JP2009182857A - 差動増幅器 - Google Patents
差動増幅器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009182857A JP2009182857A JP2008021580A JP2008021580A JP2009182857A JP 2009182857 A JP2009182857 A JP 2009182857A JP 2008021580 A JP2008021580 A JP 2008021580A JP 2008021580 A JP2008021580 A JP 2008021580A JP 2009182857 A JP2009182857 A JP 2009182857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- transistor
- output terminal
- amplifier
- conduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 127
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 25
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 98
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 42
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 11
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 11
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 11
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
- H03F3/4508—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using bipolar transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45085—Long tailed pairs
- H03F3/45089—Non-folded cascode stages
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/26—Modifications of amplifiers to reduce influence of noise generated by amplifying elements
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/34—Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback
- H03F1/347—Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback using transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/189—High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
- H03F3/19—High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/294—Indexing scheme relating to amplifiers the amplifier being a low noise amplifier [LNA]
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/534—Transformer coupled at the input of an amplifier
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/537—A transformer being used as coupling element between two amplifying stages
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2200/00—Indexing scheme relating to amplifiers
- H03F2200/541—Transformer coupled at the output of an amplifier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
【解決手段】トランジスタ104,107,111を有する左側増幅器とトランジスタ131,133,137を有する右側増幅器とを備える差動増幅器100に、抵抗118からなる負帰還回路と、センタータップ付きのトランス103からなる負帰還回路とを備え、更に、キャパシタ116及び抵抗119と、キャパシタ117及び抵抗108と、キャパシタ140及び抵抗134からなる位相補償回路を付加する。トランス103の二次巻線の両端を左右増幅器の出力端子に接続し、二次巻線のセンタータップを接地することで、1個のトランス103を用いて差動増幅出力信号を単相入力に対して帰還させることが可能となり、低コスト化、小面積化が可能となる。
【選択図】図1
Description
K. van Hartingsveldt, M. H. L. Kouwenhoven, C. J. M. Verhoeven, A. N. Burghartz著"HF Low Noise Amplifiers with Integrated Transformer Feedback", ISCAS 2002, vol.2, pp. II-815 - II-818, May 2002
図12は、TFD−LNAを2組、左右の増幅器として用いた基本型TFD差動増幅器10を示す回路図である。
基本型TFD差動増幅器10は共通した回路定数を持つ、互いに対称な左右の増幅器から構成されている。基本型TFD差動増幅器10の左側増幅器には、トランジスタ24、27及び31が含まれ、右側増幅器にはトランジスタ54、57及び61が含まれている。基本型TFD差動増幅器10の左右の増幅器はそれぞれ個別の入出力端子を備えており、抵抗39とトランス23の一次巻線の接続点が左側増幅器の入力端子、抵抗69とトランス53の一次巻線の接続点が右側増幅器の入力端子、トランジスタ31のエミッタが左側増幅器の出力端子、トランジスタ61のエミッタが右側増幅器の出力端子となっている。前記の左側増幅器の入力端子と右側増幅器の入力端子により、基本型TFD差動増幅器10の差動信号入力端子が構成される。トランジスタ31のエミッタとトランジスタ61のエミッタとは、基本型TFD差動増幅器10の、対を成す左右の出力端子でもある。
トランジスタ61のエミッタには、エミッタフォロワの動作電流を与えるために定電流源65が接続されている。
図13(a)〜(c)は、図12に示した基本型TFD差動増幅器10における雑音指数(NF)、反射係数(S11)及び透過係数(S21)のシミュレーション結果を示す図である。
IIP3特性の測定シミュレーションでは、入力信号として、測定周波数を中心として±10KHz離れた周波数において−50dBmのパワーを持つ2つのトーン信号が用いられている。これによると、100MHzまで+45dBm以上のIIP3が保たれ、300MHzまでの広帯域に渡って+25dBm以上の高いIIP3が実現されていることが判る。
尚、図12の基本型TFD差動増幅器10は、カスコード増幅器を用いた例であるが、カスコード増幅器を用いない場合でも、トランスを3個使用する必要があることは、共通の欠点である。
定電流源と、
前記定電流源に接続され、信号入力端子から入力された入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記定電流源に接続され、該定電流源に流れる電流値から前記第1の負荷に流れる電流の値を減じた大きさの電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が該信号入力端子に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第1の増幅回路に接続され、該二次巻線は固定電位が印加されるセンタータップを備え、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記信号入力端子間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする。
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けてもよい。
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記定電流源に接続され、前記入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記定電流源に接続され、該制御電極が定電圧源に接続された第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備えてもよい。
この場合、前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
を備えてもよい。
第1の定電流源と、
第2の定電流源と、
前記第1の定電流源に接続され、第1の信号入力端子から入力された第1の入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該第1の入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記第2の定電流源に接続され、第2の信号入力端子から入力された第2の入力信号に応じた電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する該第2の入力信号に応じた第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が前記第1の定電流源に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第2の定電流源に接続され、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記第1の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
前記第2の出力端子と前記第2の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする。
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けてもよい。
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第1の定電流源に接続され、前記第1の入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第2の定電流源に接続され、前記第2の入力信号が該制御電極に与えられる第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備えてもよい。
この場合、前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第4の位相補償回路と、
を備えてもよい。
第1の定電流源と、
第2の定電流源と、
前記第1の定電流源に接続され、第1の信号入力端子から入力された入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記第2の定電流源に接続され、第2の信号入力端子が定電圧源に接続され、出力電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が前記第1の定電流源に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第2の定電流源に接続され、該二次巻線は固定電位が印加されるセンタータップを備え、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記第1の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする。
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けてもよい。
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第1の定電流源に接続され、前記入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、前記第1の導通電極が前記第2の定電流源に接続され、該制御電極が定電圧源に接続された第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備えてもよい。
この場合、前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
を備えてもよい。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る単相入力−差動出力型トランス−抵抗二重帰還低雑音増幅器(Single-end Input Differential Output Transformer Feedback Degenerated Low Noise Amplifier 、以下SDTFD−LNAという)100を示す回路図である。
キャパシタ116の他方の電極は、抵抗119を介してトランジスタ104のベースに接続され、キャパシタ116及び抵抗119がSDTFD−LNA100の左側増幅器に関して位相補償を行うための、第2の位相補償回路を構成している。
直流遮断用キャパシタ120の他方の電極は、トランス103の二次巻線のコールド側に接続されている。トランス103の二次巻線のコールド側端子と、接地されている二次巻線のセンタータップとの間に印加された左側増幅器の出力電圧は、電磁結合により一次側に伝達され、左側増幅器の入力に対して直列帰還される。これがSDTFD−LNA100に関する第2の負帰還回路を構成している。
図2(a)〜(c)は、図1に示した第1の実施形態のSDTFD−LNA100における雑音指数(NF)、反射係数(S11)及び透過係数(S21)のシミュレーション結果を示す図である。
なお、第1の実施形態のSDTFD−LNA100に関するシミュレーションでは、センタータップ付きトランス103として、理想トランスモデルが使用されているために、現実のトランスを用いた場合には、通常、図2(a)に示されている値よりも、更に0.5〜1.0dB程度NF値が悪化する。
SDTFD−LNA100のIIP3特性のシミュレーションでは、入力信号として、測定周波数を中心として±10KHz離れた周波数において−50dBmのパワーを持つ2つのトーン信号を用いている。シミュレーション結果では、100MHzまで、IIP3が+40dBm以上に保たれ、200MHzまでの広帯域に渡って+25dBm以上の高いIIP3が実現されていることが判る。
IIP2特性のシミュレーション測定では、IIP3特性の測定時と同様に、入力信号として、測定周波数を中心として±10KHz離れた周波数において−50dBmのパワーを持つ2つのトーン信号を用いている。SDTFD−LNA100では、IIP2が100MHzまで+70dBm以上に保たれ、200MHzまでの広帯域に渡って+50dBm以上の高いIIP2が実現されていることが判る。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る差動入力−差動出力型のトランス−抵抗二重帰還低雑音増幅器(Differential Input Differential Output Transformer Feedback Degenerated Low Noise Amplifier 、以下DDTFD−LNAという)200を示す図である。
前述の第1の実施形態のSDTFD−LNA100は、左右非対称の回路構成になっていたので、理想的な場合でも若干の偶数次歪が現れる。この第2の実施形態のDDTFD−LNA200は、完全に偶数次歪を抑制した回路構成である。
DDTFD−LNA200は共通した回路定数を持つ、互いに対称な左右の増幅器から構成されている。DDTFD−LNA200の左側増幅器には、入力段トランジスタ205、上段トランジスタ208及び出力トランジスタ212が含まれ、右側増幅器には入力段トランジスタ235、上段トランジスタ238及び出力トランジスタ242が含まれている。DDTFD−LNA200の左右の増幅器はそれぞれ個別の入出力端子を備えており、トランジスタ205のベースが左側増幅器の入力端子、トランジスタ235のベースが右側増幅器の入力端子、トランジスタ212のエミッタが左側増幅器の出力端子、トランジスタ242のエミッタが右側増幅器の出力端子となっている。
キャパシタ218の他方の電極は、トランジスタ208のベースに接続され、キャパシタ218及び抵抗209がDDTFD−LNA200の左側増幅器に関して位相補償を行うための第1の位相補償回路を構成している。
キャパシタ248の他方の電極は、トランジスタ238のベースに接続され、キャパシタ248及び抵抗239がDDTFD−LNA200の右側増幅器に関して位相補償を行うための第3の位相補償回路を構成している。
トランジスタ253のコレクタは、直流電圧源DCSに接続され、直流電圧源DCSから直流電源電圧Vd1が印加される。トランジスタ253のベース及びトランジスタ254のコレクタには、定電流源255が接続されている。トランジスタ254のエミッタは、抵抗256を介してグランドに接続されている。
DDTFD−LNA200の電圧利得は、トランス260の巻数比がNである時、理想的にはNで与えられ、DDTFD−LNA200の電圧利得は、約6dBとなっている。
図6(a)〜(c)は、図5に示した第2の実施形態のDDTFD−LNA200における雑音指数(NF)、反射係数(S11)及び透過係数(S21)のシミュレーション結果を示す図である。
DDTFD−LNA200のIIP3特性のシミュレーションでは、入力信号として、測定周波数を中心として±10KHz離れた周波数において−50dBmのパワーを持つ2つのトーン信号を用いている。シミュレーション結果では、100MHzまで、IIP3が+40dBm以上に保たれ、300MHzまでの広帯域に渡って+25dBm以上の高いIIP3が実現されていることが判る。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るSDTFD−LNA300を示す図である。
SDTFD−LNA300は、図12の基本型TFD差動増幅器10と同様に、左右対称な差動カスコード増幅器とエミッタフォロワを基本として構成された差動増幅器であるが、その負帰還回路と位相補償回路は左右非対称なものとなっている。第1の実施形態のSDTFD−LNA100では、トランス103による負帰還回路と、抵抗118による負帰還回路との両方が、SDTFD−LNA100の信号入力端子に接続されていたのに対して、この第3の実施形態のSDTFD−LNA300では、トランス350により負帰還回路を構成し、その負帰還回路が、第2の実施形態のDDTFD−LNA200と同様に差動トランジスタ対の結合部に接続されており、抵抗317による負帰還回路のみがSDTFD−LNA300の信号入力端子に接続されている。
トランジスタ303のエミッタは、トランジスタ321のコレクタに接続され、トランジスタ321のエミッタは、抵抗322を介してグランドに接続されている。トランジスタ321は、トランジスタ303の動作電流を与えるための定電流源となっている。
トランジスタ344のコレクタは、直流電圧源DCSに接続され、直流電圧源DCSから直流電源電圧Vd1が印加される。トランジスタ344のベース及びトランジスタ345のコレクタには、定電流源346が接続されている。トランジスタ345のエミッタは、抵抗347を介してグランドに接続されている。
このように第3の実施形態のSDTFD−LNA300では、差動出力信号を単相入力信号に対して直列帰還させるための負帰還回路が、1個のセンタータップ付きトランス350を用いて実現されている。
雑音指数(NF)、反射係数(S11)、及び透過係数(S21)のシミュレーション結果から、約100MHz程度までの帯域で、第3の実施形態のSDTFD−LNA300により、満足な雑音指数特性、満足な入力インピーダンスマッチング特性、及び約8dBの安定した電圧利得が同時に実現されていることが判る。
図11は、第3の実施形態のSDTFD−LNA300の2次入力インターセプトポイント(IIP2)特性を、シミュレーションにより測定した結果であり、第1の実施形態のSDTFD−LNA100のIIP2特性と併せて示している。図11における横軸は周波数(MHz)、縦軸はIIP2(dBm)を表している。
IIP2特性の測定シミュレーションでは、IIP3測定時と同様に、入力信号として、測定周波数を中心として±10KHz離れた周波数において−50dBmのパワーを持つ2つのトーン信号が用いられている。
図11に示されているように、第3の実施形態のSDTFD−LNA300では、100MHzまで+40dBm以上のIIP2値が保たれているものの、10MHz〜200MHzの帯域において、第1の実施形態のSDTFD−LNA100よりも20dBm以上低いIIP2特性となっていることが判る。
この第3の実施形態のSDTFD−LNA300でトランス350として用いたようなセンタータップ付き高周波トランスは、商用トランスとして多数製品化されているもので、容易に入手することが可能である。そして、3個の高周波トランスを必要としていた基本型TFD差動増幅器10に比べて、第3の実施形態のSDTFD−LNA300では、センタータップ付き高周波トランス1個を用いて、同様な機能の低雑音増幅器を構成することが可能となっている。このため第3の実施形態のSDTFD−LNA300を用いて、高ダイナミックレンジを持つ広帯域低雑音増幅器を、従来よりも低コスト且つ小基板面積で実現することができる。
200・・・DDTFD−LNA
106,207,237,305・・・チョークコイル
104,107,111,131,133,137,142,144,145,205,208,212,221,235,238,242,251,253,254,303,306,310,321,331,333,337,342,344,345・・・トランジスタ
103,260,350・・・トランス
110,108,118,119,134,136,143,147,209,211,219,220,222,239,241,249,250,252,256,307,309,317,318,322,334,336,343,347・・・抵抗
115,116,117,120,140,141,215,216,217,218,245,246,247,248,313,314,315,316,340,341・・・キャパシタ
Claims (15)
- 定電流源と、
前記定電流源に接続され、信号入力端子から入力された入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記定電流源に接続され、該定電流源に流れる電流値から前記第1の負荷に流れる電流値を減じた大きさの電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が該信号入力端子に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第1の増幅回路に接続され、該二次巻線は固定電位が印加されるセンタータップを備え、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記信号入力端子間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする差動増幅器。 - 前記第1の負荷と前記第1の出力端子との間に第1のバッファを設け、
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けたことを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記定電流源に接続され、前記入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記定電流源に接続され、該制御電極が定電圧源に接続された第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路及び前記第2の増幅回路は、位相補償回路を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の差動増幅器。
- 前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載の差動増幅器。 - 第1の定電流源と、
第2の定電流源と、
前記第1の定電流源に接続され、第1の信号入力端子から入力された第1の入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該第1の入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記第2の定電流源に接続され、第2の信号入力端子から入力された第2の入力信号に応じた電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する該第2の入力信号に応じた第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が前記第1の定電流源に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第2の定電流源に接続され、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記第1の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
前記第2の出力端子と前記第2の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする差動増幅器。 - 前記第1の負荷と前記第1の出力端子との間に第1のバッファを設け、
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けたことを特徴とする請求項6に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第1の定電流源に接続され、前記第1の入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第2の定電流源に接続され、前記第2の入力信号が該制御電極に与えられる第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備える、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路及び前記第2の増幅回路は、位相補償回路を備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の差動増幅器。
- 前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第4の位相補償回路と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の差動増幅器。 - 第1の定電流源と、
第2の定電流源と、
前記第1の定電流源に接続され、第1の信号入力端子から入力された入力信号に応じた電流を第1の負荷に流し、該第1の負荷が発生する該入力信号に応じた第1の出力信号を第1の出力端子に与える第1の増幅回路と、
前記第2の定電流源に接続され、第2の信号入力端子が定電圧源に接続され、出力電流を第2の負荷に流し、該第2の負荷が発生する第2の出力信号を第2の出力端子に与える第2の増幅回路と、
一次巻線及び該一次巻線に電磁結合する二次巻線を有し、該一次巻線のホット側が前記第1の定電流源に接続されると共に該一次巻線のコールド側が前記第2の定電流源に接続され、該二次巻線は固定電位が印加されるセンタータップを備え、該二次巻線のホット側が前記第2の出力端子に接続され、該二次巻線のコールド側が前記第1の出力端子に接続された変圧器と、
前記第1の出力端子と前記第1の信号入力端子との間に接続された抵抗と、
を備えることを特徴とする差動増幅器。 - 前記第1の負荷と前記第1の出力端子との間に第1のバッファを設け、
前記第2の負荷と前記第2の出力端子との間に第2のバッファを設けたことを特徴とする請求項11に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第1の定電流源に接続され、前記入力信号が該制御電極に与えられる第1の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第1の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第1の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第1の入力段トランジスタにカスコード接続された第1の上段トランジスタとを備え、
前記第2の増幅回路は、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第1の導通電極が前記第2の定電流源に接続され、該制御電極が定電圧源に接続された第2の入力段トランジスタと、
制御電極と該制御電極によって導通状態が変化する第1の導通電極及び第2の導通電極とを有し、該第2の導通電極が前記第2の負荷に接続され、該第1の導通電極が前記第2の入力段トランジスタの第2の導通電極に接続されて該第2の入力段トランジスタにカスコード接続された第2の上段トランジスタとを備える、
ことを特徴とする請求項11又は12に記載の差動増幅器。 - 前記第1の増幅回路及び前記第2の増幅回路は、位相補償回路を備えることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の差動増幅器。
- 前記位相補償回路は、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第1の位相補償回路と、
前記第1の増幅回路の第1の出力端子及び前記第1の入力段トランジスタの前記制御電極に接続された第2の位相補償回路と、
前記第2の増幅回路の第2の出力端子及び前記第2の上段トランジスタの前記制御電極に接続された第3の位相補償回路と、
を備えることを特徴とする請求項14に記載の差動増幅器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008021580A JP4803189B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 差動増幅器 |
US12/343,303 US7737783B2 (en) | 2008-01-31 | 2008-12-23 | Differential amplifier |
EP08022567A EP2086109B1 (en) | 2008-01-31 | 2008-12-30 | Differential amplifier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008021580A JP4803189B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 差動増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009182857A true JP2009182857A (ja) | 2009-08-13 |
JP4803189B2 JP4803189B2 (ja) | 2011-10-26 |
Family
ID=40361492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008021580A Expired - Fee Related JP4803189B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 差動増幅器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7737783B2 (ja) |
EP (1) | EP2086109B1 (ja) |
JP (1) | JP4803189B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022130548A1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅回路 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5109874B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2012-12-26 | アイコム株式会社 | 低雑音増幅器 |
US8102213B2 (en) * | 2009-07-23 | 2012-01-24 | Qualcomm, Incorporated | Multi-mode low noise amplifier with transformer source degeneration |
WO2011033659A1 (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-24 | 株式会社 東芝 | 無線機 |
CN101924524B (zh) * | 2010-08-25 | 2012-07-04 | 复旦大学 | 一种带有片上有源Balun的差分CMOS多模低噪声放大器 |
EP2466746B1 (en) | 2010-12-16 | 2013-09-18 | TELEFONAKTIEBOLAGET LM ERICSSON (publ) | Low noise amplifier |
US8362813B2 (en) | 2011-03-24 | 2013-01-29 | Pericom Semiconductor Corp. | Re-driver with pre-emphasis injected through a transformer and tuned by an L-C tank |
US9031517B2 (en) * | 2011-09-28 | 2015-05-12 | Mediatek | Transmit-receive front end |
RU2475940C1 (ru) * | 2011-12-13 | 2013-02-20 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Южно-Российский государственный университет экономики и сервиса" (ФГБОУ ВПО "ЮРГУЭС") | Радиационно-стойкий дифференциальный усилитель |
CN104836567A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-08-12 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种基于无源变压器实现的差分与单端信号复合电路 |
JP7249296B2 (ja) * | 2020-02-14 | 2023-03-30 | 株式会社東芝 | 増幅回路及び電圧補正回路 |
CN113489462A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-10-08 | 北京京东方传感技术有限公司 | 一种电压放大电路、传感器以及电子设备 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6376510A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-06 | Sony Corp | 再生ヘツド用アンプ |
JPS6485407A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor device |
JPH0391306A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | Philips Gloeilampenfab:Nv | 増幅器 |
JPH04154310A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-27 | Nec Corp | トランジスタ増幅器 |
JP2002198747A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-12 | Fujitsu Ten Ltd | 高周波増幅回路およびアンテナアンプ |
JP2006054607A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sony Corp | 電流電圧変換回路および光検出回路 |
JP2007013635A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Icom Inc | 可変利得増幅器及び差動増幅器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3256495A (en) * | 1964-01-20 | 1966-06-14 | North Electric Co | Stable frequency square wave inverter with voltage feedback |
US3401326A (en) * | 1966-03-11 | 1968-09-10 | North Electric Co | Three phase inverter circuit having three stage ring counter and power inverters with ferro-resonant wave shaping circuits |
US3885219A (en) * | 1973-01-22 | 1975-05-20 | Westinghouse Air Brake Co | Fail-safe electronic amplifying circuit |
US5216379A (en) * | 1992-06-26 | 1993-06-01 | Hamley James P | Dynamic bias amplifier |
JP3647828B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2005-05-18 | シリンクス株式会社 | コンパレータ回路 |
US7489192B2 (en) * | 2006-05-22 | 2009-02-10 | Theta Microelectronics, Inc. | Low-noise amplifiers |
JP4998211B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-08-15 | アイコム株式会社 | 低雑音増幅器及び差動増幅器 |
JP5109874B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2012-12-26 | アイコム株式会社 | 低雑音増幅器 |
-
2008
- 2008-01-31 JP JP2008021580A patent/JP4803189B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-23 US US12/343,303 patent/US7737783B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-30 EP EP08022567A patent/EP2086109B1/en not_active Not-in-force
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6376510A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-06 | Sony Corp | 再生ヘツド用アンプ |
JPS6485407A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor device |
JPH0391306A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-16 | Philips Gloeilampenfab:Nv | 増幅器 |
JPH04154310A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-27 | Nec Corp | トランジスタ増幅器 |
JP2002198747A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-12 | Fujitsu Ten Ltd | 高周波増幅回路およびアンテナアンプ |
JP2006054607A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sony Corp | 電流電圧変換回路および光検出回路 |
JP2007013635A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Icom Inc | 可変利得増幅器及び差動増幅器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022130548A1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅回路 |
JPWO2022130548A1 (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-23 | ||
JP7341358B2 (ja) | 2020-12-16 | 2023-09-08 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4803189B2 (ja) | 2011-10-26 |
US7737783B2 (en) | 2010-06-15 |
EP2086109B1 (en) | 2012-06-20 |
EP2086109A1 (en) | 2009-08-05 |
US20090195312A1 (en) | 2009-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4803189B2 (ja) | 差動増幅器 | |
JP4998211B2 (ja) | 低雑音増幅器及び差動増幅器 | |
US7843272B2 (en) | Low noise amplifier | |
JP3306252B2 (ja) | ベース接地トランジスタ増幅器 | |
CN112491366B (zh) | 适用于噪声抑制的放大器 | |
TWI548205B (zh) | Balanced upscale mixer | |
TW201918020A (zh) | 放大器 | |
US7777575B2 (en) | Circuit with single-ended input and differential output | |
US6642787B1 (en) | Differential amplifier with two long-tailed pairs of transistors | |
US20170111011A1 (en) | Balanced up-conversion mixer | |
TWI780862B (zh) | 降頻混頻器 | |
US20090115529A1 (en) | Power amplifier having input ends combined in series and output ends combined in series | |
JP6177422B2 (ja) | アクティブバラン回路及びトランス | |
JP2008219623A (ja) | 周波数変換回路 | |
FI20216009A1 (en) | Single-ended-to-differential-transconductance amplifiers and applications thereof | |
JP6230903B2 (ja) | 低雑音増幅器 | |
US8195104B2 (en) | Electronic amplification device with current mirror for integrated power amplifiers | |
JP2014225852A (ja) | アクティブバラン回路 | |
JP4756136B2 (ja) | 増幅器を有する受信機 | |
KR101050154B1 (ko) | 광대역 능동 발룬 | |
KR101045541B1 (ko) | 전류 미러링을 이용한 믹서 | |
JP2004357091A (ja) | ミキサ回路 | |
CN116545389A (zh) | 基于变压器结构的双路噪声抵消电路及噪声抵消方法 | |
CN117134733A (zh) | 一种有源巴伦电路、混频器及收发系统 | |
CN113659940A (zh) | 一种单端输入的伪差分超宽带晶体管放大器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110712 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4803189 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |