JP2006183353A - ポール支持用支柱及び道路標識 - Google Patents

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Abstract

【課題】外力が取り除かれると確実に元の状態に自動的に復元し、しかも、緩衝効果を十分発揮できるポール支持用支柱及び道路標識を提供する。
【解決手段】支柱1が、道路に固着されるベース4と、屈曲変形可能な弾性材料からなり、ベース4に立設されるとともに、ポール7が上部から挿通されてそのポールを上部において固定する円筒状の支柱本体2とを備え、支柱本体2が下部を屈曲部として屈曲した状態から起立状態へと復元させるために、支柱本体2の下部の内側に屈曲変形可能な弾性材料からなる円筒状の芯体3と、補強スプリング5とを一方を内側に他方を外側にして設けられているものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、道路脇にドライバーや歩行者の安全のために設置される道路標識等のポールを支持するためのポール支持用支柱、特に外力の作用に応じて屈曲し、その外力が取り除かれると元の状態に自動的に復元するポール支持用支柱及び道路標識に関するものである。
従来、道路標識等の支柱として、例えば特許文献1の図3に記載のように、支柱を、下端部分が地中に埋設される下部支柱と、上部に標識を記載した標識板を取り付けた上部支柱とに分離して、この両支柱をコイルスプリングで連結し、上部支柱に対して外力を受けた場合にコイルスプリングに抗して上部支柱が傾倒し、上部支柱に対する外力が取り除かれるとコイルスプリングの復元力により上部支柱が元の状態に自動的に復元するものが知られている。因みに、特許文献1では、コイルスプリングの外側に柔軟な筒体が嵌挿されているが、この筒体は上部支柱の復元作用を補助するものではない。
特開平7−82712号公報
しかしながら、上述した道路標識等の支柱においては、コイルスプリング単独で上部支柱を下部支柱に支持する構造であるため、上部支柱の上部が標識板によって重い場合、上部支柱に対する外力が取り除かれても、傾倒した上部支柱がコイルスプリングの復元力により元の状態に自動的に復元できない問題点がある。かと言って、上部支柱が元の状態に自動的に復元できるようコイルスプリングの強さ(バネ定数)を強くすると、上部支柱を元の状態に自動的に復元することができても、相当大きな外力が加わらなければ上部支柱が傾倒しないため、ドライバーへのダメージが大きい上に、自動車が損傷する等の緩衝効果が充分発揮されない問題点があった。しかも、強いコイルスプリングは、疲労変形度が大きいため、上部支柱が繰り返して傾倒されと破損してしまう虞がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、外力が取り除かれると確実に元の状態に自動的に復元し、しかも、緩衝効果を十分発揮できるポール支持用支柱及び道路標識を提供することを目的とする。
本発明は、上部に道路標識等の標識部材を取り付けたポールを支持するために道路上に立設される支柱であって、道路に固着されるベースと、屈曲変形可能な弾性材料からなり、上記ベースに立設されるとともに、上記ポールが上部から挿通されてそのポールを上部において固定する円筒状の支柱本体とを備え、該支柱本体が下部を屈曲部として屈曲した状態から起立状態へと復元させるために、上記支柱本体の下部の内側に屈曲変形可能な弾性材料からなる円筒状の芯体と、補強スプリングとを一方を内側に他方を外側にして設けられているものである。
上記構成によれば、上記支柱本体に対して外力が作用した場合には該支柱本体が屈曲変形し、この支柱本体の屈曲変形に伴い上記芯体が同様に屈曲変形するとともに、上記補強スプリングが屈曲して変形することにより、外力による衝撃が緩和され、また、上記支柱本体に対する外力が取り除かれると、上記支柱本体、上記芯体及び上記補強スプリングがそれぞれの復元作用によってそれぞれ復元することにより、上記支柱本体が上記芯体の復元力と上記補強スプリングの復元力とによって元の状態に自動的に復元される。
また、本発明は、上記芯体を外側に、上記補強スプリングを内側にして設けられているものである。
上記構成によれば、上記補強スプリングが上記芯体の内側に設けられていることにより、上記補強スプリングは上記支柱本体と上記芯材との二重構造によって保護される。
また、本発明は、上記芯体を、上記支柱本体より硬度が高い弾性材料によって構成されたものであり、具体的には、上記支柱本体が、日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが90〜100のポリウレタン樹脂によって構成され、上記芯体が、日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが95〜100のポリウレタン樹脂によって構成されたものである。
上記構成によれば、上記芯体に硬度の高いポリウレタン樹脂を用いたことにより、上記芯体の表面が硬いばかりでなく屈曲時に外側となる面の延伸を抑えることができ、上記芯体が元の状態に復元する際に上記補強スプリングが噛み挟まる等の不都合が避けられる。また、支柱本体に延性の高いポリウレタン樹脂を用いていることにより、屈曲時に外側となる面が延伸して変形が円滑なものとなり得る。
更に、本発明は、道路上に立設される支柱に、その上部に道路標識板を取り付けたポールが支持される道路標識において、上記支柱が、道路に固着されるベースと、屈曲変形可能な弾性材料からなり、上記ベースに立設されるとともに、上記ポールが上部から挿通されたそのポールを上部において固定する円筒状の支柱本体とを備え、該支柱本体が下部を屈曲部として屈曲した状態から起立状態へと復元させるために、上記支柱本体の下部の内側に屈曲変形可能な弾性材料からな円筒状の芯体と、補強スプリングとを一方を内側に他方を外側にして設けられているものである。
上記構成によれば、上記支柱に対して外力が作用した場合には該支柱が上記支柱本体及び上記芯体の屈曲変形、補強スプリングの湾曲変形により屈曲変形することによって外力による衝撃が緩和され、上記支柱に対する外力が取り除かれると、上記支柱が上記支柱本体、上記芯体及び上記補強スプリングの復元力とによって元の状態に自動的に復元される。
本発明によれば、上記支柱本体が上記芯体の復元力と上記補強スプリングの復元力とによる大きな復元力により復元されるから、確実に元の状態に自動的に復元させることが可能であり、これによって上記補強スプリングの強さを必要以上に強くする必要がなくなり、ドライバーへのダメージを軽減させるとともに、自動車の損傷を防止させて緩衝効果を十分発揮することができる。また、上記補強スプリングが上記支柱本体と上記芯材との二重構造によって保護されるから、上記支柱本体に大きな外力が作用しても、上記補強スプリングが破損することがない。更に、上記芯体が復元する際に上記補強スプリングが噛み挟まる等の不都合が避けられるから、上記支柱本体をスムーズに元の状態にすることができる。
本発明の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。図1及び図2は本発明の一実施形態である道路標識に用いられるポールの支持用支柱1を示すものであり、この支柱1は、支柱本体2、芯体3、ベース4及び補強スプリング5を備えており、この支柱1にその上部に道路標識板6を取り付けたポール7を支持させることで道路標識が構成されるようになっている。
支柱本体2は、上下両端部が開口された円筒状に形成され、縦長で適宜な長さを有する。支柱本体2は、ベース4上に一体に立設され、上端部にポール7を嵌挿できる短筒状の口筒体8が取り付けられる。支柱本体2は、自動車が接触した等によって外力が加わって一時的に屈曲した場合でも、速やかに元の形状に復元する弾性を有する屈曲変形可能な弾性材料、例えばウレタン樹脂等、ここでは日本工業規格(JIS)のK7215に基づくデュロメータ硬さAが90〜100のポリウレタン樹脂を用いて製作される。
芯体3は、上下両端部が開口された円筒状に形成され、縦長で適宜な長さを有する。芯体3は、支柱本体2の外径よりも小さな内径を有し、支柱本体2の長さよりも短い長さを有する。芯体3は、支柱本体2の内部に挿通されてベース4上に一体に立設され、その上端は支柱本体2の上端部付近まで延びる。芯体3は、支柱本体2よりも硬度が高い屈曲変形可能な弾性材料、例えばポリウレタン樹脂等、ここでは日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが95〜100のポリウレタン樹脂を用いて製作される。
ベース4は、ほぼ円錐台形状に形成され、支柱本体2の下端部が挿入される環状の凹溝部41を穿設するとともに、芯体3の下端部が嵌挿される円筒薄壁部42をポール7の下端付近まで突設する。ベース4の凹溝部41に支柱本体2の下端部を挿入して一体に結合させるとともに、ベース4の円筒薄壁部42の内部に芯体3の下端部を嵌挿して回転融着等により一体に結合させることにより、ベース4上に支柱本体2と芯体3とを二重に立設させている。ベース4は、弾性変形可能な弾性材料、例えばウレタン樹脂等を用いて製作される。ベース4は、底部に取り付けボルト10を突設させる。取り付けボルト10は、ベース4の成形時に同時にインサート成形で植設される。取り付けボルト10は、頭部101がベース4に埋設されて、ねじ軸部102が下方に突出されている。この取り付けボルト10を道路に埋設した埋め込みアンカー11にねじ込むことにより、ベース4を道路上に固着することができる。埋め込みアンカー11は、金属製の円筒体であり、アルミニュウム合金等の機械加工物やダイカスト成形物等が用いられる。埋め込みアンカー11は、その中央部に取り付けボルト10のねじ軸部102が螺挿されるねじ穴部111を設け、このねじ穴部111の入り口にはパッキン12が嵌合される嵌合座112を設ける。埋め込みアンカー12を道路に埋設して取り付ける方法は、道路の種類に応じて色々あるが、ここでは道路に掘った埋設穴13に埋め込みアンカー10を収容した後、埋設穴13に注入して固化させられたエポキシ樹脂系接着剤等の接着剤14によって埋め込みアンカー10を道路に結合させることにより、道路に埋め込みアンカー10を埋設する。
補強スプリング5は、金属製のスプリング、例えばピアノ線又はばね鋼等をコイル状に巻いたコイルスプリングが用いられ、無荷重で最も収縮した状態となるように製作されている。補強スプリング5は、芯体3の内部に嵌挿される。そして、補強スプリング5は、ベース4の上面と芯体3の内部に嵌挿されるポール7の下端との間に介在される。
道路標識板6は、道路の安全かつ円滑な利用を図るための道路標識61を記載しており、ポール7の上部に一体に取り付けられている。
ポール7は、金属製の長尺な筒体であり、例えばアルミニウム又はその合金等の金属パイプを用いて製作される。ポール7は、口筒体8から支柱本体2の内部に挿通されてその下部を芯体3の内部に嵌挿させている。ポール7は、上部が口筒体8の上方に突出し、口筒体8に固定手段、例えばリベット9等で固定される。
口筒体8は、支柱本体2の内径と同一の外径を有する円筒状に形成され、外周の下方寄りに支柱本体2の外径と同一の外径を有する鍔81を設けている。口筒体8は、鍔81より下部を支柱本体2の上端開口部に嵌合し、鍔81より上部を支柱本体2から上方に突出して支柱本体1に取り付けられている。この取り付け構造としては、例えばねじ止めや接着等があるが、ねじ止め等により口筒体8を支柱本体2に着脱自在に取り付ける取り付け構造が好ましい。口筒体8は、上方からポール7が嵌挿されてそのポール7をリベット9等の固定手段で固定できる。口筒体8は、ここでは支柱本体2と同一の弾性材料、例えばウレタン樹脂等、ここでは日本工業規格(JIS)のK7215に基づくデュロメータ硬さAが90〜100のポリウレタン樹脂を用いて製作される。
上記のような支柱1においては、ベース4に支柱本体2及び芯体3の下端部を一体に結合してベース4に支柱本体2及び芯材3を立設した後、補強スプリング5を芯体3の内部に嵌挿させて芯体3の下端部に配置するとともに、支柱本体2の上端開口部に口筒体8を取り付けることで組み立てることができる。
本発明に係る支柱1を道路に設置するには、上述した如く道路に埋設した埋め込みアンカー11のねじ部112に、支柱1のベース4に植設された取り付けボルト10のねじ軸部102をねじ込んでベース4を道路の上面に固着する。これにより、支柱1が道路上に立設した状態で設置される。そして、この後、道路標識板6が上部に取り付けられたポール7を口筒体8から芯体3の内部にその下端が補強スプリング5に当接するまで嵌挿させるとともに、ポール7を口筒体8にリベット9で固定させてポール7を支柱1に支持する。これにより、道路上に道路標識が構成される。尚、この道路標識においては、ポール7と口筒体8とをリベット9で固定することにより、ポール7と補強スプリング5とを接合せずにポール7で補強スプリング5を上方から押さえ込んでいる。従って、補強スプリング5とポール7とを接合する必要がなくなり接合の手間やその接合部分周辺での破損の虞が少ないとともに、補強スプリング5がポール7で上方から押え付けられ、ポール7と補強スプリング5とが芯材3に包囲されていることで、ポール7と補強スプリング5とにより芯が形成され、直立した状態での風荷重や振動等によって必要以上に道路標識が揺らぐのが防止される。
次に、上述の如く道路上に設置した本発明の支柱1の作用について説明する。本発明の支柱1において、自動車が接触した等によって外力が作用した場合、支柱1はその外力によりその下部を屈曲部として屈曲するので外力による衝撃を緩和する。このとき、支柱本体2におけるベース4に近い下端部分、即ち、ポール7の下端からベース4までの部分が外力を受けた方向と反対方向に屈曲変形する。この支柱本体2の屈曲変形に伴い、芯体3も同様にベース4に近い下端部分、即ち、ポール7の下端からベース4までの部分が外力を受けた方向と反対方向に屈曲変形する。更に、補強スプリング5も弾性力に抗して外力を受けた方向と反対方向に湾曲変形する。この状態で、支柱本体2に対する外力が取り除かれると、支柱本体2、芯体3及び補強スプリング5がそれぞれの復元作用によってそれぞれ復元される。これにより、支柱本体2、芯体3及び補強スプリング5は元の状態に自動的に復元される。
上記支柱1では、支柱本体2の屈曲部の内側に芯体3と補強スプリング5を設けたから、支柱本体2に対する外力が取り除かれると、支柱本体2が硬度の高い芯体3の復元力と補強スプリング5の復元力とにより復元される。これにより、支柱本体2に大きな復元力が得られ、支柱本体2は確実に元の状態に自動的に復元することが可能である。しかも、支柱本体2を硬度の高い芯体3の復元力と補強スプリング5の復元力とによる大きな復元力により復元させるから、補強スプリング5の強さを必要以上に強くする必要がなく、これによってドライバーへのダメージを軽減させるとともに、自動車の損傷を防止させることができるばかりではなく、補強スプリング5の疲労変形度が軽減されるから、支柱本体2及び芯体3が繰り返して屈曲されても補強スプリング5が破損してしまう虞がない。
また、上記支柱1では、芯体3に硬度の高いポリウレタン樹脂を用いたから、芯体3の表面が硬くなるばかりでなく屈曲時に外側となる面の延伸を抑えることができ、これによって支柱本体2が復元する際に芯体3の表面に補強スプリング5が噛み込んだりすること等がなく、支柱本体2をスムーズに元の状態に復元することが可能である。また、支柱本体1に延性の高いポリウレタン樹脂を用いたから、屈曲時に外側となる面が延伸して変形が円滑である。
更に、上記支柱1では、補強スプリング5を支柱本体2の内部に挿通された芯体3の内部に嵌挿したから、支柱本体2に大きな外力が作用しても、補強スプリング5は支柱本体3と芯材3とによって二重に保護されて破損してしまう虞がない。
図3は、埋め込みアンカー10を道路に埋設する他の例で、コンクリート舗装の厚みが埋め込みアンカー10の長さに満たない道路に埋設する例である。図3(a)は、道路に大きな施工穴15を掘り、この施工穴15にコンクリートを流し込んで固化させてコンクリートブロック16を形成するか或いは施工穴15に相当する予め形成したコンクリートブロック16を施工穴15に埋め込み、このコンクリートブロック16に掘った埋設穴13に埋め込みアンカー10を収容した後、埋設穴13に注入して固化させられた接着剤14によって埋め込みアンカー10をコンクリートブロック16に結合させることにより、埋め込みアンカー10を道路に埋設する。
次に、図3(b)は、道路の内部に施工穴17を掘り、この施工穴17の内部にコンクリートを流し込んで固化させてコンクリートブロック18を形成するか或いは施工穴17に相当する予め形成したコンクリートブロック18を施工穴15に埋め込むが、コンクリートを流し込んでコンクリートブロック18を形成する際或いは予めコンクリートブロック18を形成する際に上端面が道路面と面一になるように中間に抜け止め材19を有する基礎パイプ20を植設させておき、この基礎パイプ20の上端開口内部に栓体21を取り付けて埋め込み空間22を形成し、この埋め込み空間22内に埋め込みアンカー10を収容した後、埋め込み空間22に注入して固化させられた接着剤14によって埋め込みアンカー10を基礎パイプ20に結合させることにより、埋め込みアンカー10を道路に埋設する。
次に、図3(c)は、道路に管状の基礎杭23を上端面が道路面と面一になるように打ち込み、この基礎杭23の上端開口内部に栓体21を取り付けて埋め込み空間22を形成し、この埋め込み空間22内に埋め込みアンカー10を収容した後、埋め込み空間22に注入して固化させられた接着剤14によって埋め込みアンカー10を基礎杭23に結合させることにより、埋め込みアンカー10を道路に埋設する。
尚、上記実施形態では、本発明を道路標識用の支柱に適用した形態を示したが、車止め等、道路上に設置される種々の柱状体に適用が可能であることは勿論である。
また、上記実施形態では、芯体3の内部に補強スプリング5を嵌挿しているが、逆に補強スプリング5の内部に芯体5を挿入してもよい。
また、上記実施形態では、芯体3の上端を支柱本体2の上端部付近まで形成してポール7の下部を芯体3の内部に嵌挿させているが、芯体3のポール7の下部が内部に嵌挿される部分は屈曲変形しなくて復元作用を補助しないから、芯体3の上端はポール7の下端付近まで成形するだけでもよい。
また、上記実施形態では、芯体3を立設するためにベース4に円筒薄壁部42を設けているが、芯体3を支柱本体2と同様にして立設できれば、ベース4に円筒薄壁部42を設けなくてもよい。
更に、上記実施形態では、支柱本体2に日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが90〜100のポリウレタン樹脂、芯体3に日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが95〜100のポリウレタン樹脂に用いているが、同様な物性をもつ他の樹脂を用いてもよい。また、支柱本体2やベース4等に反射部材を取り付けて支柱1の視認をより容易に、かつ、より確実にドライバーにさせる等してもよい。
本発明の一実施形態に係る支柱及び道路標識の正面図である。 図2の要部拡大断面図である。 埋め込みアンカーの他の埋設例を示す図面である。
符号の説明
1…支柱、2…支柱本体、3…芯体、4…ベース、41…凹溝部、42…円筒壁部、5…補強スプリング、6…道路標識板、7…ポール、8…口筒体、9…係止手段(リベット)、10…取り付けボルト、11…埋め込みアンカー、12…パッキン、13…埋設穴、14…接着剤

Claims (5)

  1. 上部に道路標識等の標識部材を取り付けたポールを支持するために道路上に立設される支柱であって、
    道路に固着されるベースと、屈曲変形可能な弾性材料からなり、上記ベースに立設されるとともに、上記ポールが上部から挿通されてそのポールを上部において固定する円筒状の支柱本体とを備え、該支柱本体が下部を屈曲部として屈曲した状態から起立状態へと復元させるために、上記支柱本体の下部の内側に屈曲変形可能な弾性材料からなる円筒状の芯体と、補強スプリングとを一方を内側に他方を外側にして設けられていることを特徴とするポール支持用支柱。
  2. 上記芯体を外側に、上記補強スプリングを内側にして設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポール支持用支柱。
  3. 上記芯体が、上記支柱本体より硬度が高い弾性材料によって構成されたことを特徴とする請求項1記載のポール支持用支柱。
  4. 上記支柱本体が日本工業規格(JIS)のK7215に基づくデュロメータ硬さAが90〜100のポリウレタン樹脂によって構成され、上記芯体が日本工業規格のK7215に基づくデュロメータ硬さAが95〜100のポリウレタン樹脂によって構成されることを特徴とする請求項3に記載のポール支持用支柱。
  5. 道路上に立設される支柱に、上部に道路標識板を取り付けたポールが支持される道路標識において、
    上記支柱が、道路に固着されるベースと、屈曲変形可能な弾性材料からなり、上記ベースに立設されるとともに、上記ポールが上部から挿通されてそのポールを上部において固定する円筒状の支柱本体とを備え、該支柱本体が下部を屈曲部として屈曲した状態から起立状態へと復元させるために、上記支柱本体の下部の内側に屈曲変形可能な弾性材料からなる円筒状の芯体と、補強スプリングとを一方を内側に他方を外側にして設けられていることを特徴とする道路標識。
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