JP2006054607A - 電流電圧変換回路および光検出回路 - Google Patents

電流電圧変換回路および光検出回路 Download PDF

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Abstract

【課題】位相補償用キャパシタの選択の自由度を高くし、周波数帯域が狭くなり位相余裕の減少により発振しやすくなることを有効に防止する。
【解決手段】増幅器2の反転入力端子T(−)と出力端子Toとの間に負帰還抵抗R1(またはR1+R2)が接続され、入力端子T(−)から引き抜く電流Ipdを負帰還抵抗R1(またはR1+R2)によって電圧Voに変換する電流電圧変換回路である。増幅器2は、電流Ipdによる電圧変化を増幅した信号を独立に出力可能な複数の出力経路AとBと、当該複数の出力経路A,Bのそれぞれに設けられている位相補償素子C1,C2と、入力する制御信号CONT2に基づいて直流バイアス回路を選択し、複数の出力経路A,Bの何れかをアクティブにするスイッチSW2とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、入力端子から引き抜く電流を負帰還抵抗によって電圧に変換して出力する負帰還増幅型の電流電圧変換回路と、入力端子に光検出用のフォトダイオードを接続し、そのフォトダイオードを流れる電流変化を電圧変化として検出する光検出回路とに関する。
ディスク再生装置などのピックアップなどの光検出用途に好適な電流電圧変換を行う集積回路(IC)として、差動増幅器の反転入力端子と出力端子との間に負帰還抵抗回路を接続し、非反転入力端子に印加した電圧を基準に、前記反転入力端子に接続したフォトダイオードを流れる電流による電圧を差動増幅して出力する電流電圧変換ICが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この電流電圧変換ICは、負帰還抵抗回路の抵抗値を変えることで変換ゲインを変更でき、このとき変換ゲインを上昇させても周波数帯域が狭くならないようにしている。より詳細には、差動増幅器内部の位相補償用キャパシタの値を、負帰還抵抗回路の抵抗値の切り替えに連動させて変化させることにより、周波数帯域を揃えることを達成している。
差動増幅器内の位相補償用キャパシタは、差動型アンプの出力ノードから信号を出力する経路に接続されているトランジスタのベースとコレクタとの間に、2つのキャパシタを並列接続させ、その一方のキャパシタの信号経路の開閉を制御するスイッチを設ける構成となっている。
このスイッチをオンからオフしたときは位相補償用キャパシタ値が小さくなるので負帰還増幅器の開ループゲインのファーストポールが高域側にシフトする。そのスイッチに連動して、差動増幅器外部の負帰還抵抗回路内のスイッチもオンからオフにする。これにより、変換ゲインが大きくなって帰還量が減少しループゲインが低下するが、このとき上記開ループゲインのファーストポールが高域側にシフトすることから、周波数帯域が狭くなることがない。
特開平10−290127号公報
特許文献1に記載のように、差動増幅器内の位相補償用の2つのキャパシタの一方の接続をスイッチで切り替える構成では、スイッチオフ後も一方のキャパシタに他方のキャパシタが片側オープン状態で接続されたままとなる。周波数特性を変化させるための信号成分の経路は一方のキャパシタであり、その容量値が開ループゲインのファーストポールのシフト量を決める。
ところが、この位相補償用キャパシタ構成では、片側オープンの他方のキャパシタが接続されていることにより寄生容量が無視できないことから、これが開ループゲインのファーストポールのシフト量に影響を与える。
より詳細には、位相補償用キャパシタは、通常、余り大きなものでないので、たとえば、バイポーラトランジスタのコレクタ等と一括して形成される不純物拡散層を下部電極とし、これと絶縁膜を介して重なる導電層を上部電極とする構造を有している。このため、下部電極となる不純物拡散層と半導体基板との間に寄生容量が存在し、また、上部電極となる導電層と半導体基板との間に寄生容量が存在する。その合計の容量値は、イントリンシックな一方のキャパシタの容量値に比べ無視できない大きさであり、これが開ループゲインを所望の位置からずらす要因となっている。
この寄生容量値を見越して、その分、一方の位相補償用キャパシタの容量値を予め低めに設定しておくことも可能である。ところが、スイッチがオン時の合計の容量を確保するには、スイッチによって経路切断される他方のキャパシタを大きくしておく必要があり、それによって、寄生容量値も増大することが、最適値を見出すことを困難なものとしている。また、寄生容量値自体が製造プロセスや動作条件で変動することから、確実な値を見積もることができない。そのため、設計に何度も手直しを必要とし、最善な値を見出した場合でも、最終的に開ループゲインがずれることは避けられない。
開ループゲインが所望の位置からずれると、周波数帯域の確保ができないばかりか、位相余裕の減少によって発振が起きやすいという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は、増幅器内部に設けられる位相補償用キャパシタの容量値の選択の自由度が低いことから、このことが周波数帯域を狭くし、あるいは、位相余裕が減少して発振しやすくなることである。
本発明にかかる電流電圧変換回路は、入力端子と出力端子との間に負帰還抵抗が接続されている増幅器を有し、当該増幅器の入力端子から引き抜く電流を前記負帰還抵抗によって電圧に変換する電流電圧変換回路であって、前記増幅器は、前記電流による電圧変化を増幅した信号を独立に出力可能な複数の出力経路と、当該複数の出力経路のそれぞれに設けられている位相補償素子と、入力する制御信号に基づいて、前記複数の出力経路の何れかをアクティブにする出力経路制御手段とを有する。
本発明にかかる光検出回路は、一方の入力端子に基準電圧が印加され、他方の入力端子と出力端子との間に負帰還抵抗が接続されている演算増幅器を有し、当該演算増幅器の入力端子に光検出用のフォトダイオードを接続し、当該フォトダイオードを流れる電流を前記負帰還抵抗によって電圧に変換する光検出回路であって、前記増幅器は、前記フォトダイオードを流れる電流による電圧変化を前記他方の入力端子から入力し、増幅した信号を独立に出力可能な複数の出力経路と、当該複数の出力経路のそれぞれに設けられている位相補償素子と、入力する制御信号に基づいて、前記複数の出力経路の何れかをアクティブにする出力経路制御手段とを有する。
このような構成の電流電圧変換回路または光検出回路において、前記増幅器は、好適に、一方の入力端子に基準電圧を入力し、他方の入力端子に前記電流による電圧変化の信号を入力する差動トランジスタ対と、当該差動トランジスタ対の一方に接続されている前記複数の出力経路と、各々の出力経路において、前記差動トランジスタ対と前記位相補償素子との間、位相補償素子と前記出力端子との間にそれぞれ接続され、前記出力経路制御手段の制御に基づいて、一つの出力経路上でオンし、他の出力経路上でオフする複数のトランジスタとを備える。
さらに好適に、前記位相補償素子と前記出力端子との間に接続されているトランジスタを、前記アクティブにされた出力経路に制御入力が接続されている電圧フォロア型のトランジスタで構成している。
本発明では、増幅器が増幅信号を独立に出力可能な複数の出力経路を備え、各々の出力経路に位相補償素子が設けられている。出力経路制御手段が、入力する制御信号に基づいて、複数の出力経路の何れかをアクティブにすると、そのアクティブな出力経路から増幅信号が出力される。
このような構成では、位相補償素子が独立な出力経路にそれぞれ設けられていることから、アクティブな出力経路の位相補償素子に対し、他の非アクティブな出力経路の位相補償素子が接続されないか、高インピーダンス接続となる。
とくに位相補償素子を中心として差動対トランジスタ側と出力端子側のそれぞれでオンまたはオフするトランジスタを設けた構成では、より確実に位相補償素子同士の接続が防止される。さらに、出力端子側に電圧フォロア型のトランジスタを設けると、トランジスタの入力インピーダンスが高く、出力インピーダンスが低いことを利用して、出力端子側から非アクティブな出力経路の位相補償素子の影響をほぼゼロに抑圧できる。
なお、本発明では、2つの位相補償素子の並列接続を制御する従来構成と異なり、位相補償素子の各々が単独で閉ループゲインのシフト量を決める。
本発明によれば、電流電圧変換回路または光検出回路において、増幅器内部に設けられる位相補償素子の選択の自由度が高くなる。また、非アクティブな出力経路の位相補償素子による影響により周波数帯域が狭くなることがなく、位相余裕の減少により発振しやすくなることがない。
以下、本発明の実施の形態に係る電流電圧変換回路を、光ディスクの情報を読み取る光検出回路を例として説明する。
ここでは、まず、本発明が適用される前の光検出回路の基本構成と、その問題点を説明し、つぎに、この問題点を解決するための構成を付加した本発明適用後の光検出回路について説明する。
図1に光検出回路の基本構成を、図2に詳細な回路図を示す。
図解した光検出回路1は、たとえば光ディスクの反射光を光学ピックアップ内のフォトダイオードPDで光電変換したときの電流Ipdを入力し、これを電圧に変換して出力端子Toから出力する回路である。
光検出回路1は、図1に示すように、演算増幅器2と、それに負帰還をかける帰還率βの帰還回路3とから構成される。フォトダイオードPDを演算増幅器2の反転入力端子T(−)に接続し、基準電圧VCを非反転入力端子T(+)に入力し、出力端子Toと反転入力端子T(−)との間に帰還率βの帰還回路3を接続している。
フォトダイオードPDは、図示のように、入力電流Ipdを流す電流源と容量Cpdにより等価的に表すことができる。
図2に示すように、帰還回路3は、スイッチSW1によって帰還率βを変えることによって全体のゲイン(閉ループゲイン)をハイゲインとローゲインで切り替える構成となっている。これは、たとえばディスクの反射率が低い層の情報を読み出すときはハイゲインとし、反射率が高い層の情報を読み出すときはローゲインとすることによって、光検出レベルが異なる場合でも出力レベルを揃えるためである。
具体的には、帰還回路3は、互いに並列接続された2つの帰還抵抗R1とR2、2つの帰還容量Ct1とCt2、ならびに、帰還抵抗R2と帰還容量Ct2との接続を制御するスイッチSW1から構成されている。帰還抵抗R1とR2は変換ゲインをハイゲイン時とローゲイン時で変えるため、帰還容量Ct1とCt2は、後述する2ポール補償時に位相進みを与え位相余裕を改善し高域での発振防止のために設けられている。
入力信号(電流Ipd)の周波数が十分低い場合を例として基本動作を説明すると、ハイゲインのときはスイッチSW1をオフし、このとき帰還回路3のインピーダンスは帰還抵抗Rt(=R1)が支配的で、出力端子Toから電圧Vo(=Rt×Ipd+VC)が出力される。入力がゼロのときは出力電圧Voには基準電圧VCが出力されることから、入力電流Ipdは、出力電圧変化ΔVo(=Rt×Ipd)に変換されて出力されることになる。
つぎに、スイッチSW1がオンしてハイゲインからローゲインに切り替える。ここでは、ハイゲインとローゲインでは同じ情報を読み出すと仮定する。ローゲインでは、スイッチSW1がオンすることから帰還抵抗R1に帰還抵抗R2が並列接続される。このため帰還抵抗Rtは、その値がR1から合成抵抗値(R1//R2)に置き換わるため下がるが、このときの入力電流Ipdはハイゲイン時より上がっているためバランスがとれて、同じ情報を読み出すときの出力電圧変化ΔVo(=Rt×Ipd)の平均レベルが揃えられ、出力電圧Voがハイゲイン時とほぼ同じとなる。
演算増幅器2は、たとえば図2に示す構成を有する。
演算増幅器2の差動入力対を構成するNPN型のトランジスタQ1とQ2のエミッタと接地電位との間に電流源I2が接続されている。トランジスタQ1のベースが反転入力端子T(−)に接続され、トランジスタQ2のベースが非反転入力端子T(+)に接続されている。電源電圧VccとトランジスタQ1のコレクタとの間に、PNP型のトランジスタP1とNPN型のトランジスタQ3とが直列接続され、電源電圧VccとトランジスタQ2のコレクタとの間に、NPN型のトランジスタQ4が接続されている。基本的に、これら5つのトランジスタQ1〜Q4とP1、および、電流源I2により差動アンプを構成する。
このうちトランジスタP1は、入力電圧差を増幅した信号を、トランジスタQ3のコレクタのノードから出力させるための負荷として機能する。また、トランジスタQ3とQ4のベース電位は、電源電圧Vccと接地電位間に直列接続されたPNP型のトランジスタP2、ダイオードD1およびPNP型のトランジスタP3により決められる。
当該演算増幅器2のノイズを低くするために、差動入力対を構成するトランジスタQ1とQ2は、高ゲイントランジスタを用いるが、そのコレクタとエミッタ間の耐圧が低い。このため、トランジスタQ3とQ4のベースを最適なレベルにバイアスすることによって、高ゲイントランジスタのコレクタとエミッタ間に余り大きな電圧が印加されないように制御される。
より詳細には、トランジスタQ3とQ4のベース電位を基準にとると、そのベースとエミッタ間電圧が1つのダイオードの順方向電圧(1VF)、ダイオードD1とトランジスタP3のエミッタとベース間電圧との合計で2VFとなるから、高ゲイントランジスタ、すなわちトランジスタQ1やQ2のエミッタとコレクタの電圧は最大でも約1VF程度に制御される。
電源電圧側のトランジスタP1とP2のベース電位は、3つのPNP型のトランジスタP4〜P6と電流源I1とからなる直流バイアス回路により決められる。
この直流バイアス回路において、電源電圧Vccと接地電位との間にトランジスタP4とP6が直列接続され、この2つのトランジスタP4とP6に対して、トランジスタP5と電流源I1とからなる基準電流を生成するパスが並列に接続されている。トランジスタP4とP5はカレントミラー接続され、トランジスタP6のベースがトランジスタP5のコレクタに接続されている。このため、トランジスタP4とP6にも定電流源I1により規定される定電流が流れ、共通接続されたトランジスタP4とP5のベース電位が一定となる。この一定電圧はトランジスタP1とP2のベースに供給され、これらをオン可能とする。
一方、差動アンプの出力、すなわちトランジスタQ3のコレクタは、エミッタフォロワの出力トランジスタQ5のベースに接続されている。出力トランジスタQ5のコレクタは電源電圧Vccに接続され、そのエミッタと接地電位との間に電流源I3が接続されている。出力トランジスタQ5のエミッタに出力端子Toが接続され、ここから出力電圧Voが出力されるようになっている。
差動アンプの出力経路、すなわちトランジスタQ1のコレクタから出力トランジスタQ5のベースまでの経路に対し、位相補償用の2つのキャパシタC1とC2を並列に接続している。また、2つのキャパシタC1とC2の他方側を電圧Vに接続し、かつ、一方のキャパシタ(この場合、キャパシタC2)の経路をスイッチSW2で遮断することができるように構成している。以下、これらキャパシタC1,C2の値も同じ符号「C1」,「C2」で表す。
このスイッチSW2は、電圧増幅度が最も大きい、あるいは、比較的大きいポイントに接続した位相補償用キャパシタの容量値を切り替えるためのスイッチである。
スイッチSW2は、外部からの制御信号CONTに応じて、帰還回路3内の帰還抵抗Rtのトランスインピーダンスを変更し、かつ位相進み補償量を変えるスイッチSW1と連動して制御される。つまり、スイッチSW1がオンのときはスイッチSW2もオン、スイッチSW1がオフのときはスイッチSW2もオフに制御される。スイッチSW2がオンのときの位相補償用キャパシタの値は(C1+C2)、オフのときの位相補償用キャパシタの値はC1である。
図3に、光検出回路のゲインの周波数特性を示す。
ここで直線近似線G0は、図2に示す回路構成において位相補償用キャパシタをC1のみとし、キャパシタC2やスイッチSW2を設けない場合の開ループゲインを示している。また、直線近似線G1は、図2に示す回路構成においてスイッチSW2をオフしているハイゲイン時の開ループゲインを示している。さらに、直線近似線G2は、図2に示す回路構成においてスイッチSW2をオンしているローゲイン時の開ループゲインを示している。
図3において直線近似曲線(1/β)Hは、図2に示す構成においてスイッチSW1がオフしているハイゲイン時の帰還率βの逆数を示している。また、直線近似曲線(1/β)Lは、図2に示す構成においてスイッチSW1がオンしているローゲイン時の帰還率βの逆数を示している。
ハイゲイン時の直線近似線(1/β)Hは、位相補償用キャパシタC1のみ設けた開ループゲインG0との交点がセカンドポールより低域側にあるので充分位相余裕がある。
ハイゲインからローゲインに切り替えると、直線近似線が(1/β)Hから(1/β)Lに変化する。このときローゲイン時の直線近似線(1/β)Lと開ループゲインG0との交点は、セカンドポールP20より高い周波数領域に存在するようになる。このため、常に発振する発振条件を満たしてしまう。
そこで、図2に示す回路構成ではハイゲインからローゲインへの切り替え時、すなわち帰還回路3のスイッチSW1をオンするときは、演算増幅器2内に設けられているスイッチSW2もオンして、内部の位相補償用キャパシタの値をC1から(C1+C2)に大きくする。これによって、図3に示すように、演算増幅器2内の特性できまるファーストポールP10をあたかも低域側にシフトしたような新たなポールP3を付与することができる。また、このとき帰還回路3内のキャパシタの容量値がCt1から(Ct1+Ct2)に大きくなることから、演算増幅器2のファーストポールP10を相殺し、その結果、セカンドポールP22が低域にシフトしない図3の特性が得られる。
この方法は、いわゆる2ポール補償法と称せられ、これによってローゲイン時の直線近似線(1/β)Lと開ループゲインG2との交点がセカンドポールP22より十分低い周波数に位置するようになる。そのため常に発振する発振条件から脱する。
ここで問題となるのは、演算増幅器2内部で並列接続している位相補償用キャパシタC2の経路をスイッチSW2で遮断する図2に示す構成では、図3に示すように、スイッチSW2をオフ時の開ループゲインがG0からG1に下がり、そのファーストポールもP10からP11にシフトすることである。
解析した結果、図2に示す回路構成では、トランジスタQ3のコレクタのノードに位相補償用キャパシタC1およびC2が、スイッチSW2を切った後でも接続され、キャパシタC2による寄生容量を排除できないことが、上記開ループゲインが設計値からずれる原因であった。
位相補償用キャパシタC1やC2は、通常、余り大きなものでないので、たとえば、バイポーラトランジスタのコレクタ等と一括して形成される不純物拡散層を下部電極とし、これと絶縁膜を介して重なる導電層を上部電極とする構造を有している。このため、下部電極となる不純物拡散層と半導体基板との間に寄生容量Cp1が存在し、また、上部電極となる導電層と半導体基板との間に寄生容量Cp2が存在する。その合計の容量値(Cp1+Cp2)は、イントリンシックな容量値C1に比べ無視できない大きさであり、これが開ループゲインを設計値からずらす要因となっている。
この寄生容量値(Cp1+Cp2)を見越して、その分、位相補償用キャパシタC1の容量値を予め低めに設定しておくことも可能である。ところが、スイッチSW2がオン時の合計の容量(C1+C2)を確保するには、位相補償用キャパシタC2を大きくしておく必要があり、それによって、寄生容量値(Cp1+Cp2)も増大することが、最適値を見出すことを困難なものとしている。また、寄生容量値(Cp1+Cp2)自体が製造プロセスや動作条件で変動することから、確実な値を見積もることができない。そのため、設計に何度も手直しを必要とし、最善な値を見出した場合でも、最終的に開ループゲインが設計値から多少なりともずれることは避けられない。図3において、所望の開ループゲインG0からずれた開ループゲインG1では、位相余裕がゼロまたは殆どなくなると、ハイゲイン時の、ある条件で発振しやすくなる。
以上のように、図2に示す回路構成では、位相補償用キャパシタC1とC2を同じノードに接続していることにより寄生容量の影響を排除できず、これが当該負帰還増幅器の位相余裕を小さくし、位相補償用キャパシタ設定を困難なものとしていた。
また、ハイゲイン時に光検出回路の広帯域化を図りたい場合、演算増幅器2の位相補償用キャパシタを小さくする必要があるが、ローゲイン時の位相補償用キャパシタの寄生容量により帯域を延ばすことができない。
本発明の実施の形態に係る光検出回路は、図2に示す回路を改良して上記問題点を解決したものであり、その演算増幅器の回路図を図4に示す。光検出回路の基本構成は図1と同じであり、本図において図1および図2と同じ構成は同一符号を付して説明を省略する。
図4に示す演算増幅器の回路の特徴は、差動対の一方のトランジスタQ1から出力端子Toまでの出力経路を、出力経路Aと出力経路Bの2つ独立に設けていることである。出力経路Aと共通電位、たとえば電源電圧(接地電位でも可)との間に位相補償用キャパシタC1が接続され、出力経路Bと共通電位、たとえば電源電圧(接地電位でも可)との間に位相補償用キャパシタC2が接続されている。
図5は、出力経路Aの選択時に出力経路Aとともにアクティブとなる経路を実線で示し、非アクティブな経路を破線で示すように、図4を書き換えたものである。これとは逆に、図6は、出力経路Bの選択時に出力経路Bとともにアクティブとなる経路を実線で示し、非アクティブな経路を破線で示すように、図4を書き換えたものである。
以下、この図5と図6を用いて、図2との比較において本実施の形態の回路構成を説明する。
本回路で図2と共通な構成は、トランジスタQ1,Q2,P3および電流源I2である。
本回路では、図2におけるトランジスタQ3,Q4,Q5,P1,P2,P4,P5,P6、ダイオードD1および電流源I3が、それぞれペアで設けられている。
具体的には、トランジスタQ3と同じ機能のトランジスタQ3aとQ3bが設けられ、トランジスタQ4と同じ機能のトランジスタQ4aとQ4bが設けられ、トランジスタQ5と同じ機能(電圧フォロア)のトランジスタQ5aとQ5bが設けられ、トランジスタP1と同じ機能(負荷)のトランジスタP1aとP1bが設けられ、トランジスタP2と同じ機能のトランジスタP2aとP2bが設けられ、トランジスタP4と同じ機能のトランジスタP4aとP4bが設けられ、トランジスタP5と同じ機能のトランジスタP5aとP5bが設けられ、トランジスタP6と同じ機能のトランジスタP6aとP6bが設けられている。
また、ダイオードD1と同じ機能(VFシフト)のダイオードD1aとD1bが設けられ、電流源I3と同じ機能の電流源I3aとI3bが設けられている。
これらの素子のうち、符号の末尾に「a」が付くものは出力経路Aをアクティブにするために動作可能なバイアス電圧が印加されるものを示し、符号の末尾に「b」が付くものは出力経路Bをアクティブにするために動作可能なバイアス電圧が印加されるものを示す。
図5と図6の相違は、制御信号CONT1によってスイッチSW1が図5でオフし図6でオンしていること、制御信号CONT2により図5と図6でスイッチSW2が逆に切り替えられていること、および、それぞれ独立に出力経路に接続されている位相補償用キャパシタがC1とC2で異なることである。
図5のアクティブ経路(実線)と図6のアクティブ経路(実線)とに着目して比較すると、上記3点以外は基本的に同じ回路である。しかも、図5または図6内のアクティブ経路のみ着目すると、その回路構成は、図2に示す回路とほとんど異ならない。僅かに異なるのは、図2に示す回路では、スイッチSW2が直流バイアス回路側ではなくて位相補償用キャパシタC2側にされ、この位相補償用キャパシタC2がもう一つの位相補償用キャパシタC1と少なくとも片側電極側で常に接続状態にあることである。
本実施の形態の回路を図4〜図6に示す構成にした狙いは、位相補償用キャパシタC1とC2を独立の出力経路AとBに設け、その2つの位相補償用キャパシタC1とC2が常にハイインピーダンスでの接続となるようにすることである。
そのためのスイッチとして、電源電圧側に負荷トランジスタP1aとP1b、差動対側にトランジスタQ3aとQ3b、そして、出力端子To側にエミッタフォロアの出力トランジスタQ5aとQ5bを設けている。
図5と図6を比較すれば明らかなように、負荷トランジスタP1aとP1bの何れかが常にオフしていることから、電源電圧Vccの供給線を介して2つの位相補償用キャパシタC1とC2の出力経路側電極が接続されることはない。なお、他の電極同士は電源電圧Vccの供給線または接地線を介して接続されているが、そのことは出力に影響しない。
同様に、トランジスタQ3aとQ3bの何れかがオフしていることから、作動対トランジスタQ1またはQ2のコレクタを介して2つの位相補償用キャパシタC1とC2の出力経路側電極が接続されることはない。また、出力トランジスタQ5aとQ5bがエミッタフォロアであり、かつ一方しかオンしていないことから、出力端子側を介して2つの位相補償用キャパシタC1とC2の出力経路側電極がローインピーダンス接続されることはない。
他の回路構成は、これらの経路スイッチや電圧フォロアを目的とするトランジスタのペアを差動的に動かすために必要な回路部分をダブルで設けたものである。
本回路ではスイッチSW2によって、ダブルで設けたペアの何れかをバイアスする。スイッチSW2は、直流バイアス回路内にダブルで設けたカレントミラー回路、すなわちトランジスタP4a,P5aおよびP6aからなる第1のカレントミラー回路と、トランジスタP4b,P5bおよびP6bからなる第2のカレントミラー回路の何れかを電流源I1に接続してアクティブにする。アクティブにされたカレントミラー回路は、トランジスタP1aとP2aの組、トランジスタP1bとP2bの組の何れかの組にベース電位を与える。
トランジスタP1aとP2aの組のベース電位が付与されたとき(図5の場合)は、その結果として、トランジスタQ3a,Q4aおよびQ5a、ならびに、ダイオードD1aがバイアスされ、出力経路Aがアクティブにされる。
その一方、トランジスタP1bとP2bの組のベース電位が付与されたとき(図6の場合)は、その結果として、トランジスタQ3b,Q4bおよびQ5b、ならびに、ダイオードD1bがバイアスされ、出力経路Bがアクティブにされる。
図1に示す光変換回路において、図4〜図6に示す構成および動作の演算増幅回路2を用いると、帰還抵抗Rtを可変してローゲインとハイゲインを切り替えた場合、図2に示す回路のように位相補償用キャパシタが同じノードに接続されず、各ノード独立になっているために、どちらに切り替えた場合でもキャパシタの寄生容量の影響を除くことができる。
この回路の実現により、開ループゲインの周波数特性の設定を容易にすることができる。具体的には、図3において開ループゲインG0を目標とした場合、実際の演算増幅器2の開ループゲインがG1のようにずれることがなくG0と同じにできる。
図2に示すようなバイポーラトランジスタ回路の場合、スイッチとしてはバイポーラスイッチが作りやすい。したがって、位相補償用キャパシタC2に設けるスイッチSW2をバイポーラスイッチとした場合、そのオン抵抗が、寄生容量と同じように開ループゲインの周波数特性のずれの要因となる。
本実施の形態の図4〜図6に示す回路構成では、このような不要な抵抗成分の影響をなくすことができる。
以上より、増幅器内で位相補償用キャパシタが独立の出力経路に接続されていることから、位相補償用キャパシタの容量値の選択の自由度が高く、選択した容量値を用いても実際のデバイスを作った場合、設計値に近い特性が得られる。また、容量値の設計変更を強いられることも少なくなり、作りやすいデバイスが実現できる。
本実施の形態では、本発明の電流電圧変換回路の適用例としてディスクの情報を読み取る際の光検出回路を代表例とした。
この用途では、ディスク情報を読み取る光学ピックアップの多くで用いられているフォトダイオードは、たとえば受光面が縦横2つずつ並んだ4つの受光面を有し、検出信号を加減算し、その演算結果から焦点レンズを駆動の向き等を決定する。この場合、光検出IC内に、図1に示す光検出回路を4つ備え、その出力電圧を演算処理するように構成する。
ところで、近年の光磁気ディスクは、CD、CD−ROM、CD−R、DVDなどに代表されるように多種多様であり、また、異なる規格のディスクを同一のピックアップで読み取る技術、ディスクの多層化、異なる波長のレーザー素子を搭載したピックアップの開発などが進み、1つのフォトダイオードが読み取る信号レベルも多くなる一方である。
したがって、3つ以上の変換ゲインが異なるように制御する要請に対して、図2に示す構成では寄生容量が増大する一途で対応できない。また、ディスク情報の高密度記録により読み取り信号の高帯域化が進むと、寄生容量、そのた配線容量などの影響が益々増大し、図2に示す構成では対応できなくなる。
本実施の形態は帰還抵抗が2つあり、2つのモードでの切り替えとしているが、本発明は、3つ以上のモード切り替えに適用できる。
つまり、図5,図6と図2との対比から容易に類推できるごとく、ゲインの切り替え数に応じて、増幅信号が独立に出力可能な増幅器の出力経路を、その数に応じて設け、出力経路のいずれかをアクティブにするために必要な回路部分の並列接続数をダブル、トリプル、…と、必要なだけ増やすことで対応できる。しかも、幾らゲインの切り替えステップ数(モード数)を増やしても、位相補償用キャパシタを独立な出力経路ごとに設けていることから、寄生容量は全く増えない。
また、他モード対応となっても必要な回路部分の並列接続数が増えるだけで、回路規模は大きくなるが回路の基本構成に変更はない。このため回路設計が容易であり、動作も安定している。
このため本発明により、近年の光磁気ディスクの多様化および多層化、光学ピックアップの多波長読み取りの要請を満たすことができる光検出回路を実現できる。
なお、本発明にかかる電流電圧検出回路は、光検出以外の用途、たとえば磁気ヘッドを流れる電流の検出を行う回路に応用可能である。
フォトダイオードが受光した光を検出する、本実施の形態に係る光検出回路の基本構成を示す回路図である。 本発明が適用される前の光検出回路において、その演算増幅器の構成を示す回路図である。 光検出回路のゲインの周波数特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光検出回路内の演算増幅器の回路図である。 出力経路Aをアクティブにするときに、これとともにアクティブとなる経路を実線で示す演算増幅器の回路図である。 出力経路Bをアクティブにするときに、これとともにアクティブとなる経路を実線で示す演算増幅器の回路図である。
符号の説明
1…光検出回路、2…演算増幅器、3…帰還回路、C1,C2…位相補償用キャパシタ、Ct…帰還容量、Rt,R1,R2…帰還抵抗、Q1,Q2…差動トランジスタ対、Q3a,Q3b…出力経路上のトランジスタ、Q5a,Q5b…エミッタフォロアの出力トランジスタ、P1a,P1b…負荷トランジスタ、SW1,SW2…スイッチ、PD…フォトダイオード、T(−)…反転入力端子、T(+)…非反転入力端子、To…出力端子、CONT1,CONT2…制御信号、VC…基準電圧、Vo…出力電圧、A,G0〜G2…開ループゲイン、P10,P11…ファーストポール、P20,P21,P22…セカンドポール、β…帰還率

Claims (7)

  1. 入力端子と出力端子との間に負帰還抵抗が接続されている増幅器を有し、当該増幅器の入力端子から引き抜く電流を前記負帰還抵抗によって電圧に変換する電流電圧変換回路であって、
    前記増幅器は、
    前記電流による電圧変化を増幅した信号を独立に出力可能な複数の出力経路と、
    当該複数の出力経路のそれぞれに設けられている位相補償素子と、
    入力する制御信号に基づいて、前記複数の出力経路の何れかをアクティブにする出力経路制御手段と
    を有する電流電圧変換回路。
  2. 前記増幅器は、
    一方の入力端子に基準電圧を入力し、他方の入力端子に前記電流による電圧変化の信号を入力する差動トランジスタ対と、
    当該差動トランジスタ対の一方に接続されている前記複数の出力経路と、
    各々の出力経路において、前記差動トランジスタ対と前記位相補償素子との間、位相補償素子と前記出力端子との間にそれぞれ接続され、前記出力経路制御手段の制御に基づいて、一つの出力経路上でオンし、他の出力経路上でオフする複数のトランジスタと
    を備える請求項1に記載の電流電圧変換回路。
  3. 前記位相補償素子と前記出力端子との間に接続されているトランジスタを、前記アクティブにされた出力経路に制御入力が接続されている電圧フォロア型のトランジスタで構成している
    請求項2に記載の電流電圧変換回路。
  4. 前記増幅器は、
    前記差動トランジスタ対と前記位相補償素子との間のトランジスタにバイアスを印加することによって当該トランジスタが接続されている出力経路をアクティブとする直流バイアス回路を出力経路ごとに備え、
    直流バイアス回路の何れかを前記出力経路選択手段によって動作させる
    請求項2に記載の電流電圧変換回路。
  5. 一方の入力端子に基準電圧が印加され、他方の入力端子と出力端子との間に負帰還抵抗が接続されている演算増幅器を有し、当該演算増幅器の入力端子に光検出用のフォトダイオードを接続し、当該フォトダイオードを流れる電流を前記負帰還抵抗によって電圧に変換する光検出回路であって、
    前記増幅器は、
    前記フォトダイオードを流れる電流による電圧変化を前記他方の入力端子から入力し、増幅した信号を独立に出力可能な複数の出力経路と、
    当該複数の出力経路のそれぞれに設けられている位相補償素子と、
    入力する制御信号に基づいて、前記複数の出力経路の何れかをアクティブにする出力経路制御手段と
    を有する光検出回路。
  6. 前記増幅器は、
    前記基準電圧と、前記フォトダイオードを流れる電流による電圧変化の信号とを入力する差動トランジスタ対と、
    当該差動トランジスタ対の一方に接続されている前記複数の出力経路と、
    各々の出力経路において、前記差動トランジスタ対と前記位相補償素子との間、位相補償素子と前記出力端子との間にそれぞれ接続され、前記出力経路制御手段の制御に基づいて、一つの出力経路上でオンし、他の出力経路上でオフする複数のトランジスタと
    を備える請求項5に記載の光検出回路。
  7. 前記位相補償素子と前記出力端子との間に接続されているトランジスタを、前記アクティブにされた出力経路に制御入力が接続されている電圧フォロア型のトランジスタで構成している
    請求項6に記載の光検出回路。
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