JP2006135260A - 電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラム - Google Patents

電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高精度な描画位置補正を行なうことのできる電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラムを提供すること。
【解決手段】少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器(5,9)と、描画時のショット数を記憶する第1の記憶手段(31)と、ショット数と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段(32)と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット数に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段(33,34)と、を具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体集積回路の回路パターンをウェハ上に描画する電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラムに関する。
半導体製造分野において、電子ビーム描画装置はパターン生成機能により、フォトマスク作成や少量多品種のための直接描画、特に先端デバイスの試作に適用されている。電子ビーム描画装置では、点ビーム方式による電子源像や可変成形方式によるビーム成形開口像を試料面上に投影、走査して微細パターンを形成していく。特に後者の可変成形方式では、ビーム形状を矩形成形開口と成形偏向器とで制御し、試料面に縮小投影して効率的にパターンを成形する。このため可変成形方式は、電子源像を転写する点ビーム方式に比べ描画の高速化を実現している。
しかしながら従来の電子ビーム描画装置は、偏向アンプの特性によって、描画位置が設計位置よりずれてしまうという問題がある。これは、偏向アンプの動作状況によって、偏向アンプ内の素子温度、特に出力電圧を決定するための基準抵抗値が変化することによる。これにより、デバイスパターンの疎密差に依存した描画位置ずれが生じ、描画精度の劣化を招いている。
また、ステージも動作状況によって温度変化が生じる。すなわち、ステージが連続して走行する場合には、摩擦熱やステージを駆動するモータからの熱伝導によって、ステージ自体の温度が変化する。この結果、ステージが膨張もしくは収縮する。電子ビーム描画装置のステージ位置は、レーザ干渉計によって計測するのが一般的であるが、例えば、ステージが膨張することによって、ステージに取り付けられたミラー位置が変化すると、正確なステージ位置が計測できない。また、ステージの温度変化は、ウェハの温度変化を引き起こす。特に、Siウェハは一般的にステージに用いられる種々の材料よりも熱膨張率が大きいため、比較的容易に膨張もしくは収縮する。この結果、所望の描画位置にビームを照射できないといった問題が生じる。電子ビーム描画装置は、ステージを真空中に設置するため、ステージに伝わった熱が逃げにくく、大気中にステージを配置する他の露光装置に比べ、その影響は深刻である。
なお、特許文献1〜3には、この種の電子ビーム描画装置が開示されている。
また、特許文献4〜7には、この種の露光技術が開示されている。
特開平6−13299号公報 特開平6−36997号公報 特開2003−188075号公報 特開2000−124113号公報 特開2001−267238号公報 特開2002−246295号公報 特開2003−151885号公報
本発明の目的は、高精度な描画位置補正を行なうことのできる電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラムを提供することにある。
本発明の一形態の電子ビーム描画装置は、少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、描画時のショット数を記憶する第1の記憶手段と、ショット数と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット数に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、を備える。
本発明の一形態の偏向アンプは、描画時のショット情報を記憶する第1の記憶手段と、ショット情報と出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット情報に基づいて出力を調整する調整手段と、備える。
本発明の一形態の電子ビーム描画装置は、少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、前記偏向アンプに設けられた温度センサと、前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、前記偏向アンプの温度と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、を備える。
本発明の一形態の偏向アンプは、内部の主要部品に設けられた温度センサと、前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、内部温度と出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて出力を調整する調整手段と、を備える。
本発明の一形態の電子ビーム描画装置は、少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、試料を載置するステージと、前記ステージに設けられた温度センサと、前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、前記ステージの温度と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、を備える。
本発明の一形態の電子ビーム描画装置は、少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、試料を載置するステージと、前記ステージに設けられた温度センサと、前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、前記ステージの温度と前記ステージの位置との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記ステージの位置を調整する調整手段と、を備える。
本発明の一形態の電子ビーム描画方法は、描画データを小領域に分割する工程と、前記各小領域におけるショット情報を取得する工程と、ショット情報と偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを作成する工程と、前記ショット情報と前記テーブルに基づいて偏向アンプの出力を補正する工程と、補正された前記アンプの出力を基に試料面上にビームを照射する工程と、を有する。
本発明の一形態の電子ビーム描画方法は、描画データを小領域に分割する工程と、前記各小領域におけるショット情報を取得する工程と、ショット情報と描画データの位置補正との関係を示す補正テーブルを作成する工程と、前記ショット情報と前記補正テーブルに基づいて前記描画データを補正する工程と、補正された描画データを基に試料面上にビームを照射する工程と、を有する。
本発明の一形態の電子ビーム描画プログラムは、コンピュータに、描画データを小領域に分割する工程と、前記各小領域におけるパターン密度を計算し、前記各小領域とパターン密度との関係を記述したマップを作成する工程と、前記パターン密度に対する描画位置の補正量からなるテーブルを作成する工程と、前記マップと前記テーブルに基づいて、パターンの描画位置を補正した描画データを得る工程と、補正された前記描画データを基に試料面上にパターンを描画する工程と、を実行させる。
本発明によれば、高精度な描画位置補正を行なうことのできる電子ビーム描画装置、偏向アンプ、電子ビーム描画方法、半導体装置の製造方法、及び電子ビーム描画プログラムを提供できる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程で使用する電子ビーム描画装置(荷電ビーム露光装置)の構成を示す図である。図1に示す装置の主要部は、制御計算機1、データ展開回路2、偏向制御回路3、副偏向アンプ4、主偏向アンプ5、鏡筒6、試料室7と、図示しないレンズ制御部、ステージ制御部、電子銃制御部などから構成されている。偏向制御回路3には、第1演算部16、受信部17、第1メモリ18、第2メモリ19、第2演算部20、及び第3演算部21が備えられている。主偏向アンプ5には、デジタル部12及びアナログ部13が備えられている。鏡筒6内には、副偏向器8及び主偏向器9が備えられている。試料室7内には、試料10を載置するためのステージ11が設けられている。
以下、上述した電子ビーム描画装置の機能について説明する。主偏向アンプ5のデジタル部12は、偏向制御回路3からの描画データを処理する。主偏向アンプ5のアナログ部13は、デジタル部12で処理されたデータを主偏向器9への出力電圧に変換する。またアナログ部13には、アナログ部13内の主要部品付近の温度を測定するための温度センサ14が設けられており、デジタル部12には、温度センサ14のデータを処理し偏向制御回路3へ送信するための送信部15が備えられている。
偏向制御回路3の第1演算部16は、データ展開回路2からの描画データを処理する。この第1演算部16では、鏡筒6内に設置されビームを集束するために用いられる図示しないレンズによるビーム偏向位置の歪を補正する演算処理や、図示しないステージ制御部からのステージ位置情報に基づき、主偏向アンプ5の出力を算出する処理などが行われる。
また、偏向制御回路3の受信部17は、主偏向アンプ5に設けられた温度センサ14の温度データを送信部15から受信する。送信部15から送信された温度データは、受信部17で受信されてA/D変換された後、偏向制御回路3内の第1メモリ18に記憶される。偏向制御回路3内の第2メモリ19には、主偏向アンプ内部の温度と主偏向アンプの出力電圧との関係を記述した温度補正テーブルが格納されている。
第2演算部20では、第1メモリ18に記憶された主偏向アンプの温度データと、第2メモリ19に格納されている温度補正テーブルに基づいて、主偏向アンプ5の出力電圧を調整するための温度調整係数を算出する。第3演算部21では、第1演算部16から送出された描画データに、第2演算部20から送出された温度調整係数を加算もしくは乗算して、描画データを補正する。第3演算部21は、この補正された描画データを主偏向アンプ5のデジタル部12に送出する。
主偏向アンプ5のデジタル部12では、偏向制御回路3から送出された描画データに基づき、アナログ部13を介して鏡筒6の主偏向器9を制御し、電子ビーム22を偏向してステージ11上の試料10に所望のパターンを描画する。
本第1の実施の形態によれば、主偏向アンプ5の温度を計測し、その温度変化に基づいて主偏向アンプ5の出力を補正している。この結果、試料10のパターンの粗密に応じて、描画中に主偏向アンプの温度が変動し、主偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、これを補正して高精度の描画を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図2において図1と同一な部分には同符号を付してある。図2に示す装置の基本的な構成は、図1と同様であるが、図1では偏向制御回路3に搭載されていた第1メモリ18、第2メモリ19、第2演算部20、及び第3演算部21が主偏向アンプ5に搭載されている点が異なる。
以下、上述した電子ビーム描画装置の機能について説明する。主偏向アンプ5のアナログ部13に設けられた温度センサ14の出力は、主偏向アンプ5のデジタル部12内に備えられた第1メモリ18に記憶される。デジタル部12の第2メモリ19には、主偏向アンプ温度と主偏向アンプの出力電圧との関係を記述した温度補正テーブルが格納されている。
第2演算部20では、第1メモリ18に記憶された主偏向アンプの温度データと、第2メモリ19に格納されている温度補正テーブルに基づいて、主偏向アンプ5の出力電圧を調整するための温度調整係数を算出する。第3演算部21では、第1演算部16から送出された描画データに、第2演算部20から送出された温度調整係数を加算もしくは乗算する。
主偏向アンプ5のデジタル部12では、第3演算部21で補正された描画データに基づき、アナログ部13を介して鏡筒6の主偏向器9を制御し、電子ビーム22を偏向してステージ11上の試料10に所望のパターンを描画する。
本第2の実施の形態によれば、主偏向アンプ5の温度を計測し、その温度変化に基づいて主偏向アンプ側5で主偏向アンプ5の出力を補正している。この結果、試料10のパターンの粗密に応じて、描画中に主偏向アンプの温度が変動し、主偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、偏向制御回路3側に温度補正のための機能を持たせることなく、主偏向アンプ側5でこれを補正して高精度の描画を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図3において図1,図2と同一な部分には同符号を付してある。図3に示す装置の基本的な構成は、図1,図2と同様であるが、図1,図2で主偏向アンプ5に搭載されていた温度センサ14がなく、偏向制御回路3に、描画時の主偏向距離の総和を記憶するためのメモリ31、描画時の主偏向距離の総和と主偏向アンプ5の出力電圧との関係を記述した補正テーブルが格納されているメモリ32、主偏向距離の総和に応じて主偏向アンプ5の出力を補正する第4演算部33及び第5演算部34が備えられている点が異なる。ここで主偏向距離の総和とは、主偏向領域内における主偏向中心からの偏向距離の総和を指す。
以下、上述した電子ビーム描画装置の機能について説明する。描画データの補正プロセス及びデータの流れは図4に示す。
偏向制御回路3には、データ展開回路2から主偏向領域内の偏向(SF)位置及び偏向領域内のショット情報を記述した描画データ68が送出される。偏向制御回路3に設けられた第1演算部16では、図示しないステージ制御部からのステージ位置情報に基づいて決定した主偏向距離に基づき、鏡筒6内に設置されている図示しないレンズによるビーム偏向位置の歪、及び試料10の下地パターンとの位置ズレを考慮した主偏向位置を演算し(レジストレーション・主偏向歪補正演算69)、第1補正データ70を第5演算部34へ送出する。また第1演算部16は、主偏向領域内の主偏向距離の総和を計算し(主偏向距離計算71)、メモリ31に主偏向距離データ72を記憶する。
第4演算部33では、メモリ32に格納されている補正テーブル74と、メモリ31に記憶された主偏向距離データ72から、主偏向位置補正係数75を算出し(補正係数計算)、この補正係数75を第5演算部34に送出する。ここで、メモリ32に格納されている補正テーブル74は、偏向アンプの発熱による偏向位置ズレを補正するための補正係数の選択に必要であり、チップレイアウトに依存する長周期成分補正用の補正テーブルと、主偏向領域内の偏向距離のみに依存する短周期成分補正のための補正テーブルとからなる。
図5(a)、(b)のようなSiウェハ100を描画した場合に、主偏向器の偏向距離の総和を描画順序にそって時系列にグラフにしたものが図5(c)であり、補正量105を折れ線グラフで示している。
図5(a)に示すように、Siウェハ100には多数のチップ101が設けられ、これらがチップ行102A,102B,103Cを構成している。各チップ行は、複数のストライプ103A,103B,…からなる。図5(b)(c)において、104A,104Bは主偏向領域を示している。補正量105は長周期成分106と短周期成分から構成されている。これと予め実験等により作成された長周期及び短周期の補正テーブルを参照して第4演算部33で補正係数を求め、第5演算部34で第1演算部16から送られてきた主偏向位置の補正を行う。この際、第4演算部33から送出された補正係数75は、補正対象となっている主偏向領域よりも以前に処理(描画)された主偏向領域の偏向距離データ72に基づいて算出されている。さらに第5演算部34では、補正係数75を用いて主偏向位置補正計算76を行い、補正した主偏向位置データ77を、主偏向アンプ5のデジタル部12に送出する。
主偏向アンプ5のデジタル部12では、偏向制御回路3から送出された第2補正データ77をデジタル−アナログ変換78し、アナログ部13を介して鏡筒6の主偏向器9を制御し、電子ビーム22を偏向してステージ11上の試料10に所望のパターンを描画する。
また、メモリ31、メモリ32、第4演算部33、及び第5演算部34の機能を主偏向アンプ5のデジタル部12内に設けることもできる。
さらに、本実施の形態では偏向距離の総和を元に主偏向位置の補正を行ったが、主偏向領域内の描画する副偏向領域数に対して補正テーブルを準備し、補正演算を行ってもよい。
なお、本実施の形態においてメモリ32に格納されている、主偏向距離の総和と主偏向アンプ5の出力電圧との関係を記述した補正テーブルは、予め実験またはシミュレーションによって作成するものである。補正テーブルの作成方法に関しては後述する。
本第3の実施の形態によれば、描画する主偏向位置を、それよりも以前に処理(描画)した偏向領域内の偏向距離の総和に基づいて補正している。これにより、描画中に主偏向アンプの温度が変動し、主偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、これを補正して高精度の描画を行うことができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態に副偏向アンプの出力補正機能を追加したものである。主偏向アンプ同様、副偏向器のアナログアンプも基準抵抗値が温度によって変化することで出力電圧に変化が生じる。図6(b)は副偏向アンプの温度上昇によるショット位置ズレの例を示している。図6(a)のように主偏向領域107を描画するとき、副偏向領域108内のショット位置は、副偏向領域108以前に描画された副偏向領域に起因するアンプ温度の変化に影響を受ける。よって図6(b)に示すように、設計パターン109が、例えば描画パターン110のように位置ズレを起こして描画される。
図7は、本発明の第4の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図7において図3と同一な部分には同符号を付してある。図7に示す装置の基本的な構成は図3に示したものと同様であるが、偏向制御回路3に、描画時の副偏向距離の総和を記憶するためのメモリ35、描画時の副偏向距離の総和と副偏向アンプ4の出力電圧との関係を記述した補正テーブルが格納されているメモリ36、副偏向距離の総和に応じて副偏向アンプ4の出力を補正する第6演算部37及び第7演算部38が備えられている点が異なる。ここで副偏向距離の総和とは、副偏向領域内における副偏向中心からの偏向距離の総和を指す。
以下、上述した電子ビーム描画装置の機能について説明する。描画データの補正プロセス及びデータの流れは図8に示す。
偏向制御回路3には、データ展開回路2から主偏向領域内の偏向(SF)位置及び偏向領域内のショット情報を記述した描画データ68が送出される。偏向制御回路3に設けられた第1演算部16では、図示しないステージ制御部からのステージ位置情報に基づいて決定した主偏向距離に基づき、鏡筒6内に設置されている図示しないレンズによるビーム偏向位置の歪、及び試料10の下地パターンとの位置ズレを考慮した主偏向位置を演算し(レジストレーション・主偏向歪補正演算69)、第1補正データ70を第5演算部34へ送出する。また第1演算部16は、副偏向領域内の副偏向距離の総和を計算し(副偏向距離計算80)、メモリ35に副偏向距離データ81を記憶し、主偏向領域内の主偏向距離の総和を計算し(主偏向距離計算71)、メモリ31に主偏向距離データ72を記憶する。
第4演算部33では、メモリ32に格納されている補正テーブル74と、メモリ31に記憶された主偏向距離データ72とから、主偏向位置補正係数75を算出し(第1補正係数計算73)、この補正係数75を第5演算部34に送出する。ここで、メモリ32に格納されている補正テーブルは、偏向アンプの発熱による偏向位置ズレを補正するための補正係数を選択するためのものであり、長周期成分を補正するための補正テーブルと短周期成分を補正するための補正テーブルとからなる。
同様に第6演算部37では、メモリ36に格納されている副偏向補正テーブル74と、メモリ35に記憶された副偏向距離データ81とから、副偏向位置補正係数83を算出し(第2補正係数計算82)、この補正係数83を第7演算部38に送出する。ここで、メモリ36に格納されている補正テーブルは、副偏向アンプの発熱による偏向位置ズレを補正するための補正係数を選択するためのものであり、副偏向領域内の偏向距離の総和に依存する短周期成分補正のための補正テーブルである。
さらに第5演算部34では、補正係数75を用いて主偏向位置補正計算76を行い、補正した主偏向位置データ77を、主偏向アンプ5のデジタル部12に送出する。同様に第7演算部38において、第6演算部37で算出された副偏向係数83と第1補正データ70とによって、副偏向位置補正計算84を行い、補正した副偏向位置データ85を副偏向アンプ4のデジタル部39に送出する。この際、第6演算部37から送られた補正係数83は、演算対象となっている副偏向領域よりも以前に処理(描画)された副偏向距離データ81に基づいて算出されている。
主偏向アンプ5のデジタル部12で、偏向制御回路3から送出された第2補正データ77をデジタル−アナログ変換78し、アナログ部13を介して鏡筒6の主偏向器9を制御し、同時に副偏向アンプ4を介して副偏向器8を制御することで電子ビーム22を偏向して、ステージ11上の試料10に所望のパターンを描画する。
また、メモリ31、メモリ32、第4演算部33、及び第5演算部34の機能を主偏向アンプ5のデジタル部12内に設けることもできる。
さらに、本実施の形態では主偏向距離の総和を元に主偏向位置の補正を行ったが、主偏向領域内の描画する副偏向領域(SF)数に対して補正テーブルを準備して、第5演算部34で補正演算を行ってもよい。同様に、本実施の形態では副偏向距離の総和を元に副偏向位置(ショット位置)の補正を行ったが、副偏向領域内のショット数に対して補正テーブルを準備して、第7演算部38で補正演算を行ってもよい。
なお、本実施の形態においてメモリ32、36に格納されている、主偏向距離の総和と主偏向アンプ5の出力電圧との関係を記述した補正テーブル、及び副偏向距離の総和と副偏向アンプ4の出力電圧との関係を記述した補正テーブルは、共に予め実験またはシミュレーションによって作成するものである。補正テーブルの作成方法に関しては後述する。
本第4の実施の形態によれば、描画する主偏向位置及びショット位置を、それらよりも以前に処理(描画)した偏向領域内の偏向距離の総和に基づいて補正している。この結果、描画中に偏向アンプの温度が変動し、偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、これを補正して高精度の描画を行うことができる。
(第5の実施の形態)
図9は、本発明の第5の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図9において図1と同一な部分には同符号を付してある。図9に示す装置の基本的な構成は、図1と同様であるが、図1では主偏向アンプ5に設けられていた温度センサ14がステージ11に設けられている点が異なる。
以下、上述した電子ビーム描画装置の機能について説明する。試料室7内のステージ11には、ステージチャックの温度を測定するための温度センサ14が設けられている。この温度センサ14を、試料10であるウェハの近くに配置すれば、ウェハの温度を正確に測定できる。また、ステージ本体の走行による熱膨張を測定する場合には、その影響が顕著となる摩擦駆動部付近に温度センサ14を配置するのが望ましい。
偏向制御回路3の第1演算部16は、データ展開回路2からの描画データの処理を行なう。この第1演算部16では、鏡筒6内に設置されビームを集束するために用いられる図示しないレンズによるビーム偏向位置の歪を補正する演算処理や、図示しないステージ制御部からのステージ位置情報に基づき、主偏向アンプ5の出力を算出する処理などが行われる。
また、偏向制御回路3の受信部17は、ステージ11に設けられた温度センサ14の温度データを温度センサ14から受け取る。温度センサ14から送られた温度データは、受信部17で受信されてA/D変換された後、偏向制御回路3内の第1メモリ18に記憶される。偏向制御回路3内の第2メモリ19には、ステージの温度と主偏向アンプの出力電圧(またはステージの位置)との関係を記述した温度補正テーブルが格納されている。
第2演算部20では、第1メモリ部18に記憶されたステージの温度データと、第2メモリ19に格納されている温度補正テーブルとに基づいて、主偏向アンプ5の出力電圧(またはステージ位置)を調整するための温度調整係数を算出する。第3演算部21では、第1演算部16から送出された描画データに、第2演算部20から送出された温度調整係数を加算もしくは乗算して、描画データを補正する。第3演算部21は、この補正された描画データを主偏向アンプ5のデジタル部12に送出する。
主偏向アンプ5のデジタル部12では、偏向制御回路3から送出された描画データに基づき、アナログ部13を介して鏡筒6の主偏向器9を制御し、電子ビーム22を偏向してステージ11上の試料10に所望のパターンを描画する。
なお、上記第5の実施の形態ではステージ11の温度変化に基づいて主偏向アンプ5の出力を補正したが、主偏向アンプ5の出力を補正する代わりに、ステージの温度とステージの位置との関係を記述した温度補正テーブルを基に補正された描画データを、第3演算部21がステージ制御部に送出し、ステージ制御部によりステージ11の位置を変更してもよい。
本第5の実施の形態によれば、ステージ11の温度を計測し、その温度変化に基づいて主偏向アンプ5の出力やステージ位置を補正している。この結果、ステージ11の走行履歴に応じて、ステージ11や試料10の温度が変動し熱膨張した場合でも、これを補正して高精度の描画を行うことができる。
(第6の実施の形態)
図10は、本発明の第6の実施の形態に係る描画データの流れを模式的に示した図である。本第6の実施の形態では、第3の実施の形態において偏向制御回路3で行っていた主偏向(SF)位置補正のための補正係数算出演算を、補正量マップ58を予めオフラインで作成し、描画時に補正量マップ58を参照して偏向位置補正を行う。
データ処理用の演算装置49で、設計データ50を電子ビーム描画装置用のデータに変換するために、まず前処理によってストリームデータをプログラムが処理しやすい中間データに変換する。そして、この中間データに対して図形の重なり等を除去する論理演算、近接効果補正のためのパターン補正処理を行い、データ変換して描画データ52を出力する(データ変換51)。
次に補正用演算装置91において、入力された描画データ52と予め設計されたウェハ上のチップレイアウトデータ54を用いて、各主偏向領域ごとの偏向距離の総和算出演算53を行い、主偏向距離マップ55を作成する。
図11(a)〜(d)を用いて主偏向距離マップを説明する。レイアウトデータ54によって、図11(a)のようにチップ101がSiウェハ100内に配置されている場合、図11(b)のようなSiウェハ100の描画による主偏向距離の総和は、図11(c)に示すように主偏向位置に対して決まった値を持つ。例えば、第2主偏向位領域104Bに対して偏向距離の総和はL2である。この値を主偏向領域ごとに記述したファイルが主偏向距離マップであり、模式的には図11(d)のように表すことができる。
次に、作成された偏向距離マップ55と補正テーブル57を用いて、描画データ52の主偏向(SF)位置補正係数を算出する補正量計算56を行い、主偏向距離マップ同様この補正係数を全主偏向領域に対して記述した補正量マップ58を作成する。
描画時には、制御計算機61を介して入力された描画データ52と、オフラインで作成しメモリ88に格納された補正量マップ58とを用いて、偏向制御回路3内の第1演算部16において主偏向位置補正計算59を行い、電子ビーム描画装置の主偏向アンプ5を介して偏向器を制御し、試料10にパターンを描画する。例えば図12(a)に示すような補正前の主偏向位置データが、図12(b)のように偏向位置ズレを考慮したデータに補正されて描画されることになる。
図13は、本第6の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図11に示す装置の基本的な構成は図2と同様であるが、図2で主偏向アンプ5内に搭載されていた温度センサ14、第1メモリ18、第2メモリ19、第2演算部20、第3演算部21によるアンプ内の温度センサを用いた温度調整係数算出機能をもたず、主偏向位置演算のための第8演算部41を偏向制御回路3にもつ装置構成となっている。
また、本第6の実施の形態では主偏向距離の総和を元に主偏向位置の補正を行ったが、主偏向領域内の描画する副偏向領域(SF)数に対して補正テーブルを準備して、補正演算を行ってもよい。この結果、偏向領域内のパターンの粗密に応じて、描画中に偏向アンプの温度が変動し、偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、アンプの温度変化を予め考慮した補正データを用いて描画を行うことによって、高精度の描画を行うことができる。
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態であるオフラインでの主偏向位置補正用の補正量マップ58の作成に加えて、副偏向位置(ショット位置)補正のための補正量マップ66の作成を行う。
図14は、本第7の実施の形態に係る描画データの流れを模式的に示した図である。
データ処理用の演算装置49で、設計データ50を電子ビーム描画装置用のデータに変換するために、まず前処理によってストリームデータをプログラムが処理しやすい中間データに変換する。そして、この中間データに対して図形の重なり等を除去する論理演算、近接効果補正のためのパターン補正処理を行い、データ変換して描画データ52を出力する(データ変換51)。
次に補正用演算装置91において、入力された描画データ52と予め設計されたウェハ上のチップレイアウトデータ54を用いて、各副偏向領域ごとの偏向距離の総和算出演算63を行い、副偏向距離マップ64を作成する。同様に、主偏向距離に関しても計算(主偏向距離計算53)し、主偏向距離マップ55を作成する。
副偏向領域内のショット位置補正に関しては、作成された副偏向距離マップ64と副偏向位置補正用の補正テーブル57とを用いて、パターンデータの副偏向領域内のショット位置補正係数を算出する補正量計算65を行い、ショット位置補正係数を全副偏向領域に対して記述した副偏向補正量マップ66を作成する。主偏向領域内の位置補正に関しては、第6の実施の形態に記述された方法を用いて主偏向補正量マップ58を作成する。
描画時には、制御計算機61を介して入力された描画データ52と、オフラインで作成しメモリ90に格納された補正量マップ58を用いて、偏向制御回路3内の第8演算部41において主偏向位置補正演算59を行う。主偏向位置補正演算59と同時に、オフラインで作成しメモリ89に格納された補正量マップ66を用いて、第9演算部42において副偏向位置補正演算67を行う。演算された各偏向位置データを主偏向アンプ5、副偏向アンプ4にそれぞれ随時転送して各偏向器を制御し、試料10にパターンを描画する。
図15は、本第7の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図である。図15に示す装置の基本的な構成は図13と同様であるが、偏向制御回路3に、主偏向位置補正演算用の第8演算部41に加えて副偏向位置補正演算用の第9演算部42を加えた装置構成となっている。
また、本第7の実施の形態では主偏向距離の総和を元に主偏向位置の補正を行ったが、主偏向領域内の描画する副偏向領域(SF)数に対して補正テーブルを準備して、補正演算を行ってもよい。この結果、偏向領域内のパターンの粗密に応じて、描画中に偏向アンプの温度が変動し、偏向アンプ内の素子の温度特性によって所望の出力電圧が得られない状態となっても、アンプの温度変化を予め考慮した補正データを用いて描画を行うことによって、高精度の描画を行うことができる。
以下、上述した本第7の実施の形態で用いられた補正テーブルの作成方法について説明する。ここでは、主偏向(SF)位置補正のための主偏向距離に対する補正係数の導出に用いる補正テーブルを例にとって説明する。
主偏向アンプの温度変化による主偏向位置ズレは、チップレイアウトに依存する長周期成分と、主偏向領域内の偏向距離のみに依存する短周期成分とからなる。よって、これら二つの成分を補正するための補正テーブルを実験により作成する。
以下、短周期成分の補正テーブルの作成について、図16のフローチャートを用いて説明する。まずステップS1で、図17(a)(b)に示すダミーパターン202と評価パターン201を準備する。具体的には図17(c)のようなダミーパターンと(d)のような評価パターンを準備する。Siウェハ100上に描画するパターンとしては、ダミーパターンの主偏向領域内の偏向距離の総和を変化させたパターンを配置しておく。
ステップS2で、パターンAを選択し、ステップS3で、複数の露光条件を設定し、次に準備したパターンをSiウェハ100に描画する。このときの描画方法は、まずステップS4で、評価パターンA205を主偏向領域内の複数の偏向位置に描画した後に、ステップS5で、総偏向距離が既知のダミーパターンを主偏向領域分描画する。このダミーパターン描画の終了後、ステップS6で、先に描画した評価パターンA205の位置に図17(d)のように評価パターンB206を描画する。上記ステップS4〜S6を一つの主偏向距離条件(露光条件)に対する評価パターン描画のサイクルとし、ステップS7で、全主偏向距離について行う。ステップS8で全パターンを描画するまで、評価パターンAを別の主偏向領域内に描画し、先ほどと異なる主偏向距離条件に設定したダミーパターンを描画する。ダミーパターン描画後、評価パターンBを描画する。ステップS8で全パターンが描画された後、ステップS9で、評価パターンを計測する。
図18(a)は、描画された評価パターンA205とB206の一つの主偏向位置での位置ズレ量を、ダミーパターンの主偏向距離に対してプロットしたグラフである。このように、主偏向領域内の複数の偏向位置に対して主偏向距離の総和に対する位置ズレ量のグラフを得ることができるので、主偏向領域内の偏向位置ズレの短周期成分を補正するための補正テーブルを作成できる。なお、測定していない偏向位置には測定点のズレ量を内挿した補正量を用いるものとする。
一方、チップレイアウトに依存する長周期成分を補正するための補正テーブルも、同様の評価パターンを用いて作成することができる。基本的な評価方法は短周期成分の補正テーブル作成時と同様であるが、ダミーパターンの描画時間または描画領域数を変化させて評価パターンを描画する。
この方法で描画された評価パターンから測定できる位置ズレ量は、主偏向距離と描画時間との積に対する位置ズレ量であり、図18(b)のようなグラフを作成することができる。図18(b)中のA及至Dは総偏向距離を4条件に変えたことを表す。このグラフを用いて、累積の偏向距離と描画時間に対する補正量を求めることができ、主偏向領域内の複数点についての位置ズレ量を用いて、主偏向領域内の偏向位置ズレの長周期成分の補正テーブルを作成することができる。なお、測定していない偏向位置は測定点のズレ量を内挿した補正量を用いるものとする。
なお、上記各実施の形態の電子ビーム描画装置における処理は、コンピュータが内蔵の電子ビーム描画プログラムを実行することにより実行される。
本発明は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
第1の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第2の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第3の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第3の実施の形態に係る描画データの補正プロセス及びデータの流れを示す図。 第3の実施の形態に係る主偏向距離の総和を示す図。 第4の実施の形態に係る疎密差による描画パターンの位置ずれを示す図。 第4の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第4の実施の形態に係る描画データの補正プロセス及びデータの流れを示す図。 第5の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第6の実施の形態に係る描画データの流れを模式的に示した図。 第6の実施の形態に係る主偏向距離マップを示す図。 第6の実施の形態に係る主偏向位置補正を示す図。 第6の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第7の実施の形態に係る描画データの流れを模式的に示した図。 第7の実施の形態に係る電子ビーム描画装置の構成を示す図。 第7の実施の形態に係る補正テーブルの作成を示すフローチャート。 第7の実施の形態に係る補正テーブルの作成を示す図。 第7の実施の形態に係る補正テーブルの作成を示す図。
符号の説明
1…制御計算機 2…データ展開回路 3…偏向制御回路 4…副偏向アンプ 5…主偏向アンプ 6…鏡筒 7…試料室 8…副偏向器 9…主偏向器 10…試料 11…ステージ 12…デジタル部 13…アナログ部 14…温度センサ 15…送信部 16…第1演算部 17…受信部 18…第1メモリ 19…第2メモリ 20…第2演算部 21…第3演算部 33…第4演算部 34…第5演算部 35…メモリ 36…メモリ 37…第6演算部 38…第7演算部 39…デジタル部 40…アナログ部

Claims (14)

  1. 少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、
    描画時のショット情報を記憶する第1の記憶手段と、
    ショット情報と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット情報に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする電子ビーム描画装置。
  2. 前記偏向アンプ及び偏向器は、主偏向アンプ及び主偏向器と副偏向アンプ及び副偏向器とからなり、
    前記第1の記憶手段は、描画時の副偏向領域内のショット情報を記憶し、
    前記第2の記憶手段は、副偏向領域内のショット情報と前記主偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶し、
    前記調整手段は、前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット情報に基づいて、前記主偏向アンプの出力を調整することを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム描画装置。
  3. 描画時のショット情報を記憶する第1の記憶手段と、
    ショット情報と出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶されたショット情報に基づいて出力を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする偏向アンプ。
  4. 少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、
    前記偏向アンプに設けられた温度センサと、
    前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記偏向アンプの温度と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする電子ビーム描画装置。
  5. 内部の主要部品に設けられた温度センサと、
    前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、
    内部温度と出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて出力を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする偏向アンプ。
  6. 少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、
    試料を載置するステージと、
    前記ステージに設けられた温度センサと、
    前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記ステージの温度と前記偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記偏向アンプの出力を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする電子ビーム描画装置。
  7. 少なくとも1段の偏向アンプ及び偏向器と、
    試料を載置するステージと、
    前記ステージに設けられた温度センサと、
    前記温度センサの温度情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記ステージの温度と前記ステージの位置との関係を示す補正テーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された補正テーブルと、前記第1の記憶手段に記憶された温度情報に基づいて、前記ステージの位置を調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする電子ビーム描画装置。
  8. 描画データを小領域に分割する工程と、
    前記各小領域におけるショット情報を取得する工程と、
    ショット情報と偏向アンプの出力電圧との関係を示す補正テーブルを作成する工程と、
    前記ショット情報と前記テーブルに基づいて偏向アンプの出力を補正する工程と、
    補正された前記アンプの出力を基に試料面上にビームを照射する工程と、
    を有する電子ビーム描画方法。
  9. 前記ショット情報と前記テーブルに基づいて偏向アンプの出力を補正する工程が、前に描画した小領域についての前記ショット情報と、前記補正テーブルとに基づいて、次に描画する小領域の偏向アンプ出力を補正することを特徴とする請求項8に記載の電子ビーム描画方法。
  10. 描画データを小領域に分割する工程と、
    前記各小領域におけるショット情報を取得する工程と、
    ショット情報と描画データの位置補正との関係を示す補正テーブルを作成する工程と、
    前記ショット情報と前記補正テーブルに基づいて前記描画データを補正する工程と、
    補正された描画データを基に試料面上にビームを照射する工程と、
    を有する電子ビーム描画方法。
  11. 前記ショット情報と前記補正テーブルに基づいて前記描画データを補正する工程が、前に描画した小領域についての前記ショット情報と、前記補正テーブルとに基づいて、次に描画する小領域のパターン位置を補正することを特徴とする請求項10に記載の電子ビーム描画方法。
  12. 前記ショット情報として、前記小領域におけるアンプ偏向距離、アンプ偏向電圧、総描画面積、ショット数及び描画時間のうち少なくとも1つを変数として用いることを特徴とする、請求項8または10に記載の電子ビーム描画方法。
  13. 請求項8乃至12のいずれかに記載の電子ビーム描画方法により半導体装置を製造することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. コンピュータに、
    描画データを小領域に分割する工程と、
    前記各小領域におけるパターン密度を計算し、前記各小領域とパターン密度との関係を記述したマップを作成する工程と、
    前記パターン密度に対する描画位置の補正量からなるテーブルを作成する工程と、
    前記マップと前記テーブルに基づいて、パターンの描画位置を補正した描画データを得る工程と、
    補正された前記描画データを基に試料面上にパターンを描画する工程と、
    を実行させるための電子ビーム描画プログラム。
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