トランジスタ(Q4)と、
    前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインとの間に設けられ、設定すべき前記出力信号の振幅レベルに応じた順方向電圧を前記第1駆動トランジスタ(Q1)の制御電極に印加させる第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)と、
    前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインとの間に設けられ、設定すべき前記出力信号の振幅レベルに応じた順方向電圧を前記第2駆動トランジスタ(Q4)の制御電極に印加させる第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)と、
    を有し、
    前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流と前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を所定関係に設定して前記第1駆動トランジスタ(Q1)と前記第1導電型トランジスタ(M1)との第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流と前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を所定関係に設定して前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記第2駆動トランジスタ(Q4)との第2接続部の電位の温度変化分を除去すること、を特徴とする振幅設定回路。
  2. 入力信号に応じた出力信号の振幅レベルを設定する振幅設定回路において、
    ソース電源ラインとシンク電源ラインとの間に互いに相補的に導通する第1導電型トランジスタ(M1)と第2導電型トランジスタ(M2)が直列接続されて構成され、前記入力信号の論理レベルを反転させた前記出力信号を出力するインバータ部と、
    前記ソース電源ラインと前記第1導電型トランジスタ(M1)との間に設けられ、前記第1導電型トランジスタ(M1)を駆動させる第1駆動トランジスタ(Q1)と、
    前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記シンク電源ラインとの間に設けられ、前記第2導電型トランジスタ(M2)を駆動させる第2駆動トランジスタ(Q4)と、
    前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインとの間に、第1抵抗素子(R1)、第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)、第2抵抗素子(R3)、第3抵抗素子(R4)、第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)、第4抵抗素子(R6)が直列接続されて構成され、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)の制御電極の電位を前記第1駆動トランジスタ(Q1)の制御電極に印加させるとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)の制御電極の電位を前記第2駆動トランジスタ(Q4)の制御電極に印加させる分圧回路と、
    前記第1駆動トランジスタ(Q1)と前記第1導電型トランジスタ(M1)との第1接続部と、前記シンク電源ラインとの間に設けられ、前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を調整するための第5抵抗素子(R5)と、
    前記ソース電源ラインと、前記第2導電型トランジスタ(M2)と前記第2駆動トランジスタ(Q4)との第2接続部との間に設けられ、前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を調整するための第6抵抗素子(R2)と、を有し、
    前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流と前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を所定関係に設定して前記第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流と前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を所定関係に設定して前記第2接続部の電位の温度変化分を除去すること、を特徴とする振幅設定回路。
  3. 前記第1抵抗素子(R1)と前記第2抵抗素子(R3)との間に前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)を二つ直列接続するとともに、前記第3抵抗素子(R4)及び前記第4抵抗素子(R6)との間に前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)を二つ直列接続し、
    前記二つの第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)を前記第1駆動トランジスタ(Q1)と同一型とするとともに、前記二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q3)を前記第2駆動トランジスタ(Q4)と同一型とし、
    前記二つの第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位を、前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインの電位差の4分の3とするとともに、前記二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q3)の接続部の電位を、前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインの電位差の4分の1とし、
    前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流と前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を等しく設定して前記第1接続部の電位の温度変化分を除去するとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流と前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を等しく設定して前記第2接続部の電位の温度変化分を除去すること、を特徴とする請求項2に記載の振幅設定回路。
  4. 前記二つの第1ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q2)の接続部の電位を前記4分の3よりずらして設定するとともに、前記二つの第2ダイオード接続トランジスタ(Q6、Q3)の接続部の電位を前記4分の1よりずらして設定し、
    前記4分の3からずらして設定したことで生じる前記第1接続部の電位の温度変化分を、前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流より小さく設定することで除去するとともに、
    前記4分の1よりずらして設定したことで生じる前記第2接続部の電位の温度変化分を、前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流をより小さく設定することで除去すること、を特徴とする請求項3に記載の振幅設定回路。
  5. 前記第1駆動トランジスタ(Q1)を複数並列接続することで、前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流より小さく設定し、
    前記第2駆動トランジスタ(Q4)を複数並列接続することで、前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流より小さく設定すること、を特徴とする請求項4に記載の振幅設定回路。
  6. 前記第1駆動トランジスタ(Q1)の電極面積を大きくすることで、前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流を前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流より小さく設定し、
    前記第2駆動トランジスタ(Q4)の電極面積を大きくすることで、前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流を前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流より小さく設定すること、を特徴とする請求項4に記載の振幅設定回路。
  7. 前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)を前記第1駆動トランジスタ(Q1)と同一型とするとともに、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)を前記第2駆動トランジスタ(Q4)と同一型とし、
    前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)と前記第2抵抗素子(R5)の接続部の電位を、前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインの電位差の2分の1よりずらして設定するとともに、前記第3抵抗素子(R6)と第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)の接続部の電位を、前記ソース電源ラインと前記シンク電源ラインの電位差の2分の1よりずらして設定し、
    前記2分の1よりずらして設定したことで生じる前記第1接続部の電位の温度変化分を、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流を前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流より小さく設定することで除去するとともに、
    前記2分の1よりずらして設定したことで生じる前記第2接続部の電位の温度変化分を、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流を前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流より小さく設定することで除去すること、を特徴とする請求項2に記載の振幅設定回路。
  8. 前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)を複数並列接続することで、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流を前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流より小さく設定し、
    前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)を複数並列接続することで、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流を前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流より小さく設定すること、を特徴とする請求項7に記載の振幅設定回路。
  9. 前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)の電極面積を大きくすることで、前記第1ダイオード接続トランジスタ(Q5)に流れる電流を前記第1駆動トランジスタ(Q1)に流れる電流より小さく設定し、
    前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)の電極面積を大きくすることで、前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q6)に流れる電流を前記第2駆動トランジスタ(Q4)に流れる電流より小さく設定すること、を特徴とする請求項7に記載の振幅設定回路。
  10. 前記第2及び前記第3抵抗素子(R3、R4)の接続部に、前記インバータ部の後段に接続させる所定の増幅回路の動作電圧と同一レベルの基準電圧を印加させたこと、を特徴とする請求項2に記載の振幅設定回路。
  11. 前記第1及び前記第2ダイオード接続トランジスタ(Q5、Q6)並びに前記第1及び前記第2駆動トランジスタ(Q1、Q4)をバイポーラトランジスタとしたこと、を特徴とする請求項2に記載の振幅設定回路。
  12. 前記第6抵抗素子(R2)及び前記第2駆動トランジスタ(Q4)の接続部に対して、一方の電極が前記シンク電源ラインと接続された第1容量素子(C1)の他方の電極を接続し、前記第1駆動トランジスタ(Q1)及び前記第5抵抗素子(R5)の接続部に対して、一方の電極が前記シンク電源ラインと接続された第2容量素子(C2)の他方の電極を接続したこと、を特徴とする請求項2に記載の振幅設定回路。

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