JP2006086031A - プレスフィットコンタクト - Google Patents

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郷至 飯島
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Abstract

【課題】本発明は、プレスフィットコンタクトに関し、大電流を流した場合の発熱によるダメージを防止するとともに、プリント基板のスルーホール成形を容易にすることが課題である。
【解決手段】プリント基板に穿孔された長孔に挿入し固定されるコンタクトであって、該コンタクトが、平板体を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体4と、前記コンタクト本体における前記長孔に挿入される部分をほぼ被覆するように形成される補助カバー体5とからなり、前記コンタクト本体における長孔に挿入する部分の当該長孔の長手方向に沿った方向の端部において外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部4b,4cが形成され、前記補助カバー体5には、前記長孔の長手方向と略直交する方向において外側に湾曲させた略アーチ状で平板状のプレスフィット部5a,5bが形成されているプレスフィットコンタクト1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、プリント基板に穿孔されたスルーホールに圧入され比較的大電流用の回路に使用されるプレスフィットコンタクトに関するものである。
従来、例えば、プリント基板に先行された孔に挿入され、プリント基板上に安定した固定を実現する構成のプレスフィットピン(コンタクト)知られている(特許文献1参照)。このプレスフィットピンは、上下方向に延びて形成された本体部と、前記本体部の左右方向に張り出して形成された左右の側方張出部と、中間部より前後のいづれか一方側に張り出して形成された中間張出部とを有し、前記本体部がプリント基板の孔内に挿入されたときに、前記左右の側方張出部及び前記中央張出部が、前記孔内に弾性的に押し込められることにより前記本体部が前記プリント基板等に固定されるものである。
特開2003−346950号公報
しかし、従来のプレスフィットコンタクトでは、自動車等のバッテリー系の回路等におけるように、比較的大電流を流すために、一つのコンタクトにおいて、複数本の脚部が用意されて、これがプリント基板に穿孔されたスルーホールに挿入され、回路との接触面積を多くしている。これにより、プリント基板には、多数個のスルーホールを穿孔する必要があって手間が掛かる。また、大電流を流した場合に、コンタクトの各脚部の接触抵抗値が若干異なることで、各脚部に流れる電流値が異なる場合があって、前記脚部とスルーホールとの内周壁面当接部にダメージを受けやすいという課題がある。本発明に係るプレスフィットコンタクトは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係るプレスフィットコンタクトの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、プリント基板に穿孔された長孔に挿入し固定されるコンタクトであって、該コンタクトが、平板体を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体と、前記コンタクト本体における前記長孔に挿入される部分をほぼ被覆するように形成される補助カバー体とからなり、前記コンタクト本体における長孔に挿入する部分の当該長孔の長手方向に沿った方向の端部において外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部が形成され、前記補助カバー体には、前記長孔の長手方向と略直交する方向において外側に湾曲させた略アーチ状で平板状のプレスフィット部が形成されていることである。
本発明に係るプレスフィットコンタクトの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、プリント基板に穿孔された長孔に挿入し固定されるコンタクトであって、平板体を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体に、前記コンタクト本体における長孔に挿入する部分の当該長孔の長手方向に沿った方向の端部において外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部と、前記長孔の長手方向と略直交する方向において外側に互い違いに湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部とが形成されていることである。
本発明のプレスフィットコンタクトによれば、該コンタクトを圧入し固定するプリント基板の長孔において、コンタクト本体のプレスフィット部と、補助カバー体の平板状のプレスフィット部とが回路に接触し、大電流を流すようになるので、当該大電流に必要な接触面積が確保されて、熱の発生が抑制されるようになる。従来のように、一つのコンタクトに複数個のプレスフィットピンがあって、その抵抗値の違いにより流れる電流のバランスが崩れてダメージが発生することが、本発明により解消される。
また、このプレスフィットコンタクトを圧入するプリント基板にも、一つのコンタクトに対して例えば4箇所等の複数のスルーホールを穿孔することなく、長孔を一つ形成すればよいので、プリント基板用金型の製作が容易となりコスト低減となる。
更に、コンタクト本体にプレスフィット部を互いに直交する方向にそれぞれ一体に形成すれば、部品点数の増加にならず、部品管理も容易になってコスト低減となる。
図1に示すように、本発明に係るプレスフィットコンタクト1は、例えば、図2に示す大電流用のプリント基板2に穿孔された長孔3に挿入し固定されるコンタクトである。このコンタクト1が、金属製の平板体(板厚t=0.6〜0.8mm程度)を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体4と、前記コンタクト本体4における前記長孔3に挿入される部分4aをほぼ被覆するように形成される補助カバー体5とからなる。
前記コンタクト本体4は、図3に示すように、略中央部から下の部分は、前記プリント基板2の長孔3に挿入される部分4aであり、当該長孔3に挿入する部分4aの、長孔3の長手方向に沿った方向の端部において、図3(A)に示すように、外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部4b,4cが形成されている。
前記プレスフィット部4b,4cが、圧入時に若干撓むように、抜き孔4dがその近傍に設けられている。このコンタクト本体4の上部は、支持部4eがあり、合成樹脂製のハウジングコネクタ等が一体に形成され、若しくは、圧入により一体化される。
また、図4に示すように、前記補助カバー体5は、金属板(厚さt=0.1mm)をワイヤーカットで切り出して加工したものであり、前記長孔3の長手方向と略直交する方向において、外側に湾曲させた略アーチ状で平板状のプレスフィット部5a,5bが形成されている。また、その中間部にスリット5cが設けられている。
そして、補助カバー体5の上部に、取り付け対象のコネクタ本体4の断面形状に合わせて四角形状に屈曲させた上取付用巻き部5dと、下部には同様に下取付用巻き部5eが形成されている。前記上取付用巻き部5dは、図3(A)に示す、補助取付上部4fに取り付けられ、前記下取付巻き部5eは、補助取付下部4gに取り付けられる。
前記補助カバー体5は、図6に示すようなカバーであり、これを前記コネクタ本体4に取り付けることで、図5に示すように、プレスフィットコンタクト1となるものである。これを、コネクタの成形時にインサートし、若しくは、絶縁性ハウジングに圧入するものである。
このようなプレスフィットコンタクト1を有する大電流用のコネクタを、プリント基板2の実装すると、長孔3に前記コンタクト1のプレスフィット部4b,4cと、プレスフィット部5a,5bとが弾性的に当接して収まる。これにより、前記長孔3におけるスルーホールの回路に確実に接触すると共に、広い接触面積が確保される。よって、大電流(10A〜35A)を流しても、熱を発することもなく、プレスフィット部4b,4c,5a,5bに流れる電流値が偏ることもない。
本発明の第2実施例は、図7に示すように、プレスフィットコンタクト6において、前記第1実施例と同様に、プリント基板2の長孔3の長手方向aに沿った端部側に、プレスフィット部6a,6bを設けるのであるが、それと共に、前記長手方向aに直交する方向において、プレスフィット部6c,6dを互い違いにアーチ形状に突出させて形成し、別部品を使用することなく、コンタクト本体のみで完成させたものである。
このような第2実施例に係るプレスフィットコンタクト6であれば、部品点数が増えることもなく、部品管理も容易となって、コスト低減となるものである。
本発明に係るプレスフィットコンタクト1の、正面図(A)、側面図(B)、底面図(C)である。 同本発明のプレスフィットコンタクト1が実装されるプリント基板2の平面図である。 同本発明のプレスフィットコンタクト1における、コンタクト本体4の正面図(A)、側面図(B)、A−A線に沿った断面図(C)である。 同本発明のプレスフィットコンタクト1における、補助カバー体5の正面図(A)、側面図(B)、背面図(C)、底面図(D)である。 同本発明のプレスフィットコンタクト1の斜視図である。 同補助カバー体5の斜視図である。 同本発明の第2実施例に係るプレスフィットコンタクト6の拡大斜視図である。
符号の説明
1 プレスフィットコンタクト、
2 プリント基板、
3 長孔、
4 コンタクト本体、 4a 長孔3に挿入される部分、
4b,4c プレスフィット部、
4d 抜き孔、 4f 補助取付上部、
4e 支持部、 4g 補助取付下部、
5 補助カバー体、 5a,5b プレスフィット部、
5c スリット、 5d 上取付用巻き部、
5e 下取付用巻き部、
6 プレスフィットコンタクト、
6a,6b 長手方向に沿った側のプレスフィット部、
6c,6d 長手方向に直交する側のプレスフィット部。

Claims (2)

  1. プリント基板に穿孔された長孔に挿入し固定されるコンタクトであって、
    該コンタクトが、平板体を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体と、
    前記コンタクト本体における前記長孔に挿入される部分をほぼ被覆するように形成される補助カバー体とからなり、
    前記コンタクト本体における長孔に挿入する部分の当該長孔の長手方向に沿った方向の端部において外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部が形成され、
    前記補助カバー体には、前記長孔の長手方向と略直交する方向において外側に湾曲させた略アーチ状で平板状のプレスフィット部が形成されていること、
    を特徴とするプレスフィットコンタクト。
  2. プリント基板に穿孔された長孔に挿入し固定されるコンタクトであって、
    平板体を所定形状に打ち抜いたコンタクト本体に、
    前記コンタクト本体における長孔に挿入する部分の当該長孔の長手方向に沿った方向の端部において外側に湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部と、
    前記長孔の長手方向と略直交する方向において外側に互い違いに湾曲させた略アーチ状のプレスフィット部とが形成されていること、
    を特徴とするプレスフィットコンタクト。
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