JP2006217545A - 画像処理システム、及び、画像処理装置 - Google Patents

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    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control

Abstract

【課題】 入力されたカラー画像データをモノクロ画像データに変換してプリントする一方、元のカラー画像データをカラーで確認したい場合があるというユーザの要望に簡単な操作で対応できる、経済性及び操作性共に優れた画像処理システム及び画像処理装置を提供すること。
【解決手段】 カラー画像データ識別情報を所定の形態で処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力する一方、入力された原稿画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出してその抽出された前記カラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データを画像データ記憶手段から読み出して所定の形態で可視出力することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理システム、及び、画像処理装置に関し、特に、入力されたカラー画像データのプリント出力に関連する制御に関する。
カラー画像対応のファクシミリ装置等の、構成としてカラー画像伝送装置を含み、それを使用して遠隔地の通信相手装置との間でカラー画像データ通信を行う装置において、相手装置から受信したカラー画像データを記録紙に自動的にカラープリントする場合、受信画像の中には、受取り人が望まない種類のものがある。具体的には、広告画像、迷惑画像等である。
また、受信したカラー画像データや、読み取ったカラー画像データの中には、ユーザにとってはモノクロプリントで十分なものも含まれるが、従来は、カラー画像データが受信されたり読み取られたりすれば、無条件にカラープリントされてしまうため、カラープリントする必要のない受信カラー画像データや読み取られた画像データのカラープリントのために、カラーインクまたはカラートナー等の消耗品を無駄に浪費してしまう場合があった。
また、受信したり読み取って得たカラー画像データをモニターに表示して見る場合に、紙に記録された画像も参照した方が作業効率が向上する場合があるが、この場合、色情報はモニターで確認できるため、紙への記録はモノクロ画像で十分であるという場合があった。
本願発明に関連する公知技術としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2003−319111号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、通信により受信したカラー画像データをモノクロ画像データに変換してプリントするが、カラー画像をプリントする場合にはユーザは管理番号を入力しなければならず、プリント指定のための操作が煩わしいという問題があった。
また、書籍やカタログ等の、紙面をスキャナで読み取り、そのカラー画像データを装置内の記憶装置や、ネットワークを介して接続された外部のサーバ装置に記憶させておき、後でその画像をプリントする場合に、従来は管理番号を入力しなければならず、プリント指定のための操作が煩わしいという問題があった。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、入力されたカラー画像データをモノクロ画像データに変換してプリントする一方、元のカラー画像データをカラーで確認したい場合があるというユーザの要望に簡単な操作で対応できる、経済性及び操作性共に優れた画像処理システム及び画像処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像処理システムは、カラー画像データを入力するカラー画像入力手段と、前記カラー画像入力手段により入力された処理対象カラー画像データを特定するたの所定のカラー画像データ識別情報を生成する識別情報生成手段と、その識別情報生成手段が生成したカラー画像データ識別情報を前記処理対象カラー画像データと対応付けて記憶する画像データ記憶手段と、前記処理対象カラー画像データに基づいて処理対象モノクロ画像データを生成するモノクロ画像生成手段と、前記カラー画像データ識別情報を所定の形態で前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するモノクロ画像出力手段とを備える一方、セットされた原稿を読み取って原稿画像データを入力する原稿画像読取手段と、当該原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、当該識別情報抽出手段により抽出された前記カラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データを前記画像データ記憶手段から読み出して所定の形態で可視出力するカラー画像出力手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の画像処理システムは、カラー画像データを入力するカラー画像入力手段と、前記処理対象カラー画像データに基づいて処理対象モノクロ画像データを生成するモノクロ画像生成手段と、前記モノクロ画像生成手段により作成されたモノクロ画像データそのものまたは当該モノクロ画像データから抽出した特徴情報をカラー画像データ識別情報として生成する識別情報生成手段と、その識別情報生成手段が生成したカラー画像データ識別情報を前記処理対象カラー画像データと対応付けて記憶する画像データ記憶手段とを備える一方、セットされた原稿を読み取ってモノクロ原稿画像データを入力する原稿画像読取手段と、当該原稿画像読取手段により入力された前記モノクロ原稿画像データそのものまたは当該モノクロ原稿画像データから抽出した特徴情報を前記カラー画像データ識別情報として抽出する識別情報抽出手段と、当該識別情報抽出手段により抽出された前記カラー画像データ識別情報を前記画像データ記憶手段に記憶されている各カラー画像データ識別情報と照合して対応するカラー画像データを特定して前記画像データ記憶手段から読み出して所定の形態で可視出力するカラー画像出力手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の画像処理システムは、請求項1または2のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記カラー画像入力手段は、通信相手から送信されてくるカラー画像データを受信することにより、当該カラー画像データを入力するものであることを特徴とする。
請求項4に記載の画像処理システムは、請求項1または2のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記カラー画像入力手段は、セットされた原稿画像をカラー読み取りすることによりカラー画像データを入力するものであることを特徴とする。
請求項5に記載の画像処理システムは、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記カラー画像出力手段は、前記画像データ記憶手段から読み出したカラー画像データを記録媒体にカラープリントすることにより可視出力するものであることを特徴とする。
請求項6に記載の画像処理システムは、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記カラー画像出力手段は、前記画像データ記憶手段から読み出したカラー画像データを表示装置にカラー表示することにより可視出力するものであることを特徴とする。
請求項7に記載の画像処理システムは、請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を内容として含むバーコード画像データを作成してその作成したバーコード画像データを前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記バーコード画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする。
請求項8に記載の画像処理システムは、請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を内容として含む2次元コード画像データを作成してその作成した2次元コード画像データを前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記2次元コード画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする。
請求項9に記載の画像処理システムは、請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を電子透かしデータとして前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記電子透かしデータから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする。
請求項10に記載の画像処理装置は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像処理システムの構成を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、本発明に係るシステムに入力されたカラー画像データを無条件に記録紙等の記録媒体にプリントして出力せず、入力されたカラー画像データの内容を基本的に自動的にモノクロ画像としてプリントするようにすることで、カラー画像のプリント時に必要となる、カラー画像を構成する各色成分の記録剤、具体的には、例えば、プリント方式がインクジェット方式なら、カラーインク、電子写真方式ならカラートナー、熱転写方式ならカラーインクリボンの消費を抑えることができる。その場合、入力されたカラー画像がモノクロ画像としてプリントされても、画像内容の把握は十分に行うことができる。そして、もし、システムに入力されカラー画像データがモノクロプリントされた後、カラーで元のカラー画像の内容を確認したいとユーザが所望した場合には、モノクロプリントされた記録媒体を原稿として本発明に係るシステムに読み取らせるという簡単な操作を行えば、元のカラー画像を指定するための煩雑な操作なしに当該元のカラー画像をカラーで見ることが可能となり、システムに入力されカラー画像データがモノクロプリントされることによる、プリントコストの低減と、ユーザが元の画像をカラーで確認したい場合への対応とを両立した経済的かつ利便性の高い画像処理システムを実現するこが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明と同様の効果を、プリントされるモノクロ画像データに、元のカラー画像データが含んでいた以外の情報である前記カラー画像データ識別情報を付加することなしに得ることができ、前記カラー画像データ識別情報を付加しない分、プリントされるモノクロ画像データの見た目を損なうことがなく、また、付加した前記カラー画像データ識別情報の抽出ミスによる弊害を避けることができる利点がある。
請求項3に係る発明によれば、通信によりカラー画像データが入力される場合に請求項1または2に係る発明を適用することができる。
請求項4に係る発明によれば、自ら原稿を読み取って入力したカラー画像データについて請求項1または2に係る発明を適用することができる。
請求項5に係る発明によれば、前記カラー画像出力手段が、カラー画像データを記録媒体にカラープリントすることで、当該カラー画像データを可視出力するものである場合に、請求項1ないし4に係る発明を適用することができる。
請求項6に係る発明によれば、前記カラー画像出力手段が、カラー画像データを表示装置にカラー表示することで、当該カラー画像データを可視出力するものである場合に、請求項1ないし4に係る発明を適用することができる。
請求項7に係る発明によれば、前記カラー画像データ識別情報をバーコードとして、プリントされるモノクロ画像データに付加できる一方、読み取って元の前記カラー画像データ識別情報を抽出することが可能となる。
請求項8に係る発明によれば、前記カラー画像データ識別情報を2次元コードとして、プリントされるモノクロ画像データに付加できる一方、読み取って元の前記カラー画像データ識別情報を抽出することが可能となる。
請求項9に係る発明によれば、前記カラー画像データ識別情報を電子透かしデータとして、プリントされるモノクロ画像データに付加できる一方、読み取って元の前記カラー画像データ識別情報を抽出することが可能となる。
請求項10に係る発明によれば、請求項1ないし9のいずれかに記載の発明の効果を画像装置において得ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に、本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置としての複合機1のブロック構成について示す。
同図において、複合機1は、CPU10、メインメモリ11、ROM(Read Only Memory)12、クロック13、バスコントローラ14、PCI(Peripheral Component Interconnect)ブリッジ15、キャッシュメモリ16、スキャナコントローラ17、スキャナ18、プリントコントローラ19、プリントエンジン20、ハードディスク21、HD(Hard Disk)コントローラ22、LCD表示コントローラ23、LCD24、LANコントローラ25、LAN I/F(Interface)26、G3FAXコントローラ27、PSTN(Public Switched Telephone Network) I/F28、キー入力コントローラ29、ハードキー30、タッチパネルコントローラ31、タッチパネル32、RTC(Real Time Clock)33、CPUバス34、PCIバス35、Xバス(内部バス)36等から構成されている。
CPU10は、ROM12に記憶された制御処理プログラムやOS(Operating System)を実行、処理する。
メインメモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)より構成されており、CPU10のワークエリア等で使用される。
ROM12は、電源オン時のシステム立ち上げや複合機1の機能を実現するための各種プログラムが予め書き込まれている。
クロック13は、水晶発振子と分周回路から構成されており、CPU10やバスコントローラ14の動作タイミングを制御するためのクロックを生成している。
バスコントローラ14は、CPUバス34とXバス36でのデータ転送を制御する。
PCIブリッジ15は、キャッシュメモリ16を使用して、PCIバス35とCPU10との間のデータ転送を行う。
キャッシュメモリ16は、DRAMより構成されており、PCIブリッジ15により使用される。
スキャナコントローラ17はスキャナ18の原稿読み取り動作を制御する。
スキャナ18は、CCDラインセンサにより紙面画像を読み取る。
プリントコントローラ19はプリントエンジン20の動作を制御する。
プリントエンジン20はトナーを使用して、紙面にカラー画像またはモノクロ画像を作成する。
ハードディスク21は、スキャナ18から入力された画像データや通信により受信した画像データ、またカラー画像データの識別情報であるバーコードデータ等を記憶する。
HDコントローラ22は、ハードディスク21とのインタフェースとして例えばIDE(Integrated Device Electronics)インタフェースを持ち、ハードディスク21と高速データ転送を行う。
LCD表示コントローラ23は、文字データやグラフィックデータ等をD/A(Digital/Analog)変換するとともに、これらのデータをLCD24に表示するための制御を行う。
LANコントローラ25は例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3規格に準拠した通信プロトコルを実行して、LAN I/F26を介してイーサネットに接続された他の機器との通信を制御する。
G3FAXコントローラ27は内蔵されたモデムを使用してG3FAXモデム信号の送受信を行うことにより、ITU−T勧告T.30に従ったG3FAX通信を実行する。また、G3FAXコントローラ27はITU−T勧告T.30 Annex E(TTC標準JT−T30 付属資料D)に従って、G3FAXモードでカラー画像データを送受信することができる。
キー入力コントローラ29は、ハードキー30から入力されたシリアルデータからパラレルデータへの変換を行う。
タッチパネルコントローラ31は、タッチパネル32上で指等の物体が接触した部分を検出し、その位置情報を取り込む。タッチパネル32はLCD24と重ね合わせて密着している。
RTC33は日付時計であり、図示していないバッテリーによりバックアップされている。
以下に示す各実施例の動作処理は特に明記しない限り、CPU10がROM12に記憶された制御処理プログラムに従い、メインメモリ11をワークエリアとして使用して実行、処理する。
図2に、画像処理装置1における画像データ入力対応処理手順について示す。
同図において、先ず、モノクロまたはカラーの画像データの入力を監視する。具体的には、画像データが受信されるか、または、原稿がスキャナ18にセットされるかを監視する(判断S101のNo、判断S102のNoのループ)
判断S101の受信は、具体的には、G3FAXコントローラ27による、PSTN200を介したG3ファクシミリ通信による受信や、LAN300を介したITU−T勧告T.38に基づいたリアルタイムネットワークファクシミリ通信による受信や、ITU−T勧告T.37に基づいた電子メール型ネットワークファクシミリ通信による受信や、LAN300を介して接続された他のPC(パーソナルコンピュータ)からのSOAPプロトコル等によりプリント依頼に係る画像データの受信等があり、要するに、画像処理装置1以外の他装置またはシステムからの画像データの受信一般を意味する。G3ファクシミリ通信によるカラー画像データの通信については、ITU−T勧告T.30 Annex Eに規定されている。
なお、複合機1のG3FAXコントローラ27がITU−T勧告T.30 Annex Eに従ってG3FAX通信によりカラー画像データを受信すると、CPU10はこの画像データを一意に特定できる文書番号を付与して、この文書番号と受信したカラー画像データをお互いに対応付けてハードディスク21に記憶する。
また、もう1つの画像データ入力形態としては、判断S102におけるスキャナ18による原稿読み取りによる形態がある。
判断S101において、受信した場合には(判断S101のYes)、画像データを受信してハードディスク21に記憶した上で(処理S103)、判断S105に移行する。
判断S102において原稿がセットされた場合には(判断S102のYes)、原稿を読み取って画像データを取得してハードディスク21に記憶した上で(処理S104)、判断S105に移行する。
判断S105では、入力された画像データがカラー画像データであるか否かを判断し(判断S105)、モノクロ画像データである場合には(判断S105のNo)、通常のモノクロ画像データ対応処理を行う(処理S106)。
判断S105においてカラー画像データである場合には(判断S105のYes)、本発明に特徴的な処理を行う。
つまり、カラー画像データ識別情報生成処理を行い(処理S107)、その生成したカラー画像データ識別情報を、入力された(ハードディスク21に既に記憶されている)処理対象カラー画像データと対応付けてハードディスク21に記憶する(処理S108)。
そして、入力された処理対象画像データから処理対象モノクロ画像データを生成する(処理S109)。例えば、G3FAX通信により受信したカラー画像データはJPEG(ITU−T勧告T.81、ISO/IEC 10918−1)で符号化されているため、JPEGで復号化した後に各画素について輝度成分データのみを抽出してモノクロ画像データを生成する。
そして、その生成したモノクロ画像データに、処理S107で生成したカラー画像データ識別情報を所定の形態(詳細後述)で付加して記録媒体の1つである記録紙に印刷(プリント)する処理を行い(処理S110)、処理を終了する。
これにより、入力されたカラー画像データは、必ず、モノクロプリント出力されるため、その分、カラートナー、カラーインク、カラーインクリボンなど(プリントエンジン20の印刷方式による)を節約でき、運用コストの低減を図れる。
入力されたカラー画像データをユーザからの指示操作入力なしに自動的にモノクロプリントしてしまってそれっきりであった場合、大抵の場合は、カラー画像データをモノクロプリントしても内容の確認は十分に行え支障はなく、カラーの広告ファクスや迷惑ファクスをカラープリントしてしまうことによるコスト負担の増大の防止の利点のほうが大きい。また、カラー原稿をカラーのまま複写するのではなく、モノクロ複写で済ませると共に、複写時に読み取ったカラー画像データを記憶・蓄積しておいて後で再利用可能な形態の複写動作に対応可能となり、普段はモノクロ複写で済ませることができる分、コスト負担の増大を防止できる利点がある。
しかし希に、モノクロプリントされたカラー画像データを元のカラー画像として見て確認したいとユーザが所望する場合もあり、その場合に対応できないと、ユーザの要求に十分応えた画像処理装置とはいえない。
そこで、画像処理装置1では、図2に示した画像データ入力対応処理に対応して、図3に示す、カラー画像データ出力処理を行う。
図3において、原稿がスキャナ18にセットされるのを監視し(判断S201のNoのループ)、セットされると(判断S201のYes)、そのセットされた原稿を読み取ってモノクロ画像データを取得する(処理S202)。なお、処理S202では、原稿をカラー読み取りして後処理によりモノクロ画像データを取得してもよいし、原稿を直接モノクロ読み取りしてモノクロ画像データを取得してもよい。
そして、取得したモノクロ画像データに対して、カラー画像データ識別情報抽出処理を行い(処理S203)、抽出したカラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データをハードディスク21から読み出し、その読み出したカラー画像データを可視出力する処理を行う(処理S205)。
以上の処理により、モノクロプリントされたカラー画像データを元のカラー画像として見て確認したいとユーザが所望する場合に対応でき、しかも、ユーザにとっては、元のカラー画像データに対応する管理番号を覚えておいてそれを指定して出力させるような煩雑な操作入力に代えて、スキャナ18により送信原稿や複写原稿を読み取らせるのと同様の非常に簡単な操作で済み、経済性、操作性共に優れたカラー画像対応の画像処理装置を実現できる。
図4に、図2の画像データ入力対応処理の処理S107のカラー画像データ識別情報生成処理の具体的な処理手順について示す。
図4において、カラー画像データ識別情報として文書番号を生成する(処理S250)。その文書番号は、例えば4桁の数字列「0099」や「ABCDE」等の記号列であってもよく、記号と数字の混合であってもよく、要するに、ハードディスク21に記憶される各カラー画像データを互いに識別できる、重複しない情報であればよい。
図4の処理手順を、図2の処理S107として適用した場合における、処理S110の具体的な処理手順としては、図5(a)、(b)または(c)のいずれかの手順を適用できる。
また、処理S110の具体的な処理手順として図5(a)、(b)または(c)のいずれかの手順を適用した場合、対応して、図3の処理S203の具体的な処理手順として図6(a)、(b)または(c)のいずれかの手順を適用できる。
図5(a)の手順(処理S110)においては、文書番号を内容として含むバーコード
画像データを作成し(処理S301)、その作成したバーコード画像データを、メインメモリ11に展開されている処理対象モノクロ画像データと合成して(処理S302)、その合成後の画像データをプリントエンジン20により記録紙にプリント出力する(処理S303)。
処理S301におけるバーコード画像データの生成は、NW7(JIS−X−0503)の仕様に従って行う。また、処理S302におけるバーコード画像の合成は、プリントした記録紙上において、図8に示すように、バーコード画像Bcode1が記録紙の左上部分であって、記録紙の左上角から右方向に10mm、下方向に10mmの位置から記録されるように合成する。なお、バーコードの付加位置は、プリント対象のモノクロ画像データの内容と重ならない位置であれば、例えば、記録紙の右上角、右下角、左下角等であってもよい。
図5(a)の手順(処理S110)に対応する、図6(a)の手順(処理S203)においては、
先ず、モノクロ画像データ中のバーコード画像データを特定する(処理S401)。なお、このバーコード画像の記録位置は記録紙の左上角から右方向に10mm、下方向に10mmの位置であることが予め分かっているため、バーコード画像データの記録位置の特定は容易に行える。具体的には、スキャナ18の読み取り密度が200dpi(dot per inch)の場合、読み取った画素データの左上角から右方向と下方向にそれぞれ75画素目からバーコードデータの認識を行う。
なお、バーコードデータの認識開始位置は、記録紙への記録位置の誤差とスキャナ18の読み取り位置の誤差を考慮している。このバーコード画像の認識方法は、例えば、特開平11−164114号公報に記載された方法を使用し、このコードパターンをデコードしてそれが表しているカラー画像データ識別情報、つまり、文書番号を抽出する(処理S402)。それにより、文書番号に対応してハードディスク21に記憶されている対応するカラー画像データの特定もおこなえることになる。
図5(b)の手順(処理S110)においては、文書番号を内容として含む2次元コード画像データを作成し(処理S311)、その作成した2次元コード画像データを、メインメモリ11に展開されている処理対象モノクロ画像データと合成して(処理S312)、その合成後の画像データをプリントエンジン20により記録紙にプリント出力する(処理S313)。
処理S311における2次元コード画像データの生成は、QRコード(JIS−X−0510、ISO/IEC 18004)の仕様に従って行う。また、処理S312における2次元コード画像の合成は、プリントした記録紙上において、図9に示すように、2次元コード画像Bcode2が記録紙の左上部分であって、記録紙の左上角から右方向に10mm、下方向に10mmの位置から記録されるように合成する。なお、2次元コードの付加位置は、プリント対象のモノクロ画像データの内容と重ならない位置であれば、例えば、記録紙の右上角、右下角、左下角等であってもよい。
図5(b)の手順(処理S110)に対応する、図6(b)の手順(処理S203)においては、先ず、モノクロ画像データ中の2次元コード画像データを特定する(処理S411)。なお、この2次元コード画像の記録位置は記録紙の左上角から右方向に10mm、下方向に10mmの位置であることが予め分かっているため、2次元コード画像データの記録位置の特定は容易に行える。具体的には、スキャナ18の読み取り密度が200dpi(dot per inch)の場合、読み取った画素データの左上角から右方向と下方向にそれぞれ75画素目から2次元コードデータの認識を行う。
なお、2次元コードデータの認識開始位置は、記録紙への記録位置の誤差とスキャナ18の読み取り位置の誤差を考慮している。この2次元コード画像の認識方法は、例えば、特開2001-256425号公報に記載された方法を使用し、このコードパターンをデコードしてそれが表しているカラー画像データ識別情報、つまり、文書番号を抽出する(処理S412)。それにより、文書番号に対応してハードディスク21に記憶されている対応するカラー画像データの特定もおこなえることになる。
図5(c)の手順(処理S110)においては、文書番号を電子透かしデータとしてメインメモリ11に展開されている処理対象モノクロ画像データと合成して(処理S321)、その合成後の画像データをプリントエンジン20により記録紙にプリント出力する(処理S322)。
処理S321における電子透かしデータの合成は、
例えば、特開2003-338924に記載された方法を用いる。すなわち、モノクロ画像データから文字領域を抽出して、この文字領域に対して電子透かしデータを埋め込む。
図5(c)の手順(処理S110)に対応する、図6(c)の手順(処理S203)においては、先ず、モノクロ画像データ中から電子透かしデータを抽出して(処理S421)、そのデータが表しているカラー画像データ識別情報、つまり、文書番号を抽出する(処理S422)。それにより、文書番号に対応してハードディスク21に記憶されている対応するカラー画像データの特定もおこなえることになる。
このように、プリント出力するモノクロ画像データに対する、カラー画像データ識別情報の付加・認識抽出形態として種々の形態を適用でき、上記した以外にも、文書番号を文字としてモノクロ画像データと共に記録紙上の所定位置にプリントして付加し、文字認識により文書番号を抽出したりすることも考えられ、また、低コスト化さえ実現されれば、記録紙に埋め込まれたICタグへの文書番号の書込・読み出しによる方法や、磁気的な書込・読み出しの方法の適用も可能ではある。
次に、図3のカラー画像データ出力処理における処理S205のカラー画像データ可視出力処理の具体的な処理手順について説明する。
処理S205としては、図7(a)または(b)のいずれかを適用可能である。
つまり、図7(a)の手順(処理S205)においては、カラー画像データを表示出力する(処理S501)。具体的には、LCD24にカラー表示する。
それにより、ユーザは、簡単な操作により、プリントされたモノクロ画像データの元のカラー画像データをカラーで視認できる。
また、図7(b)の手順(処理S205)においては、カラー画像データをプリント出力する(処理S511)。具体的には、プリントエンジン20によりカラープリントする。
それにより、ユーザは、簡単な操作により、プリントされたモノクロ画像データの元のカラー画像データをカラーで視認できる。
なお、図7(a)の手順で表示して、カラープリント指示があった場合に初めてカラープリントするように構成して、無駄なカラープリント動作の発生をできるだけ抑えるそうにすることも考えられる。その場合、ユーザは、カラー表示で確認して満足すればそのまま操作を終了し、カラープリントして更に詳細に確認したり保存したい場合にはカラープリント指示操作を行うようにする。
さて、図2に示した画像データ入力対応処理と、図3に示したカラー画像出力処理との組合せにより、入力されたカラー画像データを基本的には自動的にモノクロプリント出力してプリントコストの低減を図る一方、ユーザの必要に応じて、最小限の操作で元のカラー画像データを、表示やプリントによる可視出力にも対応できるようにしたが、図2,図3の各手順の組み合わせでは、カラー画像データ識別情報をプリント出力するモノクロ画像データへ付加及び抽出する処理が必要であったが、その付加及び抽出の手順を省いて同様の効果を得ることもできる。
つまり、図2に示した手順に代えて図10に示す手順を行うと共に、図3に示した手順に代えて、図11に示す手順を行う。
先ず、図10に示す画像データ入力対応処理手順において、先ず、モノクロまたはカラーの画像データの入力を監視する。具体的には、画像データが受信されるか、または、原稿がスキャナ18にセットされるかを監視する(判断S601のNo、判断S602のNoのループ)
判断S601の受信は、具体的には、G3FAXコントローラ27による、PSTN200を介したG3ファクシミリ通信による受信や、LAN300を介したITU−T勧告T.38に基づいたリアルタイムネットワークファクシミリ通信による受信や、ITU−T勧告T.37に基づいた電子メール型ネットワークファクシミリ通信による受信や、LAN300を介して接続された他のPC(パーソナルコンピュータ)からのSOAPプロトコル等によりプリント依頼に係る画像データの受信等があり、要するに、画像処理装置1以外の他装置またはシステムからの画像データの受信一般を意味する。G3ファクシミリ通信によるカラー画像データの通信については、ITU−T勧告T.30 Annex Eに規定されている。
なお、複合機1のG3FAXコントローラ27がITU−T勧告T.30 Annex Eに従ってG3FAX通信によりカラー画像データを受信すると、CPU10はこの画像データを一意に特定できる文書番号を付与して、この文書番号と受信したカラー画像データをお互いに対応付けてハードディスク21に記憶する。
また、もう1つの画像データ入力形態としては、判断S602におけるスキャナ18による原稿読み取りによる形態がある。
判断S601において、受信した場合には(判断S601のYes)、画像データを受信してハードディスク21に記憶した上で(処理S603)、判断S605に移行する。
判断S602において原稿がセットされた場合には(判断S602のYes)、原稿を読み取って画像データを取得してハードディスク21に記憶した上で(処理S604)、判断S605に移行する。
判断S605では、入力された画像データがカラー画像データであるか否かを判断し(判断S605)、モノクロ画像データである場合には(判断S605のNo)、通常のモノクロ画像データ対応処理を行う(処理S606)。
判断S605においてカラー画像データである場合には(判断S605のYes)、本発明に特徴的な処理を行う。
つまり、入力された処理対象カラー画像データから処理対象モノクロ画像データを生成する(処理S607)。そして、その生成したモノクロ画像データそのものまたはその生成したモノクロ画像データから抽出した当該モノクロ画像データの特徴を示す情報である特徴情報を、カラー画像データ識別情報として、入力された(ハードディスク21に既に記憶されている)カラー画像データと対応付けてハードディスク21に記憶する(処理S608)。
そして、生成したモノクロ画像データについては、余分なデータを付加することなく、そのままプリントエンジン20により記録紙にプリント出力する(処理S609)。
これにより、入力されたカラー画像データは、必ず、モノクロプリント出力されるため、その分、カラートナー、カラーインク、カラーインクリボンなど(プリントエンジン20の印刷方式による)を節約でき、運用コストの低減を図れる。
入力されたカラー画像データをユーザからの指示操作入力なしに自動的にモノクロプリントしてしまってそれっきりであった場合、大抵の場合は、カラー画像データをモノクロプリントしても内容の確認は十分に行え支障はなく、カラーの広告ファクスや迷惑ファクスをカラープリントしてしまうことによるコスト負担の増大の防止の利点のほうが大きい。また、カラー原稿をカラーのまま複写するのではなく、モノクロ複写で済ませると共に、複写時に読み取ったカラー画像データを記憶・蓄積しておいて後で再利用可能な形態の複写動作に対応可能となり、普段はモノクロ複写で済ませることができる分、コスト負担の増大を防止できる利点がある。
しかし希に、モノクロプリントされたカラー画像データを元のカラー画像として見て確認したいとユーザが所望する場合もあり、その場合に対応できないと、ユーザの要求に十分応えた画像処理装置とはいえない。
そこで、画像処理装置1では、図10に示した画像データ入力対応処理に対応して、図11に示す、カラー画像データ出力処理を行う。
図11において、原稿がスキャナ18にセットされるのを監視し(判断S701のNoのループ)、セットされると(判断S701のYes)、そのセットされた原稿を読み取ってモノクロ画像データを取得する(処理S702)。なお、処理S702では、原稿をカラー読み取りして後処理によりモノクロ画像データを取得してもよいし、原稿を直接モノクロ読み取りしてモノクロ画像データを取得してもよい。
そして、取得したモノクロ画像データそのものまたはその取得したモノクロ画像データから抽出した当該モノクロ画像データの特徴を示す情報である特徴情報を、カラー画像データ識別情報として、ハードディスク21に記憶された各カラー画像データに対応して、図10の処理S608により記憶されている、カラー画像データ識別情報と照合することで、そのカラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データを特定してハードディスク21から読み出し(処理S703)、その読み出したカラー画像データを可視出力する処理を行う(処理S704)。
以上の処理により、モノクロプリントされたカラー画像データを元のカラー画像として見て確認したいとユーザが所望する場合に対応でき、しかも、ユーザにとっては、元のカラー画像データに対応する管理番号を覚えておいてそれを指定して出力させるような煩雑な操作入力に代えて、スキャナ18により送信原稿や複写原稿を読み取らせるのと同様の非常に簡単な操作で済み、経済性、操作性共に優れたカラー画像対応の画像処理装置を実現できる。更に、カラー画像データ識別情報をプリント出力するモノクロ画像データへ付加及び抽出する処理は不要となり、プリント出力されるモノクロ画像データに余計な情報が付加されることがなく、いっそうオリジナルのカラー画像データの内容に忠実なモノクロプリントを行える。
なお、処理703における画像照合方法としては、画像をいくつかの領域に分割して、各領域に含まれる物体を抽出してその属性を比較する方法があり、例えば、特開平11−316846に記載された方法を用いることができる。
なお、処理S704の具体的な処理手順としては、図7(a)または(b)のいずれかの手順を適用できる。
図1に示した構成の複合機1において行った、図2に示したカラー画像データ入力対応処理、及び、図3に示したカラー画像データ出力処理の各処理に対応した処理手順を、図12に示す画像処理システム1aにより行うこともできる。
同図において、画像処理システム1aは、図1の構成の複合機1と、文書蓄積サーバ40と、PC41とが相互にLAN300により接続され、LAN300を介して相互にデータや情報のやりとりを行えるシステム構成となっている。なお、PC41の周辺機器である、キーボード、マウス、ディスプレイ等の図示は省略している。
図12の画像処理システム1aにおいて、複合機1は、カラー画像データ記憶用の記憶装置としての自装置のハードディスク21の代わりとして、文書蓄積サーバ40が備える大容量データ記憶機能を利用すると共に、カラー画像データ表示用の表示装置としての自装置のLCD24の代わりとして、PC41が備えるディスプレイを利用して、
図2に示したカラー画像データ入力対応処理、及び、図3に示したカラー画像データ出力処理の各処理に対応した処理手順、つまり、図13及び図14にそれぞれ示す処理手順を行おうというものである。
先ず、図13に示す画像データ入力対応処理手順において、複合機1は、先ず、モノクロまたはカラーの画像データの入力を監視する。具体的には、画像データが受信されるか、または、原稿がスキャナ18にセットされるかを監視する(判断S801のNo、判断S802のNoのループ)。
判断S801の受信は、具体的には、G3FAXコントローラ27による、PSTN200を介したG3ファクシミリ通信による受信や、LAN300を介したITU−T勧告T.38に基づいたリアルタイムネットワークファクシミリ通信による受信や、ITU−T勧告T.37に基づいた電子メール型ネットワークファクシミリ通信による受信や、LAN300を介して接続された他のPC(パーソナルコンピュータ)からのSOAPプロトコル等によりプリント依頼に係る画像データの受信等があり、要するに、画像処理装置1以外の他装置またはシステムからの画像データの受信一般を意味する。G3ファクシミリ通信によるカラー画像データの通信については、ITU−T勧告T.30 Annex Eに規定されている。
なお、複合機1のG3FAXコントローラ27がITU−T勧告T.30 Annex Eに従ってG3FAX通信によりカラー画像データを受信すると、CPU10はこの画像データを一意に特定できる文書番号を付与して、この文書番号と受信したカラー画像データをお互いに対応付けてハードディスク21に記憶する。
また、もう1つの画像データ入力形態としては、判断S802におけるスキャナ18による原稿読み取りによる形態がある。
判断S801において、受信した場合には(判断S801のYes)、画像データを受信してハードディスク21に記憶した上で(処理S803)、判断S805に移行する。
判断S802において原稿がセットされた場合には(判断S802のYes)、原稿を読み取ってカラー画像データを取得して、また、この画像データを一意に特定できる文書番号を付与して、この文書番号と取得したカラー画像データとをお互いに対応付けてハードディスク21に記憶した上で(処理S804)、判断S805に移行する。
判断S805では、入力された画像データがカラー画像データであるか否かを判断し(判断S805)、モノクロ画像データである場合には(判断S805のNo)、通常のモノクロ画像データ対応処理を行う(処理S806)。
判断S805においてカラー画像データである場合には(判断S805のYes)、本発明に特徴的な処理を行う。
つまり、カラー画像データ識別情報生成処理を行い(処理S807)、このカラー画像データに付与された文書番号を、入力された(ハードディスク21に既に記憶されている)処理対象カラー画像データと対応付けて、文書蓄積サーバ40に送信する(処理S808)。送信済みのカラー画像データは、本処理手順が完了し次第、ハードディスク21から削除してよい。それにより、ハードディスク21の記憶容量がカラー画像データのために圧迫されることがない利点がある。なお、カラー画像データの文書番号及び対応するカラー画像データを文書蓄積サーバ40へ送信するためのプロトコルとしては、SOAP(Simple Object Access Protocol)を使用する。
そして、入力された処理対象カラー画像データから処理対象モノクロ画像データを生成する(処理S809)。例えば、G3FAX通信により受信したカラー画像データはJPEG(ITU−T勧告T.81、ISO/IEC 10918−1)で符号化されているため、JPEGで復号化した後に各画素について輝度成分データのみを抽出してモノクロ画像データを生成する。
そして、その生成したモノクロ画像データに、処理S807で生成したカラー画像データ識別情報を所定の形態(詳細後述)で付加して記録媒体の1つである記録紙に印刷(プリント)する処理を行い(処理S810)、処理を終了する。
一方、文書蓄積サーバ40においては、複合機1における処理S808に対応して、受信を常に監視していて(判断S1001のNoのループ)、処理S808に対応して受信されると(判断S1001のYes)、その受信したカラー画像データの文書番号及びカラー画像データを対応付けて、自装置が文書蓄積サーバとして備える大容量の記憶装置に記憶して(処理S1002)、(判断S1001)に戻る。
これにより、入力されたカラー画像データは、必ず、モノクロプリント出力されるため、その分、カラートナー、カラーインク、カラーインクリボンなど(プリントエンジン20の印刷方式による)を節約でき、運用コストの低減を図れる。
入力されたカラー画像データをユーザからの指示操作入力なしに自動的にモノクロプリントしてしまってそれっきりであった場合、大抵の場合は、カラー画像データをモノクロプリントしても内容の確認は十分に行え支障はなく、カラーの広告ファクスや迷惑ファクスをカラープリントしてしまうことによるコスト負担の増大の防止の利点のほうが大きい。また、カラー原稿をカラーのまま複写するのではなく、モノクロ複写で済ませると共に、複写時に読み取ったカラー画像データを記憶・蓄積しておいて後で再利用可能な形態の複写動作に対応可能となり、普段はモノクロ複写で済ませることができる分、コスト負担の増大を防止できる利点がある。
しかし希に、モノクロプリントされたカラー画像データを元のカラー画像として見て確認したいとユーザが所望する場合もあり、その場合に対応できないと、ユーザの要求に十分応えた画像処理装置とはいえない。
そこで、画像処理システム1aでは、図13に示した画像データ入力対応処理に対応して、図14に示す、カラー画像データ出力処理を行う。
図14において、複合機1は、原稿がスキャナ18にセットされるのを監視し(判断S901のNoのループ)、セットされると(判断S901のYes)、そのセットされた原稿を読み取ってモノクロ画像データを取得する(処理S902)。なお、処理S902では、原稿をカラー読み取りして後処理によりモノクロ画像データを取得してもよいし、原稿を直接モノクロ読み取りしてモノクロ画像データを取得してもよい。
そして、取得したモノクロ画像データに対して、カラー画像データ識別情報抽出処理を行い(処理S903)、更に、出力先を指示する操作入力を判断する(判断S904)。
判断S904において、指示された出力先が「プリント」、つまり、自装置のプリントエンジン20を用いた記録紙へのプリント出力であった場合には、処理S903により抽出したカラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データの送信依頼を、文書番号と送信宛先情報を含めて文書蓄積サーバ40に対して行う(処理S905)。その場合、送信宛先を自装置(複合機1)とする。その場合の宛先の指定は、文書蓄積サーバ40がネットワークとしてのLAN300上において複合機1を識別できる情報であればよく、IPアドレスでよい。またはホスト名であってもよく、その場合には、文書蓄積サーバ40は、所定のDNS(Domain Name System)サーバ(図示は省略)にアクセスしてアドレス解決を行い、対応する送信先IPアドレスを得る。
一方、文書蓄積サーバ40においては、複合機1側の処理S905による送信依頼を監視していて(判断S1101のNoのループ)、送信依頼があると(判断S1101のYes)、通知されたカラー画像データの文書番号に対応して記憶していたカラー画像データを読み出して、指定された宛先(この場合複合機1)へ送信して(処理S1102)、(判断S1101に戻る)。
複合機1は、処理906により、サーバ40側の処理S1102により送信されてきたカラー画像データを自装置のプリントエンジン20によるプリント出力により可視出力する(処理S906)。
複合機1における判断904において、指定された出力先が「PC」である場合には、処理S903により抽出したカラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データの送信依頼を、文書蓄積サーバ40に対して行う(処理S907)。その場合、送信宛先を「PC」とする。その場合の宛先の指定は、予め「PC」の宛先IPアドレスとしてPC41のものを登録しておいて、その登録しておいた「PC」の宛先に送信依頼するようにしてもよいし、宛先指定の際に宛先IPアドレスをその都度入力させるようにしてもよい。もちろん送信宛先の「PC」の指定は、ホスト名による指定でもよく、その場合には、文書蓄積サーバ40は、所定のDNS(Domain Name System)サーバ(図示は省略)にアクセスしてアドレス解決を行い、対応する送信先IPアドレスを得る。
一方、文書蓄積サーバ40においては、複合機1側の処理S907(または処理S905)による送信依頼を監視していて(判断S1101のNoのループ)、送信依頼があると(判断S1101のYes)、通知されたカラー画像データの文書番号に対応して記憶していたカラー画像データを読み出して、指定された宛先(この場合PC41)へ送信して(処理S1102)、判断S1101に戻る。
一方、PC41では、サーバ40における処理1102により送信されてくるカラー画像データの受信を監視していて(判断S1201のNoのループ)、受信すると(判断S1201のYes)、その受信したカラー画像データを自装置のディスプレイモニタに表示する(処理S1202)。
このように、複合機1がLAN300を介して接続された文書蓄積サーバ40やPC41のリソースを有効活用することで、複合機1が備える記憶能力や表示能力に制限されない利便性の高い画像処理システムを構築できる。
図1に示した構成の複合機1における図2及び図3に示した処理手順を、応用して、図12に示した画像処理システム1aにおいて、図13及び図14に示した処理手順を行うのと同様に、図1に示した構成の複合機1における図10及び図11に示した処理手順についても同様の応用が可能であるのは、以上の説明から明らかである。
つまり、複合機1のカラー画像データ蓄積機能を文書蓄積サーバ40に分担させる一方、カラー画像データ表示機能をPC41に分担させた上で、図10及び図11に示した処理手順と同様の手順を図12に示した画像処理システム1aにおいて実行可能である。
また、図1に示した構成の複合機1における、図2及び図3に示した処理手順、並びに、図10及び図11に示した処理手順を、図15に示す画像処理システム1bに応用して実行することも可能である。
図15の画像処理システム1bは、スキャナ装置51、プリンタ装置52、及び、PC50がネットワークであるLAN300を介して接続されて構成されるシステムである。
なお、PC50の周辺機器である、キーボード、マウス、ディスプレイ等の図示は省略している。PC50はPC−AT(The Personal Computer for Advanced Technologies)アーキテクチャ(IBM社が1984年に発表)のコンピュータであり、これには電話回線を介したG3FAX通信を行うためのFAXボードがPCIハ゛スに接続するように装着されている(図示略)。そのファクスボードは、PSTN200に接続されている。
以上の構成の画像処理システム1bは、PC50を中心として、図1の複合機1が備える、カラー画像データ受信機能(PSTN200経由)、カラーまたはモノクロ画像データ読み取り機能(スキャナ装置51)、モノクロまたはカラー画像データプリント機能(プリンタ装置52)、カラー画像データ表示機能(PC50のディスプレイモニタ)、操作入力機能等、を備えており、PC50がパーソナルコンピュータとして本来備えるハードディスクなどの記憶装置や情報処理機能と、ソフトウェアにより実現される機能との組合せにより、複合機1と同等の機能を備えているといえる。スキャナ装置51からPC50への画像データの取り込みや、プリンタ装置52へのプリント依頼に係る画像データの転送はLAN300を介した、所定のプロトコルによるアプリケーション制御により可能であるため、PC50上のアプリケーションプログラム制御により、図1に示した構成の複合機1における、図2及び図3に示した処理手順、並びに、図10及び図11に示した処理手順と同等の手順を、図15に示す画像処理システム1bにより実行することができるのは明らかである。
以上説明したように、本発明を実施するための最良の形態によれば、画像処理装置としての複合機1や、画像処理システム1a、1bに入力されるカラー画像データをモノクロプリント出力することで運用コストを低減でき、また、元のカラー画像データを見て確認したいというユーザの要望にも、最小限の操作の手間で応じることができる、経済的でかつ利便性の高い画像処理装置及び画像処理システムを実現できる。
なお、以上本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置としての複合機のブロック構成について示す図である。 図1の複合機における画像データ入力対応処理手順について示すフローチャートである。 図1の複合機におけるカラー画像データ出力処理手順について示すフローチャートである。 カラー画像データ識別情報生成処理の具体的な処理手順について示すフローチャートである。 カラー画像データ識別情報付加印刷処理の3通りの具体的な処理手順について示すフローチャートである。 カラー画像データ識別情報抽出処理の3通りの具体的な処理手順について示すフローチャートである。 カラー画像データ可視出力処理の2通りの具体的な処理手順について示すフローチャートである。 バーコードが付加されてプリント出力されたモノクロ画像データ例について示す図である。 2次元コードが付加されてプリント出力されたモノクロ画像データ例について示す図である。 図1の複合機における画像データ入力対応処理手順の別例について示すフローチャートである。 図1の複合機におけるカラー画像データ出力処理手順の別例について示すフローチャートである。 本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理システムの構成について示す図である。 図12の画像処理システムにおける画像データ入力対応処理手順の別例について示すフローチャートである。 図12の画像処理システムにおけるカラー画像データ出力処理手順の別例について示すフローチャートである。 本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理システムの別の構成例について示す図である。
符号の説明
1 複合機(画像処理装置)
1a 画像処理システム
1b 画像処理システム

Claims (10)

  1. カラー画像データを入力するカラー画像入力手段と、
    前記カラー画像入力手段により入力された処理対象カラー画像データを特定するたの所定のカラー画像データ識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    その識別情報生成手段が生成したカラー画像データ識別情報を前記処理対象カラー画像データと対応付けて記憶する画像データ記憶手段と、
    前記処理対象カラー画像データに基づいて処理対象モノクロ画像データを生成するモノクロ画像生成手段と、
    前記カラー画像データ識別情報を所定の形態で前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するモノクロ画像出力手段とを備える一方、
    セットされた原稿を読み取って原稿画像データを入力する原稿画像読取手段と、
    当該原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    当該識別情報抽出手段により抽出された前記カラー画像データ識別情報に対応するカラー画像データを前記画像データ記憶手段から読み出して所定の形態で可視出力するカラー画像出力手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. カラー画像データを入力するカラー画像入力手段と、
    前記処理対象カラー画像データに基づいて処理対象モノクロ画像データを生成するモノクロ画像生成手段と、
    前記モノクロ画像生成手段により作成されたモノクロ画像データそのものまたは当該モノクロ画像データから抽出した特徴情報をカラー画像データ識別情報として生成する識別情報生成手段と、
    その識別情報生成手段が生成したカラー画像データ識別情報を前記処理対象カラー画像データと対応付けて記憶する画像データ記憶手段とを備える一方、
    セットされた原稿を読み取ってモノクロ原稿画像データを入力する原稿画像読取手段と、
    当該原稿画像読取手段により入力された前記モノクロ原稿画像データそのものまたは当該モノクロ原稿画像データから抽出した特徴情報を前記カラー画像データ識別情報として抽出する識別情報抽出手段と、
    当該識別情報抽出手段により抽出された前記カラー画像データ識別情報を前記画像データ記憶手段に記憶されている各カラー画像データ識別情報と照合して対応するカラー画像データを特定して前記画像データ記憶手段から読み出して所定の形態で可視出力するカラー画像出力手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  3. 前記カラー画像入力手段は、通信相手から送信されてくるカラー画像データを受信することにより、当該カラー画像データを入力するものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像処理システム。
  4. 前記カラー画像入力手段は、セットされた原稿画像をカラー読み取りすることによりカラー画像データを入力するものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像処理システム。
  5. 前記カラー画像出力手段は、前記画像データ記憶手段から読み出したカラー画像データを記録媒体にカラープリントすることにより可視出力するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理システム。
  6. 前記カラー画像出力手段は、前記画像データ記憶手段から読み出したカラー画像データを表示装置にカラー表示することにより可視出力するものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を内容として含むバーコード画像データを作成してその作成したバーコード画像データを前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、
    前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記バーコード画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システム。
  8. 前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を内容として含む2次元コード画像データを作成してその作成した2次元コード画像データを前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、
    前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記2次元コード画像データから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システム。
  9. 前記モノクロ画像出力手段は、前記カラー画像データ識別情報を電子透かしデータとして前記処理対象モノクロ画像データに付加して記録媒体にプリントして出力するものである一方、
    前記識別情報抽出手段は、前記原稿画像読取手段により入力された前記原稿画像データが含む前記電子透かしデータから前記カラー画像データ識別情報を抽出するものであることを特徴とする請求項1、または、3ないし6のいずれかに記載の画像処理システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像処理システムの構成を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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