JP2006123366A - 隠蔽ラベル付きシート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】隠蔽ラベル付きシート10は、シート基材11と、隠蔽ラベル部20と、接着構造30などとを備え、シート基材11は、折り線12をはさんで配置された返信はがき13及び往信はがき14を有する基材であり、返信はがき13上には、必要事項を記入するための記入面15が設けられ、隠蔽ラベル部20は、往信はがき14上に配置され、透明紙21、粘着剤22及び剥離紙23が順に積層されたものであり、剥離紙23は、剥離の開始予定位置となる左下部分の剥離開始位置A及び剥離紙23の右端側の剥離開始位置Bとを有し、接着構造30は、往信はがき14と透明紙21とを、略全面を剥離可能な剥離構造によって、かつ、剥離開始位置A、Bに対応する部分を強接着部によって貼り合わせるものである。
【選択図】図1
Description
従来の隠蔽ラベル付き往復はがき10Aは、図3に示すように、複数の粘着剤22−1、22−2を有するダブルタックを使った隠蔽ラベル(積層ラベル)20Aを、往信はがき14の表面の一部に設けている形態であったが、以下の課題があった。
(1)ダブルタックを使った隠蔽ラベルは、非常に高価である。
(2)高価であるが故に、ラベルサイズを可能な限り切り詰めざるを得ない。
(3)逆にコストアップになっても隠蔽ラベルを大きくしたい場合は、サイズを確保するために、往信はがき14の裏面(通信文記載面)に隠蔽ラベル20Aを設けるしかなく、隠蔽ラベル20Aの貼り替え作業が行いにくい。
図6は、出願した隠蔽ラベル付き往復はがきを示す図である。
図6に示すように、隠蔽ラベル付き往復はがき10Dは、上述したように、『特殊な積層ラベルを貼り替える』のではなく、隠蔽ラベル20Dの剥離紙23を剥離し、全体を折り畳むだけで完成する(隠蔽できる)構成となっており、直感的に理解しやすい形態になっている。
このような場合には、エンドユーザは、記入面が隠蔽できないと困るので、自ら糊付けしたり、テープ留めしたりして対応するが、結局は、受取側の開封が困難になってしまっていた。
請求項1の発明は、折り線(12)をはさんで配置された第1及び第2の領域(13、14)を有するシート基材(11)と、前記第1の領域(13)上に設けられた秘匿情報欄(15)と、前記第2の領域(14)上に配置され、透明性基材(21)、前記秘匿情報欄(15)に粘着するための粘着剤層(22)、及び、剥離開始位置(A、B)を有する剥離シート(23)が順に積層された隠蔽ラベル部(20)と、前記第2の領域(14)と前記透明性基材(21)とを、略全面を剥離可能な剥離構造(31、32)によって、かつ、少なくとも前記剥離開始位置(A、B)に対応する部分を前記粘着剤層(22)と前記剥離シート(23)との接着力よりも強い接着力を有する強接着部(31)によって貼り合わせる接着構造(30)とを備え、前記強接着部(31)によって前記剥離構造(31、32)の剥離を防止しつつ、前記剥離開始位置(A、B)から剥離シート(23)を剥離して前記粘着剤層(22)を表出させ、前記シート基材(11)を前記折り線(12)で折り畳み、前記隠蔽ラベル部(20)で前記秘匿情報欄(15)を隠蔽した後に、この隠蔽ラベル付きシートを開封すると、前記隠蔽ラベル部(20)が前記秘匿情報欄(15)側に移ること、を特徴とする隠蔽ラベル付きシートである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、前記剥離開始位置(A、B)は、前記剥離シート(23)の周縁部の一部又は全部に位置すること、を特徴とする隠蔽ラベル付きシートである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、前記剥離開始位置(A)は、前記剥離シート(23)の左下付近に位置すること、を特徴とする隠蔽ラベル付きシートである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、前記シート基材(11)は、開封時に前記強接着部(31)を分離する分離予定線を備えること、を特徴とする隠蔽ラベル付きシートである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、この隠蔽ラベル付きシートは、往復はがきであって、前記第1及び第2の領域(13、14)は、返信及び往信はがき部であり、前記秘匿情報欄(15)は、必要事項を記入する記入面であること、を特徴とする隠蔽ラベル付きシートである。
したがって、エンドユーザが自ら糊付けしたり、テープ留めしたりして対応することがなくなり、受取側での開封作業も容易である。
図1は、本発明による隠蔽ラベル付きシートの実施例を示す図である。
本実施例の隠蔽ラベル付きシート10は、往復はがきを例にした隠蔽ラベル付き往復はがきであって、シート基材11と、隠蔽ラベル部20と、接着構造30などとを備える。
剥離紙23は、剥離の開始の予定位置となる剥離開始位置を備え、本実施例では、剥離紙23の左下部分の剥離開始位置Aと、剥離紙23の右端側の剥離開始位置Bとを有するが、実際には、剥離開始位置Aからの剥離を想定している。
図2は、隠蔽ラベル付きシート10の使用方法を示す図である。
まず、図2(A)に示すように、記入面15に必要事項を記入する。
ついで、図2(B)に示すように、強接着部(接着剤31)によって剥離構造(接着剤31/剥離インキ32)の剥離を防止しつつ、剥離開始位置Aから剥離紙23を剥離して、粘着剤22を表出させる。
さらに、図2(C)に示すように、記入面15に粘着剤22を粘着させるように、シート基材11を折り線12で折り畳み、隠蔽ラベル部20で記入面15を隠蔽する。
そして、この状態で、郵便ポストへ投函する。
また、強接着部は、左端側全部ではなく、左下部分に設けているので、隠蔽後には、左上部分から問題なく開封できる。
つぎに、強接着部を右端側全部に設けることが考えられるが、一般に、右利きの人が多いため、剥離紙23を剥離する場合には、右下から左上より、左下から右上の方が「自然」である。この現象をふまえて、右下に『必ずここから開封してください』と書いておいても、じっくり読まない人も多く、その結果、左下から開封してしまう人が少なくない。また、左下に『ここから開けないでください』という否定的な文言は入れにくい。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、隠蔽ラベル付きシートは、往復はがきの例で説明したが、貯金口座振替依頼用の往復はがきや、通常の申込書などに利用してもよい。
10A〜10D 隠蔽ラベル付き往復はがき
11 シート基材
12 折り線
13 返信はがき(返信はがき部、第1の領域)
14 往信はがき(往信はがき部、第2の領域)
15 記入面(秘匿情報欄)
20 隠蔽ラベル部
21 透明紙(透明性基材)
22 粘着剤(粘着剤層)
23 剥離紙(剥離シート)
30 接着構造
31 接着剤
32 剥離インキ
A、B 剥離開始位置
Claims (5)
- 折り線をはさんで配置された第1及び第2の領域を有するシート基材と、
前記第1の領域上に設けられた秘匿情報欄と、
前記第2の領域上に配置され、透明性基材、前記秘匿情報欄に粘着するための粘着剤層、及び、剥離開始位置を有する剥離シートが順に積層された隠蔽ラベル部と、
前記第2の領域と前記透明性基材とを、略全面を剥離可能な剥離構造によって、かつ、少なくとも前記剥離開始位置に対応する部分を前記粘着剤層と前記剥離シートとの接着力よりも強い接着力を有する強接着部によって貼り合わせる接着構造とを備え、
前記強接着部によって前記剥離構造の剥離を防止しつつ、前記剥離開始位置から剥離シートを剥離して前記粘着剤層を表出させ、前記シート基材を前記折り線で折り畳み、前記隠蔽ラベル部で前記秘匿情報欄を隠蔽した後に、この隠蔽ラベル付きシートを開封すると、前記隠蔽ラベル部が前記秘匿情報欄側に移ること、
を特徴とする隠蔽ラベル付きシート。 - 請求項1に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、
前記剥離開始位置は、前記剥離シートの周縁部の一部又は全部に位置すること、
を特徴とする隠蔽ラベル付きシート。 - 請求項2に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、
前記剥離開始位置は、前記剥離シートの左下付近に位置すること、
を特徴とする隠蔽ラベル付きシート。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、
前記シート基材は、開封時に前記強接着部を分離する分離予定線を備えること、
を特徴とする隠蔽ラベル付きシート。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の隠蔽ラベル付きシートにおいて、
この隠蔽ラベル付きシートは、往復はがきであって、
前記第1及び第2の領域は、返信及び往信はがき部であり、
前記秘匿情報欄は、必要事項を記入する記入面であること、
を特徴とする隠蔽ラベル付きシート。
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