JPH03169665A - プラテンギャップ調整装置 - Google Patents
プラテンギャップ調整装置Info
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- JPH03169665A JPH03169665A JP31090889A JP31090889A JPH03169665A JP H03169665 A JPH03169665 A JP H03169665A JP 31090889 A JP31090889 A JP 31090889A JP 31090889 A JP31090889 A JP 31090889A JP H03169665 A JPH03169665 A JP H03169665A
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- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インパクトドットプリンタにおけるプラテン
ギャップ調整方法に関する． 〔従来の技術〕 従来のインパクトドットプリンタにおいてのプラテンギ
ャップ調整装置は、特開昭６３−１１４６８２や、特開
昭６３−２１８３８７の様に、ステッピングモータや、
偏心シャフト等を用いて、印字桁方向の任意の位置にお
いて、印字紙の厚みを測定し、前記測定値を印字紙全体
の厚みとして認識し、前記測定値に従って自動的にプラ
テンギャップを調整し、印字を行っていた． 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前述の従来技術では、印字紙の印字範囲におい
て、厚みの異なる部分のある封筒等を使用した場合、印
字桁方向の任意の一点で紙厚測定を行う為、印字紙の厚
みの薄い部分で紙厚測定を行い、前記測定値に基づいて
プラテンギャップを調整し、印字を行った場合、前記印
字紙の厚い部分に印字する場合、紙厚の薄い部分を基準
に調整されたプラテンギャップでは、前記印字紙と印字
ヘッドとのすき間が小さくなってしまい、前記印字ヘッ
ドによってインクリボンが前記印字紙に押しつけられて
、インク汚れが印字紙に付着したり、前記印字ヘッド先
端によって、印字紙を引っかけてしまうという課題を有
する． そこで本発明は、この様な課題を解決するもので、その
目的とするところは、印字紙の印字範囲の中で厚みの異
なる部分がある印字紙を使用しても、印字途中において
インク汚れが印字紙に付着したり、印字紙を引っかけて
しまうということの無い、プラテンギャップを適性範囲
に自動的に調整できる制御方法を提供するところにある
．〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するために本発明においては、シリア
ル型プリンタのプラテンギャップ調整装置において、印
字ヘッドをプラテンから任意の距離に移動する手段と、
前記移動手段の駆動手段と、前記駆動手段に設けられた
移動量検出手段と、前記移動量検出手段からの信号から
プラテンギャップを算出し移動量を決定する演算手段と
、前記移動皿を切り換えるスイッチ手段から構成される
プラテンギャップ調整装置とした． さらに、前記移動手段に偏心軸を使用した．また、前記
駆動手段にステッピングモータを使用した． さらにまた、前記移動量検出手段にロータリーエンコー
ダとロータリーエンコーダ用フォトインタラブタを使用
した． 〔実施例〕 以下に本発明をインパクトドットプリンタのプラテンギ
ャップ調整装置の一実施例を用いて説明する． 第１図は、本プリンタを制御する為のブロック図で、ま
ず中央演算処理装置（ＣＰＵ）１があり、前記ＣＰＵＩ
にはステッピングモータ４及び、ロータリーエンコーダ
５とロータリーエンコーダ用フォトインタラブタ６から
なる検出部とオペレーションバネル２が接続され、さら
に、図示されないプリンタ装置全体の制御を行う為のプ
ログラム等が記憶されているリードオンリーメモリー（
ＲＯＭ）３と前記検出部からの検出値等を記憶するラン
ダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７がそれぞれ接続されて
いる． 第２図は本発明の主要部を示す側面図である．４はプラ
テンギャップを調整するためのステッピングモータであ
る．前記ステッピングモータ４のモータ軸には駆動ギア
１１とロータリーエンコーダ５が取り付けられ、前記駆
動ギア１１は減速歯車１４を介して被動ギア１２を駆動
し、前記被動ギア１２は偏心軸１３を回薊させ、キャリ
ッジ１０を図面左右方向に移動させる．前記キャリツジ
１０には印字ヘッド９が搭載され、前記印字ヘッド９に
対向してプラテン８が配設されている．プラテン８の周
面の一部に沿って配設された紙案内１５に案内されて、
印字紙１６が給紙される．前記ロータリーエンコーダ５
のスリット部分を挾むようにロータリーエンコーダ用フ
ォトインタラブタ６が配設され、前記ロータリーエンコ
ーダ５の回転により信号を得る． 次に上記の様な構戒にて行われる制御について説明する
． 本実施例において、プリンタ装置に電源を投入すると、
前記ＣＰＵ１は、プリンタ装置を初期待機状態に設定す
る．前記初期待機状態において、印字ヘッド９はプラテ
ン８から離れている．前記初期待機状態から前記ＣＰＵ
１はステッピングモータ４を駆動し、駆動ギア１１から
減速ギア１４および被動ギア１２を介して、キャリッジ
１０を移動させる為にキャリッジを案内する外径の中心
に対して偏心した回動中心を持つ偏心輔１３を回動させ
、キャリッジ１０をプラテン８に接近させる．そして、
前記ステッピングモータ４の駆動と同期してロータリー
エンコーダ５も回転する．そして、ロータリーエンコー
ダ５のスリットは、ステツビングモータ４の極数と同数
のスリットがあり、前記スリットが前記ロータリーエン
コーダ用フォトインタラブタ６の光軸を通過することに
より、フォトインタラプタ６からの出力として、矩形波
が検出される． そこで前記ＣＰＵ１は、キャリツジ１０に搭載されてい
る印字ヘッド９がプラテン８に接触するまでステッピン
グモータ４を駆動する．キャリツジ１０に搭載されてい
る印字ヘッド９がプラテン８に接触するまでは、前記フ
ォトインタラブタ６からは、規則的な矩形波が出力され
ているが、印字ヘッド９がプラテン８に接触すると、印
字ヘッド９からキャリッジ１０を通じ、被動ギア１２、
減速ギア１４を介してステッピングモータ４に負荷がか
かり、規則的な回転が乱れ始める．そこでステツビング
モータ４の回転の乱れがロータリーエンコーダ５に伝わ
り、フォトインタラプタ６にて検出すると規則的な時間
間隔で出力されていた矩形波の時間間隔が変化する．こ
の時間間隔の変化が確認されたところでＣＰＵＩは、ス
テツビングモータ４を停止し、それに伴ってキャリツジ
１０も停止する．そしてキャリッジ１０が停止した時点
までのキャリッジ１０の移動量をロータリーエンコーダ
５のパルス数（Ｎ１）として、前記ＲＡＭ７に記憶する
．前記Ｎ１は言わば紙厚零を示す．更に、ステッピング
モータ４を逆回転させ、キャリッジ１０をプラテン８か
ら離間させ、初期待機状態の位置に待機させる． ここで、前記オペレーションパネル２には、プリンタ装
置の制御を行う為のスイッチが複数個設置されており、
スイッチの中には、印字範囲において厚みの異なる部分
があるような印字紙の為に、プラテンギャップを調整す
るスイッチ（以下封筒モードスイッチ）が配置されてい
る． そこで、図示されない紙押入口より印字紙１６を挿入す
ると、前記ＣＰＵ １は、図示されない紙送り装置を駆
動し、印字紙１６を印字ヘッド９と対向する位置まで送
る．尚、図示されていないが、紙送り装置の駆動にはス
テッピングモータを使用しており、印字紙１６の送り皿
は前記ステツビングモー夕のパルス数によって決定でき
る．挿入された印字紙】６が印字ヘッド９に対向する位
置まで送られると、ＣＰＵＩは再度ステツビングモータ
４を駆動し、駆動ギア１１から減速ギアｌ４、被動ギア
１２、偏心軸１３を介し、キャリッジ１０をプラテン８
に接近させる．そして、印字ヘッド９が押入された印字
紙１６に接触すると、印字ヘッド９には負荷がかかり、
その負荷がステツビングモータ４に伝わり、前述のプラ
テン面測定値Ｎ１を測定した時と同一の検出方法により
印字紙面を認識し、ＣＰＵＩはステツビングモータ４を
停止するとともに、キャリツジ１０も停止し、キャリツ
ジ１０が停止した時点までのキャリツジ１０の移動量を
Ｎ２としてＲＡＭ７に記憶する．そこで印字紙１６の厚
みを算出する為に、あらかじめＲＯＭ３に書き込まれて
いるプログラムにより、前記検出値Ｎ１とＮ２から紙厚
を算出し、算出された紙厚に基づいて、プラテンギャッ
プ（Ａ）を計算する．更に計算されたプラテンギマップ
（Ａ）をパルス数に変換することによりステツビングモ
ータ４を逆回転させ、計算値に基づいてプラテンギャッ
プ（Ａ）を調整する．挿入された印字紙１６が単票紙な
らば、前記封筒モードスイッチはオフされており、封筒
など厚みに変化のある印字紙の為のプラテンギャップ調
整は行われない． しかし、挿入された印字紙１６が、封筒など紙厚に変化
のある印字紙の場合、オペレータが前記封筒モードスイ
ッチをオンにした後、例えば封筒を挿入すると、ＣＰＵ
Ｉは前記測定値Ｎ２を測定した時と同様の方法でキャリ
ッジ移動量Ｎ３としてＲＡＭ７に記憶する．そこでＣＰ
Ｕ１は紙厚を算出し、プラテンギャップを調整するべく
、測定値Ｎ１及びＮ３を使用して紙厚を算出する．そこ
で、紙厚を算出してプラテンギャップを調整する段階に
おいて、前記ＣＰＵ １は、前記封情モードスイッチが
オンされていることから、前記紙厚を算出してから算出
された紙厚に適したプラテンギャップを算出する．そこ
で、前記算出されたブラテンギャップ量にあらかじめＲ
ＯＭａ内に書き込まれている一定値（約１．１倍）をか
けた値を挿入された封筒のプラテンギャップ（Ｙ）とし
て、前記プラテンギャップ（Ｙ）をパルス数に変換する
ことにより、ステッピングモータ４を逆回転し、プラテ
ン８から離間する方向ヘキャリッジ１０を移動する．そ
して、前記プラテンギャップ（Ｙ）量だけキャリッジ１
０が移動したらステッピングモータ４を停止し、プラテ
ンギャップ調整を終える． 尚、前記プラテンギャップ（Ａ）及び、プラテンギャッ
プ（Ｙ）の関係は、 プラテンギャップ（Ａ〉くプラテンギャップ（Ｙ）であ
り、印字紙の厚みの変化に影響されることなく高品質の
印字が行えるものである．また、前記封筒モードスイッ
チは、封筒だけでなく、印字紙の中で厚みの変化のある
印字紙、例えばラベル紙等にも対応できる様になってい
る．〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によればステッピングモータ
とロータリーエンコーダ及びフォトインタラブタからな
る検出部及び、キャリッジを移動させる為の偏心軸と偏
心軸に動力を伝える被動ギアにより、自動的に印字紙の
紙厚を測定し、プラテンギャップを調整できる機構を備
えており、且つ、封筒等、印字紙の中で厚みの異なる部
分のある印字紙に印字する際には、オペレーションパネ
ル上のスイッチ操作で前記印字紙に対応できるプラテン
ギャップに設定できる制御方法を備えていることにより
、前記印字紙の厚みの薄い部分で紙厚測定を行っても、
前記制御方法によってプラテンギャップを広げることに
より、印字範囲内に印字紙の薄い部分から厚い部分に印
字ヘッドが移動しても、前記印字紙と印字ヘッドとのす
き間が小さくなって前記印字ヘッドによってインクリボ
ンが前記印字紙に押しつけられインク汚れが付着したり
、前記印字ヘッド先端で印字紙を引っかけてしまうとい
う問題を防止できるという優れた効果が得られる．
ギャップ調整方法に関する． 〔従来の技術〕 従来のインパクトドットプリンタにおいてのプラテンギ
ャップ調整装置は、特開昭６３−１１４６８２や、特開
昭６３−２１８３８７の様に、ステッピングモータや、
偏心シャフト等を用いて、印字桁方向の任意の位置にお
いて、印字紙の厚みを測定し、前記測定値を印字紙全体
の厚みとして認識し、前記測定値に従って自動的にプラ
テンギャップを調整し、印字を行っていた． 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前述の従来技術では、印字紙の印字範囲におい
て、厚みの異なる部分のある封筒等を使用した場合、印
字桁方向の任意の一点で紙厚測定を行う為、印字紙の厚
みの薄い部分で紙厚測定を行い、前記測定値に基づいて
プラテンギャップを調整し、印字を行った場合、前記印
字紙の厚い部分に印字する場合、紙厚の薄い部分を基準
に調整されたプラテンギャップでは、前記印字紙と印字
ヘッドとのすき間が小さくなってしまい、前記印字ヘッ
ドによってインクリボンが前記印字紙に押しつけられて
、インク汚れが印字紙に付着したり、前記印字ヘッド先
端によって、印字紙を引っかけてしまうという課題を有
する． そこで本発明は、この様な課題を解決するもので、その
目的とするところは、印字紙の印字範囲の中で厚みの異
なる部分がある印字紙を使用しても、印字途中において
インク汚れが印字紙に付着したり、印字紙を引っかけて
しまうということの無い、プラテンギャップを適性範囲
に自動的に調整できる制御方法を提供するところにある
．〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するために本発明においては、シリア
ル型プリンタのプラテンギャップ調整装置において、印
字ヘッドをプラテンから任意の距離に移動する手段と、
前記移動手段の駆動手段と、前記駆動手段に設けられた
移動量検出手段と、前記移動量検出手段からの信号から
プラテンギャップを算出し移動量を決定する演算手段と
、前記移動皿を切り換えるスイッチ手段から構成される
プラテンギャップ調整装置とした． さらに、前記移動手段に偏心軸を使用した．また、前記
駆動手段にステッピングモータを使用した． さらにまた、前記移動量検出手段にロータリーエンコー
ダとロータリーエンコーダ用フォトインタラブタを使用
した． 〔実施例〕 以下に本発明をインパクトドットプリンタのプラテンギ
ャップ調整装置の一実施例を用いて説明する． 第１図は、本プリンタを制御する為のブロック図で、ま
ず中央演算処理装置（ＣＰＵ）１があり、前記ＣＰＵＩ
にはステッピングモータ４及び、ロータリーエンコーダ
５とロータリーエンコーダ用フォトインタラブタ６から
なる検出部とオペレーションバネル２が接続され、さら
に、図示されないプリンタ装置全体の制御を行う為のプ
ログラム等が記憶されているリードオンリーメモリー（
ＲＯＭ）３と前記検出部からの検出値等を記憶するラン
ダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７がそれぞれ接続されて
いる． 第２図は本発明の主要部を示す側面図である．４はプラ
テンギャップを調整するためのステッピングモータであ
る．前記ステッピングモータ４のモータ軸には駆動ギア
１１とロータリーエンコーダ５が取り付けられ、前記駆
動ギア１１は減速歯車１４を介して被動ギア１２を駆動
し、前記被動ギア１２は偏心軸１３を回薊させ、キャリ
ッジ１０を図面左右方向に移動させる．前記キャリツジ
１０には印字ヘッド９が搭載され、前記印字ヘッド９に
対向してプラテン８が配設されている．プラテン８の周
面の一部に沿って配設された紙案内１５に案内されて、
印字紙１６が給紙される．前記ロータリーエンコーダ５
のスリット部分を挾むようにロータリーエンコーダ用フ
ォトインタラブタ６が配設され、前記ロータリーエンコ
ーダ５の回転により信号を得る． 次に上記の様な構戒にて行われる制御について説明する
． 本実施例において、プリンタ装置に電源を投入すると、
前記ＣＰＵ１は、プリンタ装置を初期待機状態に設定す
る．前記初期待機状態において、印字ヘッド９はプラテ
ン８から離れている．前記初期待機状態から前記ＣＰＵ
１はステッピングモータ４を駆動し、駆動ギア１１から
減速ギア１４および被動ギア１２を介して、キャリッジ
１０を移動させる為にキャリッジを案内する外径の中心
に対して偏心した回動中心を持つ偏心輔１３を回動させ
、キャリッジ１０をプラテン８に接近させる．そして、
前記ステッピングモータ４の駆動と同期してロータリー
エンコーダ５も回転する．そして、ロータリーエンコー
ダ５のスリットは、ステツビングモータ４の極数と同数
のスリットがあり、前記スリットが前記ロータリーエン
コーダ用フォトインタラブタ６の光軸を通過することに
より、フォトインタラプタ６からの出力として、矩形波
が検出される． そこで前記ＣＰＵ１は、キャリツジ１０に搭載されてい
る印字ヘッド９がプラテン８に接触するまでステッピン
グモータ４を駆動する．キャリツジ１０に搭載されてい
る印字ヘッド９がプラテン８に接触するまでは、前記フ
ォトインタラブタ６からは、規則的な矩形波が出力され
ているが、印字ヘッド９がプラテン８に接触すると、印
字ヘッド９からキャリッジ１０を通じ、被動ギア１２、
減速ギア１４を介してステッピングモータ４に負荷がか
かり、規則的な回転が乱れ始める．そこでステツビング
モータ４の回転の乱れがロータリーエンコーダ５に伝わ
り、フォトインタラプタ６にて検出すると規則的な時間
間隔で出力されていた矩形波の時間間隔が変化する．こ
の時間間隔の変化が確認されたところでＣＰＵＩは、ス
テツビングモータ４を停止し、それに伴ってキャリツジ
１０も停止する．そしてキャリッジ１０が停止した時点
までのキャリッジ１０の移動量をロータリーエンコーダ
５のパルス数（Ｎ１）として、前記ＲＡＭ７に記憶する
．前記Ｎ１は言わば紙厚零を示す．更に、ステッピング
モータ４を逆回転させ、キャリッジ１０をプラテン８か
ら離間させ、初期待機状態の位置に待機させる． ここで、前記オペレーションパネル２には、プリンタ装
置の制御を行う為のスイッチが複数個設置されており、
スイッチの中には、印字範囲において厚みの異なる部分
があるような印字紙の為に、プラテンギャップを調整す
るスイッチ（以下封筒モードスイッチ）が配置されてい
る． そこで、図示されない紙押入口より印字紙１６を挿入す
ると、前記ＣＰＵ １は、図示されない紙送り装置を駆
動し、印字紙１６を印字ヘッド９と対向する位置まで送
る．尚、図示されていないが、紙送り装置の駆動にはス
テッピングモータを使用しており、印字紙１６の送り皿
は前記ステツビングモー夕のパルス数によって決定でき
る．挿入された印字紙】６が印字ヘッド９に対向する位
置まで送られると、ＣＰＵＩは再度ステツビングモータ
４を駆動し、駆動ギア１１から減速ギアｌ４、被動ギア
１２、偏心軸１３を介し、キャリッジ１０をプラテン８
に接近させる．そして、印字ヘッド９が押入された印字
紙１６に接触すると、印字ヘッド９には負荷がかかり、
その負荷がステツビングモータ４に伝わり、前述のプラ
テン面測定値Ｎ１を測定した時と同一の検出方法により
印字紙面を認識し、ＣＰＵＩはステツビングモータ４を
停止するとともに、キャリツジ１０も停止し、キャリツ
ジ１０が停止した時点までのキャリツジ１０の移動量を
Ｎ２としてＲＡＭ７に記憶する．そこで印字紙１６の厚
みを算出する為に、あらかじめＲＯＭ３に書き込まれて
いるプログラムにより、前記検出値Ｎ１とＮ２から紙厚
を算出し、算出された紙厚に基づいて、プラテンギャッ
プ（Ａ）を計算する．更に計算されたプラテンギマップ
（Ａ）をパルス数に変換することによりステツビングモ
ータ４を逆回転させ、計算値に基づいてプラテンギャッ
プ（Ａ）を調整する．挿入された印字紙１６が単票紙な
らば、前記封筒モードスイッチはオフされており、封筒
など厚みに変化のある印字紙の為のプラテンギャップ調
整は行われない． しかし、挿入された印字紙１６が、封筒など紙厚に変化
のある印字紙の場合、オペレータが前記封筒モードスイ
ッチをオンにした後、例えば封筒を挿入すると、ＣＰＵ
Ｉは前記測定値Ｎ２を測定した時と同様の方法でキャリ
ッジ移動量Ｎ３としてＲＡＭ７に記憶する．そこでＣＰ
Ｕ１は紙厚を算出し、プラテンギャップを調整するべく
、測定値Ｎ１及びＮ３を使用して紙厚を算出する．そこ
で、紙厚を算出してプラテンギャップを調整する段階に
おいて、前記ＣＰＵ １は、前記封情モードスイッチが
オンされていることから、前記紙厚を算出してから算出
された紙厚に適したプラテンギャップを算出する．そこ
で、前記算出されたブラテンギャップ量にあらかじめＲ
ＯＭａ内に書き込まれている一定値（約１．１倍）をか
けた値を挿入された封筒のプラテンギャップ（Ｙ）とし
て、前記プラテンギャップ（Ｙ）をパルス数に変換する
ことにより、ステッピングモータ４を逆回転し、プラテ
ン８から離間する方向ヘキャリッジ１０を移動する．そ
して、前記プラテンギャップ（Ｙ）量だけキャリッジ１
０が移動したらステッピングモータ４を停止し、プラテ
ンギャップ調整を終える． 尚、前記プラテンギャップ（Ａ）及び、プラテンギャッ
プ（Ｙ）の関係は、 プラテンギャップ（Ａ〉くプラテンギャップ（Ｙ）であ
り、印字紙の厚みの変化に影響されることなく高品質の
印字が行えるものである．また、前記封筒モードスイッ
チは、封筒だけでなく、印字紙の中で厚みの変化のある
印字紙、例えばラベル紙等にも対応できる様になってい
る．〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によればステッピングモータ
とロータリーエンコーダ及びフォトインタラブタからな
る検出部及び、キャリッジを移動させる為の偏心軸と偏
心軸に動力を伝える被動ギアにより、自動的に印字紙の
紙厚を測定し、プラテンギャップを調整できる機構を備
えており、且つ、封筒等、印字紙の中で厚みの異なる部
分のある印字紙に印字する際には、オペレーションパネ
ル上のスイッチ操作で前記印字紙に対応できるプラテン
ギャップに設定できる制御方法を備えていることにより
、前記印字紙の厚みの薄い部分で紙厚測定を行っても、
前記制御方法によってプラテンギャップを広げることに
より、印字範囲内に印字紙の薄い部分から厚い部分に印
字ヘッドが移動しても、前記印字紙と印字ヘッドとのす
き間が小さくなって前記印字ヘッドによってインクリボ
ンが前記印字紙に押しつけられインク汚れが付着したり
、前記印字ヘッド先端で印字紙を引っかけてしまうとい
う問題を防止できるという優れた効果が得られる．
第１図は、本発明の制御構成を示すブロック図．第２図
は、本発明の主要部分を示す側面図である． ４・・・ステッピングモータ ５・・・ロータリーエンコーダ ６・・・フォトインタラプタ ８・・・プラテン ９・・・印字ヘッド １０・・・キャリッジ １１・・・駆動ギア １２・・・被動ギア １３・・・偏心軸 １４・・・減速ギア ｌ５・・・紙案内 １６・・・印字紙 以 上
は、本発明の主要部分を示す側面図である． ４・・・ステッピングモータ ５・・・ロータリーエンコーダ ６・・・フォトインタラプタ ８・・・プラテン ９・・・印字ヘッド １０・・・キャリッジ １１・・・駆動ギア １２・・・被動ギア １３・・・偏心軸 １４・・・減速ギア ｌ５・・・紙案内 １６・・・印字紙 以 上
Claims (3)
- （１）シリアル型プリンタのプラテンギャップ調整装置
において、印字ヘッドをプラテンから任意の距離に移動
する手段と、前記移動手段の駆動手段と、前記駆動手段
に設けられた移動量検出手段と、前記移動量検出手段か
らの信号からプラテンギャップを算出し移動量を決定す
る演算手段と、前記移動量を切り換えるスイッチ手段か
らなることを特徴とするプラテンギャップ調整装置。 - （２）前記移動手段に偏心軸を使用したことを特徴とす
る請求項１記載のプラテンギャップ調整装置。 - （３）前記駆動手段にステッピングモータを使用したこ
とを特徴とする請求項１記載のプラテンギャップ調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31090889A JP2924021B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | プラテンギャップ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31090889A JP2924021B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | プラテンギャップ調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03169665A true JPH03169665A (ja) | 1991-07-23 |
| JP2924021B2 JP2924021B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=18010835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31090889A Expired - Lifetime JP2924021B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | プラテンギャップ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924021B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0614763A2 (en) * | 1993-03-12 | 1994-09-14 | Seiko Epson Corporation | Automatic platen gap adjusting apparatus |
| WO1996011111A1 (fr) * | 1994-10-06 | 1996-04-18 | Pfu Limited | Systeme et dispositif d'alimentation en papier pour imprimantes |
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