JP2006125452A - 電磁クラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置全体を小型化することができる電磁クラッチ装置を提供する。
【解決手段】 電磁クラッチ装置は、ハウジング10と、ハウジング10に対して回転可能に支持されたロータ14と、ロータ14に設けられたコイル15bと、ロータ14と対向して配置されコイル15bへの通電によってロータ14との間に発生する電磁吸引力によりロータ14との間で動力伝達できるようロータ14に連結されるアーマチュア13と、コイル15bに電気的に接続されるハーネス25を有しハーネス25によりコイル15bに給電を行う給電機構16とを有する。ロータ14のアーマチュア13と対向する面とは反対側の面に形成され給電機構16を収容する環状凹溝14cを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電磁クラッチ装置は、ハウジング10と、ハウジング10に対して回転可能に支持されたロータ14と、ロータ14に設けられたコイル15bと、ロータ14と対向して配置されコイル15bへの通電によってロータ14との間に発生する電磁吸引力によりロータ14との間で動力伝達できるようロータ14に連結されるアーマチュア13と、コイル15bに電気的に接続されるハーネス25を有しハーネス25によりコイル15bに給電を行う給電機構16とを有する。ロータ14のアーマチュア13と対向する面とは反対側の面に形成され給電機構16を収容する環状凹溝14cを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電磁クラッチ装置に関するものである。
従来、電磁クラッチ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この電磁クラッチ装置は、例えば自動車などの車両のスライドドアを電動で開閉駆動する、いわゆるパワースライドドアのアクチュエータに用いられるもので、ホイールギヤ(52)と係合するアーマチュア(54)、ロータ(53)及び電磁コイル体(55)を備えている。
ホイールギヤは、回転シャフト(43)周りに相対回転自在に支持され、電動モータの回転軸に固着されたウォームギヤ(51)と噛合する。アーマチュアは、回転シャフト周りに相対回転自在に支持され、突起(52a)と孔(54c)との係合を介してホイールギヤと一体に回転する。
ロータは、回転シャフトと一体回転するように支持されている。この回転シャフトには、出力ドラム(61)が固着されている。
電磁コイル体は、ロータを挟んでアーマチュアと対向して配置されており、ハウジング(44)に固定されている。この電磁コイル体は、ロータのアーマチュアとの接合面とは反対側の面に設けられた環状の凹部(53b)に収容されている。電磁コイル体は、ハウジングに固定されていることから、その給電機構は、ハウジングから導入されたハーネス(57a)を単純に電磁コイル体に電気的接続しているのみである。なお、ロータと電磁コイル体との間には、ロータの回転を確保するための隙間(エアギャップ)が存在する。
電磁コイル体は、ロータを挟んでアーマチュアと対向して配置されており、ハウジング(44)に固定されている。この電磁コイル体は、ロータのアーマチュアとの接合面とは反対側の面に設けられた環状の凹部(53b)に収容されている。電磁コイル体は、ハウジングに固定されていることから、その給電機構は、ハウジングから導入されたハーネス(57a)を単純に電磁コイル体に電気的接続しているのみである。なお、ロータと電磁コイル体との間には、ロータの回転を確保するための隙間(エアギャップ)が存在する。
このような構成にあって、電磁コイル体の非通電状態では、アーマチュアとロータとが非接合状態にあり、アーマチュアの回転がロータに伝達されることはない。一方、電磁コイル体の通電状態では、電磁コイル体が形成する磁界によりアーマチュアがロータに吸着されて両者が摩擦係合する接合状態となる。この接合状態において、電動モータを駆動し、ウォームホイールギヤと共にアーマチュアを回転させると、アーマチュアの回転がロータに伝達されロータがアーマチュアと共に回転する。この結果、回転シャフトが回転して、出力ドラムが回転する。
ところで、特許文献1の電磁クラッチ装置では、ロータと電磁コイル体との間のエアギャップにより磁気的損失ができる。このため、回転伝達に十分な摩擦係合力を得るためには、コイルの巻回数を増やす必要があり、結果、電磁コイル体の大型化を余儀なくされる。そして、この電磁コイル体の大型化は、特に装置全体の軸方向の大型化を招き、例えばスライドドアへの搭載性を悪化させる。
こうしたエアギャップの存在を解消するために、特許文献2、3に記載された電磁クラッチ装置も知られている。例えば特許文献2の電磁クラッチ装置は、車両の空調装置の圧縮機のアクチュエータに用いられるもので、ロータ(1)、アーマチュア(8)及び電磁コイル体(2)を備えている。ロータは、ハウジング(6)に相対回転自在に支持され、ベルトを介して車両のエンジンのクランクプーリに連結されている。アーマチュアは、圧縮機の回転シャフト(12)と一体回転するように支持されている。電磁コイル体は、ロータに固定されロータと共に回転する。この電磁コイル体は、ロータのアーマチュアとの接合面に設けられた環状の収容凹部(1d)に収容されている。電磁コイル体は、ロータに固定されていることから、その給電機構として、ハウジングに保持されたブラシ(22,23)及び電磁コイル体に保持されブラシと摺接するスリップリング(19,20)を用いており、これらはロータの内径側でハウジングとの間に配設されている。
このような構成にあって、電磁コイル体の非通電状態では、ロータとアーマチュアとが非接合状態にあり、ロータの回転がアーマチュアに伝達されることはない。一方、電磁コイル体の通電状態では、電磁コイル体が形成する磁界によりアーマチュアがロータに吸着されて両者が摩擦係合する接合状態となる。この接合状態において、エンジンのクランクプーリの回転に伴い、ベルトを介してロータが回転すると、ロータの回転がアーマチュアに伝達され、アーマチュアがロータと共に回転する。この結果、回転シャフトが回転し、圧縮機が動作する。
この電磁クラッチ装置では、電磁コイル体がロータに固定されてロータと共に回転するので、特許文献1のようなエアギャップが必要なく、その分、電磁コイル体を小型化できる。
また、特許文献3の電磁クラッチ装置も、給電機構としてのブラシ及びスリップリングが、電磁コイル体と軸方向に並べて配設されていることを除き、特許文献2と同様である。
特開2002−327576号公報(第5図)
特開2001−41263号公報(第1図)
特開2001−12510号公報
ところで、特許文献2に記載された電磁クラッチ装置では、ロータの内径側に配設される複雑な給電機構を採用しているため、特に径方向で装置全体が大型化することになる。また、スリップリングに対しブラシをコイルスプリングにて軸方向に付勢して電気接続する構成であるため、仮に径方向で小型化すべく配置変更を試みたとしても軸方向に大型化するという別の問題が生じてしまう。
一方、特許文献3に記載された電磁クラッチ装置では、給電機構が、電磁コイル体と軸方向に単に並べて配設されているため、自ずと軸方向で装置全体が大型化することになる。
本発明の目的は、装置全体を小型化することができる電磁クラッチ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベース部材と、該ベース部材に対して回転可能に支持された回転体と、該回転体に設けられたコイルと、前記回転体と対向して配置され前記コイルへの通電によって前記回転体との間に発生する電磁吸引力により前記回転体との間で動力伝達できるよう前記回転体に連結される被吸引体と、前記コイルに電気的に接続される導体を有し該導体により前記コイルに給電を行う給電機構とを有する電磁クラッチ装置において、前記回転体の前記被吸引体と対向する面とは反対側の面に形成され前記給電機構を収容する凹部を有することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、ベース部材と、該ベース部材に対して回転可能に支持された回転体と、該回転体に設けられたコイルと、前記回転体と対向して配置され前記コイルへの通電によって前記回転体との間に発生する電磁吸引力により前記回転体との間で動力伝達できるよう前記回転体に連結される被吸引体と、前記コイルに電気的に接続される導体を有し該導体により前記コイルに給電を行う給電機構とを有する電磁クラッチ装置において、前記給電機構を前記コイルの径方向内側又は外側で前記回転体に収容したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電磁クラッチ装置において、前記回転体の前記被吸引体と対向する面に前記給電機構とは径方向においてずれ且つ軸方向において重合するように形成され前記コイルを収容する収容凹部を有する、ことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電磁クラッチ装置において、前記給電機構は、前記回転体に固定されたケースと、前記ベース部材に支持され前記ケースに対して相対回転自在なカバーとを有し、前記導体は一端が前記ケースに支持され且つ他端が前記カバーに支持されて前記ケース及び前記カバーの間に収容されることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電磁クラッチ装置において、前記導体は前記回転体の回転に伴う前記ケースと前記カバーとの相対回転によって巻き取り及び巻き戻しされる、ことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の電磁クラッチ装置において、前記ケースの径方向外側に圧入固定され複数の極性を持つ磁性体と、前記ベース部材に前記磁性体と対向して配置され前記回転体の回転に伴う前記磁性体の極性変化を検出するセンサとを有する、ことを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、前記給電機構は、前記回転体の前記被吸引体と対向する面とは反対側の面に形成された凹部に収容される。従って、前記給電機構は、前記回転体と軸方向で重合して配設されることになり、装置全体を軸方向において小型化できる。
請求項1に記載の発明によれば、前記給電機構は、前記回転体の前記被吸引体と対向する面とは反対側の面に形成された凹部に収容される。従って、前記給電機構は、前記回転体と軸方向で重合して配設されることになり、装置全体を軸方向において小型化できる。
請求項2に記載の発明によれば、前記給電機構は、前記コイルの径方向内側又は外側で前記回転体に収容される。従って、前記給電機構と前記コイルとを軸方向において重合して前記回転体に配置・収容しうるため、前記回転体が薄型化されその分、装置全体を軸方向において小型化できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記コイルは、前記回転体の前記被吸引体と対向する面に前記給電機構とは径方向においてずれ且つ軸方向において重合するように形成された収容凹部に収容される。従って、前記コイルは、前記給電機構と軸方向において重合して収容凹部に収容されるため、前記回転体が薄型化されその分、装置全体を軸方向において小型化できる。
請求項4に記載の発明によれば、前記導体は 一端が前記ケースに支持され且つ他端が前記カバーに支持されて前記ケース及び前記カバーの間に収容されることで、例えば導体がばらけて絡み合ったり周辺部材と干渉したりすることを抑制できる。
請求項5に記載の発明によれば、前記給電機構を、前記回転体の回転に伴う前記ケースと前記カバーとの相対回転によって前記導体が巻き取り及び巻き戻しされる簡素な構造にできる。
請求項6に記載の発明によれば、前記磁性体は、前記ケースの径方向外側に圧入固定されるため、例えば固定のための接着剤が不要となる。従って、前記センサに対する前記磁性体の相対位置精度を向上させることでき、極性変化の検出性能を向上させることができる。
以上詳述したように、請求項1乃至6に記載の発明では、装置全体を小型化することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図3は、本発明が適用される自動車などの車両を示す側面図である。同図に示されるように、車両が備えるスライドドア1は、アッパガイドレール3、ロアガイドレール4及びセンターガイドレール5により、車両ボデー2の側面に同車両ボデー2に対して車両前後方向に摺動自在に支持されている。スライドドア1は、車両ボデー2に対して摺動(スライド動作)することによって、車両ボデー2に形成された乗降口2aを開閉する。
図3は、本発明が適用される自動車などの車両を示す側面図である。同図に示されるように、車両が備えるスライドドア1は、アッパガイドレール3、ロアガイドレール4及びセンターガイドレール5により、車両ボデー2の側面に同車両ボデー2に対して車両前後方向に摺動自在に支持されている。スライドドア1は、車両ボデー2に対して摺動(スライド動作)することによって、車両ボデー2に形成された乗降口2aを開閉する。
上記スライドドア1内には、同スライドドア1をスライド動作させる駆動ユニット6が配設されている。この駆動ユニット6は、電動モータ71及び出力ドラム72を有するアクチュエータ7、2本のケーブル81,82及び案内プーリ9を備えている。
上記電動モータ71と出力ドラム72とは、後述するように、減速機構及び電磁クラッチ装置を介して互いに連係されている。ケーブル81,82は、その一端がアクチュエータ7の出力ドラム72に巻回固定され、他端が案内プーリ9及びセンターガイドレール5に案内されて車両ボデー2に固定されている。
この構成において、電動モータ71を駆動して出力ドラム72を一方向に回転させると、一方のケーブル81が出力ドラム72に巻き取られると共に他方のケーブル82が出力ドラム72から送り出されて、結果、スライドドア1は開方向にスライド動作する。逆に、出力ドラム72を他方向に回転させると、一方のケーブル81が出力ドラム72から送り出されると共に他方のケーブル82が出力ドラム72に巻き取られて、結果、スライドドア1は閉方向にスライド動作する。
なお、アクチュエータ7は、電動モータ71から出力ドラム72に至る動力伝達経路中、詳しくは、減速機構と出力ドラム72との間に電磁クラッチ装置を配している。電磁クラッチ装置は、電動モータ71の動力を出力ドラム72に伝達可能とする接合状態と、電動モータ71の動力を出力ドラム72に伝達不能とする非接合状態とを切り替える。これにより、例えばスライドドア1を電動モータ71の動力でスライド動作させる際には、電磁クラッチ装置による接合状態が設定される。一方、スライドドア1を手動でスライド動作させる際には、電磁クラッチ装置による非接合状態が設定される。これにより、スライドドア1の手動開閉を可能にしている。
次に、前記アクチュエータ7について、特にその電磁クラッチ装置の構成を中心に説明する。図1は、本実施形態のアクチュエータ7を示す断面図である。同図に示されるように、このアクチュエータ7は、その筐体をなすベース部材としてのハウジング10と、前記電動モータ71の回転軸に固着されたウォームギヤ71aと、前記出力ドラム72が固着された回転シャフト11と、ウォームギヤ71aと噛合するホイールギヤ12と、電磁クラッチ装置を構成する被吸引体としてのアーマチュア13、回転体としてのロータ14、環状の電磁コイル体15及び給電機構16と、磁性体としての環状のマグネット17とを備えている。
前記回転シャフト11は、一側(図1の上側)端部及び他側(図1の下側)端部がそれぞれベアリング21,22を介して前記ハウジング10に回転自在に支持されている。そして、前記ホイールギヤ12は、回転シャフト11の軸方向中間部において回転シャフト11周りに相対回転自在に支持されている。なお、前記出力ドラム72は、前記ベアリング21とホイールギヤ12との間で回転シャフト11と一体回転するようにこれに固着されている。前記ウォームギヤ71a及びこれと噛合するホイールギヤ12は、前述の減速機構を構成しており、電動モータ71の回転は、ウォームギヤ71aとホイールギヤ12との噛合により減速される。
上記ホイールギヤ12の軸方向他側の面(図1における下面)には、軸方向と平行に突出する複数の突起12aが形成されている。これら突起12aは、前記アーマチュア13と係合するためのものである。詳述すると、前記アーマチュア13は、磁性材料にて円盤状に形成されており、上記ホイールギヤ12のベアリング22側において前記回転シャフト11周りに相対回転自在に支持されている。そして、このアーマチュア13には、前記突起12aに対応して軸方向と平行に貫通する複数の係合孔13aが形成されている。上記アーマチュア13は、これら係合孔13aに前記ホイールギヤ12の突起12aが嵌合することで、同ホイールギヤ12と一体回転するように連結されている。
前記ロータ14は、磁性材料にて前記アーマチュア13の外径と同等の外径を有する円盤状に形成されており、同アーマチュア13に対向配置されて前記回転シャフト11と一体回転するように圧入にてこれに固着されている。このロータ14の軸方向一側の面(図1における上面)であるアーマチュア13との対向面14aには摩擦板が埋設されている。従って、上記ロータ14と前記アーマチュア13とは、この摩擦板によって摩擦係合可能となっている。そして、例えばロータ14とアーマチュア13とが摩擦係合すると電磁クラッチ装置の接合状態が作り出され、両者の摩擦係合が解除されると電磁クラッチ装置の非接合状態が作り出される。
上記ロータ14のアーマチュア13との摩擦係合面(対向面14a)には、軸方向と平行に凹設された収容凹部としての環状凹溝14bが形成されている。一方、この摩擦係合面とは反対側の面(図1における下面)には、軸方向と平行に凹設された凹部としての環状凹溝14cが形成されている。これら環状凹溝14b,14cは、ロータ14(回転シャフト11)の同心円上に配置されており、環状凹溝14bが外径側に、環状凹溝14cが内径側に、それぞれ形成されている。つまり、これら環状凹溝14b,14cは、ロータ14の径方向にずれて形成されている。そして、これら環状凹溝14b,14cは、ロータ14の軸方向において重合するように形成されている。これは、ロータ14に対しこれら環状凹溝14b,14cを互いに干渉することなく形成して同ロータ14の軸方向の小型化を図るためである。
前記電磁コイル体15は、環状のボビン15aと、これに巻回されたコイル15bとを有している。この電磁コイル体15は、前記ロータ14の環状凹溝14bに収容されている。そして、上記電磁コイル体15は、ロータ14と一体に回転するようにこれに固定されている。
前記給電機構16は、樹脂製のカバーとしての内径ケース23及びケースとしての外径ケース24並びに導体としてのハーネス25よりなる。上記内径ケース23は、前記ハウジング10に固定されている。すなわち、上記内径ケース23は、前記環状凹溝14cの中心側の内周面に所定の遊びを有して挿入される周壁部23aと、同周壁部23aの先端から径方向外側に伸びるフランジ部23bとを有している。そして、この内径ケース23は、フランジ部23bにおいてハウジング10に固定されている(ハウジング10との固定態様については図示略)。
一方、外径ケース24は、前記ロータ14に圧入固定されている。すなわち、上記外径ケース24は、前記環状凹溝14cの外径側の内周面及びロータ14の外周面に装着される第1周壁部24a及び第2周壁部24bと、ロータ14の軸方向他側の面(図1における下面)に沿ってこれら第1及び第2周壁部24a,24bを連結するフランジ部24cとを有している。この外径ケース24は、上記ロータ14に固定されることでロータ14及び電磁コイル体15と共に回転する。つまり、内径ケース23及び外径ケース24は、相対回転自在となっている。
前記ハーネス25は、前記環状凹溝14cの底面、内径ケース23(周壁部23a及びフランジ部23b)及び外径ケース24(第1周壁部24a)により形成される円環状の内部空間に収容・配置されている。すなわち、上記ハーネス25は、内径ケース23のフランジ部23bにより環状凹溝14cの開口側が覆われる態様でこれら内径ケース23及び外径ケース24間(内部空間)に収容されている。このハーネス25は、例えばFFC(Flexible Flat Cable :可撓性平形ケーブル)やFPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリント配線)にて変形可能に形成されている。図2に、図1のA−A線に沿ったハーネス面の断面図を示したように、このハーネス25は、渦巻き状に巻回されて収容されている。
上記ハーネス25の外径側の一端は、外径ケース24(第1周壁部24a)に支持される態様でこれを貫通して延び、ロータ14を貫通して延びる電磁コイル体15のコイル15bにコネクタを介して半田付けされている。一方、上記ハーネス25の内径側の他端は、内径ケース23(周壁部23a)に支持される態様でこれを貫通して延びスライドドア1内のコントローラ(図示略)に電気接続されている。つまり、上記ハーネス25の一端は前記ロータ14と一体回転するように前記コイル15bに電気接続されており、同他端はハウジング10等に固定されている。従って、ロータ14及び電磁コイル体15が回転すると、ハーネス25は、その渦巻き形状により巻き取りされ、あるいは巻き戻しされることで、これらロータ14及び電磁コイル体15の回転への追従が所定の回転角度範囲で許容される。この回転角度範囲は、前記スライドドア1の開閉に要する電動モータ71の回転角度範囲に基づき設定されていることはいうまでもない。これにより、ロータ14及び電磁コイル体15の回転に伴うハーネス25の断線が防止されている。
なお、前記外径ケース24は、前記フランジ部24cに連続して前記第2周壁部24bよりも径方向外側に突出する位置決めフランジ24dを有している。そして、前記環状のマグネット17は、上記位置決めフランジ24d上に置かれる態様で軸方向に位置決めされ、前記外径ケース24に圧入固着されている。これにより、マグネット17は、ロータ14と共に一体に回転する。
上記マグネット17は、その表面にS極とN極が交互に磁極化されている。つまり、マグネット17は、複数の極性を持っている。このマグネット17は、その表面で前記ハウジング10に固定されたセンサとしてのホールセンサ26(図1参照)と対向している。このホールセンサ26は、ロータ14の回転に伴って対向するS極とN極が交互に入れ替わるマグネット17の極性変化を検出することで、ロータ14の回転状態を検出する。
ここで、本実施形態の動作を総括して説明する。例えば電磁クラッチ装置の接合状態において、スライドドア1を開閉すべく電動モータ71を駆動すると、ホイールギヤ12が回転して、アーマチュア13が回転する。アーマチュア13の回転は、ロータ14との摩擦係合によりロータ14に伝わり、ロータ14が回転する。ロータ14が回転すると、回転シャフト11が回転して、結果、出力ドラム72が回転する。これにより、ケーブル81,82を介してスライドドア1が開閉される。
一方、電磁クラッチ装置の非接合状態において、手動でのスライドドア1の開閉に伴いケーブル81,82を介して出力ドラム72が回転すると、回転シャフト11と共にロータ14が回転する。このとき、ロータ14の回転はアーマチュア13等に伝達されることはなく、ロータ14はアーマチュア13を滑る。この結果、出力ドラム72の円滑な回転が許容され、手動でのスライドドア1の開閉が可能となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、給電機構16(内径ケース23、外径ケース24の第1周壁部24a及びハーネス25)は、前記ロータ14の前記アーマチュア13と対向する面(対向面14a)とは反対側の面に形成された環状凹溝14cに収容される。従って、前記給電機構16は、前記ロータ14と軸方向で重合して配設されることになり、装置全体を軸方向において小型化できる。
(1)本実施形態では、給電機構16(内径ケース23、外径ケース24の第1周壁部24a及びハーネス25)は、前記ロータ14の前記アーマチュア13と対向する面(対向面14a)とは反対側の面に形成された環状凹溝14cに収容される。従って、前記給電機構16は、前記ロータ14と軸方向で重合して配設されることになり、装置全体を軸方向において小型化できる。
(2)本実施形態では、前記給電機構16(内径ケース23、外径ケース24の第1周壁部24a及びハーネス25)は、前記電磁コイル体15(コイル15b)の径方向内側で前記ロータ14に収容される。従って、前記給電機構16と前記電磁コイル体15(コイル15b)とを軸方向において重合して前記ロータ14に配置・収容できるため、前記ロータ14が薄型化されその分、装置全体を軸方向において小型化できる。
(3)本実施形態では、前記電磁コイル体15(コイル15b)は、前記ロータ14の前記アーマチュア13と対向する面(対向面14a)に前記給電機構16とは径方向においてずれ且つ軸方向において重合するように形成された環状凹溝14bに収容される。従って、前記電磁コイル体15(コイル15b)は、前記給電機構16と軸方向において重合して環状凹溝14bに収容されるため、前記ロータ14が薄型化されその分、装置全体を軸方向において小型化できる。
(4)本実施形態では、前記ハーネス25は 一端が外径ケース24に支持され且つ他端が内径ケース23に支持されて前記外径ケース24及び前記内径ケース23の間に収容されることで、例えばハーネス25がばらけて絡み合ったり周辺部材と干渉したりすることを抑制できる。
(5)本実施形態では、前記給電機構16を、前記ロータ14の回転に伴う前記外径ケース24と前記内径ケース23との相対回転によって前記ハーネス25が巻き取り及び巻き戻しされる簡素な構造にできる。例えば、ブラシとスリップリングとからなる給電機構に比べて簡素な構造にできる。特に、ブラシとスリップリングとによる摺動接点を利用する場合のような通電状態の瞬断等を解消することができる。
(6)本実施形態では、前記マグネット17は、前記外径ケース24の径方向外側(第2周壁部24b)に圧入固定されるため、例えば固定のための接着剤が不要となる。従って、マグネット17とホールセンサ26との位置関係のずれを抑制して前記ホールセンサ26に対する前記マグネット17の相対位置精度を向上させることでき、極性変化の検出性能(即ちロータ14の回転状態の検出性能)を向上させることができる。また、マグネット17の組み付けも簡単に行うことができる。
さらに、マグネット17は、樹脂製の外径ケース24(第2周壁部24b)に圧入されるので、圧入の際のひずみや温度変化によるひずみを外径ケース24で吸収し、これにより、マグネット17の割れを防止できる。
(7)本実施形態では、前記電磁コイル体15(コイル15b)は、前記ロータ14と軸方向において重合して配設されるため、装置全体を軸方向において小型化できる。
(8)本実施形態では、電磁コイル体15(コイル15b)は、ロータ14に固定されてこれと共に回転するため、ロータ14と電磁コイル体15とのエアギャップがなくなる。従って、電磁コイル体15を小型化することができ、その分、装置全体を軸方向において小型化できる。
(8)本実施形態では、電磁コイル体15(コイル15b)は、ロータ14に固定されてこれと共に回転するため、ロータ14と電磁コイル体15とのエアギャップがなくなる。従って、電磁コイル体15を小型化することができ、その分、装置全体を軸方向において小型化できる。
(9)本実施形態では、装置全体を小型化することでスライドドア1への搭載性を向上することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、ハーネス25としてコイル状や蛇腹状に巻回されたものを採用してもよい。
・前記実施形態において、前記給電機構16は、ロータ14において電磁コイル体15(コイル15b)の径方向外側に収容してもよい。
・前記実施形態において、前記給電機構16は、ロータ14において電磁コイル体15(コイル15b)の径方向外側に収容してもよい。
・前記実施形態において、電磁コイル体15(コイル15b)や前記給電機構16は、露出しないようにロータ14に埋め込んでもよい。
・前記実施形態において、ロータ14の摩擦板は、アーマチュア13に埋設されていてもよい。また、ロータ14とアーマチュア13とを摩擦係合させるために必ずしも摩擦板は必要ではない。
・前記実施形態において、ロータ14の摩擦板は、アーマチュア13に埋設されていてもよい。また、ロータ14とアーマチュア13とを摩擦係合させるために必ずしも摩擦板は必要ではない。
・前記実施形態において、電磁クラッチ装置は、ロータ14とアーマチュア13とを摩擦係合させて接合状態を得るものでなくてもよく、例えばロータ14及びアーマチュア13に互いに係脱する歯を形成し、両方の歯を噛合させて接合状態を得るものであってもよい。
・前記実施形態においては、スライドドア1の駆動ユニット6として説明したが、例えばスイングドアであってもよい。また、車両ボデー2の側面に配置されるドアに限らず、テールゲート(バックドア)やトランクリッドであってもよい。
10…ベース部材としてのハウジング、11…回転シャフト、13…被吸引体としてのアーマチュア、14…回転体としてのロータ、14a…対向面、14b…収容凹部としての環状凹溝、14c…凹部としての環状凹溝、15b…コイル、16…給電機構、17…磁性体としてのマグネット、23…カバーとしての内径ケース、24…ケースとしての外径ケース、25…導体としてのハーネス、26…センサとしてのホールセンサ。
Claims (6)
- ベース部材と、該ベース部材に対して回転可能に支持された回転体と、該回転体に設けられたコイルと、前記回転体と対向して配置され前記コイルへの通電によって前記回転体との間に発生する電磁吸引力により前記回転体との間で動力伝達できるよう前記回転体に連結される被吸引体と、前記コイルに電気的に接続される導体を有し該導体により前記コイルに給電を行う給電機構とを有する電磁クラッチ装置において、
前記回転体の前記被吸引体と対向する面とは反対側の面に形成され前記給電機構を収容する凹部を有する電磁クラッチ装置。 - ベース部材と、該ベース部材に対して回転可能に支持された回転体と、該回転体に設けられたコイルと、前記回転体と対向して配置され前記コイルへの通電によって前記回転体との間に発生する電磁吸引力により前記回転体との間で動力伝達できるよう前記回転体に連結される被吸引体と、前記コイルに電気的に接続される導体を有し該導体により前記コイルに給電を行う給電機構とを有する電磁クラッチ装置において、
前記給電機構を前記コイルの径方向内側又は外側で前記回転体に収容したことを特徴とする電磁クラッチ装置。 - 前記回転体の前記被吸引体と対向する面に前記給電機構とは径方向においてずれ且つ軸方向において重合するように形成され前記コイルを収容する収容凹部を有する、請求項1又は2に記載の電磁クラッチ装置。
- 前記給電機構は、前記回転体に固定されたケースと、前記ベース部材に支持され前記ケースに対して相対回転自在なカバーとを有し、前記導体は 一端が前記ケースに支持され且つ他端が前記カバーに支持されて前記ケース及び前記カバーの間に収容されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電磁クラッチ装置。
- 前記導体は 前記回転体の回転に伴う前記ケースと前記カバーとの相対回転によって巻き取り及び巻き戻しされる、請求項4に記載の電磁クラッチ装置。
- 前記ケースの径方向外側に圧入固定され複数の極性を持つ磁性体と、前記ベース部材に前記磁性体と対向して配置され前記回転体の回転に伴う前記磁性体の極性変化を検出するセンサとを有する、請求項4に記載の電磁クラッチ装置。
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