JP2006138410A - 電磁クラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置の大型化を招くことなく異音の発生を抑制する。
【解決手段】 コイル15bへの通電によって生じる電磁吸引力により被吸引体13に連結される回転体14の被吸引体13との対向面14a上に被吸引体13と接触する消音プレート17を配設した。
【選択図】 図1
【解決手段】 コイル15bへの通電によって生じる電磁吸引力により被吸引体13に連結される回転体14の被吸引体13との対向面14a上に被吸引体13と接触する消音プレート17を配設した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電磁クラッチ装置に関するものである。
従来、電磁クラッチ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この電磁クラッチ装置は、例えば、自動車などの車両のスライドドアを電動で開閉駆動する、いわゆるパワースライドドアのアクチュエータに用いられるもので、ホイールギヤと係合するアーマチュア及びロータを備えている。
ホイールギヤは、回転シャフト周りに相対回転自在に支持され、電動モータの回転軸に固着されたウォームギヤと噛合する。アーマチュアは、回転シャフト周りに相対回転自在に且つ軸方向に移動自在に支持され、突起と孔との係合を介してホイールギヤと一体に回転する。
ロータは、回転シャフトと一体回転するように支持されている。この回転シャフトには出力ドラムが固着されている。
電磁コイル体は、ロータを挟んでアーマチュアと対向して配置されており、ハウジングに固定されている。ロータのアーマチュアとの対向面とは反対側の面に設けられた環状の凹部に収容されている。
このような構成にあって、電磁コイル体の非通電状態では、アーマチュアとロータとが非吸着状態にあり、アーマチュアの回転がロータに伝達されることはない。一方、電磁コイル体の通電状態では電磁コイル体が形成する磁界によって発生する電磁吸引力によりアーマチュアがロータに吸着されて両者が摩擦係合する吸着状態となる。この吸着状態において、電動モータを駆動し、ウォームホイールギヤと共にアーマチュアを回転させると、アーマチュアの回転がロータに伝達されロータがアーマチュアと共に回転する。この結果、回転シャフトが回転して、出力ドラムが回転する。
ところで、特許文献1の電磁クラッチ装置では、アーマチュアがロータに吸着されず非吸着状態にある際、アーマチュアは、回転シャフトに対して軸方向において拘束されていないため、例えば、車両の走行時などの振動でアーマチュアが軸方向に振動すると、この振動によりアーマチュアがロータとの接触を繰り返し、結果、接触音などの異音が発生する恐れがある。
こうした異音の発生を抑制するために、特許文献2、3に記載された電磁クラッチ装置も知られている。この電磁クラッチ装置は、非吸着状態においてアーマチュアとロータとの間に所定間隔の隙間を設定すべくアーマチュアを付勢する付勢手段を設けると共に、アーマチュア又はロータにゴムダンパを設置している。そして、このゴムダンパによってアーマチュアの振動を吸収し、これにより、異音の発生を抑制している。
特開2002−327576号公報
特開2002−70891号公報
特許第3303656号公報
しかし、特許文献2、3に記載された電磁クラッチ装置では、付勢手段による付勢力によってアーマチュアとロータとの間に所定間隔の隙間を設定しており、しかも、ゴムダンパを配しているので、アーマチュアとロータとを吸着状態とするには、付勢手段及びゴムダンパに抗し且つ隙間以上にアーマチュアをロータに対して吸引しなければならない。このため、電磁吸引力を発生させるための電磁コイル体は、コイルの巻数の増加によって大型化し、これにより、装置が軸方向に大型化することとなる。又、アーマチュアとロータとの間に所定間隔の隙間を設定すること自体も装置の軸方向の大型化を招くこととなる。さらに、この所定間隔の隙間の設定は、アーマチュアがロータに吸着される際におけるアーマチュアとロータの接触音を発生させることにもなる。
故に、本発明は、装置の大型化を招くことなく異音の発生を抑制することを、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、回転体の被吸引体と対向する対向面上に配設され前記被吸引体と接触する消音プレートを有した、ことである。
より好ましくは、コイルは前記回転体に設けられる、と良い。
より好ましくは、前記回転体の前記対向面に形成され前記コイルを収容する収容溝部と、前記回転体の前記対向面の前記収容溝部より内径側に形成され前記消音プレートを収容する収容凹部とを有する、と良い。
より好ましくは、前記回転体の前記対向面における前記収容溝と前記収容凹部との間及び前記収容溝より外径側にそれぞれ設けられ前記電磁吸引力により前記被吸引体と摩擦係合する連結部位を有する、と良い。
より好ましくは、前記連結部位が前記磁界の磁路となる、と良い。
本発明によれば、回転体の被吸引体と対向する対向面上に消音プレートが配設されているので、被吸引体が振動しても、被吸引体は、その大部分で消音プレートと接触する。これにより、異音の発生を抑制することができる。この結果、従来装置のように、付勢手段によって被吸引体とアーマチュアとの間に所定間隔の隙間を設定する必要がなく、これにより、コイルの小型化、ひいては、装置の軸方向の小型化を図ることができる。
又、本発明によれば、コイルが回転体に設けられているので、コイルと回転体との間にコイルの磁気的損失を生じさせるエアギャップがなく、その分だけ、コイルの小型化、ひいては、装置の軸方向の小型化を図ることができる。
さらに、本発明によれば、コイルを収容する収容溝部の内径側に消音プレートを収容する収容凹部を形成し、この収容溝部と収容凹部との間に被吸引体と摩擦係合し且つ磁路となる連結部位を設けているので、消音プレートの回転体への配設によって磁路が犠牲となることもなく、装置の確実な動作を確保することができる。又、消音プレート及びコイルの収容凹部及び収容溝部内への収容により回転体の軸方向の厚みを薄くでき、その分だけ、装置の軸方向の小型化を図ることができる。
図3に示されるように、自動車などの車両が備えるスライドドア1は、アッパガイドレール3、ロアガイドレール4及びセンターガイドレール5により、車両ボデー2の側面に車両ボデー2に対して車両前後方向(図3示左右方向)に摺動自在に支持されている。スライドドア1は、車両ボデー2に対して摺動(スライド動作)することによって、車両ボデー2に形成された乗降口2aを開閉する。
スライドドア1内には、スライドドア1をスライド動作させる駆動ユニット6が配設されている。この駆動ユニット6は、電動モータ71及び出力ドラム72を有するアクチュエータ7、2本のケーブル81,82及び案内プーリ9を備えている。
電動モータ71と出力ドラム72とは、後述するように、減速機構及び電磁クラッチ装置を介して互いに連係されている。ケーブル81,82は、その一端がアクチュエータ7の出力ドラム72に巻回固定され、他端が案内プーリ9及びセンターガイドレール5に案内されて車両ボデー2に固定されている。
この構成において、電動モータ71を駆動して出力ドラム72を一方向に回転させると、一方のケーブル81が出力ドラム72に巻き取られると共に他方のケーブル82が出力ドラムから送り出されて、結果、スライドドア1は開方向にスライド動作する。逆に、出力ドラム72を他方向に回転させると、一方のケーブル81が出力ドラム72から送り出されると共に他方のケーブル82が出力ドラム72に巻き取られて、結果、スライドドア1は閉方向にスライド動作する。
なお、アクチュエータ7は、電動モータ71から出力ドラム72に至る動力伝達経路中、詳しくは、減速機構と出力ドラム72との間に電磁クラッチ装置を配している。電磁クラッチ装置は、電動モータ71の動力を出力ドラム72に伝達可能とする吸着状態と電動モータ71の動力を出力ドラム72に伝達不能とする非吸着状態とを切り替える。例えば、スライドドア1を電動モータ71の動力でスライド動作させる際には、電磁クラッチ装置による吸着状態が設定される。一方、スライドドア1を手動でスライド動作させる際には、電磁クラッチ装置による非吸着状態が設定される。これにより、スライドドア1の手動開閉を可能にしている。
次に、アクチュエータ7について、特にその電磁クラッチ装置の構成を中心に説明する。図1に示されるように、アクチュエータ7は、その筐体を成すハウジング10と、電動モータ71の回転軸に固着されたウォームギヤ71aと、出力ドラム72が固着された回転シャフト11と、ウォームギヤ71aと噛合するホイールギヤ12と、電磁クラッチ装置を構成する被吸引体としてのアーマチュア13、回転体としてのロータ14、環状の電磁コイル体15、給電機構16及び消音プレート17とを備えている。
回転シャフト11は、一側(図1の上側)端部及び他側(図1の下側)端部がそれぞれベアリング21,22を介してハウジング10に回転自在に支持されている。そして、ホイールギヤ12は、回転シャフト11の軸方向に中間部において回転シャフト11周りに相対回転自在に支持されている。なお、出力ドラム72は、ベアリング21とホイールギヤ12との間で回転シャフト11と一体回転するように回転シャフト11に固着されている。ウォームギヤ71a及びウォームギヤ71aと噛合するホイールギヤ12は、前述の減速機構を構成しており、電動モータ71の回転は、ウォームギヤ71aとホイールギヤ12との噛合により減速される。
ホイールギヤ12の軸方向の他側の面(図1における下面)には、軸方向と平行に突出する複数の突起12aが形成されている。これら突起12aは、アーマチュア13と係合するためのものである。詳述すると、アーマチュア13は、磁性材料にて円盤状に形成されており、ホイールギヤ12のベアリング22側において回転シャフト11周りに相対回転自在に支持されている。そして、このアーマチュア13には、突起12aに対応して軸方向と平行に貫通する複数の係合孔13aが形成されている。アーマチュア13は、これら係合孔13aにホイールギヤ12の突起12aが嵌合することで、ホイールギヤ12と一体回転するように連結されている。
ロータ14は、磁性材料にてアーマチュア13の外径と同等の外径を有する円盤状に形成されており、アーマチュア13に対向配置されて回転シャフト11と一体に回転するように圧入にて固着されている。このロータ14の軸方向一側の面(図1における上面)であるアーマチュア13との対向面14aには、軸方向と平行に凹設された環状の収容凹溝14bが形成されている。一方、この対向面14aとは反対側の面(図1における下面)には、軸方向と平行に凹設された環状凹溝14cが形成されている。これら、収容凹溝14b及び環状凹溝14cは、回転シャフト11を中心としたロータ14の同心円上に配置されており、収容凹溝14bが外径側に、環状凹溝14cが内径側に、それぞれ形成されている。つまり、収容凹溝14b及び環状凹溝14cは、ロータ14の径方向においてずれて形成されている。そして、収容凹溝14b及び環状凹溝14cは、ロータ14の軸方向において重合するように形成されている。又、ロータ14の対向面14aには、軸方向と平行に凹設された環状の収容凹部14dが形成されている。収容凹部14dは、収容凹溝14aの内径側に位置し、収容凹溝14aより浅く、環状凹溝14cと干渉しない程度の深さとなっている。そして、収容凹溝14aと収容凹部14dとの間及び収容凹溝14aの外径側に位置する対向面14aは、アーマチュア13と摩擦係合可能な接合部位14eを形成している。
電磁コイル体15は、環状のボビン15aと、これに巻回されたコイル15bとを有している。この電磁コイル体15は、ロータ14の収容凹溝14bに収容されている。そして、電磁コイル体15は、ホビン15aがロータ14に対して圧入されて、ロータ14と一体に回転するようにロータ14に固定されている。
給電機構16は、内径ケース23及び外径ケース24並びにハーネス25よりなる。内径ケース23は、ハウジング10に固定されており、外径ケース24は、ロータ14の環状凹溝14cに装着されてロータ14に圧入固定されている。ハーネス25は、内径ケース23、外径ケース24及びロータ14の環状凹溝14cの底面により形成される円環状の内部空間に収容配置されている。このハーネス25は、例えば、可撓性平形ケーブル(いわゆるFFC)や可撓性プリント配線(いわゆるFPC)にて変形可能に形成されており、渦巻き状に巻回されて前述の内部空間に収容配置されている。又、ハーネス25の外径側の一端は、外径ケース24に支持される態様で外径ケース24を貫通して延び、ロータ14を貫通して延びる電磁コイル体15のコイル15bに電気的に接続されている。ハーネス25の内径側の他端は、内径ケース23に支持される態様で内径ケース23を貫通して延び、スライドドア1内のコントローラ(図示せず)に電気的に接続されている。このような構成により、ロータ14及び電磁コイル体15が回転すると、ハーネス25は、その渦巻き形状により巻き取りされ、あるいは巻き戻しされ、これにより、ハーネス25は、ロータ14及び電磁コイル体15の回転に対して所定の角度範囲で追従される。なお、この回転角度範囲は、スライドドア1の開閉に要する電動モータ71の回転角度範囲に基づいて設定され、これにより、ロータ14及び電磁コイル体15の回転に伴なうハーネス25の断線が防止されている。
消音プレート17は、図1及び図2に示されるように、円盤状を呈した樹脂又はゴム製の板材で、ロータ14の収容凹部14dの深さと同程度の厚みを持ち且つ略同径となっている。この消音プレート17は、ロータ14に圧入固着されて収容凹部14dに収容配置されている。そして、消音プレート17は、ロータ14の対向面14aの大部分を覆い、その一面17aは、アーマチュア13と接触可能となっている。
次に、電磁クラッチ装置の動作について詳しく説明する。
コントローラによって電磁コイル体15に給電機構16を介して電力が供給されて電磁コイル体15が通電状態となると、電磁コイル体15は、図1に矢印で示される如き磁界を形成して電磁吸引力を発生する。すると、アーマチュア13がロータ14に吸着されてアーマチュア13とロータ14の接合部位14eとが摩擦係合する。つまり、アーマチュア13とロータ14とが連結される。この両者の摩擦係合によってアーマチュア13の回転がロータ14に伝達されるようになり、これにより、アーマチュア13とロータ14とが一体に回転するようになる(電磁クラッチ装置による吸着状態)。この時、電磁コイル体15が形成する磁界は、ロータ14の接合部位14eを磁路としている。よって、消音プレート17がこの磁界を阻害するなどの影響を与えることはない。又、接合部位14eは、ロータ14の対向面14aの外径側に形成されているので、より確実に摩擦係合による動力伝達を行うことができる。ロータ14がアーマチュア13に連結される際、アーマチュア13は、消音プレート17とも摩擦係合しているが、消音プレート17は、比較的大きい面積を確保しているので、消音プレート17に加わる単位面積当りの面圧も低く、消音プレート17の磨耗を抑制することができる。
電磁コイル体15が非通電状態となると、電磁コイル体15の電磁吸引力が消失し、アーマチュア13のロータ14への吸着が解除されて、アーマチュア13とロータ14の接合部位14eとの摩擦係合が解除される。つまり、アーマチュア13とロータ14との連結が解除される。これにより、アーマチュア13の回転がロータ14に伝達されることがなくなる(電磁クラッチ装置による非吸着状態)。
電磁クラッチ装置による非吸着状態では、アーマチュア13は、ロータ14の対向面14aと回転を伝達できる程強くではないが軽くは接触しており、また、アーマチュア13は、回転シャフト11に対して軸方向に拘束されていない。したがって、車両の走行時などの振動でアーマチュア13が振動すると、アーマチュア13は、ロータ14の対向面14aと容易に接触を繰り返すこととなる。この際、ロータ14の対向面14aは、接合部位14e及び電磁コイル体15を収容する収容凹溝14bを除いて、消音プレート17によって覆われているので、アーマチュア13は、その振動で消音プレート17と接触することになり、これにより、接触音の発生が抑制される。又、消音プレート17は、ロータ14の対向面14aの接合部位14e及び電磁コイル体15を収容する収容凹溝14bを除く対向面14aの大部分の広い面積を覆っているので、より効果的に消音効果を発揮できる。
このように、電磁クラッチ装置による非吸着状態でのアーマチュア13とロータ14との接触による接触音の発生を消音プレート17によって抑制している。これにより、アーマチュア13とロータ14との間に所定間隔の隙間を形成しておく必要がなく、アーマチュア13とロータ14の対向面14aとを常に接触させておくことができる。結果、電磁コイル体15のコイル15bの巻数を減らして電磁コイル体15の小型化を図ることができる。これにより、電磁クラッチ装置を軸方向において小型化することができる。又、アーマチュア13とロータ14の対向面14とが常に接触していることで、電磁クラッチ装置が吸着状態となる際における接触音も抑制することができる。さらに、アーマチュア13とロータ14との間に所定間隔の隙間が設定されないことで、電磁クラッチ装置を軸方向においてさらに小型化することができる。
次に、本実施形態の動作を総括して説明する。
例えば、電磁クラッチ装置の吸着状態において、スライドドア1を開閉すべく電動モータ71を駆動すると、ホイールギヤ12が回転して、アーマチュア13が回転する。アーマチュア13の回転は、ロータ14の接合部位14eとアーマチュア13との摩擦係合によりロータ14に伝わり、ロータ14が回転する。結果、出力ドラム72が回転する。これにより、ケーブル81,82を介してスライドドア1が開閉される。
一方、電磁クラッチ装置の非吸着状態において、手動でのスライドドア1の開閉に伴いケーブル81,82を介して出力ドラム72が回転すると、回転シャフト11と共にロータ14が回転する。このとき、ロータ14の回転は、アーマチュア13に伝達されることはなく、ロータ14はアーマチュア13を滑る。この結果、出力ドラム72の円滑な回転が許容され、手動でのスライドドア1の開閉が可能となる。
本実施形態では、電磁コイル体15をロータ14に設けていわゆるコイル回転型の電磁クラッチ装置としているが、電磁コイル体15をハウジング10に設けたいわゆるコイル固定型の電磁クラッチ装置であってもよい。
本実施形態では、給電機構16は、ハーネス25を用いたものであるが、ブラシ及びスリップリングを用いたものであってもよい。
本実施形態では、スライドドア1の駆動ユニット6として説明したが、例えば、スイングドアであっても良い。また、車両ボデー2の側面に配置されるドアに限らず、テールゲート(バックドア)やトランクリッドであってもよい。
10 ハウジング(筐体)
13 アーマチュア(被吸引体)
14 ロータ(回転体)
14a 対向面
14b 収容溝部
14d 収容凹部
14e 接合部位(連結部位)
15b コイル
17 消音プレート
13 アーマチュア(被吸引体)
14 ロータ(回転体)
14a 対向面
14b 収容溝部
14d 収容凹部
14e 接合部位(連結部位)
15b コイル
17 消音プレート
Claims (5)
- 筐体と、該筐体内に配設され通電されることで磁界を形成するコイルと、前記筐体に回転自在に支持された回転体と、前記筐体に回転自在に支持され且つ前記回転体と対向して配置され前記コイルへの通電による前記磁界の形成によって前記回転体との間に発生する電磁吸引力により前記回転体との間で動力伝達できるよう前記回転体に連結される被吸引体とを有する電磁クラッチ装置において、前記回転体の前記被吸引体と対向する対向面上に配設され前記被吸引体と接触する消音プレートを有する電磁クラッチ装置。
- 前記コイルは前記回転体に設けられる、請求項1記載の電磁クラッチ装置。
- 前記回転体の前記対向面に形成され前記コイルを収容する収容溝部と、前記回転体の前記対向面の前記収容溝部より内径側に形成され前記消音プレートを収容する収容凹部とを有する請求項2記載の電磁クラッチ装置。
- 前記回転体の前記対向面における前記収容溝と前記収容凹部との間及び前記収容溝より外径側にそれぞれ設けられ前記電磁吸引力により前記被吸引体と摩擦係合する連結部位を有する、請求項3記載の電磁クラッチ装置。
- 前記連結部位が前記磁界の磁路となる、請求項4記載の電磁クラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329140A JP2006138410A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 電磁クラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329140A JP2006138410A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 電磁クラッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006138410A true JP2006138410A (ja) | 2006-06-01 |
Family
ID=36619356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004329140A Pending JP2006138410A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 電磁クラッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006138410A (ja) |
-
2004
- 2004-11-12 JP JP2004329140A patent/JP2006138410A/ja active Pending
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