JP2006132188A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 大間口用開閉体10の幅方向の端部に沿って、小間口用開閉体20を連設するようにした開閉装置であって、前記小間口用開閉体20は、前記大間口用開閉体10が閉鎖された際に、その大間口用開閉体10の幅方向の端部に案内されて上下方向へ開閉するように設けられている。
【選択図】 図1
Description
なお、前記袖扉には、収納不能に設置される態様や、建物の柱側や壁側へスライド又は回動して収納される態様等がある。
この開閉装置には、上記小間口用開閉体及び/又は上記大間口用開閉体を巻取り軸によって巻き取ったり繰出したりすることで開閉させる態様や、上記小間口用開閉体及び/又は上記大間口用開閉体を巻取ることなく繰出したり収納したりする態様等を含む。
また、この開閉装置には、上記小間口用開閉体及び/又は上記大間口用開閉体を手動で開閉するようにした態様や、上記小間口用開閉体及び/又は上記大間口用開閉体を電動で開閉するようにした態様、上記小間口用開閉体及び/又は上記大間口用開閉体の開放動作と閉鎖動作との内の一方を電動とし他方を手動とするようにした態様等を含む。
また、上記小間口用開閉体とは、上記大間口用開閉体よりも幅方向の寸法が小さい開閉体であり、好ましくは、開放された際に人が通過可能な程度の幅寸法に形成されている。
また、本明細書中において「開閉方向」とは、大間口用開閉体又は小間口用開閉体が空間を仕切ったり開放したりするために動作する方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態にある大間口用開閉体又は小間口用開閉体の厚さ方向を意味する。
第一の発明によれば、小間口用開閉体を閉鎖状態の大間口用開閉体に沿って上下方向へ開閉させる構造であるため、小間口用開閉体を設置したり収納したりするためのスペースを幅方向に確保する必要がない。
したがって、当該開閉装置が設置される躯体開口部の開口幅を広く確保することができる上、建物の柱や壁等に対し、小間口用開閉体を設置したり収納したり等するための煩雑な加工をする必要がなく、ひいては建物内の意匠性も良好である。
よって、避難等の非常時に小間口用開閉体を容易に開放して、その開放された空間を通過することができる上、その開放時間を必要最小限にして、閉鎖性の低下を抑えることができる。
本実施の形態による開閉装置の一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置であって、特に火災等の災害時に炎や煙等を遮断する防火防煙シャッターとして好ましい態様について説明する。
そして、この大間口用開閉体10は、その幅方向における小間口用開閉体20側の端部が大間口用開閉体支持部材12によって支持されるとともに、同幅方向における他端部が固定ガイドレール13によって支持され、上方側の巻取り軸14によって巻き取られたり繰出されたりする。
そして、この大間口用開閉体支持部材12は、閉鎖された際の大間口用開閉体10を、小間口用開閉体20側の端部に沿って支持する(図2参照)。
また、大間口用開閉体10が開放動作する際には、折れ曲がるようにして、大間口用開閉体本体11と共に開閉体閉鎖方向側へ収納される。
前記接続板12cは、上下の支持片12a,12aを接続するための略板状の部材であり、その両端側の各々に、支持片12aを軸支する支持孔12c1を有する。
そして、上下の支持片12a,12aは、ギア部12a1,12a1を噛合せた状態で、前記接続板12cを介して回動可能に接続されている。
したがって、前記構造によれば、上下の支持片12aが二つ折の状態から広げられる際、双方のギア部12a1,12a1を噛合せながら、一方の支持片12aが他方の支持片12aに対し回動することになる。
なお、図5中、符号12bは、大間口用開閉体10と支持片12aとの間の隙間を小さくするためのスペーサであり、支持片12aに固定されている。
そして、この巻取り軸14は、図示しないロック機構が解除されることで、自由回転し、大間口用開閉体10を該大間口用開閉体10の自重によって繰出す。
前記本体シート21は、例えば、ガラスクロスやシリカクロス等の難燃性布地や、フッ素加工を施した塩化ビニル樹脂シート材、ガラス繊維を含んだ合成樹脂シート材等、難燃性を有する可撓性シート材からなる。
この本体シート21は、複数のシート材を、上下方向または左右方向へ複数連接するように縫い付けて構成してもよいし、一枚のシート材を略矩形状に裁断することで構成してもよい。
なお、この本体シート21は、可撓性シート材から構成することで、小間口用開閉体20の開閉性を良好にした好ましい一例を示しているが、防犯性を向上する観点等からは、金属製スラットを複数連設した態様としてもよい。
この可動ガイドレール23は、下側の支持片12aの下端側を、大間口用開閉体10の下端側に軸支するとともに、上側の支持片12aの上端側を、大間口用開閉体10上方の不動部位(例えばまぐさ等)に軸支している。
そして、上下の支持片12a,12aは、図3に示すように、小間口用開閉体20を間に挟むようにして、小間口用開閉体20の表裏両面側に配設されている。
より詳細に説明すれば、可動ガイドレール23は、上下の支持片12a,12aの接続箇所を小間口用開閉体20側へ向けた二つ折りの状態から広げて、大間口用開閉体支持部材12と共に下方へ繰出される。
この状態の可動ガイドレール23は、小間口用開閉体20の表裏側の支持片12a,12a間の隙間に小間口用開閉体20を挿入させて、小間口用開閉体20を上下方向へ導く。
すなわち、上記大間口用開閉体支持部材12が大間口用開閉体10の幅方向の端部を支持する目的で用いられているのに対し、可動ガイドレール23は、上記大間口用開閉体支持部材12と略同構成の部材を、小間口用開閉体20を上下方向へ導く目的で用いている。
小間口用開閉体20は、自重により繰出されると、その幅方向における大間口用開閉体10側の端部を、可動ガイドレール23内に係合させるとともに、同幅方向における他端部を固定ガイドレール24内に係合させて、下方へ導かれることになる。
この開閉装置2は、上記開閉装置1から可動ガイドレール23を省き、大間口用開閉体支持部材12を大間口用開閉体支持部材12’に置換した構成としている。
このガイド部12a1には、大間口用開閉体10側のスペーサ12bと略同様にして、小間口用開閉体20と支持片12aとの隙間を小さくするためのスペーサ12d(図7参照)が配設されている。
そして、その後に、小間口用開閉体20が、その幅方向の一端側を大間口用開閉体支持部材12’のガイド部12a1に挿入させるとともに、同幅方向の他端側を固定ガイドレール24に挿入させた状態で、下方へ閉鎖動作する。
閉鎖された小間口用開閉体20は、上述した開閉装置1と略同様に、持上げ操作により開放可能であり、持上げ開放された場合には自重によって自動的に閉鎖する。
更に、大間口用開閉体支持部材12,12’及び可動ガイドレール23の各々は、長さ方向の途中で折り曲げられることなく上方へ収納される態様とすることも可能である。
この構成の場合、中央側の小間口用開閉体は、左右両側の大間口用開閉体を支持する大間口用開閉体支持部材のガイド部、または該大間口用開閉体支持部材に並設される可動ガイドレールによって上下方向へ導かれるようにすればよい。
この構成によれば、小間口用開閉体が躯体開口部の幅方向の中央側に配置されるため、非常時に前記小間口用開閉体を開放して通過する行為を、より容易にすることができる。
この態様の場合、例えば、大間口用開閉体10と小間口用開閉体20を平面視略L字状に配置するとともに、これら大間口用開閉体10と小間口用開閉体20との間において、大間口用開閉体支持部材12と可動ガイドレール23も、平面視略L字状に配置すればよい。
この態様によれば、建物内の構造等に応じて、容易に開閉可能な小間口用開閉体20を、使い勝手のよい配置とすることが可能である。
更に、例えば、竪穴空間を囲むようにして、複数の大間口用開閉体10及び複数の小間口用開閉体20を平面視枠状に配設するようにしてもよい。
後者の態様とする場合、図8に示すように、躯体面に形成された凹部q内に固定ガイドレール24(又は13)を固定し、該凹部qの開口部を蓋部材30によって開閉可能に閉鎖した構成とすれば、躯体面の外観上の体裁を向上することができる。
そして、更に好ましくは、閉鎖動作を開始した直後の大間口用開閉体10(又は小間口用開閉体20)に係合して、蓋部材30が開放される機構を備えてもよい。
12,12’:大間口用開閉体支持部材
14:巻取り軸
20:小間口用開閉体
23:可動ガイドレール
25:巻取り軸
Claims (5)
- 大間口用開閉体の幅方向の端部に沿って、小間口用開閉体を連設するようにした開閉装置であって、
前記小間口用開閉体は、前記大間口用開閉体が閉鎖された際に、その大間口用開閉体の幅方向の端部に案内されて上下方向へ開閉するように設けられていることを特徴とする開閉装置。 - 上記大間口用開閉体をその幅方向の端部に沿って支持する大間口用開閉体支持部材が具備され、該大間口用開閉体支持部材は、上記大間口用開閉体の閉鎖動作に伴って下方へ繰出されるように構成され、
上記小間口用開閉体は、繰出された状態の前記大間口用開閉体支持部材に沿って上下方向へ開閉するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。 - 上記大間口用開閉体支持部材と共に下方へ繰出される可動ガイドレールを備え、
上記小間口用開閉体は、繰出された状態の前記可動ガイドレールに案内されて上下方向へ開閉するように設けられていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 上記大間口用開閉体支持部材に、上記小間口用開閉体を上下方向へ案内するガイド部を設けたことを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
- 上記小間口用開閉体は、持上げ操作により開放可能で、且つ自重によって閉鎖可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置。
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