JP2004334189A - 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール - Google Patents

光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2004334189A
JP2004334189A JP2004119475A JP2004119475A JP2004334189A JP 2004334189 A JP2004334189 A JP 2004334189A JP 2004119475 A JP2004119475 A JP 2004119475A JP 2004119475 A JP2004119475 A JP 2004119475A JP 2004334189 A JP2004334189 A JP 2004334189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
optical
optical module
light emitting
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004119475A
Other languages
English (en)
Inventor
Makiko Yokoyama
磨紀子 横山
Toshisada Sekiguchi
利貞 関口
Hideyuki Hosoya
英行 細谷
Koichiro Masuko
幸一郎 増子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2004119475A priority Critical patent/JP2004334189A/ja
Publication of JP2004334189A publication Critical patent/JP2004334189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】 光ファイバの曲げを抑制できるマウント部材、電気抵抗が低減され小型化が可能な光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュールを提供する。
【解決手段】 マウント部材4は、その被覆保持部54の内径をW、光ファイバ被覆部32よりも大きな内径の部分の長さをLとすると、
光ファイバ被覆部32の外径が250μmの場合、W=270μmのときL≧0.5mm、270μm<W≦280μmのときL≧0.6mm、280μm<W≦290μmのときL≧0.7mm、290μm<W≦300μmのときL≧0.8mmであり、
光ファイバ被覆部32の外径が400μmの場合、W=440μmのときL≧0.7mm、440μm<W≦460μmのときL≧0.8mm、460μm<W≦480μmのときL≧0.9mmとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パッシブアライメント実装技術によって製造できる光モジュールに関し、特に、光モジュール用マウント部材、それを用いた光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュールに関する。
一般に、光通信分野では、電気信号と光信号との変換手段として、受発光素子を有する光モジュールが用いられている。この光モジュールは、受発光素子と光ファイバとが、その光軸が合うように位置決めされた状態でマウント部材に実装されたものである。
光信号発信型光モジュールは発光素子がマウント部材に実装されたものであり、電気信号が外部の電極から光モジュールの発光素子に送信されると、電気信号に応じた光信号が発光素子から光ファイバへ伝搬される。
また、光信号受信型光モジュールは受光素子がマウント部材に実装されたものであり、光ファイバを伝搬した光信号は光モジュールの受光素子に受信され、受光素子にて電気信号に変換されて外部の電極に出力される。
このように光モジュールによって電気信号と光信号の変換を行うことができる。
近年、前記光モジュールの製造工程において、マウント部材に受発光素子及び光ファイバを実装する際、光をモニタしながら受発光素子と光ファイバとの光軸合わせを行わずに、機械的な位置決めのみで受発光素子及び光ファイバを実装するパッシブアライメント実装方法が提案されている。このパッシブアライメント実装方法が適用できるようにするためには、光モジュール用マウント部材には、受発光素子及び光ファイバを簡便な作業で精度良く位置決めして固定できるような構造とする必要がある。
例えば、光ファイバ位置決め用貫通孔が設けられたマウント部材を用い、この光ファイバ位置決め用貫通孔に光ファイバを挿入固定することによって、光ファイバの端面が位置決めされた光モジュール(特許文献1,2参照。)や、V溝が設けられた基板をマウント部材として用い、このV溝に光ファイバを設置して固定することによって光ファイバの端面が位置決めされた光モジュール(特許文献3参照。)等が提案されている。
前記光モジュールでは、受発光素子として、発光部又は受光部を有する板状の光素子が用いられ、発光部又は受光部が前記位置決めされた光ファイバの端面と対向するように、受発光素子がマウント部材に実装されている。
特開2000−349307号公報 特開2001−159724号公報 特開2002−296463号公報
前記光モジュールでは、受発光素子の発光部又は受光部をマウント部材側の光ファイバの端面に向けて、受発光素子をマウント部材に実装する。マウント部材にはコネクタ電極等の電極パターンが設けられており、この電極パターンと、受発光素子の正極と負極とが電気的に接続される。
前記特許文献1,2に開示された光モジュールでは、異なる面上に正極と負極がそれぞれ設けられた受発光素子が用いられている。このため、受発光素子の正極及び負極のうち、発光部又は受光部と同一面にない電極と、マウント部材に形成された電極パターンとは、ワイヤボンディング等により接続する必要がある。
ワイヤボンディングを用いた場合、電極間の配線距離が長くなるため電気抵抗が大きくなり、この電気抵抗により電気信号のSN比が大幅に低減してしまうこととなる。特に伝送容量が大きく周波数の高い電気信号は、電気抵抗による信号劣化の影響を受けやすいため、ワイヤボンディングを用いた場合、信号劣化等の不具合が生じる場合がある。
更に、光モジュールを製造する際、ワイヤボンディングを形成する工程が必要となり、製造コストが高くなってしまう。特に、特許文献2に開示された光モジュールのように、受発光素子の電極とマウント部材の電極パターンとを繋ぐワイヤの取り回しが困難な場合、ワイヤボンディンディングの形成工程が非常に複雑で困難なものとなる。更に、ワイヤボンディング形成後、ワイヤ部分を樹脂等で保護するまでの間、製造工程にてワイヤが切れる等の不具合が生じる場合がある。
また、前述した特許文献1乃至3等の従来の光モジュールでは、光モジュールと制御用半導体素子とが固定用基板に実装されて用いられる。ここで、制御用半導体素子は、光モジュールにて受信された信号を増幅して外部の電極に出力したり、又は外部の電極から送信された電気信号を増幅、電圧変換等の処理を行い発光素子駆動用信号として光モジュールに出力するものである。
このような従来の光モジュールでは、光モジュールと制御用半導体素子とを接続する配線が長くなってしまい、これにより電気抵抗が大きくなり、この電気抵抗により電気信号のSN比が大幅に低減してしまうこととなる。このため信号劣化等の不具合が生じる場合がある。また、光モジュールと制御用半導体素子とを含めた光部品は大きなものとなってしまう。
また特許文献1,2では、光ファイバは、その端面側の被覆層が除去された状態で、光ファイバ位置決め用貫通孔の一方の開口部から挿入され、光ファイバの端面が光ファイバ位置決め用貫通孔の他方の開口部近傍にくる位置で光ファイバと光ファイバモジュール用マウント部材とが固定されている。
図16は、特許文献1にて開示された光モジュールの要部の一例を示す概略断面図である。光ファイバ位置決め用貫通孔305の背面側開口部352にテーパ部306が形成されている。光ファイバ3は、その被覆部32の先端部32aがテーパ部306にあたった状態で、マウント部材4に固定されている。前記光ファイバ3は、符号3’に示されたように、光ファイバ位置決め用貫通孔305の中心軸305aから広角度に曲げることができる。このときテーパ部306内で、光ファイバ3は大きく曲がることになるため、光ファイバ3に曲げ応力が加わりやすく、曲げ損失が増加する場合や光ファイバ3が折れてしまう場合がある。
本発明の目的は、上記した事情に鑑みなされたものであり、光ファイバ位置決め用貫通孔を有し、この光ファイバ位置決め用貫通孔に光ファイバを挿入固定した際、光ファイバの曲げを抑制でき、曲げ損失を低減し、かつ光ファイバが折れる恐れがない光モジュール用マウント部材、及びワイヤボンディングを用いずに受発光素子をマウント部材に実装でき、これにより電気抵抗を低減でき、信号劣化等の不具合が無く、かつ小型化が可能な光モジュール、及び複数の光モジュールを有し、小型化が可能なアレイ型光モジュール、並びに前記光モジュール又はアレイ型光モジュールを用いた光伝送モジュールを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、光ファイバ位置決め用貫通孔と、受発光素子が実装される実装面と、該実装面に実装される受発光素子を電気的に接続するための電極とが設けられた光モジュール用マウント部材において、前記光ファイバ位置決め用貫通孔の一方の開口が実装面に臨んでおり、光ファイバ位置決め用貫通孔のうち、前記一方の開口近傍には、光ファイバ位置決め用貫通孔に収容される光ファイバの裸線部を一定の位置に保持する裸線保持部が設けられ、前記光ファイバ位置決め用貫通孔の他方の開口近傍には、前記光ファイバの被覆部を保持する被覆保持部が設けられており、前記被覆保持部の内径(W)は、光ファイバの被覆部の外径の1.2倍以下の大きさであり、かつ前記光ファイバ位置決め用貫通孔のうち、光ファイバの被覆部の外径よりも大きな内径を有する部分の長さ(L)は、以下の条件
(a)光ファイバの被覆部の外径が250μmの場合、
(1)Wが270μmのとき、Lは0.5mm以上であり、
(2)Wが270μmよりも大きく、280μm以下のとき、Lは0.6mm以上であり、
(3)Wが280μmよりも大きく、290μm以下のとき、Lは0.7mm以上であり、
(4)Wが290μmよりも大きく、300μm以下のとき、Lは0.8mm以上であり、
(b)光ファイバの被覆部の外径が400μmの場合、
(1)Wが440μmのとき、Lは0.7mm以上であり、
(2)Wが440μmよりも大きく、460μm以下のとき、Lは0.8mm以上であり、
(3)Wが460μmよりも大きく、480μm以下のとき、Lは0.9mm以上であること
を満たすことを特徴とする光モジュール用マウント部材である。
請求項2に係る発明は、透明材料から構成されたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール用マウント部材である。
請求項3に係る発明は、光ファイバ位置決め用貫通孔が設けられた光モジュール用マウント部材に、光ファイバと受発光素子とが光学的に結合された状態で実装された光モジュールにおいて、請求項1又は2に記載の光モジュール用マウント部材が用いられ、
前記受発光素子が、発光部又は受光部と同一面側に正極と負極とを有することを特徴とする光モジュールである。
請求項4に係る発明は、前記光モジュール用マウント部材に制御用半導体素子が実装されたことを特徴とする請求項3に記載の光モジュールである。
請求項5に係る発明は、前記光ファイバが、マルチモード光ファイバ又はGIファイバであることを特徴とする請求項3又は4に記載の光モジュールである。
請求項6に係る発明は、前記光ファイバの比屈折率差が1%以上であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の光モジュールである。
請求項7に係る発明は、前記光ファイバの端面が傾斜面であり、該傾斜面の傾斜角が4°〜15°であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の光モジュールである。
請求項8に係る発明は、前記光ファイバと前記光モジュール用マウント部材とが接着剤により固定され、かつ光モジュールが樹脂により被覆され、前記接着剤と樹脂の屈折率が、前記受発光素子の発光部又は受光部の実効屈折率と、光ファイバのコアの実効屈折率との間の値であることを特徴とする請求項3乃至7に記載の光モジュールである。
請求項9に係る発明は、複数の光ファイバ位置決め用貫通孔が設けられた光モジュール用マウント部材に、複数の発光部又は受光部を有する受発光素子基板と複数の光ファイバが実装されたアレイ型光モジュールであって、請求項1又は2に記載の光モジュール用マウント部材が用いられ、前記受発光素子基板が、同一面側に発光部又は受光部と、正極と負極とを有することを特徴とするアレイ型光モジュールである。
請求項10に係る発明は、前記光モジュール用マウント部材に制御用半導体素子が実装されたことを特徴とする請求項9に記載のアレイ型光モジュールである。
請求項11に係る発明は、発光素子を有する光信号発信型光モジュールと、受光素子を有する光信号受信型光モジュールを有し、前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールが伝送用光ファイバによって繋がれた光伝送モジュールにおいて、前記光信号発信型光モジュール及び前記光信号受信型光モジュールが、前記請求項3乃至8のいずれかに記載の光モジュール又は請求項9又は10に記載のアレイ型光モジュールであることを特徴とする光伝送モジュールである。
請求項12に係る発明は、前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールとが、同一の光モジュール用マウント部材から構成されたことを特徴とする請求項11に記載の光伝送モジュールである。
本発明の光モジュール用マウント部材によると、光ファイバが曲げられたとき、光ファイバは光ファイバ位置決め貫通孔の背面側開口部の内面にあたり、光ファイバ位置決め用貫通孔内で大きく曲がることがない。これにより、光ファイバが曲げられたとき、光ファイバに曲げ応力がかかりにくく、光ファイバが折れることを無くすることができる。
本発明の光モジュールによると、本発明の光モジュール用マウント部材を用い、かつ受発光素子として、発光部又は受光部を有する板状の光素子であり、前記発光部又は受光部と同一面側に正極と負極とを有するものを用いることよって、受発光素子の正極と負極とが、それぞれマウント部材の電極パターンに対向しかつ近接した位置にくるようにすることができる。このため正極又は負極と電極パターンとを接続する配線を短くすることができる。
これにより、従来のように電極間の距離が長くワイヤボンディングを用いて接続する場合に比べて、電極間の配線の電気抵抗を小さくすることができ、電気抵抗による電気信号のSN比の低減を抑えることができる。このため、伝送容量が大きく周波数の高い電気信号を伝送しても信号劣化等の不具合が生じることがなく、信号の高速伝送が可能となる。
また、受発光素子の正極と負極とが、それぞれマウント部材の電極パターンに対向しかつ近接した位置にくるようにすることができるため、バンプを用いて電気的に接続することができる。このため、従来のようにワイヤボンディングを用いる必要が無く、製造工程が簡略化でき、かつ簡便に受発光素子2を実装できる。
本発明のアレイ型光モジュールによると、本発明の光モジュール用マウント部材を用い、かつ複数の発光部又は受光部と同一面側に正極と負極とを有する受発光素子基板を用いることによって、受発光素子基板の正極と負極とが、それぞれ電極パターンに対向しかつ近接した位置にくるようにすることができる。これによりバンプを用いて正極又は負極と、電極パターンとを電気的に接続することができる。このため、従来のように各電極にそれぞれワイヤボンディングを形成する必要が無く、製造工程が大幅に簡略化でき、複数の発光部又は受光部が集積化されたアレイ型光モジュールが簡便に製造できる。
本発明の光伝送モジュールでは、同一の光モジュール用マウント部材から構成された光信号発信型光モジュール及び光信号受信型光モジュールを用いることによって、部品点数を低減でき、製造コストを低減でき、安価な光伝送モジュールが実現できる。
以下に本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。図1は、本実施形態の光モジュール1の一例を示す斜視図である。また、図2は、図1中AA線断面図である。
光モジュール1は、受発光素子2と光ファイバ3とがマウント部材4に実装されて構成されている。
前記マウント部材4は、矩形状に形成された成形体である。マウント部材4を構成する材料としては、アルミナ,窒化アルミニウム等のセラミックス、ガラス材料、プラスチック等の樹脂等が挙げられる。特にマウント部材4としては、透明材料から構成されていることが好ましい。これにより後述する光ファイバ位置決め用貫通孔5に光ファイバ3を挿入する際、光ファイバ3の端面31の位置をマウント部材4の外方から確認することができる。
このため光ファイバ3の端面31が受発光素子2に接触することなく、端面31が目的の位置に確実にくるように光ファイバ31を位置決めできる。
また、マウント部材4の外方から紫外線を照射できるため、光ファイバ31を光ファイバ位置決め用貫通孔5に固定する際、紫外線硬化型接着材を用いることができる。これにより、熱硬化型接着剤を用いた場合のように加熱硬化させる必要が無い。このため、まず受発光素子2をマウント部材4に実装した後に、光ファイバ31を光ファイバ位置決め用貫通孔5に固定する場合、受発光素子2が熱によって故障することが無く歩留まりを向上させることができる。
マウント部材4の形状は、特に限定されないが、立方体や直方体等の矩形状が好ましく、マウント部材4上に実装する受発光素子2等の実装面を確保しやすく、またプリント基板,フィルム状基板(FPC:Flexible Printed Circit)等の電気基板に容易に光モジュール1を設置して固定できる。
前記マウント部材4には、光ファイバ位置決め用貫通孔5が、前面41(受発光素子が実装される端面、即ち実装面)からこの前面41と対向した位置にある背面42(光ファイバが挿入される端面)にわたって貫通して形成されている。ここで、マウント部材4の前面(実装面)41とは、図1中、受発光素子2が実装されている紙面手前側の面であり、背面42とは、図1中、前面41と対向した位置にある紙面奥側の面である。
前記光ファイバ位置決め用貫通孔5には、その背面側開口部(他方の開口部)52から光ファイバ3が挿入され、光ファイバ3の端面31が前面41近傍に位置した状態で、光ファイバ3とマウント部材4とが接着剤(図示省略)等により固定されており、光ファイバ3の端面31の中心が光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5a上にくる位置で固定されて位置決めされている。
ここで、光ファイバ3の端面部の被覆層は除去され、光ファイバ裸線33が露出した状態で用いられる。
前記光ファイバ位置決め用貫通孔5は、少なくとも前面側開口部(一方の開口部)51側の孔(以下、裸線保持部53とも言う。)の直径(以下、孔径と言う。)が光ファイバ裸線33の直径に対して101%〜110%であり、光ファイバ裸線33の直径とほぼ同程度の大きさである。このため、光ファイバ位置決め用貫通孔5に挿入した光ファイバ3のうち、光ファイバ裸線33が露出した部分と、光ファイバ位置決め用貫通孔5の裸線保持部53との間に隙間がほとんどできないようになっている。これにより、光ファイバ位置決め用貫通孔5に挿入固定されて位置決めされた光ファイバ3の端面31のガタつきを無くし、光ファイバ3の端面31の中心が光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aからずれないようになっている。
例えば、光ファイバ裸線33の外径が125μmの光ファイバ3を用いる場合、光ファイバ位置決め用貫通孔5の前面側開口部51の孔径は126μm〜135μmが好ましく、これにより前記したように、光ファイバ3の端面31のガタつきを無くすることができる。
前記光ファイバ位置決め用貫通孔5の経路途中には、前面41側に向かって円錐状に先細りになる形状に形成されたテーパ部6が形成されている。テーパ部6のうち孔径が最も大きい部分61は背面42側に位置し、この孔径が最も大きい部分61から光ファイバ位置決め用貫通孔5の背面側開口部52までの孔(以下、被覆保持部54とも言う。)の孔径(内径Wとも言う。)は、この光ファイバ位置決め用貫通孔5に収容される光ファイバ3の被覆部32の外径の1.2倍以下の大きさである。
光ファイバ3の被覆部32の外径が250μmの場合、前記光ファイバ位置決め用貫通孔5の被覆保持部54の内径(W)は、270μm以上で300μm以下が好ましい。また光ファイバ3の被覆部32の外径が400μmの場合、前記光ファイバ位置決め用貫通孔5の被覆保持部54の内径(W)は、440μm以上で480μm以下が好ましい。
また、前記光ファイバ位置決め用貫通孔5のうち、光ファイバ3の被覆部32の外径よりも大きな内径の部分の長さ(L)が、以下の条件をみたすように、光ファイバ位置決め用貫通孔5は形成されている。
(a)光ファイバの被覆部の外径が250μmの場合、
(1)Wが270μmのとき、Lは0.5mm以上であり、
(2)Wが270μmよりも大きく、280μm以下のとき、Lは0.6mm以上であり、
(3)Wが280μmよりも大きく、290μm以下のとき、Lは0.7mm以上であり、
(4)Wが290μmよりも大きく、300μm以下のとき、Lは0.8mm以上である。
(b)光ファイバの被覆部の外径が400μmの場合、
(1)Wが440μmのとき、Lは0.7mm以上であり、
(2)Wが440μmよりも大きく、460μm以下のとき、Lは0.8mm以上であり、
(3)Wが460μmよりも大きく、480μm以下のとき、Lは0.9mm以上である。
これにより、図2中、符号3’で示されたように、光ファイバ3のうち、背面側開口部52から外方に位置する部分が曲げられたとき、光ファイバ3は光ファイバ位置決め貫通孔5の背面側開口部52の内面にあたり、光ファイバ位置決め貫通孔5内で光ファイバ3が大きく曲がることがない。このように光ファイバ3が曲げられたとき、光ファイバ位置決め用貫通孔5内部で、光ファイバ3の曲げ半径が小さくなりすぎないため、光ファイバ3に曲げ応力がかかりにくく、光ファイバ3が折れることを無くすることができる。
このため、光ファイバ3に対して十分な保持強度が確保される。これにより、光ファイバ位置決め貫通孔5の背面側開口部52を強化するために、樹脂等によりパッケージングする必要が無く、そのまま基板等に搭載することができる。
また、テーパ部6によって、光ファイバ3は、その被覆部32の先端部32aがテーパ部6にあたる位置から前面41側へは移動できないようになっており、位置決めされた光ファイバ3の端面31のグラつきを抑えることができる。
前述したマウント部材4の表面には、図1に示されたように電極パターン7が形成されており、この電極パターン7上に受発光素子2と制御用半導体素子8とが実装されている。前記電極パターン7を介して受発光素子2と制御用半導体素子8とが電気的に接続され、かつ制御用半導体素子8と外部の電極(図示省略)とを接続できるようになっている。
図3は、マウント部材4に実装される受発光素子2の一例を示す平面図であり、(a)は発光部21aを有する発光素子22であり、(b)は受光部21bを有する受光素子23をそれぞれ示す。受発光素子2は、発光部21a又は受光部21bと同一面に正極24a及び負極24bが設けられた板状の光素子である。発光素子22としては、半導体レーザ等が挙げられる。また受光素子23としては、フォトダイオード等が挙げられる。
図3にて一例として示した受発光素子2では、発光部21a又は受光部21bは、受発光素子2の面の中心に位置し、また正極24a及び負極24bは、それぞれ発光部21a又は受光部21bから同一の距離離れた位置に設けられている。
ここで、図3中、発光部21aと、正極24a又は負極24bとの距離のうち最小値をaとし、最大値をaとする。また受光部21bと、正極24a又は負極24bとの距離のうち最小値をbとし、最大値をbとする。
図4は、電極パターン7が形成されたマウント部材4の一例を示す斜視図である。また、図5は、図4中B矢視図であり、マウント部材4の前面41、すなわち受発光素子2が実装される端面を示す。
前記マウント部材4の前面41及び側面43に電極パターン7が設けられている。ここで、マウント部材4の側面43とは、前面41と背面42を通る軸の側方に位置するマウント部材4の面である。
マウント部材4の側面43に設けられた電極パターン7は、制御用半導体素子8が実装される位置に整合するように設けられた電源接続用アース電極71と、電源接続用電極72と、信号入出力用電極73a,73bと、コネクタ電極74a,74bとから構成されている。
前記信号入出力用電極73a,73bは、外部の電極と制御用半導体素子8とを電気的に接続して、外部と電気信号の入出力が行えるように機能するものである。
また、前記コネクタ電極74a,74bは、マウント部材4の側面43から前面41にわたって形成されており、マウント部材4に実装された受発光素子2と制御用半導体素子8とを電気的に接続するものである。
ここで、図5に示されたマウント部材4の前面41において、光ファイバ位置決め孔5とコネクタ電極74a,74bとの距離のうち最小値をcとし、最大値をcとする。
図6は、前面41に受発光素子2が実装されたマウント部材4の一例を示す平面図であり、(a)は発光素子22が実装されたマウント部材4であり、(b)は受光素子23が実装されたマウント部材4である。
前記コネクタ電極74a,74bは、c≦a,b、及びc≧a,bを満たすように形成されている。このため、受発光素子2の発光部21a又は受光部21bが光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にくるように受発光素子2を位置決めしたとき、受発光素子2の正極24a及び負極24bと、コネクタ電極74a,74bとが対向した位置にくることになる。
受発光素子2の正極24a及び負極24bにそれぞれバンプ9が設けられ、このバンプ9によって、受発光素子2の正極24a及び負極24bと、この正極24a及び負極24bと対向した位置にあるコネクタ電極74a,74bとが電気的に接続されている。
このように受発光素子2は、発光部21a又は受光部21bと同一面側に正極24aと負極24bとを有するため、前記正極24aと前記負極24bとが、それぞれコネクタ電極74a,74bに対向しかつ近接した位置にくるようにすることができる。このため正極24a又は負極24bと、コネクタ電極74a,74bとを接続する配線を短くすることができる。これにより、従来のように電極間の距離が長くワイヤボンディングを用いて接続する場合に比べて、電極間の配線の電気抵抗を小さくすることができ、電気抵抗による電気信号のSN比の低減を抑えることができる。このため、伝送容量が大きく周波数の高い電気信号を伝送しても信号劣化等の不具合が生じることがなく、信号の高速伝送が可能となる。
また、正極24aと負極24bとが、コネクタ電極74a,74bに対向しかつ近接した位置にあるため、バンプ9を用いて電気的に接続することができる。このため、従来のようにワイヤボンディングを用いる必要が無く、製造工程が簡略化でき、かつ簡便に受発光素子2を実装できる。
受発光素子2は、その発光部21a又は受光部21bが光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にありかつ中心軸5aと垂直に交わるように位置決めされている。これに対して光ファイバ3は、前記したようにその端面31の中心が光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5a上にくる位置で固定されて位置決めされている。このため受発光素子2の発光部21a又は受光部21bの垂直線上に、光ファイバ3の端面31の中心がくることになり、受発光素子2と光ファイバ3とが光学的に結合するようになっている。ここで、受発光素子2と光ファイバ3とが光学的に結合しているとは、受発光素子2と光ファイバ3とが、受発光素子2からの出射光を光ファイバ3に導波でき、また光ファイバ3からの出射光を受発光素子2に受光可能な状態を言う。
また、光ファイバ3の端面31は、光ファイバ位置決め貫通孔5の前面側開口部51近傍にあり、かつ受発光素子2の発光部21a又は受光部21bと光ファイバ3の端面31との間隔が200μm未満であり、好ましくは100μm未満である。
このように受発光素子2の発光部21a又は受光部21bと光ファイバ3の端面31とが対向し、かつ接近した状態とする。これにより、受発光素子2と光ファイバ3の端面31との光結合効率に優れた光モジュールが実現できる。
この光ファイバ3は、コアとクラッドからなる光ファイバ裸線33と、クラッドの外周上に被覆された紫外線硬化型樹脂やシリコンなどからなる被覆層とから構成されている。
ここで、光ファイバ裸線33を構成するコアは、通常、石英系ガラスにゲルマニウムなどを添加してわずかに屈折率を高くしたものであり、クラッドは、コアを包囲する外径125μmの石英系ガラスからなる。また、光ファイバ3の被覆層により被覆された部分(被覆部)32の外径は通常、250μmまたは400μmである。
また、光ファイバ3の被覆層の外周上には、通常、ナイロン樹脂等からなる外径900μmの2次被覆層が設けられているが、少なくとも光ファイバ位置決め貫通孔5に収容される部分は、2次被覆層が除去された状態である。
前記光ファイバ3としては、特に限定されず、シングルモード光ファイバ,マルチモード光ファイバ等を用いることができる。
特に光ファイバ3として、マルチモード光ファイバやGIファイバ等のコア径が50μm以上の光ファイバを用いることが好ましい。これにより、受発光素子2の発光部21a又は受光部21bの中心軸と光ファイバ3の端面31の中心とのズレが10μm〜20μmであっても実用レベルの光結合効率を有する光モジュール1が実現できる。このため、パッシブアライメント実装によって、簡便な作業でマウント部材4に受発光素子2と光ファイバ3を容易に実装できる。
また、光ファイバ3の比屈折率差Δは1%以上が好ましく、更に好ましくは2%以上である。これにより、受発光素子2と光ファイバ3の端面31との光結合効率を更に高めることができる。
また、光ファイバ3の端面31は、傾斜面とすることが好ましい。その傾斜角は4°〜15°が好ましく、更に好ましくは7°〜9°である。これにより、発光素子22を用いた光モジュール1の場合、発光素子22から出射された光の一部が光ファイバ3の端面31にて反射され、戻り光として発光素子22の発光部21aに戻ることを抑制でき、戻り光によって光の発信が不安定になることを防止できる。
マウント部材4には、前記した受発光素子2や光ファイバ3と共に制御用半導体素子8が実装されている。制御用半導体素子8は、外部から入力された電気信号に応じて発光素子22を駆動したり、又は受光素子23から出力された電気信号の信号強度等を調整し、外部へ出力するものである。
制御用半導体素子8の裏面にはアース電極82が設けられ、表面には複数の電極81が設けられている。制御用半導体素子8のアース電極82と電源接続用アース電極71とが電気的に接触した状態で、制御用半導体素子8はマウント部材4の側面43に固定されている。また電極81と電極パターン7とが電気的に接続されている。
従来の光モジュールと制御用半導体素子8とを固定用基板に実装して用いる場合に比べて、本実施形態では光モジュール1に制御用半導体素子8が実装されているため、固定用基板を用いる必要がなく、制御用半導体素子8も含めた光モジュール1の小型化が実現できる。また、制御用半導体素子8の電極81と電極パターン7との距離を大幅に短くすることができる。これにより従来に比べて、ワイヤボンディングの長さを短くでき、電気抵抗を小さくすることができる。このため、電気抵抗による電気信号のSN比の低減を抑えることができ、伝送容量が大きく周波数の高い電気信号を伝送しても信号劣化等の不具合が生じることがない。
このように制御用半導体素子8をマウント部材4に実装することは、光ファイバ3にかかる曲げ応力を抑えた高い強度を有する構造を実現したことにより可能となっている。
例えば、受発光素子2としてフォトダイオード等の受光素子23を用いた受光用光モジュールの場合、制御用半導体素子8としてプリアンプ等の増幅器が用いられる。
この場合、受光素子23にて受信された光信号は、受光素子23にて電気信号に変換された後、制御用半導体素子8に伝達される。制御用半導体素子8では、電気信号は増幅されて信号強度が調整された後、高強度の電気信号として外部の電極に出力することができる。
また、受発光素子2として半導体レーザ等の発光素子22を用いた発光用光モジュールの場合、制御用半導体素子8として半導体レーザ駆動用集積回路(IC:integrated circuit,以下ICとも言う。)等が用いられる。
この場合、まず外部から入力された電気信号は、制御用半導体素子8にて変調され、電圧変換等の処理が行われた後、レーザ駆動用信号として発光素子22に出力される。そして発光素子22では、電気信号に応じたレーザ駆動用信号によって発光素子22から光ファイバ3へ光信号が発信される。以上により電気信号を光信号に変換し、この光信号を光ファイバ3へ発信することができる。
前記したようにマウント部材4に受発光素子2,光ファイバ3,制御用半導体素子8が実装された光モジュール1の表面には、保護用の樹脂(図示省略)が被覆されている。この樹脂は、光モジュール1で使用される光信号の波長帯域の光を透過できる材質から構成されたのものである。前記樹脂と、光ファイバ3とマウント部材4とを固定するための接着剤とを共用しても構わない。
特に、前記樹脂及び前記接着剤の屈折率(nR)は、発光部21a又は受光部21bの実効屈折率(neff,L)と光ファイバ3のコアの実効屈折折率(neff,F)との間の値であることが好ましく、更に好ましくは(neff,L・neff,F1/2−0.25〜(neff,L・neff,F1/2+0.25である。これにより、光ファイバ3の端面31等の光の伝搬経路となる部分に、前記接着剤や前記樹脂が付着してもこの接着剤や樹脂によって信号光が吸収されることがほとんど無く、光モジュール1の光学特性が損なわれることを最小限に抑えることができる。
次に、アレイ型光モジュールについて説明する。なお、以下の説明において参照する図面中、本実施形態の光モジュール1の構成と同一構成については同一の符号を付すこととし、また詳細の説明を省略する。
本実施形態のアレイ型光モジュール101は、複数の光ファイバ位置決め用貫通孔5が設けられたマウント部材104に、複数の発光部21a又は受光部21bを有する受発光素子基板102と複数の光ファイバ3が実装されたものである。
図7は、受発光素子基板102が実装されたマウント部材104の一例を示す断面概略図である。光ファイバ位置決め用貫通孔5は、マウント部材104の前面141(受発光素子が実装される端面)からこの前面141と対向した位置にある背面142(光ファイバが挿入される端面)にわたって貫通して形成されたものであり、この光ファイバ位置決め用貫通孔5が複数並列に並ぶようにマウント部材104に形成されている。
図8は、電極パターンが形成されたマウント部材104の前面141の一例を示す平面図である。各光ファイバ位置決め用貫通孔5の前面側開口部51近傍には、電極パターン7のコネクタ電極74a,74bがそれぞれ形成されている。
図9は、複数の受光部21bを有する受光素子基板123の一例を示す平面図である。このように受発光素子基板102には、同一面側に発光部21a又は受光部21bと、正極24a及び負極24bが設けられている。
受発光素子基板102の発光部21a又は受光部21bが各光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にありかつ中心軸5aと垂直に交わるように受発光素子基板102を位置決めしたとき、受発光素子基板102の正極24a及び負極24bと、コネクタ電極74a,74bとがそれぞれ対向した位置にくるように、前記正極24a及び負極24bと、コネクタ電極74a,74bが形成されている。
受発光素子基板102の正極24a及び負極24bにはそれぞれバンプ9が設けられ、このバンプ9によって、受発光素子基板102の正極24a及び負極24bと、この正極24a及び負極24bと対向した位置にあるコネクタ電極74a,74bとが電気的に接続されている。
前記受発光素子基板102は、その発光部21a又は受光部21bが各光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にありかつ中心軸5aと垂直に交わるように位置決めされて、マウント部材104に実装されている。光ファイバ3は、その端面31の中心が各光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5a上にくる位置で固定されて位置決めされている。このため受発光素子基板102の各発光部21a又は受光部21bの垂直線上に、それぞれの光ファイバ3の端面31の中心がくることになる。これにより、発光部21a又は受光部21bと光ファイバ3の端面31との光結合効率に優れたアレイ型光モジュール101が実現できる。
本実施形態のアレイ型光モジュール101では、複数の光ファイバ位置決め用貫通孔5が形成されたマウント部材104と、複数の発光部21a又は受光部21bを有する受発光素子基板102を用いており、複数の光ファイバ位置決め用貫通孔5と、複数の発光部21a又は受光部21bとを集約することができる。このため、複数の光モジュールが集積化され、かつ小型のアレイ型光モジュール101が実現できる。
また、複数の発光部21a又は受光部21bと同一面側に正極24aと負極24bとを有する受発光素子基板102を用いることによって、受発光素子基板102の正極24aと負極24bとが、それぞれコネクタ電極74a,74bに対向しかつ近接した位置にくるようにすることができる。このためバンプ9を用いて正極24a又は負極24bと、コネクタ電極74a,74bとを電気的に接続することができる。これにより、従来のように各電極にそれぞれワイヤボンディングを形成する必要が無く、製造工程が大幅に簡略化でき、複数の発光部21a又は受光部21bが集積化されたアレイ型光モジュール101が簡便に製造できる。
次に、本実施形態の光伝送モジュールについて説明する。
光伝送モジュールは、発光素子を有する光信号発信型光モジュールと、受光素子を有する光信号受信型光モジュールと、この光信号発信型光モジュールと光信号受信型光モジュールとに接続された伝送用光ファイバから構成されている。
前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールとは、前述した本実施形態の光モジュール1又はアレイ型光モジュール101である。
このため、受発光素子2,102正極24a又は負極24bとマウント部材4,104の電極パターン7とを接続する配線を短くすることができる。これにより電極間の配線の電気抵抗を小さくすることができ、電気抵抗による電気信号のSN比の低減を抑えることができる。このため、伝送容量が大きく周波数の高い電気信号を伝送しても信号劣化等の不具合が生じることがなく、信号の高速伝送が可能となる。
また、マウント部材4,104に制御用半導体素子8が実装されているため、小型で省スペース化が実現できる。
前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールとして、図3,図5,図6に示されたように、マウント部材4の前面41のコネクタ電極74a,74bがc≦a,b、及びc≧a,bを満たすように電極パターン7が形成されたマウント部材4を用いた光モジュール1又はアレイ型光モジュール101を用いることが好ましい。前記したマウント部材4は、図6に示されたように発光素子22又は受光素子23のいずれであっても実装することができるため、同一のマウント部材4を用いて、光信号発信型光モジュールと光信号受信型光モジュールを形成することができる。
このようにして同一のマウント部材4から構成された光信号発信型光モジュール及び光信号受信型光モジュールを用いることによって、部品点数を低減でき、製造コストを低減でき、安価な光伝送モジュールが実現できる。
なお、本発明の技術範囲は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、光モジュール1及びアレイ型光モジュール101において、制御用半導体素子8の電極81とマウント部材4の電極パターン7とが、バンプ9により接続されても構わない。
図10は、制御用半導体素子8が電極パターン7にバンプ9を用いてフェイスダウン実装された光モジュール10の一例を示す概略斜視図である。
制御用半導体素子8の電極81が設けられた面と電極パターン7とが対向した状態で制御用半導体素子8がマウント部材4に固定され、バンプ9によって制御用半導体素子8の電極81と電極パターン7とが電気的に接続されている。また、制御用半導体素子8のアース電極82と、電極パターン7の電源接続用アース電極71とがワイヤボンディングによって接続されている。
制御用半導体素子8の電極81と電極パターン7とは対向した状態でバンプ9により接続、固定されており、電極81と電極パターン7とを接続する配線となるバンプ9は小さいものであり、この電極間の配線の電気抵抗を小さくすることができる。このため、電気抵抗による電気信号のSN比の低減を抑えることができる。これにより、伝送容量が大きく周波数の高い電気信号を伝送しても信号劣化等の不具合が生じることがない。
なお、制御用半導体素子8の放熱性を高める必要がある場合、制御用半導体素子8の外方に位置する面、すなわちアース電極82が設けられた面にヒートシンクを積載したり、放熱性樹脂で被覆しても構わない。
次に、本実施形態の具体例について説明する。
[具体例1]
まず、光ファイバ位置決め用貫通孔5が設けられたマウント部材4を用意する。図11は、マウント部材4の一例を示す断面概略図である。
前記マウント部材4は、金型を用いた押出し成形,射出成形,モールド成形等の公知技術により成形される。また、光ファイバ位置決め用貫通孔5やテーパ部6等は、前記した方法により成形体を形成後、切削用ドリル等を用いた機械加工やレーザ加工によって形成しても構わない。
特に、光ファイバ位置決め用貫通孔5は、光ファイバ3を挿入して固定することによって光ファイバ3の端面31が受発光素子2と対向した位置にくるように、光ファイバ位置決め用貫通孔5の形状、大きさ、形成位置等を定めておく。これにより、機械的な位置決めのみで受発光素子2及び光ファイバ3を実装するパッシブアライメント実装が行えるようにする。
また、マウント部材4の角部や光ファイバ位置決め用貫通孔5の開口部51,52等をC面取り又はR面取りする。これにより角部の欠けを無くすることができる。
次に、図4に示されたようにマウント部材4の表面に電極パターン7を形成した後、受発光素子2と制御用半導体素子8を実装する。
例えば、マウント部材4の表面に下地層としてNi層又はCr層を2μm〜3μm形成した後、Au層を0.05μm〜2μm形成して電極パターン7とする。前記下地層やAu層は、スパッタ法,蒸着法,電解法,無電界メッキ法等の常法により形成される。
図12は、マウント部材4に受発光素子2が実装された状態の一例を示す断面図である。受発光素子2として、正極24a及び負極24bが発光部21a又は受光部21bと同一面に形成されたものを用いる。受発光素子2の正極24a及び負極24bに金/錫等の半田,金等のバンプ9を形成する。
そして、受発光素子2の発光部21a又は受光部21bが、光ファイバ位置決め用貫通孔5に向き、かつ光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にありかつ中心軸5aと垂直に交わるように、受発光素子2を位置決めする。このように受発光素子2を位置決めした状態でバンプ9を電極パターン7のコネクタ電極74a,74bにそれぞれ接触させて、熱圧着又は溶融して、受発光素子2の正極24a及び負極24bとコネクタ電極74a,74bとを電気的に接続する。以上によりマウント部材4上の電極パターン7に受発光素子2が実装される。
バンプ9として金/錫等の半田を用いた場合、半田の表面張力によるセルフアライメント作用によって受発光素子2の位置決めの位置のずれを補正できるため、例えば画像認識装置等を用いた簡便な位置決め作業が適用でき、受発光素子2の位置決めに係る作業を簡略化できる。
そして、制御用半導体素子8をマウント部材4の側面43に実装する。制御用半導体素子8の裏面に設けられたアース電極82と、電極パターン7の電源接続用アース電極71とを半田又は導電性接着剤等により固定する。そして制御用半導体素子8の各電極81と電極パターン7とをワイヤボンディングにより電気的に接続する。
次に、以下に示されたようにして、制御用半導体素子8と受発光素子2が実装された状態のマウント部材4に光ファイバ3を実装する。
まず、光ファイバ3の端面31側の被覆層を除去し、光ファイバ裸線33を露出させる。そして、光ファイバ位置決め用貫通孔5の背面側開口部52から光ファイバ3を挿入する。次に、光ファイバ3の端面31がマウント部材4の前面41近傍にくるように、光ファイバ3を光ファイバ位置決め用貫通孔5に挿入する。
そして、光ファイバ3の端面31の位置を維持したまま、光ファイバ位置決め用貫通孔5へ接着剤を注入し、光ファイバ3と光ファイバ位置決め用貫通孔5との間の隙間を接着剤で満たし、光ファイバ3とマウント部材4とを固定する。
光ファイバ位置決め用貫通孔5の前面側開口部51の孔径は、光ファイバ裸線33の直径と同程度の大きさであり、光ファイバ位置決め用貫通孔5に挿入した光ファイバ3の端面31の中心が光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5a上にくるようになっている。
前記したように受発光素子2の発光部21a又は受光部21bは、光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にありかつ中心軸5aと垂直に交わるように位置決めされており、光ファイバ3を光ファイバ位置決め用貫通孔5に挿入して固定することによって、受発光素子2の発光部21a又は受光部21bの垂直線上に、光ファイバ3の端面31の中心がくることになる。
具体例1では、光ファイバ位置決め用貫通孔5が設けられたマウント部材4を用い、前記光ファイバ位置決め用貫通孔5に光ファイバ3を挿入して固定することによって、光ファイバが位置決めできるため、機械的な位置決めのみで受発光素子2及び光ファイバ3を実装するパッシブアライメント実装方法が適用できる。
前記受発光素子2として、発光部21a又は受光部21bと同一面に正極24a及び負極24bが設けられたものを用いることによって、正極24aと負極24bとが、コネクタ電極74a,74bに対向しかつ近接した位置にくるように受発光素子2を位置決めすることができる。このため正極24a又は負極24bと、コネクタ電極74a,74bとの距離を短くすることができ、受発光素子2の正極24a及び負極24bをマウント部材4の電極パターン7にバンプ9を用いて接続することができる。これにより、従来のようにワイヤボンディングを用いる必要が無く、製造工程が簡略化でき、かつ簡便に受発光素子2を実装できる。
また、光ファイバ位置決め用貫通孔5にテーパ部6が設けられているため、光ファイバ位置決め用貫通孔5の背面側開口部52の孔径は光ファイバ裸線33の直径よりも大きなものとなる。このため、光ファイバ3を容易に光ファイバ位置決め用貫通孔5へ挿入することができる。
また、光モジュール1を製造する際、光ファイバ3の被覆部32がテーパ部6にあたった状態のとき、光ファイバ3の端面31の位置がマウント部材4の前面41近傍にくるように、予め光ファイバ裸線33の長さを調整しておくことが好ましい。これにより、光ファイバ位置決め用貫通孔5の背面側開口部52から光ファイバ3を挿入し、光ファイバ3の被覆部32がテーパ部6にあたった位置で固定することによって、光ファイバ3の端面31の位置を確認せず簡便な作業で、光ファイバ3の端面31をマウント部4の前面41近傍にもってくることができる。
[具体例2]
具体例2が具体例1と異なる点は、受発光素子とマウント部材にそれぞれ位置決め用印200が設けられており、この位置決め用印200が互いに同一直線上に位置するように受発光素子とマウント部材を位置決めし、この状態で前記受発光素子を前記マウント部材に実装する点である。
位置決め用印200が互いに同一直線上に位置するように受発光素子とマウント部材を位置決めしたとき、受発光素子の発光部21a又は受光部21bが光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にくるように、受発光素子とマウント部材にそれぞれ位置決め用印200が形成されている。
図13は、位置決め用印200が設けられた発光素子222の一例を示す平面図である。また、図14は、位置決め用印200が設けられたマウント部材の前面241にコネクタ電極74a,74bが形成された状態の一例を示す斜視図である。
図13および図14に一例として示した発光素子222及びマウント部材では、位置決め用印200として、発光素子222及びマウント部材のそれぞれの面上に矩形状の位置決め用印200が2つ並列に並べられている。位置決め用印200は、矩形状に限定されず、画像認識装置で識別できる形状が適宜適用される。
図15は、受発光素子222がマウント部材の前面241に実装された状態の一例を示す平面図である。発光素子222とマウント部材の位置決め用印200が互いに同一直線上に位置するように発光素子222とマウント部材が位置決めされ、この状態で前記発光素子222は前記マウント部材の前面241に実装されている。
位置決め用印200が互いに同一直線上に位置するとき、発光素子222の発光部21aが光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にくるように、発光素子222とマウント部材の前面241にそれぞれ位置決め用印200が予め形成されているため、実装された発光素子222の発光部21aは、光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上に位置することになる。
具体例2では、発光素子222とマウント部材の位置決め用印200が互いに同一直線上に位置するように発光素子222とマウント部材を位置決めすることによって、発光素子222の発光部21aが、光ファイバ位置決め用貫通孔5の中心軸5aの延長線上にくるようにすることができ、発光素子222とマウント部材の位置決めに係る作業が簡便であり、容易に光モジュールを製造できる。
本発明は、受発光素子と光ファイバが光結合されてマウント部材に実装された光モジュールや、この光モジュールが搭載された各種光通信機器などに利用できる。
本実施形態の光モジュールの一例を示す斜視図である。 図1中AA線断面図である。 マウント部材に実装される受発光素子の一例を示す平面図であり、(a)は発光素子であり、(b)は受光素子を示す。 電極パターンが形成されたマウント部材の一例を示す斜視図である。 図4中B矢視図である。 受発光素子が実装されたマウント部材の一例を示す平面図であり、(a)は発光素子が実装されたマウント部材であり、(b)は受光素子が実装されたマウント部材である。 受発光素子基板が実装されたマウント部材の一例を示す断面概略図である。 電極パターンが形成されたマウント部材の前面の一例を示す平面図である。 受光素子基板の一例を示す平面図である。 制御用半導体素子がマウント部材にフェイスダウン実装された光モジュールの一例を示す概略斜視図である。 マウント部材の一例を示す断面概略図である。 受発光素子が実装されたマウント部材の一例を示す断面図である。 位置決め用印が設けられた発光素子の一例を示す平面図である。 位置決め用印が設けられたマウント部材に電極パターンが形成された状態の一例を示す斜視図である。 位置決め用印が設けられたマウント部材に受発光素子が実装された状態の一例を示す平面図である。 従来の光モジュールの一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1,10‥‥光モジュール、2‥‥受発光素子、22‥‥発光素子、23‥‥受光素子、3‥‥光ファイバ、4,104‥‥マウント部材、5‥‥光ファイバ位置決め用貫通孔、6‥‥テーパ部、7‥‥電極パターン、8‥‥制御用半導体素子、9‥‥バンプ、21a‥‥発光部、21b‥‥受光部、24a‥‥正極、24b‥‥負極、31‥‥光ファイバの端面、32‥‥光ファイバの被覆部、51‥‥前面側開口部、52‥‥背面側開口部、101‥‥アレイ型光モジュール、102‥‥受発光素子基板。

Claims (12)

  1. 光ファイバ位置決め用貫通孔と、受発光素子が実装される実装面と、該実装面に実装される受発光素子を電気的に接続するための電極とが設けられた光モジュール用マウント部材において、
    前記光ファイバ位置決め用貫通孔の一方の開口が実装面に臨んでおり、光ファイバ位置決め用貫通孔のうち、前記一方の開口近傍には、光ファイバ位置決め用貫通孔に収容される光ファイバの裸線部を一定の位置に保持する裸線保持部が設けられ、前記光ファイバ位置決め用貫通孔の他方の開口近傍には、前記光ファイバの被覆部を保持する被覆保持部が設けられており、
    前記被覆保持部の内径(W)は、光ファイバの被覆部の外径の1.2倍以下の大きさであり、
    かつ前記光ファイバ位置決め用貫通孔のうち、光ファイバの被覆部の外径よりも大きな内径を有する部分の長さ(L)は、以下の条件
    (a)光ファイバの被覆部の外径が250μmの場合、
    (1)Wが270μmのとき、Lは0.5mm以上であり、
    (2)Wが270μmよりも大きく、280μm以下のとき、Lは0.6mm以上であり、
    (3)Wが280μmよりも大きく、290μm以下のとき、Lは0.7mm以上であり、
    (4)Wが290μmよりも大きく、300μm以下のとき、Lは0.8mm以上であり、
    (b)光ファイバの被覆部の外径が400μmの場合、
    (1)Wが440μmのとき、Lは0.7mm以上であり、
    (2)Wが440μmよりも大きく、460μm以下のとき、Lは0.8mm以上であり、
    (3)Wが460μmよりも大きく、480μm以下のとき、Lは0.9mm以上であること
    を満たすことを特徴とする光モジュール用マウント部材。
  2. 透明材料から構成されたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール用マウント部材。
  3. 光ファイバ位置決め用貫通孔が設けられた光モジュール用マウント部材に、光ファイバと受発光素子とが光学的に結合された状態で実装された光モジュールにおいて、
    請求項1又は2に記載の光モジュール用マウント部材が用いられ、
    前記受発光素子が、発光部又は受光部と同一面側に正極と負極とを有することを特徴とする光モジュール。
  4. 前記光モジュール用マウント部材に制御用半導体素子が実装されたことを特徴とする請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記光ファイバが、マルチモード光ファイバ又はGIファイバであることを特徴とする請求項3又は4に記載の光モジュール。
  6. 前記光ファイバの比屈折率差が1%以上であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の光モジュール。
  7. 前記光ファイバの端面が傾斜面であり、該傾斜面の傾斜角が4°〜15°であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の光モジュール。
  8. 前記光ファイバと前記光モジュール用マウント部材とが接着剤により固定され、かつ光モジュールが樹脂により被覆され、
    前記接着剤と樹脂の屈折率が、前記受発光素子の発光部又は受光部の実効屈折率と、光ファイバのコアの実効屈折率との間の値であることを特徴とする請求項3乃至7に記載の光モジュール。
  9. 複数の光ファイバ位置決め用貫通孔が設けられた光モジュール用マウント部材に、複数の発光部又は受光部を有する受発光素子基板と複数の光ファイバが実装されたアレイ型光モジュールであって、
    請求項1又は2に記載の光モジュール用マウント部材が用いられ、
    前記受発光素子基板が、同一面側に発光部又は受光部と、正極と負極とを有することを特徴とするアレイ型光モジュール。
  10. 前記光モジュール用マウント部材に制御用半導体素子が実装されたことを特徴とする請求項9に記載のアレイ型光モジュール。
  11. 発光素子を有する光信号発信型光モジュールと、受光素子を有する光信号受信型光モジュールを有し、前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールが伝送用光ファイバによって繋がれた光伝送モジュールにおいて、
    前記光信号発信型光モジュール及び前記光信号受信型光モジュールが、前記請求項3乃至8のいずれかに記載の光モジュール又は請求項9又は10に記載のアレイ型光モジュールであることを特徴とする光伝送モジュール。
  12. 前記光信号発信型光モジュールと前記光信号受信型光モジュールとが、同一の光モジュール用マウント部材から構成されたことを特徴とする請求項11に記載の光伝送モジュール。
JP2004119475A 2003-04-14 2004-04-14 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール Pending JP2004334189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119475A JP2004334189A (ja) 2003-04-14 2004-04-14 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003108885 2003-04-14
JP2004119475A JP2004334189A (ja) 2003-04-14 2004-04-14 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004334189A true JP2004334189A (ja) 2004-11-25

Family

ID=33513121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004119475A Pending JP2004334189A (ja) 2003-04-14 2004-04-14 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004334189A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165165A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd レセプタクル及びレセプタクルの製造方法
JP2005195699A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Toshiba Corp 光伝送路保持部材
JP2006156747A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板
JP2006267501A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd サブマウントの製造方法、サブマウント、及び光送受信モジュール
JP2007017808A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 光素子付き光伝送媒体およびその製造方法
JP2007086210A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 光電複合基板の製造方法
JP2007094153A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toshiba Corp 光伝送路保持部材及び光モジュール
JP2009545149A (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数の発光素子を備えた発光装置および照明装置
JP2010054703A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Nippon Electric Glass Co Ltd 光ファイバ固定用毛細管
US7989148B2 (en) 2007-10-19 2011-08-02 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Method for forming photoelectric composite board
JP2011150375A (ja) * 2011-05-09 2011-08-04 Toshiba Corp 光伝送路保持部材及び光モジュール
JP2011221281A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 光電気変換モジュール用部品及び光電気変換モジュール
KR101096863B1 (ko) 2005-12-19 2011-12-22 가부시끼가이샤 도시바 광 접속 부품의 제조 방법 및 광 접속 부품
JP2012252261A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Murata Mfg Co Ltd 光モジュール及びプラグ
WO2016185537A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 オリンパス株式会社 内視鏡、および光伝送モジュール

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000111761A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 多心光コネクタ及びその組立方法
JP2000162476A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Hitachi Ltd 光通信用モジュール
JP2000214353A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Nec Corp 低反射特性を有する受光装置
JP2001059924A (ja) * 1999-06-16 2001-03-06 Seiko Epson Corp 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置
JP2001183547A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 光ファイバ保持具
JP2001281504A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Seiko Epson Corp 光素子部材およびこれを用いた光モジュール
JP2001305394A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Yasuhiro Koike 光ファイバ用の受光装置および発光装置
WO2002042820A1 (en) * 2000-11-23 2002-05-30 Iljin Corporation Optical integrated circuit device having protrusion, fabrication method of the same and module of optical communication transmission and receiving apparatus using the same.

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000111761A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 多心光コネクタ及びその組立方法
JP2000162476A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Hitachi Ltd 光通信用モジュール
JP2000214353A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Nec Corp 低反射特性を有する受光装置
JP2001059924A (ja) * 1999-06-16 2001-03-06 Seiko Epson Corp 光モジュール及びその製造方法並びに光伝達装置
JP2001183547A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nippon Electric Glass Co Ltd 光ファイバ保持具
JP2001281504A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Seiko Epson Corp 光素子部材およびこれを用いた光モジュール
JP2001305394A (ja) * 2000-04-20 2001-10-31 Yasuhiro Koike 光ファイバ用の受光装置および発光装置
WO2002042820A1 (en) * 2000-11-23 2002-05-30 Iljin Corporation Optical integrated circuit device having protrusion, fabrication method of the same and module of optical communication transmission and receiving apparatus using the same.

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165165A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Suzuka Fuji Xerox Co Ltd レセプタクル及びレセプタクルの製造方法
JP2005195699A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Toshiba Corp 光伝送路保持部材
JP2006156747A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ngk Spark Plug Co Ltd 配線基板
JP2006267501A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd サブマウントの製造方法、サブマウント、及び光送受信モジュール
JP2007017808A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 光素子付き光伝送媒体およびその製造方法
JP4742771B2 (ja) * 2005-09-20 2011-08-10 パナソニック電工株式会社 光電複合基板の製造方法
JP2007086210A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 光電複合基板の製造方法
JP2007094153A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toshiba Corp 光伝送路保持部材及び光モジュール
KR101096863B1 (ko) 2005-12-19 2011-12-22 가부시끼가이샤 도시바 광 접속 부품의 제조 방법 및 광 접속 부품
JP2009545149A (ja) * 2006-07-21 2009-12-17 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数の発光素子を備えた発光装置および照明装置
US7989148B2 (en) 2007-10-19 2011-08-02 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Method for forming photoelectric composite board
JP2010054703A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Nippon Electric Glass Co Ltd 光ファイバ固定用毛細管
TWI448756B (zh) * 2008-08-27 2014-08-11 Nippon Electric Glass Co 光纖固定用毛細管
JP2011221281A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 光電気変換モジュール用部品及び光電気変換モジュール
JP2011150375A (ja) * 2011-05-09 2011-08-04 Toshiba Corp 光伝送路保持部材及び光モジュール
JP2012252261A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Murata Mfg Co Ltd 光モジュール及びプラグ
WO2016185537A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 オリンパス株式会社 内視鏡、および光伝送モジュール
JPWO2016185537A1 (ja) * 2015-05-18 2018-03-01 オリンパス株式会社 内視鏡、および光伝送モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8641299B2 (en) Optical connector
US6792171B2 (en) Receiver optical sub-assembly
JP4704126B2 (ja) 光モジュール
US20170126318A1 (en) Photoelectric Conversion Assembly
JP2004334189A (ja) 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール
EP1482339A1 (en) Optical module, method of manufacturing the same, optical communication device and electronic device using the same
WO2002089274A1 (fr) Dispositif de communication optique
WO2009090988A1 (ja) 光モジュール
US20170315310A1 (en) Optical transmission module and endoscope
JP5246136B2 (ja) 光送受信器
US8885990B2 (en) Optical communication module
US7519243B2 (en) Substrate, substrate adapted for interconnecting optical elements and optical module
US11327258B2 (en) Optical module
JP2007003622A (ja) 光送信モジュール、光受信モジュール及び光送受信システム
US20020102072A1 (en) Optical fiber guide module and a method for making the same
US20190011650A1 (en) Optical coupling member and optical module
JP4115872B2 (ja) 光モジュール用マウント部材、光モジュール、光モジュールの製造方法
US10838194B2 (en) Optical transmission module and endoscope
US20200041734A1 (en) Optical module
JP6832023B2 (ja) 光ファイバのための光学モジュールおよびこれを製造する方法
JP2005284167A (ja) 光通信モジュール
JP4720713B2 (ja) 光モジュール
JP2004336025A (ja) 光モジュール、光モジュール実装基板、光伝送モジュール、双方向光伝送モジュール、光モジュールの製造方法
JP2005222003A (ja) マウント、光部品、光送受信モジュール及び双方向光通信モジュール
JP2004309925A (ja) 光モジュール及びその製造方法、光通信装置、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090203