JP2006229357A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006229357A
JP2006229357A JP2005038248A JP2005038248A JP2006229357A JP 2006229357 A JP2006229357 A JP 2006229357A JP 2005038248 A JP2005038248 A JP 2005038248A JP 2005038248 A JP2005038248 A JP 2005038248A JP 2006229357 A JP2006229357 A JP 2006229357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
piece
storage medium
information storage
lid piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005038248A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4270139B2 (ja
Inventor
Noriyuki Noguchi
敬之 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005038248A priority Critical patent/JP4270139B2/ja
Priority to US11/348,491 priority patent/US7617944B2/en
Publication of JP2006229357A publication Critical patent/JP2006229357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4270139B2 publication Critical patent/JP4270139B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】 電源の収納部と情報記憶媒体の収納部とを1つの蓋体で開閉する従来の電子機器では、情報記憶媒体の着脱操作を行うために蓋体を開放すると電源が切れてしまい、再起動の度に電源を入れなおす作業が必要になり、使用者に煩わしい思いをさせると共に、シャッターチャンスを逃してしまうおそれがある。
【解決手段】 乾電池28が着脱可能に収納される電源収納部31と、半導体記憶メモリ29が着脱可能に収納される情報記憶媒体収納部32を有するカメラ本体2と、電源収納部31及び情報記憶媒体収納部32を開閉するためカメラ本体2に回動可能に取り付けられた蓋体52と、を備えたデジタルスチルカメラ1において、蓋体52は、電源収納部31に対向される第1の蓋体片53と、情報記憶媒体収納部32に対向される第2の蓋体片54とを互いにヒンジ結合することにより形成され、 第1の蓋体片53をカメラ本体2に対して回動可能、かつ、摺動可能に支持すると共に、第1の蓋体片53をロックするロック手段を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器本体が、乾電池やバッテリーパック等の電源が収納される電源収納部と、半導体記憶媒体やディスク状記憶媒体等の情報記憶媒体が収納される情報記憶媒体収納部とを備え、それらの収納部を1つの蓋体で開閉するようにした電子機器に関するものである。
従来の、この種の電子機器としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、カード状記録媒体である、いわゆるメモリカードが開閉式の蓋部により格納されるようにしたカメラ装置に関するものが記載されている。この特許文献1に記載されたカメラ装置は、「カード状記録媒体やバッテリーが格納される収容部をヒンジを支点にして開閉される蓋部と、上記蓋部を蓋ロック解除位置に操作するためのスライド移動可能のつまみ部と、上記つまみ部に設けられている突当て片と、上記突当て片に対峙され、電気的に切換え動作される可動部を有する電磁スイッチとよりなる電動式蓋ロック/蓋ロック解除機構と、から構成され、上記カード状記録媒体への記録データの書き込み動作中には、上記電磁スイッチの可動部で上記つまみ部の突当て片を拘束することで上記蓋部の開放を禁止し、上記カード状記録媒体への記録データの書き込み動作以外では、上記電磁スイッチの可動部を後退し上記つまみ部の突当て片の拘束を解除することで上記蓋部の開放を可能にした」ことを特徴としている。
このような構成を有するカメラ装置によれば、「カード状記録媒体への静止画や動画等の記録データの書き込み動作中には、蓋部の開放を禁止し記録データを保護することができ、また、カメラ本体側の誤動作を防止することができる」等の効果が期待される。
しかしながら、上述したような特許文献1に記載されたカメラ装置においては、記録データの書き込み中は電動式蓋ロック/蓋ロック解除機構によって蓋部の開放を禁止することにより、蓋部の開放に起因してカメラ装置の電源が切れて記録データが消失してしまうことを防止していた。ところが、蓋部のロックを解除した後、カード状記録媒体の着脱操作を行うために蓋部を開放するとカメラ装置の電源が切れてしまうために、蓋部の開放操作の度に電源を入れなおす操作が必要になり、使用者に煩わしい思いをさせてしまうという課題があった。しかも、カード状記録媒体の着脱操作後に電源を入れなおすと、カメラ装置を起動させるまでに時間を要してしまうために、シャッターチャンスを逃してしまうという課題もあった。
また、一般的な電子機器には、電源収納部と情報記憶媒体収納部とを別々の蓋体で開閉し、電子機器の電源を切らずに情報記憶媒体の着脱操作を行うことができるものもある。しかしながら、電源収納部と情報記憶媒体収納部とを別々の蓋体によって開閉する構造にすると、電子機器本体に所定の強度を持たせるために構造が複雑になってしまうと共に部品点数を増加させてしまうために、コストアップを招いて不経済であるという課題があった。更に、電子機器本体のスペースを効率よく使用することが困難になってしまい、電子機器全体の小型化を妨げているという課題もあった。
特開2002−354303号公報
解決しようとする問題点は、電源収納部と情報記憶媒体収納部とを1つの蓋体で開閉する従来の電子機器では、情報記憶媒体の着脱操作を行う目的で蓋体を開放すると、その度に電源が切れてしまうことから、使用者に煩わしい思いをさせてしまうと共に、その後、カメラ装置を再起動させるまでに時間を要してしまい、シャッターチャンスを逃すおそれがあるという点である。
本出願の電子機器は、電源が着脱可能に収納される電源収納部と、情報記憶媒体が着脱可能に収納される情報記憶媒体収納部を有する電子機器本体と、電源収納部及び情報記憶媒体収納部を開閉するため電子機器本体に回動可能に取り付けられた蓋体と、を備えた電子機器において、蓋体は、電源収納部に対向される第1の蓋体片と、情報記憶媒体収納部に対向される第2の蓋体片とを互いにヒンジ結合することにより形成され、第1の蓋体片を電子機器本体に対して回動可能、かつ、摺動可能に支持すると共に、第1の蓋体片をロックするロック手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
本出願の電子機器は、電源収納部は複数個のバッテリー電源が収納可能であって、複数個のバッテリー電源間を接続する導電体を第1の蓋体片に設けたことを特徴とする。
本出願の電子機器は、電子機器本体には、情報記憶媒体収納部の外側を通り、電源収納部に一端が連通され、かつ、他端が外面に開口されたコード通し溝を設けたことを特徴とする。
また、本出願の電子機器は、第1の蓋体片又は第2の蓋体片に表面形状を放物線又は高次曲線としたカム凸部を設けると共に、カム凸部に付勢されて摺動接触する弾性係止片を第2の蓋体片又は第1の蓋体片に設けたことを特徴とする。
本出願の電子機器によれば、電源収納部に対向する第1の蓋体片と情報記憶媒体収納部に対向する第2の蓋体片をヒンジ結合して1つの蓋体とし、第1の蓋体片を電子機器本体に対して回動可能、かつ、摺動可能に支持すると共に、第1の蓋体片をロックするロック手段を設け、第1の蓋体片に対して第2の蓋体片を回動可能に連結する構成としたため、第1の蓋体片のロックを解除することによって、蓋体全体を摺動及び回動させることができ、電源収納部及び情報記憶媒体収納部を一緒に開閉することができると共に、第2の蓋体片のみを開いて情報記憶媒体収納部のみを開放することができる。そのため、電源収納部を開放せずに、即ち、電子機器の電源を切ることなく、情報記憶媒体の着脱操作を行うことができる電子機器を簡単な構造によって実現することができる。
本出願の電子機器によれば、複数個のバッテリー電源を電源収納部に収納可能であって、第1の蓋体片に複数個のバッテリー電源間を接続する導電体を設ける構成としたため、一般的に市販されている単1、単2等の乾電池を使用して電子機器に見合った量の電源を供給することができ、緊急時において、迅速に電源を確保することができる。
本出願の電子機器によれば、情報記憶媒体収納部の外側を通り、電源収納部に一端が連通され、他端が外面に開口されたコード通し溝を電子機器本体に設ける構成としたため、電子機器の外部にある電源を電子機器に供給する、例えば、DCプレート等を電源収納部に収納し、蓋体によって電源収納部を閉じた状態において、DCプレートから引き出されたコードをコード通し溝に挿通させることができ、電子機器の外部から電源を取り入れることができる電子機器を極めて簡単な構造によって実現することができる。
また、本出願の電子機器によれば、表面形状を放物線又は高次曲線としたカム凸部を第1の蓋体片又は第2の蓋体片に設けると共に、そのカム凸部に付勢されて摺動接触する弾性係止片を第2の蓋体片又は第1の蓋体片に設ける構成としたため、弾性係止片とカム凸部との間に生じる摩擦力によって、第1の蓋体片と第2の蓋体片が同一平面となった平面状態と、第2の蓋体片のみを開いた折り曲げ状態と、これらの間において、任意の角度の姿勢とを取ることが可能である。また、平面状態では2つの蓋体片を1つの蓋体として扱うことができると共に、折り曲げ状態では情報記憶媒体の着脱操作を実行することができ、操作性に優れた電子機器を提供することができる。
電源収納部に対向する第1の蓋体片と情報記憶媒体収納部に対向する第2の蓋体片を互いにヒンジ結合して1つの蓋体を形成し、第1の蓋体片を電子機器本体に対して回動及び摺動可能に支持すると共に、第1の蓋体片をロックするロック手段を設けたことにより、電源収納部と情報記憶媒体収納部を一緒に開閉したり、情報記憶媒体収納部のみを開閉することができる電子機器を、簡単な構造によって実現した。
図1〜図15は、本発明の実施の形態の例を示すものである。即ち、図1及び図2は本発明の電子機器の一実施例である撮像装置を示すもので、図1は底面側から見た斜視図、図2は正面側から見た斜視図、図3〜図11は図1及び図2に示す撮像装置の要部を示すもので、図3〜図6は電源収納部及び情報記憶媒体収納部を開閉する蓋体の動作を示す説明図、図7〜図11は同じく断面図、図12は蓋体を正面側から見た斜視図、図13は蓋体を背面側から見た斜視図、図14A〜Cは第2の蓋体片の動作を説明するための説明図、図15は図1に示す撮像装置にDCプレートを挿入する状態を示す背面側から見た斜視図である。
図1及び図2に示す撮像装置1は、情報記憶媒体として半導体記憶メディアを使用し、光学的な画像をCCD(固体撮像素子)で電気的な信号に変換して半導体記憶メディアに記録したり、液晶ディスプレイ等の表示装置に表示できるようにしたもの(以下「デジタルスチルカメラ」という。)である。しかしながら、本発明に係る情報記憶媒体としては、半導体記憶媒体に限定されるものではなく、テープ状記憶媒体を用いたデジタルビデオカセット、アナログビデオカセットその他のテープカセットを用いることができることは勿論のこと、DVD(デジタルバーサタイルディスク)やCD−ROMその他の記録可能な光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク等のディスク状記憶媒体を適用することもできる。
図1及び図2に示すように、デジタルスチルカメラ1は、中空の筐体からなるカメラ本体2と、被写体の像を光として取り込んで撮像手段としての図示しないCCDに導くレンズ装置3と、レンズ装置3の撮影レンズ5から入力される光に基づいて被写体の映像信号を形成する撮像手段と、この撮像手段で形成された映像信号又は予め情報記憶媒体に記録されている情報に基づいて映像を表示する液晶ディスプレイ6等から構成されている。
図2に示すように、カメラ本体2の正面から見てやや右側へ偏倚した位置には、正面に撮像レンズ5を露出させた状態でレンズ装置3が配設されている。このレンズ装置3を配設するためカメラ本体2には、正面側に突き出した円筒状のレンズ用突出部2aが設けられている。また、カメラ本体2の略中央部であって、レンズ用突出部2aの近傍にはセルフタイマーランプ7が配置されている。更に、カメラ本体2の正面から見て左側には、このカメラ本体2を把持するための把持部2bが設けられている。この把持部2bは握り易さを考慮して前方に突出されていて、その上部には、シャッタスピード、絞り、露出等の設定値を変更するマニュアル設定ダイヤル8が配置され、このマニュアル設定ダイヤル8の近傍に被写体を撮影するためのシャッタボタン10が配置されている。
カメラ本体2の上面には、シャッタボタン10の近傍にモードダイヤル11が配置されている。モードダイヤル11は、デジタルスチルカメラ1の機能を切り換えるためのもので、その機能モードとしては、例えば、動画撮影モード、静止画撮影モード、画像再生/編集モード等を挙げることができる。また、カメラ本体2の上面のモードダイヤル12と反対側には、フラッシュ装置14と、電子ビューファインダ15が設けられている。これらフラッシュ装置14及び電子ビューファインダ15は、その中心がレンズ装置3の光軸の中心と略一致するように配置されている。フラッシュ装置14は、フラッシュを使用して撮影するときに立ち上がり、これにより、図示しないフラッシュ発光部が露出されるようになっている。更に、モードダイヤル11とフラッシュ装置14の間には、電源スイッチである電源ボタン12が設けられている。
カメラ本体2の右側面の上部には、ストラップ取付部17が設けられている。このストラップ取付部17には、図示しないが、手首に引っ掛けてデジタルスチルカメラ1を保持するためのリストストラップが取付けられる。また、カメラ本体2の右側面の下部には、指等を引っ掛けて後述する蓋体52を開くための蓋体用凹部18が設けられている。
図1に示すように、カメラ本体2の背面には、液晶ディスプレイ6と、この液晶ディスプレイ6のON、OFF等を操作する画面表示ボタン21と、メニューボタン22と、画像サイズ/削除ボタン23と、コントロールボタン24と、ズーム操作を行うことができるズームボタン25等が設けられている。
液晶ディスプレイ6は、カメラ本体2の背面において、その中央部から左側部にかけて大きく占有するように大型に形成されている。この液晶ディスプレイ6の右側上部にズームボタン25が配置され、その下部にコントローラボタン24及びその他の操作ボタンが配置されている。ズームボタン25は、撮影時は勿論のこと、再生時においてもズーム操作を行うことができるようになっている。
コントロールボタン24は、中央の決定ボタン24aと、この決定ボタン24aを挟んで上下左右に配置される4つの選択ボタン24bからなっている。コントロールボタン24の操作としては、液晶ディスプレイ6に表示したメニュー画面から所望の項目や設定を4つの選択ボタン24bで選択し、決定ボタン24aで決定する等の操作を挙げることができるが、この操作に限定されるものではない。
カメラ本体2の底面には、略中央部に三脚用ネジ穴27(図3等参照)が設けられており、把持部2b側に電源収納部31と、情報記憶媒体収納部32とが設けられている。これら電源収納部31及び情報記憶媒体収納部32は、カメラ本体2に対して着脱可能とされた筐体34に形成されている。情報記憶媒体収納部32には、情報記憶媒体の一具体例を示す半導体記憶メモリ(例えば、「メモリースティック(商標)」)29が収納され、電源収納部31には、電源の一具体例を示す乾電池28の2本が収納されるようになっている。本実施例では、電源収納部として、携帯電源である乾電池を2本収納することができる大きさとしたが、1本又は3本以上の乾電池を収納する構成とすることが可能なことは勿論である。
電源収納部31の底部には、図示しないが、収納された2本の乾電池28,28の端子と電気的に接続される接点部と、2本の乾電池28,28を電源収納部31から排出させる方向に付勢するイジェクトバネとが設けられている。また、情報記憶媒体収納部32の内部には、半導体記憶メモリ29を着脱可能に保持するための図示しないプッシュ−プッシュ機構(押す方向のみで繰り返される操作機構)が設けられている。この電源収納部31及び情報記憶媒体収納部32の周囲には蓋体用凹部33が設けられており、この蓋体用凹部33が蓋体52によって開閉自在に構成されている。
図6等に示すように、蓋体52は、全体として蓋体用凹部33に見合う形状とされていて、蓋体用凹部33を閉じた状態においてカメラ本体2の一部をなして同一面を形成するように構成されている。この蓋体52は、第1の蓋体片53と、第2の蓋体片54と、支持プレート55等を備えており、蓋体52を開いて電源収納部31及び情報記憶媒体収納部32を一緒に開放した状態と、第2の蓋体54のみを開いて情報記憶媒体収納部32を開放した状態(図4参照)とを取ることができるようになっている。
図3及び図12に示すように、第1の蓋体片53は、略四角形をなす扁平の板体からなり、蓋体用凹部33を閉じた状態においてカメラ本体2の底面の一部となっている。第1の蓋体片53の略中央部には、表裏面を貫通する貫通穴61が設けられている。貫通穴61は略半月形をなしており、第1の蓋体片53の外面において貫通穴61の周囲には、操作釦62を突出させるための操作釦用凹部63が設けられている。この操作釦用凹部63の形状は、指先が入る程度の円形とされていて、その外周縁の一部に沿って滑り止め用の膨出部64が設けられている。
また、第1の蓋体片53の内面には、図13に示すように、操作釦62の近傍にロック凸部66が設けられている。ロック凸部66は、第1の蓋体片53の長手方向に延びる細長の形状とされていて、操作釦62と反対側に斜面を有している。ロック凸部66の斜面側の第1の蓋体片53の一辺には、ストッパ凸部67が設けられており、他辺(ストッパ凸部67と反対側)には、その両端に一対の軸受部68,68が設けられている。一対の軸受部68,68は、高次曲線又は放物線状のカム面をなすカム凸部68a,68aを有している。このカム凸部68a,68aは、その円弧状の部分を第1の蓋体片53の内面に対して斜め上方に突出するように形成されている。
更に、第1の蓋体片53の内面の幅方向の両端部には、支持プレート55と係合する第1の係合部70と第2の係合部71が設けられている。第1の係合部70は平面から見て略L字状をなしており、第2の係合部71と対向する面に図に表れない係合溝を有すると共に、この係合溝と反対側の面に第1の爪70aと段違いとされた第2の爪70bを有している。これら第1及び第2の爪70a,70bは、第1の蓋体片53を完全に閉じた状態において蓋体用凹部33に設けられた係合突部41,42にそれぞれ係合される。
第2の係合部71は略I字状をなしており、第1の係合部70と対向する面に係合溝71cを有すると共に、この係合溝71cと反対側の面に第1の爪71aと第2の爪71b(図12参照)を有している。これら第1及び第2の爪71a,71bは、第1の係合部70の第1及び第2の爪70a,70bと同じように、蓋体用凹部33に設けられた図示しない係合突部に係合される。
図4及び図12等に示すように、第2の蓋体片54は、カメラ本体2の底面の一部となる平面部54aと、この平面部54aの一辺から連続して立ち上げられた側面部54bとを有している。この側面部54bは、カメラ本体2の右側面の曲面と対応するように湾曲させて形成されている。
図13に示すように、第2の蓋体片54の平面部54aの内面には、側面部54bと反対側の長辺に沿うように回動止め部73が設けられている。回転止め部73は、その他の部分よりも幅広に形成された両端部を有し、その両端部にヒンジ軸75が貫通される軸貫通穴73a,73aが設けられている。また、回動止め部73と側面部54bとの間には、ヒンジ軸75の軸方向と直交する方向に細く延びる複数の補強用梁74(本実施例では4個)が設けられている。
更に、第2の蓋体片54の平面部54aの内面には、回動止め部73から所定の間隔をあけて一対の弾性係止片77,77が設けられている。一対の弾性係止片77,77は、適当な曲線(例えば、放物線又は高次曲線等)を有する弾性片からなり、第1の蓋体片53の一対の軸受部68,68に形成した一対のカム凸部68a,68aとそれぞれ係合するようになっている。また、各弾性係止片77と側面部54bの間には、それぞれ係止片78が設けられている。各係止片78は、その先端部に係止爪78aを有しており、第2の蓋体片54を完全に閉じた状態において蓋体用凹部33に設けた係止突部43にそれぞれ係止される(図6及び図8参照)。
支持プレート55は、略四角形をした平板状の本体部55aと、この本体部55aの短辺の両側に連続して設けられた張り出し部55b,55bと、本体部55aの長辺に連続する一対の軸受部55c,55cとを備えている。支持プレート55の張り出し部55b,55bは、第1の蓋体片53の第2の係合部71に設けた係合溝70c及び第1の係合部70に設けた係合溝に摺動可能にそれぞれ係合される。
支持プレート55の本体部55aには、長手方向に所定の間隔をあけて2つの貫通穴81,81が設けられている。2つの貫通穴81,81は略楕円形をなす長穴からなり、図13に示すように、第1の蓋体片53と対向する面と反対側の面において、貫通穴81,81の周囲に縁取り部82,83が設けられている。そして、一方の縁取り部83の周囲には、絶縁カバー84が取付けられている。
図12に示すように、支持プレート55の本体部55aの第1の蓋体片53と対向する面には、制止突部86が設けられている。この制止突部86は、支持プレート55が第1の蓋体片53に摺動可能に支持された状態において、第1の蓋体片53のストッパ凸部67と対向するようになっている(図7を参照)。更に、本体部55aの第1の蓋体片53と対向する面には、制止突部86を囲うように配置された導電回路板87が取付けられている。
導電回路板87は、略M字状に形成された導電部材からなり、本体部88と、この本体部88の両端に連続する一対の固定部89,89と、各固定部89に連続する一対の接点端子部90,90とを有している。本体部88は、一対の固定部89,89に対して浮き上がるように形成されており、これにより、本体部88と支持プレート55の本体部55aとの間に所定の隙間が設定されている。そして、本体部88の先端部には、支持プレート55の本体部55aと反対方向に折れ曲げられたロック爪88aが設けられている。また、各接点端子部90はくの字状に折り曲げ形成され、貫通穴81にそれぞれ貫通されている。これにより、一対の接点端子部90,90は、第1の蓋体片53を完全に閉じた状態において、一対の乾電池28,28にそれぞれ当接し、2本の乾電池28,28間を電気的に接続するようになっている。
上述した第1の蓋体片53と第2の蓋体片54の材質としては、ABS(アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン樹脂)その他のエンジニアリングプラスチックが好適であるが、アルミニウム合金その他の金属を用いることもできる。また、支持プレート55の材質としては、ステンレス合金その他の金属が好適であるが、導電性を有するものであればエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
このような構成を有する蓋体52は、例えば、次のようにして簡単に組み立てることができる。まず、図12等に示すように、第1の蓋体片53と第2の蓋体片54をヒンジ手段により結合して回動可能に連結する。即ち、第1の蓋体片53の一対の軸受部68,68間に第2の蓋体片54の回動止め部73を介在させ、これらの穴にヒンジ軸75を貫通させる。このとき、第1の蓋体片53の一対の軸受部68,68に形成した一対のカム凸部68a,68aに第2の蓋体片54に形成した一対の弾性係止片77,77を係合させる。これにより、第2の蓋体片54は、その外側面が第1の蓋体片53の外側面と同一平面になった平面状態(図14A)と、第1の蓋体片53に対して略120度回動した折り曲げ状態(図14C)と、それらの間における任意角度の姿勢を取ることができるようになる。
次に、図13等に示すように、第1の蓋体片53の内面からその貫通穴61に操作釦62を嵌め込む。続いて、予め絶縁カバー84及び導電回路板87を取り付けた支持プレート55に、操作釦62を嵌め込んだ第1の蓋体片53を支持させる。即ち、第1の蓋体片53の第2の係合部71に設けた係合溝70c及び第1の係合部70に設けた係合溝に支持プレート55の一対の張り出し部55b,55bを係合させる。これにより、第1の蓋体片53は、支持プレート55と摺動可能に係合される。
次に、図6等に示すように、電源収納部31及び情報記憶媒体収納部32等を有する筐体34に支持プレート55をヒンジ手段によって回動可能に支持する。即ち、筐体34の蓋体用凹部33に設けた一対の軸受突部44,44の間に支持プレート55の一対の軸受部55c,55cを介在させ、これらの穴にヒンジ軸56を貫通させる。このとき、支持プレート55の一対の軸受部55c間にねじりコイルバネ57を装着し、このねじりコイルバネ57のコイル部に連続する図に表れない2つのバネ片を支持プレート55及び蓋体用凹部33に設けたバネ受け片でそれぞれ係止する。その結果、支持プレート55がねじりコイルバネ57のバネ力によって、蓋体用凹部33に対して略90度立ち上がった状態に付勢される。これにより、蓋体52の組立作業が完了する。しかる後、蓋体52が組み付けられた筐体34をカメラ本体2の底面の開口部に装着する。これにより、カメラ本体2に対する筐体34の組立工程が完了する。
このような構成を有するデジタルスチルカメラ1によれば、例えば、次のようにして蓋体52の開閉動作が実行される。この蓋体52は、全体(第1の蓋体片53及び第2の蓋体片54)としての開閉操作と、第2の蓋体片54のみの開閉操作との2種類の開閉操作を行うことができる。図3に示すように、蓋体52が完全に閉じた状態では、第1の蓋体片53に設けた第1の係合部70の第1,第2の爪70a,70bは、蓋体用凹部33の係合突部41,42とそれぞれ係合し、第2の係合部71の第1,第2の爪71a,71bが蓋体用凹部33の2つの係合突部とそれぞれ係合している。そのため、第1の蓋体片53を開放動作させることができない。
更に、図7に示すように、支持プレート55に取り付けた導電回路板87のロック爪88aと第1の蓋体片53のロック凸部66が干渉するため、第1の蓋体片53を外側、即ち、開放させる方向へスライドさせることができず、第1の蓋体片53は、カメラ本体2に対してロックされた状態となっている。また、第2の蓋体片54に設けた一対の係止片78,78の係止爪78a,78aは蓋体用凹部33の一対の係止突部36,36によって係止されている(図8参照)。そのため、第2の蓋体片54は、情報記憶媒体収納部32を閉じた状態となっている。
まず、第2の蓋体片54のみの開閉操作について説明する。図3の状態から第2の蓋体片54のみを開くためには、まず、蓋体用凹部18に指等を引っ掛けて第2の蓋体片54を開く方向に力を加える。このとき、第2の蓋体片54の一対の係止片78,78が内側に撓むことにより、係止爪78a,78aが蓋体用凹部33の係止突部36,36から外れるため、第2の蓋体片54を開くことができる。
第2の蓋体片54が図14Aに示す状態にあるときには、一対の弾性係止片77,77が一対のカム凸部68a,68aと係合すると共に、第2の蓋体片54の回転止め部73が第1の蓋体片53の一辺と干渉しているため、第2の蓋体片54の図中反時計方向への回動が制限されている。次に、図14Bに示すように、第2の蓋体片54を回動させると、カム凸部68a,68aのカム面の曲率半径の変化により、このカム凸部68a,68aと係合している弾性係止片77,77の摩擦力が増加し、その摩擦力と回動する力がつり合うため、任意の角度で姿勢を保つことができる。更に回動させることにより、第2の蓋体片54が図14Cの状態になると、第2の蓋体片54の一辺が第1の蓋体片53の一辺に当接されるため、第2の蓋体片54の回動が阻止され、略120度開いた状態に保持される。このようにして、第2の蓋体片54は、図14Aの閉状態と図14Cの開状態とを選択的に取ることができると共に、それらの間における任意角度の姿勢を取ることができるようになっている。
かくして、第2の蓋体片54を開くと情報記憶媒体収納部32が開放され、その情報記憶媒体収納部32に内蔵されたプッシュ−プッシュ機構(押す方向のみで繰り返される操作機構)の押圧操作によって、半導体記憶メモリ29の着脱動作を行うことができる。その後、第2の蓋体片54を閉じるときは、第2の蓋体片54の外側面を押して第2の蓋体片54を閉じる方向に動作させる。このとき、第2の蓋体片54の一対の係止片78,78が再び撓み、一対の係止爪78a,78aが蓋体用凹部33の一対の係止突部36,36によって係止され、これにより第2の蓋体片54が閉じた状態となる。
このようにして、第2の蓋体片54のみを開いて情報記憶媒体収納部32を開放することにより、電源収納部31を開放することなく、即ち、デジタルスチルカメラ1の電源を切ることなく半導体記憶メモリ29の着脱操作を行うことができる。また、一対のカム凸部68a,68aに摺動接触する一対の弾性係止片77,77の弾性力によって、第2の蓋体片54が略120度開いた状態に保持されるため、半導体記憶メモリ29の押圧操作を容易に行うことができる。
次に、蓋体52全体の開閉操作について説明する。図3に示す蓋体52が完全に閉じた状態から、蓋体52を開くためには、まず、蓋体52に設けた操作釦用凹部63内に突出している操作釦62を押圧する。このとき、図10に示すように、支持プレート55に取り付けた導電回路板87の本体部88が押し下げられ、これにより、第1の蓋体片のロック凸部66が導電回路板87の本体部88の先端部に設けたロック爪88aを乗り越えることができるようになる。そのため、蓋体52をカメラ本体2の横方向へスライドさせる摺動動作が可能になる。
続いて、図5に示すように、蓋体52をカメラ本体2の横方向へ所定量だけスライドさせる。即ち、図10に示すように、第1の蓋体片53のスットパ凸部67が支持プレート55の制止突部86に当接するまで蓋体52をスライドさせる。このとき、第2の蓋体片54の一対の弾性係止片77,77の先端部が、第1の蓋体片53の一対のカム凸部68a,68aの根元側に圧接されているため、蓋体52は、第2の蓋体片54の外側面と第1の蓋体片53の外側面とが同一平面となった平面状態が保持されている。
このように蓋体52をスライドさせると、第1の蓋体片53に設けた係合部70の第1,第2の爪70a,70b及び係合部71の第1,第2の爪71a,71bが、蓋体用凹部33の係合突部41,42及び図示しない2つ係合突部から外れる。これと同時に、第2の蓋体片54の一対の係止片78,78の一対の係止爪78a,78aが蓋体用凹部33の一対の係止突部36,36から外れて、カメラ本体2に対する第2の蓋体片54の係止状態が解除される。その結果、蓋体52の回動動作が可能になるため、図6及び図11に示すように、支持プレート55に対して第1の蓋体片53が所定量だけスライドした状態において、蓋体52がねじりコイルバネ57のバネ力により開かれる。
蓋体52が開かれて電源収納部31が開放されると、この電源収納部31の底部に設けたイジェクトバネの付勢力によって2本の乾電池28,28が押し出され、それらの乾電池28,28は、電源収納部31から所定量だけ突出する。この蓋体52が略90度開かれた状態では、図11に示すように、蓋体52の第1の蓋体片53の一辺がカメラ本体2の底面に当接しているため、蓋体52がカメラ本体2の底面で略直立した状態に保持される。これにより、電源収納部31から乾電池28,28を簡単に取り出すことができる。なお、蓋体52が開かれた状態では、情報記憶媒体収納部32も開放されているため、半導体記憶メモリ29の着脱操作を行うことができるのは勿論である。
次に、蓋体52を閉じる場合について説明する。この場合は、蓋体52の外面を横から押して略90度回動させる。これにより、蓋体52は、カメラ本体2の横方向へ所定量だけずれた状態で蓋体用凹部33を覆うことになる。続いて、蓋体52をカメラ本体2の内側へスライドさせる。これにより、第1の蓋体片53に設けた係合部70の第1,第2の爪70a,70b及び係合部71の第1,第2の爪71a,71bが、蓋体用凹部33の係合突部41,42及び図示しない2つ係合突部にそれぞれ係合される。これと同時に、蓋体用凹部33の一対の係止突部43,43に第2の蓋体片54の一対の係止片78,78の係止爪78a,78aがそれぞれ係合されて、第2の蓋体片54がカメラ本体2に対して閉じた状態に保持される。更に、第1の蓋体片53のロック凸部66が導電回路板87の本体部88を摺動してロック爪88aを乗り越えると、第1の蓋体片53がカメラ本体2に対してロックされた状態となり、蓋体52が閉じた状態になると共に、蓋体52によって電源収納部31と情報記憶媒体収納部32が共に閉じられる。
図15は、電源収納部に収納される電源の第2の実施例としてDCプレート93を用いたものである。DCプレート93は、電源本体94と、接続部95と、AC/DCコンバータ96を備えて構成されている。電源本体94は、乾電池と同様な形状をなしていて接続部95と一体となっている。接続部95には、コード95aが引き出されており、このコード95aがAC/DCコンバータ96の一端に接続されている。AC/DCコンバータ96の他端には、コード96aが接続されており、このコード96の先端にはACコンセント96bが設けられている。このDCプレート93を用いると、家庭電源等に接続されたACコンセント96bから供給された交流がAC/DCコンバータ96で直流に変換され、その直流電源が、接続部95を介して電源本体94からデジタルカメラ1に供給される。
このDCプレート93が収納される電源収納部31を有するカメラ本体2には、コード通し溝91が設けられている。コード通し溝91は、電源収納部31の1つの角部と連続すると共に情報記憶媒体収納部32の外側を通ってカメラ本体2の右側面に開口されている。このコード通し溝91は、溝蓋92によって開閉自在とされている。このコード通し溝91にDCプレート93のコード95aが挿通され、その一端に接続された電源本体94が電源収納部31に収納され、他端がカメラ本体2の外に引き出される。
このようなコード通し溝91を設けることにより、DCプレート93を収納して蓋体52により蓋体用凹部33を閉じた状態において、DCプレート93のコード95aをコード通し溝91からデジタルスチルカメラ1の外部に引き出すことができ、デジタルスチルカメラ1に家庭電源等から交流を取り入れて電源として供給することができる。しかも、供給される電源は、乾電池等の電源よりも遥かに多い量とすることができるため、デジタルスチルカメラ1を長時間連続して使用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、上述したような構成を有するため、蓋体全体を開いて電源収納部と情報記憶媒体収納部を開放する状態と、第2の蓋体片のみを開いて情報記憶媒体収納部のみを開放する状態とを取ることができる。そのため、電源収納部を閉じたまま、即ち、電子機器の電源を切ることなく、情報記憶媒体の着脱操作を行うことができ、情報記憶媒体の着脱操作の度に電子機器を再起動させる必要がなく、操作性を向上することができる。また、電子機器が情報記録媒体と通信中に誤って情報記録媒体収納部を開放しても電源が切れることがないため、記録データの消失を防止することができる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例においては、電子機器としてデジタルスチルカメラを適用した例について説明したが、デジタルビデオカメラレコーダ、カメラ機能付き携帯電話機、カメラ機能付きPHSその他の撮像装置は勿論のこと、パーソナルコンピュータ、携帯ゲーム機その他各種の電子機器に幅広く適用できるものである。
本発明の電子機器の一実施例に係るデジタルスチルカメラを示すもので、このデジタルスチルカメラの底面を上にして背面側から見た外観斜視図である。 本発明の電子機器の一実施例に係るデジタルスチルカメラを示すもので、正面側から見た外観斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体を閉じた状態の斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、第2の蓋体片を開いて情報記憶媒体収納部を開放した状態の斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体をスライドさせた状態の斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体を開いて電源収納部及び情報記憶媒体収納部を開放した状態の斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体を閉じた状態の断面図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体を閉じた状態の第2の蓋体片の断面図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、第2の蓋体片を開いて情報記憶媒体収納部を開放した状態の断面図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体をスライドさせた状態の断面図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置を示すもので、蓋体を開いて電源収納部及び情報記憶媒体収納部を開放した状態の断面図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置に係る蓋体を分解して外側から見た斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置に係る蓋体を分解して内側から見た斜視図である。 図1に示すデジタルスチルカメラの蓋開閉装置に係る第2の蓋体片の動作を説明するための説明図である。 本発明の電子機器の一実施例に係るデジタルスチルカメラに用いる電源の第2の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1…デジタルスチルカメラ(電子機器)、 2…カメラ本体(電子機器本体)、 28…乾電池(電源)、 29…半導体記憶メモリ(情報記憶媒体)、 31…電源収納部、 32…情報記憶媒体収納部、 33…蓋体用凹部、 52…蓋体、 53…第1の蓋体片、 54…第2の蓋体片、 55…支持プレート、 62…操作釦、 66…ロック凸部、 68…軸受部、 68a…カム凸部、70…第1の係合部、 70a…第1の爪、 70b…第2の爪 71…第2の係合部、 71a…第1の爪、 70b…第2の爪、 77…弾性係止片、 78…係止片、 78a…係止爪、 87…導電回路板、 88…本体部、 88a…ロック爪、 91…コード通し溝

Claims (4)

  1. 電源が着脱可能に収納される電源収納部と、情報記憶媒体が着脱可能に収納される情報記憶媒体収納部を有する電子機器本体と、
    前記電源収納部及び前記情報記憶媒体収納部を開閉するため前記電子機器本体に回動可能に取り付けられた蓋体と、を備えた電子機器において、
    前記蓋体は、前記電源収納部に対向される第1の蓋体片と、前記情報記憶媒体収納部に対向される第2の蓋体片とを互いにヒンジ結合することにより形成され、
    前記第1の蓋体片を前記電子機器本体に対して回動可能、かつ、摺動可能に支持すると共に、当該第1の蓋体片をロックするロック手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電源収納部は複数個のバッテリー電源が収納可能であって、当該複数個のバッテリー電源間を接続する導電体を前記第1の蓋体片に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記電子機器本体には、前記情報記憶媒体収納部の外側を通り、前記電源収納部に一端が連通され、かつ、他端が外面に開口されたコード通し溝を設けたこと特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第1の蓋体片又は前記第2の蓋体片に表面形状を放物線又は高次曲線としたカム凸部を設けると共に、当該カム凸部に付勢されて摺動接触する弾性係止片を前記第2の蓋体片又は前記第1の蓋体片に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
JP2005038248A 2005-02-15 2005-02-15 電子機器 Expired - Fee Related JP4270139B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005038248A JP4270139B2 (ja) 2005-02-15 2005-02-15 電子機器
US11/348,491 US7617944B2 (en) 2005-02-15 2006-02-07 Electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005038248A JP4270139B2 (ja) 2005-02-15 2005-02-15 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006229357A true JP2006229357A (ja) 2006-08-31
JP4270139B2 JP4270139B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=36912820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005038248A Expired - Fee Related JP4270139B2 (ja) 2005-02-15 2005-02-15 電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7617944B2 (ja)
JP (1) JP4270139B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124252A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
US7843164B2 (en) 2006-12-06 2010-11-30 Sony Corporation Power supply system, power supply plate and electronic equipment
JP2013195600A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Casio Comput Co Ltd 開閉蓋構造、及び電子機器
JP2015015516A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 パナソニック株式会社 撮像装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4499047B2 (ja) * 2006-02-21 2010-07-07 富士フイルム株式会社 蓋の開閉機構
JP5409068B2 (ja) * 2009-03-24 2014-02-05 株式会社ザクティ 電子機器の蓋開閉装置
JP5489699B2 (ja) * 2009-12-22 2014-05-14 キヤノン株式会社 電子機器
KR101828409B1 (ko) * 2011-06-07 2018-02-12 삼성전자주식회사 배터리 커버 조립체 및 이를 구비한 휴대용 전자 기기 및 이를 구비한 휴대용 전자 기기
US9508965B1 (en) * 2015-06-16 2016-11-29 Chengdu Ck Technology Co., Ltd. Housing structure with battery cover
JP6653427B2 (ja) * 2015-08-06 2020-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器および端子カバーユニット
CN109276132B (zh) * 2017-07-19 2021-11-02 株式会社牧田 电气设备
US10476053B2 (en) 2017-11-16 2019-11-12 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Battery door assembly for a battery compartment within a night vision device
DE212020000723U1 (de) 2019-09-18 2022-04-26 Gopro, Inc. Türbaugruppen für Bildaufnahmevorrichtungen
WO2021055251A1 (en) 2019-09-18 2021-03-25 Gopro, Inc. Door assemblies for image capture devices
US11782327B2 (en) 2020-07-02 2023-10-10 Gopro, Inc. Removable battery door assemblies for image capture devices

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302240A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Fuji Photo Film Co Ltd バッテリーの保持装置
JP2664952B2 (ja) 1988-09-19 1997-10-22 富士写真フイルム株式会社 Acパワーアダプタの取付構造
JPH03226721A (ja) * 1990-01-31 1991-10-07 Konica Corp フィルム一体型カメラ
US5365951A (en) * 1990-08-24 1994-11-22 Philip Morris Incorporated Concentric smoking filter having cellulose acetate tow periphery and carbon-particle-loaded web filter core
JPH04151136A (ja) * 1990-10-15 1992-05-25 Canon Inc カメラ
JP3300899B2 (ja) 1992-06-19 2002-07-08 コニカ株式会社 スチルビデオカメラ
JPH0682978A (ja) * 1992-08-31 1994-03-25 Fuji Photo Film Co Ltd レンズ付きフイルムユニットのパトローネ取り出し治具
JPH06273834A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Olympus Optical Co Ltd カメラ
US5305039A (en) * 1993-04-12 1994-04-19 Eastman Kodak Company Photographic camera with light seal/latch device for loading door
JPH08262560A (ja) * 1995-03-22 1996-10-11 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラのカートリッジ装填装置
US5619298A (en) * 1996-02-13 1997-04-08 Eastman Kodak Company Film rewinding apparatus for use in case of camera malfunction
US5666575A (en) * 1996-02-28 1997-09-09 Eastman Kodak Company Cartridge status indicator
US5987268A (en) * 1996-04-18 1999-11-16 Olympus Optical, Co., Ltd. Film loading device having cartridge positioning shaft for camera
JPH11218822A (ja) * 1998-02-04 1999-08-10 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラ
US5887207A (en) * 1998-02-18 1999-03-23 Eastman Kodak Company Still picture camera with two film cassettes
JPH11355626A (ja) 1998-06-08 1999-12-24 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ
JP2000010179A (ja) * 1998-06-22 2000-01-14 Canon Inc 光学装置及びカートリッジ装填装置
JP2000019602A (ja) 1998-07-07 2000-01-21 Minolta Co Ltd 蓋体開閉機構及びカメラ
JP2002014404A (ja) * 2000-04-25 2002-01-18 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP2003075897A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2003158657A (ja) 2001-11-21 2003-05-30 Konica Corp 電子機器
JP2003257395A (ja) 2002-03-05 2003-09-12 Sony Corp 蓋構造及び電子機器
JP2004325987A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Canon Inc 撮影装置
JP2005006122A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Olympus Corp デジタルカメラシステム、デジタルカメラボディおよび交換レンズ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7843164B2 (en) 2006-12-06 2010-11-30 Sony Corporation Power supply system, power supply plate and electronic equipment
TWI385889B (zh) * 2006-12-06 2013-02-11 Sony Corp 電源系統,電源板及電子設備
JP2010124252A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
JP2013195600A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Casio Comput Co Ltd 開閉蓋構造、及び電子機器
JP2015015516A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 パナソニック株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7617944B2 (en) 2009-11-17
JP4270139B2 (ja) 2009-05-27
US20060188249A1 (en) 2006-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4270139B2 (ja) 電子機器
US7613386B2 (en) Waterproof case for portable device
JP4725317B2 (ja) 電子機器
US5804332A (en) Battery accommodating chamber structure
TWI323147B (en) Swing lid structure and electronic apparatus
JPH11112163A (ja) 樹脂製カバーの固定構造
TWI311229B (en) Push button group installing device, waterproof case and camera with waterproof case
JP2004247218A (ja) 電子機器
WO2003069896A1 (fr) Dispositif d'enregistrement/de lecture magnetique
JP2009032595A (ja) 携帯型電子機器ケースの電池パック収納部構造
JP2007174584A (ja) 電子機器
JP2005174919A (ja) 電子機器
JP3903983B2 (ja) 電子機器のバッテリーロック機構
JP2003149708A (ja) デジタルスチルカメラ
JP2005005309A (ja) 蓋装置及びデジタルカメラ
JP3695220B2 (ja) 蓋開閉装置及び蓋開閉装置を備えた電子機器
JP2006228471A (ja) 電子機器のバッテリーロック機構
JP2004022998A (ja) 蓋開閉装置及び電子機器
JP2007206445A (ja) 電子機器
JP3951991B2 (ja) 電子機器
JP2015185314A (ja) 電池収納ユニットおよび電子機器
JP5153355B2 (ja) ロック機構
JP2003032533A (ja) デジタル電子スチルカメラ
JP2004191917A (ja) 防水デジタルカメラ
JP2002287225A (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees