JP2006041655A - ネットワーク複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンした画像やパソコン上のデータを簡単に複数の他の装置に転送することができるネットワーク複合機を提供する。
【解決手段】PCスキャン実行指示があると、このスキャン実行指示でグループ番号の指定があったか否かが判定される(ステップ102)。指定があった場合、プライベートボックスにこのグループ番号登録されていれば、原稿がスキャンされ、得られた画像データが符号化されてメモリに蓄積される(ステップ106、107)。そして、指定されたグループ番号が登録されているボックス名が指定された(ステップ108)後、指定されたボックスの転送可否設定が可であれば、メモリに蓄積された画像データが登録されているファイル形式に変換され、指定されたパソコンのフォルダに転送される(ステップ110、111)。
【選択図】図4

Description

本発明はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)などの外部装置とLANなどの通信ネットワークを介して接続され、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能等を備えたネットワーク複合機に関する。
ネットワーク複合機は、本来のコピー機能、ファクシミリ機能に加えて、通信ネットワークを介して接続されたパソコン等から送られる画像情報を他のファクシミリ装置へ送信する機能、その画像情報をプリントアウトするプリンタ機能及びメール送信機能を備えている。
このようなネットワーク複合機において、他のファクシミリ装置へパソコンからの画像情報を伝送する場合、パソコンからプリンタに送られるページ記述言語(PDL)で表された画像データと宛先情報(送信相手先のファクシミリ番号)などが盛り込まれたPJLデータとを通信データとしてパソコンから入力し、そのPDLデータを送信相手先のファクシミリ装置の能力に応じたイメージデータに変換し、変換したイメージデータを送信することが一般的である。
また、メール送信する場合は、パソコンから受け取った画像データを電子メールに添付可能なファイル形式(例えば、TIFF形式ファイル)に変換して電子メール用の添付ファイルを作成し、作成した添付ファイルを電子メールに添付してインターネット上の宛先(ホスト装置)に送信している。
さらに、パソコンを使用して原稿をスキャンする場合は、原稿をネットワーク複合機にセットした後、パソコンが備えるスキャナ装置ユーティリティソフトを使用してスキャン実行を指示し、ネットワーク複合機により読み取られた画像データをパソコンに転送するようにしている。
ネットワーク複合機における原稿スキャンは上記のようにして行われるが、スキャンした画像を他のパソコンに送る場合には、スキャン画像をアプリケーションソフトウェアを使用してファイル形式を変換して一旦保存し、その後、メール等で他のパソコンに送信する必要があり、手間がかかるという問題があった。
一方、パソコンで使用するファイル形式には、様々なファイル形式の文書、画像が多数あり、このような複数のファイル形式に変換して他のパソコンに転送したい場合には、それぞれのファイル形式に対応するアプリケーションソフトウェアを用意する必要があるとともに、それぞれのアプリケーションソフトウェアの操作に習熟しなければ、簡単なファイル形式変換であっても、転送を行うことができなかった。
また、自機のパソコン上のデータを複数の他のパソコン等に送信したい場合には、複数のパソコン毎に転送作業を行わなければならず、時間と手間がかかるという問題もあった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、スキャンした画像やパソコン上のデータを、ユーザが複雑な操作を必要とすることなく、簡単にファイル形式変換を行って複数の他の装置に転送することができるネットワーク複合機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明のネットワーク複合機は、グループ番号、転送先が登録される複数のボックスを備えた転送情報記憶手段と、画像読取手段と、画像蓄積手段と、画像記録手段と、上記各部を制御する制御手段とを備えた通信ネットワークに接続可能なネットワーク複合機であって、上記通信ネットワークに接続された外部装置からグループ番号を指定したスキャン実行指示があったとき、上記制御手段が上記画像読取手段によるスキャン画像を上記画像蓄積手段に蓄積し、この蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定された転送先に転送することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のネットワーク複合機は、グループ番号、転送先が登録される複数のボックスを備えた転送情報記憶手段と、画像読取手段と、画像蓄積手段と、画像記録手段と、上記各部を制御する制御手段とを備えた通信ネットワークに接続可能なネットワーク複合機であって、上記通信ネットワークに接続された外部装置からグループ番号を指定したプリント実行指示があったとき、上記制御手段がプリント情報の符号化画像を上記画像蓄積手段に蓄積し、この蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定された転送先に転送することを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1または請求項2に記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスにファイル形式が登録され、画像を転送するとき、上記制御手段が上記蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定されているファイル形式に変換して転送することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1または請求項2に記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスに画像転送の可否が登録され、スキャン実行指示あるいはプリント実行指示があったとき、指定されたグループ番号が登録されたボックスに転送可が設定されている場合のみ、上記制御手段が画像を転送先に転送することを特徴とする。
さらに、請求項5に係る発明のネットワーク複合機は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスに転送通知メール送信先が登録され、画像を転送先に転送した場合に、上記制御手段が、指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定されているメール送信先に、画像転送した旨及び転送先を含むメールを送信することを特徴とする。
請求項1または請求項2に係る発明のネットワーク複合機によれば、グループ番号を指定してスキャン実行またはプリント実行を指示すれば、スキャン画像あるいはプリント情報が登録されている転送先に転送されるので、複数の転送先にスキャン画像またはパソコン上のデータを容易に転送することができる。
また、請求項3に係る発明のネットワーク複合機によれば、グループ番号を指定してスキャン実行またはプリント実行を指示すれば、スキャン画像あるいはプリント情報が登録されているファイル形式に変換されて、転送先に転送されるので、ファイル形式変換のためのアプリケーションソフトを必要とすることなく、複数の転送先にデータを所望のファイル形式に変換して転送することが可能となる。
また、請求項4に係る発明のネットワーク複合機によれば、グループ番号が登録されたボックスに転送可が設定されていない場合には、画像が転送先に転送されず、続けてスキャン実行またはプリント実行を指示すれば、複数のスキャン画像あるいは複数の異なるアプリケーションソフトのデータを続けて蓄積することができるので、蓄積が完了した段階でそのグループ番号のボックスを転送可に設定変更することにより複数の画像データを1ジョブとして転送先に転送することが可能となる。
さらに、請求項5に係る発明のネットワーク複合機によれば、画像が転送先に転送された場合に、所定のメール送信先に、画像転送した旨及び転送先を含むメールが送信されるので、転送先のユーザが、転送があったこと及び転送先、例えばフォルダ名等を容易に認識することができる。
以下、本発明のネットワーク複合機の実施例について、図面を用いて説明する。図1はネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はネットワーク複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。ネットワーク複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、ネットワーク複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はネットワーク複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、ネットワーク複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20及びLANインターフェース(I/F)21から構成され、各部がバス22を介して接続されている。
CPU11はバス22を介してネットワーク複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はネットワーク複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、グループ番号、ファイル転送先としてのホスト名及びフォルダ名、変換ファイル形式、転送可否情報及びメールアドレスが登録されるボックスを記憶する、転送情報記憶手段としてのプライベートボックス記憶領域23を有している。
表示・操作部14は、ネットワーク複合機の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、ネットワーク複合機を操作するための多数の操作キーとから構成されている。読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトする。
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
モデム19はバス22に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス22に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
また、LANインターフェース21はLAN6に接続され、外部のパソコンからのデータあるいはインターネット網7からの信号をLAN6を介して受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
ネットワーク複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
一方、上記のプライベートボックス記憶領域23の各プライベートボックスは、図3に示すように、ボックス名、グループ番号、転送先ホスト名、転送先フォルダ名、変換ファイル形式、転送可否情報、メールアドレスを記憶する領域を備えており、表示・操作部14の表示部に表示されるプライベートボックス登録画面からユーザが入力することにより、あるいは、外部のパソコン等の操作画面から入力することにより、それぞれの設定をRAM13に登録することができる。
そして、パソコン2等からグループ番号を指定してPCスキャンを実行すると、スキャン画像データがネットワーク複合機により所望のファイル形式に変換されて、複数の転送先に転送することが可能である。
以下、グループ番号を指定してPCスキャンを実行した場合のネットワーク複合機1の作用を図4のフローチャートにより説明する。
ネットワーク複合機1のCPU11は、常時、図4に示すPCスキャンプログラムを実行しており、このプログラムを開始すると、まず、LAN I/F21を介してパソコン2等からスキャン実行指示があったか否かを判定する(ステップ101)。例えば、パソコン2からスキャン実行指示があった場合には、CPU11はスキャン実行指示でグループ番号の指定があったか否かの判定を行う(ステップ102)。
なお、上記のグループ番号を指定したPCスキャンの実行は、例えば、図5に示すような、パソコンの表示画面に表示されるスキャン指示画面において、グループ番号指定欄の「有」をクリックし、「番号」欄に数字を入力することにより行うことができる。
ステップ102において、グループ番号指定がないと判定した場合には、CPU11は通常のスキャン処理を行う(ステップ103)。一方、ステップ102において、例えば、グループ番号1の指定があったと判定した場合には、CPU11は、プライベートボックスに指定されたグループ番号があるか否か、そのボックスに転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されているか否かを判定する(ステップ104)。そして、グループ番号あるいは転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されていないと判定した場合には、CPU11は「グループ番号が登録されていません。」等のエラーメッセージをパソコン2に返送するエラー処理を行う(ステップ105)。
一方、ステップ104において、グループ番号、転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されていると判定した場合には、CPU11は読取部15によりセットされた原稿をスキャンし、得られたイメージデータをコーデック18によりMMR符号化した(ステップ106)後、画像メモリ16に蓄積する(ステップ107)。
次に、CPU11は指定されたグループ番号1が登録されているボックスを検索し、グループ番号1が登録されたボックスの一つのボックス名、例えば、「A」を指定した(ステップ108)後、指定したボックス「A」の転送可否欄がONになっているか否かを判定し(ステップ109)、転送可否欄がOFFであると判定した場合には、ステップ101に戻る。
一方、ステップ109において、ボックス「A」の転送可否欄がONになっていると判定した場合には、CPU11は画像メモリ16に蓄積された符号化データをそのボックスの形式欄に登録されているファイル形式、例えば、TIFF形式に変換処理した(ステップ110)後、パソコン3のフォルダ「\\PC3\document」にLAN I/F21、LAN6を介して転送する(ステップ111)。
次に、CPU11はファイルを転送した旨、及び転送先のフォルダ名を記入したメールを作成し、ボックス「A」のメールアドレス欄に登録されたアドレスにLAN I/F21、LAN6を介してメールを送信する(ステップ112)。このメールにより、スキャン画像の転送を受けたユーザは転送があったことを知るとともに、転送先のフォルダ名を認識することができるので、転送されたファイルに容易にアクセスすることが可能となる。
メール送信が完了すると、CPU11はグループ番号1が登録されたボックスが残っていないか検索し(ステップ113)、残っている場合には、次のボックス名を指定した(ステップ114)後、ステップ109に戻り、そのボックスの処理を実行する。また、ステップ113において、グループ番号1が登録されたボックスが残っていないと判定した場合には、CPU11はプログラムを終了する。
以上のように、パソコンからグループ番号を指定してPCスキャンの実行を指示することにより、スキャン画像を所望のファイル形式に変換して複数の転送先に転送することができる。
この場合、上記のように、グループ番号1が登録されたボックスの転送可否欄がOFFになっている状態で同じグループ番号1を指定して再度PCスキャン実行を指示した場合には、画像メモリの先のスキャン画像に続けて今回のスキャン画像が蓄積されて1ジョブの画像ファイルが作成されるので、最後のPCスキャン実行指示の前に、パソコン又は表示・操作部14の操作画面からグループ番号1が登録されたプライベートボックスの転送可否欄をONに変更することにより、複数のスキャン画像を1ジョブのデータとして転送することができる。
上記の実施例では、パソコンからグループ番号を指定してPCスキャンを実行することにより、スキャン画像を転送先に転送したが、パソコンからグループ番号を指定してPCプリントの実行を指示することにより、プリント指示された画像データをネットワーク複合機により所望のファイル形式に変換して複数の転送先に転送することも可能である。
以下、グループ番号を指定してPCプリントを実行した場合のネットワーク複合機1の作用を図6のフローチャートにより説明する。
ネットワーク複合機1のCPU11は、上記と同様に、常時、図6に示すPCプリントプログラムを実行しており、このプログラムを開始すると、まず、LAN I/F21を介してパソコン2等からプリント実行指示があったか否かを判定する(ステップ201)。例えば、パソコン3からプリント実行指示があった場合には、CPU11はこのプリント実行指示でグループ番号の指定があったか否かの判定を行う(ステップ202)。
なお、上記のグループ番号を指定したPCプリント実行の指示は、例えば、図7に示すような、パソコンの表示画面に表示される印刷指定画面でオプションをクリックし、表示されたオプション画面でグループ番号を入力することによって行うようにすることが可能である。
ステップ202において、グループ番号指定がないと判定した場合には、CPU11は通常のプリント処理を行う(ステップ203)。一方、ステップ202において、例えば、グループ番号2の指定があったと判定した場合には、CPU11は、プライベートボックスに指定されたグループ番号2があるか否か、そのボックスに転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されているか否かを判定する(ステップ204)。そして、グループ番号あるいは転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されていないと判定した場合には、CPU11は「グループ番号が登録されていません。」等のエラーメッセージをパソコン3に返送するエラー処理を行う(ステップ205)。
一方、ステップ204において、グループ番号、転送先ホスト名、転送先フォルダ名が登録されていると判定した場合には、CPU11はパソコン3から受信したページ記述言語で表された画像情報(PDLデータ)をラスタライズ処理してイメージデータを作成し、作成したイメージデータをコーデック18によりMMR符号化した(ステップ206)後、画像メモリ16に蓄積する(ステップ207)。
次に、CPU11は指定されたグループ番号2が登録されているボックスを検索し、グループ番号2が登録されたボックスの一つのボックス名、例えば、「C」を指定する(ステップ208)。次に、画像メモリ16に記憶された画像データの転送処理を行うが、以下の作用は図4のフローチャートのステップ109〜114の作用と同じであるので、詳細な説明を省略する。
以上のように、パソコンからグループ番号を指定してPCプリント実行を指示することにより、プリント情報を所望のファイル形式に変換して複数の転送先に転送することができるが、上記のPCスキャンの場合と同様に、グループ番号2が登録されたボックスの転送可否欄がOFFになっている状態で同じグループ番号2を指定して再度PCプリントの実行指示を行った場合には、画像メモリの先のプリント情報の画像に続けて今回のプリント情報の画像が蓄積されて1ジョブの画像ファイルが作成されるので、最後のPCプリント実行指示の前に、グループ番号2が登録されたボックスの転送可否欄をオンに変更すれば、複数のプリント情報の画像を1ジョブのデータとして転送することができる。
したがって、例えば、ワープロソフトデータのプリント実行指示を行い、続けて表計算ソフトデータのプリント実行指示を行えば、両方のデータを1ジョブとして複数のパソコンに転送することができる。
なお、上記の実施例では、プライベートボックスに転送可否欄を設け、転送可否欄にONが登録されているときのみ、画像の転送を行うようにしたが、転送可否欄を省略し、グループ番号を指定したPCスキャンまたはPCプリントの実行指示があれば、直ちに画像をファイル変換処理して転送するようにすることもでき、また、別途パソコンまたはネットワーク複合機からの操作により画像転送が指示されたときに、画像転送を行うようにすることも可能である。
また、上記の実施例では、プライベートボックスに登録する画像ファイル形式として、TIFF、PDF、G3を例として挙げたが、その他の様々なファイル形式を登録することも可能であり、また、プライベートボックスに画像ファイル形式欄を設けず、画像転送を行う場合は、所定のファイル形式、例えばTIFF形式に変換して転送を行うようにすることもできる。
さらに、上記の実施例では、画像転送をメールで知らせるようにしたが、メールで知らせる必要性が少なければ、メール通知を省略することも可能である。
また、上記の実施例ではスキャン画像あるいはプリント情報をMMR方式により符号化して画像メモリに記憶したが、その他の符号化方式、例えばMHまたはMR方式により符号化することもできる。
ネットワーク複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 本発明のネットワーク複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 プライベートボックスに登録される情報を示す図である。 PCスキャンを実行した場合の作用を示すフローチャートである。 PCスキャン実行時のスキャン指示画面の一例を示す図である。 PCプリントを実行した場合の作用を示すフローチャートである。 PCプリント実行時の印刷指定画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 LAN I/F
22 バス
23 プライベートボックス記憶領域

Claims (5)

  1. グループ番号、転送先が登録される複数のボックスを備えた転送情報記憶手段と、画像読取手段と、画像蓄積手段と、画像記録手段と、上記各部を制御する制御手段とを備えた通信ネットワークに接続可能なネットワーク複合機であって、上記通信ネットワークに接続された外部装置からグループ番号を指定したスキャン実行指示があったとき、上記制御手段が上記画像読取手段によるスキャン画像を上記画像蓄積手段に蓄積し、この蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定された転送先に転送することを特徴とするネットワーク複合機。
  2. グループ番号、転送先が登録される複数のボックスを備えた転送情報記憶手段と、画像読取手段と、画像蓄積手段と、画像記録手段と、上記各部を制御する制御手段とを備えた通信ネットワークに接続可能なネットワーク複合機であって、上記通信ネットワークに接続された外部装置からグループ番号を指定したプリント実行指示があったとき、上記制御手段がプリント情報の符号化画像を上記画像蓄積手段に蓄積し、この蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定された転送先に転送することを特徴とするネットワーク複合機。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスにファイル形式が登録され、画像を転送するとき、上記制御手段が上記蓄積画像を指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定されているファイル形式に変換して転送することを特徴とするネットワーク複合機。
  4. 請求項1または請求項2に記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスに画像転送の可否が登録され、スキャン実行指示あるいはプリント実行指示があったとき、指定されたグループ番号が登録されたボックスに転送可が設定されている場合のみ、上記制御手段が画像を転送先に転送することを特徴とするネットワーク複合機。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載されたネットワーク複合機において、上記転送情報記憶手段の各ボックスに転送通知メール送信先が登録され、画像を転送先に転送した場合に、上記制御手段が、指定されたグループ番号が登録されたボックスに設定されているメール送信先に、画像転送した旨及び転送先を含むメールを送信することを特徴とするネットワーク複合機。
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