JP2006156747A - 配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板本体の表面に開口するキャビティの側面に、腐食や変色を生じにくい金属反射層を有する発光素子を実装するための配線基板を提供する。
【解決手段】セラミック(絶縁材)s1〜s7からなり且つ表面5および裏面6を有する基板本体2と、かかる基板本体2の表面5に開口し且つ底面8に発光素子16の実装エリアaを有するキャビティ7と、少なくともキャビティ7の傾斜した側面9および基板本体5の表面に形成され且つアルミニウムまたはアルミニウム合金の金属層11,12と、を含む、配線基板1。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば発光ダイオードのような発光素子を実装するための配線基板に関する。
発光素子を実装する配線基板においては、かかる発光素子を実装するキャビティの側面に金属反射層を形成すると共に、当該キャビティ内に封止用樹脂を表面が平坦になるようにして充填することで、上記発光素子からの光を外部に効率良く反射できる。ところで、上記金属反射層は、一般に、キャビティの側面に対して、Agをメッキすることにより、形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−347597号公報(第1〜5頁、図1)
しかしながら、Agメッキによる前記金属反射層は、酸化や硫化による腐食や変色を生じ易いため、発光素子から発光された光の反射率が年月と共に低下せざるを得なくなる、という問題点があった。
本発明は、前述した背景技術における問題点を解決し、基板本体の表面に開口するキャビティの側面に、腐食や変色を生じにくい金属反射層を有する発光素子実装するための配線基板を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、基板本体の表面に開口するキャビティの側面に、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる金属層を形成する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明の配線基板(請求項1)は、絶縁材からなり且つ表面および裏面を有する基板本体と、かかる基板本体の表面に開口し且つ底面に発光素子の実装エリアを有するキャビティと、少なくとも前記キャビティの側面および基板本体の表面に形成され且つアルミニウムまたはアルミニウム合金の金属層と、を含む、ことを特徴とする。
これによれば、光の反射層となる金属層は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるため、Agメッキによる前記金属反射層に比べて、光の反射率では若干劣る反面、酸化や硫化による腐食や変色を生じ難いので、実装する発光素子から発光された光を外部に効率良く反射することが可能となる。しかも、上記金属層をキャビティの側面と基板本体の表面とに連続して形成する形態とした場合は、発光素子を実装した後、キャビティ内に固化前の封止樹脂を充填した際に、かかる封止樹脂の固化に伴う収縮応力を、キャビティ側面の金属層と基板本体表面の金属層とのコーナ付近に集中させず、かかる表面部分にも分散できる。従って、実装する発光素子からの光を安定して外部に放射することができる。
尚、前記絶縁材には、例えばアルミナを主成分とするセラミック、あるいは例えばエポキシ系の合成樹脂が含まれる。また、前記キャビティは、平面視で円形、楕円形、または長円形を呈すると共に、これらのキャビティの側面は、基板本体の厚み方向に沿った垂直面のほか、基板本体の表面に向かって広くなる傾斜面も含まれる。更に、前記アルミニウムは、純アルミニウムを指し、前記アルミニウム合金は、純アルミニウム以外の全てアルミニウム合金(、JIS:1000系、Al−Mn系、Al−Si系、Al−Mg系、Al−Mg−Si系、Al−Cu系、Al−Zn系、Al−Mg−Zn系など)を指すと共に、本明細書において、これらを、以下単にアルミニウムと称するものとする。加えて、かかるアルミニウムは、後述するように、キャビティを内側に有する枠体部の全表面に対し、真空蒸着、スパッタリング、溶融アルミニウム浴への浸漬などすることで形成される。
また、本発明には、前記基板本体は、前記表面および底面を有し且つ前記キャビティが貫通する枠体部と、前記キャビティの底面を含む上面および前記裏面を有する基板部とからなり、上記枠体部は上記基板部の上に搭載されると共に、前記金属層は、上記枠体部における全ての表面に形成されている、配線基板(請求項2)も含まれる。
これによれば、枠体部における全ての表面、即ち、キャビティの側面、基板本体の表面と外側面、および当該枠体部の底面に対して、真空蒸着、スパッタリング、溶融アルミニウム浴への浸漬などを施すことで、これらにアルミニウムからなる金属層を形成できる。かかる枠体部を、キャビティの底面を含む上面および前記裏面を有する基板部の上に搭載することで、上記金属層を有する基板本体を確実に形成することができる。しかも、上記金属層を全表面に有する枠体部と上記基板部とを組み合わせることで、各種の配線構造を有し且つ発光素子の実装が可能な複数種の配線基板を容易に組み立てることも可能となる。
付言すれば、本発明の配線基板は、前記基板本体は、前記基板部の上面に前記枠体部の底面を接着したものである、とすることも可能である。
これによる場合、全ての表面にアルミニウムの金属層を形成した枠体部と、前記基板部と、を確実に積層して一体化した配線基板となる。
尚、基板部において追ってキャビティの底面となる上面中の実装エリアに、発光素子を先に実装した後、かかる基板部と前記枠体部とを積層して接着する方法により、前記基板本体を形成することも可能である。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明における一形態の配線基板1を示す平面図、図2は、図1中のX−X線の矢視に沿った垂直断面図である。
配線基板1は、図1,図2に示すように、平面視が正方形で且つ表面5および裏面6を有する基板本体2と、かかる基板本体2の表面5に開口するキャビティ7と、かかるキャビティ7の傾斜した側面9および基板本体2の表面5などに沿って連続して形成された金属層11〜14と、を含んでいる。
上記基板本体2は、例えばアルミナを主成分とするセラミック(絶縁材)層s1〜s7を一体に積層したもので、その内部には配線層21〜23が所要のパターンで形成され、その裏面6には、裏面電極20が形成されると共に、これらの間にビア導体19が介在している。
図1,図2に示すように、基板本体2は、前記表面5および底面10を有し且つこれらを貫通するほぼ円錐形のキャビティ7を有する枠体部3と、かかるキャビティ7の底面8でもある上面8および前記裏面6を有する基板部4とからなり、枠体部3は、基板部4の上に接着によって一体に搭載されている。因みに、基板本体2のサイズは、約5mm×5mm×0.9mmである。
前記キャビティ7は、図1,図2に示すように、平面視が円形で且つ全体がほぼ円錐形を呈し、その底面8中央の実装エリアaには、平面視が正方形を呈する例えば発光ダイオードなどの発光素子16がロウ材15またはエポキシ系樹脂を介して実装されている。
図1,図2に示すように、キャビティ7の底面8には、前記ビア導体19と接続されたパッド18が形成され、かかるパッド18と発光素子16との間には、ワイヤ17がボンディングにより接続されている。
尚、キャビティ7のサイズは、内径約3.6mm×深さ約0.45mmであり、その側面9の傾斜角(仰角)は、30〜80度となっている。また、上記ロウ材8は、例えばAu−Sn系の低融点合金からなる。更に、上記パッド18、ビア導体19、裏面電極20、および配線層21〜23は、WまたはMoを主成分とする導電性メタライズを焼成したものである。
図1,図2に示すように、枠体部3における全ての表面、即ち、キャビティ7の側面9、基板本体2の表面5、および当該枠体部3の外側面と底面10に沿って連続して形成された金属層11〜14は、厚み約1〜5μmのアルミニウムからなる。かかる金属層11〜14のアルミニウムは、後述するように、当該枠体部3の全表面に対し、公知の真空蒸着、スパッタリング、溶融したアルミニウム浴への浸漬などする方法により形成されている。尚、アルミニウムからなる金属層11〜14の剥離を防ぐため、かかる金属層11〜14の下地としてCr(クロム)からなる金属層(厚さ100〜1000Å)を設ける場合もある。
前記実装エリアaに発光素子16を実装した後、当該キャビティ7内は、封止用樹脂により封止される。かかる配線基板1は、例えばマザーボードのような図示しないプリント基板の表面に位置する表面電極と裏面電極20との間に形成されるロウ材とを介して、当該プリント基板の表面に実装される。
以上のような配線基板1によれば、キャビティ7の側面9に設けたアルミニウムの金属層11により、実装エリアaに実装する発光素子16から発光された光を所要の角度で外部に効率良く反射できると共に、長期間にわたり酸化や硫化による腐食や変色が少ないため、安定した光の反射作用を保つことができる。
しかも、枠体部3における全ての表面(表面5、側面9、底面10、外側面)にアルミニウムの金属層11〜14がほぼ同じ厚みで被覆されている。このため、発光素子16の実装した後に、キャビティ7内に固化前の封止樹脂を充填した際に、かかる封止樹脂の固化に伴う収縮応力が、金属層11,12間のコーナ部に集中して、金属層11〜14にクラックが入ったり、更には一部が剥離するといった不具合を抑制できる。従って、光の反射面である金属層11が強固に形成され且つ安定した光の反射が可能な配線基板1となる。
ここで、前記配線基板1の製造方法について説明する。
先ず、アルミナを主成分とするグリーンシートs1〜s3に、図示しないポンチとダイとを所定幅のクリアランスを置いて、互いに異なる内径の円形で且つ傾斜した貫通孔を打ち抜いた後、これらのグリーンシートs1〜s3を積層して圧着する。
その結果、図3の断面図で示すように、表面5および底面10を有し、これらの間を傾斜した側面9を有するキャビティ7が貫通する枠体部3が形成される。かかる枠体部3を所定の温度域に加熱・保持して焼成する。
次いで、一体に焼成されたセラミック層s1〜s3からなる枠体部3に対し、真空中においてアルミニウムを蒸着する。その結果、図4の上方に示すように、枠体部3における全ての表面、即ち、表面5、キャビティ7の側面9、および当該枠体部3の底面10と外側面に沿って、連続して厚みが約1〜5μmのアルミニウムからなる金属層11〜14が形成される。この際、かかる金属層11〜14の剥離を防ぐため、その下地として予めCr(クロム)からなる金属層(厚さ100〜1000Å)を設けても良い。
一方、別途にアルミナを主成分とするグリーンシートs4〜s7を用意し、これらの表面や裏面にWなどからなる導電性メタライズを所定パターンで印刷すると共に、これらのグリーンシートs4〜s7を貫通するビアホールにも上記導電性メタライズを印刷・充填する。かかるグリーンシートs4〜s7を積層して圧着した後、前記同様に加熱・保持して焼成する。
その結果、図4の下方に示すように、一体に焼成されたセラミック層s4〜s7からなり、上面8のパッド18、内部の配線層21〜23、ビア導体19、および裏面6の裏面電極20を有する基板部4が形成される。
そして、図4中の白抜きの矢印で示すように、枠体部3の底面10と基板部4の上面8との間に、図示しない接着剤層を形成した後、基板部4の上に枠体部3を一体に搭載する。
その結果、図5に示すように、表面5および裏面6、かかる表面5に開口するキャビティ7、かかるキャビティ7の底面8の中央に実装エリアaを有する基板本体2を得ることができる。
尚、以上の工程は、前記グリーンシートs1〜s7を、多数個取り用の大版タイプとすると共に、これらを切断予定線に沿って複数個に分割し、得られた枠体部3と基板部4とを接着することによって、多数の配線基板1を同時に得る方法に置き換えることもできる。
図6は、異なる形態の配線基板1aを示す平面図、図7は、図6中のY−Y線の視角に沿った垂直断面図である。
配線基板1aは、図6,図7に示すように、平面視が正方形で且つ表面5aおよび裏面6を有する基板本体2aと、かかる基板本体2aの表面5aに開口するキャビティ7aと、かかるキャビティ7aの垂直な側面9a、かかる側面9aおよび基板本体2aの表面5aなどに沿って連続して形成された金属層11a,12a,13,14と、を含んでいる。
上記基板本体2aも、アルミナなどを主成分とするセラミック(絶縁材)層s4〜s10を一体に積層したもので、前記同様に内部には配線層21〜23が所要のパターンで形成され、裏面6には、裏面電極20が形成されると共に、これらの間にビア導体19が介在している。
図6,図7に示すように、基板本体2aは、前記表面5および底面10を有し且つこれらを貫通する円柱形のキャビティ7aを有する枠体部3aと、キャビティ7aの底面8もである上面8および前記裏面6を有する前記同様の基板部4とからなり、枠体部3aは、基板部4の上に接着によって一体に搭載されている。
前記キャビティ7aは、図6,図7に示すように、平面視が円形で且つ全体が円柱形を呈し、その底面8中央の実装エリアaには、前記同様の発光素子16がロウ材15またはエポキシ系樹脂を介して実装されている。
図6,図7に示すように、キャビティ7aの底面8には、前記ビア導体19と接続されたパッド18が形成され、かかるパッド18と発光素子16との間には、ワイヤ17が前記同様にして接続されている。
図6,図7に示すように、枠体部3aにおける全ての表面、即ち、キャビティ7aの側面9a、基板本体2aの表面5、および当該枠体部3aの底面10と外側面に沿って連続して形成された金属層11a,12a,13,14も、前記同様のアルミニウムからなる。
前記実装エリアaに発光素子16を実装し且つ当該キャビティ7a内を封止用樹脂で封止された配線基板1aは、前記と同様に、図示しないプリント基板の表面に位置する表面電極と裏面電極20との間に形成されるロウ材とを介して、当該プリント基板の表面に実装される。
以上の配線基板1aによっても、キャビティ7aの側面9aに設けたアルミニウムの金属層11aにより、実装エリアaに実装する発光素子16から発光された光を所要の角度で外部に効率良く反射できると共に、長期間にわたり酸化や硫化による腐食や変色が少ないため、安定した光の反射作用を保つことができる。
しかも、枠体部3aにおける全ての表面(表面5a、側面9a、底面10、および外側面)にアルミニウムの金属層11a,12a,13,14がほぼ同じ厚みで被覆されている。このため、発光素子16の実装した後、キャビティ7a内に固化前の封止樹脂を充填した際に、かかる封止樹脂の固化に伴う収縮応力が、金属層11a,12a間のコーナ部に集中する事態を抑制できる。従って、光の反射面である金属層11aが強固に形成され且つ安定した配線基板1aとなる。
ここで、前記配線基板1aの製造方法について説明する。
先ず、アルミナを主成分とするグリーンシートs8〜s10に、図示しないポンチとダイとを最小限のクリアランスを介して、同じ内径である断面円形の貫通孔に打ち抜いた後、これらのグリーンシートs8〜s10を積層して圧着する。
その結果、図8の断面図で示すように、表面5aおよび底面10を有し、これらの間を垂直な側面9aを有するキャビティ7aが貫通する枠体部3aが形成される。かかる枠体部3aを所定の温度域に加熱・保持して焼成する。
次いで、一体に焼成されたセラミック層s8〜s10からなる枠体部3aに対し、真空中においてアルミニウムを蒸着する。その結果、図9の上方に示すように、枠体部3における全ての表面、即ち、表面5a、キャビティ7aの側面9a、および当該枠体部3aの底面10と外側面に沿って、前記同様の連続したアルミニウムからなる金属層11a,12a,13,14が形成される。
一方、別途に前記同様のグリーンシートs4〜s7を用意し、これらの表面や裏面にWなどからなる導電性メタライズを所定パターンで印刷し且つこれらのグリーンシートs4〜s7を貫通するビアホールにも上記導電性メタライズを印刷・充填する。かかるグリーンシートs4〜s7を積層して圧着した後、前記同様に加熱・保持して焼成する。
その結果、図9の下方に示すように、一体に焼成されたセラミック層s4〜s7からなり、上面8のパッド18、内部の配線層21〜23、ビア導体19、および裏面6の裏面電極20を有する基板部4が形成される。
そして、図9中の白抜きの矢印で示すように、枠体部3aの底面10と基板部4の上面8との間に、図示しない接着剤層を形成した後、基板部4の上に枠体部3aを一体に搭載する。
その結果、図10に示すように、表面5a、裏面6、および表面5aに開口するキャビティ7a、かかるキャビティ7aの底面8の中央に実装エリアaを有する基板本体2aを得ることができる。
尚、以上の工程は、前記グリーンシートs4〜s10を、多数個取り用の大版タイプとすると共に、これらを切断予定線に沿って複数個に分割し、得られた枠体部3aと基板部4とを接着することによって、多数の配線基板1aを同時に得る方法に置き換えることもできる。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
前記基板本体2,2aを形成する絶縁材であるセラミックは、例えばムライトや窒化アルミニウムを主成分とするものとしても良いし、あるいは、ガラス−セラミックを用いても良い。
また、前記基板本体2,2aを形成する絶縁材をエポキシ系樹脂などとしても良く、かかる樹脂の薄板(コア基板)または金属の薄板の表面上に、例えばエポキシ系樹脂からなる複数層の樹脂絶縁層を順次積層し、公知のフォトリソグラフィ技術によって、比較的上方の各樹脂絶縁層にキャビティを形成しても良い。
更に、キャビティの形状は、前記円形に限らず、平面視で長円形や楕円形としたり、あるいは正方形または長方形とし且つこれらの四隅に導電性ペーストを円弧形に充填して、平面視で楕円形または長円形とすると共に、これらの側面に金属層の側面部分を形成するようにしても良い。
また、前記金属層11〜14などのアルミニウムは、スパッタリングや溶融したアルミニウム浴中への浸漬により形成しても良い。
加えて、本発明配線基板は、1個の配線基板の表面に開口するキャビティを複数個としたり、単一のキャビティの底面に複数の実装エリアを配置し、これらに発光素子を個別に実装する形態とすることも可能である。
本発明における一形態の配線基板を示す平面図。 図1中のX−X線の矢視に沿った垂直断面図。 上記配線基板を得るための一製造工程を示す概略図。 図3に続く製造工程を示す概略図。 図4に続く製造工程を示す概略図。 異なる形態の配線基板を示す平面図。 図6中のY−Y線の矢視に沿った垂直断面図。 上記配線基板を得るための一製造工程を示す概略図。 図8に続く製造工程を示す概略図。 図9に続く製造工程を示す概略図。
符号の説明
1,1a……………配線基板
2,2a……………基板本体
3,3a……………枠体部
4……………………基板部
5,5a……………表面
6……………………裏面
7,7a……………キャビティ
8……………………底面
9,9a……………側面(表面)
10…………………底面(表面)
11〜14…………金属層
11a,12a……金属層
16…………………発光素子
a……………………実装エリア
s1〜s10………セラミック層(絶縁材)

Claims (2)

  1. 絶縁材からなり且つ表面および裏面を有する基板本体と、
    上記基板本体の表面に開口し且つ底面に発光素子の実装エリアを有するキャビティと、
    少なくとも上記キャビティの側面および基板本体の表面に形成され且つアルミニウムまたはアルミニウム合金の金属層と、を含む、
    ことを特徴とする配線基板。
  2. 前記基板本体は、前記表面および底面を有し且つ前記キャビティが貫通する枠体部と、前記キャビティの底面を含む上面および前記裏面を有する基板部とからなり、上記枠体部は上記基板部の上に搭載されると共に、
    前記金属層は、上記枠体部における全ての表面に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
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