JP2006062215A - 化粧シート、化粧シートの製造方法、化粧板および化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧シート、化粧シートの製造方法、化粧板および化粧板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 接着剤を用いることなく、鮮明な印刷層を有する複層の樹脂層からなる化粧シートおよび化粧シートの製造方法、ならびに化粧板および化粧板の製造方法を提供する。
【解決手段】 透明フィルム1または着色フィルム2のいずれかに印刷インキを用いて印刷を施して印刷インキ層12を形成し、この印刷インキ層12を介して透明フィルム1と着色フィルム2を熱接着した後、印刷インキ層12と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度に加熱して加圧し、化粧シート10とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、意匠性を高めるために金属板、木板、石膏ボード等の無機質板に積層する化粧シートおよび化粧シートの製造方法、それらを用いてなる化粧板および化粧板の製造方法に関する。
近年、家具、家電機器、建築物の室内壁や屋外壁に用いる板材として、意匠性を高めるために金属板、木板、石膏ボード等の無機質板に化粧シートを積層した化粧板が多用されている。
このような化粧板に用いる化粧シートとして、ベースシート上にインキ層を形成し、インキ層面に二液硬化型接着剤を塗布して接着剤の一部をインキ層に浸透させ、その上にトップシートをラミネートしてなる化粧シートの製造方法を開示している(例えば特許文献1参照)。すなわち、インキ層を有するベースシートとトップシートを接着剤を介して積層することを特徴としている。しかし、インキ層に接着剤の溶剤が浸透するので、インキ層が鮮明な模様の印刷層である場合はインキ層が膨潤して印刷模様に歪みが生じる。
また、最表層の樹脂層の表面にエンボス加工を施してなる少なくとも二層からなる複層のポリエステル樹脂を基材シート材に積層してなる化粧シート素材を開示している(例えば特許文献2参照)。この化粧シート素材に用いる複層のポリエステル樹脂は、基材樹脂層、印刷層、接着剤層、表面保護層を順次積層したもの、または基材樹脂層、接着剤層、印刷層、表面保護層を順次積層したもの、もしくは基材樹脂層、接着剤層、表面保護層を順次積層したもののいずれかで構成されている。すなわち、この複層のポリエステル樹脂においても基材樹脂層と表面保護層の間に印刷層を有する構成の場合は、接着剤を介して積層することを特徴としている。
このように、下層の樹脂層と上層の樹脂層の間に印刷層を有する複層樹脂を構成する場合、接着剤層を設けることにより下層の樹脂層と上層の樹脂層の密着性を確保することが行われている。接着剤層の形成は、接着性を有する樹脂を溶剤に溶解させた接着剤を下層または上層のいずれかの片面に塗布した後、加熱して溶剤を揮発除去することにより行われているが、接着剤中の溶剤による印刷模様の歪みが生じたり、接着剤中の残留溶剤が上層と下層を熱接着する際に気化して気泡を生じたりすることがある。また溶剤の乾燥に長大な加熱装置を必要とし、また溶剤が揮発除去することによる環境への影響を極減させる排気装置も必要であり、コストアップの一大要因となっている。そのため、接着剤を用いずに印刷層を有する複層の樹脂層を得ることが求められている。
本出願に関する先行技術文献情報として次のものがある。
特許3062323号公報 特開2002−337291号公報
本発明は、接着剤を用いることなく、鮮明な印刷層を有する複層の樹脂層からなる化粧シートおよび化粧シートの製造方法、ならびに化粧板および化粧板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の化粧シートは、ポリエステル樹脂からなる透明フィルムとポリエステル樹脂に有色顔料を含有してなる着色フィルムを、ポリエステル樹脂をビヒクルとする印刷インキ層を介して積層してなる化粧シート(請求項1)であり、
上記(請求項1)の化粧シートにおいて、印刷インキ層のビヒクルであるポリエステル樹脂の数平均分子量が15000以上であること(請求項2)、また
上記(請求項1または2)の化粧シートにおいて、印刷インキ層のビヒクルであるポリエステル樹脂のガラス転移温度が45℃以上であること(請求項3)、さらに
上記(請求項1〜3)の化粧シートにおいて、透明フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルムであること(請求項4)、または、
透明フィルムがポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルムであること(請求項5)を特徴とし、またさらに
さらに、本発明の化粧シートは、上記(請求項1〜3)の化粧シートにおいて、透明フィルムがポリエチレンテレフタレートの二軸延伸フィルムであること(請求項6)、または
透明フィルムがポリエチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の二軸延伸フィルムであること(請求項7)を特徴とする。
またさらに、本発明の化粧シートは、上記(請求項1〜7)の化粧シートにおいて、着色フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルムであること(請求項8)、または
着色フィルムがポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルムであること(請求項9)を特徴とし、さらに
上記(請求項1〜9)の化粧シートにおいて、着色フィルムが透明フィルムと積層しない側に加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂層を有すること(請求項10)を特徴とし、また
上記(請求項10)の化粧シートにおいて、加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂がポリカーボネート(請求項11)、または変性ポリエステル樹脂(請求項12)であることを特徴とする。
またさらに、本発明の化粧シートは、上記(請求項1〜12)の化粧シートにおいて、透明フィルムと着色フィルムとのTピール接着強度が2kg/インチ以上であること(請求項13)を特徴とする。
また、本発明の化粧シートの製造方法は、上記(請求項4〜7)の透明フィルムまたは上記の着色フィルム(請求項8〜12)のいずれかに上記(請求項2又は3)の印刷インキを用いて印刷を施して印刷インキ層を形成し、この印刷インキ層を介して透明フィルムと着色フィルムを熱接着した後、印刷インキ層と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度に加熱して加圧すること(請求項14〜19)を特徴とする。
また、本発明の化粧板は、上記(請求項1〜13)の化粧シートを用いること(請求項20)を特徴とする。
そして本発明の化粧板の製造方法は、上記(請求項1〜13)の化粧シートを基材にラミネートした後、化粧シートの少なくとも印刷インキ層と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度にラミネート基材を加熱して加圧すること(請求項21)を特徴とする。
本発明の化粧シートは、印刷インキ層のインキとして特定のポリエステル樹脂からなる接着性を有するインキを用いるため、接着剤を使用することなく、接着性を有する印刷層のみを介して透明フィルムと着色フィルムを積層しているので、接着剤に含まれる溶剤により印刷層が膨潤して印刷模様の鮮明性が失われたり、残留溶剤の気化による気泡が発生することがない。また、熱接着後、印刷層と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度に加熱して加圧することにより、2kg/インチ以上の高い接着強度を得ることができる。さらに、接着剤を塗布し乾燥する工程が不要であり、塩ビと同等の簡略な製造工程で安価にかつ環境に悪影響を与えることなく高品質のシートを製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。図1に本発明の化粧シートの概略断面を示す。本発明の化粧シート10は、ポリエステル樹脂からなる透明フィルム1とポリエステル樹脂に有色顔料を含有してなる着色フィルム2を、ポリエステル樹脂をビヒクルとする印刷インキ層12を介して積層してなる。透明フィルム1を構成するポリエステル樹脂としてはポリエチレンテレフタレート(以下PETという)、ポリブチレンテレフタレート(以下PBTという)、エチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体(以下ET/EIという)、ブチレンテレフタレート/ブチレンイソフタレート共重合体(以下BT/BIという)、エチレンテレフタレート/シクロヘキサンジメタノール共重合体(以下ET/CHDMという)、または上記のポリエステル樹脂の二種以上をブレンドしてなる樹脂を用いることが好ましい。また、これらのポリエステル樹脂はフィルムに製膜した状態で無延伸であっても一軸方向または二軸方向に延伸した状態のいずれであってもよい。また、透明フィルムは着色フィルムと積層した後、その表面にエンボス加工を施してエンボス凹部11を設けることがある。エンボス加工性の観点からは、上記のポリエステル樹脂からなるフィルムとしては無延伸PBTフィルム、または二軸延伸PETフィルム、二軸延伸ET/EIを用いることが好ましい。
また、これらの透明フィルム1は、着色フィルム2との熱接着を容易にするため、図2に示すように、透明フィルム1の着色フィルム2に積層される側に、透明フィルム1を構成する樹脂よりも溶融温度が低いET/EIや、ET/CHDMなどからなる層1aを設けてもよい。
着色フィルム2を構成するポリエステル樹脂としては、上記の透明フィルム1を構成するポリエステル樹脂と同様のポリエステル樹脂に、黒色や白色の無彩色顔料や赤色、黄色、青色、緑色などの有彩色顔料の1種以上を5〜30重量%含有させた樹脂を用いることが好ましい。また、これらの着色ポリエステル樹脂も着色フィルム2に製膜した状態で無延伸であっても一軸方向または二軸方向に延伸した状態のいずれであってもよい。さらに、これらの着色フィルム2も、透明フィルム1との積層に際して、透明フィルム1との熱接着を容易にするため、図2に示すように、着色フィルム2の透明フィルム1に積層される側に、着色フィルム2を構成する樹脂よりも溶融温度が低いET/EIや、ET/CHDMなど、上記の変性PETからなる層2aを設けてもよい。
また、上記したように、本発明の化粧シート10は透明フィルム1の表面にエンボス凹部11を設けることがある。エンボス加工は後記するように、透明フィルム1と着色フィルム2を印刷インキ層12を介して熱接着してなる化粧シート10の透明フィルム1の表面を、後に詳述する本発明の化粧シートの製造方法の概略図である図4に示すエンボス模様を刻設したエンボスロール8aおよびバックアップロール8bを用いて加圧してエンボス模様を転写したエンボス凹部11を設ける。シャープなエンボス模様を得るためには、透明フィルム1を半溶融乃至溶融状態にしてエンボス凹部を設ける必要がある。しかし、透明フィルム1の表面に連続的にエンボス凹部11を設ける場合、化粧シート10の全体が溶融すると溶断して製造工程においてシートを搬送することが不可能になったり、シート形状が著しく変形してエンボス加工不能となる。そのため本発明の化粧シート10において、透明フィルム1の表面にエンボス凹部11を設ける場合は、図3に示すように、着色フィルム2の透明フィルム1と熱接着しない側に、加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂層(以下、溶融保持用樹脂層という)2bを設ける。溶融保持用樹脂層2bの加熱溶融時の溶融張力が1g未満であると、化粧シート10が溶断するか搬送不可能な状態になり、またはシート形状が著しく変形するため、化粧シート10を搬送しながらエンボス加工を施すことができない。溶融保持用樹脂層2bを構成する樹脂としては、直鎖構造または分岐構造を有するポリカーボネート(PC)、PETの原料であるテレフタル酸の一部をトリメリット酸やピロメリット酸等で置換したり、エチレングリコールの一部をペンタエリスリトールやトリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物等で置換して製造してなる変性PET(PET(BPA))を用いることが好ましい。
上記の透明フィルム1と着色フィルム2の間に介在させる印刷インキ層12は上記の透明フィルム1または着色フィルム2のいずれかの、相手側と積層する面に塗布、乾燥して形成する。印刷インキ層12としては、透明フィルム1と着色フィルム2との密着性の観点から、ポリエステル樹脂をビヒクルとする印刷インキを用いることが好ましく、従来から塩ビシート用に広く適用されている塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂をビヒクルとする印刷インキでは十分な接着強度が得られにくい。ビヒクルとなるポリエステル樹脂、ウレタン変性ポリエステル樹脂としては、JIS K 7121に準じて測定されるガラス転移温度が45℃以上であることが好ましい。ガラス転移温度が45℃未満であると透明フィルムと着色フィルムの積層作業時に、コイル状に巻き取られた印刷インキ層を有するどちらかのフィルムを巻解く際にブロッキングしてしまい、巻解き作業が著しく困難になる。また、蒸気圧浸透法を用いた分子量測定により求められる数平均分子量は15000以上であることが好ましい。数平均分子量が15000未満であると透明フィルムと着色フィルムのTピール強度が低下するため、好ましくない。ガラス転移温度が45℃以上であり、数平均分子量が15000以上である樹脂として、例えば、ユニチカ(株)製エリーテル、東洋紡績(株)製バイロンなどがある。
本発明の化粧シート10は、図4に示すようにして製造される。説明を簡略にするため、着色フィルムに予め印刷インキが塗布されてなる場合を説明する。まず着色フィルム2はアンコイラーなどの巻き解き手段3bから巻き解かれ、加圧ロール5bにより印刷インキの軟化温度以上に加熱された加熱ドラム4に当接して加熱される。この時、着色フィルム2に設けられた印刷インキ層12が加熱ドラム4に当接しない側となるように当接する。また、コイル状に巻き取られた透明フィルム1はアンコイラーなどの巻き解き手段3aから巻き解かれ、加圧ロール5aにより、印刷インキ12が設けられた着色フィルム2を介して、かつ印刷インキ12に当接するようにして加熱ドラム4に間接的に当接して加熱される。このようにして、透明フィルム1と着色フィルム2を印刷インキ層12を介して熱接着する。次いで、搬送経路の途中に設けた赤外線ヒータなどの加熱手段7を用いて化粧シート10を透明フィルム1の側から透明フィルム1を構成する樹脂の溶融温度以上に加熱し、続いて一方がエンボス模様を刻設したエンボスロール8a、他方がバックアップロール8bからなる一対のエンボスロールを用い、エンボスロール8aが透明フィルム1に当接するようにして化粧シート10を挟み付けて加圧し、透明フィルム1の表面にエンボスロール8aのエンボス模様を転写してエンボス凹部11を設ける。その後、サポートロール6によりコイラーなどの巻き取り手段9に搬送して巻き取る。このようにして本発明の化粧シート10を製造することができる。このようにして得られる化粧シートにおいては、化粧シートを金属板などに接着積層して化粧板とし、化粧板に曲げ加工などの加工を施す際に透明フィルムと着色フィルムとの界面で剥離することがないように、透明フィルムと着色フィルムとのTピール接着強度が2kg/インチ以上であることが好ましい。
また、本発明の化粧フィルムは、透明フィルム1と着色フィルム2とを、間に印刷インキ層12を介在して、熱接着することにより得られるが、特に直射日光が照射される屋外で使用した際に透明フィルム1と着色フィルム2との間に介在する印刷インキ層12、低溶融温度樹脂層1a、2aが紫外線により劣化し、透明フィルム1と着色フィルム2が剥離することがある。そのため、透明フィルム1を構成する樹脂に紫外線吸収剤を含有させるか、または透明フィルム1の上に紫外線吸収剤を含有させた紫外線吸収剤含有樹脂層を最上層として設けた透明フィルム1を、着色フィルム2に積層することにより接着層の紫外線による劣化を防止するようにしてもよい。紫外線吸収剤を含有させた樹脂層に用いる樹脂としては、エンボス加工性に優れるポリエステル樹脂を用いることが好ましい。紫外線吸収剤としては、トリアジン、ベンゾフェノン誘導体等があり、ベンゾトリアゾール等を好適に用いることができる。また、ヒンダードアミン系光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤を含有させることにより、紫外線劣化防止効果をさらに向上させることができる。
(実施例1)
[化粧シートの作成]
(試料番号1)
図4に示す化粧シートの製造装置を用いて、PBTに茶色顔料を17.5重量%混練した着色樹脂と、2.0gの溶融張力を有するPCからなる溶融保持用樹脂層を共押出してなる着色フィルムの着色樹脂側に、ガラス転移温度(Tg)65℃および数平均分子量(Mn)20,000を有するポリエステル樹脂(ユニチカ(株)製エリーテル UE3201)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷し、150℃に加熱した加熱ドラムに非印刷面側が接するようにして加圧ロールを用いて当接し、次いでPBTからなる透明フィルムを着色フィルムの印刷面側に当接し、加圧ロールを用いて加圧して熱接着した。その後、積層したシートを赤外線ヒータを用いて透明フィルム側を240℃まで加熱し、次いでエンボス模様を刻設したエンボスロールとバックアップロールを用い、エンボスロールに透明フィルムが接するようにしてシートを挟み付け、透明フィルム表面にエンボス模様を転写した。このようにして透明フィルム表面にエンボス模様を有する化粧シートを作成した。
(試料番号2)
図4に示す化粧シートの製造装置を用いて、ET/EIからなる低溶融温度樹脂層とPBTに茶色顔料を17.5重量%混練した着色樹脂と2.0gの溶融張力を有するPCからなる溶融保持用樹脂層とを共押出してなる複層の着色フィルムの低溶融温度樹脂層に、ガラス転移温度(Tg)67℃および数平均分子量(Mn)17,000を有するポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン 200)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷し、150℃に加熱した加熱ドラムに非印刷面側が接するようにして加圧ロールを用いて当接し、次いでET/EIからなる低溶融温度樹脂層とPBTとを共押出してなる複層の透明フィルムの低溶融温度樹脂層側を着色フィルムの印刷面側に当接し、加圧ロールを用いて加圧して熱接着した。その後、積層したシートを赤外線ヒータを用いて透明フィルム側を240℃まで加熱し、次いでエンボス模様を刻設したエンボスロールとバックアップロールを用い、エンボスロールに透明フィルムが接するようにしてシートを挟み付け、透明フィルム表面にエンボス模様を転写した。このようにして透明フィルム表面にエンボス模様を有する化粧シートを作成した。
(試料番号3)
PBTに茶色顔料を17.5重量%混練した着色フィルムとなる着色樹脂と、1.5gの溶融張力を有するPET(BPA)からなる溶融保持用樹脂層とを共押出してなる複層フィルムを用いて試料番号1と同様の方法で化粧シートを作成した。
(試料番号4)
図4に示す化粧シートの製造装置を用いて、ET/EIからなる低溶融温度樹脂層とPBTに赤色顔料を20重量%混練した着色樹脂と2.0gの溶融張力を有するPCからなる溶融保持用樹脂層とを共押出してなる複層の着色フィルムの低溶融温度樹脂層に、ガラス転移温度(Tg)60℃および数平均分子量(Mn)15,000を有するポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン 240)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷し、150℃に加熱した加熱ドラムに非印刷面側が接するようにして加圧ロールを用いて当接し、次いでET/EIからなる低溶融温度樹脂層とPETとを共押出してなる複層フィルムを2軸延伸してなる2層の透明フィルム(以下、2軸延伸フィルムを(BO)で示す)のET/EI側を着色フィルムの印刷面側に当接し、加圧ロールを用いて加圧して熱接着した。その後、積層したシートを赤外線ヒータを用いて透明フィルム側を240℃まで加熱し、次いで鏡面ロールとバックアップロールを用い、鏡面ロールに透明フィルムが接するようにしてシートを挟み付けた。このようにして透明フィルム表面が平滑な化粧シートを作成した。
(試料番号5)
図4に示す化粧シートの製造装置を用いて、PBTに白色顔料を25重量%混練した着色樹脂からなる着色フィルムに、ガラス転移温度(Tg)70℃および数平均分子量(Mn)18,000を有するポリエステル樹脂(ユニチカ(株)製エリーテル UE9600)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷し、150℃に加熱した加熱ドラムに非印刷面側が接するようにして加圧ロールを用いて当接し、次いでPBTからなる透明フィルムを着色フィルムの印刷面側に当接し、加圧ロールを用いて加圧して熱接着した。このようにして溶融保持用樹脂層を有さない複層フィルムを作成した。次に、厚さ0.5mmの電気亜鉛合金めっき鋼板にポリエステル系接着剤を5g/mの塗布量で塗布した後220℃に加熱し、上記の複層フィルムの着色フィルム側を当接し、その後230℃まで加熱し、次いでエンボス模様を刻設したエンボスロールとバックアップロールを用い、エンボスロールに透明フィルムが接するようにして加圧し、透明フィルム表面にエンボス模様を転写した。このようにして透明フィルム表面にエンボス模様を有する化粧シートをめっき鋼板に積層してなる化粧板を作成した。
(試料番号6)
図4に示す化粧シートの製造装置を用いて、ET/CHDMに白色顔料を25重量%混練した着色樹脂からなる着色フィルムに、ガラス転移温度(Tg)45℃および数平均分子量(Mn)20,000を有するポリエステル樹脂(ユニチカ(株)製エリーテル UE3210)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷し、150℃に加熱した加熱ドラムに非印刷面側が接するようにして加圧ロールを用いて当接し、次いでET/CHDMからなる透明フィルムを着色フィルムの印刷面側に当接し、加圧ロールを用いて加圧して熱接着した。このようにして溶融保持用樹脂層を有さない複層フィルムを作成した。次に、厚さ0.5mmの電気亜鉛合金めっき鋼板にポリエステル系接着剤を5g/mの塗布量で塗布した後220℃に加熱し、上記の複層フィルムの着色フィルム側を当接し、その後230℃まで加熱し、次いでエンボス模様を刻設したエンボスロールとバックアップロールを用い、エンボスロールに透明フィルムが接するようにして加圧し、透明フィルム表面にエンボス模様を転写した。このようにして透明フィルム表面にエンボス模様を有する化粧シートをめっき鋼板に積層してなる化粧板を作成した。
(比較例)
(試料番号7)
ガラス転移温度(Tg)60℃および数平均分子量(Mn)8,000を有するポリエステル樹脂(ユニチカ(株)製エリーテルUE3380)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷した以外は、試料番号1と同様にして化粧シートを作成した。
(試料番号8)
ガラス転移温度(Tg)40℃および数平均分子量(Mn)18,000を有するポリエステル樹脂(ユニチカ(株)製エリーテルUE3216)をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷した以外は、試料番号2と同様にして化粧シートを作成した。
(試料番号9)
塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂をビヒクルとする印刷インキを用いて柄模様を印刷した以外は、試料番号1と同様にして化粧シートを作成した。
Figure 2006062215
[物性評価]
<ガラス転移点>
JIS K 7121に準じて測定した。
<数平均分子量>
ASTM D4001に記載の蒸気圧浸透法(VPO法)を用いて測定した。
<溶融保持用樹脂層の溶融張力>
溶融保持用樹脂層の溶融張力は、樹脂温度:250℃、押出速度:10mm/分、巻取速度:10m/分、ノズル径:1mm、ノズル長さ:10mmの条件で、キャピログラフ3A(東洋精機(株)製)を用いて測定した。溶融張力の適否は、赤外線ヒータを用いて透明樹脂フィルム側を加熱しながら化粧シートを搬送する際の溶断の有無で判定した。
[特性評価]
<印刷鮮明性>
化粧シートを透明フィルム側から肉眼観察し、印刷鮮明性を以下の基準で評価した。
○:印刷に歪みが認められず、また気泡の発生も認められない。
×:印刷に歪みが認められ、また気泡の発生が認められる。
<接着強度>
カッターを用いてそれぞれの試料の透明フィルムと着色フィルムの間に切れ目を入れて強制剥離してTピール試験片を作成し、テンシロンを用いてJIS K 6854に準じて接着強度を測定した。接着強度が2kg/インチ以上を示すものを本発明の対象とした。
これらの評価結果を表2に示す。
Figure 2006062215
表2に示すように、本発明の化粧シートは印刷インキ層による透明フィルムと着色フィルムとの接着力に優れており、また本発明の溶融保持用樹脂層を有する化粧シートは、エンボス加工を施すために透明フィルムの溶融温度以上に加熱しながら搬送しても溶断することがない。また、溶融保持用樹脂層を有さない場合においても、鋼板などを保持体として透明フィルムと着色フィルムとの接着力に優れる化粧板を作成できる。また接着剤を用いずに透明フィルムと着色フィルムを積層接着するので、接着剤の溶剤印刷インキが膨潤して歪みを生じたり、積層加熱時に残留溶剤が気化して気泡を生じることがない。
(実施例2)
[化粧板(1)の作成]
厚さ12mmの木板の片面にエマルジョン系接着剤を60g/m の塗布量で塗布し乾燥した。次いで、その接着剤塗布面に試料番号1の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接してプレスを用いて圧接し化粧板を得た。
(実施例3)
[化粧板(2)の作成]
厚さ15mmの木製の合板にポリウレタン系接着剤を50g/m の塗布量で塗布し乾燥した。次いで、その接着剤塗布面に試料番号3の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接してプレスを用いて圧接し化粧板を得た。
(実施例4)
[化粧板(3)の作成]
厚さ18mmの石膏ボードにポリウレタン系接着剤を80g/m の塗布量で塗布し乾燥した。次いで、その接着剤塗布面に試料番号2の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接してプレスを用いて圧接し化粧板を得た。
(実施例5)
[化粧板(4)の作成]
板厚:0.3mmのアルミニウム合金板(JIS 5052 H38)の片面にポリエステルウレタン系の接着剤を1.5μmの厚さに塗布し乾燥した。次いで接着剤を塗布したアルミニウム合金板を220℃に加熱し、その接着剤塗布面に試料番号3の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接し、1対の加圧ロールで両者を挟み付けて加圧し化粧板を得た。
(実施例6)
[化粧板(5)の作成]
板厚:0.2mmのステンレス鋼板(JIS 304)の片面にポリエステルウレタン系の接着剤を1.5μmの厚さに塗布し乾燥した。次いで接着剤を塗布したステンレス鋼板を220℃に加熱し、その接着剤塗布面に試料番号4の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接し、1対の加圧ロールで両者を挟み付けて加圧し化粧板を得た。
(実施例7)
[化粧板(6)の作成]
板厚:0.2mmの電気亜鉛メッキ鋼板(めっき量:20g/m)に亜鉛めっき後クロメート処理を施し、Crとして40mg/m付着させた)の片面にポリエステルウレタン系の接着剤を1.5μmの厚さに塗布し乾燥した。次いで接着剤を塗布した電気亜鉛めっき鋼板を220℃に加熱し、その接着剤塗布面に試料番号3の化粧シートを溶融保持用樹脂層が接するようにして当接し、1対の加圧ロールで両者を挟み付けて加圧し化粧板を得た。
(実施例8)
[化粧板(7)の作成]
板厚:0.2mmの合金亜鉛めっき(Zn−4%Ni合金)鋼板(めっき量:35g/m、めっき後にクロメート処理を施し、Crとして55mg/m付着させた)の片面にポリエステルウレタン系の接着剤を1.5μmの厚さに塗布し乾燥した。次いで接着剤を塗布した合金亜鉛めっき鋼板を200℃に加熱し、その接着剤塗布面に試料番号3の化粧シートを溶融保持用の樹脂層が接するようにして当接し、1対の加圧ロールで両者を挟み付けて加圧し化粧板を得た。
このようにして得られた化粧板(1)〜(7)においては、上記のようにして化粧シートの透明フィルム表面に予めシャープなエンボス凹部が転写されているので、上記の基板を加熱して化粧シートを当接して圧着してもシャープなエンボス模様が損なわれることがなかった。
本発明の化粧シートは、接着剤を用いず印刷インキ層のみを介して透明フィルムと着色フィルムを積層してなり、優れた接着性を有している。また、接着剤を用いずに接着するので、接着剤に含まれる溶剤により印刷インキ層が膨潤して印刷模様の鮮明性が失われたり、残留溶剤の気化による気泡が発生することがない。さらに、接着剤を塗布し乾燥する工程が不要であり、安価にかつ環境に悪影響を与えることなく製造することができる。また、化粧シートの透明フィルム表面にエンボス加工を施す際に、透明フィルムを軟化させるために溶融温度以上に加熱してもシートの搬送時に溶断することがない。そのため、透明フィルム表面に連続的に安定してシャープなエンボス模様を形成させることができる。
本発明の化粧フィルムの一例を示す断面図。 本発明の化粧フィルムの他の一例を示す断面図。 本発明の化粧フィルムの他の一例を示す断面図。 本発明の化粧フィルムの製造装置を示す概略図。
符号の説明
1 : 透明フィルム
1a: 低溶融温度樹脂層
2 : 着色フィルム
2a: 低溶融温度樹脂層
2b: 溶融保持用樹脂層
3a: 巻き解き手段
3b: 巻き解き手段
4 : 加熱ドラム
5a: 加圧ロール
5b: 加圧ロール
6 : サポートロール
7 : 加熱手段
8a: エンボスロール
8b: バックアップロール
9 : 巻き取り手段
10 : 化粧シート
11 : エンボス凹部
12 : 印刷インキ層

Claims (21)

  1. ポリエステル樹脂からなる透明フィルムとポリエステル樹脂に有色顔料を含有してなる着色フィルムを、ポリエステル樹脂をビヒクルとする印刷インキ層を介して積層してなる化粧シート。
  2. 印刷インキ層のビヒクルであるポリエステル樹脂の数平均分子量が15000以上である、請求項1に記載の化粧シート。
  3. 印刷インキ層のビヒクルであるポリエステル樹脂のガラス転移温度が45℃以上である、請求項1または2に記載の化粧シート。
  4. 前記透明フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルムである、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  5. 前記透明フィルムがポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルムである、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  6. 前記透明フィルムがポリエチレンテレフタレートの二軸延伸フィルムである、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  7. 前記透明フィルムがポリエチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の二軸延伸フィルムである、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  8. 前記着色フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルムである、請求項1〜7のいずれかに記載の化粧シート。
  9. 前記着色フィルムがポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルムである、請求項1〜7のいずれかに記載の化粧シート。
  10. 前記着色フィルムが透明フィルムと積層しない側に加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂層を有する、請求項1〜9のいずれかに記載の化粧シート。
  11. 加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂がポリカーボネートである、請求項10に記載の化粧シート。
  12. 加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂が変性ポリエステル樹脂である、請求項10に記載の化粧シート。
  13. 透明フィルムと着色フィルムとのTピール接着強度が2kg/インチ以上である、請求項1〜12のいずれかに記載の化粧シート。
  14. ポリエステル樹脂から成る透明フィルム又はポリエステル樹脂に有色顔料を含有して成る着色フィルムのいずれかにポリエステル樹脂をビヒクルとする印刷インキを用いて印刷を施して印刷インキ層を形成し、この印刷インキ層を介して透明フィルムと着色フィルムを熱接着した後、印刷インキ層と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度に加熱して加圧することを特徴とする、化粧シートの製造方法。
  15. 前記透明フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルム、ポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルム、ポリエチレンテレフタレートの二軸延伸フィルム、ポリエチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の二軸延伸フィルムの何れかである請求項14記載の化粧シートの製造方法。
  16. 前記着色フィルムがポリブチレンテレフタレートの無延伸フィルム又はポリブチレンテレフタレートとエチレンテレフタレート/エチレンイソフタレート共重合体の二層の無延伸フィルムである請求項14又は15記載の化粧シートの製造方法。
  17. 前記着色フィルムが透明フィルムと積層しない側に加熱溶融時の溶融張力が1g以上である樹脂からなる層を有している請求項14乃至16の何れかに記載の化粧シートの製造方法。
  18. 前記加熱溶融時の溶融張力が1g以上の樹脂が、ポリカーボネート又は変性ポリエステル樹脂である化粧シートの請求項17記載の製造方法。
  19. 前記印刷インキ層のビヒクルであるポリエステル樹脂が、数平均分子量が15000以上でありガラス転移温度が45℃以上である請求項14乃至18のいずれかに記載の化粧シートの製造方法。
  20. 請求項1〜19のいずれかに記載の化粧シートを用いた化粧板。
  21. 請求項1〜19記載の化粧シートを基材にラミネートした後、化粧シートの少なくとも印刷インキ層と接する透明フィルムの樹脂または/および着色フィルムの樹脂の融点以上の温度にラミネート基材を加熱して加圧することを特徴とする化粧板の製造方法。
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