JP2001296462A - 光学モジュール - Google Patents

光学モジュール

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JP2001296462A
JP2001296462A JP2000109291A JP2000109291A JP2001296462A JP 2001296462 A JP2001296462 A JP 2001296462A JP 2000109291 A JP2000109291 A JP 2000109291A JP 2000109291 A JP2000109291 A JP 2000109291A JP 2001296462 A JP2001296462 A JP 2001296462A
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lens
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Kazusane Kageyama
和実 陰山
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズユニットとホルダの熱膨張率が異なっ
ても、簡単な補正で温度による誤差を小さくすることが
できる光学モジュールを提供する。 【解決手段】 一対のレンズ要素51a,51bが一体
的に設けられたレンズユニット50と、一対のセンサ2
2,24を有するセンサユニット20とが、ホルダ30
の両端にそれぞれ固定される。レンズユニット50は、
一対のレンズ要素51a,51bの略中央を通りかつそ
の基線長方向に垂直な面上に、固着部を有する。ホルダ
30は、レンズユニット50の固着部に接近又は当接す
る固着部36を有する。そして、レンズユニット50の
固着部と、ホルダの固着部との間が、溶剤又は接着剤に
より固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学モジュールに
関し、例えばカメラの測距装置又は焦点検出装置等に好
適な、光学モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの測距装置や焦点検出装置
には、一対のレンズと受光センサが一体的に構成された
AFモジュールが用いられている。
【0003】このAFモジュールは、例えば図9に示す
ように、中空のホルダ3の一端に、一対のレンズ2a,
2bが一体成形されたレンズユニット2を固定し、他端
に一対の受光センサを有するセンサユニット(図示せ
ず)を固定し、被写体像の受光信号を出力するようにし
たものである。
【0004】詳しくは、レンズユニット2の基線長方向
の両端部には凹部2cが設けられ、これに対応して、ホ
ルダ3の上面には、凹部2cに入り込む凸部4c,5c
が突設され、凹部2cと凸部4c,5cの間に接着剤9
が充填され、レンズユニット2とホルダ3とが、基線長
方向の両端で固着されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズユニ
ット2は透明であることが必要であり、ホルダ3は強度
確保が必要であるので、一般には、レンズユニット2と
ホルダ3には異なる材料が用いられ、熱膨張率も異な
る。
【0006】そのため、例えばレンズユニット2の熱膨
張率の方がホルダ3の熱膨張率より大きい場合、レンズ
ユニット2とホルダ3を基線長方向の両端部で固定する
と、低温時には、レンズユニット2の基線長方向の縮み
量がホルダ3の基線長方向の縮み量より大きくなり、レ
ンズユニット2はホルダ3との接着部によりその縮み変
形が阻止される。逆に、高温時には、レンズユニット2
の伸び量の方が大きくなるが、ホルダ3との接着部によ
りレンズユニット2の伸び変形が阻止される。その結
果、受光センサに対するレンズ2a,2bの位置は温度
変化に対して直線的に変化せず、測距値の温度特性は、
例えば図10において点線で示すように、高温、低温で
うねりが発生し、直線性が損なわれてしまう。
【0007】測距値の温度特性が、図10において実線
で示したように直線性を有する場合には、測距値は、熱
膨張率だけを考慮して、容易に温度補正することができ
る。これに対して、図10において点線で示したように
直線性が損なわれてしまう場合には、複数の温度領域に
分割して補正するなど複雑な温度補正を行い誤差を小さ
くするか、誤差が大きくなっても簡単な温度補正を行う
ことになる。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする技
術的課題は、レンズユニットとホルダの熱膨張率が異な
っても、簡単な補正で温度による誤差を小さくすること
ができる光学モジュールを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の光
学モジュールを提供する。
【0010】光学モジュールは、少なくとも一対のレン
ズ要素が一体的に設けられたレンズユニットと、少なく
とも一対の光学センサとが、ホルダにより所定位置に保
持されたタイプのものである。上記レンズユニットは、
上記レンズユニットの少なくとも一対のレンズ要素の略
中央を通りかつその基線長方向に垂直な面上に、固着部
を有する。上記ホルダは、上記レンズユニットの上記固
着部に接近又は当接する固着部を有する。そして、上記
レンズユニットの上記固着部と、上記ホルダの上記固着
部との間が固着される。
【0011】上記構成において、ホルダは、レンズユニ
ットの少なくとも一対のレンズ要素の各光軸に合わせ
て、少なくとも一対の光学センサ(例えば、受光セン
サ)をそれぞれ所定位置に保持する。例えば、各レンズ
要素の略結像位置に、光学センサの中心が配置されるよ
うにする。ここで、「一対の光学センサ」とは、一対の
レンズ要素からの各光束をそれぞれ受光する部分がある
光学センサのことであり、1つの光学センサであっても
一対のレンズ要素からの各光束を受光する場合には、こ
こでいう「一対の光学センサ」に該当する。
【0012】上記構成において、レンズユニットとホル
ダは、レンズユニットの少なくとも一対のレンズ要素の
略中央を通りかつその一対のレンズ要素の中心を結ぶ基
線長方向に垂直な面(以下、「中央面」と呼ぶ。)およ
びその近傍で互いに固着される。固着には、例えば、溶
剤や接着剤を用いても、あるいは、止めねじや接着テー
プ等の別部材を用いてもよい。すなわち、少なくとも、
レンズユニットとホルダの固着部同士が実質的に固定さ
れ、温度変化により相対的にずれないようになっていれ
ばよい。
【0013】上記構成によれば、レンズユニットは、中
央面に関してその両側(すなわち、少なくとも一対のレ
ンズ要素の各レンズ要素側)がホルダに固着されていな
いので、中央面の法線方向(すなわち、少なくとも一対
のレンズ要素の基線長方向)に、自由に伸縮することが
できる。そして、レンズユニットの各レンズ要素は、中
央面に対して逆方向に、それぞれ、同じ距離だけ均等に
変位する。
【0014】したがって、レンズユニットとホルダの熱
膨張率が異なっても、簡単な補正で温度による誤差を小
さくすることができる。
【0015】好ましくは、上記レンズユニットは、その
外縁に沿って、その上記少なくとも一対のレンズ要素の
光軸を結ぶ面の両側に、上記固着部を有する。
【0016】上記構成によれば、レンズユニットのエッ
ジ部に固着部を設けているので、レンズユニットをホル
ダに固着する作業は、外側から容易に行うことができ
る。
【0017】また、レンズユニットが一対のレンズ要素
を有する場合には、レンズ要素間の略三角形の2つの領
域にそれぞれ固着部を設け、レンズユニットの基線長方
向寸法を短くして、光学モジュール全体をより小型化す
ることが可能となる。
【0018】好ましくは、上記レンズユニットは、その
上記少なくとも一対のレンズ要素の略中央部に、上記固
着部を有する。
【0019】レンズユニットとホルダとを複数箇所で固
着した場合には、固着力のアンバランス等により、レン
ズユニットがホルダに対して回転するおそれがあるが、
上記構成によれば、レンズユニットとホルダとは一箇所
だけで固着するので、そのようなおそれが少ない。ま
た、固着箇所が最小となるので、作業時間を短くするこ
とが可能である。
【0020】より好ましくは、上記レンズユニットの上
記固着部は、上記レンズユニットの少なくとも一対のレ
ンズ要素の略中央部を該一対のレンズ要素の光軸と略平
行に貫通する貫通穴である。
【0021】上記構成によれば、レンズユニットの固着
部の構成が簡単になる。また、レンズユニットの貫通穴
に上方から接着剤を充填すればよく、レンズユニットの
固着作業も容易である。
【0022】この場合、好ましくは、ホルダは、その固
着部として、レンズユニットの上記貫通穴に遊嵌するボ
スを有し、レンズホルダの貫通穴の内周面とホルダのボ
スの外周面とを固着するようにして、固着面積を拡大す
る。
【0023】好ましくは、上記ホルダは、上記レンズユ
ニットに当接しその上記少なくとも一対のレンズ要素を
含む面内での上記レンズユニットの回転を阻止する回転
阻止部を有する。
【0024】上記構成において、ホルダの回転阻止部
は、レンズユニットに常時当接するようにしても、ある
いは、所定の隙間でレンズユニットに接近して配置さ
れ、レンズユニットが一定以上回転するとレンズユニッ
トに当接してレンズユニットのさらなる回転を阻止する
ようにしてもよい。
【0025】上記構成によれば、レンズユニットの回転
を規制することにより、レンズユニットの各レンズ要素
とそれに対応する光学センサとの相対位置精度を保つこ
とができる。
【0026】好ましくは、上記ホルダは、上記レンズユ
ニットの上記少なくとも一対のレンズ要素の光軸を結ぶ
面に略平行に延在し、上記レンズユニットに当接する当
接面を有する。
【0027】上記構成によれば、レンズユニットは、当
接面に沿って、レンズホルダの少なくとも一対のレンズ
要素の基線長方向に、ホルダに拘束されることなく、自
由に伸縮することができるが、レンズホルダの少なくと
も一対のレンズ要素を含む面内での回転は、当接面によ
って阻止される。したがって、温度変化による伸縮を拘
束することなく、レンズユニットの各レンズ要素とそれ
に対応する光学センサとの相対位置精度を保つことがで
きる。
【0028】好ましくは、所定の隙間を設けて嵌合する
凹部と凸部であって、該隙間に接着剤が充填されて互い
に固着される、凹部と凸部のうち、いずれか一方を上記
固着部として上記レンズユニットに、いずれか他方を上
記固着部として上記ホルダに、それぞれ設ける。
【0029】上記構成によれば、凹部と凸部を嵌合する
ことにより、狭い空間内に比較的広い固着面積を確保す
ることができるので、光学モジュールを小型化すること
が容易である。
【0030】なお、上記各構成の光学モジュールは、温
度による検出誤差を小さくし、また、全体を小型化する
ことが可能であるので、被写体距離又はレンズの焦点距
離を検出するカメラ用の測距装置又は焦点検出装置に、
特に好適である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学モジュールを
カメラの測距装置であるAFモジュールに適用した実施
形態について、図面を参照しながら説明する。
【0032】図1は、第1実施形態のAFモジュール1
0を示す。
【0033】AFモジュール10は、大略、一対のエリ
アセンサ又はラインセンサである受光センサ22,24
を有するセンサユニット20と、ホルダ30と、一対の
レンズ要素51a,51bを有するレンズユニット50
とを備える。ホルダ30の両端には、それぞれセンサユ
ニット20とレンズユニット50が固定され、センサユ
ニット20の各受光センサ22,24が、それぞれ、ホ
ルダ50の中空貫通穴31a,31bを介してレンズユ
ニット50の各レンズ要素51a,51bに対向し、各
レンズ要素51a,51bの光軸上に受光センサ22,
24の略中心が配置されるようになっている。
【0034】レンズホルダ30の側面には、その上部中
央に凹部36が形成され、この凹部36に接着剤を充填
し、レンズユニット50と固着するようになっている。
【0035】レンズホルダ30の上面四隅には、2対の
突起34a,34b;35a,35bが突設され、各突
起対の間34c,35cに、レンズユニット50の基線
長方向両端に突設した係合部52が、それぞれ係合する
ようになっている。この部分は、レンズユニット50の
回転を抑える位置決め用の係合部であり、接着はしな
い。
【0036】レンズユニット50は、例えばポリカーボ
ネートを用いて、レンズ要素51a,51bと係合部5
2が一体成形される。ホルダ30は、強度確保が必要で
あるので、例えばポリカーボネートにガラス繊維を混入
させた材料と用いる。材料の違いのため、レンズユニッ
ト50とホルダ30の熱膨張率は異なる。
【0037】レンズユニット50は、レンズ要素51
a,51bの中間位置2ヶ所でホルダ30に固着されて
いるので、温度変化により、ホルダ30との固着位置を
基準として左右両側が、同じ距離だけ互いに逆向きに変
位する。このとき、レンズユニット50は、その係合部
52がホルダ30の突起34a,34b;35a,35
bに係合しているので、ホルダ30に対しては回転しな
い。
【0038】レンズホルダ30にセンサユニット20が
固定されたとき、レンズホルダ30の外周面の下部32
は、センサユニット20の外周面と面一となるようにな
っている。そして、この面一部分に遮光テープ(図示せ
ず)を貼り、レンズホルダ30とセンサユニット20の
間を遮光するようになっている。
【0039】図6は、第1実施形態の変形例のAFモジ
ュール10eである。接着剤たまりとなる凹部54を、
レンズホルダ30eではなく、レンズユニット50eの
中央部に設けている。
【0040】図2は、第2実施形態のAFモジュール1
0aを示す。
【0041】図2では、図1の第1実施形態と同様に、
ホルダ30aの上部中央に接着剤のたまりとなる凹部3
6aが設けられているが、第1実施形態と異なり、レン
ズユニット50aには、凹部36aに入り込む凸部53
が設けられている。この凹部36aと凸部53の間に
は、略コ字状の隙間が形成され、この隙間に接着剤を充
填し、固着面積を広くするようになっている。
【0042】図3は、第3実施形態のAFモジュール1
0bを示す。
【0043】ホルダ30bの上面には、一対の凸部37
を設け、それに対応して、レンズユニット50bの中央
部には、凹部すなわち切り欠き54を設けている。凸部
37の互いに対向する内側面37sには傾斜を設け、レ
ンズユニット50bとの間に接着剤たまりが形成される
ようになっている。接着剤の流し込み口が広いので、作
業が容易となる。
【0044】図4は、第4実施形態のAFモジュール1
0cを示す。
【0045】レンズユニット50cの中心部には、貫通
穴56を設けている。レンズホルダ30cの上面には、
貫通穴56に対応する位置に、貫通穴56より大きい径
の接着剤を受ける部分38を設けている。
【0046】図5は、第5実施形態のAFモジュール1
0dを示す。
【0047】レンズユニット50dの中心部には、図4
の第4実施形態と同様に、貫通穴56を設けている。一
方、レンズホルダ30eの上面には、第4実施形態と異
なり、一体成形されたボス39を有する。ボス39は、
貫通穴56に挿入され、レンズユニット50dとホルダ
30dとの間の接着強度を増加させる。
【0048】図7は、第6実施形態のセンサを十字に配
置したAFモジュール110を示す。
【0049】図7(a)および(b)は、AFモジュー
ル110の断面図、(c)はホルダ130の断面図、
(d)はレンズユニット150の平面図、(e)はセン
サユニット120の平面図である。
【0050】センサユニット120は、図7(e)に示
したように、十字に配置されたセンサ122,124,
126,128を有する。
【0051】ホルダ130は、図7(c)に示したよう
に、大略、断面矩形の外壁132と、対角配置された内
壁133a,133bとからなる。外壁132の上面四
隅には、突起134a,134b,135a,135b
が突設されている。図7(a)〜(c)に示すように、
内壁133a,133bの交差部の上部には、円形部1
38が設けられ、その上面からは、円錐台形状のボス1
39が突設されている。
【0052】レンズユニット150は、図7(d)に示
したように、4つのレンズ要素151a〜151dと、
係合部152a〜152dと、中央の貫通穴156と
が、一体成形されたものである。
【0053】レンズユニット150は、図7(a)およ
び(b)に示したように、ホルダ130の上面に配置さ
れ、その貫通穴156にボス139が挿入された状態
で、上から接着剤109が充填され、ホルダ130に固
着される。このとき、レンズユニット150は、その係
合部152a〜152dが、ホルダ130の突起134
a、134b,135a,135bの間にそれぞれ係合
し、ホルダ130に対して相対的に回転しないようにな
っている。
【0054】図11の従来のセンサが十字に配置された
AFモジュールのように、レンズユニット6に設けた一
対の凹部6sと、ホルダ7に設けた一対の突起7bとの
間に、接着剤を充填して、レンズユニット6とホルダ7
を固定した場合には、センサ8a,8bの出力は温度変
化に対して直線性を有しないが、図7のAFモジュール
110では、中央部の一箇所だけが固着されているの
で、すべてのセンサ122,124,126,128の
出力は温度変化に対して直線性を有する。
【0055】以上説明したように、レンズユニットは、
レンズ要素に対して、線対称位置の2ヶ所、又は点対称
位置の1ヶ所でホルダに固着されるので、温度変化によ
り、ホルダの歪の影響を受けることなく、固着部を中心
に線対称又は点対称に伸縮(変形)し、これにより、各
レンズ要素の受光センサに対する相対位置は、同じよう
に変化する。したがって、温度補正が簡単になる。
【0056】また、図9に示した従来のAFモジュール
では、レンズユニット2の基線長方向の両端に固着部を
設けているので、その部分のホルダ3の壁が厚くなって
いる。これに対し、図8に示すAFモジュール10gの
ように、本発明に従って、レンズ要素51a,51b間
の略三角形の2つの領域に、レンズユニット50gとホ
ルダ30gのそれぞれの固着部54a,37を設ける
と、レンズユニット50gの基線長方向寸法を短くする
ことができる。この場合、接着剤がレンズ要素51a,
51bまで流れ込まないように、固着部54a,37と
レンズ要素51a,51bの間には、図8においてSで
示したように、適宜寸法の余裕部分を設けておく。
【0057】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0058】例えば、レンズユニットとホルダは、同種
材料であれば、接着剤の代わりに溶剤を用いて固着する
ことができる。この場合には、レンズユニットとホルダ
の固着部は、互いに当接するようにする。また、レンズ
ユニットとホルダは、ねじなどの別部材で固定するよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の光学モジュールの分
解斜視図である。
【図2】 本発明の第2実施形態の光学モジュールの分
解斜視図である。
【図3】 本発明の第3実施形態の光学モジュールの分
解斜視図である。
【図4】 本発明の第4実施形態の光学モジュールの分
解斜視図である。
【図5】 本発明の第5実施形態の光学モジュールの分
解斜視図である。
【図6】 図1の変形例の分解斜視図である。
【図7】 本発明の第6実施形態の光学モジュールの断
面図および平面図である。
【図8】 本発明の光学モジュールの平面図および要部
断面図である。
【図9】 従来例の光学モジュールの平面図および断面
図である。
【図10】 従来例の光学モジュールの温度特性図であ
る。
【図11】 従来例の光学モジュールの断面図および平
面図である。
【符号の説明】
10、10a〜10g AFモジュール(光学モジュー
ル) 20 センサユニット 22,24 受光センサ 30、30a〜30g ホルダ 34a,34b,35a,35b 突起(固着部) 36、36a 凹部(固着部) 37 突起(固着部) 39 ボス(固着部) 50 レンズユニット 51a,51b レンズ要素 52 係合部 53 凸部(固着部) 54 切り欠き(固着部) 56 貫通穴(固着部) 110 AFモジュール(光学モジュール) 120 センサユニット 122,124,126,128 受光センサ 130 ホルダ 134a,134b,135a,135b 突起 139 ボス(固着部) 150 レンズユニット 151a〜151d レンズ要素 152a〜152d 係合部 156 貫通穴(固着部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対のレンズ要素が一体的に
    設けられたレンズユニットと、少なくとも一対の光学セ
    ンサとが、ホルダにより所定位置に保持された、光学モ
    ジュールにおいて、 上記レンズユニットは、上記レンズユニットの少なくと
    も一対のレンズ要素の略中央を通りかつその基線長方向
    に垂直な面上に、固着部を有し、 上記ホルダは、上記レンズユニットの上記固着部に接近
    又は当接する固着部を有し、 上記レンズユニットの上記固着部と、上記ホルダの上記
    固着部との間が固着されたことを特徴とする、光学モジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 上記レンズユニットは、その外縁に沿っ
    て、その上記少なくとも一対のレンズ要素の光軸を結ぶ
    面の両側に、上記固着部を有することを特徴とする、請
    求項1に記載の光学モジュール。
  3. 【請求項3】 上記レンズユニットは、その上記少なく
    とも一対のレンズ要素の略中央部に、上記固着部を有す
    ること特徴とする、請求項1に記載の光学モジュール。
  4. 【請求項4】 上記レンズユニットの上記固着部は、上
    記レンズユニットの少なくとも一対のレンズ要素の略中
    央部を該一対のレンズ要素の光軸と略平行に貫通する貫
    通穴であること特徴とする、請求項1に記載の光学モジ
    ュール。
  5. 【請求項5】 上記ホルダは、上記レンズユニットに当
    接しその上記少なくとも一対のレンズ要素を含む面内で
    の上記レンズユニットの回転を阻止する回転阻止部を有
    すること特徴とする、請求項1に記載の光学モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 上記ホルダは、上記レンズユニットの上
    記少なくとも一対のレンズ要素の光軸を結ぶ面に略平行
    に延在し、上記レンズユニットに当接するする当接面を
    有すること特徴とする、請求項1に記載の光学モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 所定の隙間を設けて嵌合する凹部と凸部
    であって、該隙間に接着剤が充填されて互いに固着され
    る、凹部と凸部のうち、いずれか一方を上記固着部とし
    て上記レンズユニットに、いずれか他方を上記固着部と
    して上記ホルダに、それぞれ設けたことを特徴とする、
    請求項1に記載の光学モジュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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