JP2006204386A - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 両端を芯材2に固着したコイルばね体3を嵌装した先端部から成る医療用ガイドワイヤを、より高品質高性能にして体腔内挿入性と治療性の向上を図る。
【解決手段】 芯材2の前端部2Aが先端方向に徐変縮径またはテーパー縮径された先細形状にして、先端から少くとも20粍長はコイルばね体3と芯材2の非一体化ゾーンLAに形成され、さらに、先端Tから50粍〜125粍の中間ゾーンL2と、先端Tから125粍〜300粍の手元側ゾーンL3のそれぞれに固着ポイントP群を設けると共に、手元側ゾーンL3の固着ポイントスパンSAが中間ゾーンL2の固着ポイントスパンSBより大に設定され、固着ポイントPはコイルばね体3内周と芯材2外周を固着一体化した0.3粍〜1.5粍幅のドーナツ形状から成る構造が特徴である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血管狭窄部等の体腔内病変部の検査・治療にカテーテルを体腔内に挿入するのを支援したり、その病変部のサイズ計測に使用する医療用ガイドワイヤに関するものである。
医療用ガイドワイヤ(以下、単にガイドワイヤという)は、曲りくねった細い血管内に挿入して、体外に位置する手元部を「押し・引き・回転」手動操作して先端部分を病変部に導く操作プロセスとなる。従って、先端部分からの挿入操作を円滑にするためには、自由状態で真直性を有して全体が柔軟な可撓性にして曲げ変形からの良好な復元性を有すると共に、先端部分が高柔軟性にして後端部分が応分の剛性を有する傾斜特性にして、前記の手動操作に先端部分が的確に順応するステアリング性を備えた高度の機械的性質が必要になる。
そこで(図7(A)参照)、細長可撓性長尺体にして、「太径の芯材手元部2B」と「細径にして先細形態の芯材前端部2A」から成る芯材の前端部2Aに、両端を前端部2Aに固着した可撓性のコイルばね体3を嵌装したガイドワイヤ先端部1A(以下、単に先端部1Aという)の基本構造のものが広く普及している。
そして、その基本構造のものにおいて、特許文献1には、コイルばね体3の全体にわたり、芯線とコイル体をハンダで等間隔に一体化固着したものが示され、特許文献2には芯材前端部2Aの応力集中折損を防止する為の「コイルばね体3の中間内周と芯材前端部2Aの外周を連結した固着幅「小」で、かつ、ワンポイント連結の連結固着部(図示しない)」を設けた構造が示されている。
そして、特許文献3には(図7(B)参照)「放射線不透過材から成り、コイルばね体3の内周に固着して芯材前端部2A外周との間に遊隙を設けたり、図示のように芯材前端部2Aの外周に固着してコイルばね体3の内周との間に遊撃を設けた」マーカーMをスパン配設した構造が示され、体腔内へ挿入した状態で放射線投影することによって、マーカーMによって病変部のサイズ計測を可能にした計測機能つきのものが示され、特許文献4には、芯材の前端部2Aに(図示しない)X線不透過性のマーカーMを離間配設したもの、特許文献5には前端部2Aとコイルばね体3と管状部材とを3箇所ハンダで固定したものが示されている。
米国特許第5497783号公報 特開平8−173547号公報 特表平7−500749号公報 特表2004−516049公報 米国特許第5797856号公報
以上の背景技術の前記の連結固着部・マーカーM・芯材とコイル体の固着構造は、それぞれの技術目的に基づく単なる「コイルばね体3内空間のマーカーの設定固定・芯材とコイル体の単なる固定形態」であることから、先端部1Aが体腔内で複雑に曲げ変形して挿入前進したり血管分岐部分で曲げ変形して血管路を選択するときの曲げ特性と、体外に位置する手元部を押し引き・回転操作する先端部1Aのステアリング性・マーカーMによる病変部の測長機能が良好とは言い難く、例えば、左冠状動脈主幹部から左前下行枝へ先端部1Aを略直角曲げして挿入進行させる操作性・深部挿入性・左前下行枝に存在する病変部の測長性能において、改良すべき難点がある。なお、この曲げ特性・ステアリング性の詳細な難点は、後述する「本発明の効果」の項において詳細に解析補足する。
本発明は、以上の背景技術の難点を解消し、当該治療性の特段の向上を図る高品質・高性能のガイドワイヤを提供するものである。
以上の技術課題を解決する本発明のガイドワイヤ1は、その基本形態を示す図1参照、「細径状の前端部2Aと前端部2Aより太径の手元部2Bから成る長尺可撓性の芯材2の前端部2Aに、両端を芯材2に固着したコイルばね体3を嵌装した先端部から成る医療用ガイドワイヤにおいて、芯材2の前端部2Aが先端方向に徐変縮径またはテーパー縮径された先細形状にして、先端から少くとも20粍長はコイルばね体3と芯材2の非一体化ゾーンLAに形成され、さらに、先端Tから50粍〜125粍の中間ゾーンL2と、先端Tから125粍〜300粍の手元側ゾーンL3のそれぞれに固着ポイントP群を設けると共に、手元側ゾーンL3の固着ポイントスパンSAが中間ゾーンL2の固着ポイントスパンSBより大に設定され、固着ポイントPはコイルばね体3内周と芯材2外周を固着一体化した0.3粍〜1.5粍幅のドーナツ形状から成る構造」が特徴である。
即ち、前記基本形態の本発明のガイドワイヤは、芯材2とコイルばね体3を固着スパンS・配設形態を多様に特定限定した固着ポイントP群によって同芯状一体に固定することによって「コイルばね体3と、コイルばね体3のコイル中心に位置する芯材2」を、曲げ外力・回転外力に対して力学的に安定した長尺可撓性同芯一体物に構成し、血管内挿入時の先端部1Aの特段・特有の曲げ特性とステアリング性の特段の向上を図るものである。
そして、前記基本構成の本発明のガイドワイヤは、前記特有思想による特段の作用効果のさらなる向上を図る技術意図から「固着ポイントの固着スパンが芯材の長手方向に漸増・漸減の級数的(等差級数または等比級数)徐変形態」「コイルばね体の前端部分の若干長と固着ポイントを放射線不透過性に形成し、その不透過性部を病変部の測長メジャー部として機能させる形態」「そのコイルばねの不透過性部の長さと、不透過性固着ポイントの固着スパンを整数倍長関係に設定して測長メジャー部の大目盛・中小目盛として機能させる形態」「前記L3ゾーンに、1〜3個の固着ポイントを設ける形態」「対向1対の固着ポイントの対向間隔を、該対向部位の芯材径を基準として規制設定し、先端部の長手方向のトルク力・回転追従性を同一形態または漸減形態に構成する形態」等の態様を採択する。
なお、前記の基本構成において、先端からの少くとも20粍以上を「固着ポイントPの不存在の非一体化ゾーンLA」としたのは、ガイドワイヤを体腔内へ挿入し易くするために先端部位を指先等で「くの字」等に塑性変形するプリシエイプ加工の加工性を確保すると共に、体腔内への円滑な先導挿入を可能にする高柔軟性を確保するためである。そして、前記構成要件の非一体化ゾーンとは、固着ポイントPの不存在ゾーンを意味する。
そして、固着ポイントPによる前端部2Aとコイルばね体3の両者の固着形状は、両者を同芯状に固着するのが好ましい。しかし、微細形状のコイルばね体3内の量産固着工法であることから、両者が微量偏芯した固着形状に成ることがあり、この2様の固着形状を含めた固着形態が包含される。
前記基本形態の本発明のガイドワイヤ1は、下記に詳述する特段の曲げ特性が確保できる。即ち、(図1(C)参照)芯材2とコイルばね体3の諸元を同一にした「固着ポイントP配設のガイドワイヤ1」と「固着ポイントP不存在の背景技術のガイドワイヤ20」を同一曲げ半径にU字曲げ変形させて対比すると、ガイドワイヤ20は芯材2の前端部2Aの先細形状に基づく長さ方向の曲げ剛性の変化によって、手元側から先端方向へ曲率半径R3・R4を順次小にして曲げ変形すると共に、その曲率半径R3・R4の円弧変換点が変曲点Xとなって外方へ突出した形状を示して連続する異形U字形態となる。
しかし、本発明のガイドワイヤ1は、同じく芯材2の先細化に基づく曲げ剛性の変化によって曲率半径R1・R2を順次小になして曲げ変形するものの、その曲率半径R1・R2の遷移は極めて円滑にして前記の変曲点X不存在の「異なる曲率半径円弧の円滑遷移形態」となる。
補足すれば、ガイドワイヤ1が前記の円滑遷移形態を呈するのは「固着ポイントPの存在によって芯材2とコイルばね体3との相対位置が曲げ中立面(芯材2の中心線)に対して安定して「曲げ特性要因の断面二次モーメント」が先端部1Aの長さ方向で安定するのに対して、ガイドワイヤ20は曲げ抵抗によって芯材2の中心線が曲げ中立面から離れる方向に自由に移動し(芯材2とコイルばね体3間の遊隙内の移動)当該部位の断面二次モーメントが小となって前記変曲点Xを生ずる曲げメカニズムに基づくものと推考できる。
以上の曲げ特性から従来のガイドワイヤ20は、変曲点X部位が外方へ大きく突出する形態となるので、その突出部位が血管壁を無理に押し広げ作用して挿入抵抗の増大と、それによる「血管壁損傷・患者の苦痛増大」をもたらす治療性上の難点が存在する。しかし、前記曲げ特性の本発明のガイドワイヤ1は、前記の円滑曲げ遷移形態であることから、曲げ状態における有害な変曲点Xの発生がなく背景技術の前記難点を解消して当該治療性を特段に向上する。
さらに、本発明のガイドワイヤ1は体腔内挿入のステアリング性を特段に向上する下記の特有作用がある。即ち、一般論としてコイルばねの両端に捩り外力を加えると、捩り変位角はコイル巻数に比例し、回転トルクはコイル巻数の逆数に比例する特性となる。従ってガイドワイヤ1は固着ポイントPが複数存在して固着ポイントPによって区画されて連続するコイルばね体3の区画部分が一様な回転トルクを受け、その区画部分のそれぞれが前記一般概念の特性を享受するので、前記の高回転追従性が確保できる。そして、回転トルクの特性についても固着ポイントPの存在によって前記捩り外力特性と同様なメリット作用が存在し、手元側の回転操作に対する先端側の回転トルクは、ガイドワイヤ1が「同一サイズ諸元にして固着ポイントP不存在のガイドワイヤ20」の3〜5倍に増大作用する。
即ち、固着ポイントPの存在構成によって手元側の回転操作による先端部の回転追従性・回転トルクは、背景技術のものより特段に向上して当該治療性の特段の安定向上ができる。そして、その回転追従性・回転トルクの向上を図るための本発明の固着ポイントPのスパン配設構成は「芯材2・コイルばね体3の線径を単に太くして剛性を高める」従来の技術思想とは全く別異であることが明白である。
さらに、前記基本形態の固着ポイントPは、固着ポイントPのスパンの大小自在のセットが可能であることから、そのスパンを小にすることによって先端部1Aの曲げ剛性を大にしたり、スパンを大にすることによって先端部1Aの曲げ剛性を小にする調整セットが自在となる。従って、手元部の通常の押し込み操作力によって曲げ変形可能な限度曲げ曲率を予測した曲げ剛性を定量的に付与設定することが可能になる。
かくして、その限度曲げ特性に設定されたガイドワイヤ1は、異常な曲げ変形が発生し易い血管分岐部位や血管の極度湾曲部位において、異常抵抗を手元部へ感知可能にする特性定量設定が可能となり、その異常曲げ変形のための異常な押し込み・回転力を感知して許容範囲内の押し込み・回転の操作力にとどめることによって、異常操作力による血管壁損傷・血管壁解離・ガイドワイヤ損傷等を未然防止して、通常操作力による円滑な血管内進行を図ることができる。
以下、図2〜図6を参照して前記基本形態から成る本発明の好ましい実施例を説明する。
まず、図2は請求項2の実施例にして「中間ゾーンL2に固着ポイントP群」を有するものにおいて、図2(A)のものは固着スパンSが前端部2Aの後方から前方へS1・S2…SNと漸減する形態」「図2(B)のものは同じくSN…S2・S1と漸増する形態」に規制配設されると共に、この漸減・漸増は「S1=25粍、S2=20粍、S3=15粍…」等の等差級数的形態、または「S1=40粍、S2=20粍、S3=10粍…」等の等比級数的形態に設定されている。
なお、この実施例のものは「全長=1500粍・先端部1Aの長さ=約300粍」芯材2の前端部2Aは「手元側の0.193粍直径から、前端の約0.03粍に漸減縮径の先細形状」コイルばね体3は「コイル素線の直径=0.072粍・コイル外径直径=0.355粍」芯材2・コイルばね体3はステンレス鋼線材の通常諸元にして、前端の長さの20粍の「固着ポイント不存在の非一体ゾーンLA」に続く中間ゾーンL2に「コイルばね体3のコイル内周と芯材2の前端部2Aの外周に固定した0.3粍〜1.5粍幅のドーナツ形状の固着ポイントP」がロー材(金合金)によって形成設定されている。
以上の図2実施例のものは固着スパンSをS1・S2…の級数的漸増漸減変化を定量選択することによって、前記基本形態のものが奏する先端部1Aの曲げ特性を長さ方向に微妙に変化させた固有特性を設定することが可能にして、病変治療部の固有事情や術者の操作個性にマッチングさせた多種多様のガイドワイヤを提供して当該治療性の一段の向上ができる。
続いて、図3を参照して「測長メジャー機能つきガイドワイヤ」の実施例を説明する。即ち同じく固着ポイントPを中間ゾーンL2に配設したものにおいて、前半部分の長さL1(30粍)のコイルばね体3Aが放射線不透過性材によって形成されると共に、固着スパンS等間隔の放射線不透過材の固着ポイントPが並設されており、放射線不透過材のコイルばね体3Aの長さが固着スパンSの整数倍に設定されている。そして、これ等がガイドワイヤ1を挿入する病変部の測長メジャー部の大目盛・中小目盛として機能すると共に、この中間ゾーンL2の固着ポイントPは、後述する「回転追従性を特段に向上させる機能」を有している。
なお、コイルばね体3は白金材の線材とステンレス鋼線材を直列状に溶着接合して所定線径(0.072粍直径)まで伸線加工し、しかるのちコイル加工して、前半部分の「放射線不透過性コイル3A」と、後半部分の「放射線透過性コイル3B」の異種金属コイル合成の単一コイル形態に形成されている。
この図3実施例のガイドワイヤ1は下記の従たる特有作用がある。即ち、体腔内挿入状態において造影剤投入の血管径と「前記不透過性コイル3Aから成るL1のコイル長・コイル径または放射線不透過性の固着ポイントPのスパンS」の放射線投影画面上の視認キャッチによって、病変部・病変部隣接部位の血管状態のサイズ計測が可能になる。
さらに、その放射線不透過性コイル3Aのコイル長が小なる固着スパンの整数倍構成であることから、その不透過性コイル3Aの全長と該コイル3Aに続いて存在する固着ポイントPのスパンSの投影画面上の対比考察、または、そのいずれかによって、「複雑に立体的に湾曲・屈曲して平面的投影画面に傾斜状態であらわれる血管」のサイズ計測の精度が一段と向上する。なお、この実施例の固着ポイントPは「金ロー、銀ロー、タングステンロー等の放射線不透過材の金属ボール」を加温溶融して、概ね0.3〜1.5粍幅のドーナツ状にして芯材2とコイルばね体3が同芯状に一体化固着して形成されている。
そして、この図3実施例のガイドワイヤ1は「放射線透過性コイル3Bがステンレス鋼線材であることから、下記のメリット作用がある。即ち、コイル体3は異種金属の溶接線を伸線加工してコイル成形するため、両者の材質相違によるスプリングバック量の差によってコイル3Aの外径が小となり、全体としてコイル径が先端方向へ徐変縮径した「より高度の先細形態」となる。従って、この先端部の徐変縮径によって血管閉塞部・血管の内膜・中膜等への侵入性をより向上させることが可能になり、当該治療性が向上する。
詳しくは、この図3実施例のガイドワイヤ1は、以上の「コイル径の徐変縮径」形態にして、かつ、前記の計測機能つき構成であることから、冠状動脈治療等において下記の特有作用がある。即ち、冠状動脈内ではガイドワイヤ1は先端より100〜125粍が挿入され、病変部が最も多いのは血管分岐部にして、例えば(図3(B)参照)左冠状動脈15では入口より30〜60粍の図示16のポイントに病変部(血管狭窄部11)が発生し易い。この病変部を計測するとき、特許文献3のガイドワイヤのように先端から約50粍の範囲で計測しようとすると、左冠状動脈15の入口より30〜60粍のみしか挿入できず、柔軟性に富むガイドワイヤ先端部は血流によって大きく揺れて不安定姿勢を呈して正確な計測が困難となる。
以上の背景技術の難点に対して、図3実施例のものは前記のコイル径の徐変縮径形態であることから、血管狭窄部11を超えて血管深部まで挿入可能にして、かつ、先端より300粍の位置まで固着ポイントPが存在していて、特に中間ゾーンの固着ポイントP(図示17)を血管狭窄部11の端(図示11A)に一致させることによって「先端部深部挿入による血流からの揺れ防止をして安定姿勢に保持し」高精度の病変部計測が極めて容易となる。なお、図中の18はカテーテルである。
続いて図4を参照して他の実施例を説明する。即ち、同じく長さL1の放射線不透過性コイル部3Aと、中間ゾーンL2に放射線不透過性の固着ポイントPを設けたものにおいて、中間ゾーンL2に「手元側の大なる固着スパンSAと、先端側の小なる固着スパンSB」の組合せから成るユニット部Uが複数設けてある。そして、このL1・SBの長さ関係が図3実施例と同様に相対的に整数倍に設定されている。この図4実施例のものはユニット部Uの存在に基づく下記の特有作用がある。なお、ユニット部Uを構成する「大なる固着スパンSAと、小なる固着スパンSB」の組合せ配列は、芯材2が太径にして曲げ剛性が大の手元側が「大なるスパン」が好ましいものの、そのいずれかが先端T側でも良い。
即ち(図4(B)(C)参照)例えばガイドワイヤ1の先端部1Aを左冠状動脈15から左前下行枝19へ進行させる場合、先端部1Aは略直交方向に向きを急変させる。このケースにおいて固着ポイントPの固着スパンSが例えば10粍を下回る等スパンでは、図示点線のように一定の曲率半径を維持しようとして曲げ変形し難くなる。従って、このような状態で無理入れしようとすると、その無理曲げ反力が血管壁に加わって挿入困難と血管壁損傷をもたらすトラブルを生ずる。
以上の挿入事情の基において、図4実施例のガイドワイヤ1は、例えば「10粍の小なる固着スパンSB」と、「20粍の大なる固着スパンSA」から成るユニット部Uが複数存在するので、前記の急変曲げ変形に順応した円滑挿入が可能になると共に当該部位での円滑な回転・押込み操作を可能にして、直角曲げ血管への挿入性が特段に向上する。
以上の特有作用のメカニズムは(図4(C)参照)図示点線の「固着スパンSが等スパン配設」のものは一定の曲率半径を維持する定性があるのに対して、図4実施例のユニット部U存在のものは図示実線の「大なる固着スパンSAの小なる曲げ半径R1」と「小なる固着スパンSBの大なる曲げ半径R2」の連続曲成がユニット部U毎に生じて連続するので、先端部分1Aが極度屈曲の血管に素直に順応して円滑挿入が可能になると共に、急激な異常曲げを防止する特有作用によるものと言える。
従って、この図4実施例のものは「挿入抵抗が異常にして病変長が長い(20粍以上等)び慢性病変部が存在する前記左前下行枝の治療」に適し、患部への回転・押し込み挿入性を特段に向上して当該治療性の向上を図ると共に、そのユニット部Uの固着ポイントPが前記要件の固着スパンの放射線不透過性であることから、長い病変部の測長計測が簡便精確にできる。
次に図5を参照して請求項6の1実施例を説明する。即ち、固着ポイントPをスパン配設したものにおいて、この図5(A)に示すものは先端Tから125粍〜300粍の手元側ゾーンL3に1〜3個の固着ポイントPが設けてある。この態様のものは冠状動脈内に挿入するときの回転追従性を特段に向上させる下記の特有作用がある。
詳しくは(図5(B)参照)カテーテル18と共に左冠状動脈の大動脈弓21へ挿入して左冠状動脈15の入口にカテーテル18の先端をセットし、このカテーテル18によってガイドワイヤ1の反力を担持させてガイドワイヤ1を左冠状動脈15に回転させながら挿入進行させる。このとき折曲形態を呈して血管壁と圧接する図示X・Yポイントでガイドワイヤの回転抵抗が増大し、X・Y点の両側ゾーンに異なる捻り溜りが発生する。このような状態になると、コイルばね体3と芯材2が自由状態の従来物のガイドワイヤは、先端部の回転追従性が特段に低下して操作性が極めて悪くなり当該治療性を妨げる。
かかるケースにおいて、前記L3ゾーンはX点後方の若干とY点前方の若干を含むゾーンに当るので「図示Xの手元側のポイント」と「図示X・Yの中間ポイント」「図示Yの前方側ゾーン」に固着ポイントPが存在することにより、コイルばね体3と芯材2が同芯一体状の回転伝達体として作用し、XY点の両側ゾーンに発生する異なる捻り溜りを解消させてガイドワイヤ1の回転トルク伝達性が向上するので前記トラブルの発生が無く、当該治療性が向上する。
さらに、本発明のガイドワイヤ1は体腔内挿入のステアリング性を特段に向上する下記の特有作用がある。詳しくは(図5(D)参照)手元側ゾーンL3に固着ポイントPを2個の等スパン配設した本発明のガイドワイヤ1と、同L3ゾーンの固着ポイントP不存在の同一サイズ仕様の従来ガイドワイヤ20を「手元部の後端を360°回転させたときの先端部1Aの前端の回転量」は、両者の対比実験から「ガイドワイヤ20=53°、に対してガイドワイヤ1=257°」にして、ガイドワイヤ1はガイドワイヤ20の少くとも約5倍の特段の高回転追従性が存在する。
以上の特有作用は下記の回転トルク伝達メカニズムによる。即ち、コイルばね体3は回転トルクを受けると「ねじりばね」として機能して、トルク力はコイル巻数の逆数に比例する形態となる。この形態において固着ポイントPが1個存在すれば巻数は1/2となってトルク力は2倍となり、3個あれば巻数は1/4となってトルク力は4倍となって前記の高トルク回転力が可能になる。なお、固着ポイントPはL3ゾーンに少くとも1個存在すれば前記特有作用が享受できるもののX点後方・XY間・Y点前方の3個が好ましい。しかし、4個以上になるとL3ゾーンの曲げ剛性が向上するので好ましくない。
一方、右冠状動脈15の場合は(図5(C)参照)ガイドワイヤ1のL3ゾーンが同じく大動脈弓21の外側Xと内側Yの2ポイントの接合点を生じ、従来ガイドワイヤは前記同様のトラブルを生ずるものの本発明のガイドワイヤ1は、前記特有作用によってこのトラブルが防止できる。なお、前記のカテーテル18の大動脈弓21への挿入は、図示点線のように腕頭動脈22から挿入することもあるが、この挿入形態のものも図示Y点の屈曲ポイントが生ずるので、前記同様の作用効果が享受できる。
次に図6を参照して請求項7の実施例を説明する。即ち図6実施例のものは、芯材2の太径部分と小径部分にコイルばね体3を嵌装して固着ポイントPを設けた先端部1Aの回転追従性を長さ方向に均等形態または漸減形態にして先端部1Aの回転操作性の安定向上を図る実施例にして、対向1対の固着ポイントPの内側間隔L・lが芯材2の径サイズに対応させて下記のように規制されている。
即ち、対向1対の固着スパンP間の捻り剛性は、固着ポイントP間の内側間隔L・l間のコイルばね体3のコイル巻数に反比例し、かつ、L・l間の芯材2の直径に相関する力学的メカニズムとなる。以上から前端部1Aの長手方向のL・l間の芯材2が直径D・dを異にする真円スレート形状であるときは、図6(A)のように材料力学的に算定できる芯材2の直径比の4乗と同一・以下のL・l比関係に設定する。そして、対向1対の固着スパンP間の芯材2が截頭円錐形のテーパー形状のときは、図6(B)のように同じく対向間隔L・lから力学的に求められる図示L・l比に設定する。
そして、対向1対の固着スパンP間の芯材2が(図6(C)参照)大なる径の截頭円錐形のテーパー形状と小なる径の真円ストレート形状であるときは、同じく力学的に求められる図示L・l比に設定し、(図6(D)参照)大なる径の真円ストレート形状と小なる径の截頭円錐形のテーパー形状であるときは、同じく力学的に求められるL・l比に設置する。以上のL・l比設定構成手段によって、先端部1Aの回転追従性・トルク伝達力を長手方向に漸減形態または同一形態にして先端部1Aの良好な回転操作性を確保する。
なお、補足すれば前記のL・l比の設定構成において、芯材2の径の変更ポイントが固着スパン間にあるときは、平均径で対応する(芯材2は微小径であるので、実質的影響はない)。そして、このL・l設定構成は先端部1Aの長さ方向の固着スパンの全体に適用する必要はなく、前記技術意図に沿う一部適用であっても良い。
さらに、補足すれば前記実施例のガイドワイヤ1は、実施例毎の前記特有作用以外に下記の共通特有作用がある。即ち、ガイドワイヤ1は固着ポイントP群を並設して成るので、挿入した血管の屈曲蛇行部位において、先端部1Aが屈曲姿勢を呈すると曲げ外側のコイルばね体3はコイル線間が開いて「先端部1Aの存在と曲げ血管路によって流速を増した先端部1Aの外側の血流が、そのコイル線間の隙間からコイル内に圧入流して固着ポイントPに衝接作用して前方方向への推力を生ずる。そして、多数個スパン並設の固着ポイントP群によって、その推力が増幅されるので、屈曲度が大なる血管内の深部まで先端部1Aの挿入進行が極めて容易になる。さらに、芯材2の前端部2Aが先細形態であることから、前端寄りになる程前記推力の受圧面が増大するので、挿入抵抗が大なる前端部位の血管内進行を効果的に支援する。そして、特にコイルばね体3の先端部が放射線不透過材のときは、その放射線透過材との比重差(白金線21.4、ステンレス鋼線7.9)により先端部が垂れ下がり易いが、先端部20粍内には固着ポイントPが設けてない為、この垂れ下がりを防止して浮遊状態を効果的に支援する。
さらに(図3(B)参照)固着ポイントP不存在の従来のガイドワイヤは、血管狭窄部11に先端部1Aを挿入して血管狭窄部11でロックされた状態のとき、その状態で回転させると、そのロックポイントを起点とした前後部分のコイルばね体3が大きく捻れ変形して、さらに大なる回転操作が必要になる。従って、この操作を続けると、極細線(0.072粍直径)のコイルばね体3と、極細線(先端部板厚が0.031〜0.049粍)の芯材2の捻れ変形や線材損傷をもたらすトラブルを生じることがある。
以上の従来のガイドワイヤに対して本発明のガイドワイヤ1は固着ポイントPが存在するので前記のロック状態で回転トルクを伝達する為には固着ポイントPのワンスパンの巻数に対応する小なる回転トルクで回転操作可能になる。従って、血管狭窄部11におけるガイドワイヤの回転操作が極めて容易になると共に、先端部1Aの前記損傷トラブルを防止する高実用性の特有の作用効果がある。
なお、本発明のガイドワイヤ1は前記実施例の形態を個別実施するのみではなく、必要に応じて組合せ構成にして応用する。
以上の説明のとおり本発明のガイドワイヤ1は、ガイドワイヤを用いる体腔内治療の治療性を特段に向上する有用な効果がある。
本発明ガイドワイヤの基本形態を示し、(A)はその正面図、(B)はその断面図、(C)はその作用説明図 本発明1実施例のガイドワイヤを示し、(A)(B)ともその要部正面図 本発明1実施例のガイドワイヤを示し、(A)はその要部正面図、(B)は使用状態説明図 本発明1実施例のガイドワイヤを示し、(A)はその要部正面図、(B)(C)は作用状態説明図 本発明1実施例のガイドワイヤを示し、(A)はその要部正面図、(B)(C)は使用状態説明図、(D)は作用状態説明図 (A)(B)(C)(D)とも本発明1実施例のガイドワイヤの固着ポイントの対向間隔の設定構成の説明図 背景技術の医療用ガイドワイヤを示し、(A)(B)ともその構造説明の正面図
符号の説明
1 医療用ガイドワイヤ
1A ガイドワイヤの先端部
2 芯材
2A 芯材の前端部
2B 芯材の手元部
3 コイルばね体
3A 放射線不透過性コイル
3B 放射線透過性コイル
LA 非一体化ゾーン
L2 中間ゾーン
L3 手元側ゾーン
P 固着ポイント
S 固着スパン
SA 大なる固着スパン
SB 小なる固着スパン
T 先端
U 固着ポイントのユニット部

Claims (7)

  1. 細径状の前端部と該前端部より太径の手元部から成る長尺可撓性の芯材の該前端部に、両端を該芯材に固着したコイルばね体を嵌装した先端部から成る医療用ガイドワイヤにおいて、前記芯材の前記前端部が先端方向に徐変縮径またはテーパー縮径された先細形状にして、先端から少くとも20粍長は前記コイルばね体と前記芯材の非一体化ゾーンに形成され、さらに、該先端から50粍〜125粍の中間ゾーンと、該先端から125粍〜300粍の手元側ゾーンのそれぞれに固着ポイント群を設けると共に、該手元側ゾーンの固着ポイントスパンが該中間ゾーンの固着ポイントスパンより大に設定され、前記固着ポイントは前記コイルばね体内周と前記芯材外周を固着一体化した0.3粍〜1.5粍幅のドーナツ形状から成る構造を特徴とする医療用ガイドワイヤ。
  2. 中間ゾーンの固着ポイントの固着スパンが、芯材の長手方向に漸増または漸減の級数的徐変形態である請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  3. 中間ゾーンの固着ポイントが等間隔固着スパンの放射線不透過材にして、コイルばね体が放射線不透過材と放射線透過材の異種金属結合の単一コイル体にして、かつ、先端側の該放射線不透過材のコイル長が前記中間ゾーンの固着スパンの整数倍に設定された請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  4. 中間ゾーンの固着ポイントが放射線不透過材にして、小なる固着スパンと大なる固着スパンの組合せから成る固着ポイントユニットを複数配設して成り、コイルばね体は放射線不透過材と放射線透過材の異種金属結合の単一コイル体にして、かつ、先端側の該放射線不透過材のコイル長が前記小なる固着スパンの整数倍に設定された請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  5. 中間ゾーンの固着ポイントの固着スパンが、手元側の大なるスパンと先端側の小なるスパンを組合せたユニット部を複数配設して成る請求項4に記載の医療用ガイドワイヤ。
  6. 手元側ゾーンの固着ポイントが、1個〜3個の配設形態である請求項1〜請求項5のいずれかに記載の医療用ガイドワイヤ。
  7. 芯材の長手方向に並設した固着ポイント群の対向1対の固着ポイントの対向間隔を、該対向部位の芯材径を基準として規制設定し、手元側から先端方向にトルク力・回転追従性を同一形態または漸減形態に構成して成る請求項1〜請求項6のいずれかに記載の医療用ガイドワイヤ。
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