JP2006049052A - 電子部品内蔵コネクタ - Google Patents

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英司 一井
Shoji Hara
昇司 原
Hiroaki Takahashi
宏明 高橋
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Abstract

【課題】 小型で取り付け作業性に優れ、取り付け対象物である補機のいかなる搭載状況にも対応可能な電子部品内蔵コネクタを提供する。
【解決手段】 電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆されると共に、電気部品又は電子部品が搭載されたフラット配線体15と、フラット配線体15を収容するケースとを備えた電子部品内蔵コネクタ1であって、フラット配線体15は、フラット電線20と接続される電線接続部45が形成されるとともに、アクチュエータと接続される外部接続端子17が備わり、外部接続端子17は当該接続端子に取り付け可能に備わった外部コネクタ50を介してアクチュエータのコネクタに接続可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばリアドアなどの車両ドアに装着された複数の電装品をフラット電線を介して制御可能な電子部品内蔵コネクタに関する。
従来から例えばワゴン車等の車両においては、車体側に搭載した制御機能を有する電気接続箱とバックドアに設けられるワイパーやライト等の各種アクチュエータ(補機)との間を電線で個々に接続することで、このような各種アクチュエータを電気接続箱によって集約的に制御している。そして、車両に搭載されるアクチュエータの増加に伴って多数の電線をバックドアに設けた開口からドア内部に導入している。このため、かかる配線作業においては、防水の観点及び配線作業の容易性から電線が占める容積を低減すると共に、電気接続箱の機能を分割して任意の場所に配置する小型の電子部品内蔵コネクタが必要とされている。
一方、いわゆるフラット配線板と呼ばれるフレキシブルプリント配線板(FPC:Flexible Printed Circuit)やフラット電線と呼ばれるフレキシブルフラット電線(FFC:Flexible Flat Cable)等のフラット配線体は電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆された扁平な電線であり、従来の断面円形の電線と異なり配置スペースを取らないので配索形状を維持し易く、また、寸法精度が高いことから電気機器類における配線の他にワイヤーハーネスとして自動車内の配線に使用されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
なお、フラット配線体同士を接続する際、フラット配線体が可撓性を有しかつフラット配線体の導体間が所定のピッチを有しているため、その接続構造は様々に工夫されている(例えば特許文献2参照)。
また、電気接続箱の設計変更に柔軟に対応する方法として、コネクタ部を着脱自在に取りかえる技術が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開平6−208873号公報(2−3頁、図1) 特開平8−55658号公報(2−3頁、図1) 特開2000−188813号公報(3−4頁、図1)
車両に搭載される各種アクチュエータの増加により、例えば上述したバックドアのように各種アクチュエータの配置スペースが限られる傾向にある。従って、フラット電線をバックドアに配索してフラット電線の任意の場所に小型の電子部品内蔵コネクタを配置し、この電子部品内蔵コネクタを介してバックドアに装着された各種アクチュエータの制御を行うことを考えた場合、フラット電線が十分な可撓性を有するとともにフラット電線の厚さが薄いため、フラット電線自体の配索スペースの確保や配索作業性の向上の点では優れるが、電子部品内蔵コネクタの配置場所が制限される。
また、バックドアに装着される各種アクチュエータはドアクローザモータ、リアドアワイパ駆動モータ、ドアロック用ソレノイドバルブ等様々な補器からなる。そして、これらのアクチュエータの自動車への搭載の仕方は、車種や車種ごとの仕様によってそれぞれ異なっており、その全てに対応した電子部品内蔵コネクタを製造することは煩雑でありかつコスト高につながる。
また、電子部品内蔵コネクタのアクチュエータ側コネクタと嵌合するコネクタ部は電子部品内蔵コネクタの車両への取り付け面に対して通常平行に設けられている。そのため、上述のようにフラット電線の配索スペースが制限されているとともに、このコネクタ部のコネクタ嵌合面の方向がフラット電線の配索状態に応じて特定されてしまい、その結果、電子部品内蔵コネクタ側の接続コネクタ部とアクチュエータ側の接続コネクタ部との嵌合接続作業が難しくなり、コネクタ嵌合作業に非常に時間を要してしまう傾向にある。
本発明の目的は、小型で取り付け作業性に優れ、アクチュエータが車両にどのような状態で搭載されていてもこのアクチュエータのコネクタに簡単に嵌合接続可能な電子部品内蔵コネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にかかる電子部品内蔵コネクタは、
電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆されると共に、電気部品又は電子部品が装着されたフラット配線体と、
前記フラット配線体を収容するケースを備えた電子部品内蔵コネクタであって、
前記フラット配線体には、フラット電線と接続される電線接続部が形成されるとともに、アクチュエータと接続される外部接続端子が備わり、前記外部接続端子は当該接続端子に取り付け可能に備わった外部コネクタを介してアクチュエータのコネクタに接続可能となったことを特徴としている。
アクチュエータのコネクタと嵌合する外部コネクタが、電子部品内蔵コネクタの外部接続端子に取り付け可能に備わっているので、アクチュエータの種類に応じたコネクタの形状や極数に合わせて外部コネクタを適宜選択して電子部品内蔵コネクタに予め取り付けておくことができる。その結果、電子部品内蔵コネクタ本体の共用化を図ることができるとともに、フラット電線配索後の電子部品内蔵コネクタとアクチュエータとの嵌合接続作業性が向上する。
また、本発明の請求項2に記載の電子部品内蔵コネクタは、請求項1に記載の電子部品内蔵コネクタにおいて、
前記外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が前記電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して所定の角度をなしていることを特徴としている。
外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して所定方向を向くようにすることで、電子部品内蔵コネクタの外部コネクタをアクチュエータのコネクタに嵌合する際、車両へのアクチュエータ搭載状態に応じてアクチュエータのコネクタ嵌合面が特定の方向に向いていても、このコネクタ嵌合面に外部コネクタのコネクタ嵌合面を合致させることができ、フラット電線配索後の電子部品内蔵コネクタとアクチュエータとの嵌合接続作業性を向上させる。
また、本発明の請求項3に記載の電子部品内蔵コネクタは、
電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆されると共に、電気部品又は電子部品が装着されたフラット配線体と、
前記フラット配線体を収容するケースを備えた電子部品内蔵コネクタであって、
前記フラット配線体には、フラット電線と接続される電線接続部が形成されるとともに、アクチュエータと接続される外部接続端子が備わり、前記外部接続端子は外部コネクタを介してアクチュエータのコネクタに接続されるとともに、前記外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が前記電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して可変であることを特徴としている。
外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して可変とすることで、アクチュエータが車両にどのような状態で搭載されていようとも、電子部品内蔵コネクタの外部コネクタをアクチュエータのコネクタに嵌合する際にコネクタ嵌合面を確実に一致させることができ、フラット電線配索後の電子部品内蔵コネクタとアクチュエータとの嵌合接続作業性を向上させる。
本発明の電子部品内蔵コネクタによると、アクチュエータの種類や車両への搭載状態、アクチュエータに備わったコネクタの種類やコネクタ嵌合面の向きのいかんにかかわらず、フラット電線配索作業に伴う電子部品内蔵コネクタとアクチュエータとの接続作業性を向上させることができる。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ1を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、電子部品内蔵コネクタ1の構造について説明する。図1は、電子部品内蔵コネクタ内部の基本的構造を示した分解斜視図であり、同図においては、本発明の要部をなす外部コネクタ50〜70の詳細構造や、下ケース11、上ケース12の係合構造を省略して示している。電子部品内蔵コネクタ1は、下ケース11と上ケース12からなるケース10内にフレキシブルプリント配線板(FPC)(以下「フラット配線体」という)15、ヒートシンク16、外部接続端子17等を有している。ケース10は、下ケース11の一側側壁の上端と上ケース12の対応する側壁の下端とが薄肉部13により連設されてヒンジ部(以下「ヒンジ部13」という)とされ、当該ヒンジ部13により開閉可能とされている。なお、図1において上ケース12は下ケース11からヒンジ部13で切り離して描いてある。また、下ケース11の底部は開口されてヒートシンク16が四隅をねじで固定されている。そして、下ケース11の下面は電子部品内蔵コネクタ1の取り付け面を形成している。
下ケース11、上ケース12は、長手方向両側に突縁部11a,12aが対向して形成されており、着脱自在に嵌合することでこれらの間にフラット電線20を導入する隙間となる導入部が形成される。また、下ケース11のヒンジ部13が設けられている側壁と反対側の側壁の略中央が切り欠かれて開口部11cとされており、その下縁部に僅かに斜め下方に外方に突出する平板部11bが設けられている。上ケース12の対応する側壁には平板部11bと対応して平板部12bが設けられている。このケース10は、例えば、絶縁性を有するポリエチレン等の樹脂部材により形成されている。
フラット配線体15には、制御すべきアクチュエータに応じた電気回路パターンが形成され、パワーIC41、制御用IC42、その他の電子部品43等が実装されている。フラット配線体15は、下面15aと上面15bとがヒンジ部13側の側部15cを複数回折り返されて重ねられる形状とされ、フラット電線20に沿う両側が電線接続部15dとされ、開口部11cと対応する側部が端子接続部15eとされている。電線接続部15dにはフラット電線20の電源ライン22、アースライン23、制御信号ライン24と対応して電源ライン、アースライン、制御信号ラインが設けられ、端子接続部15eには、制御すべきアクチュエータに対応した接続回路パターン(何れも図示せず)が形成されている。
フラット配線体15は、図示するようにフラット電線20に載置され、両側の電線接続部15dの電源ライン、アースライン及び制御信号ラインがそれぞれフラット電線20の対応する電源ライン22、アースライン23及び制御信号ライン24にそれぞれピアッシング接続部(電線接続部)45により電気的に接続されかつ固定されるようになっている。端子接続部15eにはピアッシング接続部46によりアクチュエータ側のコネクタの雄端子と嵌合する雌端子である外部接続端子17が接続されている。このようにピアッシング接続によれば、従来の圧接接続のように接続部が大きくならずコネクタ自体を薄型化できる利点がある。
端子接続部15eは、下ケース11の開口部11cから導出されて平板部11bに載置されている。フラット電線20は、フラット配線体15の下面15aと対応する部位をヒートシンク16に載置されて接着固定され、フラット配線体15の上面15bが上ケース12の裏面に接着固定されている。また、フラット電線20は、電線接続部15dの外側部が逆U字形状に折り曲げられて余長部分とされ、上ケース12を閉じて図示しない係止部により固定したときに上下の突縁部11a,12aに狭持固定され、外部接続端子17が上下の平板部11b,12bに狭持された後、雌端子カバーの役目も兼ねた外部コネクタ50が外嵌装着される。
続いて、本発明の要部をなす外部コネクタ50について説明する。外部コネクタ50は、上述したように、フラット配線体15と接続された雌端子である外部接続端子17とアクチュエータ側コネクタの雄端子(図示せず)とを接続するコネクタハウジングである。具体的には、外部コネクタは図2及び図5に例示的に示す多種類のコネクタハウジングを適宜選択してケース10に取り付けるようになっており、各外部コネクタがフラット配線体15と外部接続端子17の保持補助機構を有している。
外部コネクタ50の内部構造はフラット配線体15に取り付けられる外部接続端子17の形状やピッチに対応するとともに、アクチュエータ側端子を外部接続端子17に嵌合させた状態で収納保持するようになっている。また、外部コネクタ50の外観構造は、図2に示すように、基端部(図2中下端部)がケース取り付け部に対応した形状を有し、基端部両側に、ケース10のロック凸部11p,12p(図3、図4参照)と係合するロック孔53(図2中、上方のロック孔のみ図示)が形成されるとともに、一方のロック孔53を挟んだ位置に保持用突起52が形成されている。なお、保持用突起52は、ケース10の外部コネクタ保持板12n(図3参照)に形成された図示しない係合凸部と係合して外部コネクタ50のがたつきを規制する役目を果たしている。また、片持ち梁状のラッチ係合部54が外部コネクタ先端部から基端部に向かって延在し、図示しないアクチュエータ側コネクタのラッチ孔(図示せず)と係合して外部コネクタ50をアクチュエータに結合させるようになっている。また、外部コネクタ50の先端部(図2中上端部)は予め決められたアクチュエータのコネクタ形状に対応して嵌合できる構造を有している。これによって、フラット配線体15の外部接続端子17が共通の配線体回路を有していても、アクチュエータ側の接続端子に対応した電気的接続を可能とする。
なお、図3はフラット配線体15、フラット配線体15とフラット電線20との電線接続部、及びフラット配線体15と外部接続端子17の接続部を収納し、外部コネクタ50を固定する構造を持つケース10の上ケース12の拡大図である。上ケース12は、下ケース11との嵌合ロック孔12m、外部コネクタ保持板12n、フラット配線体15と接合した外部接続端子17の基端部を規制する平板部12bを有し、平板部12bの上面には外部コネクタ50のロック孔53と係合するロック凸部12pが突設されている。
また、図4はフラット配線体15、フラット配線体15とフラット電線20の電線接続部、及びフラット配線体15と外部接続端子17の接続部を収納し、外部コネクタ50を固定する構造を有するケース10の下ケース11の拡大図である。下ケース11は、上ケース12の嵌合ロック孔12mと係合して下ケース11と上ケース12を結合する嵌合ロック突起11mを有するとともに、フラット配線体15と接合した外部接続端子17の基端部を規制する平板部11bを有し、フラット配線体15の動きを規制するようになっている。また、平板部11bの下面には、外部コネクタ50のロック孔53と係合するロック凸部11pが突設されている。
なお、ドアパネルに装着されるアクチュエータのコネクタ極数は8極以下が比較的多いため、外部コネクタ50の極数は8極を最大極数とした構成とするのが好ましい。但し、外部コネクタ50の極数はこれに限られることなく、端子収容スペースが許す限りできるだけ多く設定できることが望ましい。一方、アクチュエータ側の極数が少ない場合には、図5に示す外部コネクタ50’のように、ケース10の外部コネクタ固定補助部付近の形状は図2に示す外部コネクタ50の形態のままとし、外部コネクタ50’のアクチュエータと嵌合するコネクタ部分の極数を図5の上部に示すように少なくしたものを電子部品内蔵コネクタ1に取り付ければ良い。
この実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ1によると、アクチュエータ側コネクタがどのような種類のコネクタであっても、このアクチュエータのコネクタに対応した外部コネクタを電子部品内蔵コネクタに取り付けておくことで、電子部品内蔵コネクタ1をアクチュエータのコネクタに容易かつ確実に接続することができる。
なお、コネクタ種類によって端子間ピッチは、090サイズ(4mmピッチ)、040サイズ(2.5mmピッチ)、025サイズ(2.2mm)と異なるため、対象となるコネクタサイズに幅広く対応できるようにフラット配線体15の導体幅を設定すると、コネクタの種類によらず、フラット配線体15を共通に使用できる。
更に、外部コネクタ50の接続されるフラット配線体15に備わった外部接続端子は雌端子に限定されず、雄端子であっても同様の効果を得ることができる。
また、電子部品内蔵コネクタの内部に配置されるフラット配線体は、FPCのみならず、硬質のプリント配線板であっても良い。この場合、端子とプリント配線板の接合にはハンダ付け等の手段を用いて対応可能である。
なお、上述の実施形態の変形例として、図6に示すように、外部接続端子17(図6では図示せず)をアクチュエータ側コネクタの接続端子と結合する外部コネクタ60が電子部品内蔵コネクタ1’の車両への取り付け面11sに対してある角度(図6では斜め下方を向く角度)をなしていても良い。尚、この場合、フラット配線体がFPCで構成されると前記角度変化にフレキシブルに対向できるので好ましい。
この変形例にかかる電子部品内蔵コネクタ1’によると、アクチュエータ側コネクタが電子部品内蔵コネクタ1’の取り付け面と異なる方向を向くようにアクチュエータが車両に搭載されていても、電子部品内蔵コネクタ1’をアクチュエータのコネクタに容易かつ確実に接続することができる。すなわち、外部コネクタ60の変更のみでアクチュエータの種類や個数に応じたアクチュエータ側コネクタの端子に対応することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ2について説明する。なお、本実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ2は、外部コネクタ70の構成を除いて上述の実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ1と同一の構成を有するので、外部コネクタ70における説明のみを詳細に行い、他の構成に関する説明は省略する。
本実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタに備わった外部コネクタ70は、上述の実施形態と同様に、電子部品内蔵コネクタ2の外部接続端子17とアクチュエータ側コネクタの端子を接続するためのものである。そして、外部コネクタ70は、図7に示すように、上述の第1の実施形態にかかる電子部品内蔵コネクタ1のケース10に相当する第1コネクタハウジング71と、アクチュエータ側コネクタに嵌合可能な第2コネクタハウジング72とから構成されている。なお、第2コネクタハウジングは、第1コネクタハウジング71に対して所定の範囲で回動自在となりかつ内部にフラット配線体15が延在形成されている。また、フラット配線体15の端部には外部接続端子17が備わっている。また、第1コネクタハウジング71の一部には固定ピン71aが備わっている。一方、第2コネクタハウジングには固定ピン71aよりも若干大きいピン孔72aが形成され、ピン孔72aに固定ピン71aが嵌め込まれて第2ハウジング72の回動支点となっている。これによって、電子部品内蔵コネクタ2の第2コネクタハウジング72は電子部品内蔵コネクタ2のケース10側に回動可能に取り付けられている。
また、電子部品内蔵コネクタ2の第2ハウジング72には半球状の位置固定突起部72bが形成されている。一方、電子部品内蔵コネクタ1の第1コネクタハウジング71には位置固定突起部72bに対応する係合孔71bがピン孔72aを中心とした円弧状に所定間隔隔てて複数形成されており、アクチュエータのコネクタに外部コネクタ70のコネクタ嵌合面が合致する角度で第2ハウジング72を固定できるようになっている。これによって、外部コネクタ70のアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が電子部品内蔵コネクタ2の車両への取り付け面11sに応じて変更可能となっている。
また、フラット配線体がFPCのようにフレキシブルな配線体で構成されると、前記外部コネクタがどのような向きに変更されてもフレキシブルに対応できる。
また、第2コネクタハウジングには、片持梁状のラッチ係合部75が備わり、第2コネクタハウジング72を図示しないアクチュエータのコネクタに挿入したとき、ラッチ係合部75に備わったラッチ爪により両者をしっかりとラッチ係合させるようになっている。
これによって、アクチュエータの車両への装着状態やアクチュエータのコネクタ嵌合面の向きがどのような向きに向いていようとも、コネクタ嵌合作業を容易にかつ確実に行うことが可能となる。
また、電子部品内蔵コネクタ2は、フラット配線体15の端部とこれに備わった外部接続端子17を第2ハウジング72の内部に収容しているので、電子部品内蔵コネクタ本体を小型化することが可能である。
続いて、かかる電子部品内蔵コネクタの変形例について説明する。この変形例にかかる電子部品内蔵コネクタ2’は、図8に示すように、電子部品内蔵コネクタ2’のケースに相当する第1コネクタハウジング81と第2コネクタハウジング82の結合部分に可動機構としてのラチェット構造を有している。
具体的には、縁部が全体にわたって鋸形の連続する凹み部81bとなった段部が第1コネクタハウジング81の壁面に円弧状に形成されている。また、第1コネクタハウジング81は固定ピン81aを有している。一方、第2コネクタハウジング82は、固定ピン81aより若干大きい固定孔82aを有するとともに、第2コネクタハウジング82の所定位置に凹み部81bのいずれかと係合する係合凸部82bを備えている。そして、アクチュエータのコネクタに外部コネクタ80のコネクタ嵌合面が合致するような位置でこれら凹凸部を嵌合可能としている。
本変形例にかかる電子部品内蔵コネクタ2’もアクチュエータの装着状態に起因してアクチュエータのコネクタが電子部品内蔵コネクタ2’の取り付け面と異なる方向を向いていても、かかるアクチュエータに電子部品内蔵コネクタ2’を確実に接続することができる。これによって、アクチュエータとのコネクタ嵌合作業を容易かつ確実に行うことが可能となる。また、第2コネクタハウジング82が外部接続端子17を収容しているので、上述の電子部品内蔵コネクタ2と同様の理由で小型化することが可能である。
続いて、かかる電子部品内蔵コネクタ1を備えたフラット電線25をリアドアに配索する作業内容について説明する。なお、上述した電子部品内蔵コネクタ1’,2,2’についても同様にフラット電線25に接続してリアドアに配索可能である。
図9は、リアドア内に装着する電子部品内蔵コネクタをドアインナパネルに配索した状態の一部上面図を示し、リアドア101のドアインナパネル102の上面102aには、車幅方向に沿って例えば、4個の開口部103,104,105,106等が設けられており、これらの開口部103〜106にはそれぞれ電装品としてのアクチュエータ、例えばワイパーモータ107、ドアロックアクチュエータ108、Eラッチ109、クローザモータ110等の異なるアクチュエータが装着されている。これらのアクチュエータ107〜110の各リード線にはそれぞれここでは詳細には示さないが、形状や極数のそれぞれ異なるコネクタ111〜114が接続されている。
幹線としてのフラット電線20は、ドアインナパネル102の上面102aにおけるリヤウィンド側の縁部102bと開口部103〜106の一側縁部との間に長手方向(車幅方向)に沿って配策されており、左右両端がドアインナパネル102の左右両側部に設けられた配索孔102c,102dから挿通されて左右のドアピラー101c,101d内を通して車体側に設けられた図示しない電子制御装置(ECU)に接続されている。
フラット電線20は、上述したように帯状をなす平たい1本のハーネスで内部に3本の導電帯が平行に設けられて絶縁体で被覆された分散制御ハーネスとされている。より具体的には、厚さ0.15mm、幅2.5mmのフラット銅導体3芯をポリエチレンテレフタレートフィルムで絶縁したフレキシブルフラットケーブル(FFC)で、図1に示すように電源ライン22、アースライン23、及び制御信号ライン24の3芯とされている。フラット電線20には各開口部103〜106の位置に各アクチュエータ107〜110を制御するための上述した電子部品内蔵コネクタ1が設けられており、電源ライン22、アースライン23、及び制御信号ライン24に接続固定されている。これらの電子部品内蔵コネクタ1は、ドアインナパネル102の上面102aに接着シートやクランプにより固定されている。
そして、各電子部品内蔵コネクタ1に対応するアクチュエータ107〜110のコネクタ1が嵌合接続される。この場合、アクチュエータ107〜110はそれぞれ構造や機能が異なるので、これに備わったコネクタ111〜114の形状や向き、極数も全て異なるが、電子部品内蔵コネクタ1にそれぞれのアクチュエータに対応した外部コネクタ50を予め取り付けておくことで、かかる電子部品内蔵コネクタ1をアクチュエータ107〜110側のコネクタ111〜114に対して適切な待ち受け状態にすることができ、開口部103〜106から引き出したコネクタ111〜114を片手でも簡単に嵌合することが可能となる。
すなわち、車両に搭載されるアクチュエータの種類にかかわらず、又は車両にアクチュエータがどのように搭載されていようとも、電子部品内蔵コネクタ1の外部コネクタ50により、これが嵌合接続されるアクチュエータのコネクタと嵌合方向や端子の極数を一致させることができ、これによって電子部品内蔵コネクタを備えたフラット電線の車両への配索作業性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態ではフラット電線20としてフレキシブルフラットケーブル(FFC)を用いているが、配線材としてドアインナパネルとトリムとの限られた空隙に収納できるフラット状の樹脂押出し被覆されたフラットケーブルやリボン電線等を用いても良い。しかしながら、本実施形態のフラット電線20のように極端に芯数の少ない分散制御ハーネスの場合は、ハーネスの配索、固定作業やコネクタ嵌合作業時に引張りや引っ掛けといった外力に非常に弱く、プロテクタや保護チューブ等の特別の保護対策が必要となるために比較的外力に強い被覆を持つフレキシブルフラットケーブルを使用することが望ましい。
また、本実施形態では、フラット電線20をドアインナパネル102の上面102aに車幅方向全長に亘って沿う1本の長いハーネスを使用して各アクチュエータの接続位置に対応する電子部品内蔵コネクタを接続するようにしたが、これに限るものではなく、アクチュエータ107〜110に接続する電子部品内蔵コネクタ1の区間毎の長さとして、これらの電子部品内蔵コネクタ1により中継するようにしても良い。
また、フラット電線20に電子部品内蔵コネクタ1を備える代わりに上述の実施形態及びその変形例で紹介した電子部品内蔵コネクタ1’,2,2’を備えたフラット電線20を車両にリアドアに配索しても本発明の作用効果を発揮できることは当然である。
また、上述の実施形態では本発明を車両のリアドアに適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、車両のサイドドア等、他のドアに適用しても良いことは言うまでもない。
本発明による電子部品内蔵コネクタを自動車のリアドアに用いた実施態様に基づいて説明したが、本発明の利用分野は必ずしもこれに限定されず、鉄道車両やコピー機等の事務機、ビルや家屋の分散制御用配線等に広く利用することが可能である。
本発明にかかる電子部品内蔵コネクタの分解斜視図である。 図1に示した電子部品内蔵コネクタの第1の実施形態における外部コネクタの斜視図である。 図2に示した外部コネクタが取り付けられるケースの上ケースを示した斜視図である。 図2に示した外部コネクタが取り付けられるケースの下ケースを示した斜視図である。 図2に示した外部コネクタとは別の形態を有する外部コネクタの斜視図である。 図2に示した外部コネクタの変形例にかかる斜視図である。 図1に示した電子部品内蔵コネクタの第2の実施形態にかかる外部コネクタとケースの一部を示した側面図である。 図7に示した外部コネクタとケースの変形例にかかる斜視図である。 図1に示した電子部品内蔵コネクタを車両のリアドアインナパネルに配索した状態を示す一部上面図である。
符号の説明
1,1’,2,2’ 電子部品内蔵コネクタ
10 ケース
11 下ケース
11a 突縁部
11b 平板部
11c 開口部
11m 嵌合ロック突起
11p ロック凸部
11s 取り付け面
12 上ケース
12a 突縁部
12b 平板部
12m 嵌合ロック孔
12n 外部コネクタ保持板
12p ロック凸部
13 薄肉部(ヒンジ部)
15 フラット配線体(フレキシブルプリント配線板(FPC))
15a 下面
15b 上面
15c 側部
15d 電線接続部
15e 端子接続部
16 ヒートシンク
17 外部接続端子
20 フラット電線
22 電源ライン
23 アースライン
24 制御信号ライン
25 フラット電線
41 パワーIC
42 制御用IC
43 電子部品
45 ピアッシング接続部(電線接続部)
46 ピアッシング接続部
50,50’ 外部コネクタ
52 保持用突起52
53 ロック孔
54 ラッチ係合部
60,70 外部コネクタ
71 第1コネクタハウジング
71a 固定ピン
71b 係合孔
72 第2コネクタハウジング
72a ピン孔
72b 位置固定突起部
80 外部コネクタ
81 第1コネクタハウジング
81a 固定ピン
81b 凹み部
82 第2コネクタハウジング
82a 固定孔
82b 係合凸部
101 リアドア
101c,101d ドアピラー
102 ドアインナパネル
102a 上面
102b 縁部
102c,102d 配索孔
103〜106 開口部
107 ワイパーモータ(アクチュエータ)
108 ドアロックアクチュエータ
109 Eラッチ(アクチュエータ)
110 クローザモータ(アクチュエータ)
111〜114 コネクタ

Claims (3)

  1. 電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆されると共に、電気部品又は電子部品が装着されたフラット配線体と、
    前記フラット配線体を収容するケースを備えた電子部品内蔵コネクタであって、
    前記フラット配線体には、フラット電線と接続される電線接続部が形成されるとともに、アクチュエータと接続される外部接続端子が備わり、前記外部接続端子は当該接続端子に取り付け可能に備わった外部コネクタを介してアクチュエータのコネクタに接続可能となったことを特徴とする電子部品内蔵コネクタ。
  2. 前記外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が前記電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して所定の角度をなしていることを特徴とする、請求項1に記載の電子部品内蔵コネクタ。
  3. 電気回路が所望のパターンに形成されて絶縁被覆されると共に、電気部品又は電子部品が装着されたフラット配線体と、
    前記フラット配線体を収容するケースを備えた電子部品内蔵コネクタであって
    前記フラット配線体には、フラット電線と接続される電線接続部が形成されるとともに、アクチュエータと接続される外部接続端子が備わり、前記外部接続端子は外部コネクタを介してアクチュエータのコネクタに接続されるとともに、前記外部コネクタのアクチュエータ側コネクタ嵌合方向が前記電子部品内蔵コネクタ取り付け面に対して可変であることを特徴とする電子部品内蔵コネクタ。
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