JP5071199B2 - 記録媒体搬送装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体搬送装置及びインクジェット記録装置に関する。
従来、記録媒体を無端状の搬送ベルトに吸着させて搬送し、その搬送過程で記録ヘッドから記録媒体にインクを着弾させて画像記録を行うインクジェット記録装置が知られている。
このようなインクジェット記録装置では、記録媒体を搬送して記録動作を行う際、記録媒体の搬送不良により、記録媒体ではなく搬送ベルト上にインクが吐出される場合がある。また、記録媒体の大きさよりもやや広い領域に亘ってインク吐出を行う所謂縁無し画像を記録するときにも、記録媒体周辺の搬送ベルト上にインクが吐出される。このとき、搬送ベルト上に吐出されたインクを放置すると、インクが記録媒体の裏面に付着して記録品質を低下させる他、インクが搬送ベルトの吸着力、ひいては搬送性能を低下させる問題が生じる。
そこで、従来では、図11に示すような、記録ヘッド400からベルト300上に着弾して付着したインクを除去するためのクリーニング手段200を設けている(例えば、特許文献1参照)。このクリーニング手段200は、主にブラシローラ201、固定接触式清掃手段202、及び吸液部材203から構成され、それぞれが以下のように作用することで、ベルト300上のインクを除去する。まず、ベルト300に当接するブラシローラ201が、清掃桶204内の清掃液205を掻き揚げながらベルト300の表面に付着しているインクや異物を除去する。次に、ブラシローラ201の搬送方向下流側にある固定接触式清掃手段202が、ベルト300の表面に残留するインクや清掃液205の液滴を掻き取って除去する。そして、固定接触式清掃手段202の搬送方向下流側にある吸液部材203が、ベルト300の表面に更に残留する液滴を吸収する。
特開2008−44108号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、固定接触式清掃手段が乾燥したり酷く汚れたりして、液滴を充分に除去できないことがあった。固定接触式清掃手段が乾燥するのは、例えば装置を設置するとき又は、搬送ベルトの清掃が長期間行われていない場合である。また、固定接触式清掃手段が酷く汚れるのは、インクや異物が大量に付着したベルトを清掃した後などである。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、固定接触式清掃手段の乾燥を防止する、或いは固定接触式清掃手段が乾燥したとしても、即座に湿潤させることで、当該固定接触式清掃手段が乾燥した状態で記録媒体搬送装置が動作されることを防止するとともに、汚れを除去することのできる記録媒体搬送装置、及び当該装置を備えるインクジェット記録装置の提供を課題とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体搬送装置であって、
インクの着弾により画像が記録される記録媒体を、搬送面で支持しつつ所定の搬送方向へ搬送する搬送部材と、
前記搬送面に下方から当接するよう固定されて、当該搬送面に付着した液滴を除去する固定接触式清掃手段と、
少なくとも前記固定接触式清掃手段に対し、清掃液を直接噴射可能な噴射手段と、
常態で前記固定接触式清掃手段と前記噴射手段との間で前記搬送面と当接して当該搬送面を清掃するとともに、前記搬送面から離間可能に構成されるブラシローラと、
少なくとも前記固定接触式清掃手段の下方に設けられ、滴下する前記清掃液を収容して貯留する清掃桶と、
を備え
前記噴射手段は、前記固定接触式清掃手段に対して前記搬送方向の上流側に設けられるとともに、前記清掃液を前記清掃桶の内部に直接噴射できるよう構成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記噴射手段は、前記清掃液の噴射量、噴射圧力、及び噴射方向のうち少なくとも1つを変更可能に構成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記噴射手段は、前記清掃液を噴射する噴射穴を有し、当該噴射穴の大きさ又は数を変更可能に構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記清掃桶が貯留する前記清掃液を前記噴射手段へ送液する送液手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記固定接触式清掃手段は、ブラシ、ブレード、又はスポンジであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記噴射手段は、
前記固定接触式清掃手段と前記ブラシローラとが前記搬送部材の前記搬送面と当接して当該搬送面が清掃される場合には、当該搬送面のうち前記ブラシローラの近傍に前記清掃液を噴射し、
前記ブラシローラが前記搬送面から離間した場合には、前記固定接触式清掃手段に対して前記清掃液を噴射するように構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記噴射手段は、前記搬送部材の幅方向に延在する円筒状に形成され、径方向に前記清掃液を噴射することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項に記載の記録媒体搬送装置であって、
前記清掃桶は、前記噴射手段の直下近傍まで移動可能に構成され、
前記噴射手段は、当該噴射手段の直下近傍まで移動された前記清掃桶の内部に前記清掃液を直接噴射できるように、前記搬送部材の幅方向に沿った円筒中心回りに回動して前記清掃液を下方へ噴射可能に構成されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、インクジェット記録装置であって、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、固定接触式清掃手段に清掃液を直接噴射可能な噴射手段を備えるので、固定接触式清掃手段は、清掃液で湿潤されるとともに、付着した異物が洗い流される。したがって、固定接触式清掃手段の乾燥を防止する、或いは固定接触式清掃手段が乾燥したとしても、即座に湿潤させることで、当該固定接触式清掃手段が乾燥した状態で記録媒体搬送装置が動作されることを防止するとともに、汚れを除去することができる。
また、常態で固定接触式清掃手段と噴射手段との間で搬送面と当接して当該搬送面を清掃するとともに、搬送面から離間可能なブラシローラを備えるので、必要に応じてブラシローラを搬送面から離間させて、固定接触式清掃手段と噴射手段とを結ぶ直線上から退かすことで、噴射手段から清掃液を直接噴射して固定接触式清掃手段の湿潤と洗浄とを行うことができる。したがって、常態でブラシローラによる搬送面の清掃を行いつつ、必要に応じて、固定接触式清掃手段の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
また、噴射手段は清掃液を清掃桶の内部に直接噴射できるので、清掃桶の洗浄を容易に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、噴射手段は、清掃液の噴射量、噴射圧力、及び噴射方向のうち少なくとも1つを変更可能なので、固定接触式清掃手段の乾燥具合や汚れ具合、ひいては搬送面の汚れ具合に応じて、適切な清掃液の噴射量、噴射圧力、及び噴射方向を選択できる。したがって、より効率的に、固定接触式清掃手段の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
請求項に記載の発明によれば清掃桶が貯留する清掃液を噴射手段へ送液する送液手段を備えるので、噴射手段から噴射された清掃液は滴下して清掃桶に収容され、送液手段を通じて再び噴射手段へ送液される。したがって、清掃液を循環させることができ、効率的に清掃液を使用しながら、固定接触式清掃手段の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
請求項に記載の発明によれば、清掃桶が噴射手段の直下近傍まで移動可能に構成され、噴射手段が、当該噴射手段の直下近傍まで移動された清掃桶の内部に清掃液を直接噴射できるように、搬送部材の幅方向に沿った円筒中心回りに回動して清掃液を下方へ噴射可能に構成されているので、清掃桶を移動させつつ噴射手段を回動させるだけで、清掃桶の洗浄を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置100の要部断面図である。
この図に示すように、インクジェット記録装置100は、主に記録媒体搬送装置(以下、搬送装置という)1と、記録ヘッド2とを備え、記録媒体Pを搬送装置1で搬送し、その搬送過程で記録ヘッド2から記録媒体Pにインクを着弾させて画像記録を行うようになっている。また、インクジェット記録装置100は、記録媒体Pの大きさよりもやや広い領域に亘って記録ヘッド2からインク吐出を行う所謂縁無し画像の記録が可能となっている。
搬送装置1は、駆動ローラ3と、従動ローラ4と、無端ベルト5と、クリーニング装置6とを備えている。この搬送装置1では、所定の間隔をおいて並置された駆動ローラ3と従動ローラ4とに亘って無端ベルト5が張架され、無端ベルト5を清掃するクリーニング装置6が駆動ローラ3の下方近傍に設けられている。
無端ベルト5は、その表面5aが記録媒体の搬送面とされ、駆動ローラ3の回転駆動によって図1における反時計回りに所定の速度で回転し、表面5aで支持する記録媒体PをA方向に向けて搬送するようになっている。この無端ベルト5の表面5aは粘着性を有しており、その粘着力により記録媒体Pを吸着できるようになっている。また、静電吸着により記録媒体Pを吸着するようにしてもよい。
記録媒体Pには、例えば、紙、布帛、プラスチックフィルム、ガラス板等、インクジェット記録に通常使用される記録媒体を使用することができる。記録媒体Pは所定サイズに裁断されたシート状であってもよいし、ロール状に巻回された元巻きから連続して繰り出される長尺状であってもよい。
クリーニング装置6は、図2に示すように、ブラシローラ7と、ストレートブラシ8と、噴射筒9と、貯留装置10とを備えている。
ブラシローラ7は、ストレートブラシ8と噴射筒9との間に設けられ、ブラシ軸7aの周囲にブラシ毛7bが植毛されてローラ状に形成されている。ブラシ軸7aは、印字可能幅と同じもしくはやや長尺な長さに形成され、無端ベルト5の幅方向に延在するよう、両端部においてブラシ支持体7cに軸支されている。ブラシ毛7bの先端は、常態で無端ベルト5の表面5aに下方から当接している。なお、図2では、図示の簡略化のため、ブラシ毛7bの一部については図示を省略している。
このブラシローラ7は、無端ベルト5の搬送動作時に、無端ベルト5の表面5aを摺擦して、インクや挨、ゴミ等の付着物(以下、インク等という)を除去する清掃を行う。この清掃は、ブラシローラ7近傍の無端ベルト5表面5aに対し、噴射筒9から清掃液Lが噴射されることにより、一層効果的に行われる。
なお、ブラシローラ7は、インク等の除去効果をより高めるために、図示しない駆動手段によって無端ベルト5の搬送方向に対して逆方向(図示反時計方向)へ回転可能に構成されることが好ましい。
ブラシローラ7を支持するブラシ支持体7cは、搬送方向下流側の端部において支持体回動軸7dにより回動可能に軸支されるとともに、搬送方向上流側の端部において解除レバー(図示せず)により係脱可能なように装置筐体(図示せず)と係合している。これにより、ブラシ支持体7cは、解除レバーにより装置筐体との係合が解かれると、図3に示すように、支持体回動軸7dを中心に下方へ回動する。そして、このブラシ支持体7cの回動によって、ブラシローラ7は、無端ベルト5の表面5aから離間して、ストレートブラシ8と噴射筒9とを結ぶ直線上から退くことができる。なお、このブラシ支持体7cが解除状態、つまり回動可能な状態にあることは、図示しない解除検知センサにより検知が可能となっている。また、ブラシ支持体7cの上記回動は、当該ブラシ支持体7cが下方の貯留装置10と接触しないように範囲を規制されている。
ストレートブラシ8は、図2に示すように、ブラシローラ7よりも無端ベルト5の搬送方向下流側において、無端ベルト5の表面5aに常態で下方から当接するよう後述の清掃桶11に固定されている。また、ストレートブラシ8は、印字可能幅と同じもしくはやや長尺な長さに形成され、無端ベルト5の幅方向に延在している。このストレートブラシ8は、本発明における固定接触式清掃手段であり、ブラシローラ7通過時に清掃液Lで薄められて無端ベルト5表面5aに残留するインク等の液滴を、無端ベルト5表面5aから掻き取って除去する。
また、ストレートブラシ8は、後述するように、清掃桶11の側壁11b端部に固定されており、清掃桶11を下方へ回動させることで無端ベルト5の表面5aから離間するようになっている(図9参照)。
なお、このストレートブラシ8は、ブラシ状のものに限定されず、例えばブレード状やスポンジ状のものであってもよい。
噴射筒9は、印字可能幅と同じもしくはやや長尺な長さの円筒状に形成され、ブラシローラ7よりも無端ベルト5の搬送方向上流側において、無端ベルト5の幅方向に延在するよう設けられており、主にブラシローラ7近傍の無端ベルト5表面5aに対して下方から清掃液Lを噴射する。
この噴射筒9は、図4に示すように、外筒91と内筒92とからなる二重円筒として構成されている。外筒91には、軸方向へ等間隔に並んだ1列の外筒噴射穴91aが形成されており、内筒92には、軸方向へ等間隔に並んだ同じ大きさの2列の内筒噴射穴92a,92aが、外筒噴射穴91aと対応する軸方向位置に形成されている。ここで、外筒噴射穴91aは、2つの内筒噴射穴92a,92aが同時に連通可能なように、周方向へ長い穴となっている。また、内筒92は、一端(図中、右側の端)では内孔が塞がれ、他端(図中、左側の端)では内孔が後述の送液ポンプ12と連通している。このような構成により、噴射筒9は、送液ポンプ12が圧送する清掃液Lを、内筒噴射穴92aを通じて外筒噴射穴91aから径方向に噴射するようになっている。また、噴射筒9は、特に限定はされないが、脱着可能なように装置筐体(図示せず)に両端部を支持されている。
噴射筒9の内筒92は、前記一端側において内筒用モータ93と連結されており、この内筒用モータ93により外筒91から独立して円筒中心回り(図2のB方向)に回動可能となっている。この内筒92の回動により、図5(a)に示す、1つの内筒噴射穴92aが外筒噴射穴91aに連通した状態と、図5(b)に示す、2つの内筒噴射穴92a,92aが外筒噴射穴91aに連通した状態とを、任意に変更できるようになっている。これにより、噴射筒9は、清掃液Lの噴射量及び噴射圧力を変更可能となっている。
また、このように外筒噴射穴91aが連通する内筒噴射穴92aの数を変更する構成に代えて、図6(a),(b)に示すように、異なる大きさの2列の内筒噴射穴92b,92cが形成された内筒92Aを用いる構成としてもよい。ここで、内筒噴射穴92cは、内筒噴射穴92bより大きい穴となっている。この内筒92Aを回動させることにより、図6(a)に示す、内筒噴射穴92bが外筒噴射穴91aに連通した状態と、図6(b)に示す、内筒噴射穴92bより大きい内筒噴射穴92cが外筒噴射穴91aに連通した状態とを任意に変更して、清掃液Lの噴射量及び噴射圧力を変更することができる。
なお、外筒噴射穴91a及び内筒噴射穴92a,92b,92cは、上記の大きさや数に限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。
噴射筒9の外筒91は、図7に示すように、円筒中心回り(図2のB方向)に回動可能に構成されている。ここで、図7は噴射筒9の端部周辺の上面図である。外筒91には、端部にプーリ91bが固定されており、このプーリ91bと、噴射筒9と併設された外筒用モータ94の駆動軸端のモータプーリ94aとに亘って、モータベルト95が張架されている。このように、噴射筒9は、外筒用モータ94の駆動によりモータベルト95を介して外筒91を回動可能に構成されている。したがって、噴射筒9は、外筒噴射穴91aの向き、すなわち清掃液Lの噴射方向を、任意の回動角度の方向へ変更可能となっている。なお、外筒噴射穴91aの周方向位置は、図示しない位置検出センサによって検出可能となっている。
また、このように外筒用モータ94により外筒91を回動させる構成に代えて、図8に示すように、手動ノブ96を用いる構成としてもよい。手動ノブ96は、回動可能に設けられるとともに、基端部で外筒91の端部とギア係合している。これにより、噴射筒9は、手動ノブ96の回動に伴って回動可能に構成されている。
また、噴射筒9は、ブラシローラ7が解除されてストレートブラシ8と噴射筒9とを結ぶ直線上から退くと、ストレートブラシ8と無端ベルト5表面5aとの当接部に対し、清掃液Lを直接噴射するようになっている(図3参照)。
貯留装置10は、図2に示すように、清掃桶11と、送液ポンプ12と、液面センサ13とを備えている。この貯留装置10は、ブラシローラ7、ストレートブラシ8、及び噴射筒9の下方に設けられ、清掃液Lを貯留するとともに噴射筒9へ供給する。
清掃桶11は、ブラシローラ7、ストレートブラシ8、及び噴射筒9の下方に設けられた清掃液Lの容器であり、底面には送液ポンプ12と連通する送液口11aが形成されている。この清掃桶11は、噴射筒9から噴射されて滴下する清掃液Lを収容して貯留するとともに、送液口11aを通じて送液ポンプ12へ供給するようになっている。
また、清掃桶11は、搬送方向下流側の外側面に側壁11bを有しており、この側壁11bにおいて清掃桶回動軸11cにより回動可能に軸支されるとともに、搬送方向上流側の端部において清掃桶解除レバー(図示せず)により係脱可能なように装置筐体(図示せず)と係合している。これにより、清掃桶11は、清掃桶解除レバーにより装置筐体との係合が解かれると、図9に示すように、清掃桶回動軸11cを中心に下方へ回動する。この回動の範囲は、特に限定はされないが、45°程度で規制されるようになっている。また、側壁11bの端部にはストレートブラシ8が固定されており、清掃桶11を下方へ回動させることで、このストレートブラシ8を無端ベルト5の表面5aから離間できるようになっている。なお、この回動の際に清掃桶11から送液ポンプ12等を取り外す必要があるのは勿論である。
このように、清掃桶11を下方へ回動させた状態であれば、清掃桶11の洗浄を容易に行うことができる。この場合、噴射筒9を装置筐体から取り外して、図示しない清掃液供給手段と接続すれば、噴射筒9を清掃液Lのシャワーとして使用することができる。
また、清掃桶11の洗浄を行う場合には、図10に示すように、清掃桶11が回動した状態で噴射筒9の直下近傍まで平行移動できるように構成してもよい。このように構成すれば、噴射筒9を下方へ噴射可能なように回動させるだけで、清掃液Lを清掃桶11の内部に直接噴射できるので、清掃桶11の洗浄を容易に行うことができる。
送液ポンプ12は、図2に示すように、送入管12aを介して清掃桶11の送液口11aと連通するとともに、送出管12bを介して噴射筒9と連通するよう設けられており、清掃桶11が貯留する清掃液Lを噴射筒9へ送液する。このような送液ポンプ12を設ければ、噴射筒9から噴射され滴下して清掃桶11に収容される清掃液Lを、再び噴射筒9へ送液することができる。つまり、清掃液Lを循環させて使用することができる。
液面センサ13は、清掃桶11の内側面に固定され、清掃液Lの液面高さ、つまり残量を検出するようになっている。この液面センサ13は、クリーニング動作の開始時、すなわち清掃桶11に清掃液Lが充分溜まっていないときに、図示しない給水装置から供給される清掃液Lが清掃桶11に所定量だけ溜まることを検知する。また、液面センサ13は、図示はしないが、制御部を介して排水装置及び給水装置と接続され、適切な残量を保つための清掃液Lの給排水制御に利用される。
続いて、クリーニング装置6が無端ベルト5を清掃する際の動作について説明する。
装置電源がONされて無端ベルト5が駆動ローラ3による搬送を開始されると、ブラシローラ7は無端ベルト5の搬送方向とは逆方向への回転を開始し、給水装置は清掃桶11への清掃液Lの供給を開始する。清掃桶11に所定量の清掃液Lが溜まったことを液面センサ13が検知すると、送液ポンプ12は噴射筒9への清掃液Lの送液を開始し、噴射筒9はブラシローラ7近傍の無端ベルト5の表面5aに対して清掃液Lの噴射を開始する。
無端ベルト5の表面5aに密着して搬送される記録媒体Pに対して、記録ヘッド2から吐出されるインクにより所定の画像が記録され、更に無端ベルト5が搬送されると、駆動ローラ3の上方で無端ベルト5の表面5aから記録媒体Pが剥離される。
更に無端ベルト5が搬送されて、無端ベルト5の表面5aがブラシローラ7の配設位置に差し掛かると、この無端ベルト5の表面5aに対し噴射筒9から清掃液Lが噴射されるとともに、回転するブラシローラ7による摺擦が行われる。これにより、無端ベルト5の表面5aに付着しているインク等が除去される。
このブラシローラ7による清掃によって、無端ベルト5の表面5aには清掃液Lで薄められたインク等の液滴が付着し、一部は流れ落ちずに表面5aに残留する。
無端ベルト5が更に搬送されるにつれて、ストレートブラシ8の配設位置を通過すると、無端ベルト5の表面5aに残留する液滴は、ストレートブラシ8によって掻き取って除去される。無端ベルト5の表面5aから掻き取られた液滴は、ストレートブラシ8を伝って下方の清掃桶11へ滴下する。
続いて、ストレートブラシ8を湿潤させ、付着したインク等を除去する際の動作について説明する。
まず、解除レバーによりブラシ支持体7cと装置筐体との係合を解くと、ブラシローラ7は、ブラシ支持体7cの下方への回動に伴い無端ベルト5の表面5aから離間して、ストレートブラシ8と噴射筒9とを結ぶ直線上から退く。すると、このブラシ支持体7cの解除を解除検知センサが検知して、給水装置が清掃桶11への清掃液Lの供給を開始するとともに、噴射筒9の外筒91がストレートブラシ8と無端ベルト5表面5aとの当接部に外筒噴射穴91aを向けるよう回動する。
清掃桶11に所定量の清掃液Lが溜まったことを液面センサ13が検知すると、送液ポンプ12は噴射筒9への清掃液Lの送液を開始する。そして、噴射筒9は、ストレートブラシ8と無端ベルト5表面5aとの当接部に対し、清掃液Lを直接噴射する。
これにより、ストレートブラシ8は、清掃液Lで湿潤されるとともに、付着したインク等が洗い流される。なお、この清掃液Lの噴射は、少なくともストレートブラシ8に対して直接噴射されればよい。
上記一連のクリーニング動作を通じて、噴射筒9から噴射される清掃液Lは、滴下して清掃桶11に収容され貯留された後、送液ポンプ12を通じて再び噴射筒9へ送液される。したがって、清掃液Lを循環させて使用することができる。
また、噴射筒9は、清掃液Lの噴射量、噴射圧力、及び噴射方向を適宜変更可能であるので、ストレートブラシ8の乾燥具合や汚れ具合、ひいては無端ベルト5の表面5aの汚れ具合に応じて、適切な清掃液Lの噴射量、噴射圧力、及び噴射方向を選択できる。
以上のように、本実施の形態における搬送装置1によれば、ストレートブラシ8は、噴射筒9からの直接噴射により清掃液Lで湿潤されるとともに、付着したインク等が洗い流されるので、当該ストレートブラシ8の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
また、ブラシローラ7を無端ベルト5の表面5aから離間させて、ストレートブラシ8と噴射筒9とを結ぶ直線上から退かすことで、噴射筒9から清掃液Lを直接噴射してストレートブラシ8の湿潤と洗浄とを行うことができるので、常態でブラシローラ7による無端ベルト5表面5aの清掃を行いつつ、必要に応じて、ストレートブラシ8の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
また、ストレートブラシ8の乾燥具合や汚れ具合、ひいては無端ベルト5の表面5aの汚れ具合に応じて、適切な清掃液Lの噴射量、噴射圧力、及び噴射方向を選択できるので、より効率的に、ストレートブラシ8の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
また、清掃液Lを循環させて使用することができるので、効率的に清掃液Lを使用しながら、ストレートブラシ8の乾燥を防止するとともに、汚れを除去することができる。
なお、上記実施の形態においては、クリーニング装置6は駆動ローラ3の下方近傍に配設されているが、記録媒体Pを剥離した後の無端ベルト5の表面5aに対しブラシローラ7やストレートブラシ8が当接可能であれば、特に限定されるものではない。但し、駆動ローラ3近傍のような部位に配設すると、無端ベルト5の裏面側が支持されているため、ブラシローラ7の回転による無端ベルト5のびびりやばたつきが発生しにくい。また、これに伴って、ブラシローラ7の無端ベルト5に対する当接力を安定させることができ、インク等の除去効果をより高めることができる。また、無端ベルト5の裏面側に、当該無端ベルト5のびびりやばたつきを抑えるためのローラや板部材などを設けてもよい。
また、無端ベルト5は、記録媒体Pを支持して搬送できればよく、無端状のものにもベルト状のものにも限定されない。この場合、例えば、有端の巻取り式のものでもよいし、ドラム状のものでもよい。
また、噴射筒9は、無端ベルト5の下方に設けられなくともよい。この場合、ブラシローラ7近傍の無端ベルト5表面5aと、下方の清掃桶11と、ストレートブラシ8及び無端ベルト5表面5aの当接部分とに対して清掃液Lを噴射可能に構成されていればよい。
また、噴射筒9への清掃液Lの供給手段として、送液ポンプ12を用いる構成に限定されず、例えば、噴射筒9用の清掃液供給手段を別途設けてもよい。
なお、上記以外の点についても、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるのは勿論である。
インクジェット記録装置の要部断面図である。 クリーニング装置周辺の部分断面図である。 ブラシ支持体の解除状態を示す断面図である。 噴射筒の部分平面図である。 (a)外筒噴射穴と1つの内筒噴射穴とが連通している噴射筒の断面図であり、(b)外筒噴射穴と2つの内筒噴射穴とが連通している噴射筒の断面図である。 (a)外筒噴射穴と小さい内筒噴射穴とが連通している噴射筒の断面図であり、(b)外筒噴射穴と大きい内筒噴射穴とが連通している噴射筒の断面図である。 噴射筒の外筒が外筒用モータで回動される構成を示す噴射筒の端部周辺の上面図である。 噴射筒の外筒が手動ノブで回動される構成を示す噴射筒の端部周辺の上面図である。 清掃桶の解除状態を示す断面図である。 清掃桶の洗浄状態の一例を示す断面図である。 従来のクリーニング手段を示す図である。
符号の説明
1 搬送装置
5 無端ベルト(搬送部材)
5a 表面(搬送面)
7 ブラシローラ
8 ストレートブラシ(固定接触式清掃手段)
9 噴射筒(噴射手段)
11 清掃桶
12 送液ポンプ(送液手段)
91a 外筒噴射穴
100 インクジェット記録装置
L 清掃液
P 記録媒体

Claims (9)

  1. インクの着弾により画像が記録される記録媒体を、搬送面で支持しつつ所定の搬送方向へ搬送する搬送部材と、
    前記搬送面に下方から当接するよう固定されて、当該搬送面に付着した液滴を除去する固定接触式清掃手段と、
    少なくとも前記固定接触式清掃手段に対し、清掃液を直接噴射可能な噴射手段と、
    常態で前記固定接触式清掃手段と前記噴射手段との間で前記搬送面と当接して当該搬送面を清掃するとともに、前記搬送面から離間可能に構成されるブラシローラと、
    少なくとも前記固定接触式清掃手段の下方に設けられ、滴下する前記清掃液を収容して貯留する清掃桶と、
    を備え
    前記噴射手段は、前記固定接触式清掃手段に対して前記搬送方向の上流側に設けられるとともに、前記清掃液を前記清掃桶の内部に直接噴射できるよう構成されることを特徴とする記録媒体搬送装置。
  2. 前記噴射手段は、前記清掃液の噴射量、噴射圧力、及び噴射方向のうち少なくとも1つを変更可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
  3. 前記噴射手段は、前記清掃液を噴射する噴射穴を有し、当該噴射穴の大きさ又は数を変更可能に構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体搬送装置。
  4. 前記清掃桶が貯留する前記清掃液を前記噴射手段へ送液する送液手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置。
  5. 前記固定接触式清掃手段は、ブラシ、ブレード、又はスポンジであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置。
  6. 前記噴射手段は、
    前記固定接触式清掃手段と前記ブラシローラとが前記搬送部材の前記搬送面と当接して当該搬送面が清掃される場合には、当該搬送面のうち前記ブラシローラの近傍に前記清掃液を噴射し、
    前記ブラシローラが前記搬送面から離間した場合には、前記固定接触式清掃手段に対して前記清掃液を噴射するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置。
  7. 前記噴射手段は、前記搬送部材の幅方向に延在する円筒状に形成され、径方向に前記清掃液を噴射することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置。
  8. 前記清掃桶は、前記噴射手段の直下近傍まで移動可能に構成され、
    前記噴射手段は、当該噴射手段の直下近傍まで移動された前記清掃桶の内部に前記清掃液を直接噴射できるように、前記搬送部材の幅方向に沿った円筒中心回りに回動して前記清掃液を下方へ噴射可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の記録媒体搬送装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の記録媒体搬送装置を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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