JP2006057763A - バルブ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝突音を発生させることなく突起部を原点復帰させることができ、弁体の位置を確実に把握することが可能なバルブ駆動装置を提供すること。
【解決手段】 ステッピングモータ10のロータ15に形成されたピニオン15eに噛合して回転される歯車36と一体に構成され、流出口13a、13bを開閉する弁体30を有し、歯車36には突出部32が形成され、ピニオン15eの近傍に形成された隙間20に係合されたゴムリング17に突出部32が当接することにより弁体30の回転が規制される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の開口を弁体で開閉して流体を分配するためのバルブ駆動装置に関するものである。
冷蔵庫において、共通の冷媒(流体)を複数の庫内冷却用に分配して各庫内を冷却するためのバルブ駆動装置には、図6(A)、(B)に示すように、冷媒の流入口13c、および冷媒の流出口13a′、13b′が厚さ方向に貫通する弁座プレート13′と、この弁座プレート13′の表面側および裏面側のうち表面側を覆う密閉ケース19と、弁座プレート13′の表面を摺動して流出口13a′、13b′を開閉する歯車36′と一体の弁体30′とを有するものが用いられている。また、弁座プレート13′に固定されたロータ支軸18および弁体支軸35′には、それぞれロータ15′および弁体30′が回転可能に支持されている(例えば、特許文献1参照)。
また、歯車36′は、ロータ15′のピニオン15eと噛み合っており、ロータ15′の回転に伴って、弁体支軸35′の周りを回転駆動される。それ故、弁体30′(図6(B)において斜線で示す領域)の角度位置を変更することにより、流出口13a′、13b′の開閉を制御することができる。
このように構成したバルブ駆動装置において、流出口13a′、13b′の開閉を正確に行う必要から、弁体30′の位置を正確に把握する必要がある。故に、従来、図6(B)に示すように弁体30′と一体の歯車36′に突起部32を形成し、この突起部32がロータ15′のピニオン15eの近傍に当接して回転規制された位置を原点位置として検出し、弁体30′位置のリセットを行っていた。図6(B)は、左側の歯車36′の突起部32がピニオン15e近傍に衝突した様子を示している。
特開2003−21254号公報
しかしながら、最近になって、冷蔵庫の静音化が高まった結果、原点検出において、突起部32がピニオン15eの近傍に当接した瞬間に発生する衝突音が問題になっている。また、突起部32の原点復帰を確実に行わせるためには、突起部32がピニオン15eの近傍に当接した後にも通電を若干持続させる必要があり、上記特許文献1のように、駆動源としてステッピングモータを使用している場合には、突起部32がピニオン15eの近傍に当接した後のロック状態の間、突起部32とピニオン15eの近傍とが断続的に衝突する衝突音が持続するため、特に問題になっている。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、衝突音をほとんど発生させることなく突起部を原点復帰させることができ、弁体の位置を確実に把握することが可能なバルブ駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、流体の流入口、および流体の流出口を有し、前記流入口または前記流出口を開閉するための弁体と、該弁体を駆動する駆動機構とを有するバルブ駆動装置において、前記弁体は、前記駆動機構によって回転され前記流入口または前記流出口が開閉されるとともに、前記駆動機構および前記弁体を含む、前記駆動機構から前記弁体の間の動作部材に配設される当接部が当接し前記弁体の回転が規制される規制部を有し、前記当接部または前記規制部を弾性部材により形成したことを特徴とする。
本発明において、前記動作部材は歯車輪列を有し、互いに噛合する歯車部材の歯部またはその近傍に、前記当接部および規制部をそれぞれ設けることが好ましい。このように構成すると、動作部材としての歯車を利用して当接部および規制部を設けることができるので当接部および規制部を形成するための専用部材が不要になる。
本発明において、前記歯部の近傍に凹部を形成し、該凹部内にリング状に形成した前記弾性部材を配設することが好ましい。このように構成すると、当接部または規制部だけを弾性部材で形成することができるので、硬度が必要になる歯部を弾性部材で形成させずにすむ。しかも弾性部材はリング状なので、凹部内に極めて容易に装着することができる。
本発明において、前記弾性体は、ゴム弾性を有することが好ましい。
以上説明したように、本発明では、駆動機構および弁体を含む、駆動機構から弁体の間の動作部材に配設される当接部が当接し弁体の回転が規制される規制部を有しており、これらの当接部または規制部が弾性部材により形成されている。このため、当接部と規制部とが勢い良く衝突してもその衝撃が緩和されるため、衝突音がほとんど発生しない。さらに、当接部を弾性部材によって緩和された衝突に耐え得る強度まで低下させることができるので、装置の小型化が図れる。また、駆動機構としてステッピングモータを用いた場合において、確実に当接部を原点復帰させるため、当接部が規制部に当接した後にもステッピングモータへの通電を持続させたとしても、当接部と規制部とが断続的に衝突する衝突音の発生を問題ないレベルまで低減することができる。
図面を参照して、本発明を適用した冷蔵庫用のバルブ駆動装置の一例を説明する。
[全体構成]
図1(A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したバルブ駆動装置の縦断面図、および底面図である。図2(A)、(B)は、それぞれ図1に示すバルブ駆動装置の要部を拡大した縦断面図、および弁体周辺を拡大し斜め上方からみた斜視図である。図3(A)〜(F)はそれぞれ、図1に示すバルブ駆動装置における各モードの説明図である。図4は、本発明に係わる弁体の開閉チャートである。
図1において、本形態のバルブ駆動装置1は、弁座プレート13と、この弁座プレート13の表面側に被せられた密閉ケース19とを備えている。
このバルブ駆動装置1においては、密閉ケース19の内外を利用して、弁体30を駆動する弁駆動装置としてのステッピングモータ10が構成されている。ステッピングモータ10において、ロータ15は、密閉ケース19の内側に配置されている一方、密閉ケース19の外周側にステータ16が配置されている。ステータ16の固定コイル16aから引き出された巻き線端末は、端子ピン16cに巻回され、端子ピン16cとコネクタ16bとがFPC16dによって連結されている。なお、このコネクタ16bに対して、マイクロコンピュータを備えた制御部(図示せず)から駆動信号を出力することにより、ロータ15の回転、停止が制御される。
密閉ケース19の下端側は拡径しており、ステータ16を載置する段差を構成しているとともに、弁座プレート13の外周縁に形成されている段差135と密に嵌合している。
図1に示すように、弁座プレート13には、1つの流入口13cと、2つの流出口13a、13bが開口している。1つの流入口13cは、弁座プレート13に差し込まれた流入パイプ28cと連通しており、2つの流出口13a、13bは、弁座プレート13に差し込まれた流出パイプ28a、28bにそれぞれ連通している。このため、流入口13cから密閉ケース19に導入された冷媒は、流出口13a、13bから流出することになる。
弁座プレート13において、流出口13a、13bの近傍には軸孔13d、13eがストレート孔として形成されており、これらの軸孔13d、13eに対して、ロータ支軸18の基端側、および弁体支軸35の基端側がそれぞれロー付けにより固定されている。
本形態の場合、弁座プレート13は、流入口13a、13bが形成されている領域を構成する円盤状の第1のプレート構成部材11と、この第1のプレート構成部材11が装着された円盤状の第2のプレート構成部材12とから構成され、第1のプレート構成部材11は、流入口13a、13bを開閉する際に弁体30が摺動する領域の全体を構成可能な大きさを有している。
図1および図2において、弁体支軸35には、弁体30と一体になった歯車36が回転可能に支持されている。本形態では、弁体30は、弁座プレート13の表面のうち、流出口13a、13bが形成されている領域を摺動して流出口13a、13bを各々開閉する共通の弁体として用いられている。なお、歯車36には、図2(B)に示すように、歯部36aに対して、弁体30と反対側に歯部36aより小径の円筒縁部36bが形成されており、該円筒縁部36bの外周には、径方向の外方に突出するとともに周方向に並設した2つの突起部32、32が形成されている。
また、歯車36は、ピニオン15eと噛み合っており、ステッピングモータ10によって弁体支軸35の周りを回転駆動される。従って、弁体30も、ステッピングモータ10によって回転駆動されるようになっている。
それ故、第1の流出口13aが閉状態で第2の流出口13bが閉状態を閉−閉モードとし、第1の流出口13aが閉状態で第2の流出口13bが開状態を閉−開モードとし、第1の流出口13aおよび第2の流出口13bの双方が開状態を開−開モードとし、第1の流出口13aが開状態で第2の流出口13bが閉状態を開−閉モードとしたとき、弁体30(図3において斜線で示す領域)の角度位置を制御すれば、図3(A)に示す閉−閉の原点位置(図4の0ステップ)、図3(B)に示す閉−閉モード(図4の34ステップ)、図3(C)に示す閉−開モード(図4の100ステップ)、図3(D)に示す開−開モード(図4の154ステップ)、図3(E)に示す開―閉モード(図4の195ステップ)、および図3(F)に示す開−閉の終点位置(図4の200ステップ)をこの順に実現できる。
[ロータの詳細な構成]
本形態のバルブ駆動装置1におけるロータ15は、図1および図2に示すように、外周側にマグネット15aが保持されロータ支軸18に回転可能に支持されたマグネット保持部材15bと、ロータ支軸18に回転可能に支持されたピニオン部材15dと、これらマグネット保持部材15bとピニオン部材15dとを一体回転可能に連結する連結部材15cとにより構成されている。
ピニオン部材15dは、内周側にロータ支軸18が遊嵌可能に筒状に形成されており、外周側は、図において下方側にピニオン15eが形成され、ピニオン15eの上方側には外周の一部が軸線方向に沿って切り取られた、所謂、Dカットが施されている。
また、連結部材15cも筒状に形成され、内周側には、ピニオン部材15dのDカットが施された外周が係合し、一体回転可能になっている。すなわち、ピニオン部材15dのDカットによって切り取られた外周面は平面になっているため、連結部材15cの内周面には、この平面と対向するように平面が形成されており、両平面が当接するように両者を係合することにより一体回転が可能になっている。さらに、連結部材15cの図において上方側は拡径されており、軸方向の3箇所に上端部まで達するスリットが形成されている。故に、あたかも円周方向に沿って、3つの係合部15fが軸方向に延設されたかのような形状に構成されている。
マグネット保持部材15bには、これら3つの係合部15fが係合可能な係合溝が形成されており、この係合溝に3つの係合部15fが係合して、マグネット保持部材15bと連結部材15cとが一体回転可能になっている。
マグネット保持部材15bの上端と密閉ケース19との間にはバネ部材21が配設されており、ロータ15を下方に付勢している。従って、ピニオン部材15dの下端は弁座プレート13に付勢状態で当接し、ステータ16への通電に伴って発生する回転磁界によりマグネット保持部15bが回転することにより、連結部材15cおよびピニオン部材15dが一体に回転する。
図2(A)に示すように、ピニオン部材15dのDカット面を連結部材15cの内壁の平面に一致させるようにして、ピニオン部材15dを連結部材15cに挿入すると、ピニオン部材15dの上端が、連結部材15cの段部15gに当接した位置で位置決めされる。このとき、ピニオン15eの上端と連結部材15cの下端との間には隙間20が形成されるようになっており、この隙間20に規制部としてのNBR製からなるゴムリング17が係合されている。なお、このゴムリング17は必ずしもNBRに限定されるものではなく、SBR、BR、IR等、他の合成ゴムを用いてもよいし、天然ゴムを用いてもよい。
ここで、流出口13a、13bの開閉を正確に行う必要から、弁体30の位置を把握する必要があるが、本形態の場合、歯車36に形成された2つの突起部32、32が当接部として、弾性部材であるゴムリング17に当接して回転規制された位置が原点位置になっている。なお、本形態では、図3(A)に示す閉−閉の原点位置(図4の0ステップ)の位置および図3(F)に示す開−閉の終点位置(図4の200ステップ)のときが原点位置になっている。
また、隙間20の軸線方向の幅Dは、ゴムリング17の直径より若干大きく形成されている。故に、ゴムリング17が潰され変形されることはない。従って、ゴムリング17が潰され、その直径が変化することがないので、弁体30の原点位置の精度を向上させることができ、弁体30による流出口13a、13bの開閉を正確に行うことができる。なお、本形態の場合、ステッピングモータを構成するロータ15および歯車36および弁体30が動作部材になっている。
[本形態の効果]
このように、本形態では、歯車36の突出部32が当接し弁体30の回転が規制されるゴムリング17を有している。ゴムリング17はゴム弾性を有し、突出部32が勢い良く衝突してもその衝撃が緩和されるため、衝突音がほとんど発生しない。また、突出部32をゴムリング17によって緩和された衝突に耐え得る強度まで低下させることができるので、歯車36の小型化、ひいてはバルブ駆動装置の小型化が図れる。また、突出部32を確実に原点復帰させるため、突出部32がゴムリング17に当接した後、ステッピングモータ10への通電を若干持続させたとしても、突出部32とゴムリング17とが断続的に衝突する衝突音の発生を問題ないレベルまで低減することができる。
また、本形態では、ピニオン部材15eおよび歯車36に、それぞれ突出部32およびゴムリング17が設けられているため突出部32およびゴムリング17を形成するための専用部材が不要になる。
さらに、本形態において、ピニオン15eの近傍に隙間20を形成し、この隙間20内にゴムリング17を配設しているため、硬度が必要になる歯部を弾性部材で形成させずにすむ。しかもゴムリング17はリング状なので、隙間20内に極めて容易に装着することができる。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態におけるロータ15は、ピニオン部材15dと連結部材15cとに分割形成されているが、必ずしもこのような構成に限定されるものではない。すなわち、図5に示すように、ピニオン部材15dと連結部材15cとを一体に形成してもよい。ただし、一体に形成する場合では、係合溝20や係合部15f等を有した複雑な形状のため、軸線方向のみに開く金型では成形することができないので、上下および左右に開く金型を用いることにより行う。なお、軸線方向のみに開く金型を用いる場合には、係合溝20を形成せずに成形した後、係合溝20を切削等により別工程で形成すればよい。
また、上記実施の形態では、規制部としてゴムリング17を用いているが、必ずしもゴムリング17を用いる必要はなく、連結部材15c自身をゴム弾性を有する合成ゴムまたは天然ゴム等から構成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、規制部としてゴムリング17を用いているが、必ずしも規制部を弾性部材から構成する必要はなく、当接部側を弾性部材により構成してもよい。または、当接部と規制部との両者を弾性部材により構成してもよい。
さらにまた、規制部はロータ15の一部に形成されているが必ずしもロータ15に形成する必要はなく、弁座プレート13と、弁座プレート13の表面側に被せられた密閉ケース19を含み、この両者によって構成される密閉空間に配設される如何なる部材に設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、当接部が歯車36に形成されているが、必ずしも当接部を歯車36に形成する必要はなく、ロータ15を構成する各種部材や弁体30等、動作部材の何れに形成してもよい。
(A)、(B)は、それぞれ本発明を適用したバルブ駆動装置の縦断面図、および底面図である。 (A)、(B)は、それぞれ図1に示すバルブ駆動装置の要部を拡大した縦断面図、および弁体周辺を拡大し斜め上方からみた斜視図である。 (A)〜(F)はそれぞれ、図1に示すバルブ駆動装置における各モードの説明図である。 本発明に係わるバルブ駆動装置における第1流入口および第2流入口の開閉チャートである。 本発明のその他の実施の形態に係わるバルブ駆動装置の要部を拡大した縦断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、従来のバルブ駆動装置の(B)におけるX−X′の縦断面図、および左側の歯車の突起部がピニオン近傍に衝突した様子を示す説明図である。
符号の説明
1 バルブ駆動装置
10 ステッピングモータ
13 弁座プレート
15 ロータ
15a マグネット
15b 保持部材
15c 連結部材
15d ピニオン部材
15e ピニオン
15f 係合部
17 ゴムリング(弾性部材)
18 ロータ支軸
19 密閉ケース
20 隙間(凹部)
30 弁体
32 突出部(当接部)
35 弁体支軸
36 歯車

Claims (4)

  1. 流体の流入口、および流体の流出口を有し、前記流入口または前記流出口を開閉するための弁体と、該弁体を駆動する駆動機構とを有するバルブ駆動装置において、
    前記弁体は、前記駆動機構によって回転され前記流入口または前記流出口が開閉されるとともに、前記駆動機構および前記弁体を含む、前記駆動機構から前記弁体の間の動作部材に配設される当接部が当接し前記弁体の回転が規制される規制部を有し、前記当接部または前記規制部を弾性部材により形成したことを特徴とするバルブ駆動装置。
  2. 請求項1において、前記動作部材は歯車輪列を有し、互いに噛合する歯車部材の歯部またはその近傍に、前記当接部および規制部をそれぞれ設けたことを特徴とするバルブ駆動装置。
  3. 請求項2において、前記歯部の近傍に凹部を形成し、該凹部内にリング状に形成した前記弾性部材を配設したことを特徴とするバルブ駆動装置。
  4. 前記弾性体は、ゴム弾性を有することを特徴とするバルブ駆動装置。
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