JP2006128564A - 荷電ビーム露光装置および荷電ビーム制御方法 - Google Patents

荷電ビーム露光装置および荷電ビーム制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低加速の荷電ビーム露光において、第1成形アパーチャ85と第2成形アパーチャとの間で生じ得る空間電荷効果の影響を低減する。
【解決手段】 電子銃11と、第1成形アパーチャ85と、第2成形アパーチャ95と、第1成形アパーチャ85を通過した電子ビームを第2成形アパーチャ95上に投影する投影光学系と、電子銃11と投影光学系との間で電子ビームを偏向する偏向器17,19,21と、第2成形アパーチャ95を通過した電子ビームを基板S上に縮小投影する縮小投影光学系と、を備える電子ビーム露光装置1において、第1成形アパーチャ85に、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口を設け、電子ビームが第1成形アパーチャ85の任意の開口を選択的に通過するように偏向器17,19,21を制御する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、荷電ビーム露光装置に関し、例えばLSI(Large Scale Integrated circuit)、超LSIの半導体製造工程で使用されるイオンビーム露光装置や電子ビーム露光装置に関する。
荷電ビーム露光装置は、光波長より短い荷電粒子(例えば電子やイオン)の波長レベルの分解能で描画できるため、高い解像度でパターンを描画する機能を備えている。この反面、光露光によるマスク描画方式と異なり、完成パターンを小さな分割パターンビームで直接描画するため、荷電ビーム露光装置では描画に長時間かかるという問題がある。しかし、高精度の細線パターンを形成できるという特徴を有することから、荷電ビーム露光装置は、光露光方式のリソグラフィ技術の次の技術、またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の多品種少量の半導体製造に有力なツールとして発展している。電子ビームで直接パターンを形成する方法としては、小さな丸ビームをオン/オフ制御しながらウェーハ全面をスキャンしてパターンを形成する方法の他、ステンシルアパーチャを通過した電子ビームをパターン描画するVSB(Variable Shaped Beam)描画方式がある。VSB描画を発展させ、繰り返しパターンを一つのブロックとし複数ブロック分のパターンが形成されたステンシルを準備し、これを選択描画することで高速描画する一括描画方式の電子線描画の技術も開発されている。
VSB方式の電子ビーム露光装置では、ビーム解像度を向上させるため、高加速に加速させた電子ビームをウェーハ上のレジストへ打ち込む方式が従来より採用されている(例えば特許文献1)。さらに、特許文献1では、電流密度を高めることにより描画速度を上げる一方で空間電荷効果によるビームボケを防ぐために、コンデンサレンズの出口近傍で電子ビームがクロスオーバを形成する位置に、複数の開口パターンを設けた輝度調整用の絞りを設置し、絞りの選択により輝度を調整する技術が開示されている。
しかし、高加速電圧方式では、照射された電子ビームがウェーハ上面のレジスト下面に成膜された各種多層薄膜で反射して再びレジスト上方に向かう現象である近接効果が発生し、これにより描画パターンにボケや解像度の劣化が発生してしまう。従って、高加速電圧方式の電子ビーム露光装置では、近接効果を補正するための制御が必須となり、電子光学系は勿論のこと、制御面でも大掛かりなシステムが必要とされ、この結果、システムの複雑化により却ってトラブルを誘発するなど結果的に精度が低下するという問題があった。また、高加速の電子を用いているため、ウェーハ表面へのダメージも懸念される。
高加速電圧荷電ビームのVSB方式における上述の問題点を克服するために、低加速電圧の電子ビームを用いたアパーチャ方式の電子線描画方式が提案されている(例えば特許文献2)。
高加速の電子ビーム露光装置においては、第1成形アパーチャと第2成形アパーチャとの間で生じる空間電荷効果によるビームボケが無視できる程度に小さいため、高解像の描画を行なう際には第2成形アパーチャを通過する電流量に応じて輝度の調整を行なうことにより、または第2成形アパーチャの可変成形によりビームの大部分をカットすることで、第2成形アパーチャ以下のビーム電流を減らして描画すれば良かった。
しかしながら、低加速の電子ビーム露光装置では、第1成形アパーチャと第2成形アパーチャとの間で生じる空間電荷効果によるビームボケが大きい。このような欠点を解消するため、例えば特許文献1に示されるように輝度調整用の絞りをクロスオーバ位置に置いて輝度を調整しようとした場合に、均一なビームを試料上で得るために小さな開口の数を増やすと、表面に堆積するコンタミネーションにより開口面積が変わってしまい安定したビーム電流が得られず、かつ、コンタミネーション上にチャージアップが発生しビームドリフトが生じてしまう、等の問題があった。
また、特許文献1では、第1成形アパーチャよりも電子銃側の照明光学系のスペースに輝度の調整機構が配置されている。しかしながら、低加速電圧の電子ビームを用いる露光装置においては、外乱(磁場、電場)によるビームドリフトが大きいために、光学系を小型化し電子ビームの経路を短くしてビームドリフトを低減させているので、光路中に新たにビーム電流制御機構を追加的に設けることが困難である。
さらに、従来の電子ビーム露光装置では、第1成形アパーチャのウェーハ側に配置されたブランキング偏向器とブランキングアパーチャとでブランキング動作を行なっているが、選択偏向器への印加電圧がその立ち上がりと立ち下がりでばらつくことがあり、このタイミングのばらつきがある特定の条件を満たすと電子ビームがブランキングアパーチャを通過してしまい、ウェーハ上のレジストを不本意にも感光してしまうという問題もあった。
特開2002−353128号公報 特開2000−173529号公報 特開2001−118771号公報
本発明の第1の目的は、低加速の荷電ビーム露光において、高い解像度が要求される場合に、第1成形アパーチャと第2成形アパーチャとの間で生じ得る空間電荷効果の影響を低減することにある。
また、本発明の第2の目的は、荷電ビーム露光におけるブランキング動作を確実に処理することにある。
本発明は、以下の手段により上記課題の解決を図る。
即ち、本発明によれば、
面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
通過する前記荷電ビームの前記第2成形アパーチャ上の所望の領域への照明を可能にする前記第1成形アパーチャの開口のうちで最も面積の小さな開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
を備える荷電ビーム露光装置が提供される。
また、本発明によれば、
面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
前記荷電ビームが、前記描画パターンに要求される解像度に応じて前記開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
を備える荷電ビーム露光装置が提供される。
また、本発明によれば、
面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
前記荷電ビームのうち前記第2成形アパーチャによって遮断される部分の電流量が最小となる前記開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
を備える荷電ビーム露光装置が提供される。
また、本発明によれば、
面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャと、
基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング手段と、
前記ブランキング手段による偏向方向と直交する方向へ前記荷電ビームが偏向されて前記任意の開口を選択的に通過するように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
を備える荷電ビーム露光装置が提供される。
また、本発明によれば、
面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャと、
基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング手段と、
前記荷電ビームが任意の前記開口を選択的に通過するように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
前記荷電ビームの光軸方向において前記第1成形アパーチャよりも前記荷電ビーム生成手段側に配設されて前記荷電ビームを偏向することにより任意の前記開口に照射させる第1および第2の偏向器と、前記第1成形アパーチャよりも前記基板側に配設されて前記開口を通過した前記荷電ビームを前記光軸側に振り戻す第3の偏向器と、を含む偏向手段と、
前記第1乃至第3の偏向器が互いに異なるタイミングで動作するように前記偏向手段を制御するタイミング制御手段と、
を備える荷電ビーム露光装置が提供される。
また、本発明によれば、
荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
通過後に前記第2成形アパーチャ上の所望の領域への前記荷電ビームの照明を可能にする前記第1成形アパーチャの開口のうちで最も面積の小さな開口を前記荷電ビームが選択的に通過するように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
を備える荷電ビームの制御方法が提供される。
また、本発明によれば、
荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
発生した前記荷電ビームが前記描画パターンに要求される解像度に応じて前記開口が選択されるように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
を備える荷電ビームの制御方法が提供される。
また、本発明によれば、
荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
前記荷電ビームのうち前記第2成形アパーチャによって遮断される部分の電流量が最小となる前記開口が選択されるように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
を備える荷電ビームの制御方法が提供される。
また、本発明によれば、
荷電ビームを生成し、複数の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング偏向工程と、
発生した前記荷電ビームが前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を選択的に通過するように前記ブランキング偏向工程による偏向方向に直交する方向に前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
を備える、荷電ビームの制御方法が提供される。
さらに、本発明によれば、
荷電ビームを生成し、複数の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング偏向工程と、
発生した前記荷電ビームが前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を選択的に通過するように前記荷電ビームを偏向する第1および第2の偏向工程と、前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記光軸側に振り戻す第3の偏向工程と、を含む偏向工程と、
前記第1乃至第3の偏向工程が互いに異なるタイミングで実行されるように前記偏向工程を制御する偏向制御工程と、
を備える荷電ビームの制御方法が提供される。
本発明は、以下の効果を奏する。
即ち、本発明によれば、低加速の荷電ビーム露光で高い解像度が要求される場合に、第1成形アパーチャと第2成形アパーチャとの間で生じ得る空間電荷効果の影響を低減することができる。
また、本発明によれば、荷電ビーム露光におけるブランキング動作を確実に処理することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下では、荷電ビーム露光装置として、電子ビーム露光装置を例として取り上げて説明するが、本発明はこれに限ることなく、例えば荷電ビームとしてイオンビームを用いる露光装置にも適用可能であることは勿論である。図面においては、同一の部分には同一の参照番号を付し、重複説明は必要な場合に限り行なう。
(1)第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる荷電ビーム露光装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の特徴は、第1成形アパーチャ85に、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の開口が設けられている点と、描画パターンに要求される解像度に応じて第1成形アパーチャ85の開口が選択されるように、偏向器17,19に印加される電圧が制御される点にある。これらの特徴点は、後に詳述することとし、最初に本実施形態の荷電ビーム露光装置の構成および動作について概略的に説明する。
図1に示す電子ビーム露光装置1は、電子光学系と制御コンピュータ7と各種電源PS1〜7,PS11,PS13,PS15,PS17,PS21,PS23,PS25,PS27と2次電子検出器コントローラ31とを備える。
制御コンピュータ7は、装置全体を制御するとともに、後述する通り、選択偏向器17,19により第1成形アパーチャ85の任意の開口が選択されて電子ビームEBが照射されるように電源PS1,2を制御する。制御コンピュータ7は、本実施形態において、例えば偏向制御手段および焦点位置補正手段に対応する。
各種電源PS1〜7,PS11,PS13,PS15,PS17,PS21,PS23,PS25,PS27は、電子光学系の対応する各構成部分および制御コンピュータ7に接続され、制御コンピュータ7から与えられる制御信号に従い、これらの構成部分に電圧を印加する。
2次電子検出器コントローラ31は、後述する2次電子検出器29および制御コンピュータ7に接続され、2次電子検出器29により検出された2次電子の信号を受け取って処理し、SEM(Scanning Electron Microscope)画像を構成する信号の形態で制御コンピュータ7に伝送する。
電子光学系は、電子ビームEBを発生させる電子銃11と、矩形または円形の開口を有する第1アパーチャ13と、照明レンズ15と、選択偏向器17,19と、本実施形態において特徴的な第1成形アパーチャ85と、ブランキング電極23−1,23−2と、振り戻し偏向器21と、ブランキングアパーチャ91と、投影レンズ93と、第1成形偏向器25と、第2成形アパーチャ95と、第2成形偏向器27と、縮小レンズ43と、副偏向器97と、主偏向器99と、対物レンズ45と、2次電子検出器29と、を含む。本実施形態において、投影レンズ93は、例えば投影手段に対応し、縮小レンズ43、および対物レンズ45は、例えば縮小投影手段に対応する。また、本実施形態において、選択偏向器17,19、および振り戻し偏向器21は、例えばそれぞれ第1乃至第3の偏向器に対応し、これらの偏向器17,19,21およびこれらにそれぞれ接続された電源PS1〜3は、例えば偏向手段に対応する。また、本実施形態において、ブランキング電極23−1,23−2とブランキングアパーチャ91とは、例えばブランキング手段に対応する。
照明レンズ15は、2個の静電レンズ(アインツェルレンズ)で構成され、それぞれ中央の電極へ電源PS21から負の電圧が印加されて使用され、第1成形アパーチャ85の開口に対して十分大きく、かつ、必要な大きさのビーム径となるように電子ビームEBの倍率を調整する。第1成形アパーチャ85には、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられている。この点は、後に詳述する。
選択偏向器17,19は、照明レンズ13を通過した電子ビームEBが第1成形アパーチャ85の任意の矩形開口に入射するように、電子ビームEBを偏向制御する。
振り戻し偏向器21は、第1成形アパーチャ85を通過した電子ビームEBをその光軸上に振り戻す。
第1成形アパーチャ85を通過した電子ビームEBは、第1成形アパーチャ85を起点とする矩形ビームとして出発し、そのアパーチャ像は投影レンズ93によって第2成形アパーチャ95へ投影される。
ブランキング電極23−1,23−2は、電源PS13から印加される電圧による電界を励起することにより、電子ビームEBに対するブランキング偏向を行ない、ブランキングアパーチャ91と相俟って、電子ビームEBのウェーハS上へのオン・オフを制御する。
第1成形偏向器25は、投影レンズ93を通過した電子ビームEBが第2成形アパーチャ95の所望の面積の所望のセルパターンに入射するように、CADデータに従って電子ビームEBを偏向制御する。第2成型偏向器27は、第2成形アパーチャ95を通過した電子ビームEBをその光軸上に振り戻す。
第1成形偏向器25、第2成形アパーチャ95および第2成型偏向器27を通過した電子ビームEBは、第2成形アパーチャ95を起点とするセルパターンビームとして出発し、光軸上に振り戻された状態で縮小レンズ43と対物レンズ45を通過してウェーハSに縮小投影される。縮小レンズ43は、第2成形アパーチャ95を起点とするセルパターン像を縮小させる。対物レンズ45は、縮小したセルパターン像をさらに縮小してウェーハS上に結像させる。
主偏向器99は、電源PS17から印加される電圧により、ウェーハSの描画領域(ストライプ)が走査されるように、電子ビームEBの軌道を偏向制御する。副偏向器97は、上記ストライプ内の領域をさらに細かく分割した描画範囲に対して電子ビームEBの照射位置を制御する。
2次電子検出器29は、対物レンズ45とウェーハSとの間に配置され、電子ビームEBの照射によりウェーハSの表面から発生する2次電子を検出する。2次電子検出器コントローラ31は、検出した信号を処理して制御コンピュータ7に供給し、この処理信号から制御コンピュータ7は、SEM像を検出し、ビーム調整等の制御に利用する。
図1では、光軸をZ方向と規定した場合のX−Z平面に沿った端面図を模した形態で電子光学系の構成を示した。電子光学系の各主要部の平面形状を図2に示す。同図では、これらの主要部間の位置関係を説明するために、各平面図のY軸が同一線上で重なるように紙面の上下に配列して示した。
図1に示す電子ビーム露光装置1の電子光学系に設けられる第1成形アパーチャ85の平面図を図3に示す。同図に示す例では、面積が異なる2つの正方形の開口85−1,86−2がY軸を挟んでほぼ線対称になるようにX軸上に配設されている。荷電ビーム露光装置1の電子光学系に設置可能な第1成形アパーチャは図3に示す形状に限ることなく、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられていれば良い。第1成形アパーチャの他の具体例を図4乃至図7の平面図に示す。図4に示す第1成形アパーチャ86では、X軸上の4つの正方形開口86−1乃至86−4が、紙面の左側から右側へ面積の大きい順から配設されている。図5に示す第1成形アパーチャ87では、中央付近でY軸にほぼ線対称になるようにX軸上に配置された2つの正方形開口87−2,87−3に加え、これらの正方形開口を挟むようにこれらの外側のX軸上に配置された2つの長方形開口87−1,87−4をさらに含む。長方形開口87−4の長手方向はX軸方向と一致するが、長方形開口87−1は、その長手方向がY軸方向になるように形成されている。図6に示す第1成形アパーチャ88は、X軸とY軸の交点を中心にほぼ回転対称をなすようにX軸およびY軸上にそれぞれ配置された4つの正方形開口88−1乃至88−4を含む。
上述した4つの例では、いずれの開口もX軸上にまたはY軸上に配置されているが、この配置形態に限ることなく、例えば図7に示す第1成形アパーチャ89に示すように、X軸およびY軸から離れた位置に正方形または長方形の開口89−1,89−3,89−9を配置しても良い。さらに、開口を配置する方向も、特にX軸方向またはY軸方向に限ることなく、例えば図7の開口89−7,89−8のように任意の方向に配置することができる。
ここで、面積の大きな矩形開口を選択すれば、第1成形アパーチャを通過する電子ビームEBの電流量が大きくなり、一方、面積が小さい矩形開口を選択した場合は、第1成形アパーチャを通過する電子ビームEBの電流量が小さくなる。このような、第1成形アパーチャ85を通過する電子ビームEBの電流量の違いで空間電荷効果の発生量が異なり、第2成形アパーチャ95上でのフォーカスのズレ量が異なることにより、選択された開口次第では、フォーカスズレが大きく発生してしまい解像度が低下してしまうことがある。本実施形態では、制御コンピュータ7が第1成形アパーチャで選択される矩形開口の面積に応じて制御信号を生成して電源PS23に供給し、この制御信号に応答して、電源PS23が投影レンズ93に印加する電圧を調整する。これにより、第2成形アパーチャでのフォーカスズレが解消される。
図8乃至図10を参照しながら、第1成形アパーチャに設けられた矩形開口の選択方法を説明する。図8は、矩形開口の具体的な選択手順を示すフローチャートであり、図9および図10は、選択された矩形開口を通過する荷電ビームの軌道を示す。
まず、電源PS13からブランキング電極23−1,23−2に電圧を印加することにより、ウェーハSに到達する電子ビームEBをオフにする(図8、ステップS1)。次に、選択する矩形開口に応じて電源PS1乃至PS3をそれぞれ調整して選択偏向器17,19および振り戻し偏向器21への印加電圧をそれぞれ変更することにより、選択した矩形開口に電子ビームEBを入射させる(図8、ステップS2)。最後に、ブランキング電極23−1,23−2への電源PS13の印加電圧をゼロにしてウェーハSに到達する電子ビームEBをオンにする(図8、ステップS3)。図9は、電子ビームEBをX軸方向に偏向して矩形開口85−2を選択したときのビーム軌道の一例を示す。図10は電子ビームEBをX軸方向に偏向して矩形開口85−1を選択したときのビーム軌道の一例を示す。
面積の大きな矩形開口を選択すれば、第1成形アパーチャを通過する電子ビームEBの電流が大きいので、空間電荷効果によるビームぼけが大きく発生して解像度の点では劣るが、ショットサイズを大きくすることができるので、描画時間を短くすることができる。この一方、通過した電子ビームEBが第2成形アパーチャ95上の所望の領域を照明できる矩形開口のうち、例えば最も面積が小さい矩形開口を選択した場合は、ショットサイズが小さいために描画時間は長くかかってしまうが、通過するビーム電流の量が少ないので空間電荷効果によるビームぼけが小さくなり、これにより高解像度での描画が可能になる。このように、本実施形態によれば、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の開口から任意の開口を選択できるので、本来トレードオフの関係にある解像度と描画時間とを描画パターンの要求仕様に応じて調整することが可能になる。小さな開口を選択する場合には、例えば図11の斜線領域BMに示すように、従来の矩形開口を選択した場合(符号BMcに示す点線領域)と比較して、例えば第1成形アパーチャ85を通過して第2成形アパーチャ95で遮断されるビーム電流の量を少なくすることができるので、空間電荷効果によるビームぼけが抑制され、高分解能での描画が可能になる。
上述した矩形開口の選択工程のうち、例えば図8のフローチャートのステップS2において、選択偏向器17,19および振り戻し偏向器21への電圧印加は理論上では同時に実行される。しかしながら、現実には、各偏向器への印加電圧が異なっていることや、電源間の機差による電圧の立ち上がり時間および立ち下がり時間にばらつきが存在するためにブランキングエラーが発生することがある。特に、これらの電源電圧を高速で変化させた場合には、一時的に各偏向器間の印加電圧の極性や電圧比が崩れてしまうことがある。
ブランキングエラーが発生する典型例として、ブランキング方向をX軸方向とし、第1成形アパーチャ85(図3参照)の矩形開口の選択も同様にX軸方向で変更した場合を挙げることができる。電子ビームEBをX軸方向にブランキングした状態で、X軸方向に配列された第1成形アパーチャ内の開口を選択すると、例えばそれぞれ図12および図13に示す通りのビーム軌道となる。このとき、所定のエラー条件が揃うと、例えば選択偏向器19の電圧が、選択偏向器17および振り戻し偏向器21よりも先に立ち上がってしまうと、ブランキングをしているにもかかわらず、電子ビームEBが例えば図14に示すようにブランキングアパーチャ91を通過してしまい、その結果、ウェーハS上のフォトレジストを感光してしまう。
このようなブランキングエラーを回避するため、本実施形態では、第1成形アパーチャの矩形開口の選択方向と電子ビームEBのブランキング方向とが互いに直交するように、各電源を制御コンピュータ7が制御する。図15に示すように、例えばY軸方向にブランキングする場合には、第1成形アパーチャ内の矩形開口の選択方向をX軸方向にする。このように、本実施形態によれば、第1成形アパーチャ内の開口の選択軌道とブランキング軌道とをそれぞれ独立に制御することにより、ブランキングエラーを回避することができる。
(2)第2の実施の形態
図16は、本発明の第2の実施の形態にかかる荷電ビーム露光装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態は、要求される解像度に応じて第1成形アパーチャ内の任意の開口を上述したように選択する点に加え、前述したブランキングエラーを回避する他の手段を提供するものである。図1との対比により明らかなように、図16に示す電子ビーム露光装置2は、一端で制御コンピュータ7に接続され、他端で電源PS1〜PS3に接続されたタイミングコントローラ9をさらに備える。タイミングコントローラ9は、本実施形態において、例えばタイミング制御手段に対応し、制御コンピュータ7の指令信号を受け、選択偏向器17,19による選択偏向および振り戻し偏向器21による振り戻し偏向が互いに異なるタイミングで実行されるように電源PS1〜PS3による印加電圧の出力タイミングを調整する。本実施形態の電子ビーム露光装置2のその他の構成は、図1に示す電子ビーム露光装置1の構成と実質的に同一である。
タイミングコントローラ9による3つの偏向器17,19,21に対する偏向タイミングの制御動作について図面を参照しながら説明する。
図17は、図16に示す電子ビーム露光装置2のタイミングコントローラ9による偏向タイミング制御の一例を示すタイミングチャートである。今、時刻Tにおいて、電子ビームEBが第1成形アパーチャ85の矩形開口85−1を照明しており(図10参照、電子ビームEBがオン)、この状態から矩形開口85−2を照明する状態へ移行するものとする。まず、時刻Tにてタイミングコントローラ9から電源PS13に指令信号を与えてブランキング電圧VBKをブランキング電極23−1,23−2に印加させる。これにより、電子ビームEBが光軸から外側へ偏向されてブランキングアパーチャ91の開口を通らなくなる(図13参照、電子ビームEBがオフ)。次に、時刻Tにおいて、電源PS2の出力電圧を0〔V〕とする制御信号がタイミングコントローラ9から電源PS2へ入力される。次いで、時刻Tにおいて、電源PS1の出力電圧を−Va〔V〕へ低減させる制御信号がタイミングコントローラ9から電源PS1へ出力される。続いて、PS1の出力電圧が−Va〔V〕となる時刻Tのタイミングで電源PS2の出力電圧が0〔V〕から+Vb〔V〕へ上昇し始めるように制御信号がタイミングコントローラ9から電源PS2へ出力される。次いで、電源PS2の出力電圧が+Vb〔V〕となるタイミングTで電源PS3の出力電圧が+Vc〔V〕から−Vc〔V〕へと低減するように制御信号がタイミングコントローラ9から電源PS3へ出力される。これにより、矩形開口85−2が選択された状態になる(図12参照)。さらに、時刻Tにおいてブランキング電極23−1,23−2に印加されるブランキング電圧が0となるように制御信号がタイミングコントローラ9から電源PS13に与えられ、これにより、電子ビームEBがブランキングアパーチャ91の開口を通ってウェーハSを照射するようになる(図9参照、電子ビームEBがオン)。
矩形開口85−2から85−1へと選択を変更するときのタイミング制御は、上記手順とほぼ逆の手順を実行すれば良い。即ち、時刻Tで電源PS13への印加電圧を0〔V〕から+VBK〔V〕へ上昇させて電子ビームEBをオフにする(図12参照)。時刻Tで、電源PS3の出力電圧の上昇を開始させる。電源PS3の出力電圧が−Vc〔V〕から+Vc〔V〕へ到達した時刻T10で電源PS2の出力電圧を+Vb〔V〕から0〔V〕へと低減させる。電源PS2の出力電圧が0〔V〕になった時刻T11で、電源PS1の出力電圧の上昇を開始させる。電源PS1の出力電圧が+Va〔V〕に達した時刻T12において、電源PS2の出力電圧を0〔V〕から−Vb〔V〕へ低減させる。これにより、第1成形アパーチャ85の矩形開口85−1が選択された状態になる(図13参照)。最後に時刻T13において、電源PS13への印加電圧を+VBK〔V〕から0〔V〕へ低減させ、これにより、電子ビームEBがオンとなって、電子ビームEBがブランキングアパーチャ91の開口を通ってウェーハSを照射する(図10参照)。
本実施形態によれば、例えば図6に示す第1成形アパーチャ88を使用する場合など、X軸方向とY軸方向のいずれの方向にも矩形開口の選択が実行される場合でも、ブランキングエラーを確実に回避することができる。
(3)半導体装置の製造方法
上述した第1の実施形態における荷電ビームの制御方法を用いて基板にパターンを描画することにより、高い解像度が要求される場合には、第1成形アパーチャと第2成形アパーチャとの間で生じ得る空間電荷効果の影響を低減でき、この一方、高い解像度が要求されない場合には、ショットサイズを大きくして描画時間を短縮することができ、要求仕様に応じた解像度でパターン描画を行なうことができる。これにより、半導体装置の製造において製品精度と製造コストとのトレードオフの関係に柔軟に対処することができる。
また、上述した第2の実施形態における荷電ビームの制御方法を用いて基板にパターンを描画することにより、ブランキング偏向におけるエラーを的確に回避することができるので、高い歩留まりで半導体装置を製造することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態のいくつかについて説明したが、本発明は上記形態に限られることなく、その技術的範囲内で種々変更して実施可能であることは勿論である。例えば、上述した実施形態では、2段の選択偏向器と1段の振り戻し偏向器を用いて第1成形アパーチャ内の矩形開口を選択する形態について説明した。しかしながら、偏向器の数量は上記組み合わせに限るものではなく、例えば2段の選択偏向器と2段の振り戻し偏向器を用いて開口の選択を行なっても良い。この場合も、上述したブランキングエラー回避方法のいずれを適用しても電子ビームEBの漏れを回避することができる。選択偏向器および振り戻し偏向器は、特に限定されることなく、静電型でも磁界型でも用いることができる。
本発明の第1の実施の形態にかかる荷電ビーム露光装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の電子光学系の主要部の平面形状および相対的位置関係を示す説明図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置が備える第1成形アパーチャの平面図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の電子光学系に設けられる第1成形アパーチャの他の例を示す平面図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の電子光学系に設けられる第1成形アパーチャの他の例を示す平面図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の電子光学系に設けられる第1成形アパーチャの他の例を示す平面図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の電子光学系に設けられる第1成形アパーチャの他の例を示す平面図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置に設けられた第1成形アパーチャ内の矩形開口の具体的な選択手順を示すフローチャートである。 図1に示す荷電ビーム露光装置の荷電ビームの軌道の一例を示す図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の荷電ビームの軌道の他の一例を示す図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置の効果の一例の説明図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置のブランキング時における荷電ビーム軌道の一例を示す図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置のブランキング時における荷電ビーム軌道の他の一例を示す図である。 図13に示すブランキング時においてエラーが発生した場合の荷電ビーム軌道の一例を示す図である。 図1に示す荷電ビーム露光装置を用いたブランキングエラー回避方法を説明する荷電ビーム軌道図の一例である。 本発明の第2の実施の形態にかかる荷電ビーム露光装置の概略構成を示すブロック図である。 図16に示す荷電ビーム露光装置において、2つの選択偏向器および振り戻し偏向器の偏向タイミングの制御方法の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1,2 電子ビーム露光装置
7 制御コンピュータ
9 タイミングコントローラ
11 電子銃
13 第1アパーチャ
15 照明レンズ
17,19 選択偏向器
21 振り戻し偏向器
23−1,23−2 ブランキング電極
25 第1成型偏向器
27 第2成型偏向器
29 2次電子検出器
31 2次電子検出器コントローラ
43 縮小レンズ
45 対物レンズ
85〜89 第1成型アパーチャ
91 ブランキングアパーチャ
93 投影レンズ
95 第2成型アパーチャ
97 副偏向器
99 主偏向器
EB 電子ビーム
PS1〜7,PS11,PS13,PS15,PS17,PS21,PS23,PS25,PS27 電源
S ウェーハ

Claims (12)

  1. 面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
    基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
    荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
    前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
    前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
    通過する前記荷電ビームの前記第2成形アパーチャ上の所望の領域への照明を可能にする前記第1成形アパーチャの開口のうちで最も面積の小さな開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
    前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
    を備える荷電ビーム露光装置。
  2. 面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
    基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
    荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
    前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
    前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
    前記荷電ビームが、前記描画パターンに要求される解像度に応じて前記開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
    前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
    を備える荷電ビーム露光装置。
  3. 面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形開口が設けられた第1成形アパーチャと、
    基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
    荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
    前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
    前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
    前記荷電ビームのうち前記第2成形アパーチャによって遮断される部分の電流量が最小となる前記開口が選択されるように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
    前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
    を備える荷電ビーム露光装置。
  4. 前記開口に応じて発生することがある前記第2成形アパーチャでの焦点位置のズレを補正する焦点位置補正手段をさらに備えることを特徴とする請求項1及至3記載のいずれかに記載の荷電ビーム露光装置。
  5. 面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャと、
    基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
    荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
    前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
    前記荷電ビーム生成手段と前記投影手段との間に設けられ、前記荷電ビームを偏向する偏向手段と、
    前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング手段と、
    前記ブランキング手段による偏向方向と直交する方向へ前記荷電ビームが偏向されて前記任意の開口を選択的に通過するように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
    前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
    を備える荷電ビーム露光装置。
  6. 面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャと、
    基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャと、
    荷電ビームを生成して前記第1成形アパーチャに照射させる荷電ビーム生成手段と、
    前記第1成形アパーチャの任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記第2成形アパーチャ上に投影する投影手段と、
    前記第2成形アパーチャを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影手段と、
    前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング手段と、
    前記荷電ビームが任意の前記開口を選択的に通過するように前記偏向手段を制御する偏向制御手段と、
    前記荷電ビームの光軸方向において前記第1成形アパーチャよりも前記荷電ビーム生成手段側に配設されて前記荷電ビームを偏向することにより任意の前記開口に照射させる第1および第2の偏向器と、前記第1成形アパーチャよりも前記基板側に配設されて前記開口を通過した前記荷電ビームを前記光軸側に振り戻す第3の偏向器と、を含む偏向手段と、
    前記第1乃至第3の偏向器が互いに異なるタイミングで動作するように前記偏向手段を制御するタイミング制御手段と、
    を備える荷電ビーム露光装置。
  7. 荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
    前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
    前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
    通過後に前記第2成形アパーチャ上の所望の領域への前記荷電ビームの照明を可能にする前記第1成形アパーチャの開口のうちで最も面積の小さな開口を前記荷電ビームが選択的に通過するように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
    を備える荷電ビームの制御方法。
  8. 荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
    前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
    前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
    発生した前記荷電ビームが前記描画パターンに要求される解像度に応じて前記開口が選択されるように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
    を備える荷電ビームの制御方法。
  9. 荷電ビームを生成し、面積および形状の少なくともいずれかが互いに異なる複数の矩形状の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
    前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
    前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
    前記荷電ビームのうち前記第2成形アパーチャによって遮断される部分の電流量が最小となる前記開口が選択されるように前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
    を備える荷電ビームの制御方法。
  10. 前記第1成形アパーチャを通過して前記投影手段により前記第2成形アパーチャ上に投影された矩形ビームと、前記第2成形アパーチャに設けられた矩形開口との重ね合わせにより前記基板上に投影される前記荷電ビームのビーム形状を成形する可変成形方式を用いることを特徴とする請求項7及至9記載のいずれかに記載の荷電ビームの制御方法。
  11. 荷電ビームを生成し、複数の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
    前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
    前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
    前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング偏向工程と、
    発生した前記荷電ビームが前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を選択的に通過するように前記ブランキング偏向工程による偏向方向に直交する方向に前記荷電ビームを偏向する偏向工程と、
    を備える、荷電ビームの制御方法。
  12. 荷電ビームを生成し、複数の開口が設けられた第1成形アパーチャの任意の開口に照射させる荷電ビーム生成工程と、
    前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを、基板への描画パターンに対応した形状のパターンが設けられた第2成形アパーチャに投影する投影工程と、
    前記第2成形アパーチャの前記パターンを通過した前記荷電ビームを前記基板上に縮小投影する縮小投影工程と、
    前記荷電ビームを偏向することにより前記基板への照射のオンとオフとを選択的に制御するブランキング偏向工程と、
    発生した前記荷電ビームが前記第1成形アパーチャの前記任意の開口を選択的に通過するように前記荷電ビームを偏向する第1および第2の偏向工程と、前記任意の開口を通過した前記荷電ビームを前記光軸側に振り戻す第3の偏向工程と、を含む偏向工程と、
    前記第1乃至第3の偏向工程が互いに異なるタイミングで実行されるように前記偏向工程を制御する偏向制御工程と、
    を備える荷電ビームの制御方法。
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