JP4044106B2 - 車両用カウルトップ構造 - Google Patents

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Description

本発明は外気を車室内に取り入れるための車両用カウルトップ構造に関する。
カウルトップは、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュボードの上に配置されたカバー部材であり、外気取り入れ用グリルを有する。
従来から種々の構造のカウルトップが提案されており、例えば特開2003−175862号公報では、カウルトップを車幅方向に2分割し、エンジンルーム内への水滴の侵入を防止するようにした車両用カウルトップのシール構造が提案されている。また、特開平8−80869号公報では、左右2分割されたカウルトップの水密性を向上する分割式カウルトップの接続部構造が提案されている。
一方、車種によってはカウルトップ直下のエンジンルーム内にブレーキ液タンクが設けられているものがあり、ブレーキ液の点検又は補充等のために、ブレーキ液タンクにアクセスする必要がある。
従来は、カウルトップの意匠面(上面)にメインテナンス用リッドを着脱可能に取り付け、このリッドを取り外すことによりブレーキ液の点検等を可能にしていた。
特開2003−175862号公報 特開平8−80869号公報
上述した特許文献に記載された2分割カウルトップでは、エンジンルーム内への水滴の侵入防止というシールド効果はあるものの、カウルトップの下方の部品、例えばエンジンルーム内に設けられているエンジン部品等をメインテナンスする場合、ワイパーアーム及び全てのカウルトップを車体から取り外す必要があり、カウルトップの取り外し及び再組付けに多大な時間を要するという問題があった。
また、特許文献1に記載されたカウルトップでは、その2分割線はカウルトップの表面に前後方向に形成されているため、分割線が目立ち外観が悪いという問題があった。
更に、ブレーキ液メインテナンス用のリッドをカウルトップの意匠面(上面)に設けた従来のカウルトップでは、運転室側からリッドが目立ち外観を損なうという問題があった。
よって、本発明の目的は、ボンネット荷重に対して外れ難く、目立たないメインテナンス用リッドを有する車両用カウルトップ構造を提供することである。
請求項1記載の発明によると、上壁と、前壁と、後壁とを有し、断面概略逆U字形状の車両用カウルトップ構造であって、エンジンルーム側の前記前壁に前後方向に着脱可能に取り付けられるメインテナンス用リッドを備え、カウルトップは前記上壁と前壁との間の稜線に沿って形成された嵌合溝と、前壁に形成された係合穴を有しており、前記メインテナンス用リッドは、前記嵌合溝に嵌合する差込み部と、前記係合穴に係合するクリップと、ボンネットとの隙間を密封するためのシールを保持するシール保持用リブを有しており、該シール保持用リブと対向する壁面との間に溝が画成され、前記クリップは下向きの係止部を備えた係止爪を有し、前記差込部が前記嵌合溝に嵌合し、該係止爪が係合穴に係合することにより、前記メインテナンス用リッドが前記カウルトップに取り付けられることを特徴とする車両用カウルトップ構造が提供される。
請求項1記載の発明によると、メインテナンス用リッドの差込部がカウルトップの前壁と上壁との間の稜線に沿って形成した嵌合溝に嵌合し、メインテナンス用リッドはカウルトップのエンジンルーム側の前壁に取り付けられるので、メインテナンス用リッドが目立つことがなく、商品性を向上できる。
また、クリップが下向きの係止部を備えた係止爪を有しているので、ボンネットの荷重がメインテナンス用リッドに掛かった場合にも、メインテナンス用リッドがカウルトップから外れることが防止される。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお本明細書において、「前」、「後ろ」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従うものとする。
図1は本発明に係るカウルトップ構造を具備した車両を前から見た斜視図であり、ボンネット(フード)2で覆われたエンジンルーム内には符号4で示す位置にエンジン及びトランスミッションが搭載されている。車室内に外気を取り入れるためのカウルトップ6は中央パネル8と、左サイドパネル10と、右サイドパネル12に3分割されている。
ウインドシールド(フロントガラス)14の下部には黒色セラミック膜15が貼付されている。16はルーフ、18はワイパーアーム、20はフロントグリル、22はヘッドライト、24はフロントバンパである。
エンジンルーム内には、フロントサスペンションのダンパ(ストラット)を連結支持する一対のダンパハウジング(ストラットタワー)26が配置されている。
図2は図1の概略側面図であり、カウルトップ6の中央パネル8の上面がボンネット2と概略同一面を成すように配置されている。
図3は本発明実施形態に係るカウルトップ6の斜視図を示している。カウルトップ6は中央パネル8と、左サイドパネル(左ヒンジカバー)10と右サイドパネル(右ヒンジカバー)12に3分割されている。左右のサイドパネル10,12はワイパーアーム18の回転軸挿入用の穴28を有している。
中央パネル8は図4に示すようにその断面が概略逆U字形状をしており、上壁8aと、前壁8bと、運転手側の後壁8cと、取り付けフランジ8dと、シール取付用リブ8eを有している。中央パネル8は合成樹脂のモールド成形品であり、同様に左右のサイドパネル10,12も合成樹脂のモールド成形品である。
図4から明らかなように、前壁8b及び後壁8cは垂直方向から若干傾斜したハの字形状をしている。前壁8bは複数の穴を画成する空気取り入れ用グリル9を有しており、後壁8cも複数の穴を画成する空気取り入れ用グリル11を有している。
図5を参照すると、図3のA部分の拡大図が示されている。カウルトップ6の中央パネル8は後方に引っ込んだ引っ込み部8fを有しており、この引っ込み部8fの直下のエンジンルーム内にブレーキ液タンク32が設けられている。
中央パネル8の引っ込み部8fの前壁8bには、ブレーキ液メインテナンス用のリッド30が着脱可能に取り付けられている。メインテナンス用リッド30は中央パネル8のリブ8eに連続するシール保持用のリブ30aを有しており、このリブ30aと対向する壁面との間に溝31が画成されている。
図6はメインテナンス用リッド30を取り外した状態の引っ込み部8fの拡大図であり、中央パネル8は前壁8aと上壁8bの間の稜線に沿って形成された嵌合溝34と、前壁8bに形成された一対の係合穴36を有している。
図7(A)は図5の7−7線断面図であり、図7(B)は差し込み部近傍の図7(A)の拡大断面図である。また、図8は係合穴36部分で切断した図5の8−8線断面図である。
図7(B)に最もよく示されるように、メインテナンス用リッド30に一体的に形成された差込部30bが、中央パネル8の上壁8aと前壁8bとの間の稜線8gに沿って形成された嵌合溝34中に前方から(エンジンルーム側から)差し込まれ、更に図8に示すようにメインテナンス用リッド30に一体的に形成されたクリップを構成する係止爪30cが、中央パネル8の前壁8bに形成された係合穴36に係合することにより、メインテナンス用リッド30は中央パネル8の前壁8bに取り付けられる。
係止爪30cは少なくとも上方から下方への荷重に対して外れ難い形状をしている。すなわち、係止爪30cはその先端に下向きの係止部を有している。これにより、ボンネット(フード)2の荷重がメインテナンス用リッド30にかかった場合にも、メインテナンス用リッド30がカウルトップの中央パネル8から外れることが防止される。
図7(A)及び図8に示すように、メインテナンス用リッド30に一体的に形成されたリブ30aにゴムシール38が装着され、ボンネット2をカウルトップ6に対して閉鎖すると、ゴムシール38によりボンネット2とメインテナンス用リッド30のリブ30aとの間の隙間が密封される。
本実施形態によると、メインテナンス用リッド30は差込部30b及び係止爪30cにより中央パネル8の前壁8bに取り付けられているため、メインテナンス用リッド30を中央パネル8に対して容易に着脱することができる。
メインテナンス用リッド30を中央パネル8から取り外すと、図6に示すようにメインテナンス用リッド装着部に大きな隙間ができるため、この隙間を介してブレーキ液タンク32内のブレーキ液の点検、ブレーキ液の補充等を行うことができる。
また、メインテナンス用リッド30は差込部30bを中央パネル8の上壁8aと前壁8bとの間の稜線8gに沿って形成された嵌合溝34中に差込み、係止爪30cを係合穴36中に係合させることにより、カウルトップ6の中央パネル8の前壁8bに着脱可能に取り付けられるので、目立つことがなく、商品性を向上することができる。
さらに、メインテナンス用リッド30の係止爪30cはその先端に下向きの係止部を備えているので、ボンネット2の荷重がメインテナンス用リッド30にかかった場合にも、メインテナンス用リッド30が中央パネル8から外れることはない。
本発明のカウルトップ構造を具備した自動車を前から見た斜視図である。 図1の概略側面図である。 本発明実施形態に係るカウルトップの斜視図である。 図3の4−4線断面図である。 図3のA部分の拡大図である。 メインテナンス用リッドを取り外した状態の図3のA部分の拡大図である。 図7(A)は図5の7−7線断面図、図7(B)は図7(A)の差込部の拡大断面図である。 図5の8−8線断面図である。
符号の説明
6 カウルトップ
8 中央パネル
10 左サイドパネル
12 右サイドパネル
9,11 空気取り入れ用グリル
30 メインテナンス用リッド
30a リブ
30b 差込部
30c 係止爪
32 ブレーキ液タンク
34 嵌合溝
36 係合穴

Claims (1)

  1. 上壁と、前壁と、後壁とを有し、断面概略逆U字形状の車両用カウルトップ構造であって、
    エンジンルーム側の前記前壁に前後方向に着脱可能に取り付けられるメインテナンス用リッドを備え、
    カウルトップは前記上壁と前壁との間の稜線に沿って形成された嵌合溝と、前壁に形成された係合穴を有しており、
    前記メインテナンス用リッドは、前記嵌合溝に嵌合する差込み部と、前記係合穴に係合するクリップと、ボンネットとの隙間を密封するためのシールを保持するシール保持用リブを有しており、
    該シール保持用リブと対向する壁面との間に溝が画成され、前記クリップは下向きの係止部を備えた係止爪を有し、前記差込部が前記嵌合溝に嵌合し、該係止爪が係合穴に係合することにより、前記メインテナンス用リッドが前記カウルトップに取り付けられることを特徴とする車両用カウルトップ構造。
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