JP2001276247A - 防火防煙シャッター - Google Patents
防火防煙シャッターInfo
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- JP2001276247A JP2001276247A JP2000096933A JP2000096933A JP2001276247A JP 2001276247 A JP2001276247 A JP 2001276247A JP 2000096933 A JP2000096933 A JP 2000096933A JP 2000096933 A JP2000096933 A JP 2000096933A JP 2001276247 A JP2001276247 A JP 2001276247A
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- fire
- sheet
- fireproof
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐火シートにシワ、巻きムラ、破損が無く、
耐火シートに避難扉が無くても逃げ後れた人が避難で
き、遮煙、耐火性能も良好でしかも設置し易く、且つ見
栄えも良い防火防煙シャッターを提供する。 【解決手段】 建築構造物等の内部空間2にこれを遮蔽
する扉3を開閉可能に設置し、扉3はその上部に耐火シ
ート4を収納し必要に応じて耐火シート5を扉3のガイ
ド側枠5に沿い送出入する収納装置6を有してなり、火
災等の必要時に収納装置6から耐火シート4を送出し着
床させて内部空間2を仕切り遮蔽し、不必要時に耐火シ
ート5を収納装置6に収納し扉3を通過自在としたこと
で、耐火シート4に重なり部分が無くなり、収納装置6
に耐火シート4を送入しても均一に且つトータル体積を
小さくでき、必要時に耐火シート4を送出して内部空間
2を遮蔽し且つ扉3を開閉して人が避難し、不必要時に
耐火シート4を収納し開口している扉3を人が通過でき
て、上記課題を達成できる。
耐火シートに避難扉が無くても逃げ後れた人が避難で
き、遮煙、耐火性能も良好でしかも設置し易く、且つ見
栄えも良い防火防煙シャッターを提供する。 【解決手段】 建築構造物等の内部空間2にこれを遮蔽
する扉3を開閉可能に設置し、扉3はその上部に耐火シ
ート4を収納し必要に応じて耐火シート5を扉3のガイ
ド側枠5に沿い送出入する収納装置6を有してなり、火
災等の必要時に収納装置6から耐火シート4を送出し着
床させて内部空間2を仕切り遮蔽し、不必要時に耐火シ
ート5を収納装置6に収納し扉3を通過自在としたこと
で、耐火シート4に重なり部分が無くなり、収納装置6
に耐火シート4を送入しても均一に且つトータル体積を
小さくでき、必要時に耐火シート4を送出して内部空間
2を遮蔽し且つ扉3を開閉して人が避難し、不必要時に
耐火シート4を収納し開口している扉3を人が通過でき
て、上記課題を達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物等の内
部空間に設置し、耐火シートに重りを取り付け、火災等
の必要時に重りにより耐火シートを垂下させ着床させ
て、内部空間を遮蔽し、火災の延焼や煙の拡散を防止す
る扉状の防火防煙シャッターに関する。
部空間に設置し、耐火シートに重りを取り付け、火災等
の必要時に重りにより耐火シートを垂下させ着床させ
て、内部空間を遮蔽し、火災の延焼や煙の拡散を防止す
る扉状の防火防煙シャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】建築構造物等の内部で、火災時の煙や火
炎が拡散するのを防止する手段として、ガラスクロス等
の耐火シートを使用した防火防煙シャッターが知られて
いる。この防火防煙シャッター50の基本構造は、図7
に示すように、天井や梁下に耐火シート51の収納用の
シャッターケース(不図示)を設置し、このシャッター
ケース内に、耐火シート51を巻き取り巻き出すロール
装置52を設け、耐火シート51の先端部53に重りと
しての座板54を取り付けて、その耐火シート51を垂
下させその先端部を着床可能にしたものである。この防
火防煙シャッター50により、火災等の必要時、例え
ば、煙や所定温度以上の室温を検知したりあるいは手動
により、ストッパーを解除しシャッターケースから耐火
シート51を座板54の重さにより垂下させその先端部
53を着床させて、建築構造物等の内部空間を遮蔽する
ものである。これら耐火シートを使用したシャッターは
耐火シートが着床した後に人が外に避難できるように、
防火防煙シャッターの隣に防火扉が設けられているが、
意匠的な理由により最近は図7に示すように耐火シート
中に避難扉を設けたものが使用されるようになってきて
いる。
炎が拡散するのを防止する手段として、ガラスクロス等
の耐火シートを使用した防火防煙シャッターが知られて
いる。この防火防煙シャッター50の基本構造は、図7
に示すように、天井や梁下に耐火シート51の収納用の
シャッターケース(不図示)を設置し、このシャッター
ケース内に、耐火シート51を巻き取り巻き出すロール
装置52を設け、耐火シート51の先端部53に重りと
しての座板54を取り付けて、その耐火シート51を垂
下させその先端部を着床可能にしたものである。この防
火防煙シャッター50により、火災等の必要時、例え
ば、煙や所定温度以上の室温を検知したりあるいは手動
により、ストッパーを解除しシャッターケースから耐火
シート51を座板54の重さにより垂下させその先端部
53を着床させて、建築構造物等の内部空間を遮蔽する
ものである。これら耐火シートを使用したシャッターは
耐火シートが着床した後に人が外に避難できるように、
防火防煙シャッターの隣に防火扉が設けられているが、
意匠的な理由により最近は図7に示すように耐火シート
中に避難扉を設けたものが使用されるようになってきて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような避
難扉付き防火防煙シャッターは、耐火シート51に避難
扉55が設けられているから、重なり部分が生じ、ロー
ル装置52により耐火シート51を巻き取ると、その重
なり部分が膨れ上がり、耐火シート51にシワや巻きム
ラが生じたり、最悪時破損する虞がある。更に、膨れ上
がり部分を収納できるように大きなシャッターケースを
設置する必要があり、天井や梁下にその様な大きなシャ
ッターケースの設置空間を確保することは、配管、ダク
ト、配線等により困難であることが多い。加えて、天井
や梁下に後付けで防火防煙シャッター50を設置する場
合、天井や梁下から突出することになり、室内高さが低
くなるばかりか見栄えも悪くなる。また、耐火シートに
避難扉を設けると、耐火シートの一部が切断されるた
め、若干の遮煙、耐火性能の低下は避けられない。
難扉付き防火防煙シャッターは、耐火シート51に避難
扉55が設けられているから、重なり部分が生じ、ロー
ル装置52により耐火シート51を巻き取ると、その重
なり部分が膨れ上がり、耐火シート51にシワや巻きム
ラが生じたり、最悪時破損する虞がある。更に、膨れ上
がり部分を収納できるように大きなシャッターケースを
設置する必要があり、天井や梁下にその様な大きなシャ
ッターケースの設置空間を確保することは、配管、ダク
ト、配線等により困難であることが多い。加えて、天井
や梁下に後付けで防火防煙シャッター50を設置する場
合、天井や梁下から突出することになり、室内高さが低
くなるばかりか見栄えも悪くなる。また、耐火シートに
避難扉を設けると、耐火シートの一部が切断されるた
め、若干の遮煙、耐火性能の低下は避けられない。
【0004】最近、既存のビルにおける各階のエレベー
タードア前に、防火防煙シャッターを設置する機運が高
まっている。即ち、この機運の高まりは、法的規制が根
底にあるものの、エレベーター設備のあるビルの火災の
際、同一階で上記防火防煙シャッター50を設置して防
火防煙対策をしても、火災源側にエレベーターがある
と、火炎はエレベーター扉により防げるが、エレベータ
ーシャフトが煙突の役割をして、煙が上の階にたやすく
拡散してしまうからである。このような場合には、防火
防煙シャッター50を後付けによる他はなく、従って、
従来タイプの防火防煙シャッター50では、耐火シート
51にシワや巻きムラが生じたり、最悪時破損する虞が
あり、更に設置できなかったり、辛うじて設置はできて
も見栄えが極端に悪化したりする等の不都合が生じてい
た。
タードア前に、防火防煙シャッターを設置する機運が高
まっている。即ち、この機運の高まりは、法的規制が根
底にあるものの、エレベーター設備のあるビルの火災の
際、同一階で上記防火防煙シャッター50を設置して防
火防煙対策をしても、火災源側にエレベーターがある
と、火炎はエレベーター扉により防げるが、エレベータ
ーシャフトが煙突の役割をして、煙が上の階にたやすく
拡散してしまうからである。このような場合には、防火
防煙シャッター50を後付けによる他はなく、従って、
従来タイプの防火防煙シャッター50では、耐火シート
51にシワや巻きムラが生じたり、最悪時破損する虞が
あり、更に設置できなかったり、辛うじて設置はできて
も見栄えが極端に悪化したりする等の不都合が生じてい
た。
【0005】従って、本発明の目的は、耐火シートにシ
ワ、巻きムラ、最悪時の破損も無く、耐火シートに避難
扉を設けたりしなくても、逃げ後れた人が避難でき、遮
煙、耐火性能も良好でしかも設置し易く見栄えも良好な
防火防煙シャッターを提供することにある。
ワ、巻きムラ、最悪時の破損も無く、耐火シートに避難
扉を設けたりしなくても、逃げ後れた人が避難でき、遮
煙、耐火性能も良好でしかも設置し易く見栄えも良好な
防火防煙シャッターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、建築構造物等の内部空間に設置した扉の上部に耐
火シートを送出入する収納装置を有し、必要時に収納装
置から耐火シートを送出し着床させて内部空間を仕切り
遮蔽し、逃げ後れた人は耐火シートをガイドするガイド
側枠の左右いずれかの一側端を軸として回動する扉を押
し開けて避難し、不必要時に耐火シートを収納装置に収
納し扉を人が通過自在とすれば、避難扉等の耐火シート
の重なり部分を無くすことができ、耐火シートにシワや
巻きムラの発生、最悪時の破損も無くなり、逃げ後れた
人の避難もでき、設置も見栄えも良くなることなどを見
出し、本発明を完成するに至った。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、建築構造物等の内部空間に設置した扉の上部に耐
火シートを送出入する収納装置を有し、必要時に収納装
置から耐火シートを送出し着床させて内部空間を仕切り
遮蔽し、逃げ後れた人は耐火シートをガイドするガイド
側枠の左右いずれかの一側端を軸として回動する扉を押
し開けて避難し、不必要時に耐火シートを収納装置に収
納し扉を人が通過自在とすれば、避難扉等の耐火シート
の重なり部分を無くすことができ、耐火シートにシワや
巻きムラの発生、最悪時の破損も無くなり、逃げ後れた
人の避難もでき、設置も見栄えも良くなることなどを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、建築構造物
等の内部空間にこれを遮蔽する扉を、該扉の左右いずれ
かの一側端を軸として開閉可能に設置し、該扉はその上
部に耐火シートを収納し必要に応じて耐火シートを前記
扉のガイド側枠に沿い送出入する収納装置を有してな
り、火災等の必要時に前記収納装置から耐火シートを送
出し着床させて前記内部空間を仕切り遮蔽し、不必要時
に耐火シートを前記収納装置に収納し前記扉を通過自在
としたことを特徴とする防火防煙シャッターが提供され
る。かかる構成を採ることにより、耐火シートに重なり
部分が無くなり、収納装置に耐火シートを送入しても均
一に且つ収納体積を小さくできる。また、必要時に耐火
シートを送出して内部空間を仕切り遮蔽し、且つ扉を開
閉して人が避難し、不必要時に耐火シートを収納し開口
している扉を人が通過することができる。
等の内部空間にこれを遮蔽する扉を、該扉の左右いずれ
かの一側端を軸として開閉可能に設置し、該扉はその上
部に耐火シートを収納し必要に応じて耐火シートを前記
扉のガイド側枠に沿い送出入する収納装置を有してな
り、火災等の必要時に前記収納装置から耐火シートを送
出し着床させて前記内部空間を仕切り遮蔽し、不必要時
に耐火シートを前記収納装置に収納し前記扉を通過自在
としたことを特徴とする防火防煙シャッターが提供され
る。かかる構成を採ることにより、耐火シートに重なり
部分が無くなり、収納装置に耐火シートを送入しても均
一に且つ収納体積を小さくできる。また、必要時に耐火
シートを送出して内部空間を仕切り遮蔽し、且つ扉を開
閉して人が避難し、不必要時に耐火シートを収納し開口
している扉を人が通過することができる。
【0008】また、請求項2の発明は、前記扉は自動復
帰装置を有し、常時扉を開状態から閉状態に自動復帰さ
せる防火防煙シャッターが提供される。かかる構成を採
ることにより、扉を開けたまま人が避難しても、自動復
帰装置により、扉が閉まり内部空間の遮蔽状態を保持す
る。
帰装置を有し、常時扉を開状態から閉状態に自動復帰さ
せる防火防煙シャッターが提供される。かかる構成を採
ることにより、扉を開けたまま人が避難しても、自動復
帰装置により、扉が閉まり内部空間の遮蔽状態を保持す
る。
【0009】また、請求項3の発明は、前記収納装置
は、シャッターケースと、該シャッターケース内に取り
付け耐火シートを巻き取り巻き出しするロール装置とか
らなり、該ロール装置のロールの長さは、耐火シートの
側端部に設けた前記ガイド側枠からの抜け防止部を控除
した長さである防火防煙シャッターが提供される。かか
る構成を採ることにより、耐火シートの側端部に抜け防
止部が有っても、ロールに耐火シートを巻き取った際、
ロール径分だけ抜け防止部の重なり部分が控除されて、
耐火シートを均一且つ収納体積を小さくした状態でシャ
ッターケース内に収納できる。
は、シャッターケースと、該シャッターケース内に取り
付け耐火シートを巻き取り巻き出しするロール装置とか
らなり、該ロール装置のロールの長さは、耐火シートの
側端部に設けた前記ガイド側枠からの抜け防止部を控除
した長さである防火防煙シャッターが提供される。かか
る構成を採ることにより、耐火シートの側端部に抜け防
止部が有っても、ロールに耐火シートを巻き取った際、
ロール径分だけ抜け防止部の重なり部分が控除されて、
耐火シートを均一且つ収納体積を小さくした状態でシャ
ッターケース内に収納できる。
【0010】また、請求項4の発明は、前記収納装置
は、前記耐火シートにこれの送出入方向に所定間隔を有
し、且つ送出入方向に直交して取り付けられ前記ガイド
側枠にガイドされる1以上のガイド棒と、前記耐火シー
トの先端部に一端を固定し1以上のガイド棒の両端部に
形成される孔を挿通したワイヤーと、シャッターケース
に取り付けられ前記ワイヤーの他端を固定してワイヤー
を巻き取り巻き出しすることで耐火シートを前記シャッ
ターケースから送出入する巻取装置と、を有してなる防
火防煙シャッターが提供される。かかる構成を採ること
により、巻取装置でワイヤーを巻き取ると、ガイド側枠
に沿いガイド棒が上昇して行き、下部にあるガイド棒近
辺の耐火シートから順次蛇腹状になり、耐火シートの均
一且つ収納体積を小さくしてシャッターケースに収納で
きる。
は、前記耐火シートにこれの送出入方向に所定間隔を有
し、且つ送出入方向に直交して取り付けられ前記ガイド
側枠にガイドされる1以上のガイド棒と、前記耐火シー
トの先端部に一端を固定し1以上のガイド棒の両端部に
形成される孔を挿通したワイヤーと、シャッターケース
に取り付けられ前記ワイヤーの他端を固定してワイヤー
を巻き取り巻き出しすることで耐火シートを前記シャッ
ターケースから送出入する巻取装置と、を有してなる防
火防煙シャッターが提供される。かかる構成を採ること
により、巻取装置でワイヤーを巻き取ると、ガイド側枠
に沿いガイド棒が上昇して行き、下部にあるガイド棒近
辺の耐火シートから順次蛇腹状になり、耐火シートの均
一且つ収納体積を小さくしてシャッターケースに収納で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明
を図1〜図6に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
形態である防火防煙シャッターを示す縦断面図、図2は
本発明の実施形態である防火防煙シャッターの一部を断
面した正面図、また、図3は一部を断面した平面図であ
る。図1及び図2において、1は防火防煙シャッターを
示し、この防火防煙シャッター1は、建築構造物等の内
部空間2にこれを遮蔽する扉3を開閉可能に設置し、こ
の扉3はその上部に耐火シート4を収納し必要に応じて
耐火シート4を扉3のガイド側枠5に沿い送出入する収
納装置6を有してなり、火災等の必要時に収納装置6か
ら耐火シート4を送出し着床させて内部空間2を仕切り
遮蔽し、不必要時に耐火シート4を収納装置6に収納し
開口している扉3を通過自在としたものである。
を図1〜図6に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
形態である防火防煙シャッターを示す縦断面図、図2は
本発明の実施形態である防火防煙シャッターの一部を断
面した正面図、また、図3は一部を断面した平面図であ
る。図1及び図2において、1は防火防煙シャッターを
示し、この防火防煙シャッター1は、建築構造物等の内
部空間2にこれを遮蔽する扉3を開閉可能に設置し、こ
の扉3はその上部に耐火シート4を収納し必要に応じて
耐火シート4を扉3のガイド側枠5に沿い送出入する収
納装置6を有してなり、火災等の必要時に収納装置6か
ら耐火シート4を送出し着床させて内部空間2を仕切り
遮蔽し、不必要時に耐火シート4を収納装置6に収納し
開口している扉3を通過自在としたものである。
【0012】この防火防煙シャッター1は、図1及び図
2に示すように、エレベーター扉10前のホール11に
位置する内部空間2に設置される。内部空間2における
天井部分12及びホール11の側壁13は後に詳述する
扉3の枠体14により密封されているから、耐火シート
4が収納装置6により送出されてシャッターケース15
から垂下され、その先端部が床16に着床すれば、火災
等による火炎及び煙が上述のエレベーター扉10側と通
路17につながるホール11側との間を流通することが
なくなる。
2に示すように、エレベーター扉10前のホール11に
位置する内部空間2に設置される。内部空間2における
天井部分12及びホール11の側壁13は後に詳述する
扉3の枠体14により密封されているから、耐火シート
4が収納装置6により送出されてシャッターケース15
から垂下され、その先端部が床16に着床すれば、火災
等による火炎及び煙が上述のエレベーター扉10側と通
路17につながるホール11側との間を流通することが
なくなる。
【0013】この扉3は、門型をなす枠体14と、枠体
14の上部に設けられた前記収納装置6と、枠体14の
側部に設けられた扉3のガイド側枠5とからなる。この
門型の枠体14は、上部枠20及びそれを支える側部枠
21、22からなり、その側部枠21は、図3に示すよ
うに、内部空間2の側壁13の段差24a、24bに自
動復帰装置である自重蝶番25により開閉自在に取り付
けられる。扉3は図3に示すように、エレベーター扉1
0側から外へ開き、自重蝶番25により自動的に閉じる
構造となっている。
14の上部に設けられた前記収納装置6と、枠体14の
側部に設けられた扉3のガイド側枠5とからなる。この
門型の枠体14は、上部枠20及びそれを支える側部枠
21、22からなり、その側部枠21は、図3に示すよ
うに、内部空間2の側壁13の段差24a、24bに自
動復帰装置である自重蝶番25により開閉自在に取り付
けられる。扉3は図3に示すように、エレベーター扉1
0側から外へ開き、自重蝶番25により自動的に閉じる
構造となっている。
【0014】自動復帰装置としては、防火扉の法律規制
に適合するものであれば特に制限されず、ここでは上記
の自重蝶番25が使用される。自重蝶番25は、例え
ば、旗蝶番と呼ばれるものが使用でき、枠体側に取付け
られ回転支持棒を有する雄側蝶番と、扉側に取付けられ
この回転支持棒に回転自在に嵌合する筒状部を有する雌
側蝶番との一対ものであって、雄側蝶番と雌側蝶番とが
嵌合する当接端部は傾斜面を有するものである。この自
重蝶番25は扉が開く場合、雌側蝶番が雄側蝶番の傾斜
面を上昇するように回転し、扉が閉じる場合、雌側蝶番
が扉の自重により下降傾斜の傾斜面に沿って回転するよ
うに作動する。
に適合するものであれば特に制限されず、ここでは上記
の自重蝶番25が使用される。自重蝶番25は、例え
ば、旗蝶番と呼ばれるものが使用でき、枠体側に取付け
られ回転支持棒を有する雄側蝶番と、扉側に取付けられ
この回転支持棒に回転自在に嵌合する筒状部を有する雌
側蝶番との一対ものであって、雄側蝶番と雌側蝶番とが
嵌合する当接端部は傾斜面を有するものである。この自
重蝶番25は扉が開く場合、雌側蝶番が雄側蝶番の傾斜
面を上昇するように回転し、扉が閉じる場合、雌側蝶番
が扉の自重により下降傾斜の傾斜面に沿って回転するよ
うに作動する。
【0015】更に、この扉3は、上部枠20及びそれを
支える側部枠21、22と天井部分12及びホール11
の側壁13との遮蔽性を確保するために、これらの間に
シール材等を介在させている。そして、これら側部枠2
1、22にガイド側枠5が取り付けられている。このガ
イド側枠5は、図1に示すように、シャッターケース4
の出入口26から垂下する耐火シート4に沿って床16
まである。なお、側部枠21、22下部にも枠を設け、
枠体14をロ字形にしてもよいが、ロ字形の枠体14を
人が通り抜ける際枠につまずく虞があるから、この場合
下部の枠は高さのほとんどない平面材として床に出っ張
らないようにすることが望ましい。
支える側部枠21、22と天井部分12及びホール11
の側壁13との遮蔽性を確保するために、これらの間に
シール材等を介在させている。そして、これら側部枠2
1、22にガイド側枠5が取り付けられている。このガ
イド側枠5は、図1に示すように、シャッターケース4
の出入口26から垂下する耐火シート4に沿って床16
まである。なお、側部枠21、22下部にも枠を設け、
枠体14をロ字形にしてもよいが、ロ字形の枠体14を
人が通り抜ける際枠につまずく虞があるから、この場合
下部の枠は高さのほとんどない平面材として床に出っ張
らないようにすることが望ましい。
【0016】前記収納装置6は、前記シャッターケース
15と、該シャッターケース15内に取り付け耐火シー
ト4を巻き取り巻き出しするロール装置30とからな
り、このロール装置30はシャッターケース15の側壁
にロール31を回転自在に軸支し、このロール31を駆
動機(不図示)により正逆回転させてなる。そして、ロ
ール31の長さは、耐火シート4の両側端部に設けた前
記ガイド側枠5から後述の抜け防止部40を控除した長
さである。従って、耐火シート4の両側端部に抜け防止
部40が有っても、ロール31に耐火シート4を巻き取
った際、ロール31の径寸法分だけ抜け防止部40の重
なり部分が控除されて、耐火シート4を均一且つトータ
ル体積を小さくした状態で前記シャッターケース15内
に収納できる。
15と、該シャッターケース15内に取り付け耐火シー
ト4を巻き取り巻き出しするロール装置30とからな
り、このロール装置30はシャッターケース15の側壁
にロール31を回転自在に軸支し、このロール31を駆
動機(不図示)により正逆回転させてなる。そして、ロ
ール31の長さは、耐火シート4の両側端部に設けた前
記ガイド側枠5から後述の抜け防止部40を控除した長
さである。従って、耐火シート4の両側端部に抜け防止
部40が有っても、ロール31に耐火シート4を巻き取
った際、ロール31の径寸法分だけ抜け防止部40の重
なり部分が控除されて、耐火シート4を均一且つトータ
ル体積を小さくした状態で前記シャッターケース15内
に収納できる。
【0017】前記耐火シート4は、ガラス繊維の織布や
シリカクロス等の不燃・耐火材料により構成されてい
る。この耐火シート4の先端部は、図4に示すように、
下端が袋32に形成され、その袋32の上に耐火シート
4を挟むように取付けられる重りとなる座板33が設置
され、この袋32にて着床した際床16との密着性を高
めている。一方、耐火シート4の基端部は上述のロール
31に固定している。
シリカクロス等の不燃・耐火材料により構成されてい
る。この耐火シート4の先端部は、図4に示すように、
下端が袋32に形成され、その袋32の上に耐火シート
4を挟むように取付けられる重りとなる座板33が設置
され、この袋32にて着床した際床16との密着性を高
めている。一方、耐火シート4の基端部は上述のロール
31に固定している。
【0018】また、耐火シート4の両側端部の抜け防止
部40は、図3に示すように、袋41が形成され、この
袋41内に不燃性かつ可撓性のあるロープ42が挿入さ
れて、これらが前記ガイド側枠5のガイド孔43に挿通
され、外れないようになっている。耐火シート4のガイ
ド側枠5への取付方法としては、上記形態の他、耐火シ
ートの幅方向の両端部の袋が、下端が床又は下枠の底材
に固定され、立設されるガイド棒に挿入され、このガイ
ド棒に沿って上下移動をガイドする方法をとることもで
きる。
部40は、図3に示すように、袋41が形成され、この
袋41内に不燃性かつ可撓性のあるロープ42が挿入さ
れて、これらが前記ガイド側枠5のガイド孔43に挿通
され、外れないようになっている。耐火シート4のガイ
ド側枠5への取付方法としては、上記形態の他、耐火シ
ートの幅方向の両端部の袋が、下端が床又は下枠の底材
に固定され、立設されるガイド棒に挿入され、このガイ
ド棒に沿って上下移動をガイドする方法をとることもで
きる。
【0019】次に、上記構成よりなる防火防煙シャッタ
ー1の使用方法を説明する。まず、建築構造物等の内部
空間2を遮蔽する位置、例えば、既設のエレベーター扉
10前のホール11の天井部分12及び側壁13に防火
防煙シャッター1を設置する。すなわち、側壁13に扉
3の門型の枠体14を自重蝶番25により取り付け、且
つ天井部分12及び側壁13と枠体14との間を遮蔽状
態にする。火災等の発生あるいは点検等の必要時、駆動
機のロック機構(不図示)が自動あるいは手動で解除さ
れ、座板33の重さによりあるいは駆動機の作動によ
り、シャッターケース15の出入口26から耐火シート
4をガイド側枠5にてガイドさせて垂下させ、その先端
部の袋32及び座板33を床16に着床させて、エレベ
ーターと各階とを遮蔽する。従って、ある階で発生した
火災による火炎及び煙は着床した耐火シート4により遮
蔽され、エレベーターシャフトが煙突の役目をして他の
階に煙が拡散することがない。また、エレベーター内に
いた人は扉3を手で押し開き他の階に避難することがで
きる。扉3は耐火シートをガイドするガイド枠体の左右
いずれか一側端を軸として回動自在である。この際、扉
3を開いたまま避難しても自重蝶番25により扉3が閉
まり、遮蔽状態を保持できる。火災等の終了あるいは点
検終了等の不必要時、駆動機を作動させ耐火シート4を
ロール31に巻き取り、シャッターケース15内に収納
する。
ー1の使用方法を説明する。まず、建築構造物等の内部
空間2を遮蔽する位置、例えば、既設のエレベーター扉
10前のホール11の天井部分12及び側壁13に防火
防煙シャッター1を設置する。すなわち、側壁13に扉
3の門型の枠体14を自重蝶番25により取り付け、且
つ天井部分12及び側壁13と枠体14との間を遮蔽状
態にする。火災等の発生あるいは点検等の必要時、駆動
機のロック機構(不図示)が自動あるいは手動で解除さ
れ、座板33の重さによりあるいは駆動機の作動によ
り、シャッターケース15の出入口26から耐火シート
4をガイド側枠5にてガイドさせて垂下させ、その先端
部の袋32及び座板33を床16に着床させて、エレベ
ーターと各階とを遮蔽する。従って、ある階で発生した
火災による火炎及び煙は着床した耐火シート4により遮
蔽され、エレベーターシャフトが煙突の役目をして他の
階に煙が拡散することがない。また、エレベーター内に
いた人は扉3を手で押し開き他の階に避難することがで
きる。扉3は耐火シートをガイドするガイド枠体の左右
いずれか一側端を軸として回動自在である。この際、扉
3を開いたまま避難しても自重蝶番25により扉3が閉
まり、遮蔽状態を保持できる。火災等の終了あるいは点
検終了等の不必要時、駆動機を作動させ耐火シート4を
ロール31に巻き取り、シャッターケース15内に収納
する。
【0020】図5〜図6は本発明の他の実施形態を示
し、この防火防煙シャッター1aと図1〜4の実施形態
との相違点は、収納装置6aが耐火シート4にこれの送
出入方向に所定間隔を有し、且つ直交して取り付け扉3
aのガイド側枠5にガイドされる1以上のガイド棒44
と、耐火シート4の先端部である座板33aに一端を固
定し1以上のガイド棒44の孔を挿通したワイヤー45
と、シャッターケース15aに取り付けられワイヤー4
5の他端をVプーリー46に固定して、Vプーリー46
によりワイヤー45を巻き取り巻き出しすることで耐火
シート4をシャッターケース15aから送出入する巻取
装置47と、を有してなる点にある。なお、耐火シート
4の基端部はバー48が取り付けられ、そのバー48は
ワイヤー49によりシャッターケース15aに固定され
ている。
し、この防火防煙シャッター1aと図1〜4の実施形態
との相違点は、収納装置6aが耐火シート4にこれの送
出入方向に所定間隔を有し、且つ直交して取り付け扉3
aのガイド側枠5にガイドされる1以上のガイド棒44
と、耐火シート4の先端部である座板33aに一端を固
定し1以上のガイド棒44の孔を挿通したワイヤー45
と、シャッターケース15aに取り付けられワイヤー4
5の他端をVプーリー46に固定して、Vプーリー46
によりワイヤー45を巻き取り巻き出しすることで耐火
シート4をシャッターケース15aから送出入する巻取
装置47と、を有してなる点にある。なお、耐火シート
4の基端部はバー48が取り付けられ、そのバー48は
ワイヤー49によりシャッターケース15aに固定され
ている。
【0021】これにより、巻取装置47でVプーリー4
6にワイヤー45を巻き取ると、ガイド側枠5に沿い耐
火シート4の座板33aが上昇し、更にガイド棒44が
上昇して行き、下部にあるガイド棒44近辺の耐火シー
ト4から順次蛇腹状になり、耐火シート4の収納体積を
小さくしてシャッターケース15aに収納できる。その
他の構成、作用は図1〜図4の実施形態とほぼ同様なの
で、図面に符号を付して説明を省略する。
6にワイヤー45を巻き取ると、ガイド側枠5に沿い耐
火シート4の座板33aが上昇し、更にガイド棒44が
上昇して行き、下部にあるガイド棒44近辺の耐火シー
ト4から順次蛇腹状になり、耐火シート4の収納体積を
小さくしてシャッターケース15aに収納できる。その
他の構成、作用は図1〜図4の実施形態とほぼ同様なの
で、図面に符号を付して説明を省略する。
【0022】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲内での変更、追加は本発明の範囲内である。
体的な構成はこれに限定されず、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲内での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、耐火シートに
重なり部分が無くなり、収納装置に耐火シートを送入し
ても均一に且つトータル体積を小さくでき、必要時に耐
火シートを送出して内部空間を仕切り遮蔽し且つ扉を開
閉して人が避難し、不必要時に耐火シートを収納し開口
している扉を人が通過する。従って、耐火シートにシワ
や巻きムラの発生、最悪時の破損も無く、耐火シートに
避難扉を設けたりしなくても、逃げ後れた人が避難で
き、しかも収納体積が小さいから、設置し易く出っ張り
量が少なく見栄えが良好となる。
重なり部分が無くなり、収納装置に耐火シートを送入し
ても均一に且つトータル体積を小さくでき、必要時に耐
火シートを送出して内部空間を仕切り遮蔽し且つ扉を開
閉して人が避難し、不必要時に耐火シートを収納し開口
している扉を人が通過する。従って、耐火シートにシワ
や巻きムラの発生、最悪時の破損も無く、耐火シートに
避難扉を設けたりしなくても、逃げ後れた人が避難で
き、しかも収納体積が小さいから、設置し易く出っ張り
量が少なく見栄えが良好となる。
【0024】請求項2の発明によれば、扉を開けたまま
人が避難しても、自動復帰装置により、扉が閉まり内部
空間の遮蔽状態を保持する。従って、上記効果に加え
て、避難者の負担が減り、内部空間の遮蔽性も高く維持
でき、防火防炎性を更に高めることができる。
人が避難しても、自動復帰装置により、扉が閉まり内部
空間の遮蔽状態を保持する。従って、上記効果に加え
て、避難者の負担が減り、内部空間の遮蔽性も高く維持
でき、防火防炎性を更に高めることができる。
【0025】請求項3の発明によれば、耐火シートの側
端部に抜け防止部が有っても、ロールに耐火シートを巻
き取った際、ロール径分だけ抜け防止部の重なり部分が
控除されて、耐火シートを均一且つトータル体積を小さ
くした状態でシャッターケース内に収納できる。従っ
て、上記効果に加えて、耐火シートに抜け防止部を設け
ているから内部空間の遮蔽性を更に高めることができ
る。
端部に抜け防止部が有っても、ロールに耐火シートを巻
き取った際、ロール径分だけ抜け防止部の重なり部分が
控除されて、耐火シートを均一且つトータル体積を小さ
くした状態でシャッターケース内に収納できる。従っ
て、上記効果に加えて、耐火シートに抜け防止部を設け
ているから内部空間の遮蔽性を更に高めることができ
る。
【0026】請求項4の発明によれば、巻取装置でワイ
ヤーを巻き取ると、ガイド側枠に沿いガイド棒が上昇し
て行き、下部にあるガイド棒近辺の耐火シートから順次
蛇腹状になり、耐火シートの均一且つトータル体積を小
さくしてシャッターケースに収納できる。従って、耐火
シートをロールで巻き取らず、蛇腹状にしてシャッター
ケースに収納しても、上記と同様の効果を得ることがで
きる。
ヤーを巻き取ると、ガイド側枠に沿いガイド棒が上昇し
て行き、下部にあるガイド棒近辺の耐火シートから順次
蛇腹状になり、耐火シートの均一且つトータル体積を小
さくしてシャッターケースに収納できる。従って、耐火
シートをロールで巻き取らず、蛇腹状にしてシャッター
ケースに収納しても、上記と同様の効果を得ることがで
きる。
【図1】本発明の実施形態である防火防煙シャッターを
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図2】本発明の実施形態である防火防煙シャッターの
一部を断面した正面図。
一部を断面した正面図。
【図3】本発明の実施形態である防火防煙シャッターを
示す横断面図。
示す横断面図。
【図4】本発明の実施形態の防火防煙シャッターを構成
する耐火シート下部の断面図。
する耐火シート下部の断面図。
【図5】本発明の他の実施形態である防火防煙シャッタ
ーを示す縦断面図。
ーを示す縦断面図。
【図6】本発明の他の実施形態の防火防煙シャッターを
構成する収納装置の概要図。
構成する収納装置の概要図。
【図7】従来例を示す斜視図。
1、1a、50 防火防煙シャッター 2 内部空間 3、3a 扉 4、51 耐火シート 5 ガイド側枠 6、6a 収納装置 10 エレベーター扉 11 ホール 12 天井部分 13 側壁 14 枠体 15、15a シャッターケース 16 床 17 通路 20 上部枠 21、22 側部枠 24a、24b 段差 25 自動復帰装置 26 出入口 30、52 ロール装置 31 ロール 32、41 袋 33、33a、54 座板 40 抜け防止部 42 ロープ 43 ガイド孔 45、49 ワイヤー 46 Vプーリー 47 巻取装置 48 バー 53 先端部 55 避難扉
Claims (4)
- 【請求項1】 建築構造物等の内部空間にこれを遮蔽す
る扉を、該扉の左右いずれかの一側端を軸として開閉可
能に設置し、該扉はその上部に耐火シートを収納し必要
に応じて耐火シートを前記扉のガイド側枠に沿い送出入
する収納装置を有してなり、火災等の必要時に前記収納
装置から耐火シートを送出し着床させて前記内部空間を
仕切り遮蔽し、不必要時に耐火シートを前記収納装置に
収納し前記扉を通過自在としたことを特徴とする防火防
煙シャッター。 - 【請求項2】 前記扉は自動復帰装置を有し、常時扉を
開状態から閉状態に自動復帰させる請求項1記載の防火
防煙シャッター。 - 【請求項3】 前記収納装置は、シャッターケースと、
該シャッターケース内に取り付け耐火シートを巻き取り
巻き出しするロール装置とからなり、該ロール装置のロ
ールの長さは、耐火シートの側端部に設けた前記ガイド
側枠からの抜け防止部を控除した長さである請求項1又
は2記載の防火防煙シャッター。 - 【請求項4】 前記収納装置は、前記耐火シートにこれ
の送出入方向に所定間隔を有し、且つ送出入方向に直交
して取り付けられ前記ガイド側枠にガイドされる1以上
のガイド棒と、前記耐火シートの先端部に一端を固定し
1以上のガイド棒の両端部に形成される孔を挿通したワ
イヤーと、シャッターケースに取り付けられ前記ワイヤ
ーの他端を固定してワイヤーを巻き取り巻き出しするこ
とで耐火シートを前記シャッターケースから送出入する
巻取装置と、を有してなる請求項1又は2記載の防火防
煙シャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096933A JP2001276247A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 防火防煙シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096933A JP2001276247A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 防火防煙シャッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001276247A true JP2001276247A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18611629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096933A Pending JP2001276247A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 防火防煙シャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001276247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051236A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの乗場装置 |
JP2008303715A (ja) * | 2008-09-24 | 2008-12-18 | Bunka Shutter Co Ltd | スクリーン式シャッター装置 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096933A patent/JP2001276247A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051236A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの乗場装置 |
JP2008303715A (ja) * | 2008-09-24 | 2008-12-18 | Bunka Shutter Co Ltd | スクリーン式シャッター装置 |
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