JP2006214196A - 立体駐車装置 - Google Patents

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JP2006214196A JP2005028894A JP2005028894A JP2006214196A JP 2006214196 A JP2006214196 A JP 2006214196A JP 2005028894 A JP2005028894 A JP 2005028894A JP 2005028894 A JP2005028894 A JP 2005028894A JP 2006214196 A JP2006214196 A JP 2006214196A
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雅浩 河野
Akira Nakamura
明 中村
Masaharu Asano
正春 浅野
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Abstract

【課題】 車両の収容効率を向上させ、安全で利便性がよく、コストを低減できる立体駐車装置を提供することにある。
【解決手段】 第1の領域Z1、第2の領域Z2および第3の領域Z3を並列している。上記第1の領域Z1は、1階の車路Rと2階の車庫Sとを有する。上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3は、1階と2階に、車庫Sを有する。上記車路Rには、車両をパレットと共に搬送する搬送体1が配置されている。この搬送体1は、自走しつつ昇降して上記車両を移動する。このように、上記車路Rの上側に上記車庫Sを設けることができるので、上記車両の収容効率がよい。また、運転者は、運転して上記車両を出入庫する必要がないので、安全で利便性がよい。また、横行や昇降の駆動部を上記搬送体1に集中して設けることができて、立体駐車装置のコストを低減できる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、複数の車庫を有する駐車領域を備えた立体駐車装置に関する。
従来の立体駐車装置は、3段4列の車庫(パレット)を有する駐車領域を、トラバース装置の両側に対向して設け、このトラバース装置の一端に昇降装置を設けている(特開平8−260743号公報:特許文献1参照)。
上記駐車領域は、上段と下段のそれぞれに各4個の昇降パレットと、乗り入れ段となる中段に3個の横行パレットとを備えている。上段の昇降パレットは、それぞれ、上段用昇降部によって、上段と中段の間を昇降可能である。下段の昇降パレットは、それぞれ、下段用昇降部によって、下段と中段の間を昇降可能である。中段の横行パレットは、それぞれ、横行部によって、横行可能である。
車両をパレットに入庫する場合、上段または下段の空の昇降パレット、または、中段の空の横行パレットを、上記駐車領域の乗り入れ段に配置する。そして、上記昇降装置によって上記車両を上記トラバース装置へ移動し、上記トラバース装置が横行して、上記車両を上記駐車領域の乗り入れ段の前に配置する。その後、上記空のパレットに、上記車両を移動する。
車両をパレットから出庫する場合、出庫させる上記車両のある上記昇降パレットまたは上記横行パレットを、上記駐車領域の乗り入れ段に配置する。その後、上記車両を上記トラバース装置に移動し、上記トラバース装置が横行して、上記車両を上記昇降装置へ移動する。そして、上記昇降装置によって、上記車両を出庫する。
しかしながら、上記従来の立体駐車装置では、上記トラバース装置の上側には、上記車庫を設けていないので、上記車両の収容効率が低い。
また、運転者は、上記トラバース装置と上記パレットとの間を、上記車両を運転して移動しなければならず、運転者は車内に残る必要があり、危険で利便性が低い。また、運転者が移動するための通路や階段が必要であり、上記車両の収容効率が一層低くなる。
また、横行や昇降の駆動部が、上記トラバース装置および上記昇降装置以外の上記昇降パレットおよび上記横行パレットに必要になって、立体駐車装置のコストが上昇する。
特開平8−260743号公報
そこで、この発明の課題は、車両の収容効率を向上させ、安全で利便性がよく、コストを低減できる立体駐車装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の立体駐車装置は、
最下段に配置されていると共に前後方向に延びている車路と、この車路の上側で、上下方向に少なくとも1段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫とを有する第1の領域と、
この第1の領域の左右の一方向に隣接すると共に、上下方向に少なくとも2段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫を有する第2の領域と、
上記第1の領域の上記車路に配置されて車両をパレットと共に搬送する搬送体と
を備え、
上記搬送体は、
上記第1の領域の上記車路を前後方向に走行する走行部と、
上記走行部に昇降自在に取り付けられると共に上記パレットを昇降する昇降部と
を有し、
上記昇降部は、
上記パレットを前後方向および左右方向に移動させるパレット移動部を
有することを特徴としている。
この発明の立体駐車装置によれば、上記第1と上記第2の領域の外側から上記車庫に上記車両を入庫する場合、上記搬送体は、上記パレット移動部によって、上記第1と上記第2の領域の外側から上記車両を(上記パレットと共に)移動して上記昇降部に載置する。そして、上記搬送体は、上記走行部によって、上記第1の領域の上記車路を走行して、上記車両を運ぶ。その後、上記搬送体は、上記昇降部によって、上記車両を上記車庫に近づけて、上記パレット移動部によって、上記車両を上記車庫に移動する。
一方、上記車庫から上記第1と上記第2の領域の外側へ上記車両を出庫する場合、上記搬送体は、上記昇降部を上記車両に近づけて、上記パレット移動部によって、上記車両を(上記パレットと共に)上記車庫から上記昇降部に移動する。そして、上記搬送体は、上記走行部によって、上記第1の領域の上記車路を走行して、上記車両を運ぶ。その後、上記搬送体は、上記パレット移動部によって、上記車両を上記第1と上記第2の領域の外側へ移動する。
なお、1階の上記車庫に上記車両を出入庫する場合、上記昇降部によって、上記車両を上記パレットと共に昇降しなくてもよい。
また、上記車路の上側に上記車庫を設けることができるので、上記車両の収容効率がよい。また、運転者は、運転して上記車両を出入庫する必要がないので、安全で利便性がよい。また、横行や昇降の駆動部を上記搬送体に集中して設けることができて、立体駐車装置のコストを低減できる。
このように、上記搬送体は、自走しつつ昇降して上記車両を(上記パレットと共に)移動するので、上記車庫を(パズルのように)互いに複雑に組み替えて上記車両を出入庫する必要がなくて、上記車庫の数量が増えても、上記車両を短い時間で出入庫できる。
また、一実施形態の立体駐車装置では、
上記パレット移動部は、
上記パレットを前後方向に移動させる第1のテーブルと、
上記パレットを左右方向に移動させる第2のテーブルと
を有する。
この一実施形態の立体駐車装置によれば、上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルの役割を区別しているので、上記第1のテーブルまたは上記第2のテーブルに故障等が生じても、上記第1のテーブルまたは上記第2のテーブルを交換できて、無駄が少なくなる。
また、一実施形態の立体駐車装置では、
上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルを選択的に昇降させるテーブル昇降制御部を備え、
上記テーブル昇降制御部は、
上記第1のテーブルを上記第2のテーブルよりも上側に突出して上記第1のテーブルに上記パレットを載置させる一方、
上記第2のテーブルを上記第1のテーブルよりも上側に突出して上記第2のテーブルに上記パレットを載置させる。
この一実施形態の立体駐車装置によれば、上記パレットを上記第1のテーブルによって前後方向に移動する場合、上記第1のテーブルを上記第2のテーブルよりも上側に突出して上記第1のテーブルに上記パレットを載置させる。一方、上記パレットを上記第2のテーブルによって左右方向に移動する場合、上記第2のテーブルを上記第1のテーブルよりも上側に突出して上記第2のテーブルに上記パレットを載置させる。このように、上記パレットを確実に移動することができる。
また、一実施形態の立体駐車装置では、
上記第1のテーブルは、
上記パレットを前後方向にガイドするガイド部と、
上記パレットをクランプして前後方向に移動させるクランプ部と
を有し、
上記第2のテーブルは、
上記パレットを左右方向にガイドするガイド部と、
上記パレットをクランプして左右方向に移動させるクランプ部と
を有する。
この一実施形態の立体駐車装置によれば、上記第1のテーブルによって、上記パレットを正確に前後方向に移動することができる。一方、上記第2のテーブルによって、上記パレットを正確に左右方向に移動することができる。
また、一実施形態の立体駐車装置では、上記第1の領域の左右の他方向に隣接すると共に、上下方向に少なくとも2段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫を有する第3の領域を備える。
この一実施形態の立体駐車装置によれば、上記第1の領域の左右に上記第2の領域および上記第3の領域を設けているので、上記第1の領域、上記第2の領域および上記第3の領域は、合理的な配置になって、上記車庫の数量を有効に増加できると共に、上記車両を効率よく出入庫できる。
この発明の立体駐車装置によれば、上記車路の上側に上記車庫を設けることができるので、上記車両の収容効率がよい。また、運転者は、運転して上記車両を出入庫する必要がないので、安全で利便性がよい。また、横行や昇降の駆動部を上記搬送体に集中させることができて、立体駐車装置のコストを低減できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の立体駐車装置の一実施形態である平面図を示している。図2は、立体駐車装置の正面図を示している。図3Aは、図1のA−A側面図を示し、図3Bは、図1のB−B側面図を示している。
この立体駐車装置は、地上に配置されている第1の領域Z1、第2の領域Z2および第3の領域Z3を備える。上記第2の領域Z2は、上記第1の領域Z1の左右の一方向に隣接している。上記第3の領域Z3は、上記第1の領域Z1の左右の他方向に隣接している。
上記第1の領域Z1は、最下段に配置されている車路Rと、この車路Rの上側に配置されている複数の車庫Sとを有する。すなわち、上記第1の領域Z1の1階に、上記車路Rを有し、上記第1の領域Z1の2階に、上記複数の車庫Sを有する。
上記複数の車庫Sは、上下方向に1段および前後方向に8列に配置されている。上記複数の車庫Sは、図中S37〜S44にて示している。上記前後方向の車庫Sに並んで、上記車庫Sの大きさに略等しい空間Nが設けられている。
上記各車庫Sは、前後方向に沿って、移動自在である。すなわち、上記第1の領域Z1の上記車庫Sは、可動式の車庫である。そして、上記空間Nへ上記車庫Sを移動することにより、上記各車庫Sをずらすことができる。
上記車路Rは、前後方向に延びている。上記車路Rには、(図示しない)車両を搬送する搬送体1が配置されている。
上記第2の領域Z2は、上下方向に2段および前後方向に9列配置されている複数の車庫Sを有する。上記複数の車庫Sは、図中S1〜S18にて示している。すなわち、上記第2の領域Z2の1階に、9つの車庫S(偶数S2,S4,・・・,S18)を有し、上記第2の領域Z2の2階に、9つの車庫S(奇数S1,S3,・・・,S17)を有する。上記各車庫Sは、固定されている(つまり、固定式の車庫である)。
上記第3の領域Z3は、上記第2の領域Z2と同様に、上下方向に2段および前後方向に9列配置されている複数の車庫Sを有する。上記複数の車庫Sは、図中S19〜S36にて示している。すなわち、上記第3の領域Z3の1階に、9つの車庫S(偶数S20,S22,・・・,S36)を有し、上記第3の領域Z3の2階に、9つの車庫S(奇数S19,S21,・・・,S35)を有する。上記各車庫Sは、固定されている(つまり、固定式の車庫である)。
上記第1の領域Z1の上記通路Rの前方には、(図示しない)車両を出入庫するための出入庫の領域Z0が設けられている。
上記第1の領域Z1の上記車路R、上記第2の領域Z2の最下段、上記第3の領域Z3の最下段、および、上記出入庫の領域Z0は、略同一のレベルにある。
図4Aの要部拡大の平面図、および、図4Bの要部拡大の正面図に示すように、上記第1の領域Z1の上記可動式の車庫Sは、前後側が開口している箱体である。上記各車庫S内には、パレット6が配置されている。すなわち、上記車庫S内には、前後方向に回転するローラ80が設けられ、このローラ80に、上記パレット6が載置されている。
上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3の上記固定式の車庫Sは、上記第1の領域Z1側が開口している箱体である。上記各車庫S内には、パレット6が配置されている。すなわち、上記車庫S内には、左右方向に回転するローラ70が設けられ、このローラ70に、上記パレット6が載置されている。
上記パレット6に、(図示しない)車両が載置されて、上記パレット6は、車両と共に、上記搬送体1によって、搬送される。上記第1の領域Z1の上記車路Rは、凹部を有し、この凹部には、上記搬送体1が走行自在に配置されている。
上記固定式の車庫Sは、上記第1の領域Z1側に、支柱71を設けている。この支柱71の上部には、前後方向に延びている横行レール72が取り付けられている。この横行レール72は、例えば、H型鋼である。
上記可動式の車庫Sは、前後方向の一端に、左右方向に延びているシャフト81を有する。このシャフト81の両端には、車輪82が取り付けられている。また、上記可動式の車庫Sは、前後方向の他端で左右方向の両側に、前後方向に回転する車輪83を有する。上記車輪82,83は、上記横行レール72に載置されて、上記可動式の車庫Sは、上記横行レール72上を移動する。
図5の要部拡大の正面図に示すように、上記シャフト81には、スプロケット84が設けられている。上記可動式の車庫Sの箱体には、モータ85が取り付けられている。このモータ85の駆動軸には、スプロケット86が設けられている。上記シャフト81のスプロケット84と、上記モータ85の駆動軸のスプロケット86とは、チェーン87によって、連結されている。そして、上記モータ85の駆動により、上記シャフト81および上記車輪82は回転して、上記可動式の車庫Sは、上記横行レール72上を走行する。
図6Aの平面図、図6Bの正面図および図6Cの側面図に示すように、上記搬送体1は、上記車路Rを前後方向に走行する走行部3と、上記走行部3に昇降自在に取り付けられると共に(図4Aと図4Bに示す)上記パレット6を昇降する昇降部4とを有する。
上記走行部3および上記昇降部4を駆動する図示しない駆動部は、例えば、油圧ユニット、バルブ、シリンダまたはチェーン等である。
上記走行部3は、架台31と、この架台31の下面に取り付けられている前後方向に回転するローラ32と、上記架台31の上面に取り付けられると共に上下方向に延びている昇降レール33とを備える。上記昇降レール33は、例えば、H型鋼であり、上記架台31の四隅に設けられている。
上記昇降部4は、架台41と、この架台41に載置されているパレット移動部5とを備える。上記架台41は、上記昇降レール33に沿って走行するローラを有する。
上記パレット移動部5は、上記パレット6を前後方向および左右方向に移動させる。上記パレット移動部5は、上記パレット6を前後方向に移動させる第1のテーブル10と、上記パレット6を左右方向に移動させる第2のテーブル20とを有する。
上記第1のテーブル10は、上記架台41よりも小さな矩形に形成されている。上記第1のテーブル10は、左右に矩形状の孔部を有し、この左右の孔部のそれぞれに、矩形状の上記第2のテーブル20が位置している。
上記第1のテーブル10は、上記パレット6を前後方向にガイドするガイド部11と、上記パレット6をクランプして前後方向に移動させるクランプ部12とを有する。
上記ガイド部11は、上記第1のテーブル10の左右端部のそれぞれに、前後方向に沿って複数配置されている。上記ガイド部11は、前後方向に回転するローラである。
上記クランプ部12は、上記第1のテーブル10の中央部の前後に、背中合わせに2つ配置されている。上記クランプ部12は、前後方向に伸縮する。すなわち、上記クランプ部12は、前後方向に伸縮するように配置されたパンタグラフ13と、このパンタグラフ13を伸縮するシリンダ14と、上記パンタグラフ13の先端に設けられ上記パレット6に係止する係止部15とを有する。そして、上記シリンダ14の縮みによって、上記パンタグラフ13は伸びる一方、上記シリンダ14の伸びによって、上記パンタグラフ13は縮む。
上記第2のテーブル20は、上記パレット6を左右方向にガイドするガイド部21と、上記パレット6をクランプして左右方向に移動させるクランプ部22とを有する。
上記ガイド部21は、上記第2のテーブル20の前後端部のそれぞれに、左右方向に沿って複数配置されている。上記ガイド部21は、左右方向に回転するローラである。
上記クランプ部22は、上記第2のテーブル20の中央部に配置されている。上記クランプ部22は、左右方向に伸縮する。すなわち、上記クランプ部22は、左右方向に伸縮するように配置されたパンタグラフ23と、このパンタグラフ23を伸縮するシリンダ24と、上記パンタグラフ23の先端に設けられ上記パレット6に係止する係止部25とを有する。そして、上記シリンダ24の縮みによって、上記パンタグラフ23は伸びる一方、上記シリンダ24の伸びによって、上記パンタグラフ23は縮む。
図6Aに示すように、上記第1のテーブル10および上記第2のテーブル20を選択的に昇降させるテーブル昇降制御部7が設けられている。上記テーブル昇降制御部7は、上記第1のテーブル10を上記第2のテーブル20よりも上側に突出して上記第1のテーブル10に上記パレット6を載置させる一方、上記第2のテーブル20を上記第1のテーブル10よりも上側に突出して上記第2のテーブル20に上記パレット6を載置させる。なお、上記第1のテーブル10または上記第2のテーブル20の何れか一方を、上昇または下降させて、他方に対して上側に突出させるようにすればよい。
図7Aの正面図、図7Bの平面図および図7Cの側面図に示すように、上記パレット6は、裏面に、前後方向に延びている第1のガイド溝61と、左右方向に延びている第2のガイド溝62とを有する。上記第1のガイド溝61は、上記第1のテーブル10の上記ガイド部11に嵌合可能であり、上記第2のガイド溝62は、上記第2のテーブル20の上記ガイド部21に嵌合可能である。なお、図7Bでは、分かりやすいように、上記パレット6の裏面を仮想線にて示している。
そして、(図6Aの)上記テーブル昇降制御部7によって、上記第2のテーブル20に上記パレット6を載置させた場合、上記パレット6の上記第2のガイド溝62に、上記第2のテーブル20の上記ガイド部21が嵌合して、上記ガイド部21にて上記パレット6を支持する。このとき、上記パレット6は、左右方向にのみ、移動可能になる。
一方、(図6Aの)上記テーブル昇降制御部7によって、上記第1のテーブル10に上記パレット6を載置させた場合、図8Aの正面図および図8Bの側面図に示すように、上記パレット6の上記第1のガイド溝61に、上記第1のテーブル10の上記ガイド部11が嵌合して、上記ガイド部11にて上記パレット6を支持する。このとき、上記パレット6は、前後方向にのみ、移動可能になる。
ここで、図7Bに示すように、上記第2のテーブル20の上記クランプ部22の上記係止部25について説明する。なお、図6Aに示す上記第1のテーブル10の上記クランプ部12の上記係止部15は、上記第2のテーブル20の上記係止部25と同様であるので、説明を省略する。
上記第2のテーブル20に上記パレット6を載置させた状態で、上記係止部25によって上記パレット6を係止する。
具体的に述べると、図9の要部拡大の正面図に示すように、上記係止部25は、上下方向に進退するピン部26を有する。このピン部26は、例えば、油圧シリンダやソレノイド等にて駆動されている。上記パレット6の裏面には、上記係止部25の上記ピン部26に嵌合する孔部63を有する。
そして、上記第2のテーブル20に上記パレット6を載置させた後に、上記ピン部26を上記孔部63に挿入して、上記パレット6と上記クランプ部22とを連結する。
このように、上記クランプ部22によって上記パレット6をクランプした状態で、上記クランプ部22(上記パンタグラフ23)を左右方向に伸縮することで、上記パレット6を左右方向に移動することができる。
次に、この立体駐車装置の作用について説明する。
まず、上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3の車庫Sに、車両を出入庫する場合を説明する。
代表して、図10Aに示すように、上記第2の領域Z2の車庫S9に車両を入庫する場合を説明する。上記搬送体1を上記出入庫の領域Z0に近づける。そして、上記搬送体1によって、上記出入庫の領域Z0にある車両をパレットと共に引き込む。
このとき、図6Aに示すように、上記第1のテーブル10を上記第2のテーブル20よりも上側に突出して、上記第1のテーブル10の上記クランプ部12によって、上記パレットを引き込む。すると、図8Aに示すように、上記パレット6の上記第1のガイド溝61が、上記第1のテーブル10の上記ガイド部11に嵌合して、上記パレット6を前後方向に容易に移動することができる。
なお、上記パレット6を上記第1のテーブル10上に移動した後、上記第1のテーブル10および上記第2のテーブル20を略同じ高さにし、上記第2のテーブル20の上記ガイド部21を、上記パレット6の上記第2のガイド溝62に嵌合して、上記パレット6を上記第1のテーブル10(上記ガイド部11)および上記第2のテーブル20(上記ガイド部21)にて位置決めするようにしてもよい。
そして、図10Aに示すように、上記第1の領域Z1の可動式の車庫Sを順にずらしていって、上記車庫S9に隣接する部分を空間Nにする。このとき、上記可動式の車庫Sは、図4Aに示すように、上記横行レール72上を走行する。
その後、上記搬送体1を上記車路Rを走行させて、図10Bに示すように、上記搬送体1を上記空間Nの直下に配置する。そして、図10Cに示すように、上記搬送体1を上昇して、上記車庫S9に接近させる。このとき、図6Bに示すように、上記搬送体1の上記昇降部4によって、車両をパレットと共に上昇する。
その後、図10Cに示すように、上記搬送体1によって、車両をパレットと共に上記車庫S9に左右方向から入庫する。
このとき、図6Aに示すように、上記第2のテーブル20を上記第1のテーブル10よりも上側に突出して、上記第2のテーブル20の上記クランプ部22によって、上記パレットを押し出す。すると、図7Aに示すように、上記パレット6の上記第2のガイド溝62が、上記第2のテーブル20の上記ガイド部21に嵌合して、上記パレット6を左右方向に容易に移動することができる。また、図4Bに示すように、上記車庫S内の上記ローラ70に、上記パレット6の上記第2のガイド溝62が嵌合して、上記パレット6の入庫を円滑に行うことができる。
一方、上記車庫S9から車両を出庫する場合は、上記車庫S9に入庫するときの逆の順序で行えばよいので、その説明を省略する。
なお、上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3の他の車庫Sへの出入庫は、上記車庫S9への出入庫と同様であるので、その説明を省略する。なお、1階の上記車庫Sに上記車両を出入庫する場合、上記昇降部4によって、上記車両を上記パレット6と共に昇降しなくてもよい。
次に、上記第1の領域Z1の車庫Sに、車両を出入庫する場合を説明する。
代表して、図11Aに示すように、上記第1の領域Z1の車庫S40に車両を入庫する場合を説明する。上記搬送体1を上記出入庫の領域Z0に近づけて、上記搬送体1によって、上記出入庫の領域Z0にある車両をパレットと共に引き込む。
そして、上記第1の領域Z1の可動式の車庫Sを順にずらしていって、上記車庫S40に隣接する部分を空間Nにする。その後、上記搬送体1を上記車路Rを走行させて、上記搬送体1を上記空間Nの直下に配置する。そして、図11Bに示すように、上記搬送体1を上昇して、上記車庫S40に接近させる。ここまでの工程は、図10A〜図10Cでの説明と同様であるので、詳細な説明は省略する。
その後、図11Bに示すように、上記搬送体1によって、車両をパレットと共に上記車庫S40に前後方向から入庫する。
このとき、図6Aに示すように、上記第1のテーブル10を上記第2のテーブル20よりも上側に突出して、上記第1のテーブル10の上記クランプ部12によって、上記パレットを押し出す。すると、図8Aに示すように、上記パレット6の上記第1のガイド溝61が、上記第1のテーブル10の上記ガイド部11に嵌合して、上記パレット6を前後方向に容易に移動することができる。また、図4Bに示すように、上記車庫S内の上記ローラ80に、上記パレット6の上記第1のガイド溝61が嵌合して、上記パレット6の入庫を円滑に行うことができる。
一方、上記車庫S40から車両を出庫する場合は、上記車庫S40に入庫するときの逆の順序で行えばよいので、その説明を省略する。
なお、上記第1の領域Z1の他の車庫Sへの出入庫は、上記車庫S40への出入庫と同様であるので、その説明を省略する。なお、1階の上記車庫Sに上記車両を出入庫する場合、上記昇降部4によって、上記車両を上記パレット6と共に昇降しなくてもよい。
上記構成の立体駐車装置によれば、上記車路Rの上側に上記車庫Sを設けることができるので、上記車両の収容効率がよい。また、運転者は、運転して上記車両を出入庫する必要がないので、安全で利便性がよい。また、横行や昇降の駆動部を上記搬送体1に集中して設けることができて、立体駐車装置のコストを低減できる。
このように、上記搬送体1は、自走しつつ昇降して上記車両を(上記パレット6と共に)移動するので、上記車庫Sを(パズルのように)互いに複雑に組み替えて上記車両を出入庫する必要がなくて、上記車庫Sの数量が増えても、上記車両を短い時間で出入庫できる。
また、上記第1のテーブル10および上記第2のテーブル20の役割を区別しているので、上記第1のテーブル10または上記第2のテーブル20に故障等が生じても、上記第1のテーブル10または上記第2のテーブル20を交換できて、無駄が少なくなる。
また、上記パレット6を上記第1のテーブル10によって前後方向に移動する場合、上記第1のテーブル10を上記第2のテーブル20よりも上側に突出して上記第1のテーブル10に上記パレット6を載置させる。一方、上記パレット6を上記第2のテーブル20によって左右方向に移動する場合、上記第2のテーブル20を上記第1のテーブル10よりも上側に突出して上記第2のテーブル20に上記パレット6を載置させる。このように、上記パレット6を確実に移動することができる。
また、上記第1のテーブル10の上記ガイド部11および上記クランプ部12によって、上記パレット6を正確に前後方向に移動することができる。一方、上記第2のテーブル20の上記ガイド部21および上記クランプ部22によって、上記パレット6を正確に左右方向に移動することができる。
また、上記第1の領域Z1の左右に上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3を設けているので、上記第1の領域Z1、上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3は、合理的な配置になって、上記車庫Sの数量を有効に増加できると共に、上記車両を効率よく出入庫できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1の領域Z1の上記車庫Sは、上記車路Rの上側で、上下方向に少なくとも1段および前後方向に少なくとも1列配置されていればよい。また、上記第2の領域Z2および上記第3の領域Z3の上記車庫Sは、上下方向に少なくとも2段および前後方向に少なくとも1列配置されていればよい。また、上記第2の領域Z2または上記第3の領域Z3の何れか一方だけであってもよい。
また、上記出入庫の領域Z0の位置は、上記第1の領域Z1の前後方向の位置に限定されず、上記第2の領域Z2または上記第3の領域Z3の左右方向の位置であってもよい。また、上記第1のテーブル10および上記第2のテーブル20の代わりに、一つのテーブルにて、上記パレット6を前後方向および左右方向に移動するようにしてもよい。
本発明の立体駐車装置の一実施形態を示す平面図である。 立体駐車装置の正面図である。 図1のA−A側面図である。 図1のB−B側面図である。 要部拡大の平面図である。 要部拡大の正面図である。 要部拡大の正面図である。 搬送体の平面図である。 搬送体の正面図である。 搬送体の側面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた正面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた平面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた側面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた正面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた側面図である。 搬送体およびパレットの作用説明を兼ねた要部拡大の正面図である。 入庫の第1の工程を示す説明図である。 入庫の第2の工程を示す説明図である。 入庫の第3の工程を示す説明図である。 入庫の第1の工程を示す説明図である。 入庫の第2の工程を示す説明図である。
符号の説明
1 搬送体
3 走行部
4 昇降部
5 パレット移動部
6 パレット
7 テーブル昇降制御部
10 第1のテーブル
11 ガイド部
12 クランプ部
20 第2のテーブル
21 ガイド部
22 クランプ部
S(S1〜S44) 車庫
R 車路
Z1 第1の領域
Z2 第2の領域
Z3 第3の領域

Claims (5)

  1. 最下段に配置されていると共に前後方向に延びている車路と、この車路の上側で、上下方向に少なくとも1段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫とを有する第1の領域と、
    この第1の領域の左右の一方向に隣接すると共に、上下方向に少なくとも2段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫を有する第2の領域と、
    上記第1の領域の上記車路に配置されて車両をパレットと共に搬送する搬送体と
    を備え、
    上記搬送体は、
    上記第1の領域の上記車路を前後方向に走行する走行部と、
    上記走行部に昇降自在に取り付けられると共に上記パレットを昇降する昇降部と
    を有し、
    上記昇降部は、
    上記パレットを前後方向および左右方向に移動させるパレット移動部を
    有することを特徴とする立体駐車装置。
  2. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記パレット移動部は、
    上記パレットを前後方向に移動させる第1のテーブルと、
    上記パレットを左右方向に移動させる第2のテーブルと
    を有することを特徴とする立体駐車装置。
  3. 請求項2に記載の立体駐車装置において、
    上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルを選択的に昇降させるテーブル昇降制御部を備え、
    上記テーブル昇降制御部は、
    上記第1のテーブルを上記第2のテーブルよりも上側に突出して上記第1のテーブルに上記パレットを載置させる一方、
    上記第2のテーブルを上記第1のテーブルよりも上側に突出して上記第2のテーブルに上記パレットを載置させることを特徴とする立体駐車装置。
  4. 請求項3に記載の立体駐車装置において、
    上記第1のテーブルは、
    上記パレットを前後方向にガイドするガイド部と、
    上記パレットをクランプして前後方向に移動させるクランプ部と
    を有し、
    上記第2のテーブルは、
    上記パレットを左右方向にガイドするガイド部と、
    上記パレットをクランプして左右方向に移動させるクランプ部と
    を有することを特徴とする立体駐車装置。
  5. 請求項1に記載の立体駐車装置において、
    上記第1の領域の左右の他方向に隣接すると共に、上下方向に少なくとも2段および前後方向に少なくとも1列配置されている車庫を有する第3の領域を備えることを特徴とする立体駐車装置。
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