JP2006183621A - チューブポンプ、インクジェット記録装置、及びインク供給方法 - Google Patents

チューブポンプ、インクジェット記録装置、及びインク供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 メインタンク5の交換の際に、インク供給路7内の負圧を解除し、インク供給路7内に空気が侵入することを簡単に回避することが出来るチューブポンプ及びそれを適用したインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 弾性を有するチューブ14と、そのチューブ14を案内する円弧状の案内部材16と、その案内部材16に前記チューブ14を押圧する少なくとも1個以上の押圧部材15とを具備するチューブポンプであって、前記案内部材16の一部に、前記チューブ14が前記押圧部材15に押圧されないで逃げることが出来る逃げ部分17を設けたことを特徴とするチューブポンプ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、チューブポンプ、特に、記録ヘッドよりインク滴を吐出してイメージを被記録媒体に記録するインクジェット記録装置の、インク供給源であるメインタンクからサブタンクにインクを供給するのに用いるチューブポンプに関するものである。
図1に示すようなシリアルプリンティング方式のインクジェット記録装置は、少なくとも、図示しない副走査方向に被記録媒体を搬送する搬送手段と、キャリッジ2に搭載され、副走査方向に直行する主走査方向に往復運動する記録ヘッド1を具備し、印刷データに基づいて記録ヘッド1より所望のタイミングでインク滴を吐出して被記録媒体表面に着滴させることにより画像形成を行う構成となっている。
特に、比較的大きな被記録媒体に対して大きな画像形成を行う大型のインクジェット記録装置においては、大量のインクを消費するため、インク供給源として大容量のメインタンク5をインクジェット記録装置本体側に備え、更にこのメインタンクと記録ヘッドとを接続するインク供給路の途中にサブタンク9を設けて記録ヘッド1にインクを供給する構成が採用されている。
このインク供給機構では、メインタンク5からサブタンク9に吸い上げられたインク量が残量Lまで低下した場合に、それを反射式光学センサ等のセンサによって検知して、ポンプ8を正回転させている。ついで、サブタンク9に吸い上げられたインク量が適量Hまで達した場合に、それを前記センサで検知してポンプ8の回転を停止させている。このインク供給機構によれば、メインタンク5からインクをサブタンク9に適宜吸い上げ続けて、そのサブタンクのインク量を残量Lと適量Hとの間に保持し続けることが出来る。そして、そのサブタンク9に吸い上げられたインクを、記録ヘッド1のノズルに安定して供給し続けることができる。
この種の記録装置における記録ヘッドは、インクを加圧してインクを吐出し飛翔させるため、インクに気泡が含まれているとインクの加圧状態が不安定となりインク滴の吐出性能が低下し、印刷品質が劣化してしまう。そこで、溶存空気を排除したインクを上記インク供給路7及び12内に満たすような構成としている。具体的には、インク供給源であるメインタンク5としては、製造過程で十分に脱気したインクを遮気容器5aに封入し、更にその遮気容器5aをパッケージしたインクカートリッジを用いている。また、サブタンク9についても、扁平状に構成したインク袋を内包し、内包したこのインク袋と連通するインク流入口を重力方向における上端部に形成することにより、インクの初期充填時においてこのサブタンク内に空気を残留させることなくインク流路にインクを充填させることを目的とした扁平状インク内包型のサブタンクなどが使われている。
上記のような、メインタンク5からサブタンク9へインクを供給する手段としては、ピストンポンプやチューブポンプ等が使用されている。その中でも、チューブポンプは吸引圧、吸引量、吸引速度等の制御が安易で、しかも製造も容易であることから近年では吸引手段の主流になりつつある。
一般的なチューブポンプは、図8に示すように、たとえば円弧形状の案内部材16、その内周に沿って配置されたチューブ14、そのチューブを案内部材16に押し付けて回転する少なくとも1個の押圧部材(ローラ)15等により形成され、ローラ15がチューブ14を押しつぶしながら移動することで該チューブ内の液体や気体を先方へ送る。なお、弾性チューブの材料としては、シリコンゴム、フッ素ゴム等のゴムチューブや弾性樹脂チューブが使用できる。
特開平11−190280号公報
上記のようなインク供給機構を用いたときに、メインタンク5に残るインク量がほぼ零となっても、未だ、吸引ポンプ8を正回転させ続けて、そのメインタンク5からインクをサブタンク9に吸い上げ続けた場合にはそのメインタンク5とサブタンク9とを繋いでいるインク供給路7及びメインタンク5内が負圧状態となってしまう。そして、そのインク供給路7からメインタンク5を取り外した際に、そのメインタンク5が取り外されたインク供給路7aの開口部から空気がインク供給路7内に入ってしまう。そして、その後に新たに取り付け直されたメインタンク5からインクをインク供給路7を通してサブタンク9に吸い上げた場合に、そのインク供給路7内に侵入した空気が、インクと共に、サブタンク内に送り込まれてしまう。そして、そのサブタンク9に侵入した空気がインクと共にインクジェットの記録ヘッド1に送り込まれてしまうため、インクを安定して噴射させることが出来なくなってしまう。
これを回避するためには、メインタンク5内に若干インクが残っている段階で取り外しを行いインク供給路7内が負圧になることを避けることが考えられるが、メインタンク5は柔軟性のある袋で出来ているため、インク残量の検出が難しく、インクが沢山残っている状態のうちに交換することになり、無駄に廃棄されるインクが多くなってしまっていた。
そこで、本発明は、メインタンクの交換の際に、メインタンク5とサブタンク9とを繋いでいるインク供給路7内が負圧となって、そのインク供給路7内に空気が侵入するのを防いで、メインタンク交換時にメインタンク5のインク量がほぼ零の状態となるまで、メインタンク5のインクのほぼ全量を無駄なく使い切ることの出来るインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
本発明のチューブポンプには、内部に空間部が形成されたポンプ本体であって、前記ポンプ本体の内周に所定角度範囲にわたって形成された円弧状の案内部材と、前記空間部に連通する開口部と、を有するポンプ本体と、前記案内部材に沿って敷設されると共に前記開口部より導出して配設されたチューブと、前記案内部材と同心の軸を中心に回転駆動され、前記チューブを前記案内部材に対して押圧する少なくとも1個の押圧部材と、前記回転駆動を制御する駆動手段と、前記チューブが敷設された案内部材に設けられた流路確保手段と、が設けられている。これにより、メインタンク交換のためのポンプ停止時にインク供給路及びメインタンク内の負圧を解除することが出来る。
また、本発明のチューブポンプでは、前記流路確保手段が、前記案内部材が有する、前記チューブが前記案内部材と前記押圧部材とによって押圧されない1箇所以上の逃げ部分で形成されている。これにより、メインタンク交換のための停止時には簡単な機構と操作でメインタンク内の負圧を解除することが出来る。
また、本発明のチューブポンプでは、前記押圧部材の個数が、前記逃げ部分の箇所数と同じ、もしくは、1個多いことを特徴とする。これにより、インク供給路内に大気中から空気が侵入するのを確実に防ぐことができると共に、インク供給に必要なポンプ効率を十分に発揮することが出来る。
また、本発明のインクジェット記録装置は、記録手段からインクを吐出して被記録材に記録するインクジェット記録装置であって、インク供給路内でインクを搬送するために、内部に空間部が形成されたポンプ本体であって前記ポンプ本体の内周に所定角度範囲にわたって形成された円弧状の案内部材と、前記空間部に連通する開口部と、を有するポンプ本体と、前記案内部材に沿って敷設されると共に前記開口部より導出して前記ポンプ本体を挿通して配設されたチューブと、前記案内部材と同心の軸を中心に回転駆動され、前記チューブを前記案内部材に対して押圧する少なくとも1個の押圧部材と、前記回転駆動を制御する駆動手段と、前記チューブが敷設された案内部材に設けられた流路確保手段とが設けられているチューブポンプを有することを特徴とする。これにより、インク供給路内に大気中から空気が侵入するのを確実に防ぐことができ、インクジェット記録ヘッドのノズルからインクを安定させて噴射することができる。
また、本発明のインク供給方法は、メインタンクからサブタンクに吸い上げられるインク量が、一定時間以上経過しても適量までに達し得ない状態を検知するインク残量検知工程と、押圧部材の位置を検出する位置検知手段と押圧手段を回転駆動する駆動手段により、前記押圧部材を前記逃げ部分と対向する位置に停止させ、チューブ内でインク流路を確保させるチューブ開放工程と、前記位置検知手段と前記駆動手段により、前記押圧部材を前記案内部材の前記逃げ部分以外の部分と対向する位置で停止させ、チューブ内のインク流路を閉鎖するチューブ閉鎖工程を含む。この方法により、メインタンク交換時にインク供給路内の負圧を解消し、空気が侵入することを効果的に防ぐことが出来る。
上述したように本発明のチューブポンプは、作動時には所望の吸引力を発現し、メインタンク交換のための停止時には簡単な機構と操作でインク供給路7内の負圧を解除することが出来る。そして、メインタンク5交換時にメインタンク5とサブタンク9とを繋いでいるインク供給路7内に大気中から空気が侵入するのを確実に防ぐことができる。これにより、インクジェット記録ヘッド1のノズルからインクを安定させて噴射することができるインクジェット記録装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のインクジェット記録装置のインク供給に係る基本的な構成について模式的に示す構成図である。図1において、キャリッジ2は、記録ヘッド1を搭載し、記録ヘッド1下部に配した図示しない被記録媒体上を被記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に往復動作可能に支持されている。
また、主走査方向の非印字領域外に記録ヘッド1の洗浄等を行なうサービスステーションが設けられており、このサービスステーションには、記録ヘッド1のノズル形成面を封止するキャッピング部3が配設されている。このキャッピング部3には、吸引ポンプ4により負圧を印加することができ、また更にキャッピング部3の負圧状態を開放可能なように大気開放弁も設けられている。このように構成することにより、記録ヘッド1内に堆積したゴミ等の除去(クリーニング動作)、及び装置内へのインクの初期充填動作が実行可能となっている。
インクの供給源となるメインタンク5は、装置内の所定の位置に設けられたメインタンク収納部6に装着可能な構造となっている。このメインタンク5には、インクの注入過程で十分に脱気したインクを貯留できる遮気容器5aが内装されており、本例においては、遮気容器5aは可撓性材料で形成したガゼットタイプの袋状インクパックとなっており、可撓性材料の一層にアルミ箔層を設けることにより十分な品質のガスバリア性を確保している。
また、遮気容器5aのインク供給路との結合端にはゴム材質のセプタム(図示せず)が設けられており、本体メインタンク収納部6に設けられた針6aの挿入結合によって遮気容器5aに貯留した脱気インクの脱気率を低下させることなく、メインタンク収納部6に着脱可能に構成されている。このメインタンク収納部6に設けられた針6aは、可撓性チューブからなるインク供給路7に接続され、インク供給路7の片端が、サブタンク9のインク流入口から可撓性チューブで延長された終端部に設けられた結合部材10に接続されている。なお、前記インク供給路7の途中にはメインタンク5に貯留している脱気したインクをサブタンク9へ汲み上げる吸引ポンプ8が配置されている。本発明では、この吸引ポンプ8として以下に示すチューブポンプを用いる。このチューブポンプの構造は後で詳細に説明する。
次に、サブタンク9には可撓性インク袋が内装されており、サブタンク9のインク流出口から可撓性チューブで延長された終端部に設けられた結合部材10には、可撓性チューブからなるインク供給路12の一端が接続され、インク供給路12の他端が記録ヘッド1に接続されている。本形態においては、サブタンク9は、インク流出入口近傍に設けられた結合部材10とインク供給路7、12を着脱することにより、容易に本体所定個所に配置されたサブタンクホルダ(図示せず)にサブタンク9を装着したり取り外したりすることが可能な構成となっている。また、前記インク供給路12の途中には記録ヘッド1のノズル面に形成されるメニスカスを良好に仕上げるための加圧ポンプ13がインク供給路12から分岐するように設けられ、インク供給路12に配置された電磁三方弁13a・13bを切り替えて制御することにより記録ヘッド1のメニスカスの良好な仕上げが可能な構成となっている。
本図の形態は、印刷1色に対応した一つの記録ヘッド1を含む構成について説明したが、インクジェット記録装置として多色印刷・同色多記録ヘッド構成の場合は、例えば複数のメインタンク5と複数のサブタンク9をそれぞれ同数個設け、それらを1対1で対応するように構成して記録ヘッド1までのインク供給路とすればよく、本実施形態の主旨に沿うものであれば、他の実施形態を排除するものではない。
図2は、メインタンク5からサブタンク9へインクをくみ上げる本発明のチューブポンプ8の第1の実施例の断面を模式的に描いた図である。また、図3は本発明のチューブポンプの制御構成を示す図である。本発明のチューブポンプは、内部に空間部が形成されたポンプ本体であって、その内周に所定角度範囲にわたって形成された円弧状の案内部材と、前記空間部に連通する開口部と、を有するポンプ本体21からなり、この空間内部には、弾性を有するチューブ14、ポンプ本体の一部でありそのチューブ14を内周において案内する案内部材16、その案内部材16にチューブ14を押圧するための押圧部材であるローラ15が配置されている。
本実施例のチューブポンプ8では、前記所定角度が180度以上であり、チューブ14はこの所定角度の案内部材16に沿って逆U字状に湾曲して配設されている。また、このローラ15はガイド板22に回転可能に固定されており、このガイド板22はポンプ軸18に軸支されており、またコントローラ25によって制御されるモータ23に接続されて回転駆動可能となっている。前記所定角度は、ローラ15でチューブ14を押圧し、ポンプの効率を出す部分を多くするため、180度以上が望ましい。また、ローラ15が2個である時には、前記所定角度を180度以上にすることにより、常にどちらかのローラ15がチューブ14を押圧することが出来る。
また、チューブ14が敷設されているこの案内部材16の一部には、チューブ14がローラ15と案内部材16に挟まれても圧迫されず、逃げることが出来るような逃げ部分17が形成されている。この逃げ部分17に対向する位置でローラ15を停止させると、チューブポンプ内のインク等の流体はローラ15と案内部材16によって流路を閉鎖されることなく、逃げ部分17を通過して流れることが出来る。
この逃げ部分の体積が小さいと、制御の方法によっては、ローラ15を逃げ部分と合うように停止させることが難しく、また逃げ流量が十分ではなくなってしまう。
しかし一方で、逃げ部分17が大きすぎると、ポンプ効率が悪くなってしまい、十分にインクをメインタンク5からサブタンク9にくみ上げることが出来なくなる。また、逃げ部分が大きすぎると、逃げ部分以外の案内部材16の部分である閉鎖部分20とローラ15によって、チューブ14の流路を完全に閉鎖し、チューブポンプのインクの流れをロックすることが困難となる。そのため、この逃げ部分17を構成する逃げ部分角度θfは、前記所定角度にもよるが、圧迫されるチューブ14の角度が180度以上で逃げ部17が一箇所である場合は、30度から90度程度が適当である。また、その中でも50度が最適である。
ポンプ軸18を中心に、ローラ15を回転させると、チューブ14の内部に存在する液体、気体等の流体は移送される。例えば、ローラ15を時計周りに回転させると、チューブ14において、チューブ端19aの側が負圧になり、チューブ端19aに存在する流体はチューブ14内に吸い込まれる。また、逆にチューブ端19bの側は正圧となるため、チューブ端19b側のチューブ14内に存在する流体はチューブ端19bから排出される。すなわち、流体はチューブ端19aの側から19bの側に移送される。
次に、メインタンク5のカートリッジ交換時のチューブポンプ8の制御について図4のフローチャートを参照して説明する。メインタンク5からサブタンク9にくみ上げられるインク量が、一定時間以上経過しても適量Hまでに達し得ない状態、すなわち、メインタンクのインク残量がほぼ零になった際に(S2)、ローラ15が逃げ部分17と対向する位置つまり、チューブポンプのチューブ14内でインク流路が確保される(開放される)状態(図5の状態)でローラ15を停止させる(S3)。この停止場所の制御は、ガイド板22に装着した磁石をポンプ本体21に装着したマグネットセンサ24(ホール素子)を検出することによって位置制御を行なう。このマグネットセンサ24からの停止位置情報は、コントローラ25に伝えられ、モータ23の駆動を制御する。この図5の停止状態で数秒間保持する(S4)ことにより、ポンプチューブ内及びサブタンク方向のインク供給路7内のインクは矢印で示すように微量メインタンク方向に流れ、インク供給路内7内の負圧を解消することが出来る。この停止状態の保持時間は、メインタンク5とチューブポンプ8との間のインク供給路の長さによって変わってくるが、おおよそ3秒程度である。その後、ローラ15を所定角度逆回転させ(S5)、ローラ15と案内部材16の逃げ部分17以外の場所である閉鎖部分20でチューブ14の流路が閉鎖されるような図6の状態で停止させる(S6)。そして、メインタンクのカートリッジの交換を行なう(S7)。
このような制御を行なうことにより、メインタンクのカートリッジ交換のための停止時に簡単な機構と操作でインク供給路7内の負圧を解除することが出来る。そして、メインタンク5のカートリッジ交換時にメインタンク5とサブタンク9とを繋いでいるインク供給路7内に大気中から空気が侵入することを確実に防ぐことができる。これにより、インクジェット記録ヘッド1のノズルからインクを安定させて噴射することができるインクジェット記録装置を実現することができる。
また、上記位置検出のセンサは、マグネットを用いたものに限られず、ロータリーエンコーダやタッチセンサ(マイクロスイッチ)、フォトセンサなどを用いても構わない。
次に、本発明のチューブポンプ8に用いるローラ15の数について説明する。本発明のチューブポンプに用いるローラは、一つ以上であればよい。ただし、ローラが一つの場合にはポンプの回転数を上げても圧力が一定値以上上がらず、メインタンク5からサブタンク9に十分インクをくみ上げることが出来ないことがある。また、ポンプを停止させ、インク流路を閉鎖(ロック)してインクの流れを止める際、軸のガタなどにより押圧変形量が保持できなくなり、リークが発生してしまう恐れがある。そこで、本発明のチューブポンプ8に用いるローラは2個以上であることが望ましい。また、ローラ数が3個以上になる場合は、逃げ部分17も複数となることが望ましい。このローラ個数と逃げ部分の個数との関係は、ローラ個数が逃げ部分の個数と同じ、もしくは、1個多いことが望ましい。これによって、チューブ流路開放時にはインクの流路を確保してインク供給路7の負圧を解消することが出来、チューブ流路閉鎖時にはインクのリークを完全に防ぐことが出来る。そして、ローラ数が増えることにより、チューブポンプ8のポンプ効率も上げることが出来る。図7にローラが3個で逃げ部分も3箇所の実施例(実施例2)を示す。
本発明のチューブポンプは、実施例に示したようなチューブ14をU字状に湾曲させたものに限らず、円環状に湾曲させたチューブ同士を互いに逆方向に引き出して交差させるような構造や、円環状に湾曲させたチューブの両端を同方向に引き出して同一平面内で束ねる構造にも適用される。
また、本発明のチューブポンプ8の構造はインクジェット記録装置において、メインタンク5からサブタンク9へのインク供給に用いられる搬送ポンプに適用することに限らず、記録ヘッド1内に堆積したゴミ等の除去(クリーニング動作)のための吸引ポンプ(図1の吸引ポンプ4)や、ノズル面に形成されるメニスカスを良好に仕上げるための加圧ポンプ(図1の加圧ポンプ13)などにも適用されることが可能である。また、逃げ部分の箇所数を増やさずに、ローラの個数を増やすことにより(例えば、逃げ部分は一箇所でローラ個数を4個にする)一層高い到達圧力を得て、ポンプ効率を上げることが出来る。従って、この構造のチューブポンプをインクジェット記録装置の各所で様々な用途で用いることが可能であり、部品点数を低減することが出来る。これにより、簡易な構造のチューブポンプを用いて、所望の吸引力を発現し、耐久性に富み、信頼性のあるインクジェット記録装置を実現することが出来る。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置のインク供給に係る基本的な構成について模式的に示す図 本発明に係るチューブポンプの模式図 本発明に係るチューブポンプの制御構成を示す図 本発明に係るメインタンク交換時の制御についてのフローチャート 本発明に係るチューブポンプのチューブ開放時の模式図 本発明に係るチューブポンプのチューブ閉鎖時の模式図 本発明の第2の実施例の模式図 従来のチューブポンプの模式図
符号の説明
1 記録ヘッド
4 吸引ポンプ
5 メインタンク
7 インク供給路
8 吸引ポンプ(チューブポンプ)
9 サブタンク
12 インク供給路
13 加圧ポンプ
14 チューブ
15 ローラ(押圧部材)
16 案内部材
17 逃げ部分
20 閉鎖部分
21 ポンプ本体
22 ガイド板
24 センサ
25 コントローラ

Claims (7)

  1. 内部に空間部が形成されたポンプ本体であって
    前記ポンプ本体の内周に所定角度範囲にわたって形成された円弧状の案内部材と、前記空間部に連通する開口部と、を有するポンプ本体と、
    前記案内部材に沿って敷設されると共に前記開口部より導出して配設されたチューブと、
    前記案内部材と同心の軸を中心に回転駆動され、前記チューブを前記案内部材に対して押圧する少なくとも1個の押圧部材と、
    前記回転駆動を制御する駆動手段と、
    前記チューブが敷設された案内部材に設けられた流路確保手段と、からなるチューブポンプ。
  2. 前記流路確保手段が、前記チューブが前記案内部材と前記押圧部材とによって押圧されない1箇所以上の逃げ部分である請求項1記載のチューブポンプ
  3. 前記押圧部材の位置を検知する位置検知手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のチューブポンプ
  4. 前記押圧部材が2個である請求項2乃至3のいずれか1記載のチューブポンプ
  5. 前記押圧部材の個数が、前記逃げ部分の箇所数と同じ、もしくは、1個多いことを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1記載のチューブポンプ
  6. 記録手段からインクを吐出して被記録材に記録するインクジェット記録装置において、
    インク供給路内でインクを搬送するために請求項1記載のチューブポンプを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. メインタンクからサブタンクに吸い上げられるインク量が、一定時間以上経過しても適量までに達し得ない状態を検知するインク残量検知工程と、
    弾性を有するチューブを前記チューブを案内する円弧状の案内部材に押圧する押圧手段の位置を検出する位置検知手段と前記押圧手段を回転駆動する駆動手段により、前記押圧手段を前記案内部材の前記チューブが前記押圧手段に押圧されないで逃げることが出来る逃げ部分と対向する位置に停止させ、前記チューブ内でインク流路を確保させるチューブ流路開放工程と、
    前記位置検知手段と前記駆動手段により、前記押圧手段を前記案内部材の前記逃げ部分以外の部分と対向する位置で停止させ、前記チューブ内のインク流路を閉鎖するチューブ流路閉鎖工程と、からなる、インク供給方法。
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