JP2006093433A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 Agを含む導電性ペーストを用いて電極を形成する太陽電池の製造方法であって、低温の焼成でもオーミックコンタクトが取れるような太陽電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いてp型導電層上に電極を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、p層に対する電極のコンタクト性の向上、太陽電池の電圧−電流特性のF.F.(Fill Factor)向上に関するものであり、特に焼成温度を低温化した場合のF.F.向上に関する太陽電池の製造方法に関するものである。
図7は、従来の一般的な結晶シリコン太陽電池セル51を模式的に示す平面図であり、図8は、図7の切断面線B−B’からみた断面図である。従来の一般的な太陽電池セル51では、たとえばp型基板52の一表面にn型導電層(n+層)53、n型電極(表面電極)54、反射防止膜57が積層される。n型電極54は、魚骨型またはくし型となるように受光面側に形成される。そして、通常、セル特性を向上させるために、前記受光面側とは反対側の面(以下、「裏面」と記す)のほぼ全面に、Alペーストを印刷、焼成することにより、p型電極(裏面電極)56とBSF(Back Surface Field)55を形成している。
しかし、近年の太陽電池セルのコスト低減の流れの中で、太陽電池の基板となるSiウエハはどんどん薄くなる傾向にあり、裏面電極56をセル裏面全面に形成することは、セルの反りおよびそれに伴うセル割れの原因となるため限界がある。そこで、Alペーストの焼成によるBSF形成ではなく、BBr3などの気相拡散などでp+層を予め形成し、受光面側と同じような魚骨型またはくし型の電極を形成することが考えられている。
また、裏面のみにpn接合および電極が形成されている太陽電池セルが、外観上、特性上の優位性から注目されている。
特公平3−46985号公報 特開2003−69056号公報
n型電極と同様にp型電極についても魚骨型もしくはくし型の電極を形成する場合、十分なF.F.を得るためp型電極の形成材料としてはAlよりも抵抗の低いAgを使用する必要がある。Alペーストを使用してBSFを形成する場合、700℃以上の温度で焼成させる必要があり、そのためAgペーストも同程度の高温で焼成していた。しかしながら、BSF形成にAlペーストを使用せず、電極形成にAgペーストのみを用いる場合には、700℃以上の焼成は必要ないため製造時のエネルギーが抑えられること、得られた太陽電池セルのライフタイムを考えると、可能な限り低温で焼成する方が有利である。しかし、600℃以下の温度でAgペーストの焼成を行った場合、p+層とp型電極との間のコンタクト抵抗が大きく、十分なセル特性が得られないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、Agを含む導電性ペーストを用いてp型電極を形成する太陽電池の製造方法であって、低温の焼成でもオーミックコンタクトが取れるような太陽電池の製造方法を提供することである。
本発明の太陽電池の製造方法は、銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いてp型導電層上に電極を形成することを特徴とする。
本発明の太陽電池の製造方法における導電性ペーストは、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を、ホウ素換算でペーストに対して0.01〜1重量%含むのが、好ましい。
また導電性ペーストは、軟化点が450℃以下となるPbO−SiO2−B23系、Bi23−PbO−SiO2−B23系およびZnO−SiO2−B23系から選ばれたガラスフリットを、ペーストに対して1〜5重量%含むのが、好ましい。
さらに、導電性ペーストは、スクリーン印刷、インクジェット印刷、またはロールコーター印刷によってp型導電層上にパターン印刷されるのが好ましい。
本発明の太陽電池の製造方法において、導電性ペーストの焼成温度は400〜750℃であるのが好ましい。
また、本発明の太陽電池の製造方法においては、(1)太陽電池の一方の主表面にp型導電層およびp型電極を形成し、反対側の主表面にn型導電層およびn型電極を形成する、または、(2)太陽電池の受光面と反対側の主表面にp型導電層およびp型電極と、n型導電層およびn型電極とを形成するのが好ましい。
本発明の太陽電池の製造方法によれば、銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いてp型導電層上に電極を形成する。このように本発明では従来の銀ペーストにホウ素が添加されてなる導電性ペーストにて電極を形成することで、p型導電層と電極の界面のホウ素濃度が高められ、低温の焼成でもオーミックコンタクトが取れるようになる。
本発明の太陽電池の製造方法は、銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いてp型導電層上に電極を形成することを特徴とする。かかる本発明の方法によれば、従来のAgペーストにBが添加された導電性ペーストを用いることによって、低温(後述する400〜750℃の温度)の焼成でも、オーミックコンタクトが取れるようになるという利点がある。
本発明における導電性ペーストにおいて銀粉末は、75〜90重量%含有されるのが好ましい。導電性ペースト中の銀粉末が75重量%未満であると、焼成後の電極の電気抵抗が高くなり、太陽電池の特性低下を招く虞があるためであり、また、90重量%を超えると、導電性ペーストの塗布性が低下する傾向にあるためである。
導電性ペースト中の銀粉末は、p型シリコン半導体基板との反応性の確保、塗布性、および塗布膜の均一性の観点からは、その平均粒径が0.1〜1μmであるのが好ましい。
本発明における導電性ペーストに含まれるホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の含有量は、特に制限されるものではないが、ホウ素換算でペーストに対して0.01〜1重量%であるのが好ましく、0.01%〜0.5重量%であるのが好ましい。前記含有量がペーストに対して小さくなると効果が低下し、0.01重量%未満であるとF.F.の優位性がなくなる虞がある。また、1重量%を越えると、導電性ペーストの印刷性が著しく劣化してしまう傾向にある。
なお、本発明でいう「無機ホウ素化合物」としては、たとえば炭化物、酸化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、フッ化物、窒化物またはホウ酸が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、「有機ホウ素化合物」としては、たとえばトリメトキシボロン、トリエトキシボロン、トリプロポキシボロンまたはトリブトキシボロンが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
なお、ホウ酸粉末を用いる場合、たとえば試薬の250メッシュ通過品を使用することができる。均一に混合することを考えると250メッシュ通過品以下の粒径の粉末を使用することが望ましい。
本発明における導電性ペースト中に含まれるガラスフリットは、焼成後の電極とシリコン半導体基板との密着性を向上させるために添加されるものである。導電性ペースト中のガラスフリットの含有量に特に制限はないが、ペーストに対して1〜5重量%であるのが好ましい。ガラスフリットの含有量がペーストに対して1重量%未満であると、焼成後の裏面電極の接着強度が低下してしまう傾向にある。またガラスフリットの含有量がペーストに対して5重量%を越えると、ガラスの偏析が生じる虞がある。
ガラスフリットとしては、導電性ペーストの軟化点が450℃以下となるPbO−SiO2−B23系、Bi23−PbO−SiO2−B23系およびZnO−SiO2−B23系から選ばれた少なくとも1種を用いることが好ましい。
本発明における導電性ペースト中に含まれる有機質ビヒクルとしては、たとえば、エチルセルロース、アクリル樹脂、アルキッド樹脂などを溶剤に溶解したものが用いられる。
導電性ペースト中における有機質ビヒクルの含有量は、ペーストに対して10〜25重量%であるのが好ましい。有機質ビヒクルの含有量がペーストに対して10重量%未満であると、ペーストの印刷性が低下する傾向にあるためであり、また、有機質ビヒクルの含有量がペーストに対して25重量%を越えると、焼成後の裏面電極の密度が低下し、電極の電気抵抗が増大する、また細線パターンの印刷性が低下する傾向にあるためである。
図1は、本発明の製造方法によって製造された好ましい一例の太陽電池セル1を模式的に示す平面図であり、図2は裏面図、図3は図1、図2における切断面線A−A’からみた断面図である。本発明の製造方法によって製造される太陽電池セル1は、基板2と、基板2の厚み方向一方側(受光面側)に形成されたn型導電層(n+層)3およびn型電極(n+電極)4と、基板2の厚み方向他方側(裏面側)に形成されたp型導電層(p+層)5およびp型電極(p+電極)6とを備える。さらに、太陽電池セル1の受光面側、裏面側には、反射防止膜およびパッシベーション膜を兼ね備えたSiNx膜7,8がそれぞれ形成される。
本発明の方法によって製造される太陽電池セルにおける基板は、結晶Siであり、p型基板、n型基板のいずれであってもよい。p型基板である場合にはn+層が受光面側となり、n型基板である場合にはp+層が受光面側となること以外、構造的に違いはない。図1〜図3には、基板2がp型基板であり、n+層3を受光面側として形成した場合の太陽電池セル1を示している。
基板2の形状は、特に制限されるものではないが、通常、断面方形状である。基板2の大きさにも特に制限はないが、厚さは100〜300μmであるのが好ましい。基板2の厚みが100μm未満であると、割れやすい傾向にあるためであり、また、基板2の厚みが300μmを越えると、コスト高になるためである。また基板2は、上記断面方形状である場合には、10cm×10cm〜15cm×15cm程度の大きさであるのが好ましい。
なお、基板としてSi基板を用いる場合、単結晶基板、多結晶基板のいずれであってもよい。最初に所望の厚さにスライスされた基板2のスライスダメージを除去するため、10〜20μm程度表面をフッ酸(フッ化水素酸)と硝酸との混酸または水酸化ナトリウムなどのアルカリ溶液でエッチングする。単結晶基板を用いる場合、図1〜図3に示す例のように、表面の反射を抑えるために受光面側にテクスチャ構造を形成するのが好ましい。テクスチャ構造は、1〜5%の水酸化ナトリウムなどのアルカリ溶液にIPAを3〜10%加え、80℃前後で30〜60分エッチングすることにより形成する。また、テクスチャエッチングを行う前にウエハ裏面側に数百nmの酸化膜を成膜することによって受光面のみをテクスチャ構造とすることができる。
次に、基板2の裏面側に、従来公知の適宜の方法によりp+層5を形成する。p+層5の形成方法としては、たとえば700〜1000℃で数十分間BBr3を気相拡散する方法が挙げられる。この方法によりp+層5を形成する場合、受光面側に拡散されないように予め受光面側に酸化膜などを形成しておく。また、ホウ素化合物を含む薬液をSi基板にスピンコートしてから700〜1000℃でアニールする方法やイオン注入によりp+層5を拡散する方法がある。また、Alペーストを印刷、焼成し、p+層5を形成した後、塩酸溶液などに漬け、Alなどの金属部分を除去する方法も可能である。
その後、受光面側の酸化膜をフッ酸溶液で除去し、基板2の受光面側に、従来公知の適宜の方法によりn+層3を形成する。n+層3の形成方法としては、受光面側にPOCl3を700〜1000℃で数十分間気相拡散する方法が知られている。この方法にてn+層3を形成する場合も、裏面側が拡散されないように予め裏面側に酸化膜などを形成しておく。また、リン化合物を含む薬液をSi基板にスピンコートしてから700〜1000℃でアニールする方法やイオン注入によりn+層3を拡散形成してもよい。
上述においては、p+型拡散、n+型拡散の順番でそれぞれp+層5、n+層3を形成するよう説明したが、特にこの順番に限定されるものではなく、所望のシート抵抗や拡散プロファイルが得られるならば、どのような順番、方法でもよい。
その後、フッ酸溶液で裏面側の酸化膜をエッチング除去し、パッシベーション膜と反射防止膜を兼ねたSiNx膜7,8を、プラズマCVD法により太陽電池セルの受光面および裏面にそれぞれ成膜する。SiN膜7,8は屈折率を2.0程度、膜厚を800Å程度とするのが好ましい。ただし、この値は反射率を低減するために調整した値であり、裏面側に関してはパッシベーション性を高めるために屈折率を高めるなどの変更を行ってもよい。またSiN膜の他、SiO2膜を使用してもよい。
次に、パッシベーション膜に電極とのコンタクトホールを形成するため、印刷もしくはフォトプロセスにて耐酸性レジストを所望の形状にパターニングし、フッ酸によりパッシベーション膜をエッチングする。通常コンタクトホールは形成せず、電極形成時のファイヤースルーによりコンタクトを取っており、この方法を用いてもよい。ただし、本明細書では温度とF.F.の関係を通して電極と基板のコンタクト抵抗を比較する関係上、焼成温度が500℃以下になるとファイヤースルーが十分に行われなくなり、接触面積の違いによりセル特性のバラツキが大きくなり比較が難しくなるため、コンタクトホールを形成している。
次に、セル裏面、すなわちp+層に魚骨型に導電性ペーストを印刷、乾燥させる。導電性ペーストとしては、上述した銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いる。導電性ペーストの塗布方法は特に制限されるものではなく、従来公知の適宜の方法によって塗布することができる。中でも、スクリーン印刷、インクジェット印刷またはロールコーター印刷によりp型導電層上にパターン印刷することにより導電性ペーストを塗布することが好ましい。
また、セル受光面すなわちn+層3にも魚骨状に導電性ペーストを塗布し、乾燥させる。n+層3に塗布する導電性ペーストとしては、たとえば、特許文献1に記載のリンを含んだ銀ペーストを用いることができる。このような銀ペーストを用いることで、ファイヤースルー性が向上し、良好なオーミックコンタクトが得られるという利点がある。受光面側への導電性ペーストの塗布は、上述した裏面側と同様、スクリーン印刷、インクジェット印刷またはロールコーター印刷により印刷することにより行うことができる。
その後、導電性ペーストを焼成して、n型電極4、p型電極6をそれぞれ形成する。焼成の温度は、特に制限されるものではないが、400〜750℃の範囲内であるのが好ましく、400〜600℃の範囲内であるのがより好ましい。焼成温度が400℃未満であると、得られた太陽電池セルにおいてコンタクト抵抗が大きくなり、バラツキも大きくなるため特性のメリットがなくなる虞があり、また、電極強度が弱くなる虞があるためである。また、焼成温度が750℃を越えると、F.F.の差が小さくなってしまい、優位性があまりなくなる虞があるためである。
このような本発明の方法により製造された太陽電池は、p型電極の形成にBを含まないペーストを用いた場合に比べ、高いF.F.を有するものである。図4は、図1〜図3に示す構造の太陽電池セルを上述した本発明における導電性ペーストを用いてp型電極を形成した場合(後述する実施例1〜3)と、Bを含まない以外は同様の導電性ペーストを用いてp型電極を形成した場合(後述する比較例1〜3)における焼成温度とF.F.との関係を示すグラフである。図4のグラフから明らかなように、本発明のようにBを含有する導電性ペーストを用いることにより、Bを含有しない導電性ペーストを用いた場合と比較して、高いF.F.を得ることができ、さらに焼成温度を下げたときのF.F.の落ちが少なく、バラツキも少なくなっている。特に、焼成温度が600℃以下の場合において大きい効果を得ることができることが判る。
図5は、本発明の製造方法によって製造された好ましい他の例の太陽電池セル11を模式的に示す断面図である。図5には、太陽電池セルの受光面と反対側の主表面(裏面)に、n型導電層(n+層)13およびn型電極14と、p型導電層(p+層)15およびp型電極16とを形成した例の太陽電池セル11を示す。
図5に示す太陽電池セル11を製造する場合、まず、上述と同様、所望の厚さにスライスされたSi基板12のスライスダメージを除去し、単結晶ウエハであればテクスチャ構造となるようにエッチングする。エッチング溶液の好適な組成やエッチング時間は、上述したとおりである。
次に、スチーム酸化やAP−CVD法により数百nmの酸化膜を基板2の全面に形成し、拡散マスクとする。続いて、セル裏面に対して、この酸化膜に印刷もしくはフォトプロセスにて耐酸性レジストを所望の形状にパターニングし、フッ酸により酸化膜をエッチングする。そして、裏面側に従来公知の適宜の方法にて所望の形状のp+層15を形成する。p+層15は、たとえば、700〜1000℃で数十分BBr3を気相拡散することにより形成することができる。また、B化合物を含む薬液をSi基板にスピンコートしてから700〜1000℃でアニールすることによっても、p+層15を形成することができる。さらに、Alペーストをパターン印刷、焼成し、p+層15を形成した後、塩酸溶液などに漬けAlなどの金属部分を除去するようにしてもよい。
その後、再度、基板全面に酸化膜を形成し、p+層15の場合と同様に、セル裏面に対して酸化膜を所望の形状にエッチングする。そして、従来公知の適宜の方法にて所望の形状のn+層13を形成する。n+層13は、たとえば、上述と同様に、POCl3を700〜1000℃で数十分気相拡散することにより形成することができる。また、P化合物を含む薬液をSi基板にスピンコートしてから700〜1000℃でアニールすることによってもn+層13を形成することができる。
+層15、n+層13の形状は、特に制限されるものではなく、ライン形状やドット形状などが挙げられる。図5に示す例では、くし型の拡散層が互いに向き合った形状に形成されてなる。この場合、各拡散層が重なり合わないようにパターニングする必要がある。
また、上述においては、p+型拡散、n+型拡散の順番でそれぞれp+層15、n+層13を形成するよう説明したが、特にこの順番に限定されるものではなく、所望のシート抵抗や拡散プロファイルが得られるならば、どのような順番、方法でもよい。
その後、フッ酸溶液で酸化膜を除去し、パッシベーション膜と反射防止膜を兼ねたSiNx膜17,18を、プラズマCVD法により太陽電池セルの受光面および裏面にそれぞれ成膜する。SiN膜17,18は屈折率を2.0程度、膜厚を800Å程度とするのが好ましい。ただし、この値は反射率を低減するために調整した値であり、裏面側に関してはパッシベーション性を高めるために屈折率を高めるなどの変更を行ってもよい。またSiN膜の他、SiO2膜を使用してもよい。
次に、p+層15上にくし型に導電性ペーストを印刷、乾燥してから、同様にn+層13上にくし型に導電性ペーストを印刷し、400℃〜750℃で数分から数十分の範囲で焼成する。p+層15上に塗布する導電性ペーストとしては、上述した銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いる。また、n+層13上に塗布する導電性ペーストとしては、たとえば特許文献1に記載のPを含んだ銀ペーストを用いる。
図6は、図5に示す構造の太陽電池セルを上述した本発明における導電性ペーストを用いてp型電極を形成した場合(後述する実施例4〜6)と、Bを含まない以外は同様の導電性ペーストを用いてp型電極を形成した場合(後述する比較例4〜6)における焼成温度とF.F.との関係を示すグラフである。このように本発明の方法により製造された太陽電池セルは、p型電極の形成にBを含まないペーストを用いた場合に比べ、高いF.F.を有するものである。図6のグラフから明らかなように、本発明のようにBを含有する導電性ペーストを用いることにより、Bを含有しない導電性ペーストを用いた場合と比較して、高いF.F.を得ることができ、さらに焼成温度を下げたときのF.F.の落ちが少なく、バラツキも少なくなっている。特に、焼成温度が600℃以下の場合において大きい効果を得ることができることが判る。
<実施例1>
以下のようにして、図1〜図3に示した例の太陽電池セル1を製造した。
まず、所望の厚さにスライスされた単結晶p型基板2を、ダメージ層を除去し、受光面側にテクスチャ構造を形成した。次に、AP−CVD法により受光面側に酸化膜を形成した後、1000℃で40分間、BBr3を気相拡散することによって裏面側にp+層5を形成した。続いて、BBr3拡散により形成されたボロングラス層および受光面側の酸化膜をフッ酸溶液によりエッチングした後、同様に、ウエハ裏面側にAP−CVD法により酸化膜を形成し、900℃で30分間、POCl3を気相拡散することによって受光面側にn+層3を形成した。さらに、フッ酸溶液で裏面側の酸化膜を除去し、パッシベーション膜と反射防止膜を兼ねたSiNx膜7,8を、プラズマCVD法により太陽電池セルの受光面および裏面にそれぞれ成膜した。SiN膜7,8は屈折率を2.0程度、膜厚を800Å程度とした。
次にSiNx膜に電極とのコンタクトホールを形成するため、印刷もしくはフォトプロセスにて耐酸性レジストを所望の形状にパターニングし、フッ酸によりSiNx膜をエッチングした。
次に、セル裏面に魚骨型に導電性ペーストをスクリーン印刷法により塗布し、乾燥させた。導電性ペーストとしては、銀粉末(平均粒径:約0.5μm)を約80重量%、有機ビヒクルを約15重量%、ガラスフリットとしてPbO−SiO2−B23を約5重量%、ホウ酸を約0.1重量%(ホウ素換算重量比)を含有するものを用いた。またn+層3には、導電性ペーストとして特許文献1に記載のリンを含んだ銀ペーストを、魚骨状に塗布して乾燥させた。その後、500℃で約3分間、導電性ペーストを焼成し、n型電極4、p型電極6をそれぞれ形成した。このようにして、図1〜図3に示した例の太陽電池セル1を製造した。
<比較例1>
ホウ素を含まない以外は同じ導電性ペーストにてp型電極を形成した以外は実施例1と同様にして、太陽電池セルを製造した。
<実施例2>
焼成温度を550℃とした以外は、実施例1と同様にして太陽電池セルを製造した。
<比較例2>
焼成温度を550℃とした以外は、比較例1と同様にして太陽電池セルを製造した。
実施例2、比較例2の特性を比較した結果を表1に示す。
Figure 2006093433
<実施例3>
焼成温度を600℃とした以外は、実施例1と同様にして太陽電池セルを製造した。
<比較例3>
焼成温度を600℃とした以外は、比較例1と同様にして太陽電池セルを製造した。
実施例1〜3および比較例1〜3の焼成温度とF.F.の関係を図4のグラフに示す。図4中、参照符Aは実施例1、参照符Bは実施例2、参照符Cは実施例3、参照符aは比較例1、参照符bは比較例2、参照符cは比較例3をそれぞれ示している。
<実施例4>
以下のようにして、図5に示した例の太陽電池セル11を製造した。
まず、所望の厚さにスライスされたn型単結晶基板12を、ダメージ層を除去し、受光面側にテクスチャ構造を形成した。次に、AP−CVD法により基板12の全面に酸化膜を形成し、拡散マスクとした。続いて、セル裏面に対して、この酸化膜に印刷もしくはフォトプロセスにて耐酸性レジストを所望の形状にパターニングし、フッ酸により酸化膜をエッチングした。そして、1000℃で40分間、BBr3を気相拡散することによって裏面側にp+層15を形成した。その後、再度、基板全面に酸化膜を形成し、p+層15の場合と同様に、セル裏面に対して酸化膜を所望の形状にエッチングした後、900℃で30分間、POCl3を気相拡散することによって受光面側にn+層13を形成した。本実施例では、p+層15、n+層13を、くし型の拡散層が互いに向き合った形状に形成した。さらに、フッ酸溶液で裏面側の酸化膜を除去し、パッシベーション膜と反射防止膜を兼ねたSiNx膜17,18を、プラズマCVD法により太陽電池セルの受光面および裏面にそれぞれ成膜した。SiN膜17,18は屈折率を2.0程度、膜厚を800Å程度とした。
次にSiNx膜に電極とのコンタクトホールを形成するため、印刷もしくはフォトプロセスにて耐酸性レジストを所望の形状にパターニングし、フッ酸によりSiNx膜をエッチングした。
次に、p+層15上にくし型に導電性ペーストを印刷、乾燥し、同様にn+層13上にくし型に導電性ペーストを印刷し、乾燥させた。p+層15上には、銀粉末(平均粒径:約0.5μm)を約80重量%、有機ビヒクルを約15重量%、ガラスフリットとしてPbO−SiO2−B23を約5重量%、ホウ酸を約0.1重量%(ホウ素換算重量比)を含有する導電性ペーストを塗布した。また、n+層13上には、導電性ペーストとして特許文献1に記載のリンを含んだ銀ペーストを、魚骨状に塗布して乾燥させた。その後、600℃で約3分間、導電性ペーストを焼成し、n型電極14、p型電極16をそれぞれ形成した。このようにして、図5に示した例の太陽電池セル11を製造した。
<実施例5>
焼成温度を550℃とした以外は、実施例4と同様にして太陽電池セルを製造した。
<実施例6>
焼成温度を500℃とした以外は、実施例4と同様にして太陽電池セルを製造した。
<比較例4>
ホウ素を含まない以外は同じ導電性ペーストにてp型電極を形成した以外は実施例4と同様にして、太陽電池セルを製造した。
<比較例5>
焼成温度を550℃とした以外は、比較例4と同様にして太陽電池セルを製造した。
<比較例6>
焼成温度を500℃とした以外は、比較例4と同様にして太陽電池セルを製造した。
実施例4〜6、比較例4〜6の特性を比較した結果を表2に示す。
Figure 2006093433
また、実施例4〜6および比較例4〜6の焼成温度とF.F.の関係を図6のグラフに示す。図6中、参照符Dは実施例4、参照符Eは実施例5、参照符Fは実施例6、参照符dは比較例4、参照符eは比較例5、参照符fは比較例6をそれぞれ示している。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の方法によって製造された好ましい一例の太陽電池セル1を模式的に示す平面図である。 図1に示す太陽電池セル1の裏面図である。 図1および図2の切断面線A−A’からみた断面図である。 焼成温度とセルのF.F.との関係を表したグラフである。 本発明の方法によって製造された好ましい他の例の太陽電池セル11を模式的に示す断面図である。 焼成温度とセルのF.F.との関係を表したグラフである。 従来の一般的な太陽電池セル51を模式的に示す平面図である。 図7の切断面線B−B’からみた断面図である。
符号の説明
1,11 太陽電池セル、2,12 基板、3,13 n+層、4,14 n型電極、5,15 p+層、6,16 p型電極。

Claims (7)

  1. 銀粉末と、有機質ビヒクルと、ガラスフリットと、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種とを含む導電性ペーストを用いてp型導電層上に電極を形成する、太陽電池の製造方法。
  2. 導電性ペーストが、ホウ素粉末、無機ホウ素化合物および有機ホウ素化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種を、ホウ素換算でペーストに対して0.01〜1重量%含む、請求項1に記載の太陽電池の製造方法。
  3. 導電性ペーストが、軟化点が450℃以下となるPbO−SiO2−B23系、Bi23−PbO−SiO2−B23系およびZnO−SiO2−B23系から選ばれた少なくとも1種であるガラスフリットを、ペーストに対して1〜5重量%含む、請求項2に記載の太陽電池の製造方法。
  4. 導電性ペーストが、スクリーン印刷、インクジェット印刷、またはロールコーター印刷によってp型導電層上にパターン印刷されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
  5. 導電性ペーストの焼成温度が400〜750℃であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
  6. 太陽電池の一方の主表面にp型導電層およびp型電極を形成し、反対側の主表面にn型導電層およびn型電極を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
  7. 太陽電池の受光面と反対側の主表面にp型導電層およびp型電極と、n型導電層およびn型電極とを形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池の製造方法。
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