JP2006202694A - 車両用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】 可動シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、ロービーム用配光パターンの形成に悪影響を及ぼすことなく、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を図る。
【解決手段】 上端縁32aが投影レンズ28の後側焦点面に沿って湾曲して延びるように形成された可動シェード32を、車幅方向に延びる回動軸線Ax2回りに回動可能に設けるとともに、この可動シェード32をリンク部材34を介してアクチュエータ36に連結する。これにより可動シェード32を、その上端縁32aにブレを発生させることなく小型軽量化し、その回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくする。その際、可動シェード32の重心Gを回動軸線Ax2近傍に位置設定し、その慣性回転モーメントを最小限に抑える。そして、この点においても可動シェード32の回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくする。
【選択図】 図2
【解決手段】 上端縁32aが投影レンズ28の後側焦点面に沿って湾曲して延びるように形成された可動シェード32を、車幅方向に延びる回動軸線Ax2回りに回動可能に設けるとともに、この可動シェード32をリンク部材34を介してアクチュエータ36に連結する。これにより可動シェード32を、その上端縁32aにブレを発生させることなく小型軽量化し、その回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくする。その際、可動シェード32の重心Gを回動軸線Ax2近傍に位置設定し、その慣性回転モーメントを最小限に抑える。そして、この点においても可動シェード32の回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくする。
【選択図】 図2
Description
本願発明は、いわゆるプロジェクタ型の車両用前照灯に関するものであり、特に、可動シェードを備えた車両用前照灯に関するものである。
一般に、プロジェクタ型の車両用前照灯は、車両前後方向に延びる光軸上に投影レンズが配置されるとともに、その後側焦点よりも後方側に光源が配置されており、この光源からの光をリフレクタにより光軸寄りに反射させるように構成されている。そして、このプロジェクタ型の車両用前照灯によりロービーム用配光パターンを形成する場合には、投影レンズの後側焦点近傍において光軸近傍に上端縁が位置するように配置されたシェードにより、リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して、ロービーム用配光パターンの上端部に所定のカットオフラインを形成するようになっている。
その際「特許文献1」には、上記シェードとして、その上端縁が後側焦点近傍において光軸近傍に位置する遮光位置と、この遮光位置よりもリフレクタからの反射光に対する遮蔽量を減少させる遮光緩和位置との間で移動し得るように構成された可動シェードを有するプロジェクタ型の車両用前照灯が記載されている。
この「特許文献1」に記載された車両用前照灯においては、可動シェードを遮光緩和位置へ移動させることにより、ハイビーム用配光パターンを形成することができるので、単一の灯具をロービーム用およびハイビーム用として兼用することができる。また、この「特許文献1」に記載されているように、可動シェードの上端縁を、該可動シェードが遮光位置にあるとき投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成することにより、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを鮮明に形成することができる。
上記「特許文献1」に記載された可動シェードは、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられているが、この回動軸線は可動シェードの下端部に位置しており、その重心からかなり離れた位置にあるので、車両振動等により可動シェードの上端縁がブレやすく、このためロービーム用配光パターンのカットオフラインの位置が変化しやすいものとなっている。
このようなブレの発生を抑えるため、上記「特許文献1」に記載された車両用前照灯においては、可動シェードを回動させるためのアクチュエータにリターンスプリングが内蔵されており、このリターンスプリングにより可動シェードを常に遮光位置へ向けて弾性付勢する構成となっている。
しかしながら、このブレ発生を効果的に抑えるためには、リターンスプリングのバネ定数をある程度大きい値に設定する必要がある。このため、可動シェードの回動に必要なアクチュエータの駆動力もある程度大きなものとなってしまい、アクチュエータの小型軽量化や低コスト化を図ることができない、という問題がある。
このような問題は、ロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとの切換えを行う場合だけでなく、ロービーム用配光パターンと中間的配光パターン(すなわちロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとの間の中間的な配光パターン)との切換えを行うようにした場合においても、同様に生じ得る問題である。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、可動シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、ロービーム用配光パターンの形成に悪影響を及ぼすことなく、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を図ることができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
本願発明は、可動シェードおよびその周辺構造に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、このリフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るように構成された可動シェードと、この可動シェードを、上記光軸近傍に上端縁が位置するように配置される遮光位置と、この遮光位置よりも上記リフレクタからの反射光に対する遮蔽量を減少させる遮光緩和位置との間において移動させるアクチュエータと、を備えてなる車両用前照灯において、
上記可動シェードが、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられるとともに、所定のリンク部材を介して上記アクチュエータに連結されており、
上記可動シェードの上端縁が、該可動シェードが上記遮光位置にあるとき上記投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成されており、
上記可動シェードの重心が、上記回動軸線近傍に位置設定されている、ことを特徴とするものである。
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、このリフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るように構成された可動シェードと、この可動シェードを、上記光軸近傍に上端縁が位置するように配置される遮光位置と、この遮光位置よりも上記リフレクタからの反射光に対する遮蔽量を減少させる遮光緩和位置との間において移動させるアクチュエータと、を備えてなる車両用前照灯において、
上記可動シェードが、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられるとともに、所定のリンク部材を介して上記アクチュエータに連結されており、
上記可動シェードの上端縁が、該可動シェードが上記遮光位置にあるとき上記投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成されており、
上記可動シェードの重心が、上記回動軸線近傍に位置設定されている、ことを特徴とするものである。
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブの放電発光部やハロゲンバルブのフィラメント等が採用可能である。また、この「光源」は、投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置されたものであれば、その具体的な位置や向き等は特に限定されるものではない。
上記「可動シェード」は、その上端縁が、該可動シェードが遮光位置にあるとき投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成されるとともに、その重心が、該可動シェードの回動軸線近傍に位置設定されたものであれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。ここで「可動シェードの回動軸線近傍」とは、可動シェードの回動軸線から半径1mm以内の該回動軸線を含む円柱領域を意味するものである。
上記「可動シェード」は、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられているが、その際、この可動シェードが支持される対象となる部材は特に限定されるものではなく、例えば、投影レンズを支持するために設けられるホルダやリフレクタ等が採用可能である。
上記「可動シェード」は、リフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るように構成されているが、その際、遮光位置にあるときに上記反射光の一部を遮蔽する構成となっていれば、遮光緩和位置にあるときには、上記反射光の遮蔽を完全に解除する構成となっていてもよいし、上記反射光の遮蔽を部分的に解除する構成となっていてもよい。
上記「アクチュエータ」の種類は特に限定されるものではなく、例えばソレノイドやステッピングモータ等が採用可能である。
上記「リンク部材」は、アクチュエータの駆動力を可動シェードに伝達し得る態様で該可動シェードとアクチュエータとを連結する部材であれば、その具体的構成は特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、可動シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯として構成されているが、その可動シェードは、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられるとともに、所定のリンク部材を介してアクチュエータに連結されており、また、この可動シェードの上端縁は、該可動シェードが遮光位置にあるとき投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成されており、さらに、この可動シェードの重心は、その回動軸線近傍に位置設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、可動シェードが遮光位置にあるとき、その上端縁は投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びた状態にあるので、ロービーム用配光パターンのカットオフラインを鮮明に形成することができる。
また、この可動シェードの重心は、その回動軸線近傍に位置設定されているので、可動シェードの慣性回転モーメントを最小限に抑えることができる。このため、従来のようにリターンスプリングのバネ定数を大きくしなくても、車両振動等により可動シェードの上端縁がブレてロービーム用配光パターンのカットオフラインの位置が変化してしまうのを効果的に抑制することができる。
そしてこれにより、可動シェードの回動に必要なアクチュエータの駆動力を小さくすることができるので、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を図ることができる。
また、可動シェードのアクチュエータへの連結はリンク部材を介して行われているので、この可動シェードについても小型軽量化を図ることができ、この点においても可動シェードの回動に必要なアクチュエータの駆動力を小さくすることができる。
このように本願発明によれば、可動シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、ロービーム用配光パターンの形成に悪影響を及ぼすことなく、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を図ることができる。そしてこれにより、灯具としての小型軽量化および低コスト化も図ることができる。
上記構成において、回動軸線から可動シェードとリンク部材との連結位置までの距離を、光軸を含む鉛直断面内における回動軸線から可動シェードの上端縁までの距離よりも小さい値に設定すれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、回動軸線から可動シェードの上端縁までの距離は、可動シェードの上端縁が湾曲していることから、光軸を含む鉛直断面内において最も大きな値となるが、この距離よりも回動軸線から可動シェードとリンク部材との連結位置までの距離を小さい値に設定することにより、可動シェードの重心をその回動軸線近傍に位置設定することが容易に可能となり、また、可動シェードの小型軽量化を推進することができる。しかも、このように設定することにより、アクチュエータの出力軸の駆動ストロークを小さい値に設定することができるので、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を一層推進することができる。
上記構成において、灯具レイアウト等を考慮すると、アクチュエータは、これを光軸の下方に配置するとともに該光軸と略平行に延びる出力軸を有する構成とすることが好ましい。このようにした場合において、リンク部材を、灯具側面視において、該リンク部材と可動シェードとの連結位置から略鉛直下方へ延びる鉛直部と、この鉛直部から略前方または略後方へ延びる水平部とからなるL字部を備えてなる構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、このような構成を採用した場合、アクチュエータの駆動はその出力軸の直線往復運動として行われるが、この直線往復運動はリンク部材を介して可動シェードの回動運動として伝達される。その際、リンク部材の両端部間の距離は多少変化するが、リンク部材として鉛直部および水平部からなるL字部を備えた構成とすれば、該L字部の撓み変形により両端部間の距離変化を吸収することが容易に可能となる。そしてこれにより、リンク部材と可動シェードとの連結部にスライド継手等を配置する必要をなくすことができるので、灯具構成の簡素化を図ることができる。
この場合において、リンク部材を、光軸の左右両側に配置された1対のL字部と、これら各L字部の水平部の先端部において両L字部を連結する連結部とからなる構成とすれば、アクチュエータの駆動力を可動シェードに確実に伝達することができ、また、各L字部に撓み変形を無理なく安定的に発生させることができる。
さらに、この場合において、リンク部材を線バネで構成すれば、その各L字部の撓み変形の発生を一層容易化することができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、ランプボディ12とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、車両前後方向に延びる光軸Axを有する灯具ユニット20が、エイミング機構50を介して上下方向および左右方向に傾動可能に収容されてなっている。
そして、このエイミング機構50によるエイミング調整が完了した段階では、灯具ユニット20の光軸Axは、車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びるようになっている。
図2は、灯具ユニット20を単品で示す側断面図であり、図3は、その平断面図である。
これらの図にも示すように、灯具ユニット20は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、光源バルブ22と、リフレクタ24と、ホルダ26と、投影レンズ28と、固定シェード30と、可動シェード32と、リンク部材34と、アクチュエータ36とを備えてなっている。
投影レンズ28は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズからなり、光軸Ax上に配置されている。そして、この投影レンズ28は、その後側焦点Fを含む焦点面上の像を、灯具前方に配置された鉛直仮想スクリーン上に反転像として投影するようになっている。
光源バルブ22は、放電発光部を光源22aとするメタルハライドバルブ等の放電バルブであって、その光源22aはバルブ中心軸Ax1方向に延びる線分光源として構成されている。そして、この光源バルブ22は、投影レンズ28の後側焦点Fよりも後方側でかつ光軸Axから下方に離れた位置(例えば光軸Axから20mm程度下方に離れた位置)において、光軸Axの右側方からリフレクタ24に挿入固定されている。この挿入固定は、バルブ中心軸Ax1を光軸Axと直交する鉛直面内において水平方向に延びるように設定した状態で、光源22aの発光中心を光軸Axの鉛直下方に位置決めするようにして行われている。
リフレクタ24は、光源22aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させる反射面24aを有している。この反射面24aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されるとともに、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そしてこれにより、この反射面24aで反射した光源22aからの光を、鉛直断面内においては後側焦点F近傍に略収束させるとともに、水平断面内においてはその収束位置をかなり前方へ移動させるようになっている。
ホルダ26は、リフレクタ24の前端開口部から前方へ向けて略筒状に延びるように形成されており、その後端部においてリフレクタ24に固定支持されるとともに、その前端部において投影レンズ28を固定支持している。
固定シェード30は、リフレクタ24で反射した迷光が投影レンズ28に入射してしまうのを防止するためのシェードであって、ホルダ26の内部空間に配置されており、該ホルダ26と一体で形成されている。
図4は、図2の要部詳細図であり、図5は、可動シェード32をリンク部材34およびアクチュエータ36と共に示す分解斜視図である。
これらの図にも示すように、可動シェード32は、ダイカスト鋳造品であって、ホルダ26の内部空間における光軸Axの下方近傍に位置するように設けられており、該ホルダ26に対して車幅方向に延びる回動軸線Ax2回りに回動可能に支持されている。そして、この可動シェード32は、図2および4において実線で示す遮光位置と、この遮光位置から後方側へ所定角度回動した、同図において2点鎖線で示す遮光緩和位置とを採り得るようになっている。この可動シェード32の上端縁32aは、左右段違いで形成されており、可動シェード32が遮光位置にあるとき、投影レンズ28の後側焦点面に沿って水平方向に略円弧状に湾曲して延びるように形成されている。
この可動シェード32のホルダ26への支持は、該可動シェード32の左右両端部32bに形成された開口部32cにブッシュ38を装着するとともに、これら1対のブッシュ38に所定長の金属ピンからなる回動軸部材40を挿通させた状態で、この回動軸部材40を回動軸線Ax2に沿って延びるように配置し、該回動軸部材40をその両端部において止め具42によりホルダ26に固定することにより行われている。
この可動シェード32において、その上端縁32aの前方側に位置する弓形部分には、前方へ向けて斜め下がりで延びる傾斜面32hが形成されており、その前端部は回動軸部材40に巻き付くように形成されている。
この可動シェード32は、その左右両端部32bの下端部においてリンク部材34を介してアクチュエータ36に連結されている。そして、このアクチュエータ36の駆動により、可動シェード32の遮光位置と遮光緩和位置との間における移動が行われるようになっている。
アクチュエータ36は、光軸Axの下方において、その出力軸36aとしてのプランジャを後方へ向けて突出させるようにして配置されたソレノイドからなり、ホルダ26の下端部に形成されたアクチュエータ支持部26aにおいて該ホルダ26に固定支持されている。
このアクチュエータ36は、図示しないビーム切換えスイッチの操作が行われたときに駆動して、その出力軸36aの直線往復運動をリンク部材34を介して可動シェード32に伝達して該可動シェード32を回動させるようになっている。
リンク部材34は、光軸Axの左右両側に配置された1対のL字部34Aと、これらを連結する連結部34Bとからなる線バネで構成されている。
その際、各L字部34Aは、灯具側面視において、リンク部材34と可動シェード32との連結位置から略鉛直下方へ延びる鉛直部34A1と、この鉛直部34A1から略後方へ延びる水平部34A2とからなり、その各鉛直部34A1の上端部には、車幅方向に互いに離れる方向へ向けて突出する突起部34Cが延長形成されている。一方、連結部34Bは、車幅方向に直線状に延びており、その両端部において各L字部34Aの水平部34A2の後端部に連結されている。
そして、このリンク部材34の1対の突起部34Cを、可動シェード32の左右両端部32bの下端部に形成された小孔32dに挿入することにより、可動シェード32への連結が行われるとともに、その連結部34Bをアクチュエータ36の出力軸36aに形成されたスリット36bに嵌め込むことにより、アクチュエータ36への連結が行われるようになっている。その際、このリンク部材34の各突起部34Cは、可動シェード32に対して回動可能に連結されるとともに、その連結部34Bは、アクチュエータ36の出力軸36aに対して回動可能に連結されるようになっている。
図5に示すように、可動シェード32の左右両端部32bには、前方へ向けて突出する位置決めピン32eが形成されている。これら1対の位置決めピン32eは、可動シェード32が遮光位置に移動したとき、固定シェード30に形成された左右1対のピン受け面30bに当接して、該可動シェード32を遮光位置に位置決めするようになっている。また、可動シェード32の略中央部には、前方へ向けて突出する位置決めピン32fが形成されている。この位置決めピン32fは、可動シェード32が遮光緩和位置に移動したとき固定シェード30に当接して、該可動シェード32を遮光緩和位置に位置決めするようになっている。
図2〜4に示すように、回動軸部材40には、その軸線方向中央部にリターンスプリング44が装着されている。このリターンスプリング44は、金属製のねじりコイルバネであって、その一端部が可動シェード32に当接するとともに、その他端部が固定シェード30から後方へ向けて突出形成されたタブ30aに当接するように配置されており、これにより可動シェード32を常に遮光位置へ向けて弾性付勢するようになっている。可動シェード32には、タブ30aとの干渉を回避するための切欠き部32gが形成されている。
図4に示すように、可動シェード32の重心Gは、回動軸線Ax2近傍に位置設定されている。具体的には、この重心Gの位置は、回動軸線Ax2から上方に0.13mm、前方に0.1mm離れた位置に設定されている。なお、この重心Gの位置は、可動シェード32の形状(例えば左右両端部32bの下端部等の形状)を適宜変更することにより調整可能であり、これにより回動軸線Ax2に十分近づけることが可能である。
また、図4に示すように、可動シェード32において、その回動軸線Ax2から小孔32dの中心位置(すなわち可動シェード32とリンク部材34との連結位置)までの距離L1は、光軸Axを含む鉛直断面内における回動軸線Ax2から可動シェード32の上端縁32aまでの距離L2よりも小さい値に設定されている。
次に、可動シェード32の光学的作用について説明する。
図2において実線で示すように、可動シェード32が遮光位置にある状態では、その上端縁32aが投影レンズ28の後側焦点Fを通るように配置され、これによりリフレクタ24の反射面24aからの反射光の一部が遮蔽されて投影レンズ28から前方へ出射する上向き光の大半が除去される。
一方、図2において2点鎖線で示すように、可動シェード32が遮光位置から遮光緩和位置へ移動すると、その上端縁32aが後方へ向けて斜め下方に変位して、リフレクタ24の反射面24aからの反射光に対する遮蔽量が減少する。本実施形態においては、この遮光緩和位置では反射面24aからの反射光に対する遮蔽量が略ゼロになる。
リフレクタ24の反射面24aは、その上部前端領域24a1が他の部分と異なる表面形状に設定されている。すなわち、この上部前端領域24a1は、光源22aからの光を、可動シェード32の傾斜面32hへ向けて反射させるように形成されている。
この可動シェード32の傾斜面32hは、該可動シェード32が遮光位置にある状態では前方へ向けて斜め下がりで延びているので、リフレクタ24の上部前端領域24a1で反射した光源22aからの光は、図2において破線で示すように、傾斜面32hで前方へ向けて斜め上向きに反射して投影レンズ28に入射し、該投影レンズ28からやや上向きの光として前方へ出射する。なお、この可動シェード32の傾斜面32hには鏡面処理が施されておらず、このため該傾斜面32hで反射して投影レンズ28から前方へ出射する光は比較的輝度が低い光となる。
図6は、車両用前照灯10から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。
同図(a)は、可動シェード32が遮光位置にある状態で形成されるロービーム用配光パターンPLを示しており、同図(b)は、可動シェード32が遮光緩和位置にある状態で形成されるハイビーム用配光パターンPHを示している。
同図(a)に示すように、ロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2を有している。このカットオフラインCL1、CL2は、灯具正面方向の消点であるH−Vを鉛直方向に通るV−V線を境にして左右段違いで水平方向に延びており、V−V線よりも右側の対向車線側部分が下段カットオフラインCL1として形成されるとともに、V−V線よりも左側の自車線側部分が、この下段カットオフラインCL1から傾斜部を介して段上がりになった上段カットオフラインCL2として形成されている。
このロービーム用配光パターンPLにおいて、下段カットオフラインCL1とV−V線との交点であるエルボ点Eは、H−Vの0.5〜0.6°程度下方に位置している。これは、灯具ユニット20の光軸Axが車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びていることによるものである。そして、このロービーム用配光パターンPLにおいては、エルボ点Eを囲むようにして高光度領域であるホットゾーンHZLが形成されている。
このロービーム用配光パターンPLは、リフレクタ24の反射面24aで反射した光源22aからの光によって投影レンズ28の後側焦点面上に形成された光源22aの像を、投影レンズ28により上記仮想鉛直スクリーン上に反転投影像として投影することにより形成され、そのカットオフラインCL1、CL2は、可動シェード32の上端縁32aの反転投影像として形成されるようになっている。
なお、このロービーム用配光パターンPLにおいては、その一部としてH−Vの上方にオーバヘッドサイン照射用配光パターンPoが形成されるようになっている。このオーバヘッドサイン照射用配光パターンPoは、車両走行路前方のオーバヘッドサイン(すなわち頭上標識)OHSを照射するための配光パターンであって、可動シェード32の傾斜面32hで反射して投影レンズ28から前方へ出射した斜め上向きの光により形成されるようになっている。
一方、同図(b)に示すハイビーム用配光パターンPHは、ロービーム用配光パターンPLに対して、そのカットオフラインCL1、CL2から上方へある程度拡がるように形成されており、H−V近傍にホットゾーンHZHを有している。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、可動シェード32を備えたプロジェクタ型の車両用前照灯として構成されているが、その可動シェード32は、車幅方向に延びる回動軸線Ax2回りに回動可能に設けられるとともに、リンク部材34を介してアクチュエータ36に連結されており、また、この可動シェード32の上端縁32aは、該可動シェード32が遮光位置にあるとき投影レンズ28の後側焦点面に沿って湾曲して延びるように形成されており、さらに、この可動シェード32の重心Gは、その回動軸線Ax2近傍に位置設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、可動シェード32が遮光位置にあるとき、その上端縁32aは投影レンズ28の後側焦点面に沿って湾曲して延びた状態にあるので、ロービーム用配光パターンPLのカットオフラインCL1、CL2を鮮明に形成することができる。
また、この可動シェード32の重心Gは、その回動軸線Ax2近傍に位置設定されているので、可動シェード32の慣性回転モーメントを最小限に抑えることができる。このため、従来のようにリターンスプリングのバネ定数を大きくしなくても、車両振動等により可動シェード32の上端縁32aがブレてロービーム用配光パターンPLのカットオフラインCL1、CL2の位置が変化してしまうのを効果的に抑制することができる。
そしてこれにより、可動シェード32の回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくすることができるので、アクチュエータの小型軽量化および低コスト化を図ることができる。
また、可動シェード32のアクチュエータ36への連結はリンク部材34を介して行われているので、この可動シェード32についても小型軽量化を図ることができ、この点においても可動シェード32の回動に必要なアクチュエータ36の駆動力を小さくすることができる。
このように本実施形態によれば、可動シェード32を備えたプロジェクタ型の車両用前照灯10において、ロービーム用配光パターンPLの形成に悪影響を及ぼすことなく、アクチュエータ36の小型軽量化および低コスト化を図ることができる。そしてこれにより、灯具ユニット20の小型軽量化および低コスト化も図ることができる。
特に本実施形態においては、回動軸線Ax2から可動シェード32とリンク部材34との連結位置までの距離L1が、光軸Axを含む鉛直断面内における回動軸線Ax2から可動シェード32の上端縁32aまでの距離L2よりも小さい値に設定されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、回動軸線Ax2から可動シェード32の上端縁32aまでの距離L2は、可動シェード32の上端縁32aが湾曲していることから、光軸Axを含む鉛直断面内において最も大きな値となるが、この距離L2よりも回動軸線Ax2から可動シェード32とリンク部材34との連結位置までの距離L1が小さい値に設定されているので、可動シェード32の重心Gをその回動軸線Ax2近傍に位置設定することが容易に可能となり、また、可動シェード32の小型軽量化を推進することができる。しかも、このように設定することにより、アクチュエータ36の出力軸36aの駆動ストロークを小さい値に設定することができるので、アクチュエータ36の小型軽量化および低コスト化を一層推進することができる。
また本実施形態においては、アクチュエータ36が、光軸Axの下方に配置されているとともに該光軸Axと略平行に延びる出力軸36aを有しているので、アクチュエータ36を無理なく配置することができ、この点においても灯具ユニット20の小型化を図ることができる。
さらに本実施形態においては、リンク部材34が、灯具側面視において、該リンク部材34と可動シェード32との連結位置から略鉛直下方へ延びる鉛直部34A1と、この鉛直部34A1から略後方へ延びる水平部34A2とからなるL字部34Aを備えているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、アクチュエータ36の駆動はその出力軸36aの直線往復運動として行われ、この直線往復運動がリンク部材34を介して可動シェード32の回動運動として伝達される。その際、リンク部材34の両端部間の距離は多少変化するが、リンク部材34として鉛直部34A1および水平部34A2からなるL字部34Aを備えた構成となっているので、該L字部34Aの撓み変形により両端部間の距離変化を吸収することが容易に可能となる。そしてこれにより、リンク部材34と可動シェード32との連結部にスライド継手等を配置する必要をなくすことができるので、灯具ユニット20の構成簡素化を図ることができる。
本実施形態においては、このリンク部材34が、光軸Axの左右両側に配置された1対のL字部34Aと、これら各L字部34Aの水平部34A2の後端部において両L字部34Aを連結する連結部34Bとからなっているので、アクチュエータ36の駆動力を可動シェード32に確実に伝達することができ、また、各L字部34Aに撓み変形を無理なく安定的に発生させることができる。
しかも、このリンク部材34は、線バネで構成されているので、その各L字部34Aの撓み変形の発生を一層容易化することができる。
なお、上記実施形態においては、リンク部材34の各突起部34Cが可動シェード32に対して回動可能に連結されるとともに、その連結部34Bがアクチュエータ36の出力軸36aに対して回動可能に連結されているものとして説明したが、連結部34Bとアクチュエータ36の出力軸36aとの連結に関しては、これを回動不能に連結することも可能である。
また、上記実施形態においては、可動シェード32の重心Gの位置が、回動軸線Ax2から上方に0.13mm、前方に0.1mm離れた位置に設定されているものとして説明したが、回動軸線Ax2から半径1mm以内の円柱領域に重心Gが位置設定されていれば、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上記実施形態においては、光源バルブ22がリフレクタ24に対して右側方から挿入固定されているものとして説明したが、左側方から挿入固定された構成としてもよく、また、光源バルブ22が光軸Ax上においてリフレクタ24に対して後方側から挿入固定された構成等とすることも可能である。
10 車両用前照灯
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 灯具ユニット
22 光源バルブ
22a 光源
24 リフレクタ
24a 反射面
24a1 上部前端領域
26 ホルダ
26a アクチュエータ支持部
28 投影レンズ
30 固定シェード
30a タブ
30b ピン受け面
32 可動シェード
32a 上端縁
32b 左右両端部
32c 開口部
32d 小孔
32e、32f 位置決めピン
32g 切欠き部
32h 傾斜面
34 リンク部材
34A L字部
34A1 鉛直部
34A2 水平部
34B 連結部
34C 突起部
36 アクチュエータ
36a 出力軸
36b スリット
38 ブッシュ
40 回動軸部材
42 止め具
44 リターンスプリング
50 エイミング機構
Ax 光軸
Ax1 バルブ中心軸
Ax2 回動軸線
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
G 重心
HZH、HZL ホットゾーン
L1、L2 距離
OHS オーバヘッドサイン
PH ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
Po オーバヘッドサイン照射用配光パターン
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 灯具ユニット
22 光源バルブ
22a 光源
24 リフレクタ
24a 反射面
24a1 上部前端領域
26 ホルダ
26a アクチュエータ支持部
28 投影レンズ
30 固定シェード
30a タブ
30b ピン受け面
32 可動シェード
32a 上端縁
32b 左右両端部
32c 開口部
32d 小孔
32e、32f 位置決めピン
32g 切欠き部
32h 傾斜面
34 リンク部材
34A L字部
34A1 鉛直部
34A2 水平部
34B 連結部
34C 突起部
36 アクチュエータ
36a 出力軸
36b スリット
38 ブッシュ
40 回動軸部材
42 止め具
44 リターンスプリング
50 エイミング機構
Ax 光軸
Ax1 バルブ中心軸
Ax2 回動軸線
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
G 重心
HZH、HZL ホットゾーン
L1、L2 距離
OHS オーバヘッドサイン
PH ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
Po オーバヘッドサイン照射用配光パターン
Claims (5)
- 車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、このリフレクタからの反射光の一部を遮蔽し得るように構成された可動シェードと、この可動シェードを、上記光軸近傍に上端縁が位置するように配置される遮光位置と、この遮光位置よりも上記リフレクタからの反射光に対する遮蔽量を減少させる遮光緩和位置との間において移動させるアクチュエータと、を備えてなる車両用前照灯において、
上記可動シェードが、車幅方向に延びる回動軸線回りに回動可能に設けられるとともに、所定のリンク部材を介して上記アクチュエータに連結されており、
上記可動シェードの上端縁が、該可動シェードが上記遮光位置にあるとき上記投影レンズの後側焦点面に略沿って湾曲して延びるように形成されており、
上記可動シェードの重心が、上記回動軸線近傍に位置設定されている、ことを特徴とする車両用前照灯。 - 上記回動軸線から上記可動シェードと上記リンク部材との連結位置までの距離が、上記光軸を含む鉛直断面内における上記回動軸線から上記可動シェードの上端縁までの距離よりも小さい値に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
- 上記アクチュエータが、上記光軸の下方に配置されるとともに該光軸と略平行に延びる出力軸を有しており、
上記リンク部材が、灯具側面視において、該リンク部材と上記可動シェードとの連結位置から略鉛直下方へ延びる鉛直部と、この鉛直部から略前方または略後方へ延びる水平部とからなるL字部を備えている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用前照灯。 - 上記リンク部材が、上記光軸の左右両側に配置された1対の上記L字部と、これら各L字部の上記水平部の先端部において両L字部を連結する連結部とからなる、ことを特徴とする請求項3記載の車両用前照灯。
- 上記リンク部材が、線バネで構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用前照灯。
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