JP2005311865A - プッシュプル増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部に複雑な帰還ループを有しないため、演算増幅器として用いた場合に高速動作が可能なプッシュプル増幅器の提供。
【解決手段】この発明は、差動差動増幅回路2、レベルシフト回路3、および出力増幅回路4からなる。差動差動増幅回路2は、差動増幅回路1からの出力信号を第1の反転入力端子で受け取り、この受け取った信号を反転させ、反転信号を出力信号としてレベルシフト回路3のMOSトランジスタM22のゲートに供給する。レベルシフト回路3は、差動差動増幅回路2からの出力信号のレベルシフトを行うとともに、その出力信号を反転させる。出力増幅回路4は、互いに極性の異なる相補型のMOSトランジスタM23、M24からなり、そのMOSトランジスタM23、M24が、レベルシフト回路3の出力信号と差動増幅回路1の出力信号とを入力してプッシュプル増幅動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、演算増幅器に用いたときに多重ループのない高速性能に優れ、しかも低電圧動作に好適なプッシュプル増幅器に関するものである。
従来、プッシュプル増幅器は多種多様な構成のものが提案されており、それぞれの目的および電源電圧などの環境条件によって使い分けている。
ところで、プッシュプル動作する従来の演算増幅器のなかでプロセス変動、電源電圧変動によって影響を受けない回路として、図12に示すような演算増幅器が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
この演算増幅器は、図12に示すように、差動増幅回路101と、差動差動増幅回路102と、MOSトランジスタ107、108からなり信号のレベルシフトの他に反転を兼ねたレベルシフト回路103と、MOSトランジスタ105、106からなる出力増幅回路104と、反転入力端子109と、非反転入力端子110と、出力端子115と、を備えている。
また、差動増幅回路101は、反転出力端子111と非反転出力端子112とを備えている。反転出力端子111は、MOSトランジスタ106および差動差動増幅回路102の一方の非反転入力端子に接続され、反転出力端子112は、MOSトランジスタ108および差動差動増幅回路102の他方の非反転入力端子に接続されている。
差動差動増幅回路102は、差動増幅回路101の反転出力端子111と非反転出力端子112との平均出力レベルを決めるための基準信号入力端子(反転入力端子)113を備え、その基準信号入力端子113に対して基準信号Vrefが入力されるようになっている。
次に、図12に示す差動増幅回路101は各種の構成のものがあり、その具体的な一例を図13に示す。
この差動増幅回路101は、図13に示すように、差動対を構成すP型のMOSトランジスタM101,M102と、このMOSトランジスタM101,M102のそれぞれ定電流を流す電流源として機能するとともに、能動負荷として機能するN型のMOSトランジスタM103,M104と、MOSトランジスタM101、M102に定電流を供給する電流源として機能するP型のMOSトランジスタM105とを備えている。
また、この差動増幅回路101は、反転入力端子109、非反転入力端子110、反転出力端子111、および非反転出力端子112を有し、これらの各端子は図12に示す差動増幅回路101の各端子に対応する。
さらに、この差動増幅回路101は、MOSトランジスタM103,M104の各ゲートと接続するバイアス端子117と、MOSトランジスタM105のゲートと接続するバイアス端子118とを備えている。バイアス端子117には、差動増幅回路101の出力同相レベルを決めるためのバイアス信号として、図12に示す差動差動増幅回路102の出力信号が供給される。また、バイアス端子118には、所定のバイアス電圧が供給される。
次に、このような構成からなるプッシュプル動作する従来の演算増幅器の動作について、図14を参照して説明する。この例では、入力端子109,110にサイン波(正弦波)が入力された場合について説明する。
図14において、A,Bは差動増幅回路101の出力端子111,112の信号波形の例である。これらA,Bの信号の平均は,差動差動増幅回路102の反転入力端子113に入力される基準信号レベルになっている。言い換えれば、信号Aを反転した反転信号Bを、差動差動増幅回路102によって生成しているといえる。
さて、差動増幅回路101の非反転出力端子112の信号Bは,レベルシフト回路103によって、基準レベルがVref1からVref2に変換されるとともに、さらに反転されて信号Cのようになる。信号Cは、極性が反転されたため、信号Aの極性と同じになっている。
このような作用により、出力端子115から低い電源電圧VSS側に電流を供給する場合は、端子111、114の信号レベルはそれぞれの元の信号レベルよりも高いレベルに移動する。これは、図14の矢印120付近が対応する。すると、N型のMOSトランジスタ106のゲート電圧はより高くなるので、電流を多く流すことができ、一方、P型のMOSトランジスタ105のゲートは高くなるため電流をより少なくするよう働き、N型のMOSトランジスタ106が電流を流すのを助ける。
また、逆に、高い電源電圧VDD側から出力端子115に電流を供給する場合は、端子111、114の信号レベルはそれぞれの信号レベルよりも低いレベルに移動する。これは、図14の矢印121付近が対応する。すると、N型のMOSトランジスタ106のゲート電圧はより低くなるので、電流を少なめにすることができ、一方、P型のMOSトランジスタ105のゲートは低くなるため電流をより多く流すようになり、P型のMOSトランジスタ105が電流を流すのを助ける。
このように、B級増幅回路においては、出力トランジスタの一方が大きく電流を流す時、他方のトランジスタは電流の流す量を抑えめにまたはオフするように働く。このような原理で、大きな電流を流す必要がある場合、消費電流を抑えながら動作することができるという特徴を持っている。このような働きについては、様々にB級動作する演算増幅器に共通するものである。
次に、図12に示す演算増幅器の回路の特徴について補足する。
図13の差動増幅回路において、無信号時には、図14の矢印122に相当するが、端子111はVref1になっている。従って、N型のMOSトランジスタに流れる電流はゲートに印加されるVREF1に相応する電流が、またP型のMOSトランジスタ105にも同様にVref2に相応する電流が流れることになる。
ここで、レベルシフト回路103は、P型のMOSトランジスタ105と併せてカレントミラーの関係になっている。従って、N型のMOSトランジスタ108を流れる電流によってP型のMOSトランジスタ105を流れる電流が精度よく制御されていることになる。すなわち、図12の回路は、プロセス変動、電源電圧変動の影響を受けにくいという特徴をもっている。
さらに、レベルシフト回路103、出力増幅回路104はトランジスタ2個のみで構成することができるため、低電圧動作するB級演算増幅器に適している。
Joseph N Babanezhad著 IEEE JOURNAL OF SOLID STATE CIRCUITS 1988年 23巻 6号 1414ページ
しかし、図12の演算増幅器において、端子111、112から差動差動増幅回路102を通して信号が端子116に、さらに差動増幅回路101を通って端子111,112に至る帰還ループが存在している。
このループとは別に、演算増幅器は、一般に出力端子115から帰還回路を介してまたは直接に反転入力端子109に出力信号が帰還されるように回路を構成して動作させる。これを負帰還という。当然ながら負帰還系にも帰還ループが存在する。これら負帰還ループは、設計の際に安定性を十分確保できるように設計しなければならない。
一般に、回路を高速動作させる場合には、帰還ループの安定性確保が難しくなる。図12のように、帰還ループが複数ある場合には、設計は一層複雑になり設計の難度が高くなるという問題が生じる。
特に、図12の回路では、演算増幅器においてしばしば用いるミラー効果を利用した位相補償の方法が使用できない。なぜなら、位相補償回路としての容量を端子116と端子111および112に配置した場合には、安定性の解析に頻繁に用いられる手法であるループを切断してAC解析を行うことが困難である。
また、ループを切断することによって、端子の入力インピーダンスまたは出力インピーダンスがループを形成している場合と大きく異なることになり、正しいAC解析を行えなくなるという問題も生ずる。
さらに、手計算で最適な位相容量を算出するには、回路が複雑すぎて計算できないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、内部に複雑な帰還ループを有しないため、演算増幅器として用いた場合に高速動作が可能なプッシュプル増幅器を提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のような構成からなる。
請求項1に係る発明は、第1および第2の非反転入力端子と、第1および第2の反転入力端子と、1つの出力端子とを有する差動差動増幅回路と、この差動差動増幅回路の出力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるとともに、その出力信号の反転を行うレベルシフト回路と、互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは入力信号と前記レベルシフト回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備え、前記差動差動増幅回路は、前記第1の反転入力端子に前記入力信号が供給され、前記第1および前記第2の非反転端子に所定の第1および第2の基準信号がそれぞれ供給され、前記第2の反転入力端子と前記出力端子とを接続させ、前記入力信号を反転させるように構成する。
請求項2に係る発明は、第1および第2の非反転入力端子と、第1および第2の反転入力端子と、1つの出力端子とを有する差動差動増幅回路と、互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記差動差動増幅回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備え、前記差動差動増幅回路は、前記第1の非反転入力端子に前記入力信号が供給され、前記第1の反転入力端子に所定の第1基準信号が供給され、前記第2の非反転入力端子に所定の第2基準信号が供給させ、前記第2の反転入力端子と前記出力端子とを接続させ、前記入力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるように構成する。
請求項3に係る発明は、2つの差動入力部とこの両差動入力部の各出力を加算する加算部とを有し、入力信号を反転した信号を生成出力するように構成する差動差動増幅回路と、この差動差動増幅器の出力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるとともに、その信号の反転を行うレベルシフト回路と、互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記レベルシフト回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備えている。
請求項4に係る発明は、2つの差動入力部とこの両差動入力部の各出力を加算する加算部とを有し、入力信号のレベルを所定レベルにシフトさせた信号を生成出力するように構成する差動差動増幅回路と、互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記差動差動増幅回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備えている。
このような構成からなる本発明によれば、内部に複雑な帰還ループを有しないため、演算増幅器として用いた場合に高速動作が可能なプッシュプル増幅器を提供できる。
また、本発明において、レベルシフト回路を省略する場合には、レベルシフト回路がある場合に比べて一層高速な演算増幅器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明のプッシュプル増幅器の第1実施形態を適用した演算増幅器の構成例を示す。
この演算増幅器は、図1に示すように、差動増幅回路1と、差動差動増幅回路2と、レベルシフト回路3と、出力増幅回路4とを備え、差動差動増幅回路2、レベルシフト回路3、および出力増幅回路4によりプッシュプル増幅器を構成する。さらに、この演算増幅器は、反転入力端子5と、非反転入力端子6と、出力端子7とを備えている。
差動増幅回路1は、反転入力端子5と非反転入力端子6を有し、これらの両入力端子5、6に供給される入力信号の差動増幅を行う回路である。この差動増幅回路1の出力端子8は、差動差動増幅回路2の第1の反転入力端子および出力増幅回路4のMOSトランジスタM24のゲートに接続されている。
差動差動増幅回路2は、差動増幅回路1からの出力信号を第1の反転入力端子で受け取り、この受け取った信号を反転させ、反転信号を出力信号としてレベルシフト回路3のMOSトランジスタM22のゲートに供給する回路である。
このため、差動差動増幅回路2は、上記の第1の反転入力端子の他に、第2の反転入力端子、第1の非反転入力端子、第2の非反転入力端子、および出力端子9を備え、その第2の反転入力端子がその出力端子9と接続されている。さらに、その2つの非反転入力端子は基準電圧端子10に接続され、その各非反転入力端子に基準電圧Vref1が供給されるようになっている。
レベルシフト回路3は、差動差動増幅回路2からの出力信号のレベルシフトを行うとともに、その出力信号を反転させる回路である。このレベルシフト回路3は、P型のMOSトランジスタM21とN型のMOSトランジスタM22とを組み合わせたものである。
すなわち、MOSトランジスタM21は、そのソースに電源電圧VDDが供給され、そのゲートとドレインが共通接続されている。そして、その共通接続部は、出力増幅部4のMOSトランジスタM23のゲートとMOSトランジスタM22のドレインとにそれぞれ接続されている。MOSトランジスタM22は、そのゲートに差動差動増幅回路2の出力信号が供給され、そのソースに電源電圧VSSが供給されるようになっている。
出力増幅回路4は、互いに極性の異なる相補型のMOSトランジスタM23、M24からなり、そのMOSトランジスタM23、M24が、レベルシフト回路3の出力信号と差動増幅回路1の出力信号とを入力してプッシュプル増幅動作を行う回路である。
すなわち、P型のMOSトランジスタM23は、そのソースに電源電圧VDDが供給され、そのゲートがレベルシフト回路3の出力端子に接続されている。MOSトランジスタ23のドレインは、N型のMOSトランジスタM24のドレインと接続され、その共通接続部が出力端子7に接続されている。さらに、MOSトランジスタM24は、そのゲートに差動増幅回路1の出力信号が供給され、そのソースに電源電圧VSSが供給されるようになっている。
次に、差動差動増幅回路2の基準電圧端子10に供給する基準電圧Vref1を発生する基準電圧発生回路の具体的な構成について、図2を参照して説明する。
この基準電圧発生回路は、図2に示すように、N型MOSトランジスタM25と定電流源21とが直列に接続され、その共通接続部に出力端子22接続され、その出力端子22から基準電圧Vref1を出力するようになっている。
すなわち、MOSトランジスタM25は、そのソースに電源電圧VSSが供給され、そのゲートとドレインが接続され、その共通接続部が定電流源21の一端側と出力端子22とにそれぞれ接続されている。また、定電流源21の他端側には、電源電圧VDDが供給されるようになっている。
次に、差動増幅回路1の具体的な回路例について、図3を参照して説明する。
この差動増幅回路1は、図3に示すように、差動対を構成するP型のMOSトランジスタM31,M32と、このMOSトランジスタM31,M32にそれぞれ定電流を流す電流源として機能するとともに、能動負荷として機能するN型のMOSトランジスタM33,M34からなるカレントミラー回路と、MOSトランジスタM31、M32に定電流を供給する電流源として機能するP型のMOSトランジスタM35とを備えている。
また、この差動増幅回路1は、反転入力端子5、非反転入力端子6、および出力端子8を有し、これらの各端子は図1に示す差動増幅回路1の各端子に対応する。さらに、この差動増幅回路1は、MOSトランジスタM35のゲートと接続するバイアス端子11を備えている。
次に、差動差動増幅回路2に適用できる回路の構成例について、図4を参照して説明する。
図4に示す差動差動増幅回路は、N型のMOSトランジスタM1,M2,M5から構成される差動入力部31と、N型のMOSトランジスタM3,M4,M6から構成される差動入力部32と、P型のMOSトランジスタM7〜M10およびN型のMOSトランジスタM11,M12から構成され差動入力部31の出力と差動入力部32の出力を加算する加算部33と、を備えている。ここで、MOSトランジスタM7,M8は、差動入力部31と差動入力部32との共通の負荷として使用される。
また、この差動差動増幅回路は、図4に示すように、第1の非反転入力端子34と、第1の反転入力端子35と、第2の反転入力端子36と、第2の非反転入力端子37と、出力端子38とを備えている。
さらに詳述すると、MOSトランジスタM1,M2は差動対を構成し、MOSトランジスタM1のゲートは第1の非反転入力端子34に接続され、MOSトランジスタM2のゲートは第1の反転入力端子35に接続されている。MOSトランジスタM3,M4は差動対を構成し、MOSトランジスタM3のゲートは第2の反転入力端子36に接続され、MOSトランジスタM4のゲートは第2の非反転入力端子37に接続されている。
MOSトランジスタM5は、MOSトランジスタM1,M2の定電流源として機能し、MOSトランジスタM6は、MOSトランジスタM3,M4の定電流源として機能するものである。このため、MOSトランジスタM5,M6の各ゲートはバイアス端子39に接続され、その各ゲートに所定のバイアス電圧が供給されるようになっている。
MOSトランジスタM7,M8の各ゲートはバイアス端子40に接続され、その各ゲートに所定のバイアス電圧が供給されるようになっている。また、MOSトランジスタM9,M10の各ゲートはバイアス端子41に接続され、その各ゲートに所定のバイアス電圧が供給されるようになっている。さらに、MOSトランジスタM11,M12はカレントミラー回路を構成している。
次に、図4に示す差動差動増幅回路の動作について説明する。
いま、図4に示す差動差動増幅回路において、入力端子34、35に入力電圧V1,V2が供給され、入力端子36、37に入力電圧V4,V3が供給されているものとする。また、出力端子38の出力電圧をVOUTとすると、これらの電圧の関係は次式で表される。
VOUT=A1(V1−V2)+A2(V3−V4)・・・(1)
ここで、(1)式中のA1は入力端子34、35から出力端子38に対するゲイン(利得)であり、A2は入力端子36、37から出力端子38に対するゲインである。
いま、MOSトランジスタM1〜M4の各サイズが同じで、かつ、MOSトランジスタM5,M6の各サイズが同じであるとすると、ゲインA1,A2は等しくなるので、A1=A2=Aとおくことができ、(1)式は(2)式のように書き直すことができる。
VOUT=A(V1−V2+V3−V4)・・・(2)
ここで、差動差動増幅回路のゲインが十分に大きければ、(2)式により帰還回路で用いる場合にはV1−V2+V3−V4=0が成立することになる。この関係を図1の差動差動増幅回路2の出力信号に適用すると、次の(3)式のような関係が得られる。
V9=2×Vref1―V8・・・(3)
但し、V8は差動増幅回路1の出力端子8の電圧、V9は差動差動増幅回路2の出力端子9の電圧である。
(3)式によれば、差動差動増幅回路2の出力電圧は、その差動差動増幅回路2の入力電圧を反転したものであることがわかる。また、レベルシフト回路3の出力端子13の電圧V13は、差動差動増幅回路2の出力端子9の電圧V9を反転したものとなる。
いま、差動増幅回路1の出力端子8の電圧V8を正弦波とした場合に、その各端子8、9、13の各電圧V8、V9,V13の各波形の関係を図5に示す。
図5において、Dは差動増幅回路1の出力端子8の電圧V8の波形である。波形Eは、(3)式で示されるように電圧V8の反転された反転信号となっている。言い換えれば、差動差動増幅回路2は、信号Dを入力し、これを反転させた信号Eを生成しているといえる。
ここで、差動差動増幅回路2の出力端子9の信号Eは,レベルシフト回路3によって、基準レベルVref1から基準レベルVref2に変換されるとともに、さらに反転されて信号Fのようになる。信号Fの極性は再び反転されたため、信号Dの極性と同じになっている。
このようなレベルシフト回路3の作用により、出力端子7から低い電源電圧VSS側に電流を供給する場合は、端子8の信号レベルはそれぞれの信号レベルよりも高いレベルに移動する。これは、図5の矢印50付近が対応する。
すると、MOSトランジスタM24のゲート電圧はより高くなるので、電流を多く流すことができ、一方、MOSトランジスタM23のゲート電圧は高くなるため電流をより少なくするように働き、MOSトランジスタM24が電流を流すのを助ける。
また逆に、高い電源電圧VDD側から出力端子14に電流を供給する場合は,端子8の信号レベルはそれぞれの信号レベルよりも低いレベルに移動する。これは、図5の矢印51付近が対応する。
すると、MOSトランジスタM24のゲート電圧はより低くなるので、電流を少なめにすることができた分だけ出力端子7へより多くの電流が供給でき、一方、MOSトランジスタM23のゲート電圧は低くなるため電流をより多く流すことができる。
このように、B級増幅回路においては、出力トランジスタM23,M24のうち、その一方が大きく電流を流す時、他方のトランジスタは電流の流す量を抑えめにまたはオフするように働く。このような原理で、大きな電流を流す必要がある場合、消費電流を抑えながら動作することができる。
さて、無信号時に、図1の演算増幅器の出力増幅回路4を流れる電流は、図12に示す従来の演算増幅器で説明したように、無信号時における端子8,9の信号レベルによって決まる。
ここで、差動差動増幅回路2で使用される基準電圧Vref1を生成する回路として、上述した図2に示す基準電圧発生回路が使用される。この回路によれば、無信号時には端子8,9の電圧の平均値は基準電圧Vref1となり、MOSトランジスタM22,M24に流れる各電流値は,図2の電流源21の電流とMOSトランジスタM25とを含めたMOSトランジスタのサイズの比でそれぞれ設定できる。
従って、図1の演算増幅器では、解析できないような複雑な内部ループが存在しないため、高速の演算増幅器を設計することが容易である。また、図12に示す従来の演算増幅器と同じようにプロセス変動の影響を受けず、電源電圧の影響を受けない。さらに、レベルシフト回路3と出力増幅回路4とが、いずれも2個のMOSトランジスタで構成されているため、低電圧で動作可能な演算増幅器を提供できる。
なお、上記の実施形態1では、差動差動増幅器2の具体例として図4に示すものとしたが、これに代えて図6に示すものでも良い。
この図6に示す差動差動増幅回路は、図4に示す差動差動増幅回路2を基本とし、これにMOSトランジスタM13,M14からなる出力増幅部61を追加したものである。また、その出力増幅部61は、位相補償用の容量C1と抵抗R1を有している。
なお、それ以外の構成は、図4の差動差動増幅回路2の構成と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略する。
このような構成からなる差動差動増幅回路では、出力増幅部61の追加により、その利得が高くなるため、式(2)のゲインAが大きくなる。この結果、生成される信号がより高い精度で得られる。しかも、出力段がMOSトランジスタM13,M14のみで構成されるため、出力信号が広い範囲で動作して低電圧で動作させる場合には設計時に動作点を気にしないで設計できるという利点もある。
[第2実施形態]
図7は、本発明のプッシュプル増幅器の第2実施形態を適用した演算増幅器の構成例を示す。
この演算増幅器は、図7に示すように、差動増幅回路1と、差動差動増幅回路2Aと、出力増幅回路4とを備え、差動差動増幅回路2Aと出力増幅回路4とによりプッシュプル増幅器を構成する。さらに、この演算増幅器は、反転入力端子5と、非反転入力端子6と、出力端子7とを備えている。
差動増幅回路1は、反転入力端子5と非反転入力端子6を有し、これらの両入力端子5、6に供給される入力信号の差動増幅を行う回路である。この差動増幅回路1の出力端子8は、差動差動増幅回路2Aの第1の非反転入力端子および出力増幅回路4のN型のMOSトランジスタM24のゲートに接続されている。
ここで、差動増幅回路1は、第1実施形態の場合と同様に、例えば図3に示す回路のものを使用できる。
差動差動増幅回路2Aは、差動増幅回路1からの出力信号を第1の非反転入力端子で受け取り、この受け取った信号のレベルシフトを行い、このレベルシフトさせた信号を出力増幅回路4のP型のMOSトランジスタM23のゲートに供給する回路である。
このため、差動差動増幅回路2Aは、上記の第1の非反転入力端子の他に、第2の非反転入力端子、第1の反転入力端子、第2の反転入力端子、および出力端子9を備え、その第2の反転入力端子がその出力端子9と接続されている。また、第1の反転入力端子は基準電圧端子14に接続され、その第1の反転入力端子に基準電圧Vref1が供給されるようになっている。さらに、第2の非反転入力端子は基準電圧端子15に接続され、その第2の非反転入力端子に基準電圧Vref2が供給されるようになっている。
ここで、差動差動増幅回路2Aは、第1実施形態の場合と同様に、例えば図4または図6に示す回路のものを使用できる。
出力増幅回路4は、互いに極性の異なる相補型のMOSトランジスタM23、M24からなり、そのMOSトランジスタM23、M24が、差動差動増幅回路2Aの出力信号と差動増幅回路1の出力信号とを入力してプッシュプル増幅動作を行う回路である。
すなわち、P型のMOSトランジスタM23は、そのソースに電源電圧VDDが供給され、そのゲートが差動差動増幅回路2Aの出力端子9に接続されている。また、MOSトランジスタ23のドレインは、N型のMOSトランジスタM24のドレインと接続され、その共通接続部が出力端子7に接続されている。さらに、MOSトランジスタM24は、そのゲートに差動増幅回路1の出力信号が供給され、そのソースに電源電圧VSSが供給されるようになっている。
次に、差動差動増幅回路2Aの基準電圧端子14、15に供給する基準電圧Vref1、Vref2を発生する第1基準電圧発生回路および第2基準電圧発生回路の具体的な構成について、図8および図9を参照して説明する。
第1基準電圧発生回路は、図8に示すように、N型のMOSトランジスタM26と定電流源23とが直列に接続され、その共通接続部に出力端子24が接続され、その出力端子24から基準電圧Vref1を出力するようになっている。
すなわち、MOSトランジスタM26は、そのソースに電源電圧VSSが供給され、そのゲートとドレインが接続され、その共通接続部が定電流源23の一端側と出力端子24とにそれぞれ接続されている。また、定電流源23の他端側には、電源電圧VDDが供給されるようになっている。
第2基準電圧発生回路は、図9に示すように、P型のMOSトランジスタM27と定電流源25とが直列に接続され、その共通接続部に出力端子26が接続され、その出力端子26から基準電圧Vref2を出力するようになっている。
すなわち、MOSトランジスタM27は、そのソースに電源電圧VDDが供給され、そのゲートとドレインが接続され、その共通接続部が定電流源25の一端側と出力端子26とにそれぞれ接続されている。また、定電流源25の他端側には、電源電圧VSSが供給されるようになっている。
このような構成の第1基準電圧発生回路および第2基準電圧発生回路を使用することにより、基準電圧Vref1は無信号時のN型のMOSトランジスタM24のゲートに印加する電圧を設定でき、基準電圧Vref2は無信号時のP型のMOSトランジスタM23のゲートに印加する電圧を設定できる。このため、無信号時の出力増幅回路4の電流値を設定できる。
次に、図7に示す差動差動増幅回路2Aの動作について、図4に示す差動差動増幅回路を参照して説明する。
図4に示す差動差動増幅回路では、上記の(1)式が成立し、その差動差動増幅回路のゲインが十分に大きければ、上記の(2)式により帰還回路で用いる場合にはV1−V2+V3−V4=0が成立することになる。この関係を図7の差動差動増幅回路2Aに適用すると、次の(4)式のような関係が得られる。
V9=Vref2−Vref1+V8・・・(4)
但し、V8は差動増幅回路1の出力端子8の電圧、V9は差動差動増幅回路2Aの出力端子9の電圧である。
(4)式によれば、差動差動増幅回路2Aの出力電圧V9は、その差動差動増幅回路2Aの入力電圧V8が一定電圧だけレベルシフトされた信号であることがわかる。
いま、差動増幅回路1の出力端子8の電圧V8を正弦波とした場合に、その各端子8、9の各電圧V8、V9の各波形の関係を図10に示す。
図10において、Gは差動増幅回路1の出力端子8の電圧V8の波形である。Hは、(4)式で示されるように電圧V8がレベルシフトされた信号となっている。言い換えれば、差動差動増幅回路2Aは、信号Gを入力し、これをレベルシフトさせた信号Hを生成しているといえる。
以上説明したように、上記のような構成からなる第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、図7に示すような回路を用いることによって、プロセス変動の影響を受けず、電源電圧の影響を受けない。また、低電圧で動作可能な演算増幅器を提供できる。
さらに、この第2実施形態では、内部に複雑な帰還ループを有しないため、高速動作が可能である。また、第1実施形態のようにレベルシフト回路を有しない構成であるので、第1実施形態に比べて一層高速な演算増幅器を提供できる。
次に、図7に示す差動差動増幅回路2Aに適用される他の差動差動増幅回路について説明する。
この差動差動増幅回路は、図4または図6に示すような回路を用いると、以下のような不具合が発生するおそれがあり、その不具合を解消するようにしたものである。
すなわち、図4または図6に示す差動差動増幅回路を、低電圧(低い電源電圧)で動作させる場合を考える。図4または図6の回路において、入力トランジスタM1〜M4は全てN型のMOSトランジスタである。
しかし、N型のMOSトランジスタの動作範囲は、しきい値電圧にMOSトランジスタのオーバーゲートドライブ電圧を加えた分を必要とする。このため、信号電圧が、低い電源電圧VSSのレベルに近い時には、MOSトランジスタM1〜M4はオフし、正常に動作しなくなる。
実際に、低電圧の下では、図9に示す基準電圧発生回路によって生成される基準電圧Vref2のレベルは、低い電源電圧VSSのレベルに近くなる。この場合は、入力トランジスタとしてN型のMOSトランジスタではなく、P型のMOSトランジスタに置き換える必要がある。
従って、図7に示す差動差動増幅回路2Aを低い電源電圧で動作させるには、図11に示すような構成の差動差動増幅回路が必要になる。
この差動差動増幅回路は、図11に示すように、N型のMOSトランジスタM1,M2,M5から構成される差動入力部31と、P型のMOSトランジスタM3’,M4’,M6’から構成される差動入力部32’と、P型のMOSトランジスタM7〜M10およびN型のMOSトランジスタM11,M12,M17,M18からなり差動入力部31の出力と差動入力部32’の出力の加算を行う加算部33’と、MOSトランジスタM13,M14からなる出力増幅部61とを備えている。
すなわち、この差動差動増幅回路は、図11に示すように、図6に示す差動差動増幅回路の差動入力部32を差動入力部32’に置き換え、これに伴い図6に示す加算部33を加算部33’に置き換えたものである。
ここで、図11に示す差動差動増幅回路を図7に示す差動差動増幅回路2Aに適用する場合には、以下のようにして使用する。
すなわち、図11に示すMOSトランジスタM1のゲートと接続する非反転入力端子34に差動増幅回路1の出力信号を供給し、MOSトランジスタM2のゲートと接続する反転入力端子35に基準電圧Vref1を供給する。また、MOSトランジスタM3’のゲートと接続する非反転入力端子36に基準電圧Vref2を供給し、MOSトランジスタM4’のゲートと接続する反転入力端子37を出力端子38と接続する。
このような構成からなる差動差動増幅回路を用いると、差動差動増幅回路2Aが低電圧動作の場合にも適用できる。
ただし、式(1)においてゲインA1とゲインA2とが異なるため、例えば、図10において、信号Hが信号Gに対してゲインの違いだけ信号レベルの差を生じることになる。しかし、少々のレベル差があっても、B級動作する演算増幅器の基本的な性能はほぼ同じである。
なお、上記の各実施形態では、具体的な回路としてMOSトランジスタを用いた場合について説明したが、これをバイポーラトランジスタに置き換えることができ、これ用いた場合にも上記と同じ効果が得られる。
本発明のプッシュプル増幅器の第1実施形態を適用した演算増幅器の回路図である。 図1に示す差動差動増幅回路に供給する基準電圧を発生する基準電圧発生回路の具体例を示す回路図である。 図1に示す差動増幅回路の具体例を示す回路図である。 図1に示す差動差動増幅回路に適用できる回路の具体例の回路図である。 図1の回路の各部の波形例を示す波形図である。 第1実施形態に適用できる差動差動増幅回路の変形例の回路図である。 本発明のプッシュプル増幅器の第2実施形態を適用した演算増幅器の回路図である。 図7に示す差動差動増幅回路に供給する基準電圧を発生する基準電圧発生回路の具体例を示す回路図である。 その基準電圧発生回路の他の具体例を示す回路図である。 図7の回路の各部の波形例を示す波形図である。 第2実施形態に適用できる差動差動増幅回路の変形例の回路図である。 従来の演算増幅器の回路図である その演算増幅器に使用される差動増幅回路の一例の回路図である。 図12の回路の各部の波形例を示す波形図である。
符号の説明
1 差動増幅回路
2、2A 差動差動増幅回路
3 レベルシフト回路
4 出力増幅回路
31、32、32’ 差動入力部
33、33’ 加算部

Claims (4)

  1. 第1および第2の非反転入力端子と、第1および第2の反転入力端子と、1つの出力端子とを有する差動差動増幅回路と、
    この差動差動増幅回路の出力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるとともに、その出力信号の反転を行うレベルシフト回路と、
    互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは入力信号と前記レベルシフト回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備え、
    前記差動差動増幅回路は、前記第1の反転入力端子に前記入力信号が供給され、前記第1および前記第2の非反転端子に所定の第1および第2の基準信号がそれぞれ供給され、前記第2の反転入力端子と前記出力端子とを接続させ、前記入力信号を反転させるように構成することを特徴とするプッシュプル増幅器。
  2. 第1および第2の非反転入力端子と、第1および第2の反転入力端子と、1つの出力端子とを有する差動差動増幅回路と、
    互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記差動差動増幅回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、を備え、
    前記差動差動増幅回路は、前記第1の非反転入力端子に前記入力信号が供給され、前記第1の反転入力端子に所定の第1基準信号が供給され、前記第2の非反転入力端子に所定の第2基準信号が供給させ、前記第2の反転入力端子と前記出力端子とを接続させ、前記入力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるように構成することを特徴とするプッシュプル増幅器。
  3. 2つの差動入力部とこの両差動入力部の各出力を加算する加算部とを有し、入力信号を反転した信号を生成出力するように構成する差動差動増幅回路と、
    この差動差動増幅器の出力信号のレベルを所定レベルにシフトさせるとともに、その信号の反転を行うレベルシフト回路と、
    互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記レベルシフト回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、
    を備えていることを特徴とするプッシュプル増幅器。
  4. 2つの差動入力部とこの両差動入力部の各出力を加算する加算部とを有し、入力信号のレベルを所定レベルにシフトさせた信号を生成出力するように構成する差動差動増幅回路と、
    互いに極性の異なる相補型のトランジスタからなり、前記各トランジスタは前記入力信号と前記差動差動増幅回路の出力信号とをそれぞれ入力してプッシュプル増幅を行う出力増幅回路と、
    を備えていることを特徴とするプッシュプル増幅器。
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