JP5037850B2 - 電子ビーム露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ビーム露光装置に関し、特にステージ連続移動露光方式の電子ビーム露光装置に関する。
電子ビーム露光装置において、スループットの向上を図るために、ウエハ等が固定されるステージを移動させながら描画するステージ連続移動方式が提案されている。
このステージ連続移動方式は、ウエハを保持しているステージを所定の速度で連続的に移動させながら描画する方法であり、ステージの位置の変化を電子ビームの偏向器に帰還し、電子銃を基準として見たときにウエハ上の電子ビームの照射点が移動しないように露光する方式である。
特許文献1に、このようなステージ連続移動方式を採用した電子ビーム露光装置が開示されている。
図1は、従来のステージ連続移動露光方式の電子ビーム露光装置の概略を示した図である。電子ビーム露光装置は、電子ビーム12を発射する電子銃13と、電子ビーム12を偏向させる偏向器14と、ウエハ11が固定されたウエハステージ15と、ウエハステージ15を移動させるステージ駆動装置16と、ウエハステージ15の位置の変化を偏向器14に帰還するフィードバック回路17で構成される。
フィードバック回路17は、ウエハステージ15の位置を読み取るレーザ干渉計20と、制御部21と、補正部22と、D/A変換器23と、演算増幅器24からなる。演算増幅器24は偏向器14に接続される。制御部21は、レーザ干渉計20で測長したウエハステージ15の位置変化及び補正部22からの信号に応じて電子ビーム12を偏向させる偏向信号を出力する。この偏向信号がD/A変換器23によってアナログ信号に変換され、演算増幅器24により増幅されて、偏向器14に印加される。このように、ウエハステージの位置変化をフィードバックすることにより、ウエハステージが移動しても、電子ビームがその移動に追従して描画を行うことが可能となる。
特開平10−177941号公報
上述したように、ウエハステージが移動しても電子ビームがその移動に追従するようにして描画を行っている。
従来、ウエハステージの位置を測定するレーザ干渉計として、測長周波数が10[MHz]程度のレーザ干渉計が使用されている。従って、ウエハステージが10[mm/s]の速度で移動するときには、測長周期の100[ns]の間にウエハステージが移動する距離は1[nm]であるため、ステージフィードバック誤差は1[nm]と小さく、実用上特に問題はない。
しかし、近年、より高速に描画することが要求されてきており、ウエハステージをより高速に移動させることが不可欠になってきている。そのため、電子ビームをウエハステージの移動に合わせるように偏向することが困難になってきている。
図2は、ウエハステージ位置の測長周波数を10[MHz]とし、ウエハステージの移動速度を100[mm/s]としたときのウエハステージ位置の変化及びウエハステージ位置の変化に相当する偏向電圧を示した図である。ウエハステージの移動速度を100[mm/s]とすると、測長周期の100[ns]の間にウエハステージは10[nm]移動することになる。従って、ウエハステージが連続移動している場合であっても、測長周期である100[ns]の間に電子ビームは偏向されず、ステージフィードバック誤差が10[nm]発生することになる。
これに対し、測長周波数が10[MHz]以上の高精度の測長装置を使用すれば、ステージフィードバック誤差を1[nm]以下に抑えることも可能であるが、現状ではこのような高速、高精度の装置は極端に入手しづらい。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたものであり、ウエハステージを高速に移動させる場合であっても、電子ビームをウエハステージの移動に合わせて偏向させることのできる電子ビーム露光装置を提供することを目的とする。
上記した課題は、電子ビームを発生させる電子銃と、前記電子ビームを偏向させる偏向手段と、ウエハが載置されるウエハステージと、ウエハステージの位置を検出するステージ位置検出手段と、前記ステージ位置検出手段によって検出した前記ウエハステージの移動距離及び該移動に要した時間から前記ウエハステージの移動速度を算出し、該移動速度を基に前記ステージ位置検出手段の測長周期より短い補間時間に対する前記ウエハステージの位置変化量を算出し、前記ステージ位置検出手段によって測長されるステージ位置に前記位置変化量を前記補間時間に同期して順次加算したステージ位置移動量を算出し、該ステージ位置移動量に対応する電子ビーム偏向量を算出するステージ位置演算手段と、前記電子ビーム偏向量に基づいて前記偏向手段に前記電子ビームを偏向させる偏向制御手段と、前記ウエハステージの移動速度に応じた前記位置変化量が格納されたメモリとを有し、前記ウエハステージの測長周期及びステージフィードバックの値を所定の値に固定したときに前記ステージ位置演算手段は、前記ウエハステージの移動速度に対応する値をアドレスとして前記メモリにアクセスし、前記ウエハステージの移動速度に応じた前記位置変化量を前記メモリから抽出することを特徴とする電子ビーム露光装置により解決する。
また、この形態に係る電子ビーム露光装置において、前記ステージ位置演算手段は、前記位置変化量が所定の値以下になるように前記補間時間を決定するようにしてもよく、前記所定の値は1nmとしてもよい。
本発明では、ウエハステージ位置の測長値からウエハステージの移動速度を算出し、ウエハステージの位置を検出する測長周期よりも短い時間(補間時間)に対するウエハステージの位置変化量を算出している。この位置変化量を、検出されるウエハステージの位置に対して補間時間毎に順次加算してステージ位置移動量を予測する。このステージ位置移動量に相当するように電子ビームの偏向量を調整してウエハステージの移動に合わせて電子ビームを照射するようにしている。これにより、ウエハステージが高速に移動する場合であっても、電子ビームをステージ移動に合わせて偏向させることが可能になり、ステージフィードバック誤差を小さくでき、描画スループットを向上させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
はじめに、電子ビーム露光装置の構成について説明する。次に、ステージフィードバック部の構成について説明する。次に、ウエハステージの位置変化量を算出する予測補完演算について説明する。次に、予測補間演算を採用した電子ビーム露光方法について説明する。最後に、メモリを利用した予測補間演算について説明する。
(電子ビーム露光装置の構成)
図3に、本実施形態に係る電子ビーム露光装置の構成図を示す。
この電子ビーム露光装置は、電子光学系コラム100と、電子光学系コラム100の各部を制御する制御部200及びステージフィードバック部300とに大別される。このうち、電子光学系コラム100は、電子ビーム生成部130、マスク偏向部140及び基板偏向部150によって構成され、その内部が減圧される。
電子ビーム生成部130では、電子銃101から生成した電子ビームEBが第1電磁レンズ102で収束作用を受けた後、ビーム整形用マスク103の矩形アパーチャ103aを透過し、電子ビームEBの断面が矩形に整形される。
その後、電子ビームEBは、マスク偏向部140の第2電磁レンズ105によって露光マスク110上に結像される。そして、電子ビームEBは、第1、第2静電偏向器104、106により、露光マスク110に形成された特定のパターンSiに偏向され、その断面形状がパターンSiの形状に整形される。
なお、露光マスク110はマスクステージ123に固定されるが、そのマスクステージ123は水平面内において移動可能であって、第1、第2静電偏向器104、106の偏向範囲(ビーム偏向領域)を超える部分にあるパターンSを使用する場合、マスクステージ123を移動することにより、そのパターンSをビーム偏向領域内に移動させる。
露光マスク110の上下に配された第3、第4電磁レンズ108、111は、それらの電流量を調節することにより、電子ビームEBを基板W上で結像させる役割を担う。
露光マスク110を通った電子ビームEBは、第3、第4静電偏向器112、113の偏向作用によって光軸Cに振り戻された後、第5電磁レンズ114によってそのサイズが縮小される。
マスク偏向部140には、第1、第2補正コイル107、109が設けられており、それらにより、第1〜第4静電偏向器104、106、112、113で発生するビーム偏向収差が補正される。
その後、電子ビームEBは、基板偏向部150を構成する遮蔽板115のアパーチャ115aを通過し、第1、第2投影用電磁レンズ116、121によって基板W上に投影される。これにより、露光マスク110のパターンの像が、所定の縮小率、例えば1/10の縮小率で基板Wに転写されることになる。
基板偏向部150には、第5静電偏向器119と電磁偏向器120とが設けられており、これらの偏向器119、120によって電子ビームEBが偏向され、基板Wの所定の位置に露光マスクのパターンの像が投影される。
更に、基板偏向部150には、基板W上における電子ビームEBの偏向収差を補正するための第3、第4補正コイル117、118が設けられる。
基板Wは、モータ等の駆動部125により水平方向に移動可能なウエハステージ124に固定されており、ウエハステージ124を移動させることで、基板Wの全面に露光を行うことが可能となる。
一方、制御部200は、電子銃制御部202、電子光学系制御部203、マスク偏向制御部204、マスクステージ制御部205、ブランキング制御部206、基板偏向制御部207及びウエハステージ制御部208を有する。これらのうち、電子銃制御部202は電子銃101を制御して、電子ビームEBの加速電圧やビーム放射条件等を制御する。また、電子光学系制御部203は、電磁レンズ102、105、108、111、114、116及び121への電流量等を制御して、これらの電磁レンズが構成される電子光学系の倍率や焦点位置等を調節する。ブランキング制御部206は、ブランキング電極127への印加電圧を制御することにより、露光開始前から発生している電子ビームEBを遮蔽板115上に偏向し、露光前に基板上に電子ビームEBが照射されるのを防ぐ。
基板偏向制御部207は、第5静電偏向器119への印加電圧と、電磁偏向器120への電流量を制御することにより、基板Wの所定の位置上に電子ビームEBが偏向されるようにする。
ウエハステージ制御部208は、駆動部125の駆動量を調節して、基板Wを水平方向に移動させ、基板Wの所望の位置に電子ビームEBが照射されるようにする。上記の各部202〜208は、ワークステーション等の統合制御系201によって統合的に制御される。
ステージフィードバック部300は、ステージ連続移動方式を採用した電子ビーム露光装置において、ウエハステージ124の位置の変化を検出し、その変化に応じて電子ビームを偏向させる偏向電圧量を生成して基板偏向制御部207へ伝送する。
(ステージフィードバック部の構成)
図4(a)に、ステージフィードバック部300の構成図を示す。
ステージフィードバック部300は、レーザ干渉計(ステージ位置検出手段)43と、演算部44(ステージ位置演算手段)及びDAC−AMP部(ステージ位置演算手段)45で構成される。
レーザ干渉計43は、レーザをウエハステージ124に向けて発射して、ウエハステージ124の位置を検出する。
演算部44は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、移動するウエハステージ124の移動速度を算出したり、ウエハステージ124の移動速度からレーザ干渉計43によるウエハステージ124の測長周期より短い周期にしたときに予測されるウエハステージ124の位置変化量を算出し、ステージフィードバック量(ステージ位置移動量)を算出する。
DAC−AMP部45は、演算部44で算出したステージフィードバック量をDA変換によりアナログ量に変換し、増幅して基板偏向制御部207に送信する。基板偏向制御部207により、コラム100内の偏向器119に偏向電圧が供給され、電子ビームが偏向される。
図4(b)は、演算部44のブロック構成図の一例を示す図である。演算部44は、予測補間演算部44aと加算部44bで構成されている。
予測補間演算部44aでは、レーザ干渉計43から受信したウエハステージ124の位置及び時間から、測長周期よりも短い時間(補間時間)に対するウエハステージ124の位置変化量を予測する。
加算部44bでは、レーザ干渉計43によって検出されたウエハステージ124の位置に予測補間演算部44aで予測されたウエハステージ124の位置変化量を加算し、DAC−AMP部45に送信する。
このように構成されたステージフィードバック部300において、レーザ干渉計43は移動するウエハステージ124の位置を所定の時間毎、例えば、100[ns]毎に読み取り、演算部44に出力する。演算部44では、レーザ干渉計43から入力したステージ位置及びステージ位置を検出した時間からウエハステージ124の移動速度を算出し、算出した移動速度からレーザ干渉計43による測長周期よりも短い補間時間に対するウエハステージ124の位置変化量(以下、予測補間量とも呼ぶ)を予測する。予測補間量を所望の時間に検出したウエハステージ124の位置に補間時間に同期して順次加算して、例えば10[ns]毎のステージフィードバック量を生成し、DAC−AMP部45に伝送する。
(予測補間演算)
以下に、本実施形態で行う予測補間演算について、図5を参照しながら説明する。
本実施形態では、周波数が10[MHz]のレーザ干渉計を使用してウエハステージ位置の測長を行うものとする。従って、ウエハステージ位置の測長は100[ns]毎に行われる。また、ウエハステージは100[mm/s]の速度で移動しているものとする。さらに、ステージフィードバックの許容誤差を1[nm]とする。
上記の条件において、ウエハステージ124は、測長周期100[ns]の間に100×10-3×100×10-9=10[nm]移動することになる。これにより、発生しうるステージフィードバック誤差は10[nm]となる。すなわち、ウエハステージ124が移動しているにもかかわらず、演算部44では、測長時刻tn[ns]から次の測長時刻tn+1[ns]におけるウエハステージ124の位置は同じであると判断するため、ウエハステージ124が移動してもその移動に合わせて電子ビームを偏向させることができない。
そこで、高速に移動するウエハステージ124に対し、レーザ干渉計43による測長周期よりも短い周期でウエハステージ124の位置変化量(予測補間量)を算出し、ウエハステージ124の移動に合わせて電子ビームを偏向できるようにすることを考えた。
この予測補間量の算出は次のようにして行う。
100[ns]毎に入力される、異なる2時点におけるウエハステージ位置の測長値からウエハステージの移動速度を算出する。
図5(a)はレーザ干渉計43によるウエハステージの検出時間と検出位置の関係を示す図である。本実施形態では、レーザ干渉計43によるステージ位置の測長周波数が10[MHz]であるため、100[ns]毎にウエハステージの位置が更新されている。すなわち、検出時間tnのときのステージ位置はxnであり、tnから100[ns]経過したtn+1のときのステージ位置はxn+1となる。この100[ns]の間、検出されるステージ位置はxnである。
100[ns]の間に移動したウエハステージ124の移動距離からウエハステージ124の移動速度を算出する。
図5(a)のグラフPの部分からウエハステージ124の移動速度を算出すると、100[mm/s]となる。
次に、算出したウエハステージ124の移動速度から、レーザ干渉計43によるウエハステージ124の測長周期よりも短い時間におけるウエハステージ124の予測補間量を算出する。本実施形態では、10[ns]間の予測補間量を算出する。予測補間量の取得間隔を10[ns]としたのは、レーザ干渉計43によるウエハステージ位置の測長周期が100[ns]のとき、ステージ位置変化量が10[nm]であり、ステージフィードバック誤差を許容誤差の1[nm]にするためには10分割することが必要だからである。従って、より誤差を小さくするために、予測補間量の取得間隔をさらに短くするようにしてもよい。
図5(b)は、10[ns]毎に10分割したときの予測補間量を演算した結果を示している。この予測補間量は、図4(b)に示す予測補間演算部において、ウエハステージの移動速度と補間時間(10[ns])とを乗算して求める。
例えば、移動速度が100[mm/s]のとき、10[ns]間の予測補間量は、100[mm/s]×10[ns]=1[nm]となる。
次に、算出した10[ns]毎の予測補間量を、所望の時点に検出されるウエハステージ位置の測長値に10[ns]毎に順次加算し、加算した値を10[ns]毎のウエハステージ位置とし、このウエハステージ位置からステージフィードバック量を算出する。
この予測補間量は、予測補間量を算出した後の時間に検出したウエハステージの位置に加算する。図5(c)は、時間tn+mにおいて検出したウエハステージの位置から10[ns]毎に同期させて予測補間量を加算し、この量に相当する偏向電圧に変換した例を示している。
このように、予測補間量は、ウエハステージの移動距離を抽出した時間tnより後に適用している。予測補間量を適用できる時点は、ウエハステージの加速度およびステージフィードバックの許容誤差量によって決定される。すなわち、ウエハステージが常に等速で移動していればいつでも適用することができるが、パターン密度やステージ移動方向を変える場合のようにウエハステージの移動速度に加速度がかかる場合にはいつでも適用できるとは限らない。
例えば、ウエハステージの加速度が10[m/s2]であり、ステージフィードバックの許容誤差が1[nm]の場合には、10[μs]の時間遅れが許容できる。つまり、10[μs]後に負の加速度が10[m/s2]かかっているとすると、速度の変化分は、10-4[m/s]となり、速度の変化分に対応するステージ位置の変化分は10-4×10-5=1[nm]となる。従って、許容誤差が1[nm]以下であれば、10[μs]後まで適用することが可能となる。
なお、通常は予測補間量を算出した直後に検出するウエハステージの位置に適用している。これは、ウエハステージが測長される時点であれば、ウエハステージの移動速度に変化がないか、変化があっても極僅かであり実用上無視できると考えられるためである。
図5(d)は、上記の処理を行った結果、10[ns]毎のウエハステージの予測補間量が1[nm]になることを示している。
(電子ビーム露光方法)
以下に、図6のフローチャートを参照して、予測補間演算を採用したステージフィードバック処理について説明する。
まず、ステップS11において、初期設定を行う。初期設定では、測長周期を分割する分割数nを2とおく。また、ステージフィードバック誤差をeとおく。
次のステップS12において、演算部44はステージ位置検出部から異なる2時点におけるステージ位置及びそのステージ位置を取得した時刻を受信する。
次のステップS13において、ステップS12で取得したウエハステージの位置変化量及び時間変化量から、ウエハステージの移動速度を算出する。
次のステップS14において、測長周期をn分割する。
次のステップS15において、レーザ干渉計のステージ測長周期をn分割した、測長周期より短い時間におけるウエハステージ124の予測補間量を算出し、この値が許容誤差eの範囲内か否かを判定する。許容誤差の範囲内であれば、ステップS17に移行し、許容誤差の範囲内になければ、ステップS16に移行し、分割数を増やしてステップS14に移行して処理を継続する。
ウエハステージ124の予測補間量は、ステップS13で算出したウエハステージ124の移動速度とステージ測長周期より短い時間とを乗算することによって算出する。
なお、予め測長周期が分かり、ステージ移動速度も固定していると考えられる場合には、分割数を固定するようにしても良い。つまり、ステージ測長周期を何分割するかは、ステージ移動量の許容誤差量によって決まる。例えば、ステージ移動量の許容誤差を1nmとしたとき、ステージ測長周期を分割した各周期におけるステージ移動量の差が1nmになるようにステージ測長周期を分割する。ステージ測長周期が100nsであれば、10分割して1周期を10nsとすることにより、ステージ移動誤差を1nmにすることができる。
次のステップS17では、所望の時間に検出したウエハステージ124の位置に対して、予測補間量を加算する。ステージの移動速度を算出した後、最初に測長されたウエハステージ124の位置に対して予測補間量を加算しても良いし、ステージの加速度とステージ移動の許容誤差で決まる範囲内に検出されるウエハステージ124の位置に対して予測補間量を加算しても良い。
次のステップS18では、ステップS17で算出したステージ位置からステージフィードバック量を生成する。
次のステップS19では、ステージフィードバック量に基づいて電子ビームを偏向し、電子ビームをウエハステージ124の移動に合わせて照射するようにする。
以上説明したように、本実施形態の電子ビーム露光装置では、ウエハステージの位置を検出するレーザ干渉計の測長周期よりも短い時間(補間時間)に対するウエハステージの予測補間量を算出し、予測補間量を算出後に検出されるウエハステージの位置に補間時間に同期させて順次加算している。これを基に、電子ビームの偏向量を調整し、ウエハステージの移動に合わせて電子ビームを照射するようにしている。これにより、ウエハステージが高速に移動する場合であっても、ステージフィードバック誤差を許容誤差の範囲内にすることができ、高精度に描画を行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、ウエハステージの測長周期を100nsとし、測長周期よりも短い周期は10nsとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ウエハステージの移動速度が200mm/sの場合には、測長周期より短い周期として、測長周期を20分割するようにしても良い。また、ウエハステージの移動速度が100mm/sの場合であっても測長周期を20分割しても良い。この場合は、測長周期よりも短い周期が5nsとなり、ウエハステージの予測補間量が0.5nmとなるため、より精密に描画を行うことが可能となる。このように、許容誤差(本実施形態では、1nm)以下になるように周期を決定すればよいが、周期を測長周期に対して何分割するかは、ウエハステージの測長周期、ウエハステージの移動速度及びステージフィードバックの許容誤差(1nm)に依存して決定される。
また、本実施形態では、ステージフィードバックの許容誤差を1nmとして説明したが、これに限定されるものではない。
(変形例)
(メモリを利用した予測補間演算)
次に、メモリを利用した予測補間演算について説明する。
本実施形態では、予測補間量をステージ位置検出部から入力したウエハステージの位置及び時刻を基に計算して求めているのに対し、本変形例では、予測補間量をメモリから抽出するようにしている点が異なる。
図7は、メモリを利用した演算部44のブロック構成図である。
演算部44は、ステージ速度演算部51と、アドレス制御部52と、メモリ53及び加算部54で構成される。
ステージ速度演算部51は、レーザ干渉計43からの信号を基に、ウエハステージの移動速度を算出する。
アドレス制御部52は、ステージの速度を基にメモリ53にアクセスするアドレスを制御する。
メモリ53には予め、ウエハステージの移動速度に応じたステージ位置に加算するデータが、予測補間量として格納されている。
加算部54は、レーザ干渉計43で検出されるウエハステージの位置と、メモリ53から抽出した、ウエハステージの移動速度に応じた予測補間量とを加算する。
このように構成された演算部44によって行う予測補間演算について以下に説明する。
レーザ干渉計43から受信したウエハステージの異なる2点間の位置及び時刻から、ウエハステージの移動速度を算出する。
アドレス制御部52では、ウエハステージの移動速度を受信し、ウエハステージの移動速度に応じてメモリ53にアクセスするアドレス値を変化させる。すなわち、基準となるアドレスAに対してウエハステージの移動速度の値を加算してアドレスを決定する。
アドレス制御部52は、算出したアドレスによってメモリ53をアクセスし、メモリ53からウエハステージの移動速度に応じた予測補間量を抽出する。
例えば、ウエハステージの移動速度が100[m/s]のときにアドレスA+100にアクセスして、10[ns]毎の予測補間量を抽出する。
図8はメモリ構成の一例を示した図である。例えば、アドレスA+20には、ウエハステージの移動速度が20[mm/s]のときの、10[ns]毎の予測補間量X(例えば、0.2nm)が格納されている。また、アドレスA+100には、ウエハステージの移動速度が100[mm/s]のときの、10[ns]毎の予測補間量Y(例えば1nm)が格納されている。
アドレス制御部52は、抽出した予測補間量を加算部54に送信し、加算部54は、予測補間量と、レーザ干渉計43によって検出されたステージの位置とを加算し、DAC−AMP部45に送信する。
これにより、ステージフィードバックの誤差を小さくして、ウエハステージの移動に合わせて電子ビームを偏向することが可能となる。
なお、メモリ53には、ステージフィードバックの許容誤差の範囲に入るような予測補間量が格納されている。このため、スループットを向上させるためにウエハステージの速度を速くした場合であっても、精度よく描画を行うことが可能となる。
また、メモリ53を使用する場合は、予め予測補間量が定義されており、ウエハステージの移動速度を基に予測補間量を算出する必要がない。従って、マイクロコンピュータによる予測補間量の算出に要する処理負担が軽減される。このような、メモリ53を使用した予測補間演算は、ウエハステージの測長周期及びステージフィードバックの値を所定の値に固定したときに有効である。
従来のステージ連続移動露光方式の電子ビーム露光装置の概略を示す図である。 ウエハステージを高速に移動するときに発生する問題点を示す図である。 本発明に係る電子ビーム露光装置の構成図である。 本発明に係るステージフィードバック回路のブロック構成図である。 図4に係るステージフィードバック回路における処理を説明する図である。 図4に係るステージフィードバック回路の処理を示すフローチャートである。 メモリを用いた予測補間演算部のブロック構成図である。 メモリ構成の一例を示す図である。
符号の説明
41…コラム、43…レーザ干渉計(ステージ位置検出手段)、44…演算部(ステージ位置演算手段)、45…DAC−AMP部(ステージ位置演算手段)、52…アドレス制御部(ステージ位置演算手段)、53…メモリ(ステージ位置演算手段)、54…加算部(ステー位置演算手段)、100…露光部、101…電子銃、102…第1電磁レンズ、103…ビーム整形用マスク、103a…矩形アパーチャ、104…第1静電偏向器、105…第2電磁レンズ、106…第2静電偏向器、107…第1補正コイル、108…第3電磁レンズ、109…第2補正コイル、110…露光用マスク、111…第4電磁レンズ、112…第3静電偏向器、113…第4静電偏向器、114…第5電磁レンズ、115…遮蔽板、115a…アパーチャ、116…第1投影用電磁レンズ、117…第3補正コイル、118…第4補正コイル、119…第5静電偏向器、120…電磁偏向器、121…第2投影用電磁レンズ、123…マスクステージ、124…ウエハステージ、125…駆動部、127…ブランキング電極、300…ステージフィードバック部。

Claims (4)

  1. 電子ビームを発生させる電子銃と、
    前記電子ビームを偏向させる偏向手段と、
    ウエハが載置されるウエハステージと、
    ウエハステージの位置を検出するステージ位置検出手段と、
    前記ステージ位置検出手段によって検出した前記ウエハステージの移動距離及び該移動に要した時間から前記ウエハステージの移動速度を算出し、該移動速度を基に前記ステージ位置検出手段の測長周期より短い補間時間に対する前記ウエハステージの位置変化量を算出し、前記ステージ位置検出手段によって測長されるステージ位置に前記位置変化量を前記補間時間に同期して順次加算したステージ位置移動量を算出し、該ステージ位置移動量に対応する電子ビーム偏向量を算出するステージ位置演算手段と、
    前記電子ビーム偏向量に基づいて前記偏向手段に前記電子ビームを偏向させる偏向制御手段と、
    前記ウエハステージの移動速度に応じた前記位置変化量が格納されたメモリとを有し、
    前記ウエハステージの測長周期及びステージフィードバックの値を所定の値に固定したときに前記ステージ位置演算手段は、前記ウエハステージの移動速度に対応する値をアドレスとして前記メモリにアクセスし、前記ウエハステージの移動速度に応じた前記位置変化量を前記メモリから抽出する
    ことを特徴とする電子ビーム露光装置。
  2. 前記ステージ位置演算手段は、前記位置変化量が所定の値以下になるように前記補間時間を決定することを特徴とする請求項に記載の電子ビーム露光装置。
  3. 前記所定の値は1nmであることを特徴とする請求項に記載の電子ビーム露光装置。
  4. 前記ステージ位置演算手段は、前記移動速度が20mm/s以上であると判定したとき、前記位置変化量、ステージ位置移動量、及び電子ビーム偏向量を算出することを特徴とする請求項1に記載の電子ビーム露光装置。
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