JP2006151651A - 印字用紙巻取り装置 - Google Patents

印字用紙巻取り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006151651A
JP2006151651A JP2004347628A JP2004347628A JP2006151651A JP 2006151651 A JP2006151651 A JP 2006151651A JP 2004347628 A JP2004347628 A JP 2004347628A JP 2004347628 A JP2004347628 A JP 2004347628A JP 2006151651 A JP2006151651 A JP 2006151651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
printing paper
tension
roller
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004347628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4559833B2 (ja
Inventor
Sakae Takeuchi
栄 竹内
Masahiro Kojima
雅広 小島
Tadanobu Uchidate
忠信 内舘
Tsutomu Tabata
努 田畑
Kazuya Suzuki
一也 鈴木
Akihiro Koeda
昭広 小枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2004347628A priority Critical patent/JP4559833B2/ja
Publication of JP2006151651A publication Critical patent/JP2006151651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4559833B2 publication Critical patent/JP4559833B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

【課題】 テンションローラーの位置に応じて、帯状の印字用紙の巻取り速度を可変制御して、印字用紙の巻取り径に応じて安定的かつ連続的な巻取り動作を得ることができ、プリンターなどから独立して制御可能で、印字用紙の発行速度に追従可能な巻取り速度で巻取り可能な印字用紙巻取り装置を提供すること。
【解決手段】 テンションローラーの位置を逐次把握可能とし、テンションローラーの往復動時間を計測し、印字用紙の巻取り速度を補正することに着目し、テンションローラーの位置を検出可能な第1のセンサーおよび第2のセンサーと、その出力信号により、テンションローラーが位置しているテンション領域を判断する巻取り制御部と、を有し、テンションローラーが第1のテンション領域R1から第4のテンション領域R4に向かって移行する巻取り時間T2u、T3uに応じて、巻取り軸による印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は印字用紙巻取り装置にかかるもので、とくに印字用紙に印字を行うプリンターとは独立して設けられた印字用紙巻取り装置に関するものである。
従来の印字用紙巻取り装置としては、プリンターとは別体の外部装置に構成されているとともに、プリンターの用紙排出口の前にこれを載置し、プリンターにより印字発行された連続用紙ないし印字用紙(ラベルを剥離した台紙を含む)をロール状に順次巻き取るものがある。
このような印字用紙巻取り装置は、プリンターにより印字済みの帯状の印字用紙を巻き取るための巻取り軸と、この巻取り軸を回転駆動する駆動部(たとえば駆動モーター)と、この巻取り軸の上流側においてこの印字用紙に当接するテンションローラーと、を有する。
テンションローラーは、印字用紙の印字排出および巻取りにともなって印字用紙に接触しつつ所定のテンション領域を往復動し、印字用紙のたわみを吸収するように印字用紙に張力を付与可能として、巻取り軸への巻取り強さを安定化可能とするものである。
こうした印字用紙巻取り装置において通常は、プリンターから排出された帯状の印字用紙の先端部を巻取り軸に固定し、テンションローラーを印字用紙に接触可能な状態にセットした上で、駆動部を始動し、印字用紙の巻取りを開始することになるが、テンションローラーの往復動にともなうその位置により、巻取り開始(巻取りオン)および巻取り停止(巻取りオフ)の制御を行い、プリンターからの印字用紙の発行(印字排出)動作に追従するようにしている。
しかしながら、上記巻取り動作のオンオフ制御を行うために、印字用紙の巻取り路に設けたセンサーにより上記テンションローラーの特定位置を検出可能としているだけであるので、巻取り軸における印字用紙の巻取り径の大小に関係なく、一定の巻取り動作すなわち、ある設定した巻取り速度による巻取り動作を行うだけである。したがって、プリンターからの発行速度に対して巻取り速度が相対的に遅すぎて印字用紙がたるんでしまったり、あるいは、巻取り速度の方が相対的に速すぎる結果、印字用紙がプリンターと印字用紙巻取り装置との間で突っ張る状態(引っ張られる状態)になって、プリンターにおける印字ズレや用紙切断を起こしてしまうという問題がある。
このような問題に対処するために、プリンターの発行速度の制限、巻取り径の制限、巻取り速度の可変制御、などを行うことが必要になる。
プリンターの発行速度を制限することは、印字処理能力の低下を意味し、プリンターとしての融通性に欠けるという問題がある。
また、巻取り軸にロール状に印字用紙を巻くために、巻取り軸が同じ回転数で回転されている場合に巻始めと巻終わりとでは、巻始めの方が巻取り径が小さいので巻取り速度(単位時間当たりの巻取り長さ)が小さくなり、巻終わりの方が巻取り径が大きくなって巻取り速度が大きくなり、巻取り径が大きくなるほどその速度差が顕著となる。したがって、上述の印字用紙のたるみや印字ズレの問題に対処することが困難となり、巻取り径を制限することが考えられるが、この制限は、巻取り処理能力の低下を意味し、できるだけ避けたい手法である。
また、巻取り速度の可変制御については、特許文献1などのように各種の機構が開発されているが、プリンターからの印字用紙の印字発行に影響されることなく、印字用紙の巻取り径に応じて安定的かつ連続的な巻取り動作を得ることが困難であるという問題がある。
なお、上述のような印字用紙巻取り装置は、プリンター制御部によりプリンターと一体に制御され、特定のプリンター以外には駆動が事実上不可能であり、任意のプリンターから印字排出される印字用紙を適宜巻き取る機能を有しておらず、プリンターとの組み合わせに融通性がないという問題がある。
特開2003−252501号公報
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、帯状の印字用紙の巻取り速度を可変制御して、印字用紙の巻取り径に応じて安定的かつ連続的な巻取り動作を得ることができる印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、テンションローラーの位置に応じて巻取り速度を補正可能とした印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、テンション領域におけるテンションローラーの上昇および下降にともなう通過時間に応じて巻取り速度を補正可能とした印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、対応可能な巻取り径を大きくすることができる印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
また本発明は、とくにプリンターなどから独立して配置されていても、独立して制御可能であって、任意のプリンターから印字排出される印字用紙をその発行速度に追従可能な巻取り速度で巻取り可能な印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、テンションローラーの可動領域を四分割して、テンションローラーの位置ないし姿勢を逐次把握可能とするとともに、テンションローラーの上昇および下降など往復動の間の時間を計測し、その通過時間(移行時間ないし下降時間、および巻取り時間および上昇時間)に応じて、巻取り軸による印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することに着目したもので、印字済みの帯状の印字用紙をロール状に巻き取るための巻取り軸と、この巻取り軸を回転駆動する駆動部と、この巻取り軸の上流側においてこの印字用紙に当接し、この印字用紙の巻取りにともなって所定のテンション領域を往復動してこの印字用紙に張力を付与可能なテンションローラーと、を有する印字用紙巻取り装置であって、上記テンションローラーが上記テンション領域のどの部分に位置しているかを検出可能な第1のセンサーおよび第2のセンサーと、この第1のセンサーおよび第2のセンサーからの出力信号により、上記テンションローラーが位置している上記テンション領域が、連続して互いに隣接し合う、上記印字用紙の巻取り路が最大長となる第1のテンション領域、第2のテンション領域、第3のテンション領域および上記印字用紙の巻取り路が最小長となる第4のテンション領域のいずれかであるかを判断する巻取り制御部と、を有し、上記巻取り制御部は、上記テンションローラーが上記第1のテンション領域から上記第4のテンション領域に向かって移行するように上記巻取り軸に上記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間を計測し、この巻取り時間に応じて、上記巻取り軸による上記印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することを特徴とする印字用紙巻取り装置である。
上記巻取り制御部は、上記テンションローラーが上記第4のテンション領域から上記第1のテンション領域に向かって移行する移行時間(下降時間、プリンターによる印字用紙の発行時間)を計測し、この移行時間に応じて上記巻取り軸による上記印字用紙の巻取り起動速度を設定することができる。
上記巻取り制御部は、上記テンションローラーの上記第2のテンション領域において、上記巻取り軸に上記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間(上昇時間)を計測し、この巻取り時間に応じて、上記巻取り軸による上記印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することができる。
上記巻取り制御部は、上記テンションローラーの上記第2のテンション領域および上記第3のテンション領域において、上記巻取り軸に上記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間をそれぞれ計測し、上記テンションローラーの往復動にともなうこの巻取り時間の平均巻取り時間に応じて、上記巻取り軸による上記印字用紙の巻取り起動速度を補正するように制御することができる。
上記巻取り制御部は、上記テンションローラーが上記第1のテンション領域から上記第4のテンション領域に向かって移行するにともなって、上記巻取り軸における上記印字用紙の巻取り速度を所定割合で加速するように制御することができる。
上記巻取り制御部は、上記巻取り軸における上記印字用紙のロール径に応じてその巻取り速度を制御することができる。
上記テンションローラーを保持するローラーアームと、このローラーアームを回動可能に支持し、上記テンションローラーを上記巻取り路に交差するように正逆両方向に往復動可能とするローラー回動軸と、このローラー回動軸のまわりに回動可能とするとともに、上記第1のセンサーおよび上記第2のセンサーにより検出可能な検出凸部および検出凹部を交互に形成したセンサープレートと、を設けることができる。
上記巻取り制御部は、上記印字用紙に印字するプリンターのプリンター制御部とは独立して当該印字用紙巻取り装置を制御することができる。
なお、テンションローラーの往復動に余裕を持たせるために、第1および第4のテンション領域以外の、すなわち、その中間部の第2のテンション領域および第3のテンション領域においてテンションローラーを往復動させるように制御することが望ましい。
本発明による印字用紙巻取り装置においては、テンションローラーの可動領域を四分割して、テンションローラーの位置が、第1のテンション領域、第2のテンション領域、第3のテンション領域および第4のテンション領域のいずれかであるかを判断可能とし、プリンターからの印字用紙の印字発行および当該印字用紙巻取り装置による印字用紙の巻取り動作にともなうテンションローラーの下降および上昇など往復動の時間を計測し、その巻取り時間に応じて、巻取り軸による印字用紙の巻取り速度を補正するように制御するようにしたので、巻取り軸におけるロール状印字用紙の巻取り径に応じた巻取り動作ないし巻取り速度の細かい制御が可能となり、接続するプリンターによる印字用紙の発行速度に十分に追従可能であって、安定して連続した巻取り動作を行うことができる。
本発明は、テンションローラーが、第1のテンション領域、第2のテンション領域、第3のテンション領域および第4のテンション領域を通過する時間を計測して、巻取り径の大小を予測し、巻取り速度を制御するようにしたので、安定して連続した巻取り動作を行うことができる印字用紙巻取り装置を実現した。
つぎに本発明の実施例による印字用紙巻取り装置2を図1ないし図9にもとづき説明する。
図1は、プリンター1およびこのプリンター1に接続した印字用紙巻取り装置2の概略側面図であって、プリンター1は、ラベルあるいはタグなど印字用紙3の供給部4と、印字用紙3の位置を検出する検出部5と、印字用紙3に印字を行う印字部6と、印字された印字用紙3を印字用紙巻取り装置2に巻き取ったのちその終端部を切断する切断部7と、これら各部を制御するプリンター制御部8と、を有する。
印字部6は、サーマルヘッド9とプラテンローラー10とを有し、サーマルヘッド9およびプラテンローラー10の間に印字用紙3を挟持してプラテンローラー10の回転により印字用紙3を印字用紙巻取り装置2方向に排出移送するとともに印字用紙3に所定情報を印字する。
切断部7は、プリンター制御部8によりこれを駆動して印字用紙3を機械的に切断するようにしてもよいが、手動により印字用紙3の終端部を切断する部材を設けることもできる。
図2は、印字用紙巻取り装置2の斜視図であって、印字用紙巻取り装置2は、装置本体11と、印字済みの印字用紙3を印字用紙巻取り装置2内に案内導入する第1の固定ガイドローラー12と、テンションローラー13と、テンションローラー13からの印字用紙3を案内する第2の固定ガイドローラー14と、印字用紙3をロール状に巻き取る巻取り部15と、操作部16と、電源スイッチ17と、巻取り制御部18と、を有する。
装置本体11における鉛直壁面部11Aにローラー回動軸19を設け、このローラー回動軸19に正逆両方向に回動可能にローラーアーム20を取り付け、その先端部にテンションローラー13を回転可能に取り付け、印字用紙3の巻取り路21(たとえば図1では、ジグザグ状に現れる)に垂直に交差するようにテンションローラー13を位置させている。
テンションローラー13は、鉛直壁面部11Aに形成した円弧状ガイド溝22に沿って印字用紙3の巻取り状態に応じて図1の矢印のように円弧状に上下往復動可能で、巻取り路21の長さを最小から最大に変化させる。
図3は、鉛直壁面部11Aのテンションローラー13が位置する面とは反対側の面から見た側面図であって、テンションローラー13の位置をセンサープレート23、第1のセンサー24および第2のセンサー25により検出可能とする。
センサープレート23は、ローラー回動軸19にこれを取り付けてテンションローラー13とともにローラー回動軸19のまわりに回動可能とするとともに、その円周部分に第1のセンサー24および第2のセンサー25により検出可能な二ヶ所の検出凸部(第1の検出凸部26、第2の検出凸部27)および三ヶ所の検出凹部(第1の検出凹部28、第2の検出凹部29、第3の検出凹部30)を交互に形成してある。
第1のセンサー24および第2のセンサー25は、透過型あるいは反射型いずれの検出器も採用可能であり、第1の検出凸部26、第2の検出凸部27、第1の検出凹部28、第2の検出凹部29および第3の検出凹部30を検出可能な位置の円周上にこれを配置してある。
図3に実線で示すテンションローラー13の最下部位置(下死点、第1のテンション領域)において、第1のセンサー24は第2の検出凹部29に臨み、第2のセンサー25は第3の検出凹部30に臨んでいる。
ローラー回動軸19は、テンションローラー13より鉛直方向上方側にこれを配置することが望ましく、この相対的な配置構成によってテンションローラー13はその自重により円弧状ガイド溝22内において鉛直方向下方に位置する姿勢を自然姿勢とし、テンションローラー13が図1および図2中上方から当接する印字用紙3に所定の張力を常時付与することができる。
また、必要であれば、引っ張りバネ31(図1)をローラーアーム20に取り付けることにより、テンションローラー13を円弧状ガイド溝22内において最下部(下死点)方向に常時付勢することもできる。
図4は、第1のセンサー24および第2のセンサー25からの検出信号によって判別するテンションローラー13が位置するテンション領域を示す図表、図5は、各テンション領域の概略を示す説明図である。
図3に実線で示す状態は、テンションローラー13の下死点(第1のテンション領域R1における最下点)を示し、第1のセンサー24が第2の検出凹部29の位置を検出し、第2のセンサー25が第3の検出凹部30の位置を検出している状態である。
テンションローラー13が円弧状ガイド溝22内を上昇するにともなって、第1のセンサー24および第2のセンサー25が第1の検出凸部26、第2の検出凸部27、第1の検出凹部28、第2の検出凹部29および第3の検出凹部30をそれぞれ検出し、これらの検出信号より、巻取り制御部18が、テンションローラー13がテンション領域(連続して互いに隣接し合う第1のテンション領域R1、第2のテンション領域R2、第3のテンション領域R3および第4のテンション領域R4)のいずれかに位置しているかを判断する。
センサープレート23のローラー回動軸19を中心とする第1の検出凸部26、第2の検出凸部27、第1の検出凹部28、第2の検出凹部29および第3の検出凹部30のそれぞれの円周角、ならびに第1のセンサー24および第2のセンサー25の相対的な位置を適宜設計することにより、テンションローラー13のテンション領域(第1のテンション領域R1、第2のテンション領域R2、第3のテンション領域R3および第4のテンション領域R4の境界部)の検出タイミングを調整可能とすることができる。
図1および図2に戻って、巻取り部15は、駆動モーター32(駆動部)と、駆動モーター32により回転駆動する巻取り軸33と、巻取り軸33に着脱可能にはめ込んで巻取り軸33と一体回転して印字用紙3をここにロール状に巻き取るためのリワインドコア34と、リワインドコア34の両端部に設けて印字用紙3を案内する一対のプレート状の用紙ガイド35と、を有する。
操作部16は、巻取り部15の近傍の装置本体11の部分にこれを設けてあり、巻取り軸33の回転駆動を開始および停止させるスタートストップボタン36と、スタートストップボタン36の動作状態を示すLEDなどによるステータス表示部37と、印字用紙3の巻き方向を矢印で示す巻き方向表示部38と、を有する。
スタートストップボタン36を押して印字用紙3の巻取り動作を行っているときにはステータス表示部37が点灯し、巻き取りを停止しているときにはステータス表示部37は点滅する。
巻き方向表示部38は、印字用紙3の裏巻きあるいは表巻きの区別を表示する。なお、印字用紙3は糊面を有していない連続した下げ札その他のタグ用紙の場合もあるが、図2に例示するように、帯状の台紙3A上に複数のラベル片3Bを仮着したラベル連続体の場合もあり、このラベル連続体の場合には、ラベル片3Bが巻取り軸33(リワインドコア34)にロールとして内方側(裏側)に巻かれる場合を裏巻き、外方側(表側)に巻かれる場合を表巻きと称している。
電源スイッチ17は、印字用紙巻取り装置2の電源をオンオフするものである。ただし、この電源スイッチ17がオンとされても、駆動モーター32(駆動部)は始動せず、印字用紙3の巻取り動作は開始されない。
巻取り制御部18は、第1のセンサー24および第2のセンサー25からの検出信号にもとづき、すなわち、テンションローラー13がどのテンション領域R1、R2、R3、R4に位置しているかにもとづき、巻取り部15および操作部16を駆動制御するものであるが、プリンター1におけるプリンター制御部8(図1)からの制御信号によらず、すなわち、プリンター制御部8からは独立して当該印字用紙巻取り装置2を制御する。
こうした構成の印字用紙巻取り装置2およびプリンター1において、印字用紙巻取り装置2をプリンター1に姿勢を合わせて載置し、プリンター1側から排出されて延びる印字用紙3を図1あるいは図2に示す状態に印字用紙巻取り装置2の第1の固定ガイドローラー12、テンションローラー13および第2の固定ガイドローラー14に巻き掛け、印字用紙3の先端部を巻取り軸33のリワインドコア34に取り付けて固定するとともに、電源スイッチ17をオンとする。
この印字用紙3を巻取り路21にセットするとき、印字用紙3全体がたるんだ状態で、テンションローラー13がその最下点(下死点、第1のテンション領域R1)にある場合には、巻取り制御部18は、印字用紙3を巻取り軸33(リワインドコア34)に巻き掛ける始動時に、テンションローラー13が第1のテンション領域R1にあることを確認する。この状態で、操作者は、スタートストップボタン36を押し続け、その信号が出力されている間だけ、駆動部(駆動モーター32)により巻取り軸33を通常の巻取り速度より低速度で回転駆動し、テンションローラー13が第4のテンション領域R4に到達した時点で(より正確には、第3のテンション領域R3と第4のテンション領域R4との境界部に至った時点で)、巻取り軸33による印字用紙3の巻取りを一時的に停止して、初期セット状態とする。
なお、印字用紙巻取り装置2における通常の巻取り速度は、プリンター1による印字用紙3の印字排出にともなう移送速度より速いものとする。
さらに、第1のテンション領域R1から第2のテンション領域R2および第3のテンション領域R3に移行した時点で、巻取り速度を上昇させ、始動時動作および巻取り動作を迅速に実行可能とすることができる。
もちろん、操作者の初期セット操作によっては、テンションローラー13が第1のテンション領域R1以外のテンション領域にあり得るわけであるが、このときにも上述と同様に、巻取り制御部18は、テンションローラー13がどのテンション領域にあるかを判断するとともに、スタートストップボタン36からの信号が出力されている間だけ、巻取り軸33を通常の巻取り速度より低速度で回転駆動し、テンションローラー13が第4のテンション領域R4に到達した時点で、巻取り軸33による印字用紙3の巻取りを一時的に停止して、初期セット状態とする。
こうした初期セット状態が完了した時点では、テンションローラー13が第4のテンション領域R4にセットされた状態にあり、図6ないし図9において後述するように、この状態でプリンター1を始動し、印字用紙3が印字排出されてくると、巻取り路21においてテンションローラー13が印字用紙3に所定の張力で接触したまま、第4のテンション領域R4から第3のテンション領域R3を経て、第2のテンション領域R2および第1のテンション領域R1の方向に円弧状ガイド溝22に沿って下降してくる。
このテンションローラー13が下降して第1のテンション領域R1に到達した時点で(より正確には、第2のテンション領域R2と第1のテンション領域R1との境界部に至った時点で)、巻取り軸33による印字用紙3の巻取りを再開し、この巻取り動作にともなってテンションローラー13は円弧状ガイド溝22に沿って上昇し、第2のテンション領域R2、第3のテンション領域R3に移行し、再度第4のテンション領域R4に至って巻き取りを停止する。この停止状態で、プリンター1によるさらなる印字用紙3の印字排出を待ち、印字用紙3が排出してくるにともなって、上述のように、テンションローラー13が第1のテンション領域R1に至った時点で巻き取りを再開する。
操作部16におけるスタートストップボタン36を押すことにより、巻取り動作を終了することができる。
なお、通常の巻取り動作においては、第2のテンション領域R2および第3のテンション領域R3の間をテンションローラー13が往復動するように制御することにより、第1のテンション領域R1および第4のテンション領域R4を余裕領域として確保しておくことができる。
かくして、操作者は、操作部16におけるスタートストップボタン36を押し続けることによってのみ印字用紙3の初期セットの巻取り動作を通常の巻取り速度より低速で行うことができるので、印字用紙3の初期セット操作時に、自分の意思によってのみ印字用紙3の回転を開始させることが可能となり、巻取り操作を安全かつ確実に行うことができる。
図6は、巻取り制御部18による巻取り部15における駆動モーター32ないしローラー回動軸19の駆動制御パターンを示す説明図であって、上述のように、第1のテンション領域R1から第4のテンション領域R4に向かってテンションローラー13を上昇させるようにローラー回動軸19を回転駆動して印字用紙3を巻き取ったのち、第3のテンション領域R3と第4のテンション領域R4との間の境界部(ただし実際には、テンションローラー13の上昇運動の慣性により第4のテンション領域R4の内部にテンションローラー13は位置している)にテンションローラー13を停止させた初期セットが終了した状態から、プリンター1による印字用紙3の印字発行にともなう印字用紙3の巻取り動作を示している。なお、図中、横軸方向は時間の経過を示し、実線の矢印は、テンションローラー13の往復動の経路を示している。
図6中、初期セット状態からスタートして、第4のテンション領域R4から第1のテンション領域R1方向へのテンションローラー13の下降動作において、第4のテンション領域R4、第3のテンション領域R3、第2のテンション領域R2および第1のテンション領域R1を通過する下降時間ないし移行時間(第3の下降時間T3d、第2の下降時間T2d)を計測する。すなわち、この計測用として、巻取り制御部18にタイマー39を設けてあり、各テンション領域に入ったことを前記第1のセンサー24および第2のセンサー25により検知(図4参照)したときにタイマー39をスタートさせ、そのテンション領域を出ることを検知した際にタイマー39をストップして、第3の下降時間T3dおよび第2の下降時間T2dを計測する。
図7は、この下降時間に対応するプリンター1の発行速度、発行速度に適した巻取り起動速度、および巻取り起動速度を得るための駆動モーター32のパルス数を例示する図表である。ただし、巻取り軸33における巻取り径が40mmである場合を示している。図6中、D2は第2のテンション領域R2の長さ、D3は第3のテンション領域R3の長さを示す。なお、駆動モーター32としてステッピングモーターを採用した場合を示しているが、直流モーターであっても構わない。
図示のように、たとえば、テンションローラー13の下降時間(T2d+T3d)が1.8秒ということは、プリンター1による印字用紙3の発行速度が4インチ/秒であることを示し、この発行速度に対応して第1のテンション領域R1からの巻取り起動速度を、たとえば2インチ/秒増加させた6インチ/秒とする。この6インチ/秒を得るために駆動モーター32の駆動ステップは1000pps(pulse per second)である。
逆に、下降時間が0.47秒と、短いということは、プリンター1による印字発行の速度が大きいことを意味し、これに応じて巻取り軸33の巻取り起動速度を17インチ/秒とする。
図6に戻って、上記巻取り起動速度で駆動モーター32を始動し、巻取り軸33を回転駆動することにより巻取り部15において印字用紙3を巻き取り始め、第1のテンション領域R1から第2のテンション領域R2に移行し、第2のテンション領域R2から第3のテンション領域R3に移行する。
さらに、第3のテンション領域R3に至った段階で、図8に示す速度更新を行う。
すなわち図8は、テンションローラー13が第2のテンション領域R2を通過する上昇時間すなわち、第2の巻取り時間T2uに応じて巻取り速度を補正する例を示す図表である。
たとえば、第2の巻取り時間T2uが0.2秒未満の場合には、巻取り軸33(リワインドコア34)における巻取り径が大きく、したがって、非常に早く第2のテンション領域R2を通過するように巻取りが行われたと推測されるので、巻取り速度として20%の減速を行う。
逆に、2.2秒以上かかる場合には、巻取り軸33(リワインドコア34)における巻取り径が小さく、したがって、非常に遅く巻かれていると推測されるので、巻取り速度として20%の加速を行う。
なお、上記第2の巻取り時間T2uの計測とともに、テンションローラー13が第3のテンション領域R3を通過する上昇時間すなわち、第3の巻取り時間T3uもこれを計測しておく。
プリンター1による印字用紙3の印字発行、および印字用紙巻取り装置2における印字用紙3の巻取りについて、上述ような制御を行うもので、テンションローラー13が何回か第1のテンション領域R1(第1のテンション領域R1と第2のテンション領域R2との間の境界部)と第4のテンション領域R4(第3のテンション領域R3と第4のテンション領域R4との間の境界部)を往復した時点で、巻取り軸33における巻取り径が大きく変化している可能性があるため、図9に示したような巻取り起動速度の補正を行う。
すなわち図9は、第2の巻取り時間T2uおよび第3の巻取り時間T3uの平均値(上昇時間平均)に応じて巻取り起動速度を補正する例を示す図表であって、テンションローラー13の上下往復動にともなって巻取り軸33に印字用紙3が巻き取られてゆくが、こ
の平均値に応じて第1のテンション領域R1における巻取り起動速度を補正する。
たとえば、平均巻取り時間が0.5秒未満の場合には、巻取り軸33における巻取り径が大きく、したがって、非常に早く第2のテンション領域R2および第3のテンション領域R3を通過するように巻取りが行われたと推測され、巻取り起動速度として20%の減速を行う。
逆に、3.5秒以上かかる場合には、巻取り軸33における巻取り径がまだ小さく、したがって、非常に遅く巻かれていると推測されるので、巻取り起動速度として20%の加速を行う。
かくして、テンションローラー13の往復動にともなう各テンション領域の通過時間を計測することにより、たとえば、その上昇時間(巻取り時間)を計測することにより、巻取り軸33(リワインドコア34)における巻取り径の大小に応じて巻取り速度が変化することに対応して、適正な巻取り起動速度および巻取り速度を調節するとともに、その下降時間(移行時間)を計測することにより、プリンター1から発行される印字用紙の発行速度に対応して、的確な巻取り起動速度および巻取り速度を調整し、安定かつ迅速な巻取り動作を実現可能である。
本発明の実施例による印字用紙巻取り装置2およびこの印字用紙巻取り装置2に接続したプリンター1の概略側面図である。 同、印字用紙巻取り装置2の斜視図である。 同、鉛直壁面部11Aのテンションローラー13が位置する面とは反対側の面から見た側面図である。 同、第1のセンサー24および第2のセンサー25からの検出信号によって判別するテンションローラー13が位置するテンション領域を示す図表である。 同、各テンション領域の概略を示す説明図である。 同、巻取り制御部18による巻取り部15における駆動モーター32ないしローラー回動軸19の駆動制御パターンを示す説明図である。 同、テンションローラー13の下降時間に対応するプリンター1の発行速度、発行速度に適した巻取り起動速度、および巻取り起動速度を得るための駆動モーター32のパルス数を例示する図表である。 同、テンションローラー13が第2のテンション領域R2を通過(上昇)する時間すなわち、第2の巻取り時間T2uに応じて巻取り速度を補正する例を示す図表である。 同、第2の巻取り時間T2uおよび第3の巻取り時間T3uの平均値(上昇時間平均)に応じて巻取り起動速度を補正する例を示す図表である。
符号の説明
1 プリンター(図1)
2 印字用紙巻取り装置(実施例、図1、図2)
3 印字用紙
3A 印字用紙3の台紙
3B 印字用紙3のラベル片
4 印字用紙3の供給部
5 検出部
6 印字部
7 切断部
8 プリンター制御部
9 サーマルヘッド
10 プラテンローラー
11 印字用紙巻取り装置2の装置本体(図2)
11A 装置本体11の鉛直壁面部
12 第1の固定ガイドローラー
13 テンションローラー
14 第2の固定ガイドローラー
15 巻取り部
16 操作部
17 電源スイッチ
18 巻取り制御部
19 ローラー回動軸
20 ローラーアーム
21 印字用紙3の巻取り路
22 円弧状ガイド溝
23 センサープレート(図3)
24 第1のセンサー
25 第2のセンサー
26 第1の検出凸部
27 第2の検出凸部
28 第1の検出凹部
29 第2の検出凹部
30 第3の検出凹部
31 引っ張りバネ(図1)
32 駆動モーター(駆動部)
33 巻取り軸
34 リワインドコア
35 用紙ガイド
36 スタートストップボタン(図2)
37 ステータス表示部
38 巻き方向表示部
39 タイマー(図1)
R1 第1のテンション領域(図3、図5、図6)
R2 第2のテンション領域(図3、図5、図6)
R3 第3のテンション領域(図3、図5、図6)
R4 第4のテンション領域(図3、図5、図6)
D2 第2のテンション領域R2の長さ(図6)
D3 第3のテンション領域R3の長さ(図6)
T2d テンションローラー13が第2のテンション領域R2を通過する下降時間ないし移行時間(第2の下降時間、図6)
T3d テンションローラー13が第3のテンション領域R3を通過する下降時間ないし移行時間(第3の下降時間、図6)
T2u テンションローラー13が第2のテンション領域R2を通過する上昇時間(第2の巻取り時間、図6)
T3u テンションローラー13が第3のテンション領域R3を通過する上昇時間(第3の巻取り時間、図6)

Claims (8)

  1. 印字済みの帯状の印字用紙をロール状に巻き取るための巻取り軸と、
    この巻取り軸を回転駆動する駆動部と、
    この巻取り軸の上流側においてこの印字用紙に当接し、この印字用紙の巻取りにともなって所定のテンション領域を往復動してこの印字用紙に張力を付与可能なテンションローラーと、を有する印字用紙巻取り装置であって、
    前記テンションローラーが前記テンション領域のどの部分に位置しているかを検出可能な第1のセンサーおよび第2のセンサーと、
    この第1のセンサーおよび第2のセンサーからの出力信号により、前記テンションローラーが位置している前記テンション領域が、連続して互いに隣接し合う、前記印字用紙の巻取り路が最大長となる第1のテンション領域、第2のテンション領域、第3のテンション領域および前記印字用紙の巻取り路が最小長となる第4のテンション領域のいずれかであるかを判断する巻取り制御部と、
    を有し、
    前記巻取り制御部は、
    前記テンションローラーが前記第1のテンション領域から前記第4のテンション領域に向かって移行するように前記巻取り軸に前記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間を計測し、
    この巻取り時間に応じて、前記巻取り軸による前記印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することを特徴とする印字用紙巻取り装置。
  2. 前記巻取り制御部は、
    前記テンションローラーが前記第4のテンション領域から前記第1のテンション領域に向かって移行する移行時間を計測し、
    この移行時間に応じて前記巻取り軸による前記印字用紙の巻取り起動速度を設定することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  3. 前記巻取り制御部は、
    前記テンションローラーの前記第2のテンション領域において、前記巻取り軸に前記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間を計測し、
    この巻取り時間に応じて、前記巻取り軸による前記印字用紙の巻取り速度を補正するように制御することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  4. 前記巻取り制御部は、
    前記テンションローラーの前記第2のテンション領域および前記第3のテンション領域において、前記巻取り軸に前記印字用紙が巻き取られてゆく巻取り時間をそれぞれ計測し、
    前記テンションローラーの往復動にともなうこの巻取り時間の平均巻取り時間に応じて、前記巻取り軸による前記印字用紙の巻取り起動速度を補正するように制御することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  5. 前記巻取り制御部は、
    前記テンションローラーが前記第1のテンション領域から前記第4のテンション領域に向かって移行するにともなって、前記巻取り軸における前記印字用紙の巻取り速度を所定割合で加速するように制御することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  6. 前記巻取り制御部は、
    前記巻取り軸における前記印字用紙のロール径に応じてその巻取り速度を制御することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  7. 前記テンションローラーを保持するローラーアームと、
    このローラーアームを回動可能に支持し、前記テンションローラーを前記巻取り路に交差するように正逆両方向に往復動可能とするローラー回動軸と、
    このローラー回動軸のまわりに回動可能とするとともに、前記第1のセンサーおよび前記第2のセンサーにより検出可能な検出凸部および検出凹部を交互に形成したセンサープレートと、
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  8. 前記巻取り制御部は、前記印字用紙に印字するプリンターのプリンター制御部とは独立して当該印字用紙巻取り装置を制御することを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
JP2004347628A 2004-11-30 2004-11-30 印字用紙巻取り装置 Active JP4559833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004347628A JP4559833B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 印字用紙巻取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004347628A JP4559833B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 印字用紙巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006151651A true JP2006151651A (ja) 2006-06-15
JP4559833B2 JP4559833B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36630402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004347628A Active JP4559833B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 印字用紙巻取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4559833B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028415A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Seiko Epson Corp 画像記録装置、画像記録方法
JP2015063374A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 日本電気株式会社 ロール体の回転制御装置および回転制御方法
JP2015218032A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、プリンターおよびプリンターの制御方法
US9278824B2 (en) 2014-02-10 2016-03-08 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and winding method
JP2016210588A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社沖データ 媒体巻取装置及び媒体巻取方法
US9770925B2 (en) 2015-08-19 2017-09-26 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and winding method
CN107394249A (zh) * 2017-07-24 2017-11-24 宁德时代新能源科技股份有限公司 极片张力的控制方法及卷绕装置
JP2017214173A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社沖データ 連続紙巻き取り装置
JP2020075770A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 セイコーエプソン株式会社 搬送装置、繊維原料再生装置、及び、搬送方法
US10744803B2 (en) 2018-03-19 2020-08-18 Ricoh Company, Ltd. Tension controller, medium conveying device incorporating the tension controller, and image forming apparatus incorporating the medium conveying device
CN114101384A (zh) * 2020-08-31 2022-03-01 宝山钢铁股份有限公司 板带焊缝过平整机和张紧辊时的张紧力控制方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101254A (ja) * 1986-10-20 1988-05-06 Shinko Electric Ind Co Ltd 帯状連続体の巻出巻取装置
JPH05139593A (ja) * 1991-08-26 1993-06-08 J C C Eng Kk 帯状体の繰出し制御装置
JPH06211398A (ja) * 1993-01-18 1994-08-02 Canon Aptecs Kk 印字装置
JPH09290950A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Canon Aptecs Kk シート処理装置
JP2001226008A (ja) * 2000-02-14 2001-08-21 Daicel Chem Ind Ltd シートの張力制御装置及び張力制御方法
JP2003054801A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Fuji Electric Co Ltd 巻取り機の制御装置
JP2003252501A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Ishida Co Ltd ラベル発行装置
JP2003261121A (ja) * 2002-03-04 2003-09-16 Ishida Co Ltd ラベル発行装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101254A (ja) * 1986-10-20 1988-05-06 Shinko Electric Ind Co Ltd 帯状連続体の巻出巻取装置
JPH05139593A (ja) * 1991-08-26 1993-06-08 J C C Eng Kk 帯状体の繰出し制御装置
JPH06211398A (ja) * 1993-01-18 1994-08-02 Canon Aptecs Kk 印字装置
JPH09290950A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Canon Aptecs Kk シート処理装置
JP2001226008A (ja) * 2000-02-14 2001-08-21 Daicel Chem Ind Ltd シートの張力制御装置及び張力制御方法
JP2003054801A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Fuji Electric Co Ltd 巻取り機の制御装置
JP2003252501A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Ishida Co Ltd ラベル発行装置
JP2003261121A (ja) * 2002-03-04 2003-09-16 Ishida Co Ltd ラベル発行装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028415A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Seiko Epson Corp 画像記録装置、画像記録方法
JP2015063374A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 日本電気株式会社 ロール体の回転制御装置および回転制御方法
US9278824B2 (en) 2014-02-10 2016-03-08 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and winding method
JP2015218032A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、プリンターおよびプリンターの制御方法
JP2016210588A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社沖データ 媒体巻取装置及び媒体巻取方法
US9770925B2 (en) 2015-08-19 2017-09-26 Seiko Epson Corporation Recording apparatus and winding method
JP2017214173A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社沖データ 連続紙巻き取り装置
CN107394249A (zh) * 2017-07-24 2017-11-24 宁德时代新能源科技股份有限公司 极片张力的控制方法及卷绕装置
CN107394249B (zh) * 2017-07-24 2023-09-22 宁德时代新能源科技股份有限公司 极片张力的控制方法及卷绕装置
US10744803B2 (en) 2018-03-19 2020-08-18 Ricoh Company, Ltd. Tension controller, medium conveying device incorporating the tension controller, and image forming apparatus incorporating the medium conveying device
JP2020075770A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 セイコーエプソン株式会社 搬送装置、繊維原料再生装置、及び、搬送方法
JP7215086B2 (ja) 2018-11-05 2023-01-31 セイコーエプソン株式会社 搬送装置、繊維原料再生装置、及び、搬送方法
CN114101384A (zh) * 2020-08-31 2022-03-01 宝山钢铁股份有限公司 板带焊缝过平整机和张紧辊时的张紧力控制方法
CN114101384B (zh) * 2020-08-31 2024-01-09 宝山钢铁股份有限公司 板带焊缝过平整机和张紧辊时的张紧力控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4559833B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559833B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
KR0166427B1 (ko) 프린터 및 용지를 인자부로 공급하는 방법
EP2423136B1 (en) Transport device, recording apparatus, transport method
JPH04355177A (ja) 印字ヘッドのギャップ調整装置
US20100132529A1 (en) Web transfer apparatus
US20110012978A1 (en) Conveyance mechanism, recording apparatus including the conveyance mechanism, and roll paper conveyance method using the conveyance mechanism
TWI295234B (en) Paper feeding apparatus
JP4429884B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
JP4429893B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
JP4723393B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
JP4429894B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
JP2006176223A (ja) 印字用紙巻取り装置
JP4494192B2 (ja) 印字用紙巻取り装置
JP2003201665A (ja) 捺染装置
JP2006150860A (ja) 印字用紙巻取り装置
US20190232635A1 (en) Web conveying device
JP2020128067A (ja) インクジェット記録装置
JP4293967B2 (ja) 連続紙後処理装置および連続紙後処理方法
JPH07309046A (ja) 熱転写式カラー記録装置
JPH03169665A (ja) プラテンギャップ調整装置
JP2004018156A (ja) ロール紙の残量検知方法および装置
JPH0577538A (ja) 印字装置
JP2006008266A (ja) 折り畳み装置及び印刷システム
JPH0447980A (ja) ドットプリンタのリボンセンサ装置
JPH0573594B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4559833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250