JPH11112163A - 樹脂製カバーの固定構造 - Google Patents
樹脂製カバーの固定構造Info
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- JPH11112163A JPH11112163A JP9267110A JP26711097A JPH11112163A JP H11112163 A JPH11112163 A JP H11112163A JP 9267110 A JP9267110 A JP 9267110A JP 26711097 A JP26711097 A JP 26711097A JP H11112163 A JPH11112163 A JP H11112163A
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- E05C19/06—Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups in which the securing part if formed or carried by a spring and moves only by distortion of the spring, e.g. snaps
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E05B15/16—Use of special materials for parts of locks
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- Y10T292/0895—Operating means
- Y10T292/0902—Rigid
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は樹脂製カバーの固定構造に関し、少
ない部品による簡単な構造で、耐衝撃性が高く、且つ操
作性の良い樹脂製カバーの固定構造を実現することを目
的とする。 【解決手段】 ロック部に樹脂ばねを用いた開閉部材
と、該開閉部材に回動可能に支持されて前記樹脂ばねを
係脱自在にバックアップする固定部材を有する蓋とを具
備して成るように構成する。
ない部品による簡単な構造で、耐衝撃性が高く、且つ操
作性の良い樹脂製カバーの固定構造を実現することを目
的とする。 【解決手段】 ロック部に樹脂ばねを用いた開閉部材
と、該開閉部材に回動可能に支持されて前記樹脂ばねを
係脱自在にバックアップする固定部材を有する蓋とを具
備して成るように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製カバーの固定
構造に関する。詳しくは、ハンディターミナル、携帯電
話、ビデオカメラ、ノートパソコン等の携帯端末装置の
筐体に開閉可能に設けられたカバーの固定構造に関す
る。
構造に関する。詳しくは、ハンディターミナル、携帯電
話、ビデオカメラ、ノートパソコン等の携帯端末装置の
筐体に開閉可能に設けられたカバーの固定構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ハンディターミナル、携帯電話、
ビデオカメラ、ノートパソコン等の携帯端末装置のバッ
テリ収納部、メモリカード収納部等の開閉部において、
開閉するカバーの閉じた状態での固定方法には、図１０
に示すような固定構造が用いられている。同図（ａ）の
斜視図及び（ｂ）の断面図に示すものは、カバー１に爪
２を有する樹脂ばね３を設け、該樹脂ばね３により本体
４に固定するもの、同図（ｃ）の斜視図に示すものは、
カバー１に回転可能に設けられたツマミ５を用いて爪６
を回動させ本体に係脱させる回転機構を用いたもの、同
図（ｄ）の断面図に示すものは、カバー１に摺動可能に
設けられたレバー７をノブ８によりスライドさせて本体
４に係脱させるものである。
ビデオカメラ、ノートパソコン等の携帯端末装置のバッ
テリ収納部、メモリカード収納部等の開閉部において、
開閉するカバーの閉じた状態での固定方法には、図１０
に示すような固定構造が用いられている。同図（ａ）の
斜視図及び（ｂ）の断面図に示すものは、カバー１に爪
２を有する樹脂ばね３を設け、該樹脂ばね３により本体
４に固定するもの、同図（ｃ）の斜視図に示すものは、
カバー１に回転可能に設けられたツマミ５を用いて爪６
を回動させ本体に係脱させる回転機構を用いたもの、同
図（ｄ）の断面図に示すものは、カバー１に摺動可能に
設けられたレバー７をノブ８によりスライドさせて本体
４に係脱させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカバーの固
定構造では、携帯端末装置の小型化、軽量化を進めるう
えで、又落下等に対しての耐衝撃性を高めるうえで、次
のような問題がある。すなわち、図１０（ａ）及び
（ｂ）に示す樹脂ばねによる固定構造は、ばねのみによ
るため衝撃に弱く、（ｃ）及び（ｄ）図に示すツマミま
たはレバーを用いた機構による固定構造は部品点数が多
くなり、小型化、軽量化が困難であり、更に、開閉カバ
ーが確実に閉じていないと機構が作動しないため操作時
に注意が必要である等の問題があった。
定構造では、携帯端末装置の小型化、軽量化を進めるう
えで、又落下等に対しての耐衝撃性を高めるうえで、次
のような問題がある。すなわち、図１０（ａ）及び
（ｂ）に示す樹脂ばねによる固定構造は、ばねのみによ
るため衝撃に弱く、（ｃ）及び（ｄ）図に示すツマミま
たはレバーを用いた機構による固定構造は部品点数が多
くなり、小型化、軽量化が困難であり、更に、開閉カバ
ーが確実に閉じていないと機構が作動しないため操作時
に注意が必要である等の問題があった。
【０００４】本発明は上記従来の問題点に鑑み、少ない
部品による簡単な構造で、耐衝撃性が高く、且つ操作性
の良い樹脂製カバーの固定構造を実現することを目的と
する。
部品による簡単な構造で、耐衝撃性が高く、且つ操作性
の良い樹脂製カバーの固定構造を実現することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の発明
は、ロック部に樹脂ばねを用いた開閉部材と、該開閉部
材に回動可能に支持されて前記樹脂ばねを係脱自在にバ
ックアップする固定部材を有する蓋とを具備してなるこ
とを特徴とする。この構成を採ることにより、前記開閉
部材を確実にロックでき、且つ少ない部品で操作性が良
く、耐衝撃性の高い樹脂製カバーの固定構造が得られ
る。
は、ロック部に樹脂ばねを用いた開閉部材と、該開閉部
材に回動可能に支持されて前記樹脂ばねを係脱自在にバ
ックアップする固定部材を有する蓋とを具備してなるこ
とを特徴とする。この構成を採ることにより、前記開閉
部材を確実にロックでき、且つ少ない部品で操作性が良
く、耐衝撃性の高い樹脂製カバーの固定構造が得られ
る。
【０００６】また、請求項２の発明は、前記固定部材
は、前記樹脂ばねの戻り方向を支持又は押圧するように
弾性支持するばね状であることを特徴とする。また、請
求項３の発明は、前記固定部材は、前記樹脂ばねの戻り
方向を支持又は押圧するように設けられたカム状のリブ
であることを特徴とする。この構成を採ることにより、
前記開閉部材を確実にロックできる。
は、前記樹脂ばねの戻り方向を支持又は押圧するように
弾性支持するばね状であることを特徴とする。また、請
求項３の発明は、前記固定部材は、前記樹脂ばねの戻り
方向を支持又は押圧するように設けられたカム状のリブ
であることを特徴とする。この構成を採ることにより、
前記開閉部材を確実にロックできる。
【０００７】また、請求項４の発明は、前記開閉部材
は、固定部材を有する蓋を開放した後でなければ開放で
きない誤操作防止作用を有することを特徴とする。ま
た、請求項５の発明は、前記固定部材を有する蓋には、
電源回路オンオフ用のスイッチを作動させる突起を有す
ることを特徴とする。この構成を採ることにより、誤っ
て電源を切らずにカバーを開けるような誤操作を防止す
ることができる。
は、固定部材を有する蓋を開放した後でなければ開放で
きない誤操作防止作用を有することを特徴とする。ま
た、請求項５の発明は、前記固定部材を有する蓋には、
電源回路オンオフ用のスイッチを作動させる突起を有す
ることを特徴とする。この構成を採ることにより、誤っ
て電源を切らずにカバーを開けるような誤操作を防止す
ることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２は本発明の樹脂製カ
バーの固定構造の第１の実施の形態を示す図で、図１
（ａ）は正面図、図１（ｂ）は縦断面、図２（ａ）は蓋
を開いた状態の上面図、図２（ｂ）は蓋を開いた状態の
正面図、図２（ｃ）は（ｂ）図のｃ−ｃ線における断面
図、（ｄ）は（ｂ）図のｄ−ｄ線における断面図であ
る。本第１の実施の形態は図１に示すように、装置本体
１０と、該装置本体１０にヒンジ軸１１により開閉可能
に設けられたカバー（開閉部材）１２と、該カバー１２
に軸１３により開閉可能に設けられた固定部材を有する
蓋１４とを具備している。
バーの固定構造の第１の実施の形態を示す図で、図１
（ａ）は正面図、図１（ｂ）は縦断面、図２（ａ）は蓋
を開いた状態の上面図、図２（ｂ）は蓋を開いた状態の
正面図、図２（ｃ）は（ｂ）図のｃ−ｃ線における断面
図、（ｄ）は（ｂ）図のｄ−ｄ線における断面図であ
る。本第１の実施の形態は図１に示すように、装置本体
１０と、該装置本体１０にヒンジ軸１１により開閉可能
に設けられたカバー（開閉部材）１２と、該カバー１２
に軸１３により開閉可能に設けられた固定部材を有する
蓋１４とを具備している。
【０００９】そして、図２に示すように、カバー１２に
は該カバーと一体に第１の樹脂ばね１５が形成されてい
る。この第１の樹脂ばね１５は左右に離れて２個設けら
れており、その先端同士を係止爪１６を有するバー１７
で連接されている。また、蓋１４には前記第１樹脂ばね
１５を連接しているバー１７に係合して支持する第２の
樹脂ばね（固定部材）１８が該蓋１４に一体に形成され
ている。なお前記係止爪１６は装置本体１０に係止する
ことができるようになっている。
は該カバーと一体に第１の樹脂ばね１５が形成されてい
る。この第１の樹脂ばね１５は左右に離れて２個設けら
れており、その先端同士を係止爪１６を有するバー１７
で連接されている。また、蓋１４には前記第１樹脂ばね
１５を連接しているバー１７に係合して支持する第２の
樹脂ばね（固定部材）１８が該蓋１４に一体に形成され
ている。なお前記係止爪１６は装置本体１０に係止する
ことができるようになっている。
【００１０】このように構成された本第１の実施の形態
の作用を図３により説明する。先ず同図（ａ）のカバー
１２が開放された状態から、カバー１２を矢印Ａ方向に
回動して（ｂ）図の如く、装置本体１０の収容部を閉鎖
し、第１の樹脂ばね１５を連接しているバー１７に設け
られた係止爪１６を装置本体１０の前壁に係止させる。
次いで、蓋１４を矢印Ｂ方向に回動して（ｃ）図の状態
とし、その第２の樹脂ばね１８を、第１の樹脂ばね１５
を連接しているバー１７に係合させる。これによりバー
１７と一体な係止爪１６は第２の樹脂ばね１８により支
持されて装置本体１０に確実にロックされる。なお、カ
バー１２を開放する場合は上記の順序を逆に行えば可能
である。
の作用を図３により説明する。先ず同図（ａ）のカバー
１２が開放された状態から、カバー１２を矢印Ａ方向に
回動して（ｂ）図の如く、装置本体１０の収容部を閉鎖
し、第１の樹脂ばね１５を連接しているバー１７に設け
られた係止爪１６を装置本体１０の前壁に係止させる。
次いで、蓋１４を矢印Ｂ方向に回動して（ｃ）図の状態
とし、その第２の樹脂ばね１８を、第１の樹脂ばね１５
を連接しているバー１７に係合させる。これによりバー
１７と一体な係止爪１６は第２の樹脂ばね１８により支
持されて装置本体１０に確実にロックされる。なお、カ
バー１２を開放する場合は上記の順序を逆に行えば可能
である。
【００１１】このように作用する本第１の実施の形態
は、第２の樹脂ばね１８（固定部材）を有する蓋１４を
設けたことにより、該第２の樹脂ばね１８で第１の樹脂
ばね１５を支持するため第１の樹脂ばね１５によるロッ
クが確実となる。また、蓋１４が開かない限り第１の樹
脂ばね１５のロックは解放されないため誤操作が防止さ
れると共に耐衝撃性が向上する。また、本実施の形態は
少ない部品による簡単な構造で、操作性も良好である。
は、第２の樹脂ばね１８（固定部材）を有する蓋１４を
設けたことにより、該第２の樹脂ばね１８で第１の樹脂
ばね１５を支持するため第１の樹脂ばね１５によるロッ
クが確実となる。また、蓋１４が開かない限り第１の樹
脂ばね１５のロックは解放されないため誤操作が防止さ
れると共に耐衝撃性が向上する。また、本実施の形態は
少ない部品による簡単な構造で、操作性も良好である。
【００１２】図４は本発明の第２の実施の形態を示す図
であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は
（ｂ）図のＣ部拡大断面図である。本第２の実施の形態
の構成は、第１の実施の形態とほぼ同様であるが、異な
るところは第１の樹脂ばね１５の先端に設けられた係止
爪１６の直下を支持するカム状のリブ１９を蓋１４に設
けたことである。このように構成された本第２の実施の
形態は係止爪１６の装置本体１０に対する係止作用を強
化することができ、耐衝撃性が更に向上する。
であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は
（ｂ）図のＣ部拡大断面図である。本第２の実施の形態
の構成は、第１の実施の形態とほぼ同様であるが、異な
るところは第１の樹脂ばね１５の先端に設けられた係止
爪１６の直下を支持するカム状のリブ１９を蓋１４に設
けたことである。このように構成された本第２の実施の
形態は係止爪１６の装置本体１０に対する係止作用を強
化することができ、耐衝撃性が更に向上する。
【００１３】図５は本発明の第３の実施の形態を示す要
部断面図である。本第３の実施の形態の構成は、第１の
実施の形態とほぼ同様であり、異なるところは第２の樹
脂ばね１８を、第１の樹脂ばね１５を下方より押圧する
ように形成したことである。このように構成された本実
施の形態は、第１の樹脂ばね１５が第２の樹脂ばね１８
により押圧され、その機能が高められ、第１の実施の形
態と同様な作用・効果をを有する上、更にロックが確実
となり、耐衝撃性が向上される。
部断面図である。本第３の実施の形態の構成は、第１の
実施の形態とほぼ同様であり、異なるところは第２の樹
脂ばね１８を、第１の樹脂ばね１５を下方より押圧する
ように形成したことである。このように構成された本実
施の形態は、第１の樹脂ばね１５が第２の樹脂ばね１８
により押圧され、その機能が高められ、第１の実施の形
態と同様な作用・効果をを有する上、更にロックが確実
となり、耐衝撃性が向上される。
【００１４】図６は本発明の第４の実施の形態を示す断
面図である。本第４の実施の形態の構成は、第２の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは蓋１４に設け
られたリブ１９を、第１の樹脂ばね１５の先端に設けら
れた係止爪１６を下方より押圧するように形成したこと
である。このように構成された本実施の形態は、係止爪
１６がリブ１９により下方から押圧され、その機能が高
められ、第２の実施の形態と同様用な作用・効果を有す
る上、更にロックが確実となり、耐耐衝撃性が向上され
る。
面図である。本第４の実施の形態の構成は、第２の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは蓋１４に設け
られたリブ１９を、第１の樹脂ばね１５の先端に設けら
れた係止爪１６を下方より押圧するように形成したこと
である。このように構成された本実施の形態は、係止爪
１６がリブ１９により下方から押圧され、その機能が高
められ、第２の実施の形態と同様用な作用・効果を有す
る上、更にロックが確実となり、耐耐衝撃性が向上され
る。
【００１５】図７は本発明の第５の実施の形態を示す断
面図である。本第５の実施の形態の構成は、第１の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは、カバー１２
を閉方向に回動し（ａ）図の如く、完全に閉鎖する僅か
手前で停止している場合、蓋１４を閉方向に回動すると
第２の樹脂ばね１８の先端でバー１７を後ろより押圧し
て（ｂ）図の如く係止爪１６を装置本体１０に係合させ
ることができるように第２の樹脂ばね１８を形成したこ
とである。
面図である。本第５の実施の形態の構成は、第１の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは、カバー１２
を閉方向に回動し（ａ）図の如く、完全に閉鎖する僅か
手前で停止している場合、蓋１４を閉方向に回動すると
第２の樹脂ばね１８の先端でバー１７を後ろより押圧し
て（ｂ）図の如く係止爪１６を装置本体１０に係合させ
ることができるように第２の樹脂ばね１８を形成したこ
とである。
【００１６】このように構成された本実施の形態は、第
１の実施の形態と同様な作用・効果を有する上、更に、
同図に示すように、カバー１２が完全閉鎖の僅か手前で
停止して、係止爪１６が装置本体１０に完全に係合して
いない状態でも、蓋１４を閉方向に回動することにより
第２の樹脂ばね１８の先端でバー１７を押圧して係合爪
１６を装置本体１０に完全に係合させることができる。
１の実施の形態と同様な作用・効果を有する上、更に、
同図に示すように、カバー１２が完全閉鎖の僅か手前で
停止して、係止爪１６が装置本体１０に完全に係合して
いない状態でも、蓋１４を閉方向に回動することにより
第２の樹脂ばね１８の先端でバー１７を押圧して係合爪
１６を装置本体１０に完全に係合させることができる。
【００１７】図８は本発明の第６の実施の形態を示す断
面図である。本第６の実施の形態の構成は、第２の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは、カバー１２
を閉方向に回動し（ａ）図の如く、完全に閉鎖する僅か
手前で停止している場合、蓋１４を閉方向に回動すると
リブ１９が第１の樹脂ばね１５を後ろより押圧して係止
爪１６を装置本体１０に係合させることができるように
リブ１９を形成したことである。
面図である。本第６の実施の形態の構成は、第２の実施
の形態とほぼ同様であり、異なるところは、カバー１２
を閉方向に回動し（ａ）図の如く、完全に閉鎖する僅か
手前で停止している場合、蓋１４を閉方向に回動すると
リブ１９が第１の樹脂ばね１５を後ろより押圧して係止
爪１６を装置本体１０に係合させることができるように
リブ１９を形成したことである。
【００１８】このように構成された本実施の形態は、第
２の実施の形態と同様な作用・効果を有する上、更に、
同図に示すように、（ａ）図の如く、係止爪１６が装置
本体１０に完全に係合していない状態でも、蓋１４を閉
方向に回動することによりリブ１９が係合爪１６を押圧
し（ｂ）図の如く、装置本体１０に完全に係合させるこ
とができる。
２の実施の形態と同様な作用・効果を有する上、更に、
同図に示すように、（ａ）図の如く、係止爪１６が装置
本体１０に完全に係合していない状態でも、蓋１４を閉
方向に回動することによりリブ１９が係合爪１６を押圧
し（ｂ）図の如く、装置本体１０に完全に係合させるこ
とができる。
【００１９】図９は本発明の第７の実施の形態を示す要
部断面図である。本第７の実施の形態の構成は、第１〜
第６の実施の形態に各種検出スイッチを設けたものであ
り、検出スイッチ２０は装置本体１０に固定されてお
り、蓋１４にはスイッチ作動部２１が突出して設けられ
ている。このように構成された本実施の形態は、蓋１４
が完全に閉状態になった時、検出スイッチ２０の作動ピ
ン２０ａを押圧してオンとするようになっている。従っ
て蓋１４を開放方向に回動すれば検出スイッチ２０はオ
フとなる。これにより検出スイッチ２０を例えば電源ス
イッチに用いれば、ロック用の蓋１４を開放すると同時
に電源が切れる。蓋１４を開けることで蓋の内部に収納
された電池が不意に外れるなどの事態におちいったとし
ても、すでに電源が切れているため、データ消失などを
防止でき、内部回路の安全性を高めることができる。
部断面図である。本第７の実施の形態の構成は、第１〜
第６の実施の形態に各種検出スイッチを設けたものであ
り、検出スイッチ２０は装置本体１０に固定されてお
り、蓋１４にはスイッチ作動部２１が突出して設けられ
ている。このように構成された本実施の形態は、蓋１４
が完全に閉状態になった時、検出スイッチ２０の作動ピ
ン２０ａを押圧してオンとするようになっている。従っ
て蓋１４を開放方向に回動すれば検出スイッチ２０はオ
フとなる。これにより検出スイッチ２０を例えば電源ス
イッチに用いれば、ロック用の蓋１４を開放すると同時
に電源が切れる。蓋１４を開けることで蓋の内部に収納
された電池が不意に外れるなどの事態におちいったとし
ても、すでに電源が切れているため、データ消失などを
防止でき、内部回路の安全性を高めることができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明の樹脂製カバーの固定構造に依れ
ば、装置本体に開閉可能に設けられたカバーに開閉可能
なロック用の蓋を設けたことにより不意にカバーを開放
するような誤操作を防止でき、また、ロック用の蓋にロ
ック用の樹脂ばねをバックアップする第２の樹脂ばねを
設けたことにより確実でロックが可能となり、且つ耐衝
撃性の向上が可能となる。
ば、装置本体に開閉可能に設けられたカバーに開閉可能
なロック用の蓋を設けたことにより不意にカバーを開放
するような誤操作を防止でき、また、ロック用の蓋にロ
ック用の樹脂ばねをバックアップする第２の樹脂ばねを
設けたことにより確実でロックが可能となり、且つ耐衝
撃性の向上が可能となる。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す図で、（ａ）
は装置本体の要部正面図、（ｂ）は断面図である。
は装置本体の要部正面図、（ｂ）は断面図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態を示す図で、（ａ）
はロック用蓋を開いた状態を示す上面図、（ｂ）はロッ
ク用蓋を開いた状態を示す正面図、（ｃ）は側面図、
（ｄ）け（ｂ）図のｄ−ｄ線における断面図、（ｅ）は
（ｂ）図のｅ−ｅ線における断面図である。
はロック用蓋を開いた状態を示す上面図、（ｂ）はロッ
ク用蓋を開いた状態を示す正面図、（ｃ）は側面図、
（ｄ）け（ｂ）図のｄ−ｄ線における断面図、（ｅ）は
（ｂ）図のｅ−ｅ線における断面図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態の作用を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態を示す図で、（ａ）
は正面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は（ｂ）図のＣ部拡
大断面図である。
は正面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は（ｂ）図のＣ部拡
大断面図である。
【図５】本発明の第３の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図６】本発明の第４の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図７】本発明の第５の実施の形態を示す断面図で、
（ａ）は蓋が開放状態、（ｂ）は蓋が閉鎖状態を示す図
である。
（ａ）は蓋が開放状態、（ｂ）は蓋が閉鎖状態を示す図
である。
【図８】本発明の第６の実施の形態を示す断面図で、
（ａ）は蓋が開放状態、（ｂ）は蓋が閉鎖状態を示す図
である。
（ａ）は蓋が開放状態、（ｂ）は蓋が閉鎖状態を示す図
である。
【図９】本発明の第６の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図１０】従来のカバー固定構造を示す図である。
１０…装置本体 １１…ヒンジ軸 １２…カバー １３…軸 １４…蓋 １５…第１樹脂ばね １６…係合爪 １７…連結バー １８…第２樹脂ばね １９…リブ ２０…検出スイッチ ２１…スイッチ作動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 光昭 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 小幡 隆雄 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 小林 俊之 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 ロック部に樹脂ばねを用いた開閉部材
と、該開閉部材に回動可能に支持されて前記樹脂ばねを
係脱自在にバックアップする固定部材を有する蓋とを具
備してなることを特徴とする樹脂製カバーの固定構造。 - 【請求項２】 前記固定部材は、前記樹脂ばねの戻り方
向を支持又は押圧するように弾性支持するばね状である
ことを特徴とする請求項１に記載の樹脂製カバーの固定
構造。 - 【請求項３】 前記固定部材は、前記樹脂ばねの戻り方
向を支持又は押圧するように設けられたカム状のリブで
あることを特徴とする請求項１に記載の樹脂製カバーの
固定構造。 - 【請求項４】 前記開閉部材は、固定部材を有する蓋を
開放した後でなければ開放できない誤操作防止作用を有
することを特徴とする請求項１に記載の樹脂製カバーの
固定構造。 - 【請求項５】 前記固定部材を有する蓋には、電源回路
オンオフ用のスイッチを作動させる突起を有することを
特徴とする請求項１に記載の樹脂製カバーの固定構造。
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