JP2006060117A - 熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サセプタを介した加熱による基板の反りを防止する。
【解決手段】熱処理装置のチャンバ本体内には、基板9の下面に当接して基板9を支持するとともに、外縁部723から中央部724に向かって僅かに漸次高くなる凸状の支持面722を有するサセプタ72が設けられ、サセプタ72の下側に取り付けられたホットプレート71により支持面722が加熱される。熱処理装置1では、チャンバ本体内へと搬送された基板9に対して、凸状の支持面722の中央部724が外縁部723に先行して基板9の下面に当接し、基板9の中央部が外縁部より僅かに早く加熱される。これにより、サセプタ72を介した加熱による基板9の反りを防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板に加熱を伴う処理を行う熱処理装置に関する。
従来より、半導体基板等(以下、単に「基板」という。)の製造の様々な段階において基板に対する熱処理が行われており、熱処理方法の1つとして急速加熱工程(Rapid Thermal Process、以下、「RTP」という。)が利用されている。RTPでは、処理室内の基板をハロゲンランプ等で加熱して短時間で所定の温度まで昇温することにより、酸化膜等の絶縁膜の薄膜化、イオン注入法により添加した不純物の活性化工程における不純物の再拡散抑制等、従来の電気炉による長時間の熱処理では困難であった処理を実現することができる。また、近年、基板の加熱源としてフラッシュランプを用いて、さらに短時間で基板を加熱する技術も提案されている。
RTP装置や基板に加熱を伴う処理を行う他の多くの熱処理装置では、サセプタにより基板が下方から支持される。サセプタに関してはこれまで様々なタイプのものが提案されており、例えば、特許文献1では、サセプタの表面に突起部を設けることにより基板とサセプタとの間に、いわゆるプロキシミティギャップを形成してサセプタを介して基板を均一に加熱する技術が開示されている。また、特許文献2では、凸状の膜状体により構成されるサセプタを設け、基板が載置された状態でサセプタが弾性変形して基板が平面となるように保持されることにより、基板の自重による撓みにより生じる応力の発生を抑制しつつ熱処理を行う技術が開示されている。さらに、特許文献3では、サセプタの表面に中央部から外縁部に向かって漸次深くなる円環状の凹部を設け、サセプタの表面上にてグラファイト板を介して基板を保持することにより凹部を利用して基板の熱を放散し、基板を均一に加熱する技術が開示されている。
特開2002−83858号公報 特開平9−260470号公報 特開平7−277885号公報
ところで、サセプタを介して基板を加熱する熱処理装置では、加熱されたサセプタ上に基板を載置すると、基板によっては基板内の温度差による熱応力により基板に反りが生じてしまうことが知られている。基板に反りが生じた状態では、所定の温度分布となるように基板を加熱することが困難となるとともに、基板上に形成されたパターンにも影響が生じてしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、基板を下方から支持する支持面を介した加熱による基板の反りを防止することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板に加熱を伴う処理を行う熱処理装置であって、基板の下面に当接して前記基板を支持するとともに外縁部から中央部に向かって僅かに漸次高くなる凸状の支持面と、前記支持面を下側から加熱する加熱部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱処理装置であって、前記支持面に支持された基板の上面へと光を照射する少なくとも1つのフラッシュランプをさらに備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の熱処理装置であって、前記加熱部による前記支持面を介した加熱により、前記支持面上に載置された基板の前記支持面の前記外縁部に対向する部位が前記中央部に対向する部位よりも高温とされる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の熱処理装置であって、他の機構により前記支持面の上方の受け渡し位置へと搬送された基板を、前記受け渡し位置から前記支持面に対して相対的かつ連続的に移動して前記支持面上に載置する基板移載機構をさらに備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の熱処理装置であって、前記支持面の前記外縁部と前記中央部との高さの差が0.1mm以上0.2mm以下である。
請求項1ないし5の発明では、支持面を介した加熱による基板の反りを防止することができる。
また、請求項2の発明では、フラッシュランプによる基板の加熱において支持面を介した加熱による基板の反りを防止することができ、請求項3の発明では、フラッシュランプによる加熱時の基板の温度分布を均一にすることができる。
また、請求項4の発明では、支持面からの輻射熱による基板の予備的な加熱を省略し、支持面への基板の移載に要する時間を短縮することができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る熱処理装置1の構成を示す図であり、熱処理装置1は半導体の基板9に光を照射して加熱を伴う処理を行う装置である。
熱処理装置1は、略円筒状の内壁を有するチャンバ側部63、および、チャンバ側部63の下部を覆うチャンバ底部62を備え、これらにより基板9(例えば、直径30cmの基板)を熱処理する空間(以下、「チャンバ」という。)65を形成するとともにチャンバ底部62とは反対側(図1中の上側)に開口60を有するチャンバ本体6が構成される。
また、熱処理装置1は、チャンバ本体6の開口60を閉塞する透光板61、チャンバ本体6内において基板9を保持しつつ基板9を加熱する保持部7、保持部7から放射される熱エネルギーを反射するヒータリフレクタ30、保持部7をチャンバ本体6の底面であるチャンバ底部62に対して昇降する保持部昇降機構4、保持部7の周囲に配置されるライナ20、保持部7に保持される基板9に開口60を介して光を照射して基板9を加熱する光照射部5、および、これらの構成を制御して熱処理を行う制御部8を備える。
透光板61は、例えば、石英等の光照射部5からの光の透過性を有する材料により形成され、光照射部5からの光を透過してチャンバ65に導く窓部材(いわゆる、チャンバ窓)として機能する。チャンバ底部62およびチャンバ側部63は、例えば、ステンレススチール等の強度と耐熱性に優れた金属材料にて形成される。チャンバ底部62には、保持部7を貫通して基板9をその下面(光照射部5からの光が照射される面とは反対側の面)から支持するための複数の支持ピン70が立設されている。
チャンバ側部63は、基板9の搬入および搬出を行うための搬出入口66を有し、搬出入口66は、軸67を中心に回動するゲートバルブ68により開閉可能とされる。チャンバ側部63の搬出入口66と反対側の部位にはチャンバ65に処理ガス(例えば、窒素(N)ガス)を導入する導入路601が設けられ、開閉弁80を介して図示省略の供給装置に接続される。また、搬出入口66にはチャンバ内の気体を排出する排出路602が形成され、開閉弁81を介して図示省略の排気装置に接続される。なお、ゲートバルブ68は上下動によって搬出入口66を開閉する機構であってもよい。
保持部7は、基板9を予備加熱(いわゆる、アシスト加熱)するホットプレート71、および、ホットプレート71の上面(保持部7が基板9を保持する側の面)に設置される熱拡散板であるサセプタ72を有する。サセプタ72は、石英(窒化アルミニウム(AlN)や炭化シリコン(SiC)等のセラミックであってもよい。)により形成され、その下面をホットプレート71の上面に面接触させてホットプレート71上に載置される。サセプタ72がホットプレート71により加熱されると、ホットプレート71からの熱エネルギーが拡散して基板9に伝導される。また、ホットプレート71の下面側には、保持部7を支持する筒状体41が設けられる。
図2は、保持部7を示す拡大図である。図2では、図示の都合上、保持部7および筒状体41の(+X)側のみを断面にて示す。図2に示すように、ホットプレート71は、ステンレススチール製の上部プレート711および下部プレート712を有し、上部プレート711と下部プレート712との間には、ホットプレート71を加熱するニクロム線等の抵抗加熱線73が配設され、導電性のニッケル(Ni)ロウが充填されて封止されている。また、上部プレート711および下部プレート712の端部はロウ付けにより接着されている。
図3は、ホットプレート71を示す平面図である。なお、図3では支持ピン70が貫通する貫通孔の図示を省略している。図3に示すように、ホットプレート71は、円板状のゾーン791、ゾーン791の周囲の円環状のゾーン792、および、ゾーン792の周囲の円環状のゾーン793を備え、これらのゾーン791〜793は同心円状に配置され、各ゾーン間には間隙が形成されている。
ゾーン791〜793にはそれぞれ独立する抵抗加熱線73が周回するように配設されてヒータが形成されており、各ゾーンに内蔵されたこれら複数のヒータにより各ゾーンが個別に加熱される。また、ゾーン791〜793のそれぞれには、熱電対を用いて各ゾーンの温度を計測するセンサ74が設けられ、センサ74は略円筒状の筒状体41(図2参照)の内部を通り制御部8(図1参照)に接続される。
ホットプレート71が加熱される際には、センサ74により計測されるゾーン791〜793のそれぞれの温度が予め決定された所定の温度になるように、各ゾーンに配設された抵抗加熱線73への電力供給量が制御部8により制御される。制御部8による各ゾーンの温度制御はPID(Proportional,Integral,Differential)制御により行われる。ホットプレート71では、基板9の熱処理(複数の基板9を連続的に処理する場合は、全ての基板9の熱処理)が終了するまでゾーン791〜793のそれぞれの温度が継続的に計測され、各ゾーンに配設された抵抗加熱線73への電力供給量が個別に制御されて、すなわち、各ゾーンに内蔵されたヒータの温度が個別に制御されて各ゾーンの温度が設定温度に維持される。
ゾーン791〜793にそれぞれ配設される抵抗加熱線73は、筒状体41(図2参照)の内部を通り電力供給源(図示省略)に接続される。電力供給源から各ゾーンまでの間、電力供給源からの2本の抵抗加熱線73は、図4の断面図に示すように、マグネシア(マグネシウム酸化物)等の絶縁体731を充填したステンレスチューブ732の内部に互いに電気的に絶縁状態となるように配置される。なお、筒状体41の内部は大気開放されている。
図5は保持部7のサセプタ72のみをさらに拡大して示す断面図である。図5ではサセプタ72の(+X)側のみを図示しており、サセプタ72の断面を示す平行斜線の図示を省略している。
図5に示すように、サセプタ72(例えば、厚さ3mm〜5mm)の上側((+Z)側)には、基板9を保持するポケットである凹部721が形成され、凹部721の深さは基板9の厚さと同程度ないし1mm程度とされる。凹部721の内部は、基板9の下面に当接して基板9を支持する支持面722となっており、支持面722は外縁部723から中央部724に向かって僅かに漸次高くなる凸状とされ、外縁部723と中央部724との高さの差D1が、好ましくは0.1mm以上0.2mm以下とされる(ただし、図5では高さの差D1を誇張して図示している。)。また、凹部721の支持面722側の側面725は、外側に向かって傾斜した(すなわち、支持面722の外周から上側に向かうにつれてサセプタの中心軸からの距離が漸次増大する)傾斜面であり、側面725の水平面に対する傾斜角は約5〜30°とされる。なお、図5では中央部724においてのみ支持面722が基板9の下面と当接しているが、基板9の厚さや大きさ等によっては基板9が自重により僅かに撓むことにより、外縁部723においても支持面722が基板9と当接することが想定される。
図1に示す保持部7および筒状体41の周囲には、保持部7から放射される熱エネルギーを反射するヒータリフレクタ30が配置される。ヒータリフレクタ30は石英により形成され、ホットプレート71からの熱エネルギーがサセプタ72以外に伝導することを抑制することにより、保持部7からの熱エネルギーが基板9の加熱に効率的に利用される。ヒータリフレクタ30のチャンバ底部62に対向する部位には複数の支持ピン70がそれぞれ挿入される貫通孔31が、保持部7に同様に形成された貫通孔75に対応する位置に形成される(ただし、図1では1つの貫通孔31および貫通孔75にのみ符号を付している。)。
保持部昇降機構4は、移動板42、ガイド部材43、固定板44、ボールネジ45、連結部材46および47、ナット48並びにモータ40を有する。移動板42は、筒状体41を介して保持部7に接続されるとともに、連結部材46および47を介してナット48に連結され、チャンバ底部62に上端が固定されたガイド部材43により案内されて昇降可能とされる。モータ40は、ガイド部材43の下端部に取り付けられる固定板44の中央部に設置され、ボールネジ45が接続される。保持部昇降機構4により保持部7が昇降する際には、制御部8の制御によりモータ40がボールネジ45を回転し、ナット48に連結される移動板42がガイド部材43に沿って移動し、それに伴い保持部7が図1中のZ方向に滑らかに移動する。
また、移動板42にはヒータリフレクタ30の下端(すなわち、ヒータリフレクタ30の筒状体41を囲む部位の(−Z)側の端部)が固定され、保持部7が昇降する際には、ヒータリフレクタ30も保持部7と共に昇降する。
移動板42とチャンバ底部62との間には、筒状体41およびその周囲のヒータリフレクタ30を囲む伸縮自在の蛇腹49が設けられる。蛇腹49の一方の端はチャンバ底部62に、他方の端は移動板42に接続され、チャンバ65の下部の気密性が保たれる。保持部昇降機構4により保持部7およびヒータリフレクタ30がチャンバ底部62に対して上昇する際には蛇腹49は収縮され、下降する際には蛇腹49が伸張される。
ライナ20は、例えば、石英により形成され、チャンバ底部62およびチャンバ側部63に沿ってチャンバ本体6に対して着脱自在に取り付けられる。ライナ20のチャンバ底部62に対向する部位には、筒状体41およびヒータリフレクタ30の下部が挿入される貫通孔21が形成され、また、支持ピン70が挿入される貫通孔22が貫通孔31および貫通孔75に対応する位置に形成される。
ライナ20のチャンバ側部63に対向する部位には、搬出入口66とチャンバ65とを連通させる開口23、および、導入路601から排出路602へと流れる処理ガスが通過するための流路(図示省略)が形成される。なお、ライナ20はチャンバ底部62に対向する部位とチャンバ側部63に対向する部位とが分離可能な分割体として形成されてもよく、また、全体が一体成形されてもよい。
光照射部5は、複数(本実施の形態においては25本)のキセノンフラッシュランプ(以下、単に「フラッシュランプ」という。)51、および、リフレクタ52を有する。複数のフラッシュランプ51は、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、それぞれの長手方向が保持部7に保持される基板9の主面に沿って互いに平行に平面状に配列されている。リフレクタ52は、複数のフラッシュランプ51の上方にそれら全体を覆うように設けられる。
図6は、基板9を熱処理する際の熱処理装置1の動作の流れを示す図である。本実施の形態では、基板9はイオン注入法により不純物が添加された半導体基板であり、熱処理装置1による熱処理により添加された不純物の活性化が行われる。
熱処理装置1により基板9が熱処理される際には、まず、保持部7が図1に示すようにチャンバ底部62に近接した位置に配置される。以下、図1における保持部7およびヒータリフレクタ30のチャンバ65内における位置を「待機位置」という。保持部7およびヒータリフレクタ30が待機位置にあるとき、支持ピン70の先端は、保持部7およびヒータリフレクタ30を貫通して保持部7の上方に位置する。次に、搬出入口66が開放され、制御部8により制御される外部の搬送ロボット(図示省略)により搬出入口66を介して基板9がチャンバ65内に搬入され(ステップS11)、支持面722の上方の複数の支持ピン70上に載置されて受け渡される。以下、支持ピン70上の位置を受け渡し位置と呼ぶ。
その後、ゲートバルブ68により搬出入口66が閉鎖され(ステップS12)、開閉弁80および81が開かれてチャンバ65内に常温の窒素ガスが導入される(ステップS13)。保持部昇降機構4により保持部7およびヒータリフレクタ30が上昇を開始し、基板9が支持ピン70上から保持部7へと移載されて保持され、保持部7上の基板9は図7に示すように透光板61に近接した位置まで連続的に移動する(ステップS14)。図7に示す保持部7およびヒータリフレクタ30のチャンバ65内における位置にて後述するフラッシュランプ51による処理が行われるため、以下、この位置を「処理位置」という。なお、保持部7と透光板61との間の距離は、保持部昇降機構4のモータ40の回転量を制御することにより任意に調整することが可能である。
また、基板9の受け渡しの際には、図2のサセプタ72の支持面722はホットプレート71に内蔵されたヒータにより下側から予め加熱されており、待機位置にある支持面722から熱的に離れた(すなわち、支持面722からの輻射熱の影響が十分に少ない距離だけ離れた)受け渡し位置の基板9は、支持面722上に載置されることにより予備加熱が開始され、基板9の温度が上昇する。このとき、図5に示すように、凸状の支持面722では中央部724が外縁部723に先行して基板9の下面に近接して当接し、基板9の中央部が外縁部より僅かに早く加熱される。
ここで、支持面722の形状と基板9の反りの発生との関係について述べる。表1は支持面722の形状と基板9の反りの発生との関係について示しており、図8.Aは表1において支持面722の面形状が凸状である場合の中央部と外縁部との高さの差D1を示す図であり、図8.Bは支持面722の面形状が凹状である場合の中央部と外縁部との高さの差D2を示す図である。なお、表1において基板9の反りの発生の有無は目視にて確認された。
Figure 2006060117
表1に示すように、支持面722が凹状である場合には予め加熱された支持面722上に載置された基板9に反りが生じてしまうが、支持面722が凸状である場合には、載置された基板9に反りが生じない。表1より、高さの差D1が0.1mm以上0.2mm以下である凸状の支持面722では、基板9に反りが生じないと推測され、本実施の形態における熱処理装置1においてもこの条件に従って支持面722の加工が行われている。なお、D1が0.1mmを下回ると基板9を真ん中で支持することを確実に行うことが困難となり、D1が0.2mmを超えると基板9と支持面722との間の距離が外縁部で大きくなり過ぎて好ましくない。
基板9は処理位置で一定時間待機され、これにより、基板9の温度分布が予め定められた状態となるまで基板9が予備加熱される(ステップS15)。例えば、支持面722の外縁部723(図3のゾーン792,793に対応する部分)を450℃に、中央部724(ゾーン791に対応する部分)を400℃として支持面722に意図的に温度差を与えることにより、基板9の支持面722の外縁部723に対向する部位が中央部724に対向する部位よりも高温となるように基板9が予備加熱される。なお、一般的には、基板9の温度は400〜600℃とされる。
所定の待機時間が経過すると、制御部8の制御により光照射部5からチャンバ本体6の内部に配置された基板9へ向けてフラッシュ光が照射される(ステップS16)。このとき、光照射部5のフラッシュランプ51から放射される光の一部は透光板69および透光板61を透過して直接チャンバ65内へと向かい、他の一部は一旦リフレクタ52により反射されてから透光板69および透光板61を透過してチャンバ65内へと向かい、これらの光の照射により基板9の加熱(以下、予備加熱と区別するため、基板9の表面温度を処理温度まで上昇させる加熱を「主加熱」という。)が行われる。このように、主加熱が光の照射により行われることによって、基板9の表面温度を短時間で昇降することができる。
光照射部5、すなわち、フラッシュランプ51から照射される光は、予め蓄えられていた静電エネルギーが極めて短い光パルスに変換された、照射時間が0.1ミリ秒ないし10ミリ秒程度の極めて短く強い閃光であり、フラッシュランプ51からの光により主加熱される基板9の表面温度は、瞬間的に1000℃ないし1100℃程度の処理温度まで上昇し、基板9に添加された不純物が活性化される。このとき、基板9の表面温度が極めて短い時間で処理温度まで上昇して急速に下降するため、基板9に添加された不純物の熱による拡散(この拡散現象を、基板9中の不純物のプロファイルがなまる、ともいう。)を抑制しつつ不純物の活性化を行うことができる。また、主加熱の前にホットプレート71による支持面722を介した予備加熱により、基板9の表面温度を処理温度まで速やかに上昇させることができ、さらに、基板9の支持面722の外縁部723に対向する部位が中央部724に対向する部位よりも高温とされることにより、フラッシュランプ51からの光の照射による加熱時の基板9の温度分布を均一にすることができる。
主加熱の終了後、保持部昇降機構4により保持部7およびヒータリフレクタ30が再び図1に示す待機位置まで下降し(ステップS17)、その際、基板9が保持部7から支持ピン70へと渡される。続いて、ゲートバルブ68により閉鎖されていた搬出入口66が開放される(ステップS18)。支持ピン70上に載置された基板9は搬送ロボットにより搬出され(ステップS19)、熱処理装置1による一連の熱処理動作が完了する。
以上のように、図1の熱処理装置1では、基板9の下面側を覆いつつ基板9を支持する支持面722が、外縁部723から中央部724に向かって基板9側へと緩やかに突出する凸状とされ、その頂部近傍(すなわち、中央部724)が基板9の中央部に対向する。そして、下側のホットプレート71による支持面722を介した予備加熱後に、基板9の上面へとフラッシュランプ51から光が照射される。
ここで、基板9に反りが生じた状態では、予備加熱による基板9の温度分布を所定のものにすることが困難となり、フラッシュランプを用いた加熱時に、基板9の温度分布を均一にすることができない。しかしながら、熱処理装置1ではフラッシュランプ51による基板9の加熱において支持面722を介した加熱による基板9の反りを既述のように防止することができるため、適正な熱処理が実現される。なお、フラッシュランプを用いた加熱では、希に基板が割れてしまうことがある。基板の割れと基板の反りとの因果関係は正確には解明されてはいないが、ある程度関連があると推定される。したがって、基板の反りの防止により、基板の割れが抑制されるという効果も期待される。
また、熱処理装置によっては基板の予備加熱の前に、平坦な支持面と基板の下面とを近接させた状態で保持することにより、支持面からの輻射熱による基板のさらに予備的な加熱を行って支持面を介する予備加熱の際に基板に反りが生じることを抑制することが行われる。しかしながら、熱処理装置1では、このような支持面722からの輻射熱による基板9の予備的な加熱を省略し、受け渡し位置へと搬送された基板9に対して保持部昇降機構4が支持面722を待機位置から連続的に移動して基板9を支持面722上に載置することにより、支持面722への基板9の移載に要する時間を短縮することができる。その結果、基板9の熱処理のスループットを向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
支持面722の凸形状は、基板9の反りの発生が抑制される範囲で変更されてもよく、例えば、支持面722の頂部近傍(中央部724)が基板9の下面におよそ平行な平面とされてもよい(すなわち、支持面722の断面形状が略台形とされてもよい。)。
また、基板9は1つのフラッシュランプ51からの光により主加熱されてもよく、光照射部5に少なくとも1つのフラッシュランプ51が設けられるのであるならば、その個数は適宜決定されてよい。また、光照射部5では、熱処理される基板9の大きさ等の諸条件に合わせて、フラッシュランプ51の形状や配列を適宜変更することができる。また、キセノンフラッシュランプに代えて、クリプトンフラッシュランプが用いられてもよい。さらに、フラッシュランプでないハロゲンランプ等の他の光源を用いることもできる。
上記実施の形態では、主にフラッシュランプ51からの光により基板9に対する加熱を伴う処理が行われるが、ホットプレート71の支持面722を介した加熱のみにより基板9に処理が施されてもよい。また、支持面722の加熱は、必ずしもホットプレート71により行われる必要はなく、例えば、サセプタ72の下方にランプが設けられ、ランプからの光が照射されて支持面722が下側から加熱されてもよい。
熱処理装置1では、受け渡し位置へと外部から搬送された基板9を、固定された支持面722に対して連続的に移動して基板9を支持面722上に載置する機構が設けられてもよい。すなわち、基板9の受け渡し位置から支持面722上への移載時の基板9の支持面722に対する移動は相対的なものでよい。
熱処理装置1では、予備加熱をゾーンに対応して意図的に温度差を与えていたが、基板の種類や予備加熱温度によっては温度差を与えない操作や、外縁部に対向する部位が低温となるような操作を行ってもよい。
熱処理装置は、基板9の不純物の活性化処理やアニール処理に特に適しているが、酸化、CVD等の他の様々な加熱を伴う処理を行うこともできる。また、熱処理装置は、半導体基板のみならず、例えば、液晶表示装置やプラズマ表示装置等のフラットパネル表示装置用のガラス基板に対する熱処理にも利用することができる。
熱処理装置の構成を示す図である。 保持部を示す拡大図である。 ホットプレートを示す平面図である。 抵抗加熱線を示す断面図である。 サセプタを拡大して示す断面図である。 基板を熱処理する際の熱処理装置の動作の流れを示す図である。 基板を熱処理する様子を説明するための図である。 面形状が凸状の支持面を示す図である。 面形状が凹状の支持面を示す図である。
符号の説明
1 熱処理装置
4 保持部昇降機構
9 基板
51 フラッシュランプ
71 ホットプレート
722 支持面
723 外縁部
724 中央部

Claims (5)

  1. 基板に加熱を伴う処理を行う熱処理装置であって、
    基板の下面に当接して前記基板を支持するとともに外縁部から中央部に向かって僅かに漸次高くなる凸状の支持面と、
    前記支持面を下側から加熱する加熱部と、
    を備えることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置であって、
    前記支持面に支持された基板の上面へと光を照射する少なくとも1つのフラッシュランプをさらに備えることを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項2に記載の熱処理装置であって、
    前記加熱部による前記支持面を介した加熱により、前記支持面上に載置された基板の前記支持面の前記外縁部に対向する部位が前記中央部に対向する部位よりも高温とされることを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の熱処理装置であって、
    他の機構により前記支持面の上方の受け渡し位置へと搬送された基板を、前記受け渡し位置から前記支持面に対して相対的かつ連続的に移動して前記支持面上に載置する基板移載機構をさらに備えることを特徴とする熱処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の熱処理装置であって、
    前記支持面の前記外縁部と前記中央部との高さの差が0.1mm以上0.2mm以下であることを特徴とする熱処理装置。
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