JP2006155561A - メダル洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メダルに必要最小限の洗浄液を塗布し、その洗浄液を確実に拭き取ることができるようにしたメダル洗浄装置を提供する。
【解決手段】 本メダル洗浄装置は、メダルを洗浄液によって洗浄する洗浄部10と、メダルに付着している洗浄液を除去する液除去部20とを備えている。前記洗浄部10は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルト11a,11bと、該無端布ベルト11a,11bに洗浄液を噴射するノズル15とを備えている。また、前記無端布ベルト11a,11bの湿潤状態がセンサ16によって検出され、該センサ16によって検出された前記無端布ベルト11a,11bの湿潤状態が洗浄に不十分であるときに、前記ノズル15から洗浄液が噴射される。さらに、前記一対の無端布ベルト11a,11bは、搬送速度が異なるようにされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スロットマシンなどの遊技機やゲームセンターなどで使用されるメダルを洗浄液によって洗浄し、さらに、メダルに付着している洗浄液を除去するようにしたメダル洗浄装置に関する。
スロットマシンなどの遊技機やゲームセンターなどで使用されているメダルは、表裏面に手垢、タバコのヤニあるいは機械の潤滑油その他の汚れが付着するため、メダル洗浄装置によって定期的に洗浄されている。メダル洗浄装置の一例として、特許文献1に開示されたコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置は、接触させた状態に対向する一対の研磨布や、この研磨布に洗浄液を塗布する洗浄液塗布部などを備えている。
前記一対の研磨布は、収納箱から繰り出され、コイン・メダル・硬貨(以下、「メダル」という。)の送り方向と逆方向に移動して巻取り箱内に巻き取られる。前記の洗浄液塗布部は、収納箱内に洗浄液を充填することによって構成され、あるいは、収納箱から繰り出された各研磨布に洗浄液を塗布する塗布具もしくはノズルによって構成される。
そして、メダルは、洗浄液が塗布された一対の研磨布間を、1列に整列して研磨布の送り方向と逆方向に送られる。これにより、メダルの汚れは、研磨布に含浸した洗浄液によって分解させられ、研磨布によって拭き取られる。
特許第3403236号公報
特許文献1に開示された装置は、メダルの汚れが洗浄液を塗布した研磨布によって拭き取られるため、メダルには洗浄液が付着した状態となっており、メダルが濡れて排出されることがある。また、前記特許文献1に開示された装置以外のメダル洗浄装置には、メダルに洗浄液を直接、塗布し、あるいは吹付けるようにし、その後、スポンジローラなどの拭取り手段によって洗浄液を拭き取るようにしたものも提供されている。しかし、このような装置にあっては、メダルに付着した洗浄液が多すぎ、洗浄液を十分に拭き取ることができない。すると、洗浄液が無駄に使用されるだけでなく、メダルの使用者が洗浄液に触れることにより、不快に思うこともある。
そこで、本発明は、メダルに必要最小限の洗浄液を塗布し、その洗浄液を確実に除去することができるようにしたメダル洗浄装置を提供することを課題とする。
本発明に係るメダル洗浄装置は、メダルを洗浄液によって洗浄する洗浄部と、メダルに付着している洗浄液を除去する液除去部とを備えているメダル洗浄装置であって、前記洗浄部は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルトと、該無端布ベルトに洗浄液を含浸させる洗浄液塗布手段とを備えていることを特徴としている。
このメダル洗浄装置によれば、洗浄液塗布手段によって洗浄液が無端布ベルトに含浸し、この洗浄液によってメダルが洗浄される。洗浄液がメダルに直接、塗布されるのではなく、無端布ベルトに含浸して塗布されるため、メダルには洗浄に必要最小限の洗浄液が付着する。したがって、この洗浄液は、メダルに付着した汚れを落とした後に、液除去部で確実に除去される。
また、前記メダル洗浄装置において、前記洗浄液塗布手段は、前記無端布ベルトに洗浄液を噴射するノズルであることが好ましい。
このメダル洗浄装置によれば、洗浄液塗布手段がノズルによって構成されることにより、洗浄液がノズルから霧状に噴射されて無端布ベルトに含浸するため、無端布ベルトに含浸させる洗浄液を容易に必要最小限とすることができる。
また、前記メダル洗浄装置において、前記無端布ベルトは、光触媒が固定され、該光触媒を光化学反応させる光源が前記無端布ベルトに近接して配備されていてもよい。
このメダル洗浄装置によれば、前記無端布ベルトに光触媒が固定され、または、光触媒が固定された繊維によって無端布ベルトが作られる。そして、無端布ベルトに近接して配備された光源から照射される光が無端布ベルトに当てられることにより、光触媒が光化学反応を起こし、強い酸化作用が発生し、活性酸素が生成され、この活性酸素によって無端布ベルトに付着した汚れなどが分解され、この結果、無端布ベルトは清浄な状態を持続する。
また、前記メダル洗浄装置において、前記無端布ベルトの湿潤状態を検出するためのセンサが備えられ、該センサによって、前記無端布ベルトが洗浄に適さない湿潤状態まで乾燥していることが検出されると、前記ノズルから洗浄液を噴射させることことが好ましい。
このメダル洗浄装置によれば、センサによって無端布ベルトの湿潤状態が検知されるため、無端布ベルトに含浸された洗浄液の量が多すぎて、メダルに付着している洗浄液が液除去部で完全に除去されないという不具合や、逆に、その洗浄液の量が少なすぎて、メダルを十分に洗浄することができないという不具合が生じないようにすることができる。
また、前記メダル洗浄装置において、前記一対の無端布ベルトは、搬送速度が異なることが好ましい。
このメダル洗浄装置によれば、一対の無端布ベルトは、搬送速度が異なることにより、両無端布ベルトに挟まれているメダルは、各無端布ベルトによって擦られるようになり、メダルに付着した汚れが無端布ベルトによって拭き取られる。
また、前記メダル洗浄装置において、前記液除去部は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルトであってもよい。
このメダル洗浄装置によれば、メダルに付着している洗浄液が無端布ベルトに挟まれて拭き取られる。また、洗浄部と液除去部とが同じ無端布ベルトによって構成されることにより、装置を構成している部品を共用し、装置のコストダウンを図ることができる。
本発明によれば、メダルを表裏から挟みながら搬送する一対の無端布ベルトに、ノズルから噴射される洗浄液を含浸させ、メダルに付着した汚れを落とすため、メダルを確実に清浄にすることができる。しかも、洗浄液は、無端布ベルトに含浸させて、メダルを洗浄するため、メダルには過度の洗浄液が付着しない。したがって、洗浄液は、液除去部において確実に除去され、洗浄されたメダルを快適に使用することができる。また、洗浄液を必要以上に使用することがなく、経費の節減を図ることができる。
本発明のメダル洗浄装置の第1の実施形態について、図1ないし図3を参照しながら説明する。このメダル洗浄装置は、メダル(図示せず)が一方向に搬送される上流側に配備された洗浄部10と、下流側に配備された液除去部20などを備えている。
洗浄部10は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルト11a,11bを備えている。この無端布ベルト11a,11bは、図3に示すように、複数枚、例えば4,5枚のメダルを並列させて搬送することができる幅を有している。また、この無端布ベルト11a,11bは、伸縮性を有しており、原動ローラ12と従動ローラ13とに掛け渡されている。無端布ベルト11a,11bは、伸縮性を有することにより、原動ローラ12と従動ローラ13とにテンションを加えた状態で掛け渡され、また、容易に交換することができる。
さらに、原動ローラ12または両方のローラ12,13の表面には、無端布ベルト11a,11bが滑りにくいようにするため、ロール目のような加工が施されている。なお、装置のレイアウトの関係から、原動ローラ12は下流側に配置され、従動ローラ13は上流側に配置されるが、逆であってもよい。
そして、メダルを上側から挟む無端布ベルト(以下、「上側無端布ベルト」ともいう。)11aと、メダルを下側から挟む無端布ベルト(以下、「下側無端布ベルト」ともいう。)11bを掛け渡す両ローラ12,13対の間隔は、部品を共用するため、同一とされるが、上側無端布ベルト11aは、下側無端布ベルト11bよりも若干、下流側へ変位し、下側無端布ベルト11bの上流端にメダル投入部14が設けられている。このメダル投入部14上に多数のメダルが連続して落下するようにする搬送手段(図示せず)の端部が配備されている。
そして、上側無端布ベルト11aの上方には、図1および図3に示すように、無端布ベルト11aに洗浄液を含浸させる洗浄液塗布手段15が配備されている。この洗浄液塗布手段15は、洗浄液を上側無端布ベルト11aに断続的に噴射するノズル15によって構成される。このノズル15は、下側無端布ベルト11bに噴射してもよいし、両無端布ベルト11a,11bに噴射するようにしてもよい。いずれにしても、このノズル15は、洗浄液を貯留している液槽(図示せず)から導出されたパイプ15aの先端部に形成された小孔15bによって構成される。
パイプ15aの途中には、バルブ(図示せず)が取り付けられている。また、小孔15bは、洗浄液を上側無端布ベルト11aの全幅に噴射することができる個数(図面では3か所)だけ形成される。この上側無端布ベルト11aに噴射されて含浸した洗浄液は、上側無端布ベルト11aが下側無端布ベルト11bに重なり合うことによって、下側無端布ベルト11bにも浸透する。
なお、洗浄液は、特に限定するものではなく、常温の水、あるいはぬるま湯、さらに任意の洗剤を含有させたものなど、必要に応じたものを使用することができる。
そして、無端布ベルト11a,11bの湿潤状態を検出するためのセンサ16が、上側無端布ベルト11aの裏面に当接するように配置される。ただし、センサ16は、下側無端布ベルト11bの裏面に当接するように配置してもよい。洗浄液は、上側無端布ベルト11aから下側無端布ベルト11bに浸透するようにされ、下側無端布ベルト11bの方が上側布ベルよりも湿潤しにくいるため、センサ16は、下側無端布ベルト11bの湿潤状態を検出するほうが好ましい。
いずれにしても、センサ16は、例えば、一対の電極によって構成され、電極間の電流値を測定することにより、無端布ベルト11a,11bの湿潤状態を検出する。すなわち、無端布ベルト11a,11bが乾燥してくると、電流値が低下するため、予め、ある一定の電流値を設定しておき、ある一定の電流値が検出されると、前記ノズル15から洗浄液が噴射されるようにされている。
したがって、センサ16は、電流値を測定し、ある一定の電流値が測定されるとバルブを開くようにする制御装置(図示せず)に接続されている。なお、センサ16は、電流値を測定するものに限らず、水分を検出する素子を使用することもできる。
一方、液除去部20も、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルト21a,21bを備えている。この無端布ベルト21,21bも、部品の共用化を図るため、前記洗浄部10の無端布ベルト11a,11bと同じ伸縮性を有するものが使用される。さらに、この無端布ベルト21,21bを進行させる原動ローラ22と従動ローラ23も前記洗浄部10の原動ローラ12と従動ローラ13と同様に備えられている。この原動ローラ22と従動ローラ23の位置関係は、装置のレイアウトの関係から、下流側と上流側とされるが、逆にしてもよい。
そして、液除去部20の下側無端布ベルト21bに掛け渡される従動ローラ23は、洗浄部10の下側無端布ベルト11bに掛け渡される原動ローラ12よりも若干下側に位置し、メダルが洗浄部10から液除去部20へ連続して移送されるようにされている。ただし、洗浄部10の下側無端布ベルト11bの下流端と液除去部20の下側無端布ベルト21bの上流端との間には、メダルが下方へ落下せず、洗浄部10から液除去部20へ滑り落ちるようにするための傾斜板31が配備されている。
さらに、液除去部20の下側無端布ベルト21bの下流端から斜め下向きにシュート板32が配備され、このシュート板32の下端部に連続してメダルの回収箱(図示せず)が着脱自在に備えられている。
そして、洗浄部10の原動ローラ12も液除去部20の原動ローラ22も1台のモータ1によって同じ速度で回転する。すなわち、両原動ローラ12,22とモータ1の各回転軸には、図2に示すように、スプロケット17,27,7が取り付けられ、このスプロケット17,27,7にチェーン3が掛け渡される。
洗浄部10においても液除去部20においても、メダルは、上側無端布ベルト11a,21aと下側無端布ベルト11b,21bとに挟まれて下流側へ搬送されるが、メダルが両無端布ベルト11,21に擦られるようにするため、例えば、上側無端布ベルト11a,21aが下側無端布ベルト11b,21bよりも速く進行するようにされている。
そのため、下側無端布ベルト11b,21bの原動ローラ12,22に大径歯車18,28が取り付けられ、上側無端布ベルト11a,21aの原動ローラ12,22に小径歯車19,29が取り付けられ、大径歯車18,28と小径歯車19,29とが噛み合うことにより、上側無端布ベルト11a,21aが下側無端布ベルト11b,21bよりも速く進行するようにされている。ただし、逆に下側無端布ベルト11b,21bが上側無端布ベルト11a,21aよりも速く進行するようにしてもよい。
このメダル洗浄装置は、以上のように構成され、次に、動作について説明する。このメダル洗浄装置は、洗浄液がノズル15から噴射され、洗浄部10の無端布ベルト11a,11bが洗浄液で湿潤状態となって使用される。上側無端布ベルト11aと下側無端布ベルト11bとは、重なり合って同じ方向に進行するため、洗浄液は、上側無端布ベルト11aにのみ噴射されても、上側無端布ベルト11aに含浸した洗浄液は、下側無端布ベルト11bにも浸透する。
そして、多数枚のメダルが搬送手段から洗浄部10の下側無端布ベルト11bのメダル投入部14上に次々と重ならない状態で投入される。このメダルは、上側無端布ベルト11aと下側無端布ベルト11bとに挟まれて洗浄される。上側無端布ベルト11aと下側無端布ベルト11bの搬送速度が異なることにより、メダルは両無端布ベルト11a,11bに擦られる状態となり、汚れが確実に落とされる。
洗浄部10の無端布ベルト11a,11bに含浸している洗浄液が、メダルを洗浄できない程度に乾燥していることがセンサ16によって検知されると、洗浄液がノズル15から上側無端布ベルト11aに噴射され、無端布ベルト11a,11bは所定量の洗浄液が含浸した状態となる。
このようにして洗浄されたメダルは、洗浄液が必要以上に付着しないで、傾斜板31から液除去部20へ搬送される。液除去部20では、上側無端布ベルト21aと下側無端布ベルト21bとが異なる速度で搬送されるため、メダルに付着している洗浄液は、液除去部20の無端布ベルト21a,21bによって拭き取られる。洗浄液は、必要以上メダルに付着していないため、メダルに洗浄液が残留することはない。このメダルは、液除去部20の下流側へ搬送され、シュート板32から回収箱内ヘ投入される。
このようにして、汚れたメダルは、次々と洗浄される。この洗浄されたメダルは、洗浄液が残留していないため、メダルの使用者は、洗浄液に触れて不快な思いをすることがない。また、無端布ベルト11a,11b,21a,21bが汚れてくると、新たな無端布ベルト11a,11b,21a,21bと交換する。無端布ベルト11a,11b,21a,21bは伸縮性を有しているため、容易に交換することができる。汚れた無端布ベルト11a,11b,21a,21bは、洗濯などして、再び使用される。
次に、本発明のメダル洗浄装置の第2の実施形態について図4を参照しながら説明する。ただし、第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して、その説明を省略する。
この第2の実施形態におけるメダル洗浄装置は、無端布ベルト11a,11bに光触媒が固定され、光触媒を光化学反応させる光源40が無端布ベルト11a,11bに近接して配備されていることを特徴としている。光触媒は、紫外線が当てられることにより、表面に強い酸化作用が発生し、活性酸素を生成するという光化学反応を起こす。このような光触媒を含んだ材料は、生成される活性酸素によって有害化合物や細菌などを分解する。
そして、光触媒は、二酸化チタンやチタンアパタイトなどが使用され、シリコーン架橋型樹脂やアクリルシリコン系バインダー樹脂などにより繊維に固定される。したがって、第2の実施形態における無端布ベルト11a,11bは、第1の実施形態で説明した無端布ベルト11a,11bに、このような方法によって光触媒を固定してもよいし、光触媒が固定された繊維を使用して無端布ベルト11a,11bを形成してもよい。
そして、洗浄部10と液除去部20との境界部の上方に、光触媒が光化学反応するための光源40が配置されている。この光源40からは、光触媒に光化学反応を起こさせる紫外線が含まれている光が照射される。なお、この光源40は、無端布ベルト11a,11bに紫外線を照明することができれば、洗浄部10と液除去部20との境界部の下方など任意の位置に配備することができ、また、1本に限らず、2本以上配備してもよい。
他の構成は、第1の実施形態と同じであるため、次に、動作について説明する。このメダル洗浄装置は、洗浄液がノズル15から洗浄部10の上側無端布ベルト11aに向けて断続的に噴射され、上側無端布ベルト11aが湿潤状態となる。この上側無端布ベルト11aは、下側無端布ベルト11bに重なり合っているため、下側無端布ベルト11bも光触媒を含有する洗浄液を含浸した状態となる。この洗浄液を含浸した無端布ベルト11a,11bは、センサ16によって湿潤状態が検知され、洗浄液を無端布ベルト11a,11bに噴射する量が調整される。
そして、光源40から紫外線を含んだ光が照射されることにより、無端布ベルト11a,11bに固定されている光触媒が光化学反応を起こし、強い酸化作用が発生することにより、活性酸素が生成される。この活性酸素は、無端布ベルト11a,11bに付着した汚れを分解する。したがって、搬送手段から洗浄部10に投入された多数枚のメダルは、無端布ベルト11a,11bに挟まれて洗浄されるが、無端布ベルト11a,11bが汚れていないため、メダルに付着した汚れも確実に落とされる。
そして、洗浄液が付着しているメダルは、液除去部20の無端布ベルト21a,21bに挟まれ、洗浄液が拭取られる。この無端布ベルト21a,21bも光源40から照射される光によって、固定された光触媒が光化学反応を起こし、生成される活性酸素によって無端布ベルト21a,21bに付着した汚れが除去される。
そして、汚れや洗浄液が付着していないメダルは、シュート板32から回収箱内ヘ投入され、使用者が不快な思いをすることなく、再利用される。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、洗浄液塗布手段15は、ノズル15に替え、毛管現象などによって洗浄液を継続して無端布ベルト11a,11bに含浸させる繊維やスポンジなどによって構成してもよい。
また、液除去部20は、上側無端布ベルト21aと下側無端布ベルト21bに替え、スポンジローラや加熱手段などを使用することもできる。さらに、本メダル洗浄装置は、センサ16を備えず、洗浄に必要な洗浄液を断続的に、あるいは、少量ずつ連続して無端布ベルト11a,11bに噴射するようにしてもよい。そして、ここで説明したメダルには、硬貨や記章なども含まれる。
本発明に係るメダル洗浄装置の第1の実施形態を示す概略正面図 本発明に係るメダル洗浄装置の第1の実施形態を示す概略背面図 本発明に係るメダル洗浄装置の第1の実施形態を示す一部断面概略側面図 本発明に係るメダル洗浄装置の第2の実施形態を示す概略正面図
符号の説明
10……洗浄部
11a…無端布ベルト
11b…無端布ベルト
15……洗浄液塗布手段(ノズル)
16……センサ
20……液除去部
21a…無端布ベルト
21b…無端布ベルト
40……光源

Claims (6)

  1. メダルを洗浄液によって洗浄する洗浄部と、メダルに付着している洗浄液を除去する液除去部とを備えているメダル洗浄装置であって、
    前記洗浄部は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルトと、該無端布ベルトに洗浄液を含浸させる洗浄液塗布手段とを備えていることを特徴とするメダル洗浄装置。
  2. 前記洗浄液塗布手段は、前記無端布ベルトに洗浄液を噴射するノズルであることを特徴とする請求項1に記載のメダル洗浄装置。
  3. 前記無端布ベルトは、光触媒が固定され、
    該光触媒を光化学反応させる光源が前記無端布ベルトに近接して配備されていることを特徴とする請求項1または2に記載のメダル洗浄装置。
  4. 前記無端布ベルトの湿潤状態を検出するためのセンサが備えられ、該センサによって、前記無端布ベルトが洗浄に適さない湿潤状態まで乾燥していることが検出されると、前記ノズルから洗浄液を噴射させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のメダル洗浄装置。
  5. 前記一対の無端布ベルトは、搬送速度が異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のメダル洗浄装置。
  6. 前記液除去部は、メダルを表裏から挟んで搬送する一対の無端布ベルトであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のメダル洗浄装置。
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