JP2006085004A - 半導体装置、並びに、半導体装置のレンズ位置調整方法、半導体装置の組立方法、画像読取ユニット、及び、画像形成装置 - Google Patents

半導体装置、並びに、半導体装置のレンズ位置調整方法、半導体装置の組立方法、画像読取ユニット、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ラインCCD等の光学機能素子をパッケージした半導体装置において、パッケージの直前に置くレンズと光学機能素子の透光性基板との線膨張係数の異なる光学素子同士を光学特性を落とさずに固定した半導体装置を得る。
【解決手段】ガラス等の透光性基板4とレンズ2とを固定部材3a,3bで接着固定する。レンズ2の中央の固定部材3aを硬化後硬度の高い部材とする。固定部材3aから外側の固定部材3bを硬化後硬度の低い部材とする。固定部材3a,3bはレンズ2及び光学機能素子1の光路中にも有り、固定部材3a,3bの屈折率を、同等なものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、CCDやLEDアレイ等の光学機能素子を備えた半導体装置、並びに、半導体装置のレンズ位置調整方法、半導体装置の組立方法、該半導体装置を用いた画像読取ユニット、及び、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、CCDなどの撮像素子(光学機能素子の一種)にレンズ等の光学素子をくみあわせた技術として、例えば特開平7−56085号公報、特開2002−82282号公報、特開2002−296499号公報に開示されたものがある。
特開平7−56085号公報のものは、2枚構成のレンズにより、ファクシミリやイメージスキャナ等の縮小結像を行うレンズに関し、安価でしかも高性能な縮小結像レンズを提供するものである。その構成は、2枚構成のレンズ系であり、物体側より光束を決定する絞り、両面非球面の正の第1レンズ、負の第2レンズから構成される。また、少なくとも一方をプラスチックとすることもできるものである。
特開2002−82282号公報のものは、3〜5枚構成というように、ガウス型のものに比してレンズ枚数が少なく、なおかつ、ガウス型と同等もしくはそれ以上の性能を有する原稿読取レンズを提供するというものである。その構成は、原稿画像を読取るためのレンズであって、物体側に前群、像側に後群を配してなり、前群は、1枚以上の正レンズを含む、2〜4枚のレンズで構成され、後群は、1枚の負レンズにより構成され、実使用状態におけるバックフォーカスが、レンズ全長の30%以下であり、前群と後群との空気間隔が、レンズ全長の50%以上である。
特開2002−296499号公報のものは、従来の非回転対称(アナモフィック)の形状を有するレンズ面を用いた読取レンズを上回る機能、性能を有しながら、十分に低コストの読取レンズを得るものである。その構成は、物体側より順に、少なくとも1枚の正レンズを含む2枚以上のレンズからなる前群と、1枚の負レンズからなる後群を有し、実使用状態におけるバックフォーカスがレンズ全長の25%以下であり、かつ、前群と後群との空気間隔がレンズ全長の半分以上であるとともに、後群レンズの少なくとも1面が非回転対称な形状を有する構成である。後群レンズの非回転対称な形状を有する面が光軸を含む平面と交わってできる曲線が、非円弧形状をなし、読取レンズによって形成される像をサンプリングし、光電変換するための受光素子アレイを有する読み取りレンズブロックを構成する。
特開平7−56085号公報 特開2002−82282号公報 特開2002−296499号公報
このような従来の技術は、読取りレンズの低コスト化と高画質化の両方に対応するために、結像面(CCD)の直前にレンズを配置するような光学系を提案しているものである。また、これらの技術では、レンズをガラスからプラスチックに置き換えるとさらなるコストダウンが図れることも開示している。
しかしながら、結像面(CCD)の直前に置くレンズとCCDとの固定方法は詳細には開示されていない。その固定方法として、単純にガラス製の透光窓を持つのCCDに、プラスチックのレンズを接着剤などで固定することを考えると、両者の線膨張係数の違いから、レンズの変形が生じ、最悪の場合剥離に至ることが考えられる。また、剥離に至らなくとも、レンズの変形はレンズの特性を狂わせ、読取り画質の低下を招く怖れがある。また、近年、CCDの低コスト化の目的から、CCDの透光窓をプラスチック製にする動きが有るが、結像面(CCD)の直前に置くレンズをガラスにした場合には、この両者も線膨張係数が異なるため、上記と同じ問題が発生する。
また、従来の技術にあるレンズを適用する読み取りのための素子としては半導体素子であることがほとんどである。このような半導体素子は水分や不純物に非常に弱いため、構造には上記問題を解決するだけではなく、素子の機能面や接点の保護を考えた構造でなければならない。なお、特許文献1ではそのことには触れられていない。
そこで、本発明は上記の問題を解決すべく、結像面すなわちCCD等の光学機能素子の直前に置くレンズと、光学機能素子の前面の透光性基板との固定方法を改良し、線膨張係数の異なる光学素子同士(レンズと透光性基板)を、光学特性を落とさずに固定する方法を提供するとともに、光学機能素子の機能面や接点の保護ができる構造を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、光学機能素子を有するパッケージに該光学機能素子に対するレンズを固定する構造の半導体装置において、前記レンズを硬化後硬度の異なる複数の固定部材で固定するとともに、前記光学機能素子へ入出射する光路上に固定部材を介在させたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の半導体装置であって、前記パッケージに付けられた透光性基板が、前記光学機能素子の機能面から一定の距離にあり、前記レンズが該透光性基板に直接固定されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の半導体装置であって、前記パッケージを構成するフレーム上に前記光路の光軸方向に伸びる複数の凸部を有し、該凸部の先端が前記光学機能素子の機能面から光軸方向に一定距離を保持しており、該凸部の先端に前記レンズが突き当てられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の半導体装置であって、前記先端が光学機能素子の機能面から光軸方向に一定距離を保持する前記凸部を第1の凸部とし、前記パッケージを構成するフレーム上に前記光路の光軸方向に伸びる第2の凸部を有し、該第2の凸部の側面が前記光学機能素子の基準位置から光軸の垂直方向に一定距離を保持しており、該第2の凸部の側面に前記レンズが突き当てられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記レンズが、該レンズの前記光路以外の部分にレンズ位置調整用突起を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記レンズ上の長手方向の光学基準位置の部位を硬化後硬度が高い前記固定部材で固定したことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の半導体装置であって、前記硬化後硬度の一番高い固定部材が前記レンズの中央部であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の半導体装置であって、前記レンズまたは前記フレームの光路以外の中央部に該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7に記載の半導体装置であって、前記レンズまたは前記フレームの光路以外の場所で、該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から、レンズまたは光学機能素子の長手方向に対称距離関係にある、2つの半導体装置固定面を設けたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6に記載の半導体装置であって、前記硬化後硬度の一番高い固定部材が前記レンズの端部であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の半導体装置であって、前記レンズまたは前記フレームの光路以外の端部に該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記レンズの側面部に黒色の処理を施したことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記異なる固定部材の屈折率が、同等であることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記固定部材は光硬化型接着剤であることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記硬化後硬度の柔らかい固定部材はシリコン系の接着剤とすることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記固定部材は封止機能を持つ、または、封止用コーティングが施されていることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置の前記レンズの位置を調整する半導体装置のレンズ位置調整方法であって、光学特性を計測しながら前記レンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置で該レンズの位置を決めることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項3または4に記載の半導体装置の前記レンズの位置を調整する半導体装置のレンズ位置調整方法であって、前記フレームの凸部に前記レンズを押しつけた状態で光学特性を計測しながら前記レンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置で該レンズの位置を決めることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項17または18に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法であって、硬化収縮分を加味した位置に前記レンズの位置を調整することを特徴とする。
請求項20の発明は、前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によってレンズの位置を調整する半導体装置の組立方法であって、第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第三の工程でレンズの位置を調整し、第四の工程で第一、二の工程の固定部材を同時に硬化することを特徴とする。
請求項21の発明は、前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によってレンズの位置を調整する半導体装置の組立方法であって、第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程でレンズの位置を調整し、第三の工程で第一の工程の固定部材を硬化し、第四の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第五の工程で第四の工程の固定部材を硬化することを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置であって、前記光学機能素子が固体撮像素子であることを特徴とする。
請求項23の発明は、光学機能素子が固体撮像素子であり、前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によりレンズの位置が調整されたことを特徴とする半導体装置である。
請求項24の発明は、光学機能素子が固体撮像素子であり、前記請求項20または21に記載の半導体装置の組立方法により組立られたことを特徴とする半導体装置である。
請求項25の発明は、前記請求項22〜24のいずれか一項に記載の半導体装置を備えたことを特徴とする画像読取ユニットである。
請求項26の発明は、請求項25に記載の画像読取ユニットであって、画像読取ユニット全体の光学系の基準と前記光学機能素子とレンズでつくる光学的基準位置とが一致していることを特徴とする。
請求項27の発明は、請求項25または26に記載の画像読取ユニットであって、前記半導体装置のレンズの位置調整が画像読取ユニットの組立工程内で行なわれることを特徴とする。
請求項28の発明は、前記請求項25〜27のいずれか一項に記載の画像読取ユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、光学機能素子を有するパッケージにレンズが固定される構造において、レンズは硬化後硬度の異なる複数の固定部材で固定され、光学機能素子へ入出射する光路上に固定部材が存在しないため、半導体装置全体が周囲の温度や自己発熱により熱を持った時、レンズとパッケージの線膨張係数の違いにより収縮量の違いが発生するが、硬化後硬度の高い固定部材でレンズとパッケージの位置を固定しながら、硬化後硬度の低い固定部材でレンズとパッケージの歪みを緩和することでひずみ応力を消すことができる。よって、熱による半導体装置上のレンズの変形が生じることが無く、狙いどおりのレンズの特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。また同時に透光性基板が無い構成の場合、フレームとレンズと固定部材とで、光学機能素子を水分や不純物がある外気から遮断でき、素子の機能面や接点の保護をおこなうことができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、パッケージに付いた透光性基板が、光学機能素子の機能面から距離が一定しており、透光性基板に直接レンズが固定されているため、パッケージに付いた透光性基板は、機能面からある決められた高さに収まっており、ここにレンズを直接固定することで、高さ方向の安定性を高くすることができる。また、市販されているパッケージ(CCD搭載装置等)をそのまま本構成に使用することができ、品質が保証された半導体素子を使うことで、本半導体装置の信頼性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1の効果に加えて、パッケージを構成するフレーム上に光軸方向に伸びる複数の凸部があり、凸部は光学機能素子の機能面から光軸方向に一定距離を保持していて、凸部にレンズが突き当ててあるため、容易にレンズを光学機能素子の機能面から一定の距離(光軸方向)に置くことができ、狙いどおりのレンズの特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項4の発明によれば、請求項3の効果に加えて、パッケージを構成するフレーム上に光軸方向に伸びる複数の第1の凸部と第2の凸部があり、第1の凸部は光学機能素子の機能面から光軸方向に、第2の凸部は光学機能素子の基準位置から光軸の垂直方向に一定距離を保持していて、第1及び第2の凸部にレンズが突き当ててあるため、第1の凸部にレンズを突き当てることで、容易にレンズを光学機能素子の機能面から一定の距離(光軸方向)に置くことができ、第2の凸部にレンズを突き当てることで、容易にレンズを光学機能素子の基準位置から一定の距離(光軸の垂直方向)に置くことができ、狙いどおりのレンズ2の特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズにはこの光路以外の部分にレンズ位置調整用突起が付いているため、レンズの位置調整時に光路を邪魔すること無しにレンズを把持でき、把持がしやくすくなる。よって、安定してレンズを位置調整、位置決めすることができる。
請求項6の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズ上の左右方向の光学基準位置の部位を硬化後の硬度が高い固定部材で固定したため、熱によるレンズと光学機能素子との変形が生じる時でも、硬度が高い接着剤の位置は相対的に動かない。そこを基準としておくことで両者の基準位置はずれることが無いため、狙いどおりのレンズの特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項7の発明によれば、請求項1の効果に加えて、硬化後の硬度の一番高い固定部材がレンズの中央部であるため、中心基準の光学系のレイアウト時に熱によるレンズのずれを抑えることができ、読取り画質の安定化を図ることができる。また、中心を固定しているため、レンズが位置ずれした場合、端部を固定した場合、逆の端部でのズレ量が1だとしても、中央固定であると端部のズレは0.5づつになる(幅としては1)。よって、中心に基準がある場合、ズレ量は端部にある場合の半分になり、ズレによる影響を少なくすることができ、画質に与える影響を小さくすることができる。
請求項8の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズまたはフレームの光路以外の中央部にレンズまたは光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたため、本半導体装置を外部の構造体に固定する場合、外部との半導体装置の固定箇所を半導体装置固定面にすれば、レンズまたは光学機能素子の光学基準から一定距離関係を保ったまま、外部との固定をすることができる。また、外部の光学レイアウトの基準が中心部であった場合、固定部と基準位置が近いため(共に中央部)、熱による影響(変形)を受けることが少なくなり、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項9の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズまたはフレーム上の光路以外の場所で、レンズまたは光学機能素子の光学基準から、レンズまたは光学機能素子の長手方向に対称距離関係である、2つの半導体装置固定面を設けたため、本半導体装置を外部の構造体に固定する場合、外部との半導体装置の固定箇所を半導体装置固定面にすれば、レンズまたは光学機能素子の光学基準から一定距離関係を保ったまま、外部との固定をすることができる。また、固定部が基準から対称の位置に有るため、固定する際の力がかる中心点は基準の位置と同じになるため(共に中央部)、熱による影響(変形)を受けることが少なくなり、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項10の発明によれば、請求項1の効果に加えて、硬化後の硬度の一番高い固定部材がレンズの端部であるため、端部基準の光学系のレイアウト時に熱によるレンズのずれを抑えることができ、読取り画質の安定化を図ることができる。また、端部を固定しているため、本半導体装置を読み取り装置に適用した場合、原稿を載せる時に端部に原稿を突き当てる場合などには、その位置とレンズを介した固定位置を合わせることで、原稿位置が常に端部に来ることになり、読み取り時に熱によるレンズの移動が起きても原稿の端部(基準)位置は変わることが無い。
請求項11の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズまたはフレームの光路以外の端部にレンズまたは光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたため、本半導体装置を外部の構造体に固定する場合、外部との半導体装置の固定箇所を半導体装置固定面にすれば、レンズまたは光学機能素子の光学基準から一定距離関係を保ったまま、外部との固定をすることができる。また、外部の光学レイアウトの基準が端部であった場合、固定部と基準位置が近いため(共に端部)、熱による影響(変形)を受けることが少なくなり、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項12の発明によれば、請求項1の効果に加えて、レンズ側面部に黒色の処理を施したため、レンズに入出する光が側面に反射してフレアーになることが無くなる。また、レンズの側面部から外乱光が入光することが無くなり、フレアーの発生を抑えることができる。
請求項13の発明によれば、請求項1の効果に加えて、例えば硬化後硬度の異なる固定部材の屈折率が、同等であるため、一方の固定部材を通る光の光路長と、他方の固定部材を通る光の光路長は同じになり、両者の光学的な違いちがいはなくなり、固定部材を複数種類使うことによる光学的な差は問題とならない。
請求項14の発明によれば、請求項1の効果に加えて、固定部材は光硬化型接着剤であるため、固定部材を硬化させるときに熱を発生することが無く、狙いの位置にレンズ2を固定でき、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項15の発明によれば、請求項1の効果に加えて、硬化後の硬度が柔らかい固定部材はシリコン系の接着剤とするため、シリコン系は柔らかく伸びが良いので、熱によるひずみを良くとることができ、熱による半導体装置上のレンズ2の変形が生じることが無く、狙いどおりのレンズの特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。
請求項16の発明によれば、請求項1の効果に加えて、固定部材は封止機能を持つ、または、封止用コーティングが施されているため、透光性基板が無い構成の場合、フレームとレンズと固定部材とで、光学機能素子を水分や不純物がある外気から遮断でき、素子の機能面や接点の保護をおこなうことができる。この構造を安易に構成できる。
請求項17の発明によれば、請求項1の効果に加えて、光学特性を計測しながらレンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置でレンズ位置を決めるため、レンズや光学機能素子の、個々に持つ形状バラツキにあわせた高精度な位置調整ができる(決められた位置に持っていくだけでは精度が足りない場合に有効。)。
請求項18の発明によれば、請求項3または4の効果に加えて、フレームの凸部にレンズを押しつけた状態で光学特性を計測しながらレンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置でレンズ位置を決めるため、凸部は光軸方向に光学機能素子の機能面と距離が定まっているため、レンズの光軸方向の位置合わせは不要となり、調整時の時間短縮となる(調整精度がある程度緩い場合に有効。)。
請求項19の発明によれば、請求項17または18の効果に加えて、硬化収縮分を加味した位置にレンズを調整するため、硬化時に接着剤の収縮の影響でレンズが動いても、硬化終了後は狙いの位置にレンズが来るため、狙いどおりのレンズの特性を発揮することができ、読取り画質の安定化を図ることができる。また、請求項18にあるフレームに凸部がある場合、硬化収縮の影響があっても凸部に動きを阻まれ光軸の方向にはレンズは動かないが、光軸の垂直方向に動く。この動きをあらかじめ加味して位置決めを行なうので、上記と同様の効果が得られる。
請求項20の発明によれば、請求項17〜19のいずれか一項の効果に加えて、第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第三の工程でレンズの位置を調整し、第四の工程で第一、二の工程の固定部材を同時に硬化するため、固定部材を複数種類使うにもかかわらず硬化工程が1度で済み、組立時間の短縮を図ることができる。
請求項21の発明によれば、請求項17〜19のいずれか一項の効果に加えて、第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程でレンズの位置を調整し、第三の工程で第一の工程の固定部材を硬化し、第四の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第五の工程で第四の工程の固定部材を硬化するため、硬化前に固定部材が混合することなく組立ができ、種類の全く異なった成分の固定部材でも混じることが無く、固定後の部材の特性を安定して出すことができ、レンズの位置を安定して固定することができる。
請求項22の発明によれば、請求項1〜16のいずれか一項の効果に加えて、前記半導体素子が固体撮像素子であるため、熱によるそりが発生しない半導体装置を作ることができ、また、外気からの封止もできるので、固体撮像素子の光学的機能部品としての性能を十分発揮することができる。
請求項23の発明によれば、請求項17〜19のいずれか一項の効果がえられる。
請求項24の発明によれば、請求項20または21の効果がえられる。
請求項25の発明によれば、光学機能素子が固体撮像素子である画像読取ユニットであるため、固体撮像素子が十分に性能を発揮することができるので、画像の読取エラーを生じることがなく、高信頼性の画像読み取りユニットが得られる。
請求項26の発明によれば、請求項25の効果に加えて、画像読取ユニット全体の光学系の基準と光学機能素子とレンズでつくる光学的基準位置とが一致しているため、光学機能素子とレンズの固定位置が、画像読取ユニット全体の光学系の基準と一致し、熱により各素子の位置にひずみが生じても画像読取ユニット全体の光学系の中心に狂いが生じず、固体撮像素子が十分に性能を発揮することができるので、画像の読取エラーを生じることがなく、高信頼性の画像読み取りユニットが得られる。
請求項27の発明によれば、請求項25または26の効果に加えて、半導体装置のレンズ位置調整が画像読取ユニットの組立工程内で行なわれるため、画像読取ユニットのレンズが個々に持つ特性に合わせてレンズと光学機能素子の位置、姿勢を合わせることができ、画像読取ユニットの狙いの光学特性を出すことができる。よって、固体撮像素子が十分に性能を発揮することができるので、画像の読取エラーを生じることがなく、高信頼性の画像読み取りユニットが得られる。
請求項28の発明によれば、請求項25〜27のいずれか一項の効果に加えて、熱による光学機能素子とレンズの変形が起こらず、また、固体撮像素子の機能面につく水分やゴミによる画質劣化もなく、固体撮像素子が十分に性能を発揮することができるので、画像の読取エラーを生じることがなく、高信頼性の画像読み取りユニットが得られ、その画像読み取りユニットを備えているので、原稿読み取りエラーを生じることがなく、感光体上に高精度な静電潜像を形成することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は第1実施形態の半導体装置の斜視図、図2(A) は同半導体装置のレンズ側から見た正面図、図2(B) は図2(A) のA−A断面図である。この第1実施形態は請求項1、2、5、13に対応する実施形態である。なお、図の断面図等において、見易くするために、部品の積層方向の縮尺を部品ごとに変えて図示し、断面を示す斜線(ハッチング)は適宜省略してある。また、図では固定部材3a,3bの厚さが大きく描かれているが、これは説明のためであり、実際には1mm以下の薄さとなり、隙間も非常に小さくなる。以下同様である。
パッケージPは光学機能素子1と透光性基板4とフレーム5からなり、光学機能素子1はフレーム5と透光性基板4により外気から遮断されている。透光性基板4には、レンズ2が固定部材3a,3bを介して固定されており、レンズ2の中央部には硬化後硬度の高い固定部材3aが、それ以外の場所は硬化後硬度の低い固定部材3bが配置され、レンズ2を透光性基板4(すなわちパッケージP)に固定している。なお、「硬化後硬度」とは硬化した後の硬さのことである。レンズ2の上部面にはレンズ位置調整用の突起8が形成されており、この突起8は光路を遮っていない。すなわち、光路はレンズ2の湾曲した表面2Aの範囲内で、かつ、光学機能素子1に対応する領域にある。なお、各部品の詳細例は後述の実施例の項で説明する。
図2に示すように、光学機能素子1へ入出射する光路上には固定部材3a,3bが存在する。この固定部材3a,3bは光学機能素子1の機能する波長の範囲で良好な透光性を持っている。また、異なる固定部材3a,3bの屈折率は同等であり、固定部材3aを通る光の光路長と、固定部材3bを通る光の光路長は同じになる。したがって、両者の光学的な違いちがいはなくなる(図では3a,3bに斜線を入れてあるが、実際には透明である)。なお、固定部材3a,3bは、塗布前に良く脱気し、硬化時に部材内部に空気の泡が残らないように注意する必要がある(光学的に影になるため)。
図3(A) は第2実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図、図3(B) は図3(A) のA−A断面図である。この実施形態は請求項3に対応している。なお、この第2実施形態の半導体装置の斜視図は、第1実施形態よりもレンズが大きく形成されている点と、後述の凸部6が形成されている点以外は図1と同様である。フレーム5には、中央部の光軸Lに対して対称な位置に該光軸L方向に伸びる複数(この例では4つ)の凸部6が形成されている。この凸部6の先端61がは光学機能素子1の機能面1aから光軸L方向に一定距離を保持していて、凸部6(その先端61)にレンズ2が突き当てられた状態となっている。なお、この実施形態では凸部6はフレーム5に形成されているが、フレーム5でなくレンズ2に形成されていてもよい。
図4(A) は第3実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図、図4(B) は図4(A) のA−A断面図である。この実施形態は請求項4に対応している。なお、この第3実施形態の半導体装置の斜視図は、第1実施形態よりもレンズが大きく形成されている点と、後述の第1の凸部6と第2の凸部7が形成されている点以外は図1と同様である。フレーム5には、第2実施形態の凸部6と同じ第1の凸部6が形成されている。また、フレーム5には、第1の凸部6よりもフレーム5の周辺近傍に光軸L方向に伸びる複数の第2の凸部7a,7b,7cが形成されている。この第2の凸部7a,7b,7cのうち、凸部7a,7bはレンズ2の長手方向の片に当接する位置で、第1の凸部6よりもレンズ2の両端部寄りに形成されている。また、凸部7cはレンズ2の片側端部に当接する位置に1つ形成されている。
第2実施形態と同様に、第1の凸部6の先端61は光学機能素子1の機能面1aから光軸L方向に一定距離を保持していて、凸部6(その先端61)にレンズ2が突き当てられた状態となっている。また、第2の凸部7a,7bの側面71a,71bと、第2凸部7cの側面71cは、光学機能素子1の基準位置から光軸Lの垂直方向に一定距離をそれぞれ保持していて、第2の凸部7a,7b,7c(その側面71a,71b,71c)にレンズ2が突き当てられた状態となっている。なお、この実施形態でも凸部6はフレーム5に形成されているが、フレーム5でなくレンズ2に形成されていてもよい。
図5は第4実施形態の半導体装置の斜視図である。この第4実施形態は請求項6、7、8、9に対応する実施形態である。この第4実施形態は、レンズ2を複数の硬化後硬度が異なる固定部材3a,3bにてパッケージPに固定し、レンズ2にある左右方向の光学基準位置9の位置を硬化後硬度が高い固定部材3aで固定し、硬化後硬度の一番高い固定部材3aがレンズ2の中央部となるようにしたものである。
このとき光学機能素子1の基準O1と、レンズ2上の左右方向の光学基準位置9と、硬化後硬度の高い固定部材3aとは、光軸L方向に同一線上に配置してある。これは、当該半導体装置を含む読み取り装置(例えば後述の画像形成装置の読み取り部)の光学的な基準を全て中心におくことで、レンズが位置ずれした場合でも、端部を固定した場合に逆の端部でのズレ量が1だとすると、このような場合でも、中央固定であると両端部のズレは0.5づつになる(幅としては1)からであり、中心に基準がある場合、ズレ量は端部にある場合の半分になる。よって、ズレによる影響を少なくすることができ、画質に与える影響を小さくすることができる。
また、レンズ2の中央にある基準面9の短手方向の上下面には半導体装置固定面10aがあり、フレーム5の中央で基準面9が通る短手方向の上下面には半導体装置固定面10bがあり、当該半導体装置を外部の筐体等に固定する際の面となっている。また、レンズ2の両端部には、基準面9から等距離の位置にある面である半導体装置固定面11aがあり、フレーム5の両端部には、基準面9から等距離の位置にある面である半導体装置固定面11bがあり、当該半導体装置を外部の筐体等に固定する際の面となっている。
当該半導体装置を外部に固定する際には、半導体装置固定面10a,10bまたは半導体装置固定面11a,11bのどちらか一方(一組)のみを使用する。半導体装置固定面10aまたは11aは、レンズ2を外部と固定する時に使い、半導体装置固定面10bまたは11bは、フレーム5を外部と固定する時に使う。すなわち、このように固定面を使い分け、レンズ2又はフレーム5の重い方を固定する方が耐振動性の面で良い。また、半導体装置固定面11a1 ,11a2 、11b1 ,11b2 のうち、半導体装置固定面11a1 または11a2 のどちらを使うか、あるいは半導体装置固定面11b1 または11b2 のどちらを使うかは、当該半導体装置を固定する相手側の形状に対応して、どちらを使っても良い。
図6は第5実施形態の半導体装置の斜視図である。この第5実施形態は請求項6、10、11に対応する実施形態である。この第5実施形態は、レンズ2を複数の硬化後硬度が異なる固定部材3a,3bにてパッケージPに固定し、レンズ2にある左右方向の光学基準位置12の位置を硬化後硬度が高い固定部材3aで固定し、硬化後硬度の一番高い固定部材3aがレンズ2の端部となるようにしたものである。
このとき光学機能素子1の基準O2と、レンズ2上の左右方向の光学基準位置12と、硬化後硬度の高い固定部材3aとは、光軸L方向に同一線上に配置してある。これは、当該半導体装置を読み取り装置に適用した場合、原稿を載せる時に端部に原稿を突き当てる場合などには、当該半導体装置を含む読み取り装置(例えば後述の画像形成装置の読み取り部)の光学的な基準を全て原稿の突き当て部に取り、その位置とレンズを介した光学機能素子の端部と固定位置を合わせることで、原稿位置が常に端部に来ることになり、読み取り時に熱によるレンズの移動が起きても原稿の端部(基準)位置は変わることを無くすことができるからである。
また、レンズ2の端部にある基準面12の短手方向の上下面には半導体装置固定面13aがあり、フレーム5の端部で基準面12が通る短手方向の上下面には半導体装置固定面13bがあり、当該半導体装置を外部の筐体等に固定する際の面となっている。そして、当該半導体装置を外部に固定する際には、半導体装置固定面13aまたは13bを使用する。半導体装置固定面13aまたは13bの違いは、レンズ2を外部と固定する時は半導体装置固定面13aを使い、フレーム5を外部と固定する時は半導体装置固定面13bを使う点であり、レンズ2又はフレーム5の重い方を固定する方が耐振動性の面で良い。
図7は第6実施形態の半導体装置の斜視図である。この第6実施形態は請求項12に対応する実施形態である。この第6実施形態は、レンズ2の端面に、黒色の処理を施したものである。なお、図では黒色の処理の部分を斜線で図示してある。この処理は黒色の塗装を施すことで容易に処理できる。
図8は第7実施形態の半導体装置の斜視図、図9(A) は同半導体装置のレンズ側から見た正面図、図9(B) は図8(A) のA−A断面図である。この第7実施形態は請求項14〜16に対応する実施形態である。固定部材3a,3bは、光硬化型接着剤である(請求項14)。また、硬化後硬度が柔らかい固定部材3bはシリコン系の接着剤である(請求項15)。また、固定部材3a,3bとして、封止機能を持たせてもよいし、この固定部材3a,3bに封止用コーティングを施すようにしてもよい(請求項16)。この実施形態では、前記各実施形態のような透光性基板4を備えていない。しかし、透光性基板4がなくても、フレーム5とレンズ2及び固定部材3a,3bとで、光学機能素子1を水分や不純物がある外気から遮断でき、素子の機能面や接点の保護をおこなうことができる。また、この構造を安易に構成できる。
図10は本発明のレンズの位置調整方法及び画像読取ユニット100の実施形態を説明する図である。位置調整方法の第1例である第8実施形態は請求項17に対応する。なお、光学機能素子1が受光素子の場合を説明する。レンズ2の光学機能素子1に対する位置は光学特性を計測しながらレンズ2の位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置でレンズ位置を決める。この際、原稿Sの像をレンズ201を通じて半導体装置に入射させ、像を計測しながらレンズ2の光学機能素子1に対する位置を決める。この時レンズ201は高精度の物で、光学設計の狙いの特性が出ている物とする。また、レンズ201は光学レイアウト上の狙いの位置に固定してある。この状態で、図示しない調整装置がレンズ2の突起8と、パッケージPをチャックし、レンズ2の光学機能素子1に対する位置・姿勢を調整する。この時レンズ2と透明基板4やフレーム5は接することも固定もされていないので、相対的に動くことができる。また、光学機能素子1が発光素子の場合、光の向きが逆になり、図10に図示した原稿Sは像面になり、特性調整用の像を写し出す。この場合も同様の上記同様の位置決めを行うことができる。
また、本発明のレンズの位置調整方法の第2例である第9実施形態は請求項18に対応する。この第9実施形態は、前掲の図3の半導体装置を例に説明する。上記第8実施形態では、レンズ2と透明基板4やフレーム5は接することなく位置と姿勢を決めたが、この第9実施形態では、フレーム5の前記凸部6にレンズ2を押しつけた状態で調整を行なっている(図3(A) 、図3(B) で固定部材3a,3bが硬化する前の状態)。この時、レンズ2は、透光性基板4よりも大きく、フレーム5から伸びる凸部6にの先端61に接している。
また、本発明のレンズの位置調整方法の第3例である第10実施形態は請求項19に対応する。この第10実施形態は、固定部材3a,3bを接着剤とした場合、特に固定部材3bの硬化時に硬化収縮が発生する。その時に硬化前後の収縮分を加味した位置にレンズ2を調整することで、硬化後のレンズ2の光学機能素子1に対する位置を狙いの位置に持って行く調整を行なう。
図11は本発明の半導体装置の組立方法の第1例である第11実施形態を説明する図であり、この第11実施形態は請求項20に対応する。この第11実施形態は、図11(A) の状態から、図11(B) の第一の工程で硬化後硬度が硬い固定部材3aを透光性基板4に塗布し、図11(C) の第二の工程で硬化後硬度が柔らかい固定部材3bを透光性基板4に塗布し、図11(D) の第三の工程でレンズの位置を調整し、図11(D) の第四の工程で、第一、二の工程の固定部材3a,3bを同時に硬化する。この時、光学機能素子1へ入出射する光路上に固定部材3a,3bが存在するが、固定部材(接着剤)塗布の際には充分脱気し、硬化時に気泡が存在しないようにする。また、レンズ2を位置決めする際も気泡を巻き込まないようにする。なお、固定部材3a,3bの硬化方法は固定部材の種類によって異なるが、光硬化型であれば光を照射し、熱硬化型であれば熱をかける。
図12は本発明の半導体装置の組立方法の第2例である第12実施形態を説明する図であり、この第12実施形態は請求項21に対応する。この第12実施形態は、図12(A) の状態から、図12(B) の第一の工程で硬化後硬度が硬い固定部材3aを透光性基板4に塗布し、図12(C) の第二の工程でレンズ2の位置を調整し、図12(C) の第三の工程で第一の工程の固定部材3aを硬化し、図12(C) の第四の工程で硬化後硬度が柔らかい固定部材3bを透光性基板4とレンズ2との間に塗布し、図12(C) の第五の工程で第四の工程の固定部材3bを硬化する。この時、光学機能素子1へ入出射する光路上に固定部材3a,3bが存在するが、固定部材(接着剤)塗布の際には充分脱気し、硬化時に気泡が存在しないようにする。また、レンズ2を位置決めする際も気泡を巻き込まないようにする。なお、固定部材3a,3bの硬化方法は固定部材の種類によって異なるが、光硬化型であれば光を照射し、熱硬化型であれば熱をかける。
以上の各実施形態の半導体装置は光学機能素子1が固体撮像素子(ラインCCD)である。前記の図10はこのような固体撮像素子を用いた半導体装置50を備えた画像読取ユニット100の実施形態を示す斜視図であり、請求項25〜27に対応する実施形態である。半導体装置50は例えば図5の半導体装置であり、この半導体装置50は前記半導体装置固定面11b2 と、固定部材22を介して受台23(半導体装置を固定する構造体)に接着固定されている。また、受台23には固定部材24を介して結像素子(レンズ)201も固定されており、読み取り原稿Sと、結像素子(レンズ)201と、光学機能素子(固体撮像素子)1との光学的位置関係を形成している。そして、結像素子201により原稿からの反射光を受光して半導体装置50の前記光学機能素子1上に画像を写しだし、その画像が光学機能素子1により読み取られて画像信号に変換される。また、この画像読取ユニット100全体の光学系の基準と光学機能素子1とレンズ2でつくる光学的基準位置とが一致している画像読取ユニット100である。
図13は実施形態の画像読取ユニット100を備えた画像形成装置200の実施形態を示す図であり、請求項28に対応する実施形態である。この画像形成装置200は多機能型デジタル画像形成装置であり、図13に示すように、画像読取ユニット100を備えた画像形成装置は、自動原稿送り装置101、読み取りユニット150、書込ユニット157、給紙ユニット130及び後処理ユニット140とを備えて構成されている。自動原稿送り装置101は、原稿を読み取りユニット150のコンタクトガラス106上に自動的に給送し、読み取りが終了した原稿を自動的に排出する。読み取りユニット150は、原稿を載置するコンタクトガラス106と光学走査系で構成され、光学走査系は露光ランプ151、第1ミラー152、画像読取ユニット100、第2ミラー155および第3ミラー156などからなっている。そして、読み取りユニット150はコンタクトガラス106上にセットされた原稿を照明して画像読取ユニット100によって読み取り、書込ユニット157は読み取られた原稿の画像信号に応じて感光体115上に画像を形成し、給紙ユニット130から給紙された転写紙上に画像を転写して定着する。定着が完了した転写紙は後処理ユニット140に排紙され、ソートやステープルなどの所望の後処理が行われる。
(実施例1)図1,図2を例にすると、パッケージ(半導体パッケージ)Pは、光学機能素子1としてカラーラインCCDを内蔵したライン型のCCDセンサーのカバーガラスを取った物であり、A3、600dpi対応等の物である。1画素の大きさを10μmとすると全長は100mm近く、1画素の大きさを4.7μmとすると全長は50mm近い大きさの物である。例えば、TCD2705(東芝製)、μPD3788(NEC製)である。
レンズ2は、像面湾曲補正用レンズ(プラスチックレンズ)であり、固定部材3aは、硬化後硬度の高いUV接着剤であり、例えば、OP−2070(電気化学工業製)、硬化後硬度D70、屈折率が1.554のものである。また、固定部材3bは、硬化後硬度の低い高いUV接着剤であり、例えば、OP−1540−05(電気化学工業製)、硬化後硬度A52、屈折率1.551のものである。透光性基板4は前記ライン型のCCDセンサーに付いているガラスである。突起8は、レンズ2の一部に形成した成形品である。なお、この例では、レンズ2は、UV透過性の物質でできている。これは固定部材3a、3bにUV照射し、硬化させるためである。なお、図8,図9の例では、透光性基板4は存在しない。
(実施例2)実施例1の構成部品を請求項20の組立工法で組みたてた物である。この時固定部材3a、3bは、両者エポキシ系の似通った成分のUV接着剤であり、塗布時に多少混合しても硬化や、特性に影響はない。固定部材の硬化工程はUV照射工程である。
これまでの実施形態及び実施例の説明では、光学機能素子1はCCDとしてきたが、これに限定するのではなく、光学機能素子が受光体でも発光体でもよく、受光体であればPDやCMOSセンサー等のアレイや、発光体であればLEDアレイ等のものでもよく、主に効果を発揮するのは長細い形状の素子が対象の時である(目的にある熱ひずみの影響が出やすいため。)。また、レンズ2は球面だけではなく、非球面をもつレンズでも対応することができる。また、透光性基板4の材質はガラスだけでなくプラスチックでもよい。
さらに、固定部材は接着剤を例として説明したが、熱可塑性の部材等でも良く、例えば部材がやわらかいうちにレンズの位置調整を行い、冷却により固定するのでも良い。
本発明の第1実施形態の半導体装置の斜視図である。 同第1実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図及びA−A断面図である。 本発明の第2実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図、及びA−A断面図である。 本発明の第3実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図、及びA−A断面図である。 本発明の第4実施形態の半導体装置の斜視図である。 本発明の第5実施形態の半導体装置の斜視図である。 本発明の第6実施形態の半導体装置の斜視図である。 本発明の第7実施形態の半導体装置の斜視図である。 同第7実施形態の半導体装置のレンズ側から見た正面図、及びA−A断面図である。 本発明のレンズの位置調整方法及び画像読取ユニットの実施形態を説明する図である。 本発明の半導体装置の組立方法の第1例である第11実施形態を説明する図である。 本発明の半導体装置の組立方法の第2例である第12実施形態を説明する図である。 本発明の画像形成装置の実施形態を示す図である。
符号の説明
P パッケージ
1 光学機能素子
2 レンズ
3a,3b 固定部材
4 透光性基板
5 フレーム
6,7a,7b,7c 凸部
8 突起
50 半導体装置
100 画像読取ユニット
200 画像形成装置

Claims (28)

  1. 光学機能素子を有するパッケージに該光学機能素子に対するレンズを固定する構造の半導体装置において、
    前記レンズを硬化後硬度の異なる複数の固定部材で固定するとともに、前記光学機能素子へ入出射する光路上に固定部材を介在させたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記パッケージに付けられた透光性基板が、前記光学機能素子の機能面から一定の距離にあり、前記レンズが該透光性基板に直接固定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記パッケージを構成するフレーム上に前記光路の光軸方向に伸びる複数の凸部を有し、該凸部の先端が前記光学機能素子の機能面から光軸方向に一定距離を保持しており、該凸部の先端に前記にレンズが突き当ててあることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記先端が光学機能素子の機能面から光軸方向に一定距離を保持する前記凸部を第1の凸部とし、前記パッケージを構成するフレーム上に前記光路の光軸方向に伸びる第2の凸部を有し、該第2の凸部の側面が前記光学機能素子の基準位置から光軸の垂直方向に一定距離を保持しており、該第2の凸部の側面に前記レンズが突き当てられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記レンズが、該レンズの前記光路以外の部分にレンズ位置調整用突起を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記レンズ上の長手方向の光学基準位置の部位を硬化後硬度が高い前記固定部材で固定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記硬化後硬度の一番高い固定部材が前記レンズの中央部であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記レンズまたは前記フレームの光路以外の中央部に該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記レンズまたは前記フレームの光路以外の場所で、該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から、レンズまたは光学機能素子の長手方向に対称距離関係にある、2つの半導体装置固定面を設けたことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  10. 前記硬化後硬度の一番高い固定部材が前記レンズの端部であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  11. 前記レンズまたは前記フレームの光路以外の端部に該レンズまたは前記光学機能素子の光学基準から一定距離関係にある、半導体装置固定面を設けたことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記レンズの側面部に黒色の処理を施したことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記異なる固定部材の屈折率が、同等であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 前記固定部材は光硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 前記硬化後硬度の柔らかい固定部材はシリコン系の接着剤とすることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の半導体装置。
  16. 前記固定部材は封止機能を持つ、または、封止用コーティングが施されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置の前記レンズの位置を調整する半導体装置のレンズ位置調整方法であって、
    光学特性を計測しながら前記レンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置で該レンズの位置を決めることを特徴とする半導体装置のレンズ位置調整方法。
  18. 請求項3または4に記載の半導体装置の前記レンズの位置を調整する半導体装置のレンズ位置調整方法であって、
    前記フレームの凸部に前記レンズを押しつけた状態で光学特性を計測しながら前記レンズの位置調整を行ない、所要の特性値が得られた位置で該レンズの位置を決めることを特徴とする半導体装置のレンズ位置調整方法。
  19. 硬化収縮分を加味した位置に前記レンズの位置を調整することを特徴とする請求項17または18に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法。
  20. 前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によってレンズの位置を調整する半導体装置の組立方法であって、
    第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第三の工程でレンズの位置を調整し、第四の工程で第一、二の工程の固定部材を同時に硬化することを特徴とする半導体装置の組立方法。
  21. 前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によってレンズの位置を調整する半導体装置の組立方法であって、
    第一の工程で硬い固定部材を塗布し、第二の工程でレンズの位置を調整し、第三の工程で第一の工程の固定部材を硬化し、第四の工程で柔らかい固定部材を塗布し、第五の工程で第四の工程の固定部材を硬化することを特徴とする半導体装置の組立方法。
  22. 前記光学機能素子が固体撮像素子であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置。
  23. 前記光学機能素子が固体撮像素子であり、前記請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置のレンズ位置調整方法によりレンズの位置が調整されたことを特徴とする半導体装置。
  24. 前記光学機能素子が固体撮像素子であり、前記請求項20または21に記載の半導体装置の組立方法により組立られたことを特徴とする半導体装置。
  25. 前記請求項22〜24のいずれか一項に記載の半導体装置を備えたことを特徴とする画像読取ユニット。
  26. 画像読取ユニット全体の光学系の基準と前記光学機能素子とレンズでつくる光学的基準位置とが一致していることを特徴とする請求項25に記載の画像読取ユニット。
  27. 前記半導体装置のレンズの位置調整が画像読取ユニットの組立工程内で行なわれることを特徴とする請求項25または26に記載の画像読取ユニット。
  28. 前記請求項25〜27のいずれか一項に記載の画像読取ユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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