JP2001119442A - Ask変調回路 - Google Patents

Ask変調回路

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JP2001119442A
JP2001119442A JP30041699A JP30041699A JP2001119442A JP 2001119442 A JP2001119442 A JP 2001119442A JP 30041699 A JP30041699 A JP 30041699A JP 30041699 A JP30041699 A JP 30041699A JP 2001119442 A JP2001119442 A JP 2001119442A
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Japan
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circuit
power supply
temperature
amplifier
ask modulation
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JP30041699A
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Inventor
Yoshiki Nishioka
芳樹 西岡
Kenji Itagaki
憲志 板垣
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ASK変調回路から出力されるASK変調波
における振幅の温度特性を改善する。 【解決手段】 発振回路13からの搬送波を第1の増幅
器14に印加し、この第1の増幅器14の電源をスイッ
チ回路にてデータ信号に応じてオン・オフすることによ
り、ASK変調波を発生するASK変調回路1におい
て、周囲温度を検出し、検出した温度値に基づき前記第
1の増幅器14の電源端子15に印加される電源電圧値
を制御し、前記電源端子15に印加される電源電圧値を
温度に対して変化させることにより、前記第1の増幅器
14の利得を変化させ、前記第1の増幅器14から出力
されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機等で使用さ
れるASK(Amplitude ShiftKeyi
ng)変調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例のASK変調回路の概略的
構成を示すブロック回路図である。以下、図7を用いて
従来の技術を説明する。
【0003】図7(a)の従来例のASK変調回路10
0は、以下の回路構成からなる。所定の周波数の搬送波
を発生させる発振回路113と、この発振回路113か
らの前記搬送波を増幅する第1の増幅器114と、この
第1の増幅器114の電源端子115にスイッチ回路1
11を介して電源回路110が接続されている。
【0004】図7(b)の従来例のASK変調回路10
1は、前記図7(a)のASK変調回路100における
第1の増幅器114の出力側に、第2の増幅器117が
接続されており、第2の増幅器117が接続されている
ことを除いた回路構成は、前記図7(a)と同じであ
る。
【0005】次に図7(a)の従来例のASK変調回路
100の動作について説明する。発振回路113は、所
定の周波数の搬送波fpを発生し、この搬送波fpは、
第1の増幅器114に印加される。また、第1の増幅器
114の電源端子115には、スイッチ回路111を介
して電源回路110から、直流電源が供給される。従っ
て、スイッチ回路111がオンのとき、第1の増幅器1
14の電源がオンし、前記搬送波fpは第1の増幅器1
14で増幅されて、出力端子116より出力される。そ
して、スイッチ回路111がオフのとき、第1の増幅器
114の電源がオフするため、前記搬送波fpは出力端
子116より出力されない。
【0006】スイッチ回路111は、データ入力端子1
12から入力されるデータ信号Sdataによってオン
・オフされる。データ信号Sdataの一例として、
「論理1」と「論理0」からなるデジタル信号が入力さ
れると、スイッチ回路111は例えば「論理1」の期間
オン、「論理0」の期間オフするため、出力端子116
より「論理1」の期間には搬送波fpが出力され、「論
理0」の期間には搬送波fpが出力されない。
【0007】従って、搬送波fpの有無がデータ入力端
子112から入力されるデータ信号Sdataの「論理
1」と「論理0」に対応したASK変調波Saskが、
出力端子116より出力される。なお、「論理0」の期
間に搬送波fpを出力し、「論理1」の期間に搬送波f
pを出力しない構成とする場合もある。
【0008】図7(b)の従来例のASK変調回路10
1は、前記図7(a)のASK変調回路100における
第1の増幅器114の出力側に、第2の増幅器117を
接続し、第1の増幅器114から出力されたASK変調
波Saskを第2の増幅器117でさらに増幅し、増幅
したASK変調波Saskを出力端子118より出力す
る。第2の増幅器117を用いる一例として、ASK変
調回路101の出力側に図示しないアンテナを接続し、
このアンテナよりASK変調波Saskを送信する場
合、第1の増幅器114から出力されたASK変調波S
askを、前記アンテナから送信するのに必要な送信電
力にまで増幅するために用いられる。そして、第2の増
幅器117が接続されていることを除いた回路構成は、
前記図7(a)と同じであり、同じ番号を付記して説明
を省略する。
【0009】図8は他の従来例のASK変調回路の概略
的構成を示すブロック回路図である。以下、図8を用い
て他の従来の技術を説明する。
【0010】図8(a)の他の従来例のASK変調回路
102は、以下の回路構成からなる。所定の周波数の搬
送波を発生させる発振回路119と、この発振回路11
9の電源端子120にスイッチ回路111を介して電源
回路110が接続されている。
【0011】図8(b)の他の従来例のASK変調回路
103は、前記図8(a)のASK変調回路102にお
ける発振回路119の出力側に、増幅器122が接続さ
れており、増幅器122が接続されていることを除いた
回路構成は、前記図8(a)と同じである。
【0012】次に図8(a)の他の従来例のASK変調
回路102の動作について説明する。発振回路119
は、所定の周波数の搬送波fpを発生する。また、発振
回路119の電源端子120には、スイッチ回路111
を介して電源回路110から、直流電源が供給される。
従って、スイッチ回路111がオンのとき、発振回路1
19の電源がオンし、前記搬送波fpは出力端子121
より出力される。そして、スイッチ回路111がオフの
とき、発振回路119の電源がオフするため、前記搬送
波fpは出力端子121より出力されない。
【0013】スイッチ回路111は、データ入力端子1
12から入力されるデータ信号Sdataによってオン
・オフされる。データ信号Sdataの一例として、
「論理1」と「論理0」からなるデジタル信号が入力さ
れると、スイッチ回路111は例えば「論理1」の期間
オン、「論理0」の期間オフするため、出力端子121
より「論理1」の期間には搬送波fpが出力され、「論
理0」の期間には搬送波fpが出力されない。
【0014】従って、搬送波fpの有無がデータ入力端
子112から入力されるデータ信号Sdataの「論理
1」と「論理0」に対応したASK変調波Saskが、
出力端子121より出力される。なお、「論理0」の期
間に搬送波fpを出力し、「論理1」の期間に搬送波f
pを出力しない構成とする場合もある。
【0015】図8(b)の他の従来例のASK変調回路
103は、前記図8(a)のASK変調回路102にお
ける発振回路119の出力側に、増幅器122を接続
し、発振回路119から出力されたASK変調波Sas
kを増幅器122でさらに増幅し、増幅したASK変調
波Saskを出力端子123より出力する。増幅器12
2を用いる一例として、ASK変調回路103の出力側
に図示しないアンテナを接続し、このアンテナよりAS
K変調波Saskを送信する場合、発振回路119から
出力されたASK変調波Saskを、前記アンテナから
送信するのに必要な送信電力にまで増幅するために用い
られる。そして、増幅器122が接続されていることを
除いた回路構成は、前記図8(a)と同じであり、同じ
番号を付記して説明を省略する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図7(a)の従来例の
ASK変調回路100及び図7(b)の従来例のASK
変調回路101において、発振回路113、第1の増幅
器114、第2の増幅器117は、それぞれの回路を構
成している素子が温度特性を有している。このため、発
振回路113、第1の増幅器114、第2の増幅器11
7それぞれの利得が温度変化によって変化することによ
り、ASK変調回路100,101から出力されるAS
K変調波Saskの振幅が温度変化によって変化してし
まう問題があった。
【0017】さらに、前記ASK変調回路101の出力
側に図示しないアンテナを接続し、このアンテナよりA
SK変調波Saskを送信する場合に、ASK変調波S
askの振幅が温度変化によって変化するために、前記
アンテナから送信される送信電力が変化し、送信電力の
規定値を越えてしまう問題が発生した。
【0018】また、図8(a)の他の従来例のASK変
調回路102及び図8(b)の他の従来例のASK変調
回路103においても同様にして、発振回路119、増
幅器122は、それぞれの回路を構成している素子が温
度特性を有している。このため、発振回路119、増幅
器122それぞれの利得が温度変化によって変化するこ
とにより、ASK変調回路102,103から出力され
るASK変調波Saskの振幅が温度変化によって変化
してしまう問題があった。
【0019】さらに、前記ASK変調回路103の出力
側に図示しないアンテナを接続し、このアンテナよりA
SK変調波Saskを送信する場合に、ASK変調波S
askの振幅が温度変化によって変化するために、前記
アンテナから送信される送信電力が変化し、送信電力の
規定値を越えてしまう問題が発生した。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のASK変調回路
は、所定の周波数の搬送波を発生させる発振回路と、前
記搬送波を増幅する第1の増幅器と、この第1の増幅器
の電源端子にスイッチ回路を介して電源を印加する電源
回路とを含み、前記スイッチ回路がデータ信号に応じて
オン・オフすることによって前記第1の増幅器からAS
K変調波を発生するASK変調回路において、周囲温度
を検出する温度検出手段と、この温度検出手段から検出
した温度値に基づき前記第1の増幅器の電源端子に印加
される電源電圧値を制御する電源電圧制御手段とからな
る温度補償手段を備え、前記第1の増幅器の電源端子に
印加される電源電圧値を温度に対して変化させることに
より、前記第1の増幅器の利得を変化させ、前記第1の
増幅器から出力されるASK変調波の振幅を温度変化に
対して一定に保持するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0021】また、本発明のASK変調回路は、前記第
1の増幅器の出力側に第2の増幅器を備え、前記第1の
増幅器の電源端子に印加される電源電圧値を温度に対し
て変化させることにより、前記第1の増幅器の利得を変
化させ、前記第2の増幅器から出力されるASK変調波
の振幅を温度変化に対して一定に保持するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0022】また、本発明のASK変調回路は、所定の
周波数の搬送波を発生させる発振回路と、この発振回路
の電源端子にスイッチ回路を介して電源を印加する電源
回路とを含み、前記スイッチ回路がデータ信号に応じて
オン・オフすることによって前記発振回路からASK変
調波を発生するASK変調回路において、周囲温度を検
出する温度検出手段と、この温度検出手段から検出した
温度値に基づき前記発振回路の電源端子に印加される電
源電圧値を制御する電源電圧制御手段とからなる温度補
償手段を備え、前記発振回路の電源端子に印加される電
源電圧値を温度に対して変化させることにより、前記発
振回路の利得を変化させ、前記発振回路から出力される
ASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0023】また、本発明のASK変調回路は、前記発
振回路の出力側に増幅器を備え、前記発振回路の電源端
子に印加される電源電圧値を温度に対して変化させるこ
とにより、前記発振回路の利得を変化させ、前記増幅器
から出力されるASK変調波の振幅を温度変化に対して
一定に保持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0024】また、本発明のASK変調回路の前記温度
補償手段は、前記電源回路に配設され、この電源回路の
出力電圧値を温度に対して変化させることにより、前記
ASK変調回路から出力されるASK変調波の振幅を温
度変化に対して一定に保持するようにしたことを特徴と
するものである。
【0025】また、本発明のASK変調回路の前記温度
補償手段は、前記電源回路と前記電源端子との間に配設
され、この電源端子に印加される電圧値を温度に対して
変化させることにより、前記ASK変調回路から出力さ
れるASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持
するようにしたことを特徴とするものである。
【0026】また、本発明のASK変調回路の前記温度
補償手段は、周囲温度に対応して抵抗変化する抵抗温度
特性を有する温度検出素子を含む構成からなることを特
徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1と図5
は、本発明の第1の実施の形態に係わるASK変調回路
に関する図であり、図1は本発明の第1の実施の形態に
係わるASK変調回路の概略的構成を示すブロック回路
図、図5は電源回路(温度補償手段)の一実施例を示す
回路図である。
【0028】図1(a)の本発明のASK変調回路1
は、以下の回路構成からなる。所定の周波数の搬送波を
発生させる発振回路13と、この発振回路13からの前
記搬送波を増幅する第1の増幅器14と、この第1の増
幅器14の電源端子15にスイッチ回路11を介して電
源回路30(温度補償手段)が接続されている。
【0029】図1(b)の本発明のASK変調回路2
は、前記図1(a)のASK変調回路1における第1の
増幅器14の出力側に、第2の増幅器17が接続されて
おり、第2の増幅器17が接続されていることを除いた
回路構成は、前記図1(a)と同じである。
【0030】次に図1(a)の本発明のASK変調回路
1の動作について説明する。発振回路13は、所定の周
波数の搬送波fpを発生し、この搬送波fpは、第1の
増幅器14に印加される。また、第1の増幅器14の電
源端子15には、スイッチ回路11を介して電源回路3
0(温度補償手段)から、直流電源が供給される。従っ
て、スイッチ回路11がオンのとき、第1の増幅器14
の電源がオンし、前記搬送波fpは第1の増幅器14で
増幅されて、出力端子16より出力される。そして、ス
イッチ回路11がオフのとき、第1の増幅器14の電源
がオフするため、前記搬送波fpは出力端子16より出
力されない。
【0031】スイッチ回路11は、データ入力端子12
から入力されるデータ信号Sdataによってオン・オ
フされる。データ信号Sdataの一例として、「論理
1」と「論理0」からなるデジタル信号が入力される
と、スイッチ回路11は例えば「論理1」の期間オン、
「論理0」の期間オフするため、出力端子16より「論
理1」の期間には搬送波fpが出力され、「論理0」の
期間には搬送波fpが出力されない。
【0032】従って、搬送波fpの有無がデータ入力端
子12から入力されるデータ信号Sdataの「論理
1」と「論理0」に対応したASK変調波Saskが、
出力端子16より出力される。なお、「論理0」の期間
に搬送波fpを出力し、「論理1」の期間に搬送波fp
を出力しない構成とする場合もある。
【0033】また、前記電源回路30(温度補償手段)
の出力電圧値V31を温度に対して変化させることによ
り、前記第1の増幅器14の利得を変化させ、前記AS
K変調回路1から出力されるASK変調波Saskの振
幅を温度変化に対して一定に保持させている。
【0034】図1(b)の本発明のASK変調回路2
は、前記図1(a)のASK変調回路1における第1の
増幅器14の出力側に、第2の増幅器17を接続し、第
1の増幅器14から出力されたASK変調波Saskを
第2の増幅器17でさらに増幅し、増幅したASK変調
波Saskを出力端子18より出力する。第2の増幅器
17を用いる一例として、ASK変調回路2の出力側に
図示しないアンテナを接続し、このアンテナよりASK
変調波Saskを送信する場合、第1の増幅器14から
出力されたASK変調波Saskを、前記アンテナから
送信するのに必要な送信電力にまで増幅するために用い
られる。そして、第2の増幅器17が接続されているこ
とを除いた回路構成は、前記図1(a)と同じであり、
同じ番号を付記して説明を省略する。
【0035】次に、図5を用いて、前記電源回路30
(温度補償手段)の一実施例について詳細に説明する。
図5(a)の電源回路30a(温度補償手段)は、温度
が上がると前記ASK変調回路1,2から出力されるA
SK変調波Saskの振幅が小さくなる場合、図5
(b)の電源回路30b(温度補償手段)は、温度が上
がると前記ASK変調回路1,2から出力されるASK
変調波Saskの振幅が大きくなる場合について示した
ものである。
【0036】図5(a)の電源回路30a(温度補償手
段)は、以下の回路構成からなる。三端子レギュレータ
34の入力(IN)と電源回路30aのアース端子32
との間に、直流電源33が接続され、三端子レギュレー
タ34の出力(OUT)と前記アース端子32との間
に、サーミスタ35(温度検出手段、電源電圧制御手
段)と抵抗36(電源電圧制御手段)とが直列接続され
ている。また、三端子レギュレータ34の出力(OU
T)は、電源回路30aの出力端子31に接続されてい
る。そして、三端子レギュレータ34のアース(GN
D)は、サーミスタ35と抵抗36との接続点に接続さ
れている。
【0037】次に、図5(a)の電源回路30aの動作
について説明する。直流電源33は、三端子レギュレー
タ34の入力(IN)に直流電源を供給している。三端
子レギュレータ34の出力(OUT)とアース(GN
D)との間の電圧、即ち、三端子レギュレータ34の出
力電圧V34は、サーミスタ35の両端に印加されてい
るため、サーミスタ35と抵抗36の抵抗値をRth3
5,R36とすると、電源回路30aの出力端子31か
らの出力電圧V31は、「V31=(1+R36/Rt
h35)*V34」となる。
【0038】この式より、温度が上がるとサーミスタ3
5の抵抗値Rth35は小さくなり、前記出力電圧V3
1は高くなる。この出力電圧V31は、第1の増幅器1
4の電源端子15に印加されるので、温度が上がると第
1の増幅器14の電源電圧が上がり、第1の増幅器14
の利得も上がるため、前述の温度が上がると前記ASK
変調回路1,2から出力されるASK変調波Saskの
振幅が小さくなることが補正され、温度変化に対して前
記ASK変調回路1,2から出力されるASK変調波S
askの振幅を一定に保持することができる。
【0039】図5(b)の電源回路30b(温度補償手
段)は、以下の回路構成からなる。三端子レギュレータ
34の入力(IN)と電源回路30aのアース端子32
との間に、直流電源33が接続され、三端子レギュレー
タ34の出力(OUT)と前記アース端子32との間
に、抵抗37(電源電圧制御手段)とサーミスタ38
(温度検出手段、電源電圧制御手段)が直列接続されて
いる。また、三端子レギュレータ34の出力(OUT)
は、電源回路30bの出力端子31に接続されている。
そして、三端子レギュレータ34のアース(GND)
は、抵抗37とサーミスタ38との接続点に接続されて
いる。
【0040】次に、図5(b)の電源回路30bの動作
について説明する。直流電源33は、三端子レギュレー
タ34の入力(IN)に直流電源を供給している。三端
子レギュレータ34の出力(OUT)とアース(GN
D)との間の電圧、即ち、三端子レギュレータ34の出
力電圧V34は、抵抗37の両端に印加されているた
め、抵抗37とサーミスタ38の抵抗値をR37,Rt
h38とすると、電源回路30bの出力端子31からの
出力電圧V31は、「V31=(1+Rth38/R3
7)*V34」となる。
【0041】この式より、温度が上がるとサーミスタ3
8の抵抗値Rth38は小さくなり、前記出力電圧V3
1は低くなる。この出力電圧V31は、第1の増幅器1
4の電源端子15に印加されるので、温度が上がると第
1の増幅器14の電源電圧が下がり、第1の増幅器14
の利得も下がるため、前述の温度が上がると前記ASK
変調回路1,2から出力されるASK変調波Saskの
振幅が大きくなることが補正され、温度変化に対して前
記ASK変調回路1,2から出力されるASK変調波S
askの振幅を一定に保持することができる。
【0042】図5(a)の電源回路30a(温度補償手
段)と図5(b)の電源回路30b(温度補償手段)に
おける回路構成は、一実施例でありこれに限定するもの
ではない。また、周囲変化に対応して抵抗変化する抵抗
温度特性を有する温度検出素子の一例としてサーミスタ
を用いたが、これに限定するものではない。
【0043】[第2の実施の形態]図2と図6は、本発
明の第2の実施の形態に係わるASK変調回路に関する
図であり、図2は本発明の第2の実施の形態に係わるA
SK変調回路の概略的構成を示すブロック回路図、図6
は電源回路(温度補償手段)の一実施例を示す回路図で
ある。
【0044】図2(a)の本発明のASK変調回路3及
び図2(b)の本発明のASK変調回路4の回路構成
は、図1(a)及び図1(b)と比較して、電源回路3
0(温度補償手段)が電源回路10に置き換わり、抵抗
回路40(温度補償手段)が前記電源回路10と第1の
増幅器14の電源端子15との間に追加になったことの
みが異なり、これらを除いた回路構成は、図1(a)及
び図1(b)と同じであり、重複する箇所は、図1
(a)及び図1(b)と同じ番号を付記してその動作説
明を省略する。
【0045】また、本実施例において、抵抗回路40
(温度補償手段)は、スイッチ回路11と電源回路10
との間に配設されているが、スイッチ回路11と第1の
増幅器14の電源端子15との間に配設してもよい。
【0046】図2(a)及び図2(b)の本発明のAS
K変調回路3,4において、図1(a)及び図1(b)
と異なるところは、電源回路10の出力電圧は温度変化
に対して一定であり、電源回路10と第1の増幅器14
の電源端子15との間に追加になった抵抗回路40(温
度補償手段)の抵抗値を温度に対して変化させることに
より、前記電源端子15に印加される電源電圧を変化さ
せていることである。
【0047】次に、図6を用いて、前記抵抗回路40
(温度補償手段)の一実施例について詳細に説明する。
【0048】図6(a)の抵抗回路40a(温度補償手
段)は、温度が上がると前記ASK変調回路3,4から
出力されるASK変調波Saskの振幅が小さくなる場
合、図6(b)の抵抗回路40b(温度補償手段)は、
温度が上がると前記ASK変調回路3,4から出力され
るASK変調波Saskの振幅が大きくなる場合につい
て示したものである。
【0049】図6(a)の抵抗回路40a(温度補償手
段)は、以下の回路構成からなる。抵抗回路40aの入
力端子41とアースとの間に、サーミスタ43(温度検
出手段、電源電圧制御手段)と抵抗44(電源電圧制御
手段)とが直列接続され、サーミスタ43と抵抗44と
の接続点は、抵抗回路40aの出力端子42に接続され
ている。
【0050】次に、図6(a)の抵抗回路40aの動作
について説明する。電源回路10から入力端子41に印
加される直流電圧V41は、サーミスタ43と抵抗44
とで分圧されて、出力端子42より出力される。サーミ
スタ43と抵抗44の抵抗値をRth43,R44とす
ると、抵抗回路40aの出力端子42からの出力電圧V
42は、「V42=((R44/(Rth43+R4
4)*V41」となる。
【0051】この式より、温度が上がるとサーミスタ4
3の抵抗値Rth43は小さくなり、前記出力電圧V4
2は高くなる。この出力電圧V42は、第1の増幅器1
4の電源端子15に印加されるので、温度が上がると第
1の増幅器14の電源電圧が上がり、第1の増幅器14
の利得も上がるため、前述の温度が上がると前記ASK
変調回路3,4から出力されるASK変調波Saskの
振幅が小さくなることが補正され、温度変化に対して前
記ASK変調回路3,4から出力されるASK変調波S
askの振幅を一定に保持することができる。
【0052】図6(b)の抵抗回路40b(温度補償手
段)は、以下の回路構成からなる。抵抗回路40bの入
力端子41とアースとの間に、抵抗45(電源電圧制御
手段)とサーミスタ46(温度検出手段、電源電圧制御
手段)とが直列接続され、抵抗45とサーミスタ46と
の接続点は、抵抗回路40bの出力端子42に接続され
ている。
【0053】次に、図6(b)の抵抗回路40bの動作
について説明する。電源回路10から入力端子41に印
加される直流電圧V41は、抵抗45とサーミスタ46
とで分圧されて、出力端子42より出力される。抵抗4
5とサーミスタ46の抵抗値をR45,Rth46とす
ると、抵抗回路40bの出力端子42からの出力電圧V
42は、「V42=((Rth46/(R45+Rth
46)*V41」となる。
【0054】この式より、温度が上がるとサーミスタ4
6の抵抗値Rth46は小さくなり、前記出力電圧V4
2は低くなる。この出力電圧V42は、第1の増幅器1
4の電源端子15に印加されるので、温度が上がると第
1の増幅器14の電源電圧が下がり、第1の増幅器14
の利得も下がるため、前述の温度が上がると前記ASK
変調回路3,4から出力されるASK変調波Saskの
振幅が大きくなることが補正され、温度変化に対して前
記ASK変調回路3,4から出力されるASK変調波S
askの振幅を一定に保持することができる。
【0055】図6(a)の抵抗回路40a(温度補償手
段)と図6(b)の電源回路40b(温度補償手段)に
おける回路構成は、一実施例でありこれに限定するもの
ではない。また、周囲変化に対応して抵抗変化する抵抗
温度特性を有する温度検出素子の一例としてサーミスタ
を用いたが、これに限定するものではない。
【0056】[第3の実施の形態]図3は本発明の第3
の実施の形態に係わるASK変調回路の概略的構成を示
すブロック回路図である。図3(a)の本発明のASK
変調回路5は、以下の回路構成からなる。所定の周波数
の搬送波を発生させる発振回路19と、この発振回路1
9の電源端子20にスイッチ回路11を介して電源回路
30(温度補償手段)が接続されている。図3(b)の
本発明のASK変調回路6は、前記図3(a)のASK
変調回路5における発振回路19の出力側に、増幅器2
2が接続されており、増幅器22が接続されていること
を除いた回路構成は、前記図3(a)と同じである。
【0057】次に図3(a)の本発明のASK変調回路
5の動作について説明する。発振回路19は、所定の周
波数の搬送波fpを発生する。また、発振回路19の電
源端子20には、スイッチ回路11を介して電源回路3
0(温度補償手段)から、直流電源が供給される。従っ
て、スイッチ回路11がオンのとき、発振回路19の電
源がオンし、前記搬送波fpは出力端子21より出力さ
れる。そして、スイッチ回路11がオフのとき、発振回
路19の電源がオフするため、前記搬送波fpは出力端
子21より出力されない。
【0058】スイッチ回路11は、データ入力端子12
から入力されるデータ信号Sdataによってオン・オ
フされる。データ信号Sdataの一例として、「論理
1」と「論理0」からなるデジタル信号が入力される
と、スイッチ回路11は例えば「論理1」の期間オン、
「論理0」の期間オフするため、出力端子21より「論
理1」の期間には搬送波fpが出力され、「論理0」の
期間には搬送波fpが出力されない。
【0059】従って、搬送波fpの有無がデータ入力端
子12から入力されるデータ信号Sdataの「論理
1」と「論理0」に対応したASK変調波Saskが、
出力端子21より出力される。なお、「論理0」の期間
に搬送波fpを出力し、「論理1」の期間に搬送波fp
を出力しない構成とする場合もある。
【0060】また、前記電源回路30(温度補償手段)
の出力電圧値V31を温度に対して変化させることによ
り、前記発振回路19の利得を変化させ、前記ASK変
調回路5から出力されるASK変調波Saskの振幅を
温度変化に対して一定に保持させている。前記電源回路
30(温度補償手段)の一実施例については、前述の図
5と同じであるためその説明は省略する。
【0061】図3(b)の本発明のASK変調回路6
は、前記図3(a)のASK変調回路5における発振回
路19の出力側に、増幅器22を接続し、発振回路19
から出力されたASK変調波Saskを増幅器22でさ
らに増幅し、増幅したASK変調波Saskを出力端子
23より出力する。増幅器22を用いる一例として、A
SK変調回路6の出力側に図示しないアンテナを接続
し、このアンテナよりASK変調波Saskを送信する
場合、発振回路19から出力されたASK変調波Sas
kを、前記アンテナから送信するのに必要な送信電力に
まで増幅するために用いられる。そして、増幅器22が
接続されていることを除いた回路構成は、前記図3
(a)と同じであり、同じ番号を付記して説明を省略す
る。
【0062】[第4の実施の形態]図4は本発明の第4
の実施の形態に係わるASK変調回路の概略的構成を示
すブロック回路図である。図4(a)の本発明のASK
変調回路7及び図4(b)の本発明のASK変調回路8
の回路構成は、図3(a)及び図3(b)と比較して、
電源回路30(温度補償手段)が電源回路10に置き換
わり、抵抗回路40(温度補償手段)が前記電源回路1
0と発振回路19の電源端子20との間に追加になった
ことのみが異なり、これらを除いた回路構成は、図3
(a)及び図3(b)と同じであり、重複する箇所は、
図3(a)及び図3(b)と同じ番号を付記してその動
作説明を省略する。
【0063】また、本実施例において、抵抗回路40
(温度補償手段)は、スイッチ回路11と電源回路10
との間に配設されているが、スイッチ回路11と発振回
路19の電源端子20との間に配設してもよい。
【0064】図4(a)及び図4(b)の本発明のAS
K変調回路7,8において、図3(a)及び図3(b)
と異なるところは、電源回路10の出力電圧は温度変化
に対して一定であり、電源回路10と発振回路19の電
源端子20との間に追加になった抵抗回路40(温度補
償手段)の抵抗値を温度に対して変化させることによ
り、前記電源端子20に印加される電源電圧を変化させ
ていることである。
【0065】即ち、前述の通り電源端子20に印加され
る電源電圧V42を温度に対して変化させることによ
り、前記発振回路19の利得を変化させ、前記ASK変
調回路7,8から出力されるASK変調波Saskの振
幅を温度変化に対して一定に保持させている。前記抵抗
回路40(温度補償手段)の一実施例については、前述
の図6と同じであるためその説明は省略する。
【0066】
【発明の効果】本発明のASK変調回路によれば、所定
の周波数の搬送波を発生させる発振回路と、前記搬送波
を増幅する第1の増幅器と、この第1の増幅器の電源端
子にスイッチ回路を介して電源を印加する電源回路とを
含み、前記スイッチ回路がデータ信号に応じてオン・オ
フすることによって前記第1の増幅器からASK変調波
を発生するASK変調回路において、周囲温度を検出す
る温度検出手段と、この温度検出手段から検出した温度
値に基づき前記第1の増幅器の電源端子に印加される電
源電圧値を制御する電源電圧制御手段とからなる温度補
償手段を備え、前記第1の増幅器の電源端子に印加され
る電源電圧値を温度に対して変化させることにより、前
記第1の増幅器の利得を変化させ、前記第1の増幅器か
ら出力されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一
定に保持するようにしたことを特徴とするものである。
【0067】従って、前記構成のASK変調回路から出
力されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に
保持することができる。
【0068】また、本発明のASK変調回路によれば、
前記第1の増幅器の出力側に第2の増幅器を備え、前記
第1の増幅器の電源端子に印加される電源電圧値を温度
に対して変化させることにより、前記第1の増幅器の利
得を変化させ、前記第2の増幅器から出力されるASK
変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持するように
したことを特徴とするものである。
【0069】従って、前記構成のASK変調回路の出力
をアンテナから送信させる場合に、前記ASK変調波の
振幅が温度に対して変化することなく一定であるため、
前記アンテナから送信される送信電力が温度によって変
化することなく、温度変化によって送信電力が増大し、
送信電力の規定値を越えてしまう問題がなくなる。
【0070】また、本発明のASK変調回路によれば、
所定の周波数の搬送波を発生させる発振回路と、この発
振回路の電源端子にスイッチ回路を介して電源を印加す
る電源回路とを含み、前記スイッチ回路がデータ信号に
応じてオン・オフすることによって前記発振回路からA
SK変調波を発生するASK変調回路において、周囲温
度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段から検
出した温度値に基づき前記発振回路の電源端子に印加さ
れる電源電圧値を制御する電源電圧制御手段とからなる
温度補償手段を備え、前記発振回路の電源端子に印加さ
れる電源電圧値を温度に対して変化させることにより、
前記発振回路の利得を変化させ、前記発振回路から出力
されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保
持するようにしたことを特徴とするものである。
【0071】従って、前記構成のASK変調回路から出
力されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に
保持することができる。
【0072】また、本発明のASK変調回路によれば、
前記発振回路の出力側に増幅器を備え、前記発振回路の
電源端子に印加される電源電圧値を温度に対して変化さ
せることにより、前記発振回路の利得を変化させ、前記
増幅器から出力されるASK変調波の振幅を温度変化に
対して一定に保持するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0073】従って、前記構成のASK変調回路の出力
をアンテナから送信させる場合に、前記ASK変調波の
振幅が温度に対して変化することなく一定であるため、
前記アンテナから送信される送信電力が温度によって変
化することなく、温度変化によって送信電力が増大し、
送信電力の規定値を越えてしまう問題がなくなる。
【0074】また、本発明のASK変調回路によれば、
前記温度補償手段は、前記電源回路に配設され、この電
源回路の出力電圧値を温度に対して変化させることによ
り、前記ASK変調回路から出力されるASK変調波の
振幅を温度変化に対して一定に保持するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0075】従って、すでにある電源回路の一部を変更
するという簡単な変更のみで、前記ASK変調波の振幅
を温度変化に対して一定に保持することができる。
【0076】また、本発明のASK変調回路によれば、
前記温度補償手段は、前記電源回路と前記電源端子との
間に配設され、この電源端子に印加される電圧値を温度
に対して変化させることにより、前記ASK変調回路か
ら出力されるASK変調波の振幅を温度変化に対して一
定に保持するようにしたことを特徴とするものである。
【0077】従って、簡単な回路構成で、前記ASK変
調波の振幅を温度変化に対して一定に保持することがで
きる。
【0078】また、本発明のASK変調回路によれば、
前記温度補償手段は、周囲温度に対応して抵抗変化する
抵抗温度特性を有する温度検出素子を含む構成からなる
ことを特徴とするものである。
【0079】従って、簡単で安価な回路で温度補償を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるASK変調
回路の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わるASK変調
回路の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わるASK変調
回路の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わるASK変調
回路の概略的構成を示すブロック回路図である。
【図5】本発明の第1及び第3の実施の形態に係わるA
SK変調回路における電源回路(温度補償手段)の一実
施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第2及び第4の実施の形態に係わるA
SK変調回路における抵抗回路(温度補償手段)の一実
施例を示す回路図である。
【図7】従来例のASK変調回路の概略的構成を示すブ
ロック回路図である。
【図8】他の従来例のASK変調回路の概略的構成を示
すブロック回路図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8 ASK変調回路 10 電源回路 11 スイッチ回路 12 データ入力端子 13 発振回路 14 第1の増幅器 15 電源端子 16、18 出力端子 17 第2の増幅器 19 発振回路 20 電源端子 21、23 出力端子 22 増幅器 30 電源回路(温度補償手段) 33 直流電源 34 三端子レギュレータ 35、38 サーミスタ(温度検出手段、電源電圧制御
手段) 36、37 抵抗(電源電圧制御手段) 40 抵抗回路(温度補償手段) 43、46 サーミスタ(温度検出手段、電源電圧制御
手段) 44、45 抵抗(電源電圧制御手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数の搬送波を発生させる発振
    回路と、前記搬送波を増幅する第1の増幅器と、この第
    1の増幅器の電源端子にスイッチ回路を介して電源を印
    加する電源回路とを含み、前記スイッチ回路がデータ信
    号に応じてオン・オフすることによって前記第1の増幅
    器からASK(AmplitudeShift Key
    ing)変調波を発生するASK変調回路において、 周囲温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段
    から検出した温度値に基づき前記第1の増幅器の電源端
    子に印加される電源電圧値を制御する電源電圧制御手段
    とからなる温度補償手段を備え、 前記第1の増幅器の電源端子に印加される電源電圧値を
    温度に対して変化させることにより、前記第1の増幅器
    の利得を変化させ、前記第1の増幅器から出力されるA
    SK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持するよ
    うにしたことを特徴とするASK変調回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の増幅器の出力側に第2の増幅
    器を備え、 前記第1の増幅器の電源端子に印加される電源電圧値を
    温度に対して変化させることにより、前記第1の増幅器
    の利得を変化させ、前記第2の増幅器から出力されるA
    SK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のASK変調回
    路。
  3. 【請求項3】 所定の周波数の搬送波を発生させる発振
    回路と、この発振回路の電源端子にスイッチ回路を介し
    て電源を印加する電源回路とを含み、前記スイッチ回路
    がデータ信号に応じてオン・オフすることによって前記
    発振回路からASK変調波を発生するASK変調回路に
    おいて、 周囲温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段
    から検出した温度値に基づき前記発振回路の電源端子に
    印加される電源電圧値を制御する電源電圧制御手段とか
    らなる温度補償手段を備え、 前記発振回路の電源端子に印加される電源電圧値を温度
    に対して変化させることにより、前記発振回路の利得を
    変化させ、前記発振回路から出力されるASK変調波の
    振幅を温度変化に対して一定に保持するようにしたこと
    を特徴とするASK変調回路。
  4. 【請求項4】 前記発振回路の出力側に増幅器を備え、 前記発振回路の電源端子に印加される電源電圧値を温度
    に対して変化させることにより、前記発振回路の利得を
    変化させ、前記増幅器から出力されるASK変調波の振
    幅を温度変化に対して一定に保持するようにしたことを
    特徴とする請求項3記載のASK変調回路。
  5. 【請求項5】 前記温度補償手段は、前記電源回路に配
    設され、この電源回路の出力電圧値を温度に対して変化
    させることにより、前記ASK変調回路から出力される
    ASK変調波の振幅を温度変化に対して一定に保持する
    ようにしたことを特徴とする請求項1から請求項4まで
    のいずれかに記載のASK変調回路。
  6. 【請求項6】 前記温度補償手段は、前記電源回路と前
    記電源端子との間に配設され、この電源端子に印加され
    る電圧値を温度に対して変化させることにより、前記A
    SK変調回路から出力されるASK変調波の振幅を温度
    変化に対して一定に保持するようにしたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4までのいずれかに記載のASK
    変調回路。
  7. 【請求項7】 前記温度補償手段は、周囲温度に対応し
    て抵抗変化する抵抗温度特性を有する温度検出素子を含
    む構成からなることを特徴とする請求項1から請求項6
    までのいずれかに記載のASK変調回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262650B2 (en) 2005-01-19 2007-08-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Amplitude adjusting circuit
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