JPH07259030A - スノーポール - Google Patents
スノーポールInfo
- Publication number
- JPH07259030A JPH07259030A JP6072588A JP7258894A JPH07259030A JP H07259030 A JPH07259030 A JP H07259030A JP 6072588 A JP6072588 A JP 6072588A JP 7258894 A JP7258894 A JP 7258894A JP H07259030 A JPH07259030 A JP H07259030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- snow
- coil spring
- bent
- snow pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 降雪地帯の誘視線標識として用いるスノーポ
ールに関し、これを降雪或はいたずら等によって屈曲せ
られても、その形状を復元させることにより傾倒しない
誘視線標識として機能させるスノーポールを提供する。
また、既存の折れ曲がったポールを交換することなく、
修復し得るようにしたスノーポールを提供する。 【構成】 合成樹脂から成るポール部2と該ポール部2
の下方に突出した固定部4とから成るスノーポール1に
おいて、ポール部2の中空内部の上下方向にコイルバネ
5を収容した。
ールに関し、これを降雪或はいたずら等によって屈曲せ
られても、その形状を復元させることにより傾倒しない
誘視線標識として機能させるスノーポールを提供する。
また、既存の折れ曲がったポールを交換することなく、
修復し得るようにしたスノーポールを提供する。 【構成】 合成樹脂から成るポール部2と該ポール部2
の下方に突出した固定部4とから成るスノーポール1に
おいて、ポール部2の中空内部の上下方向にコイルバネ
5を収容した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、降雪地帯の道路又は駐
車場等において、降雪状況の道路の存在や道路幅、或は
駐車場の境界等を識別するための誘視線標識として使用
するスノーポールに関する。
車場等において、降雪状況の道路の存在や道路幅、或は
駐車場の境界等を識別するための誘視線標識として使用
するスノーポールに関する。
【0002】
【従来の技術】降雪地帯においては、図3に示すような
誘視線標識を設置することが行われている。
誘視線標識を設置することが行われている。
【0003】この誘視線標識は、合成樹脂から成るポー
ル10を地盤11に直立して固定したもので、このよう
なポールを沿道に沿って一定間隔で設置したり、駐車場
の区画の四方に立てたりして、降雪状況においても、道
路の存在や道路幅、或は駐車場の境界等を識別できるよ
うにしたのである。
ル10を地盤11に直立して固定したもので、このよう
なポールを沿道に沿って一定間隔で設置したり、駐車場
の区画の四方に立てたりして、降雪状況においても、道
路の存在や道路幅、或は駐車場の境界等を識別できるよ
うにしたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
誘視線標識は可撓性を有するため、この標識の上に積も
った雪や子供等のいたずらや駐車時等の車の衝突によっ
て、上方或は横方向から荷重がかけられると、その重量
或は衝撃で傾倒し、この上に降雪すると、ついには図4
に示すように、雪12に埋れて外界から全く見えない状
況になることがあった。
誘視線標識は可撓性を有するため、この標識の上に積も
った雪や子供等のいたずらや駐車時等の車の衝突によっ
て、上方或は横方向から荷重がかけられると、その重量
或は衝撃で傾倒し、この上に降雪すると、ついには図4
に示すように、雪12に埋れて外界から全く見えない状
況になることがあった。
【0005】また、このように一旦折れ曲がったポール
は、直立させても折れ曲がった状態に復帰するため、全
体を交換するしか修復の方法がなかったのである。
は、直立させても折れ曲がった状態に復帰するため、全
体を交換するしか修復の方法がなかったのである。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて為され
たもので、降雪地帯の誘視線標識として使用するスノー
ポールに関し、これを降雪或はいたずら等によって屈曲
せられても、その形状を復元させることにより傾倒しな
い誘視線標識として機能させるスノーポールを提供する
ことを目的とする。
たもので、降雪地帯の誘視線標識として使用するスノー
ポールに関し、これを降雪或はいたずら等によって屈曲
せられても、その形状を復元させることにより傾倒しな
い誘視線標識として機能させるスノーポールを提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明は、既存の折れ曲がったポー
ルを交換することなく、修復し得るようにしたスノーポ
ールを提供することを目的とする。
ルを交換することなく、修復し得るようにしたスノーポ
ールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のスノーポールは、合成樹脂から成る可撓性
のポール部と該ポール部の下方に突出した固定部とから
成るスノーポールにおいて、前記ポール部の中空内部の
上下方向にコイルバネを収容したのである。
め、本発明のスノーポールは、合成樹脂から成る可撓性
のポール部と該ポール部の下方に突出した固定部とから
成るスノーポールにおいて、前記ポール部の中空内部の
上下方向にコイルバネを収容したのである。
【0009】
【作用】上記構成のスノーポールは、固定部を設置場所
の地盤に固定して、ポール部を自立させる。ポール部は
可撓性の合成樹脂から形成されているため、このポール
部に降雪の重量がかかったり、車の衝突等で横方向から
荷重がかかると、その方向に屈曲する。しかしながら、
ポール部の内腔にはコイルバネが上下方向に収容してあ
るので、元の直立状態に復元する弾性力が常に働いて、
傾倒するには至らないのである。
の地盤に固定して、ポール部を自立させる。ポール部は
可撓性の合成樹脂から形成されているため、このポール
部に降雪の重量がかかったり、車の衝突等で横方向から
荷重がかかると、その方向に屈曲する。しかしながら、
ポール部の内腔にはコイルバネが上下方向に収容してあ
るので、元の直立状態に復元する弾性力が常に働いて、
傾倒するには至らないのである。
【0010】このようなスノーポールの構造を既存の折
れ曲がったポールにも適用すると、内部のコイルバネの
弾性力によって、この屈曲したポールを直立状態に復元
することができる。
れ曲がったポールにも適用すると、内部のコイルバネの
弾性力によって、この屈曲したポールを直立状態に復元
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0012】図1は、本発明によるスノーポールの断面
図である。図2は本発明のスノーポールの構成を用い
て、既存のスノーポールを修復した例を示す断面図であ
る。
図である。図2は本発明のスノーポールの構成を用い
て、既存のスノーポールを修復した例を示す断面図であ
る。
【0013】図1において、本実施例のスノーポール1
は、ウレタン樹脂等の合成樹脂から成る可撓性のポール
部2と該ポール部の下面に裾広がり状の土台3を介して
固定部4を固設し、ポール部2の中空内部の上下方向に
コイルバネ5を収容して構成してある。
は、ウレタン樹脂等の合成樹脂から成る可撓性のポール
部2と該ポール部の下面に裾広がり状の土台3を介して
固定部4を固設し、ポール部2の中空内部の上下方向に
コイルバネ5を収容して構成してある。
【0014】ポール部2は、外周肉厚を下方に至るに従
って厚くすることによって、土台3付近の自立強度を強
化してある。その一つの例として、図1に示すスノーポ
ール1は、その肉厚を三段階に変化させたものである。
このポール部2の内腔に最下段の内径よりもやや小さい
径の高剛性コイルバネ5を収嵌し、上方最上段の内腔へ
と伸長させてある。
って厚くすることによって、土台3付近の自立強度を強
化してある。その一つの例として、図1に示すスノーポ
ール1は、その肉厚を三段階に変化させたものである。
このポール部2の内腔に最下段の内径よりもやや小さい
径の高剛性コイルバネ5を収嵌し、上方最上段の内腔へ
と伸長させてある。
【0015】ポール部2の上端には蓋部6を固着して、
内部のコイルバネ5の引き抜きと、水分等の侵入を防止
してある。
内部のコイルバネ5の引き抜きと、水分等の侵入を防止
してある。
【0016】土台3の裾広がり形状は、ポール部2の自
立性を補助する。
立性を補助する。
【0017】固定部4は金属製或は合成樹脂製のもので
作り、この固定部4を地盤7中に埋設して、ポール部2
の所定位置における移動防止及び堅固な固定設置を達成
してある。
作り、この固定部4を地盤7中に埋設して、ポール部2
の所定位置における移動防止及び堅固な固定設置を達成
してある。
【0018】このような構成から成るスノーポール1
に、降雪の重量がかかったり、横方向から車の衝突等で
荷重がかけられると、その方向に屈曲するが、ポール部
2の内腔に収容したコイルバネ5の弾性力によって、ポ
ール部2は常に直立状態に復元するのである。
に、降雪の重量がかかったり、横方向から車の衝突等で
荷重がかけられると、その方向に屈曲するが、ポール部
2の内腔に収容したコイルバネ5の弾性力によって、ポ
ール部2は常に直立状態に復元するのである。
【0019】また、本発明のスノーポールの構造を、図
4に示したような既存の折れ曲がったポールに適用する
場合、図2に示すように、上方の薄肉部からその上部を
切断(切断部8)して開口し、その内腔にコイルバネ5
を収容してから、切り放した上部2aを下部2bに固着
する。この固着方法は、接着テープ9等を切断部8の外
周に当てて巻回貼着する方法で実施することができる。
4に示したような既存の折れ曲がったポールに適用する
場合、図2に示すように、上方の薄肉部からその上部を
切断(切断部8)して開口し、その内腔にコイルバネ5
を収容してから、切り放した上部2aを下部2bに固着
する。この固着方法は、接着テープ9等を切断部8の外
周に当てて巻回貼着する方法で実施することができる。
【0020】これによって、折れ曲がった既存のスノー
ポールでも内部に収容したコイルバネ5の弾性力によっ
て、図1に示すような直立状態に復元することができ
る。
ポールでも内部に収容したコイルバネ5の弾性力によっ
て、図1に示すような直立状態に復元することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスノーポ
ールは、降雪又は子供のいたずら等によって屈曲せられ
ても、内部に収容したコイルバネの弾性力によって元の
直立状態に復元され、特に降雪地帯の道路幅標識、或は
駐車場の区画標識等に最適するものである。
ールは、降雪又は子供のいたずら等によって屈曲せられ
ても、内部に収容したコイルバネの弾性力によって元の
直立状態に復元され、特に降雪地帯の道路幅標識、或は
駐車場の区画標識等に最適するものである。
【0022】また、本発明のスノーポールは、既存の折
れ曲がったポールを交換することなく容易に復元して、
直立状態に修復することができるのである。
れ曲がったポールを交換することなく容易に復元して、
直立状態に修復することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるスノーポールの断面図で
ある。
ある。
【図2】図2は、本発明のスノーポールの構成を用い
て、既存のスノーポールを修復した例を示す断面図であ
る。
て、既存のスノーポールを修復した例を示す断面図であ
る。
【図3】図3は、従来のスノーポールの設置状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】図4は、従来のスノーポールの屈曲状態を示す
側面図である。
側面図である。
1…スノーポール、2…ポール部、3…土台、4…固定
部、5…コイルバネ、6…蓋部、7…地盤、8…切断
部、9…接着テープ。
部、5…コイルバネ、6…蓋部、7…地盤、8…切断
部、9…接着テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂から成るポール部と該ポール部
の下方に突出した固定部とから成るスノーポールにおい
て、前記ポール部の中空内部の上下方向にコイルバネを
収容したことを特徴とするスノーポール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072588A JPH07259030A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | スノーポール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6072588A JPH07259030A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | スノーポール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259030A true JPH07259030A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13493705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072588A Pending JPH07259030A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | スノーポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07259030A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006515906A (ja) * | 2002-01-23 | 2006-06-08 | ワールドワイド セイフティ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 柔軟なマーカ装置 |
WO2006070788A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Sekisui Jushi Kabushiki Kaisha | ポール支持用支柱及び道路標識 |
JP2015165071A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 積水樹脂株式会社 | 標識柱 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP6072588A patent/JPH07259030A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006515906A (ja) * | 2002-01-23 | 2006-06-08 | ワールドワイド セイフティ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 柔軟なマーカ装置 |
WO2006070788A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Sekisui Jushi Kabushiki Kaisha | ポール支持用支柱及び道路標識 |
JP2015165071A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 積水樹脂株式会社 | 標識柱 |
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