JP2006211369A - 色変換マトリクス算出方法および画像信号処理装置 - Google Patents

色変換マトリクス算出方法および画像信号処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 高い精度で第1色空間における入力色を第2色空間における所望の色に変換する色変換マトリクスを算出する。
【解決手段】 全基準色の測色値を目標色として第2色空間のRGB信号として設定する(ステップS101)。基準色をデジタルカメラ(画像入力装置)で撮影し、第1色空間のRGB信号を得る(ステップS103)。各目標色をL***値に変換する(ステップS105)。各基準色に対し、色変換マトリクスを最適化する(ステップS107)。各基準色に対して最適化された色変換マトリクスのマトリクス要素の値から、色相角をパラメータとしたマトリクス要素の補間関数を算出する(ステップS109)。算出された補正関数に関わる情報をデジタルカメラのメモリに保存する(ステップS111)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像の色再現性を向上させるために色信号を補正する色補正方法、およびその色補正方法を用いた画像信号処理装置に関する。また、特に色変換マトリクスを用いた色補正方法に関する。
一般に撮像装置などの画像入力系の色空間と、画像表示装置やプリンタなどの画像出力系の色空間との間にはズレがあるので、例えば撮影した画像をモニタ等に表示した場合、再現画像の色合いは、元の被写体の色合いと一般に異なる。また、このような色合いの違いは、出力装置毎にも異なる。
そこで、近年では画像入力装置及び画像出力装置間で共通化したsRGB規格に準拠した色信号を採用することが多くなっており、画像入力装置では撮像系で得られるRGB信号をsRGB規格に応じて色補正し、これを出力している。これによりsRGB規格対応の画像出力装置では所望の色再現ができる、即ち同じRGB値が与えられれば目標の色に近似した色味が再現できる。色補正の手法は様々であり、例えば撮像系に設ける光学フィルタの分光特性をsRGB規格に合わせる光学的な補正や、RGB信号をマトリクス演算する電子的な補正によって、再現色を目標とする本来の色に近似させている。
従来、電子的な色補正で用いる色変換マトリクスの色変換精度を向上させる手法として重回帰分析法が提案されている。重回帰分析法は本来の色と再現色との関係を原因と結果ととらえた統計解析によって色変換マトリクスのマトリクス要素を最適化する、即ち撮像系で得られたRGB信号に色変換マトリクスを作用させることにより予測した再現色と本来の色との信号レベル差が許容値以下となるようなマトリクス要素を求める手法であり、例えば特許文献1には3原色のRGB信号を異なる表色系のXYZ信号に変換するためのマトリクスを重回帰分析により求める構成が開示されている。
特開平10−164381号公報
しかし、画像入力系の色空間から基準となる色空間(例えばsRGB)への変換は一般に線形変換ではないので、従来の方法のように、定数値からなる色変換マトリクスを用いて色補正を行うと、全ての色を十分正確に色補正できるとは言えない。
本発明は、高い精度で第1色空間における入力色を第2色空間における所望の色に変換する色変換マトリクス、及びこの色変換マトリクスを用いた画像信号処理装置を得ることを課題としている。
本発明の色変換マトリクス算出方法は、第1色空間の色を第2色空間の色に変換する色変換マトリクスを算出するための方法であって、複数の基準色に対応する第1色空間の色を、基準色に各々対応する第2色空間の目標色に各々変換するために適合された複数の色変換マトリクスを算出する色変換マトリクス最適化手段と、この複数の色変換マトリクスに基づいて、第1色空間の色域全体に対し適用される色変換マトリクスの各要素の補間関数を算出する補間関数算出処理とを備えたことを特徴としている。
補間関数は、例えば均等色空間における所定の座標系の座標値をパラメータとする関数であることが好ましい。また、第1及び第2色空間は、例えばRGB空間など電子的に扱い易い色空間であり、上記均等色空間とは異なってもよい。
色変換マトリクス最適化処理における各色変換マトリクスの評価は、均等色空間において行われることが好ましい。均等色空間は例えばL***空間であり、この場合パラメータに色相角が含まれることが好ましい。また、色毎により正確な色変換マトリクスを得るには、パラメータに更に彩度または明度、またはその両方が含まれることが好ましい。補間関数は、色相角に関して周期境界条件を満たすとともに連続かつ滑らかな関数である。
また、均等色空間がL***空間のとき、パラメータにa*軸及びb*軸の座標値が含まれてもよい。このような場合、補間関数は例えばa*、b*の多項式である。
本発明の画像信号処理装置は、上記色変換マトリクス算出方法により算出された色変換マトリクスに関わる情報を保存する記憶媒体と、この情報に基づいて、入力された第1色空間の色信号をマトリクス変換により第2色空間の色信号として出力する第1の色信号変換手段とを備えたことを特徴としている。
また、画像信号処理装置は、入力された第1色空間の色信号を所定の均等色空間に変換する第2の色信号変換手段を備えることが好ましく、入力された色信号の均等色空間における座標値および情報に基づいて、第1色空間の色信号に施される色変換マトリクスの値が決定されることが好ましい。
上記情報は、例えば均等色空間の所定座標に基づいたルックアップテーブルとして記録媒体に保存される。また情報は、例えば補間関数に関わる情報として記録媒体に保存され、入力された色信号に適合した色変換マトリクスの値は、補間関数を計算することにより算出される。
また本発明のデジタルカメラは、上記画像信号処理装置を備えたことを特徴としている。
以上により、高い精度で第1色空間における入力色を第2色空間における所望の色に変換する色変換マトリクスを算出する方法、及びこの色変換マトリクスを用いた画像信号処理装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態における色変換マトリクス算出方法を適用したシステムの模式図である。
第1実施形態では、本発明の画像信号処理装置を搭載した画像入力装置として、例えばデジタルカメラ10が用いられる。デジタルカメラ10は、撮影光学系12、CCDなどの撮像素子14、デジタル信号処理回路20、メモリ22等から主に構成される。撮影光学系12を通して撮像素子14で検出された画像は、例えばアナログ画像信号として読み出されてアナログ信号処理を受けた後A/D変換され、例えばデジタル画像信号としてデジタル信号処理回路20に送られる。
デジタル信号処理回路20では、色分解処理、ホワイトバランス補正処理、色補正処理、および階調補正処理(γ補正)などが順次施される。色分解処理では、デジタル画像信号から例えば画素毎の所定の色信号が生成され、ホワイトバランス補正処理では、白色基準値に応じて例えば各色信号のゲインが調整される。また、色補正処理では、画像入力系の色空間である第1色空間の色信号が、第2色空間の色信号に変換され、階調補正処理では、モニタ装置31の特性に合わせてガンマ補正が行われる。
本実施形態において、第1色空間の色信号はRGB信号であり、第2色空間の色信号は、画像出力装置間で基準とされるRGB信号である。また、本実施形態では、第2色空間のRGB信号に、例えばIEC規定の色再現国際規格に準拠するsRGB信号が採用される。すなわち、本実施形態において、撮像系で得られた第1色空間のRGB信号は、第2色空間のsRGB信号に変換される。
また、デジタル信号処理回路20は、インターフェースを介してコンピュータ30などの外部装置に接続可能であり、色補正処理を受けたsRGB信号は、例えばコンピュータ30に接続されたモニタ装置31やプリンタ32等の画像出力装置に出力される。
色補正処理では、一般に色変換マトリクスが用いられる。後述するように、色変換マトリクスは、デジタルカメラ10で撮影された第1色空間における複数の基準色を第2色空間における所望の色(目標色)に変換するように最適化される。本実施形態では、色変換マトリクスは、デジタルカメラ10の製造工程の終段階において色変換マトリクス算出装置34により算出され、算出された色変換マトリクスに関する情報は、デジタルカメラ10のメモリ22に保存される。
なお、色変換マトリクス算出装置34には、目標色のRGB信号の値が第2色空間において設定されるとともに、基準色を撮影して得られた第1色空間のRGB信号がデジタルカメラ10から入力される。例えば本実施形態のように、色再現性を向上する場合には、第2色空間の目標色は基準色の測色値に基づいて設定される。複数の基準色は、例えば均等色空間上になるべく一様に分布するように選択されることが好ましいが、入手の容易性、測色の手間を省くことを考慮して、市販のカラーチャートを用いても良い。
また、本実施形態では色再現性の向上を目的としているため、色変換マトリクスを算出する際に設定される目標値(目標色)は基準色の測色信号であるが、人物の肌色や青空の色等のよく使われる特定色を、正確な色ではなく使用者の望む色に再現する場合には、特定の基準色に関して測色信号を修正した値を目標値(目標色)に設定してもよい。なお、本実施形態ではマクベスカラーチャート(登録商標)40を用いた場合を例に説明を行う。
マクベスのカラーチャートは、24色のカラーパッチP1〜P24(図1では24色のカラーパッチの一部のみに符号を付す)からなり、本実施形態では、このうちのグレースケールを除く18色(P1〜P18)が基準色として用いられる。すなわち、色彩計等を用いてカラーパッチP1〜P18を正確に計測した測色値を第2色空間に配置したものが目標色とされる。また基準色であるカラーパッチP1〜P18は、測色時と同じ照明環境下においてデジタルカメラ10で撮影され、これにより得られるRGB信号が第1色空間における基準色の色信号とされる。
また、マクベスカラーチャート40は、市販の既製品であるため手に入れ易く、各カラーパッチP1〜P24の測色信号が既知であり測色の手間が省ける。カラーチャートとしてはマクベスカラーチャートに限らず、複数のカラーパッチが均等色空間上に一様に分布する、例えばJIS標準色標でもよい。また目的に応じて良く使用される特定色(人物の肌色、青空の色、緑など)をカラーパッチにした独自のカラーチャートを作成しておけば、その特定色について特に精度良く色再現できる。
次に図2に示された色変換マトリクス算出処理のフローチャートを参照して、本実施形態における色変換マトリクス装置34を用いた色変換マトリクス算出方法について説明する。
従来の色変換マトリクスを用いた色補正処理では、マトリクス要素が定数であり、第1色空間の色は全て1つの線形変換により第2色空間に変換されている。しかし、第1色空間と第2色空間の間の対応関係は一般に線形ではない。したがって、要素が定数である色変換マトリクスを用いる場合、色変換はあくまでも近似的なものに過ぎない。このような場合、色変換マトリクスは通常色域全体に渡る誤差がなるべく小さくなるように最適化される。実際の最適化の計算においては、例えば複数の基準色に対する変換後の誤差が全体として最小となるように色変換マトリクスが求められる。
しかし、上記従来の方法では、必ずしも十分正確に、または緻密に第1色空間から第2色空間へ色変換を行うことができない。そこで本実施形態では、色変換マトリクスのマトリクス要素を入力色の座標値をパラメータとした関数とみなし、第1色空間内の各点(色)毎にその座標値に適する色変換マトリクスが求められる。すなわち、本実施形態では、まず基準色毎に、第1色空間におけるその基準色の座標値を適切な第2色空間の座標値に変換する色変換マトリクスが求められる。その後、基準色毎に最適化された複数の色変換マトリクスの値に基づいて、基準色以外の色に適合する色変換マトリクスが算出される。すなわち、第1色空間の任意の色(座標値)は、それぞれの色に適合された色変換マトリクスを用いて第2色空間の色(座標値)に変換される。
ステップS101では、基準色であるカラーパッチP1〜P18(Pk:k=1〜18)の測色値に対応する第2色空間のRGB信号(Rme[k],Gme[k],Bme[k])が、各々目標色Cme[k](k=1〜18)として色変換マトリクス算出装置に設定される。ステップS103では、デジタルカメラ10によりカラーパッチPkが撮影され、各々のカラーパッチPkに対応する第1色空間のRGB信号(Rin[k],Gin[k],Bin[k])が、それぞれ入力色Cin[k](k=1〜18)としてデジタルカメラ10から色変換マトリクス算出装置34へと出力される。
ステップS105では、目標色Cme[k]各々のRGB信号(Rme[k],Gme[k],Bme[k])がそれぞれ均等色空間であるCIE−L***色空間(以下Labと省略する)のLab信号(L*me[k],a*me[k],b*me[k])に変換される。ステップS107では、k=1〜18の各基準色(各カラーパッチPk)に対応する入力色Cin[k]と目標色Cme[k]に基づいて、色変換マトリクスが最適化される(色変換マトリクス最適化処理)。ここで各基準色(カラーパッチPk)について最適化された色変換マトリクスをM[k](k=1〜18)と表す。
ステップS109では、ステップS108において求められた色変換マトリクスM[k]の各々の要素mij[k]に基づいて、色相角θをパラメータとしたマトリクス要素の補間関数mij(θ)が算出される。また、ステップS111では、補間関数mij(θ)に関わる情報が画像入力装置であるデジタルカメラ10に送出され、メモリ22に保存される。以上により、本実施形態の色変換マトリクス算出処理は終了する。
次に、図2のステップS107において実行される色変換マトリクス最適化処理について図3〜図5を参照して説明する。なお、図3は、所定の色温度の光を照明に用いた場合のCIE−L***色空間(以下、Lab色空間と記載する)の模式図である。また、図4、図5は色変換マトリクス最適化処理の方法を説明するためのブロック図とフローチャートである。
一般に色変換マトリクスを用いて入力色を補正色に変換する色補正処理は、色変換マトリクスをM、入力色をCin、補正色をCesで表わすとき、(1)式に示される1次変換により表される。また、これをマトリクス要素{mij](i,j=1,2,3)を用いて表わすと(2)式となる。ここで(Rin,Gin,Bin)および(Res,Ges,Bes)は、入力色Cinおよび補正色CesのRGB信号(RGB座標)である。
Figure 2006211369
以下の説明においては、最適化処理の対象となっている色変換マトリクスの添え字と、その最適化処理において用いられる基準色の添え字との間の混同を避けるため、最適化処理の対象となっている色変換マトリクスの添え字をk、最適化処理に用いられる基準色(入力色)およびこれに対応する各補正色の添え字をn(n=1〜18)で表わす。このとき各基準色(入力色)Cin[n]は、(3)、(4)式に示されるように、色変換マトリクスM[k]により各々補正色Ces[n]に変換される。
Figure 2006211369
なお本実施形態では、色変換マトリクスM[k]は、例えば減衰最小自乗法により求められ、色変換マトリクスM[k]は、基準色(Pk)に重み付けを行った上で、全ての基準色(P1〜P18)を用いて算出される。また最適化には、減衰最小自乗法等の他、従来周知の様々な最適化法やそれらの組合せを用いることが可能である。
図3に示されたLab色空間には、1つの基準色(Pn)に対応する入力色Cin[n]と、最適化される前の色変換マトリクスM[k]を入力色Cin[n]に作用させて得られる補正色Ces[n]と、基準色(Pk)を測色して得られた目標色Cme[n]とがそれぞれ示されている。
図4に示されるように、本実施形態では、マトリクス演算はRGB信号に対して施されるが、色の一致度の評価は、例えば均等色空間であるLab色空間において行われる。すなわち、目標色Cme[n]および補正色Ces[n]のRGB信号(Rme[n],Gme[n],Bme[n])、(Res[n],Ges[n],Bes[n])は、Lab色空間のL***信号(以下Lab信号と略記)(L*me[n],a*me[n],b*me[n])、(R*es[n],G*es[n],B*es[n])に変換され、Lab空間においてその一致度が評価される。
これは、Lab空間等の均等色空間における距離が人間の色知覚に基づく色差に適合されていることによる。したがって、色再現性の向上という観点からは、人間の色知覚に基づく色差に適合されていれば、Lab空間に限定されるものではなく、その精度、用途に応じて他の均等色空間を用いることも可能である。また、色再現性以外の目的に応用される場合には均等色空間以外の色空間を用いることも考えられ、このような場合、基準色も例えば選択された色空間でなるべく一様に分布するものが選ばれる。
なお、RGB信号からLab信号への変換は下記に示す公知の(5)式および(6)式により行われる。(5)式はRGB信号をXYZ信号に変換するための変換式であり、(6)式はXYZ信号をLab信号に変換するための変換式である。色の一致度の評価時にはRGB信号はRGB→XYZ→L***変換によりLab信号に変換される。
Figure 2006211369
Figure 2006211369
図5の色変換マトリクス最適化処理が実行されると、まず変数kがk=1に初期設定され、その後ステップS201が実行される。ステップS201では、色変換マトリクスM[k]の各要素mij[k]の値が初期設定されるとともに、変数nの値がn=1に初期設定される。
ステップS203〜ステップS205においては、基準色(Pn)のRGB信号(Rin[n],Gin[n],Bin[n])に対して色変換マトリクスM[k]が施され、補正色(Res[n],Ges[n],Bes[n])の値がn=1〜18の各々に対して求められる。すなわち、ステップS203では、Ces[n]=M[k]・Cin[n]の値が計算されるとともに、RGB信号のCes[n]の値がLab信号であるC*es[n]に変換され、ステップS205では、n≧18であるか否かが判定される。n<18の場合にはnが1インクリメントされてステップS203が繰り返され、n≧18の場合にはステップS207が実行される。
ステップS207では、C*es[n]とC*me[n]との間の一致度が評価され、C*es[n]がC*me[n]に収束したか否かが判定される。なお、収束したか否かの判断には、例えばメリット関数φが所定の閾値以下となったか否かによって判定される。
ステップS207において、C*es[n]がC*me[n]に収束していないと判定された場合には、ステップS209においてマトリクス要素mij[k]の値が更新されるとともに変数nの値がn=1にリセットされ、処理はステップS203に戻る。すなわち、更新されたマトリクス要素mij[k]に基づいて、n=1〜18の基準色(Pn)に対して補正色(Rme[n],Gme[n],Bme[n])の値が求められ、以下同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS207において、C*es[n]がC*me[n]に収束したと判定された場合には、ステップS211に進み現在のmij[k]の値が色変換マトリクスM[k]の最適解とされ、その後ステップS213が実行される。ステップS13では、k≧18であるか否かが判定される。k≧18の場合には、全ての基準色(Pn)に対して各々最適な色変換マトリクスが求められたこととなるので、この色変換マトリクス最適化処理は終了する。
一方、ステップS213においてk<18と判定された場合には、kの値が1インクリメントされ、処理はステップS201に戻る。すなわち、更新されたkに対して色変換マトリクスM[k]の最適化処理が実行される。
なお、本実施形態においてメリット関数φは、例えば(7)式で定義される。
Figure 2006211369
ここでWn[k]は、色変換マトリクスM[k]を最適化する際にn=1〜18の各基準色に対して設定した重み係数である。すなわち、本実施形態では、重み係数Wk[k]の値が他の重み係数Wn[k](n≠k)の値に比べ著しく大きく設定されて重み付けが行われるため、色変換マトリクスM[k]は、基準色(Pk)に関して最適化される。なお、人間の目は色相に関して敏感なので、メリット関数に色相角θに関わる項を含ませ、また、この項に大きな重み付けをすることも可能である。
本実施形態の最適化処理では、各kに対してメリット関数φが最小となるようにマトリクス要素mij[k]が求められる。ここでメリット関数φが極値をとるための条件は、(8)式に示される9個の連立方程式で与えられる。
Figure 2006211369
メリット関数φは、マトリクス要素mij[k]に関して非線形であるため、本実施形態では、従来周知のように、マトリクス要素mij[k]に関してメリット関数φを出発点mij[k]0(ステップS203の演算において用いられる仮のマトリクス要素mij[k]の値)の周りで線形近似し、これを(8)式に代入して(9)式の9元連立1次方程式を得ている。
Figure 2006211369
ここで、Δmij[k]は、出発点mij[k]0からの移動量であり、ステップS209のマトリクス要素mij[k]の更新では出発点mij[k]0の値が、mij[k]0+Δmij[k]の値に更新される。このような方法で、ステップS201〜S209においてマトリクス要素mij[k]の値を順次更新することにより、その値はメリット関数φを所定の閾値以下とするマトリクス要素mij[k]の値へと収束し、C*es[n]をC*me[n]に収束させる。
次に、図2のステップS109において実行される補間関数算出処理について図6を参照して説明する。図6は、ステップS107の色変換マトリクス最適化処理で求められたマトリクス要素m11[1]〜m11[18]の値をプロットしたグラフであり、横軸は対応する基準色(Pk)の色相角(ラジアン)縦軸は、マトリクス要素の値である。
本実施形態では、Lab色空間の座標のうち、色相角θのみをパラメータとした補間関数m11(θ)を用いて補間処理を行い、図6には、プロットされたマトリクス要素m11[1]〜m11[18]の値に基づいて算出された補間関数m11(θ)が実曲線S1として示される。
本実施形態の補間関数mij(θ)としては、周期境界条件を満たすとともに、連続、滑らかな条件を満たすものが選ばれる。また、補間関数mij(θ)の1次微分の値が、滑らかなグラデーションを阻害しない範囲に納まるような関数が選ばれる。このような一例として、本実施形態では(10)式のような補間関数が仮定される。
mij(θ)=A1ij・sin(θ)+A2ij・cos(θ)
+A3ij・sin(2θ)+A4ij・cos(2θ)+A5ij・・・(10)
なお、係数A1ij〜A5ijは、最小自乗法や減衰最小自乗法などの従来周知の方法により求められる。図6には、i=j=1のときに対応するm11[k](k=1〜18)の補間関数mij(θ)のみが曲線S1として示されるが、同様の方法により、他のmij[k]の補間関数mij(θ)も算出される。すなわち、i,j=1〜3の各々の補間関数mij(θ)に関して、係数a1ij〜a5ijが算出される。
以上のように、本実施形態によれば、画像入力装置によって撮影される複数の基準色と、その基準色の測色値から、各基準色に適合された色変換マトリクスが求められ、それらの色変換マトリクスに基づいて、任意の色相角に対して最適化された色変換マトリクスを得ることが可能となる。
図2を参照して説明したように、補間関数mij(θ)に関わる情報がステップS111においてデジタルカメラ10のメモリ22に保存される。補間関数mij(θ)に関わる情報としては、求められた係数A1ij〜A5ijを含む補間関数自体であってもよいが、要求される精度に応じてLab色空間を色相角方向に細かく分割し、各領域を代表するマトリクス要素mijを予め求め、これを例えばルックアップテーブルとしてメモリ22に保存しておいてもよい。
例えば、Lab空間を色相角方向に沿ってN個の領域に均等に分割した場合、θn=(2n+1)π/N(n=0,1,・・・,N−1)に対応するマトリクス要素mij(θn)の値がメモリ22に保存される。すなわち、入力色の色相角θが2nπ/N≦θ<2(n+1)π/Nに含まれる場合、マトリクス要素mij(θn)の値を用いて色補正処理が行われる。
次に、図1、図7、図8を参照して、本実施形態の色変換マトリクス算出処理に基づいて算出された色変換マトリクスを用いた色補正処理について説明する。図7は、撮影時におけるデジタルカメラ内での信号処理の流れを示したフローチャートである。また、図8は、この信号処理の流れを模式的に表したブロック図である。
デジタルカメラ10には、出荷時に上述した補間関数mij(θ)に関わる情報がメモリ22に保存されている。ステップS301において、デジタルカメラ10を用いて被写体の画像を撮影すると、被写体画像は例えばRGB信号として撮像素子14により取得される。ステップS303においては、取得されたRGB信号に基づき画像のLab信号が求められる。
ステップS305では、ステップS303において得られたLab信号に基づいて撮影された被写体画像の各画素Pの色相角θpが算出され、ステップS307では、色相角θpに対応したマトリクス要素mijが求められる。すなわち、メモリ22に補間関数mij(θ)とその係数が保存されている場合には、色相角θpに対応するマトリクス要素mijの値が計算され、データ群として記憶されている場合には、例えばルックアップテーブルを参照して、対応するマトリクス要素mijの値が選択される。
ステップS309では、被写体画像の各画素PのRGB信号が、ステップS307において各画素の色相角θpに応じて得られたマトリクス要素mijを用いて色補正処理を受ける。ステップS311では、色補正処理が施されたRGB信号がモニタ装置31などの画像出力装置(デジタルカメラ搭載のLCD等も含む)に向けて出力される。
以上のように、第1実施形態によれば、色変換マトリクスの各要素を色空間内の位置をパラメータとした関数と見なすとともに、複数の基準色に基づいて第1色空間の色域全体に渡るマトリクス要素の補間関数を求めることにより、高い精度で入力色を所望の色に変換することが可能となり、色再現性を向上することができる。
なお、第1実施形態では、補間関数mijが色相角θのみをパラメータとする関数として求められたが、より一般的には、mijは色相角θ、彩度r*(=(a*2+b*21/2)、明度L*の関数である。したがって、より高精度な色補正が要求される場合には、上述の方法をこれら3つ全てパラメータを含む補間関数mij(θ,r*,L*)、あるいは任意の2つのパラメータの組合せを含む補間関数(例えばmij(θ,r*))に拡張することにより達成される。
次に図9を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、マトリクス要素mijの補間関数として、Lab空間のa*軸及びb*軸をパラメータとして採用する。すなわち、第1実施形態では、円筒座標系に基づいた補間関数が用いられたが、第2実施形態では直交デカルト座標系に基づいた連続かつ滑らかな補間関数が用いられる。なお、その他の構成に関しては第1実施形態と同様である。
第2実施形態において用いられる補間関数mij(a*,b*)は、例えば以下のようなa*、b*の多項式である。
ij(a*,b*)=Mij+B1ij・a*1*0+B2ij・a*2*0+B3ij・a*3*0
+B4ij・a*0*1+B5ij・a*1*1・・・+B11ij・a*3*2・・・
・・・+B14ij・a*2*3+B15ij・a*3*3
ここで、Mijはmij[k]の平均値(Σmij[k]/18)であり、図9には、図6と同様に、i=j=1におけるマトリクス要素の補間関数m11(a*,b*)の解が、mij(a*,b*)−Mijの曲面S2として描かれている。
補間関数mij(a*,b*)の各係数B1ij〜B15ijの値は、第1実施形態と同様に、従来周知の数値解析、例えば最小自乗法や減衰最小自乗法等により求められる。また、デジタルカメラ10のメモリ22には、求められた補間関数mij(a*,b*)に関わる情報が保存される。
補間関数mij(a*,b*)に関わる情報としは、例えば、求められた係数B1ij〜B15ijを含む補間関数自体であってもよいが、要求される精度に応じてLab色空間を色域全体に渡りa*方向およびb*方向に格子状に細かく分割し、各領域を代表するマトリクス要素mijを予め求め、これを例えばルックアップテーブルとしてメモリ22に保存しておいてもよい。
以上のように、第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態では、補間関数として2つのパラメータを用いているのでより精度の高い補間を行うことができる。
なお、補間関数のパラメータや関数としては様々なものが考えられ、第1及び第2実施形態以外の座標系や関数を用いられることは言うまでもない。また、画像入力装置としては本実施形態のデジタルカメラ10の他、デジタルビデオカメラ、スキャナ、電子内視鏡等であってもよい。また、本実施形態では色変換マトリクス算出装置34をデジタルカメラ10と別体にしているが、デジタルカメラ10に色変換マトリクス算出機能を搭載してもよい。
またさらに、色変換マトリクスを算出するとともに色補正できる画像処理ソフトウェアとしてパーソナルコンピュータにインストールし、デジタルカメラ10から出力された画像信号をパーソナルコンピュータにおいて色補正できるように構成してもよい。
本実施形態では、撮像系で得られたRGB信号をsRGB規格に合わせて色補正する色変換マトリクスを求めているが、本発明のマトリクス算出方法は特に色補正を目的とする色変換マトリクスの算出に限定されない。例えば異なる色空間の色信号を相互変換する(RGB信号をXYZ信号や印刷のためのCMYK信号に変換する、補色のCMY信号をRGB信号に変換する等)ための色変換マトリクスの算出にも適用できる。
本発明の色変換マトリクス算出方法および色変換方法の実施形態を示す図であって、色変換を行うデジタルカメラと、色変換マトリクスを算出する色変換マトリクス算出装置とを示すブロック図である。 色変換マトリクス算出処理のフローチャートである。 色変換マトリクス算出の原理を示す図であって、所定の色に関してLab色空間における変換前の入力色と変換すべき目標色との位置を示す図である。 色変換マトリクス算出処理の処理流れおよび各種色信号の関係を模式的に示すブロック図である。 色変換マトリクス最適化処理のフローチャートである。 色変換マトリクス最適化処理で求められたマトリクス要素m11[1]〜m11[18]の値をプロットしたグラフである。 被写体撮影時におけるデジタルカメラ内での信号処理の流れを示したフローチャートである。 図7の信号処理の流れを模式的に表したブロック図である。 第2実施形態におけるマトリクス要素の補間関数m11(a*,b*)を、mij(a*,b*)−Mijの曲面S2として示したグラフである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
20 デジタル信号処理回路
22 メモリ
31 モニタ装置
34 色変換マトリクス算出装置
40 カラーチャート

Claims (14)

  1. 第1色空間の色を第2色空間の色に変換する色変換マトリクスを算出するための方法であって、
    複数の基準色に対応する第1色空間の色を、前記基準色に各々対応する第2色空間の目標色に各々変換するために適合された複数の色変換マトリクスを算出する色変換マトリクス最適化処理と、
    前記複数の色変換マトリクスに基づいて、前記第1色空間の色域全体に対し適用される色変換マトリクスの各要素の補間関数を算出する補間関数算出処理と
    を備えることを特徴とする色変換マトリクス算出方法。
  2. 前記補間関数が均等色空間における所定の座標系の座標値をパラメータとする関数であることを特徴とする請求項1に記載の色変換マトリクス算出方法。
  3. 前記第1及び第2色空間が前記均等色空間とは異なることを特徴とする請求項2に記載の色変換マトリクス算出方法。
  4. 前記色変換マトリクス最適化処理における前記各色変換マトリクスの評価が前記均等色空間において行われることを特徴とする請求項2に記載の色変換マトリクス算出方法。
  5. 前記均等色空間がL***空間であり、前記パラメータに色相角が含まれることを特徴とする請求項2に記載の色変換マトリクス算出方法。
  6. 前記パラメータに彩度または明度が更に含まれることを特徴とする請求項5に記載の色変換マトリクス算出方法。
  7. 前記補間関数が、色相角に関して周期境界条件を満たすとともに連続、滑らかな関数であることを特徴とする請求項5に記載の色変換マトリクス算出方法。
  8. 前記均等色空間がL***空間であり、前記パラメータにa*軸及びb*軸の座標値が含まれることを特徴とする請求項2に記載の色変換マトリクス算出方法。
  9. 前記補間関数がa*、b*の多項式であることを特徴とする請求項8に記載の色変換マトリクス算出方法。
  10. 請求項1に記載される色変換マトリクス算出方法により算出された色変換マトリクスに関わる情報を保存する記憶媒体と、
    前記情報に基づいて、入力された前記第1色空間の色信号をマトリクス変換により前記第2色空間の色信号として出力する第1の色信号変換手段と
    を備えることを特徴とする画像信号処理装置。
  11. 入力された前記第1色空間の色信号を所定の均等色空間に変換する第2の色信号変換手段を備え、入力された前記色信号の前記均等色空間における座標値および前記情報に基づいて、前記第1色空間の前記色信号に施される色変換マトリクスの値が決定されることを特徴とする請求項10に記載の画像信号処理装置。
  12. 前記情報が、前記均等色空間の所定座標に基づいたルックアップテーブルとして前記記録媒体に保存されることを特徴とする請求項11に記載の画像信号処理装置。
  13. 前記情報が、前記補間関数に関わる情報として前記記録媒体に保存され、入力された色信号に適合した色変換マトリクスの値が、前記補間関数を計算することにより算出されることを特徴とする請求項11に記載の画像信号処理装置。
  14. 請求項10に記載される画像信号処理装置を備えたデジタルカメラ。

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