JP2006062472A - 車両のカウル構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外の空気を車室内へ導入するためにウインドシールド11の下縁に沿って配置するカウルボックス34と、このカウルボックス34の上面を被うとともに通気孔22を有するカウルトップガーニッシュ16とを備えた車両のカウル構造であって、前縁35がカウルトップガーニッシュ16上に当接するアッパーガーニッシュ13で、通気孔22を含むカウルトップガーニッシュ16を被ったことを特徴とする。
【効果】 エンジンルームから熱空気が漏れたとき、漏れた熱空気は矢印Cのように、アッパーガーニッシュ13上を流れる。すなわち、通気孔22がアッパーガーニッシュ13の下にあるため、通気孔22に熱空気が侵入する心配はなくなる。
【選択図】 図5
Description
図9は従来の技術の基本構成を説明する図であり、車両100は、フロントウインドシールド101前縁(下縁)とボンネットフード(以下、フードと略記する。)102後縁との間にカウルトップガーニッシュ103を設け、このカウルトップガーニッシュ103に、外の空気を車室内へ導入するために通気孔104・・・(・・・は複数個を示す。以下同様)を設けてなる。
前記カウルトップガーニッシュにワイパ軸を貫通させる貫通穴を設けることで、ワイパ軸の先端に取り付けるワイパアームヘッド、及び前記ウインドシールドを払拭するワイパブレードを支えると共に前記ワイパアームヘッドにピンを介して起倒可能に取り付けるワイパアームピースからなるワイパアームユニットを、前記カウルトップガーニッシュの上に配置できるようにし、
前縁が前記カウルトップガーニッシュ上に当接すると共に後縁が格納時の前記ワイパアームヘッドに被さるアッパーガーニッシュで、前記通気孔を含むカウルトップガーニッシュを被ったことを特徴とする。
仮に、フードにアッパーガーニッシュを付設した場合は、可動物であるアッパーガーニッシュと車体固定物であるモールとの間に不可避的な隙間が発生して、外観性が低下する。
この点、請求項1によれば、アッパーガーニッシュが車体固定物であるため、同様に車体固定物であるモールに容易に連続させることができる。したがって、アッパーガーニッシュとモールとの連続性が達成でき、外観性をさらに向上させることができる。
ウオッシャーノズルをアッパーガーニッシュの下に配置することができるため、外観性を高めることができる。
ウオッシャーノズルをアッパーガーニッシュの後縁に配置したので、ウオッシャーノズルをよりウインドシールドに接近させることができると共に格納時のワイパアームよりノズル先端をウインドシールド側に寄せることができる。この結果、洗浄液がワイパアームに掛かり難くなり、洗浄性能を高めることができる。
すなわち、アッパーガーニッシュは先端をカウルトップガーニッシュに固定した片持ち梁であり、走行風を受けたときに下へ撓みやすい。この撓みを止水壁で抑制するようにした。
また、アッパーガーニッシュ13で、左のワイパアームヘッド29Lが隠され、右のワイパアームヘッド29R及びワイパアームピース32Rが隠される。
図5は図4の5−5線断面図であり、外の空気を車室内へ導入するためにウインドシールド11の下縁に沿って配置するカウルボックス34と、このカウルボックス34の上面を被うとともに通気孔22・・・を有するカウルトップガーニッシュ16とを備えた車両のカウル構造であって、前縁35がカウルトップガーニッシュ16上に当接するアッパーガーニッシュ13で、通気孔22・・・を含むカウルトップガーニッシュ16を被ったことを特徴とする。
また、38はフード12とのシール性を保持するためにカウルトップガーニッシュ16から延ばしたシール材、39はカウルトップガーニッシュ16の前壁下部フランジ40とカウルボックス34の前壁上部フランジ41との間に介在させるシール材である。
外気と共に雨水が導入された場合は、カウルボックス34の底に溜め、図面表裏方向へ移動して排出することができる。
ウオッシャーノズル42をアッパーガーニッシュ13の後縁に配置したので、ウオッシャーノズル42をよりウインドシールド11に接近させることができると共に格納時のワイパアームヘッド29Lよりノズル先端をウインドシールド11側に寄せることができる。この結果、洗浄液がワイパアームヘッド29Lに掛かり難くなり、洗浄性能を高めることができる。
同様に、カウルトップガーニッシュ16に貫通形成した貫通穴26にも、その後方位置にてカウルトップガーニッシュ16から止水壁27Bをアッパーガーニッシュ13の下面まで延ばす。
しかし、本発明ではリブ46はアッパーガーニッシュ13とは別部品とし、接続手段としてのビス50で両者を一体化した。
リブ46を別部品にすることにより成形が容易になる。すなわち、アッパーガーニッシュ13の成形が容易になり、成形金型が単純になり、成形コストを下げることができる。
樋部材19は略コ字断面を呈する。すなわち、樋部材19は、ハング部51と、このハング部51から垂下した壁部52と、この壁部52の下端から延ばした床部53とからなる。床部53は、前下がりに傾斜する接合部56に略平行に又は車体後方へ上がり勾配に延ばす。これで、谷部54に水を集め、図面表裏方向へ流すようにする。
Claims (5)
- 外の空気を車室内へ導入するためにウインドシールド下縁に沿って配置するカウルボックスと、このカウルボックスの上面を被うとともに通気孔を有するカウルトップガーニッシュとを備えた車両のカウル構造であって、
前記カウルトップガーニッシュにワイパ軸を貫通させる貫通穴を設けることで、ワイパ軸の先端に取り付けるワイパアームヘッド、及び前記ウインドシールドを払拭するワイパブレードを支えると共に前記ワイパアームヘッドにピンを介して起倒可能に取り付けるワイパアームピースからなるワイパアームユニットを、前記カウルトップガーニッシュの上に配置できるようにし、
前縁が前記カウルトップガーニッシュ上に当接すると共に後縁が格納時の前記ワイパアームヘッドに被さるアッパーガーニッシュで、前記通気孔を含むカウルトップガーニッシュを被ったことを特徴とする車両のカウル構造。 - 前記ウインドシールドへ洗浄液を噴射するウオッシャーノズルを支えるノズル取り付け部を、前記アッパーガーニッシュの下面に且つ後縁に備えたことを特徴とする請求項1記載の車両のカウル構造。
- 前記アッパーガーニッシュ下面からリブを延ばし、このリブの下端を前記カウルトップガーニッシュに当接するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のカウル構造。
- 前記リブは、前記アッパーガーニッシュとは別部品とし、接続手段でアッパーガーニッシュに取り付けたことを特徴とする請求項3記載の車両のカウル構造。
- 前記カウルトップガーニッシュに、前記通気孔とは異なる開口部を開け、この開口部の後方位置にてカウルトップガーニッシュから止水壁を前記アッパーガーニッシュの下面まで延ばしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両のカウル構造。
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