JP2009159213A - 画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の送信先にスキャンデータを送信する場合に、CPUの処理負荷を軽減することができる画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システムを提供する。
【解決手段】スキャンデータ転送プログラムを開始すると、送信先のフォルダ情報及び選択された保存ファイル形式を記憶した後、原稿をスキャンし、スキャンデータをファイル形式変換して保存する(S101〜S106)。次に、送信先のフォルダが複数ある場合、送信先の一つのパソコンを選択し、スキャンデータの格納場所情報と送信先のフォルダ情報のみを送信する(S107〜S109)。そして、送信先のパソコンが他の送信先へのスキャンデータの転送処理を行うので、処理を分散することができ、画像処理装置のCPU負荷を軽減することができる。
【選択図】図5
【解決手段】スキャンデータ転送プログラムを開始すると、送信先のフォルダ情報及び選択された保存ファイル形式を記憶した後、原稿をスキャンし、スキャンデータをファイル形式変換して保存する(S101〜S106)。次に、送信先のフォルダが複数ある場合、送信先の一つのパソコンを選択し、スキャンデータの格納場所情報と送信先のフォルダ情報のみを送信する(S107〜S109)。そして、送信先のパソコンが他の送信先へのスキャンデータの転送処理を行うので、処理を分散することができ、画像処理装置のCPU負荷を軽減することができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、スキャン画像をネットワーク経由で転送する機能を備えた画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システムに関する。
画像処理装置、例えば、デジタル複合機は、本来のコピー機能、ファクシミリ機能に加えて、通信ネットワークを介して接続されたパソコン等から送られる画像情報を他のファクシミリ装置へ送信する機能を備えている。また、このデジタル複合機はパソコン等から送られる画像情報をプリントアウトするプリンタ機能も備えている。
このようなデジタル複合機において、デジタル複合機本体からの操作で、スキャンデータをネットワーク経由でパソコンのフォルダに転送するScan To Folder機能が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−77177号公報
このScan To Folder機能では、ネットワーク接続されているパソコンのフォルダ及びデジタル複合機の共有フォルダをリストアップし、その中からユーザに所望のフォルダを指定させて、スキャンしたデータをネットワークを介して転送することになる。
上記のようにスキャンデータをネットワーク経由でパソコンに転送する場合、複数のパソコンのフォルダへのスキャンデータの送信が指示されると、デジタル複合機が指定された複数のフォルダにスキャンデータを順次送信する必要がある。
このため、複数のパソコンにスキャンデータを送り込んでいる間、デジタル複合機ならびにネットワーク制御部としてはCPUパワーを占有されることになり、他の事象が発生して処理しようとしても、なかなか処理できないという問題が発生する。
このため、複数のパソコンにスキャンデータを送り込んでいる間、デジタル複合機ならびにネットワーク制御部としてはCPUパワーを占有されることになり、他の事象が発生して処理しようとしても、なかなか処理できないという問題が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、複数の送信先にスキャンデータを送信する場合に、CPUの処理負荷を軽減することができる画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、原稿画像をスキャンするスキャン部と、上記スキャン部が原稿画像をスキャンしたスキャンデータを格納するスキャンデータ格納部と、通信ネットワークに接続された端末装置との間のネットワーク処理を行うネットワーク制御部と、上記各部を制御する制御部とを備えた画像処理装置であって、スキャンデータの複数の端末装置への送信を指示したスキャン実行指示があったとき、上記制御部が、上記スキャン部により原稿画像をスキャンし、スキャンデータを上記スキャンデータ格納部に格納するとともに、上記スキャンデータ格納部でのスキャンデータの格納場所情報と送信先情報のみを、上記ネットワーク制御部により複数の送信先の一つに送信することを特徴とする。
また、本発明の他の画像処理装置は、上記の画像処理装置において、画像データのファイル形式を変換するファイル形式変換部を備え、上記制御部が、上記スキャン部によりスキャンした画像データを上記ファイル形式変換部により複数のファイル形式の中から選択されたファイル形式に変換し、スキャンデータとして上記スキャンデータ格納部に格納することを特徴とする。
また、本発明の他の画像処理装置は、上記の画像処理装置において、画像データのファイル形式を変換するファイル形式変換部を備え、上記制御部が、上記スキャン部によりスキャンした画像データを上記ファイル形式変換部により複数のファイル形式の中から選択されたファイル形式に変換し、スキャンデータとして上記スキャンデータ格納部に格納することを特徴とする。
さらに、本発明の端末装置は、上記の画像処理装置に通信ネットワークを介して接続される端末装置であって、画像格納部と、ネットワーク制御部と、上記各部を制御する制御部とを備え、上記画像処理装置からスキャンデータの格納場所情報と送信先情報を受信したとき、上記制御部が、スキャンデータの格納場所情報に基づいてスキャンデータを上記画像処理装置から取得して上記画像格納部に格納するとともに、上記送信先情報に他の送信先が含まれている場合、上記画像格納部でのスキャンデータの格納場所情報と送信先情報を上記ネットワーク制御部により他の送信先の一つに送信することを特徴とする。
また、本発明のスキャンデータ転送システムは、上記の画像処理装置と上記の端末装置とが通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
また、本発明のスキャンデータ転送システムは、上記の画像処理装置と上記の端末装置とが通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、スキャンデータの格納場所情報と送信先情報のみを送信先の一つの端末装置に送信し、本発明の端末装置が他の送信先に自装置のスキャンデータの格納場所情報と送信先情報を送信する。このように、本発明の画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システムによれば、スキャンデータの転送処理が端末装置と分担して行われるので、処理を分散することができ、画像処理装置のCPUの負荷を軽減することができる。
以下、本発明の画像処理装置をデジタル複合機に適用した実施例について、図面を用いて説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機(MFP)、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN、7はインターネット網である。
デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はデジタル複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、CPU11はバス25を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM12はデジタル複合機の動作に必要な種々のプログラム及び操作メッセージ等を予め記憶し、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示部14は、デジタル複合機の動作状態の表示及び種々の機能の操作画面の表示を行う表示器よりなり、操作部15は、デジタル複合機を操作するための多数の操作キーから構成されている。
図3はこの表示部14と操作部15の詳細な構成を示す図である。表示部14を構成するLCD表示部31には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部31に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
図3はこの表示部14と操作部15の詳細な構成を示す図である。表示部14を構成するLCD表示部31には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部31に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
また、操作キーとして、テンキー32、スタートキー33、リセットキー34、ストップキー35、複数のワンタッチダイヤルキー36、十字キー37、リターンキー38、セットキー39が設けられている。さらに、機能切替キーとして、FAX切替キー40、コピー切替キー41、スキャナ切替キー42が設けられている。なお、LCD表示部31によりこれらの操作キーあるいは機能切替キーの一部又は全部を代用することも可能である。
読取部16はCCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、カラーまたはモノクロのドットイメージデータを出力する。また、画像メモリ17は、DRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読取部16で読み取った画像データを記憶する。
記録部18は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信した画像データ、コピー原稿データあるいはホスト端末2、3、4・・・から送信されたプリントデータをプリントアウトする。
コーデック19は所定のプロトコルに対応して符号化及び復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号する。また、このコーデック19は、画像データをPDF、JPEG、あるいは、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF等のファイル形式に変換する機能も備えている。
コーデック19は所定のプロトコルに対応して符号化及び復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号する。また、このコーデック19は、画像データをPDF、JPEG、あるいは、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF等のファイル形式に変換する機能も備えている。
モデム20はバス25に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファックスモデムとしての機能を有し、このモデム20は同様にバス25に接続されたNCU21と接続されている。NCU21はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム20をPSTN5に接続する。
また、スキャンデータ格納部22は、ファイル形式変換されたスキャンデータを保存するものであり、ネットワーク制御部23はパソコン2、3、4等との接続処理、データの送受信処理等を実行する。
LANインターフェース24(I/F)はLAN6に接続され、パソコン2、3、4・・・からのデータあるいはインターネット網7からのデータをLAN6を介して受信する。また、このLANインターフェース24は、LAN6に対してデータの送信も行うものであり、信号変換あるいはプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
LANインターフェース24(I/F)はLAN6に接続され、パソコン2、3、4・・・からのデータあるいはインターネット網7からのデータをLAN6を介して受信する。また、このLANインターフェース24は、LAN6に対してデータの送信も行うものであり、信号変換あるいはプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
デジタル複合機1は上記のように構成されており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像が読取部16で読み取られ、コーデック19で圧縮されて画像メモリ17に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ17から読み出されてモデム20で変調され、NCU21からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム20で復調され、画像メモリ17に蓄積された後、コーデック19で復号されて記録部18により印刷される。
一方、図4はデジタル複合機1にLAN6を介して接続されるパソコン2、3、4等の構成を示す概略ブロック図である。CPU51は、バス59を介してパソコン2のハードウェア各部を制御するとともに、ROM52に記憶されたソフトウェアプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。また、RAM53はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
表示部54は、液晶表示装置(LCD)等の表示装置であり、入力部55はパソコン2を操作するためのキーボードである。ハードディスクドライブ(HDD)56は記憶媒体を内蔵する記憶装置で、各種の機能のプログラムを格納するとともに、様々なデータを記憶する。このHDD56には、デジタル複合機からスキャン情報が送信されてきた時に画像受信処理を行うソフトウェアがインストールされているとともに、スキャンデータを格納する画像格納領域が設けられている。また、ネットワーク処理部57はデジタル複合機1等との接続処理、データの送受信処理等を実行し、LANインターフェース58はLAN6に接続され、上記のLANインターフェース24と同様な働きをする。
次に、デジタル複合機1において、スキャンデータを複数のパソコンに転送する場合の作用について説明する。
ユーザがスキャン原稿を読取部16にセットした後、LCD表示部31に表示された機能選択画面でスキャンデータの転送を選択した場合、デジタル複合機のCPU11は図5のフローチャートに示すスキャンデータ転送プログラムを開始する。
ユーザがスキャン原稿を読取部16にセットした後、LCD表示部31に表示された機能選択画面でスキャンデータの転送を選択した場合、デジタル複合機のCPU11は図5のフローチャートに示すスキャンデータ転送プログラムを開始する。
このスキャンデータ転送プログラムを開始した場合、CPU11は、まず、LCD表示部31に送信先フォルダ選択画面を表示する(ステップ101)。
図6は、上記の送信先フォルダ選択画面の一例であり、図に示すように、スキャンデータの送信先のフォルダ選択欄と、スキャンデータを保存するファイル形式の選択欄と、「スキャン」ボタン、及び、「中止ボタン」が表示されている。
図6は、上記の送信先フォルダ選択画面の一例であり、図に示すように、スキャンデータの送信先のフォルダ選択欄と、スキャンデータを保存するファイル形式の選択欄と、「スキャン」ボタン、及び、「中止ボタン」が表示されている。
送信先のフォルダとしては、デジタル複合機(MFP)1のスキャンデータ格納部22に設定された共有フォルダと、その時点でLAN6に接続されているパソコンのネットワーク上で公開されているフォルダの中から一つまたは複数を選択することができる。また、ファイル形式としては、TIFF、PDF及びJPEGの中から一つを選択することができる。
送信先フォルダ選択画面を表示した後、CPU11は、送信先フォルダ選択画面の「スキャン」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップ102)。「スキャン」ボタンが押下されていないと判定した場合、CPU11は、「中止」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ103)、「中止」ボタンが押下されたと判定した場合、プログラムを終了する。また、「中止」ボタンが押下されていないと判定した場合、CPU11は、ステップ102に戻り、「スキャン」ボタンが押下されたか否かを判定する。
そして、ステップ102で「スキャン」ボタンが押下されたと判定した場合、CPU11は、送信先フォルダ選択画面で選択された送信先のフォルダ情報及び選択された保存ファイル形式をRAM13記憶する(ステップ104)。このとき、CPU11は、送信先フォルダの情報をURI(Uniform Resource Identifier)形式、例えば、”\\kuwahara\Scan”、”\\tachibana\temp”としてRAM13に記憶する。
次に、CPU11は、読取部16にセットされた原稿を読取部16で読み取り、読み取った画像データをコーデック19で符号圧縮処理した後、圧縮した画像データを画像メモリ17に記憶する(ステップ105)。この後、CPU11は、画像メモリ17に記憶された符号化データをコーデック19により送信先フォルダ選択画面で選択されたファイル形式、例えば、TIFF形式に変換し、スキャンデータとしてスキャンデータ格納部22に保存する(ステップ106)。なお、このファイル形式変換したスキャンデータの保存時のIPアドレスとして、スキャン日時を使用し、例えば、\\Scan\200712241630.tifを設定し、フォルダ下に格納する。
ファイル形式を変換してスキャンデータを保存した後、CPU11は、RAM13に記憶された送信先のフォルダが複数あるか否かを判定する(ステップ107)。送信先が一つである場合、CPU11は、ネットワーク制御部23に送信先のパソコン、例えば、”tanaka”パソコンと接続させ、スキャンデータの格納場所情報、すなわち、\\MFP\Scan\200712241630.tifと、送信先のフォルダ情報を送出し(ステップ108)、プログラムを終了する。
一方、ステップ107で送信先が複数あると判定した場合、CPU11は、送信先のパソコンの一つ、例えば、”kuwahara”パソコンを選択する(ステップ109)。次に、CPU11は、ネットワーク制御部23に”kuwahara”パソコンと接続させ、スキャンデータの格納場所情報、すなわち、\\MFP\Scan\200712241630.tifと、送信先のフォルダ情報を送出し(ステップ108)、プログラムを終了する。
次に、スキャンデータの格納場所情報と送信先のフォルダ情報をパソコンが受け取った場合の、パソコン側の作用を図7のフローチャートにより説明する。
パソコンが起動されている場合、パソコンのCPU51は、常時、図7のフローチャートに示すスキャンデータ転送プログラムを実行している。このプログラムの実行中、CPU51は、ネットワーク制御部57がスキャンデータの格納場所情報及び送信先のフォルダ情報よりなるスキャン情報を受け取ったか否かを判定している(ステップ201)。
パソコンが起動されている場合、パソコンのCPU51は、常時、図7のフローチャートに示すスキャンデータ転送プログラムを実行している。このプログラムの実行中、CPU51は、ネットワーク制御部57がスキャンデータの格納場所情報及び送信先のフォルダ情報よりなるスキャン情報を受け取ったか否かを判定している(ステップ201)。
スキャン情報を受け取ったと判定した場合、CPU51は、スキャンデータの格納場所情報及び送信先のフォルダ情報をRAM53に記憶する(ステップ202)。次に、CPU51は、スキャンデータの格納場所情報に基づいて、ネットワーク制御部57によりスキャンデータを取得し、送信先フォルダ情報に記載された保存先に格納する(ステップ203)。すなわち、CPU51はデジタル複合機1のスキャンデータ格納部22に格納されたスキャンデータ\\Scan\200712241630.tifを取得し、送信先フォルダ情報に記載された自パソコンの保存先、例えば、”\\kuwahara\Scan”に格納する。
次に、CPU51は、受け取った送信先のフォルダ情報に基づいて自パソコン以外の送信先があるか否かを判定し(ステップ204)、自パソコン以外の送信先がないと判定した場合、プログラムを終了する。一方、ステップ204で自パソコン以外の送信先があると判定した場合、残りの送信先の一つのパソコン、例えば、”\\tachibana”を選択する(ステップ205)。次に、CPU51は、ネットワーク制御部57に”tachibana”パソコンと接続させ、スキャンデータの自パソコンでの格納場所情報と、自パソコン以外の残りの送信先のフォルダ情報を”tachibana”パソコンに送出させた(ステップ)後、プログラムを終了する。これにより、”tachibana”パソコンが\\kuwahara\Scan\200712241630.tifの格納場所情報と、送信先のフォルダ情報を受け取り、スキャンデータの取得と他の送信先への転送処理を実行する。
以上のように、デジタル複合機は、パソコンのフォルダならびに共有フォルダをリストアップするブラウジング機能はネットワーク制御部を用いて行うが、スキャンデータの転送処理はパソコンにインストールされているソフトウェアと分担して行う。したがって、複数のパソコンにスキャンデータを送信する場合、スキャンデータの転送処理が分散され、デジタル複合機のCPU負荷が軽減されるので、他の事象の処理が発生した場合、デジタル複合機が円滑に他の処理を実行することができる。
なお、上記の実施例では、ネットワーク経由でのスキャンデータ転送機能をデジタル複合機の操作部から実行するようにしたが、ネットワークを経由してパソコンからスキャンデータ転送機能を実行できるようにすることも可能である。
また、上記の実施例では、スキャン画像をファイル変換する形式としてTIFF、PDF、JPEGを例として説明したが、他の形式のファイル変換方式を採用することもできる。
また、上記の実施例では、スキャン画像をファイル変換する形式としてTIFF、PDF、JPEGを例として説明したが、他の形式のファイル変換方式を採用することもできる。
1 デジタル複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示部
15 操作部
16 読取部
17 画像メモリ
18 記録部
19 コーデック
20 モデム
21 NCU
22 スキャンデータ格納部
23 ネットワーク制御部
24 LAN I/F
25 バス
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示部
15 操作部
16 読取部
17 画像メモリ
18 記録部
19 コーデック
20 モデム
21 NCU
22 スキャンデータ格納部
23 ネットワーク制御部
24 LAN I/F
25 バス
Claims (4)
- 原稿画像をスキャンするスキャン部と、上記スキャン部が原稿画像をスキャンしたスキャンデータを格納するスキャンデータ格納部と、通信ネットワークに接続された端末装置との間のネットワーク処理を行うネットワーク制御部と、上記各部を制御する制御部とを備えた画像処理装置であって、
スキャンデータの複数の端末装置への送信を指示したスキャン実行指示があったとき、上記制御部が、上記スキャン部により原稿画像をスキャンし、スキャンデータを上記スキャンデータ格納部に格納するとともに、上記スキャンデータ格納部でのスキャンデータの格納場所情報と送信先情報のみを、上記ネットワーク制御部により複数の送信先の一つに送信することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載された画像処理装置において、
画像データのファイル形式を変換するファイル形式変換部を備え、上記制御部が、上記スキャン部によりスキャンした画像データを上記ファイル形式変換部により複数のファイル形式の中から選択されたファイル形式に変換し、スキャンデータとして上記スキャンデータ格納部に格納することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置に通信ネットワークを介して接続される端末装置であって、
画像格納部と、ネットワーク制御部と、上記各部を制御する制御部とを備え、
上記画像処理装置からスキャンデータの格納場所情報と送信先情報を受信したとき、上記制御部が、スキャンデータの格納場所情報に基づいてスキャンデータを上記画像処理装置から取得して上記画像格納部に格納するとともに、上記送信先情報に他の送信先が含まれている場合、上記画像格納部でのスキャンデータの格納場所情報と送信先情報を上記ネットワーク制御部により他の送信先の一つに送信することを特徴とする端末装置。 - 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置と請求項3に記載された端末装置とが通信ネットワークを介して接続されていることを特徴とするスキャンデータ転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007333816A JP2009159213A (ja) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | 画像処理装置、端末装置及びスキャンデータ転送システム |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11112767A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像転送装置 |
JP2002232667A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Ricoh Co Ltd | 情報送受信システム |
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2007
- 2007-12-26 JP JP2007333816A patent/JP2009159213A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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