JP3947063B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はエレベータ式駐車装置に関し、奥側に入出庫する場合に手前側に昇降床を設置することなく、車路用パレットを用いてできるようにし、コスト低減などを図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から駐車装置の一つとしてエレベータ式駐車装置が用いられており、駐車台数の増大を図るため数基、例えば2基や3基のエレベータ式駐車装置を縦列に配置した縦列型エレベータ式駐車装置がある。
【0003】
例えば2基縦列に配置したエレベータ式駐車装置10では、図3に示すように、建屋1の上部に設けた昇降駆動装置によりチェーン等を介して建屋1内を昇降するエレベータケージ(エレベータ)2が備えられ、このエレベータケージ2の昇降経路3の左右両側部に複数段の車両格納棚4が設けられており、エレベータケージ2の昇降経路3の下端部前面に車両5の乗り込み部が設けられ、エレベータケージ2に支持されたパレット6上に車両5が直接乗り込むことができるように入出庫口7が設けられている。そして、入出庫口7に対応する昇降経路3の下端には、必要に応じてターンテーブル8を設け、車両5の向きを変えることができるようにしてある。
【0004】
なお、車両格納棚4は、昇降経路3の両側にそれぞれ1列ずつ配置する場合のほか、2列ずつ配置したり、左右いずれか一方側のみに配置する場合がある。そして、車両格納棚4とエレベータケージ2との間には、車両5を搭載するパレット6を受け渡しするため、図示しない受け渡し装置を備えている。
【0005】
この受け渡し装置としては、エレベータケージ2と車両格納棚4上に、駆動装置にて回転する横行ローラを備えてパレット6に支持された車両5をエレベータケージ2と車両格納棚4との間で受け渡す方式、あるいはシリンダによる押し引きによってパレットに支持された車両5を受け渡す方式、さらには、エレベータケージ2に備えた回転レバーの先端の係合ローラをパレット6に備えた案内溝に係合させて回転レバーを回転させることで車両5を受け渡す方式など種々の方式が採用されている。
【0006】
このようなエレベータ式駐車装置10では、手前側のエレベータケージ2に支持されたパレット6に乗り込んで入庫する場合や手前側のパレット6から出庫する場合には、エレベータケージ2を昇降経路3の最下端の入出庫口7まで移動させた後、車両5を直接エレベータケージ2上のパレット6に乗り入れ、続いてエレベータケージ2を上昇させて空いている車両格納棚4の前面に停止させた後、エレベータケージ2上の車両5を図示しない受け渡し装置によりパレット6ごと車両格納棚4上に送り込んで格納するようにしている。
【0007】
一方、車両格納棚4に格納されたパレット6上の車両5を出庫させる場合には、出庫させる車両5が位置する車両格納棚4の前面にエレベータケージ2を昇降させて停止した後、パレット6ごと車両5をエレベータケージ2上に取り込み、続いてエレベータケージ2を入出庫口7まで下降させ、エレベータケージ2上のパレット6から車両5を直接出庫するようにしている。
【0008】
さらに、奥側のエレベータケージ2に支持されたパレット6に乗り込んで入庫する場合や奥側のパレット6から出庫する場合には、手前のエレベータ式駐車装置の乗入れ部に平坦な車路が必要となるが、通常、パレット6の形状は、図4に示すように、中央部6aが高くその両側6bに車輪用の溝が形成され、さらに輪止め6cなどが形成されて凹凸のある形状となっているため、図5に示すように、地下ピット9に昇降床11aを備えた昇降床装置11を設置しておき、手前のエレベータケージ2を3段目などの車両格納棚4の棚段に待機させ、昇降床装置11の昇降床11aを上昇させ、この昇降床11aを車路として通過させたのち、手前側の場合と同様にエレベータケージ2や受け渡し装置を運転して入庫したり、出庫するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなエレベータ式駐車装置10では、最も奥側以外には、平坦な車路を確保するための昇降床装置11が必要となり、このために深い地下ピット9を構築したり、昇降床装置11を設置しなければならず、コスト増大を招いてしまうという問題がある。
【0010】
この発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたもので、手前側や中間に平坦な車路を確保するための昇降床装置を必要とせず、車両の円滑な入出庫ができ、コスト低減などを図ることができるエレベータ式駐車装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明の請求項1記載のエレベータ式駐車装置は、上下に昇降するエレベータケージの昇降経路の側部に複数段の車両格納棚を備えるとともに、これら車両格納棚と前記エレベータケージとの間で車両を搭載するパレットを受け渡しするエレベータ式駐車装置を縦列に設置して奥側への入出庫を車両を直接運転して行うエレベータ式駐車装置において、手前側の前記エレベータ式駐車装置の車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの当該車両格納棚の上方に、普通車用の格納高さを確保して入出庫車路となる車路用パレットを格納する車路用格納棚を設けて車路用パレットを格納して全ての車両格納棚の棚段を揃えて構成するとともに、この車路用パレットを前記エレベータケージに搭載して入出庫用車路を構成することを特徴とするものである。
【0012】
このエレベータ式駐車装置によれば、上下に昇降するエレベータケージの昇降経路の側部に複数段の車両格納棚を備えるとともに、これら車両格納棚と前記エレベータケージとの間で車両を搭載するパレットを受け渡しするエレベータ式駐車装置を縦列に設置して奥側への入出庫を車両を直接運転して行うエレベータ式駐車装置において、手前側の前記エレベータ式駐車装置の車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの当該車両格納棚の上方に、普通車用の格納高さを確保して入出庫車路となる車路用パレットを格納する車路用格納棚を設けて車路用パレットを格納して全ての車両格納棚の棚段を揃えて構成するとともに、この車路用パレットを前記エレベータケージに搭載して入出庫用車路を構成するようにしており、平坦な車路を車路用パレットで確保できるようになり、昇降床装置や深い地下ピットの構築を不要とし、コスト低減を図るようにしている。
また、車路用パレットをハイルーフ車用の車両格納棚の上方の車路用格納棚に格納してこのハイルーフ車用の車両格納棚には普通車を格納するようにし、これまでと同じ駐車台数を確保でき、しかも車路用格納棚がハイルーフ車用の車両格納棚の中間に格納されるものの、車両用の全ての車両格納棚の棚段が同一にできるようになる。
【0015】
さらに、この発明の請求項2記載のエレベータ式駐車装置は、請求項1記載の構成に加え、前記車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの前記車両格納棚に前記車路用パレットを格納する一方、この車両用格納棚の上方に普通車用の格納高さを確保した普通車用格納棚を設け、これら以外の車両格納棚の棚段を揃えたことを特徴とするものである。
【0016】
このエレベータ式駐車装置によれば、前記車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの前記車両格納棚に前記車路用パレットを格納する一方、この車両用格納棚の上方に普通車用の格納高さを確保した普通車用格納棚を設け、これら以外の車両格納棚の棚段を揃えるようにしており、ハイルーフ車用の1つの車両格納棚に車路用パレットを格納し、このハイルーフ車用の空間に普通車用格納棚を設けて普通車を格納するようにし、これまでと同じ駐車台数を確保でき、しかもこの棚段では、普通車用格納棚とハイルーフ車用の車両格納棚との棚段がずれるものの、これ以外の各車両格納棚の棚段は同一にできるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
なお、既に説明した従来装置と同一部分には同一記号を記し、重複する説明は省略する。
【0020】
図1はこの発明のエレベータ式駐車装置の一実施の形態の基本構造部分にかかり、(a)は一部分の概略正面図、(b)は車路用パレットの概略斜視図、(c)は入庫状態の概略側面図である。
【0021】
このエレベータ式駐車装置20では、既に説明したエレベータ式駐車装置10と基本的な構成は共通しており、奥側への入出庫の際に必要となる平坦な車路を、これまでの昇降床装置による昇降床に代えて車路用パレット21を用い、これを車両格納棚4の1つに格納しておき、入出庫の際にエレベータケージ2に搭載して乗入れ部に設置することで平坦な車路を確保するようにしている。
【0022】
すなわち、このエレベータ式駐車装置20では、車両5の駐車格納用のパレット6とは異なり、上面に平坦な車路21aを備える車路用パレット21が用意される。この車路用パレット21は、上面が平坦な車路21aとされるほかは、これまでのパレット6と同様に、エレベータケージ2に備えられた受け渡し装置で車両格納棚4とエレベータケージ2の間で受け渡すことができるようになっている。
【0023】
したがって、この車路用パレット21は、上面が平坦な車路21aとなっている以外は、これまでのパレット6と同一であるので、いずれの車両格納棚4へも格納することが可能であるが、奥側への入出庫をできるだけ短時間に行うためには、この車路用パレット21を手前側のエレベータケージ2に搭載して乗入れ部に設置する必要があり、ここでは、最も下の車両格納棚4の一方に格納して待機するようにしている。
【0024】
また、このエレベータ式駐車装置20では、従来の手前側の駐車装置の乗入れ部に設置した昇降床装置が不要となるのに伴ない地下ピット22がその分浅くしてある。
【0025】
なお、他の構成は、既に図3及び図4で説明したエレベータ式駐車装置10と同一である。
【0026】
次に、このように構成したエレベータ式駐車装置20による入出庫について説明する。
【0027】
手前側の乗入れ部からの手前側の各車両格納棚4へのパレット6ごとの車両5の入出庫は、これまでと同様に、手前側のエレベータケージ2上のパレット6に直接乗り込んで入庫し、手前側のエレエベータケージ2上のパレット6から直接乗り出すことによって出庫が行われる。
【0028】
一方、奥側のエレベータケージ2に支持されたパレット6に乗り込んで入庫する場合や奥側のパレット6から出庫する場合には、手前側のエレベータ式駐車装置の乗入れ部に平坦な車路が必要となることから、手前側のエレベータケージ2を運転して車路用パレット21をエレベータケージ2上に搭載した後、エレベータケージ2を手前側の乗入れ部に停止させ、図示例のように昇降通路3内を昇降させる場合と奥側への入出庫方向が直交している場合には、ターンテーブルによって車路用パレット21を図1(c)に示すように回転して入出庫方向に合わせる。
【0029】
こうして手前側の乗入れ部にエレベータケージ2に搭載した車路用パレット21で平坦な車路21aを設置した後、車両5を乗入れ、車路用パレット21上を走行させて奥側のエレベータケージ2上のパレット6に乗り込む。
【0030】
この後、奥側のエレベータケージ2を運転して空いている車両格納棚4に格納して入庫が完了する。
【0031】
出庫の場合にも、同様に、手前側の乗入れ部にエレベータケージ2に搭載した車路用パレット21で平坦な車路21aを設置すると同時に、奥側のエレベータケージ2でパレット6ごと奥側の乗入れ部に車両5を位置させたのち、車両5を走行させて車路用パレット21上を通過させて出庫する。
【0032】
このようなエレベータ式駐車装置20によれば、手前側の乗入れ部に昇降床装置が不要となり、構造が簡素化されるとともに、深い地下ピットを構築する必要もなくコスト低減を図ることができる。
【0033】
次に、この発明のエレベータ式駐車装置の一実施の形態の具体的構造部分について図2により詳細に説明する。
なお、既に説明した上記基本的構造部分と同一部分には同一記号を記し、重複する説明は省略する。
【0034】
このエレベータ式駐車装置30では、基本的構造部分の車路用パレット21の待機状態での格納位置(車両格納棚4の位置)を変更したものであり、これによって、これまでの昇降床装置を用いる場合と同一台数の駐車を可能とするものである。
【0035】
上記基本的構造のエレベータ式駐車装置20では、車路用パレット21を待機させるため1つの車両格納棚4を用いるため、駐車可能台数が1台少なくなっている。
【0036】
そこで、このエレベータ式駐車装置30では、図2(a)に示すように、ハイルーフ車5H用の収納高さの高い車両格納棚4Aを少なくとも1段設け、この車両格納棚4Aの一方の中間部に車路用パレット21の専用として車路用格納棚31を設け、この車路用格納棚31とこれまでの車両格納棚4Aとの間に普通車を格納する格納高さを確保するようにし、車両格納棚4Aを普通車格納棚4Bとしている。
【0037】
したがって、このエレベータ式駐車装置30では、エレベータケージ2の昇降経路3を挾む両側のハイルーフ車5H用の車両格納棚4Aのうち一方が下から順に普通車格納棚4Bと車路用格納棚31となり、ハイルーフ車5Hの駐車は出来ないものの、普通車5の駐車が可能となり、駐車可能台数を昇降床装置を備える場合と同一にすることができ、減少を抑えることができる。
【0038】
また、このエレベータ式駐車装置30では、車両格納棚4Aの一方の中間部に車路用パレット21の専用として車路用格納棚31を設けるようにしたので、各車両5(5H)の各車両格納棚4,4A,4Bのいずれも左右同一の棚段(棚高さ)となり、エレベータケージ2の運転制御が容易となるとともに、これまでのエレベータ式駐車装置自体の基本構造を変更することなく、車路用格納棚31だけを増設すれば良く、簡単に対応することができる。
【0039】
さらに、エレベータ式駐車装置30としては、図2(b)に示すように、ハイルーフ車用の車両格納棚4Aの一方を車路用パレット21の専用の車路用格納棚31とし、この車路用格納棚31の上方と次の段の通常の車両格納棚4(図示例では、ハイルーフ車用の車両格納棚4Aとしてある)との間である中間部に普通車の格納高さを確保した普通車格納棚4Bを設けるようにしても良い。
【0040】
したがって、下から順に車路用格納棚31、普通車格納棚4B、それ以上が通常の車両格納棚4となる。
【0041】
これにより、最も下段のハイルーフ車用の車両格納棚4Aを利用して車路用格納棚31と普通車格納棚4Bとを設ける場合には、乗入れ部に最も近い棚段に車路用パレット31を待機させることができ、一層短時間に奥側の乗入れ部への入出庫ができるようになる。
【0042】
また、このような車路用格納棚31を用いて手前側の乗入れ部に平坦な車路を形成することで、これまでのエレベータ式駐車装置10では、地下ピットに昇降床装置を設ける必要があるため入出庫口をエレベータケージの昇降経路の下端部に設けなければならなかったが、このエレベータ式駐車装置20,30では、エレベータケージに搭載した車路用パレット31で車路が形成できるので、エレベータケージの昇降経路の上端部あるいは中間部に入出庫口を設けることも可能となる。
【0043】
なお、上記実施の形態では、2基のエレベータ式駐車装置を縦列に配置するようにしたが、3基等さらに縦列基数を増加するようにしても良い。
【0044】
また、車両格納棚は、昇降経路の両側にそれぞれ1列ずつ配置する場合に限らず、2列ずつ配置したり、左右いずれか一方側のみに1列ないし複数列配置するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上、実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の請求項1記載のエレベータ式駐車装置によれば、上下に昇降するエレベータケージの昇降経路の側部に複数段の車両格納棚を備えるとともに、これら車両格納棚と前記エレベータケージとの間で車両を搭載するパレットを受け渡しするエレベータ式駐車装置を縦列に設置して奥側への入出庫を車両を直接運転して行うエレベータ式駐車装置において、手前側の前記エレベータ式駐車装置の車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの当該車両格納棚の上方に、普通車用の格納高さを確保して入出庫車路となる車路用パレットを格納する車路用格納棚を設けて車路用パレットを格納して全ての車両格納棚の棚段を揃えて構成するとともに、この車路用パレットを前記エレベータケージに搭載して入出庫用車路を構成するようにしたので、平坦な車路を車路用パレットで確保することができ、昇降床装置や深い地下ピットの構築が不要となり、コスト低減を図ることができる。
また、車路用パレットをハイルーフ車用の車両格納棚の上方の車路用格納棚に格納してこのハイルーフ車用の車両格納棚には普通車を格納することで、これまでと同じ駐車台数を確保することができ、しかも車路用格納棚がハイルーフ車用の車両格納棚の中間に格納されるものの、車両用の全ての車両格納棚の棚段を同一にすることができる。
【0047】
さらに、この発明の請求項2記載のエレベータ式駐車装置によれば、前記車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの前記車両格納棚に前記車路用パレットを格納する一方、この車両用格納棚の上方に普通車用の格納高さを確保した普通車用格納棚を設け、これら以外の車両格納棚の棚段を揃えるようにしたので、ハイルーフ車用の1つの車両格納棚に車路用パレットを格納し、このハイルーフ車用の空間に普通車用格納棚を設けて普通車を格納することで、これまでと同じ駐車台数を確保でき、しかも車路用パレットを乗入れ部の近くに格納することで、一層短時間に奥側へ入出庫することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のエレベータ式駐車装置の一実施の形態の基本的構造部分にかかり、(a)は一部分の概略正面図、(b)は車路用パレットの概略斜視図、(c)は入庫状態の概略側面図である。
【図2】 この発明のエレベータ式駐車装置の一実施の形態にかかる具体的構造の一部分の概略正面図である。
【図3】 従来のエレベータ式駐車装置の概略正面図および概略側面図である。
【図4】 従来のエレベータ式駐車装置のパレットの概略斜視図である。
【図5】 従来のエレベータ式駐車装置における入出庫の説明図である。
【符号の説明】
20,30 エレベータ式駐車装置
21 車路用パレット
21a 平坦な車路
22 地下ピット
31 車路用格納棚
1 建屋
2 エレベータケージ
3 昇降経路
4 車両格納棚
4A ハイルーフ車用の車両格納棚
4B 普通車用の車両格納棚
5 車両
5H ハイルーフ車
6 パレット
7 入出庫口
8 ターンテーブル
Claims (2)
- 上下に昇降するエレベータケージの昇降経路の側部に複数段の車両格納棚を備えるとともに、これら車両格納棚と前記エレベータケージとの間で車両を搭載するパレットを受け渡しするエレベータ式駐車装置を縦列に設置して奥側への入出庫を車両を直接運転して行うエレベータ式駐車装置において、手前側の前記エレベータ式駐車装置の車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの当該車両格納棚の上方に、普通車用の格納高さを確保して入出庫車路となる車路用パレットを格納する車路用格納棚を設けて車路用パレットを格納して全ての車両格納棚の棚段を揃えて構成するとともに、この車路用パレットを前記エレベータケージに搭載して入出庫用車路を構成することを特徴とするエレベータ式駐車装置。
- 前記車両格納棚のうちハイルーフ車用の1つの前記車両格納棚に前記車路用パレットを格納する一方、この車両用格納棚の上方に普通車用の格納高さを確保した普通車用格納棚を設け、これら以外の車両格納棚の棚段を揃えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ式駐車装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249580A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | エレベータ式駐車装置 |
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2002
- 2002-08-22 JP JP2002241515A patent/JP3947063B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2013249580A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Ihi Transport Machinery Co Ltd | エレベータ式駐車装置 |
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