JP2002172738A - 化粧フィルムおよびそれを積層してなる化粧板 - Google Patents

化粧フィルムおよびそれを積層してなる化粧板

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JP2002172738A JP2000370021A JP2000370021A JP2002172738A JP 2002172738 A JP2002172738 A JP 2002172738A JP 2000370021 A JP2000370021 A JP 2000370021A JP 2000370021 A JP2000370021 A JP 2000370021A JP 2002172738 A JP2002172738 A JP 2002172738A
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芳樹 武居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のポリ塩化ビニル樹脂フィルムを用いた
化粧シートと同等以上のエンボス加工性と優れた加工密
着性を有する化粧フィルムおよびその化粧フィルムを積
層した化粧板を提供する。 【解決手段】 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層
のTse(℃)≧30(℃)(Tse(℃)はTMA
(熱機械分析)測定により測定される軟化終了温度)を
満足するように、着色樹脂層、印刷層、接着剤層、表面
保護層が下から順次積層されてなる化粧フィルムを、金
属板、木板、無機質ボード等の基板に積層して化粧板と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種家具類や建築
物の内装材等に使用される化粧フィルム、およびこの化
粧フィルムを金属板等に積層した化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種家具類や建築物の内装材等に
使用される化粧フィルムとしては、(1)基材となる樹
脂層上に通常の方法を用いて設けた印刷層上に、印刷層
の表面を保護するために、アミノアルキッド樹脂、ウレ
タン樹脂等のコート層を設けた化粧フィルム、(2)基
材となる樹脂層に印刷を施した後、透明な2軸延伸ポリ
エステルフィルムを接着剤層を介して積層してなる化粧
フィルム、(3)ポリ塩化ビニルフィルムの上に通常の
方法を用いて印刷を施した後、透明なポリ塩化ビニルフ
ィルムや2軸延伸ポリエステルフィルムを積層してなる
化粧フィルム、などの化粧フィルムが知られている。
【0003】しかしながら、上記(1)の化粧フィルム
を積層した化粧板は、化粧フィルムの強度が不十分であ
るため、Vカット加工などを施す場合、加工時に化粧フ
ィルムが割れたり、コーナー部のインキ層が剥離し易い
という問題があり、Vカット加工などを施す用途には適
していない。(2)の化粧フィルムを積層した化粧板
は、耐汚染性、耐溶剤性などの表面物性には優れている
が、表面フィルムの柔軟性に乏しく、また軟化温度が高
いためにエンボス加工を施す場合、エンボスが入り難
い。(3)の化粧フィルムを積層した化粧板は、ポリ塩
化ビニルフィルムが用いられているため、耐汚染性、耐
溶剤性などの表面物性が劣り、また焼却して廃棄処理す
る際に、塩化水素ガスのような有毒ガスおよびそれに起
因する有害物質が発生して環境を汚染したり、焼却する
際に焼却炉を傷めたりするおそれがあるなどの問題を抱
えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決することを目的として、従来のポリ塩化ビニル樹脂
フィルムを用いた化粧シートと同等以上のエンボス加工
による凹凸模様を有し、樹脂フィルムの加工密着性に優
れた化粧フィルムおよびその化粧フィルムを積層した化
粧板を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色樹脂層、
印刷層、接着剤層、表面保護層が下から順次積層されて
なる化粧フィルムであって、着色樹脂層および表面保護
層が下記式を満足することを特徴とする化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
り測定される軟化終了温度、または着色樹脂層、接着剤
層、印刷層、表面保護層が下から順次積層されてなる化
粧フィルムであって、着色樹脂層および表面保護層が下
記式を満足することを特徴とする化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
り測定される軟化終了温度、または着色樹脂層、接着剤
層、表面保護層が下から順次積層されてなる化粧フィル
ムであって、着色樹脂層および表面保護層が下記式を満
足することを特徴とする化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
り測定される軟化終了温度であることを特徴とし、さら
に前記表面保護層の表面がエンボス加工による凹凸模様
を有すること、前記着色樹脂層がポリエステル樹脂から
なることを特徴とし、さらに前記ポリエステル樹脂がポ
リブチレンテレフタレート、または前記ポリエステル樹
脂が、85〜100モル%のエチレンテレフタレートと
0〜15モル%のエチレンイソフタレートからなる共重
合ポリエステル樹脂である下層と、ポリブチレンテレフ
タレートである上層からなる2層フィルムであることを
特徴とし、またさらに前記表面保護層がポリエステル樹
脂からなり、さらに前記ポリエステル樹脂が、85〜1
00モル%のエチレンテレフタレートと0〜15モル%
のエチレンイソフタレートからなる共重合ポリエステル
樹脂であること、または前記ポリエステル樹脂が、75
〜90モル%のブチレンテレフタレートと10〜25モ
ル%のブチレンイソフタレートからなる共重合ポリエス
テル樹脂であることを特徴とし、さらにまた前記ポリエ
ステル樹脂が、ポリエステルエラストマーを50から9
8重量%含有することを特徴とする。
【0006】また本発明の化粧板は、化粧フィルムを積
層する基板の少なくとも片面に、上記のいずれかに記載
の化粧フィルムを積層してなる化粧板、または前記化粧
フィルムと前記基板の間に接着剤層を介して積層してな
る、上記のいずれかに記載の化粧板であり、前記基板が
金属板、特に亜鉛めっき鋼板、または木質板、もしくは
無機質ボードであることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、従来のポリ塩
化ビニル樹脂フィルムを用いた化粧シートと同等以上の
エンボス加工による凹凸模様を有し、樹脂フィルムの加
工密着性に優れた化粧フィルムについて鋭意検討した結
果、複数の樹脂層から成る化粧フィルムにおいて、着色
樹脂層および表面保護層が下記の式 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) を満足することを特徴とする、着色樹脂層、印刷層、接
着剤層、表面保護層が下から順次積層されてなるか、ま
たは着色樹脂層、接着剤層、印刷層、表面保護層が下か
ら順次積層されてなるか、もしくは着色樹脂層、接着剤
層、表面保護層が下から順次積層されてなる化粧フィル
ムとすることにより、本発明の目的を達成することが可
能であることが判明した。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。図
1〜4に本発明の複数の樹脂層から成る化粧フィルムの
例の概略断面図を示す。図5および6に本発明の化粧板
の例の概略断面図を示す。1は化粧フィルム、2は基
板、3は着色樹脂層、3aは上層の着色樹脂層、3bは
下層の着色樹脂層、4は印刷層、4aはベタ印刷層、4
bは絵柄印刷層、5は接着剤層、6は表面保護層、8は
エンボス凹部、10は化粧板、15は接着剤をそれぞれ
表している。
【0009】本発明の化粧フィルム1は、図1に示すよ
うに着色樹脂層3の上面に、ベタ印刷層4a、絵柄印刷
層4bよりなる印刷層4が順次設けられ、その上面に接
着剤層5を介して表面保護層6が積層されている。表面
保護層6は選択的に表面にエンボス加工を施してエンボ
ス凹部8を設けたものを用いてもよい。
【0010】また本発明の化粧フィルム1は、図2に示
すように選択的に表面にエンボス加工を施してエンボス
凹部8を設けた表面保護層6の非エンボス加工面に、絵
柄印刷層4b、ベタ印刷層4aを順次設け、これと着色
樹脂層3が接着剤層5を介して積層されていてもよい。
【0011】さらに本発明の化粧フィルム1は、図3に
示すように選択的に表面にエンボス加工を施してエンボ
ス凹部8を設けた表面保護層6が、接着剤層5を介して
着色樹脂層3に積層されていてもよい。
【0012】またさらに、図4に示すように着色樹脂層
3はそれぞれ樹脂組成の異なる上層の着色樹脂層3aと
基板との接着性を向上させるための下層の着色樹脂層3
bの2層樹脂層で構成されていてもよい。
【0013】図5は図1に示した本発明の化粧フィルム
1を直接基板2に熱融着法により積層した化粧板10、
図6は図1に示した本発明の化粧フィルム1を接着剤1
5を介して基板2に積層した化粧板10を示す。
【0014】本発明の化粧フィルム1において、着色樹
脂層3(2層フィルムの場合は上層フィルム3a)と表
面保護層6の間には下記の式 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) (ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定に
より測定される軟化終了温度を示す)の関係にある必要
がある。Tseは以下のようにして測定される値であ
る。すなわち、熱機械分析装置(TMA:例えば理学電
気(株)製TAS−300など)を用い、直径:2mmで
先端R:0.2以下(先端角:60°)の針に荷重:1
00gを負荷し、10℃/分で昇温した時の針のフィル
ムへの浸入深さを、JIS K7196 に準じて測定す
る。図7にポリブチレンテレフタレートのTseを測定
する際の測定曲線の例を示す。ここで針の進入度は、進
入深さをフィルム厚さで除した値である。軟化終了温
度:Tseは、図7に示すように、進入度が急変する曲
線と、軟化終了後のベース線の接線交点により求められ
る温度である。
【0015】上記の式において、 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
<30(℃) となる場合は、表面保護層にエンボス加工を施す場合の
加熱により、着色樹脂層まで軟化してしまい、鮮明なエ
ンボス模様を付与することが困難になる。着色樹脂層と
表面保護層のTseの差が大きい場合は、加熱しても表
面保護層のみを軟化させ、着色樹脂層を軟化させずにエ
ンボス加工することが可能となり、鮮明なエンボス模様
を付与することが可能となる。
【0016】次に、各樹脂層を構成する樹脂について説
明する。着色樹脂層3としてはポリエステル樹脂、特に
ポリブチレンテレフタレートであることが好ましい。着
色樹脂層3は、85〜100モル%のエチレンテレフタ
レートと0〜15モル%のエチレンイソフタレートから
なる共重合ポリエステル樹脂である下層3bと、前記の
ポリブチレンテレフタレートである上層3aとからなる
2層フィルムで構成されていてもよい。ポリエステル樹
脂の好ましい固有粘度は1.0〜2.0、より好ましく
は1.2〜1.5である。下層として共重合ポリエステ
ル樹脂層を設けることにより、化粧フィルム1を基板2
に直接熱融着する際に良好な接着性が得られる。共重合
ポリエステル樹脂のエチレンイソフタレートが15モル
%を超えると軟化終了温度(Tse)が低く成りすぎ
て、上記の式 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) を満足することが困難になる。これらの樹脂を押出機を
用いて製膜する際に着色顔料を混練して着色樹脂層とす
る。
【0017】印刷層4は、図1に示すように、例えば木
目、石目、天然皮革の表面柄、布目、抽象柄などの模様
を表現した絵柄印刷層4bと、着色樹脂層3の全面を隠
蔽し、絵柄印刷層4bの印刷下地を与える着色樹脂層3
の全面に印刷を施したベタ印刷層4aからなる。また印
刷層4は図2に示すように、表面保護層6のエンボス加
工を施さない面に印刷して設けてもよい。印刷層4を形
成するインキのビヒクルとしては、例えばニトロセルロ
ース、酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリエ
ステルウレタン樹脂などの公知のものが使用できるが、
なかでも密着性の観点からニトロセルロース−アルキッ
ド樹脂系インキが好ましい。
【0018】表面保護層6としては、耐溶剤性、表面に
施すエンボス加工性、および印刷層4が透けて見える透
明性の観点からポリエステル樹脂、特に85〜100モ
ル%のエチレンテレフタレートと0〜15モル%のエチ
レンイソフタレートからなる共重合ポリエステル樹脂、
または75〜90モル%のブチレンテレフタレートと1
0〜25モル%のブチレンイソフタレートからなる共重
合ポリエステル樹脂であることが好ましい。またポリエ
ステル樹脂の固有粘度は好ましくは0.4〜2.0、よ
り好ましくは0.6〜1.5である。エチレンイソフタ
レートやブチレンイソフタレートのモル%がそれぞれの
下限未満ではフィルムが剛直に過ぎエンボス加工を施し
て凹凸模様を形成させることが困難であり、一方、エチ
レンイソフタレートやブチレンイソフタレートのモル%
がそれぞれの上限を超えると、樹脂が軟質化してスリ疵
などが入りやすくなる。
【0019】さらに、化粧フィルム1に厳しい加工を施
した場合に表面保護層に亀裂や剥離等が生じない、良好
な加工性を付与するために、表面保護層に用いるポリエ
ステル樹脂にポリエステルエラストマーを50〜98重
量%含有させてもよい。含有量が50重量%未満では加
工性向上効果が乏しく、98重量%を超えると樹脂が軟
化しすぎてスリ疵などが入りやすくなる。表面保護層の
片面には意匠性を向上させるために、選択的にエンボス
加工を施して樹脂表面に凹凸模様を形成させてもよい。
これらの樹脂フィルムを製膜する際に予め、エンボス加
工を施してもよいし、後記するように、着色樹脂層3と
表面保護層6を加圧接着して化粧フィルム1とする際に
加圧ロールにエンボスロールを用い、エンボス加工を施
してもよい。
【0020】化粧フィルム1を構成する各樹脂層、およ
び化粧フィルム1と基板2の貼合わせに用いられる接着
剤層5および接着剤15としては、一般的な接着剤、例
えば、ポリエステル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、エチレ
ン−ビニルアセテート樹脂系、尿素樹脂系、ウレタン樹
脂系などのエマルジョン型接着剤が、火気に対して安全
で、臭気もなく、価格的にも安価なため好ましく用いら
れる。
【0021】化粧フィルム1は次のようにして作成する
ことができる。図1または4に示した例の場合は、表面
保護層6を構成する樹脂フィルムの非エンボス加工面
に、上記の接着剤層5を構成する接着剤を塗布乾燥す
る。一方、着色樹脂層3の片面(図4における2層樹脂
層の場合は上層のポリブチレンテレフタレート面)にベ
タ印刷層4aおよび絵柄印刷層4bを形成させる。そし
て、表面保護層6の接着剤塗布面に着色樹脂層3の印刷
層4を形成させた面を重ね合わせ、表面保護層6のTs
e以上でかつ融解温度未満の温度に加熱し、エンボスロ
ールとシリコンゴムロールからなる1対の加圧ロールを
用い、表面保護層6の側がエンボスロールと接するよう
にして挟み付けてエンボス加工を施すとともに圧着し、
1枚の化粧フィルムとする。加圧ロールを加熱してお
き、加熱しながらエンボス加工を施すとともに圧着して
もよい。
【0022】図2に示した例の場合は、表面保護層6を
構成する樹脂フィルムの非エンボス加工面に絵柄印刷層
4bおよびベタ印刷層4aを形成させる。一方、着色樹
脂層3の片面に上記の接着剤層5を構成する接着剤を塗
布乾燥する。そして、表面保護層6の印刷層4を形成さ
せた面を着色樹脂層3の接着剤塗布面に重ね合わせ、上
記と同様にしてエンボス加工を施すとともに圧着する。
【0023】図3に示した例の場合は、表面保護層6を
構成する樹脂フィルムの非エンボス加工面、または、着
色樹脂層3の片面に上記の接着剤層5を構成する接着剤
を塗布乾燥する。そして、接着剤層5を介して表面保護
層6と着色樹脂層を重ね合わせ、上記と同様にしてエン
ボス加工を施すとともに圧着する。
【0024】次いで上記のようにして得られた本発明の
化粧フィルム1を、直接または接着剤層15を介して基
板2に貼り合わせることにより、図5または6に示す化
粧板10が得られる。基板2としては鋼板、アルミニウ
ム合金板、ステンレス鋼板、亜鉛めっき鋼板、亜鉛−ア
ルミニウム合金めっき鋼板、亜鉛−コバルト−モリブデ
ン合金めっき鋼板などの金属板、木材単板、木材合板、
パーチクルボード、MDFなどの木質板、石膏ボード、
珪酸カルシウムボード、石綿スレートボードなどの無機
質ボードが用いられる。
【0025】
【実施例】以下実施例にて本発明をさらに詳細に説明す
る。 (実施例1〜3と比較例1)表2に示す表面保護層の樹
脂番号F、G、H、Iのフィルムの片面に、ポリエステ
ル系接着剤を10g/m の塗布量で塗布し、乾燥し
た。一方、表1に示す着色樹脂層の樹脂番号Aのフィル
ムの片面に、ニトロセルロース−アルキド系インキを用
い、着色ベタ印刷層および絵柄印刷層をグラビア輪転機
によりインラインにて印刷した。次いで樹脂番号F、
G、H、Iのフィルムのそれぞれの接着剤塗布面と樹脂
番号Aのフィルム絵柄印刷層面とを重ねて200℃に加
熱し、平均表面粗さ(Ra):11μmの凹凸が付与さ
れた砂目の彫刻ロール(エンボスロール)とシリコンゴ
ムロールとからなる1対の圧着ロールを用い、樹脂番号
F、G、H、Iの側が彫刻ロールと接するようにして、
樹脂フィルムの送り速度:20m/min、圧着用ロー
ルのニップ圧:2. 45MPaの条件で両フィルムを加
熱圧着して積層し、化粧フィルムを作製した。次に、厚
さ0.5mm の電気亜鉛めっき鋼板にポリエステル系接
着剤を5g/mの塗布量で塗布し、前記の化粧フィル
ムを加熱温度:210℃、接着圧力:1. 47MPa、
圧着時間:5秒の条件で加熱圧着し、化粧板を得た。表
面保護層の樹脂番号F、G、Hのフィルムを使った場合
を実施例1、実施例2、実施例3とし、表面保護層の樹
脂番号Iのフィルムを使った場合を比較例1とした。
【0026】(比較例2)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Fのフィルムの片面に、ポリエステル系接着剤を1
0g/mの塗布量で塗布し、乾燥した。一方、表1に
示す着色樹脂層の樹脂番号Bのフィルムの片面に、ニト
ロセルロース−アルキド系インキを用い、着色ベタ印刷
層および絵柄印刷層をグラビア輪転機によりインライン
にて印刷した。次いで樹脂番号Fのフィルムの接着剤塗
布面と樹脂番号Bのフィルムの絵柄印刷層面とを重ね合
わせ、実施例1と同様の条件で両フィルムを加熱圧着し
て積層し、化粧フィルムを作製した。次に、実施例1と
同様の電気亜鉛めっき鋼板に、実施例1と同様の条件で
前記の化粧フィルムを実施例1と同様の条件で加熱圧着
し、化粧板を得た。
【0027】(実施例4)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Jのフィルムの片面に、ニトロセルロース−アルキ
ド系インキを用い、絵柄印刷層および着色ベタ印刷層を
グラビア輪転機によりインラインにて印刷した。一方、
表1に示す着色樹脂層の樹脂番号Cのフィルムの片面
に、ポリエステル系接着剤を10g/mの塗布量で塗
布し、乾燥した。次いで樹脂番号Jのフィルムの着色ベ
タ印刷面と樹脂番号Cのフィルムの接着剤塗布面とを重
ねて、実施例1と同様の圧着用ロールを200℃に加熱
し、樹脂フィルムの送り速度:20m/min、圧着用
ロールのニップ圧:2. 45MPaの条件で両フィルム
を加熱したロール間に通して加熱圧着して積層し、化粧
フィルムを作製した。次に、実施例1と同様の電気亜鉛
めっき鋼板に、実施例1と同様の条件で前記の化粧フィ
ルムを実施例1と同様の条件で加熱圧着し、化粧板を得
た。
【0028】(実施例5)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Kのフィルムの片面に、ニトロセルロース−アルキ
ド系インキを用い、絵柄印刷層および着色ベタ印刷層を
グラビア輪転機によりインラインにて印刷した。一方、
表1に示す着色樹脂層の樹脂番号Dのフィルムの片面
に、ポリエステル系接着剤を10g/mの塗布量で塗
布し、乾燥した。次いで樹脂番号Kのフィルムの着色ベ
タ印刷面と樹脂番号Dのフィルムの接着剤塗布面とを重
ねて、実施例4と同様の条件で両フィルムを加熱したロ
ール間に通して加熱圧着して積層し、化粧フィルムを作
製した。次に、実施例1と同様の電気亜鉛めっき鋼板
に、実施例1と同様の条件で前記の化粧フィルムを実施
例1と同様の条件で加熱圧着し、化粧板を得た。
【0029】(比較例3)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Lのフィルムの片面に、ニトロセルロース−アルキ
ド系インキを用い、絵柄印刷層および着色ベタ印刷層を
グラビア輪転機によりインラインにて印刷した。一方、
表1に示す着色樹脂層の樹脂番号Cのフィルムの片面
に、ポリエステル系接着剤を10g/mの塗布量で塗
布し、乾燥した。次いで樹脂番号Lのフィルムの着色ベ
タ印刷面と樹脂番号Cのフィルムの接着剤塗布面とを重
ねて、実施例4と同様の条件で両フィルムを加熱したロ
ール間に通して加熱圧着して積層し、化粧フィルムを作
製した。次に、実施例1と同様の電気亜鉛めっき鋼板
に、実施例1と同様の条件で前記の化粧フィルムを実施
例1と同様の条件で加熱圧着し、化粧板を得た。
【0030】(比較例4)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Mのフィルムの片面に、ポリエステル系接着剤を1
0g/mの塗布量で塗布し、乾燥した。その接着剤塗
布面と着色樹脂層の樹脂番号Dのフィルムの片面とを重
ね合わせ、実施例1と同様の条件で両フィルムを加熱圧
着して積層し、化粧フィルムを作製した。次に、実施例
1と同様の電気亜鉛めっき鋼板に、実施例1と同様の条
件で前記の化粧フィルムを実施例1と同様の条件で加熱
圧着し、化粧板を得た。
【0031】(実施例6)表2に示す表面保護層の樹脂
番号Nのフィルムの片面に、ポリエステル系接着剤を1
0g/mの塗布量で塗布し、乾燥した。その接着剤塗
布面と着色樹脂層の樹脂番号Eのフィルムの片面とを重
ね合わせ、実施例1と同様の条件で両フィルムを加熱圧
着して積層し、化粧フィルムを作製した。次に、実施例
1と同様の電気亜鉛めっき鋼板に、実施例1と同様の条
件で前記の化粧フィルムを実施例1と同様の条件で加熱
圧着し、化粧板を得た。
【0032】(実施例7)厚さ6mmの木材合板にポリ
エステル系接着剤を50g/mの塗布量で塗布し、実
施例1の化粧フィルム(着色樹脂層:A、表面保護層:
F)を加熱温度:160℃、接着圧力:1. 47MP
a、圧着時間:15秒の条件で加熱圧着し、化粧板を得
た。
【0033】(実施例8)厚さ8mmの石膏ボードにポ
リウレタン系接着剤を80g/mの塗布量で塗布し、
実施例7の化粧フィルム(着色樹脂層:D、表面保護
層:K)を加熱温度:180℃、接着圧力:1. 47M
Pa、圧着時間:20秒の条件で加熱圧着し、化粧板を
得た。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】(樹脂フィルムの特性評価)実施例1〜6
と比較例1〜4で作成した化粧板を、下記の特性につい
て評価した。 [エンボス加工性]実施例1〜6と比較例1〜4で作成し
た化粧板の化粧フィルム表面を肉眼観察し、下記の基準
で評価した。 ○:良好、△:やや不良、×:不良 なお、上記の評価基準は、ポリ塩化ビニル樹脂フィルム
の表面粗さ(Ra:μm)を東京精密社製SURFCO
M表面粗さ計を用いてJIS B 0601に準拠して測
定し、平均表面粗さが4μmである場合をエンボス加工
性の合格基準とし、平均表面粗さが4μmのポリ塩化ビ
ニル樹脂フィルムの表面と同等以上の外観を有するもの
を良好(○)とし、ポリ塩化ビニル樹脂フィルムの表面と
較べて劣るものをやや不良(△)とし、エンボス模様が入
らないものを不良(×)として判定した。
【0037】[加工密着性]実施例1〜10で作成した化
粧板にJIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法) に
準拠して、0T折り曲げ加工を施し、折り曲げ加工部の
フィルムの表面を肉眼観察し、下記の4段階の基準で評
価した。 ◎:折り曲げ部に割れは全く認められない。 ○:折り曲げ部の先端に微かな白色化が認められる。 △:折り曲げ部全体に白色化が認められる。 ×:折り曲げ部にかなりの程度の割れが認められる。 上記の評点において、◎および○は使用上の問題はな
い。なお、この試験は10枚の試験片について実施し
た。これらの樹脂フィルムの特性評価結果を表3に示
す。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】本発明の化粧板は、下記の式 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
≧30(℃) (Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定により測定
される軟化終了温度)を満足するように、着色樹脂層、
印刷層、接着剤層、表面保護層が下から順次積層されて
なるか、または着色樹脂層、接着剤層、印刷層、表面保
護層が下から順次積層されてなるか、もしくは着色樹脂
層、接着剤層、表面保護層が下から順次積層されてなる
化粧フィルムを、金属板、木板、無機質ボード等の基板
に積層してなる化粧板であり、従来のポリ塩化ビニル樹
脂フィルムを用いた化粧シートと同等以上のエンボス加
工による凹凸模様が得られ、優れた加工密着性を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧フィルムの一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の化粧フィルムの他の一例を示す断面図
である。
【図3】本発明の化粧フィルムの他の一例を示す断面図
である。
【図4】本発明の化粧フィルムの他の一例を示す断面図
である。
【図5】本発明の化粧板の一例を示す断面図である。
【図6】本発明の化粧板の一例を示す断面図である。
【図7】ポリブチレンテレフタレートのTseの測定曲
線を示すチャートである。
【符号の説明】
1 化粧フィルム 2 基板 3 着色樹脂層 3a 着色樹脂層(上層) 3b 着色樹脂層(下層) 4 印刷層 4a べタ印刷層 4b 絵柄印刷層 5 接着剤層 6 表面保護層 8 エンボス凹部 10 化粧板 15 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 逸見 勇介 山口県下松市東豊井1296番地の1 東洋鋼 鈑株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 2B002 AA03 BB06 BB12 2B250 AA06 AA13 BA03 FA28 FA33 GA03 4F100 AA00D AB01D AB03D AE06D AK01A AK41A AK41B AK41C AK41G AK41J AK41K AK42A AK51G AL01A AL01B AL01C AL05B AL09B AP00D AP02D AT00B AT00D BA02 BA03 BA04 BA10A BA10B BA10D BA13 BA16 BA26A BA26B CB00 CC00 EH71D EJ40B GB08 GB81 HB00A HB21B HB31A JA04A JA04B JK06 YY00B

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色樹脂層、印刷層、接着剤層、表面保
    護層が下から順次積層されてなる化粧フィルムであっ
    て、着色樹脂層および表面保護層が下記式を満足するこ
    とを特徴とする化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
    ≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
    り測定される軟化終了温度。
  2. 【請求項2】 着色樹脂層、接着剤層、印刷層、表面保
    護層が下から順次積層されてなる化粧フィルムであっ
    て、着色樹脂層および表面保護層が下記式を満足するこ
    とを特徴とする化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
    ≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
    り測定される軟化終了温度。
  3. 【請求項3】 着色樹脂層、接着剤層、表面保護層が下
    から順次積層されてなる化粧フィルムであって、着色樹
    脂層および表面保護層が下記式を満足することを特徴と
    する化粧フィルム 着色樹脂層のTse(℃)−表面保護層のTse(℃)
    ≧30(℃) ここで、Tse(℃)はTMA(熱機械分析)測定によ
    り測定される軟化終了温度。
  4. 【請求項4】 前記表面保護層の表面がエンボス加工に
    よる凹凸模様を有することを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の化粧フィルム。
  5. 【請求項5】 前記着色樹脂層がポリエステル樹脂から
    なることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    の化粧フィルム。
  6. 【請求項6】 前記ポリエステル樹脂がポリブチレンテ
    レフタレートからなることを特徴とする、請求項5に記
    載の化粧フィルム。
  7. 【請求項7】 前記ポリエステル樹脂が、85〜100
    モル%のエチレンテレフタレートと0〜15モル%のエ
    チレンイソフタレートからなる共重合ポリエステル樹脂
    である下層と、ポリブチレンテレフタレートである上層
    からなる2層フィルムであることを特徴とする、請求項
    5に記載の化粧フィルム。
  8. 【請求項8】 前記表面保護層がポリエステル樹脂から
    なることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載
    の化粧フィルム。
  9. 【請求項9】 前記ポリエステル樹脂が、85〜100
    モル%のエチレンテレフタレートと0〜15モル%のエ
    チレンイソフタレートからなる共重合ポリエステル樹脂
    であることを特徴とする、請求項8に記載の化粧フィル
    ム。
  10. 【請求項10】 前記ポリエステル樹脂が、75〜90
    モル%のブチレンテレフタレートと10〜25モル%の
    ブチレンイソフタレートからなる共重合ポリエステル樹
    脂であることを特徴とする、請求項8に記載の化粧フィ
    ルム。
  11. 【請求項11】 前記ポリエステル樹脂が、ポリエステ
    ルエラストマーを50から98重量%含有することを特
    徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載の化粧フィ
    ルム。
  12. 【請求項12】 化粧フィルムを積層する基板の少なく
    とも片面に、請求項1〜11のいずれかに記載の化粧フ
    ィルムを積層してなる化粧板。
  13. 【請求項13】 前記化粧フィルムと前記基板の間に接
    着剤層を介して積層してなる、請求項12に記載の化粧
    板。
  14. 【請求項14】 前記基板が金属板である、請求項12
    または13に記載の化粧板。
  15. 【請求項15】 前記金属板が亜鉛めっき鋼板である、
    請求項14に記載の化粧板。
  16. 【請求項16】 前記基板が木質板である、請求項12
    または13に記載の化粧板。
  17. 【請求項17】 前記基板が無機質ボードである、請求
    項12または13に記載の化粧板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006062215A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toyo Kohan Co Ltd 化粧シート、化粧シートの製造方法、化粧板および化粧板の製造方法

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